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際経営 フォー ラムNo.ll

第 Ⅰ 部 デ ィスカ ッシ ョン

( 1 ) 「 これからの企業存立の条件とは何か 」

コーディネータ

神奈 川大学 照屋 行雄 パ ネ リス ト 伊藤忠商事 ( 株)田中 富士雄 パ ネ リス ト 野村 讃券 ( 株) 小林 広 パ ネ リス ト 神奈 川大学 海老揮 栄一

照屋 :海老揮先生か らの基調報告 を踏 まえ、そ して本 日の統一テーマである 「地球 村時代 の企業 と地域経営のあ り方」 に基づ き2つのパ ネルデ ィスカ ッシ ョンを行い たい と思い ます。

わが国の社会経済の枠組みの変容 を迫 る時代的状況が到来 してい ます。加茂適塾 では、社 会経済の構造改革や企業経営 の革新 を求め、 この半年間で9回の連続セ ミ ナーを行 って まい りました。

また我が社会の基底 を流れる動態変化 として、亘)経済活動の国際化 ②生産消費 の情報化 ③生活産業の成熟化 ④ 人口構成 の高齢化 ⑤製品 ・サー ビス ・文化の 個性化 といった要因を踏 まえ、 これ らに どう対応すべ きか究明 して きました。

中で も特 に、福本氏が問題提起 したのは 「グローバ リゼー シ ョン」 (国際化) と い う環境要因であ り、我 々が考 えている以 Lに進んでお り、先 に挙げた大 きな変化 の中で も 「グローバ リゼー シ ョン」 とい う要因はいろんな領域 に変化 を求めてい ま す。

企業経営 における国際化が重要 なファクターであると認識 し、それを どう受け止 めてい くかを論点の 一つ に してゆ きたい と思います。

本 臼の メインテーマは 「地球村時代の企業 と地域経営のあ り方」ですが、 ク二や 地域社会や企業経営が この 「グローバ リゼー ション」 にどう対応 し、21世紀 におい て どの ように存続、発展 してゆ くか、 とい う大 きなテーマが提示 されています。

前半のパ ネルデ ィスカッシ ョンは、 これか らの企業存 立の条件 を、 どう見 るかに 絞 って議論 を進めたい と思い ます し、その意味で時代状況 を、マ クロ的に どう認識

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誌上 フォーラム●第Ⅱ部 デ ィスカッション す るか、 またそれに どう対応す るかが中心 になる と思 い ます。

海老津報告 を聞いて

まず、海老揮先生 の基調報告 と、そ こにお ける問題提起 で提示 された、未来志 向 型企業 と、その共生の思想、相補性 の原理 をどう受 け止 めたか、 また、そのモデル 企業が、 目指すべ き21世紀 に生 きる こ とが で きる企業経営 ス タイル と して理解 で

きるか、 について意見 を頂戴 したい と思 い ます。

加 えて、それぞれのお 立場 か ら、企業存立の条件 について もご提示願 い ます。

ます。

我 々の 世界 は急速 に拡大 し、国、仕事 の カキ ネのない、今 まで とは違 った世界が 現 出 してい ます。 また、企業 を経営す る立場 か ら、共生、発展 、進化 といった言葉

に、重要性 を感 じま した。

海外 とも関係のあ る仕事 を しているので、実務的 に申 し上げ ます と、 グローバル 化の中で、経済の競争条件が変 わって きてい ます。 これ は、欧米型の新 しい経済文 化 に接 してい るこ とだ と思 い ます。その基本 は契約社 会であ り、3つのポ イ ン トが あ ります。

1つ 目は 「フェアー」 であ るか どうか、2つ 目は 「リーズナブル (合理的

) 」

か ど うか、3つ Hは 「うそ をつか ない」 こ とであ り、 これ らは契約社 会で は大変重要で す。

これ らに凝集 されるよ うな、新 しい硯 象が、昨今、 日本 において もいろんな形で 実現 してい ます。企業存立の条件 について必 要なのは、 まず(ijビジ ョンであ り、そ れが社 会的ニーズに適応 しているかが重要です。次 に(i)構想力が重要であ り、それ を実現す る システムかが必要であ り、それ を推進す るための信念 と情熱、そ して実 際の トップか ら現場 までの推進が必要です。

実例 を挙 げ るな らば、1つ は フクエーであ り、皆 の知 る ところです。 もう1つ は 静 岡のハマキ ョウ レックス とい う会社で、 一介の運転 手か ら身 を起 こ し、生産性が 低 い と言 われている物流の分野 に、画期 的 システムを もた ら し、前 山の事例 を実践

している方です。

② にお ける、取 り組みや、売買のチームの作 り方 につ いての重要 な項 目の1つ 目 は、人間系の コ ミュニケー シ ョンです。それぞれの分野 に詳 しい人 と親 しくし、対 応す るこ とが重要です。 もう1つ は、情報系の ネ ッ トワー クです。 デー タベースの 中で適切 な情報 を選択 で きる能力 を持 った人 との ネ ッ トワー クが必要 です。 もう1

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国際経営 フ ォー ラムNo.ll つ は、お金です。

これ ら3つの総合的 ネ ッ トワー クで、 アウ トソー シ ングを含 めた、企業のあ り方 を考 える時期か と思い ます。

企業存立の条件 の③ つ 目は、経営力その ものであ り、 リー ダー シップ像 も変わっ て きてい ます。今 までは、同質の中か ら選んで きた リー ダー も、 これか らは違 った 文化、異質 な資質 を持 った人の リー ダー シップが重要か と思い ます。

基本 は、差別化 であ り、モ ノ、サー ビス、生産性 、生産 コス ト等があ ります。 同 族経営 の件等 もあ りますが、経営者のあるべ きス タイル、勉強すべ き分野 も、世の 中の変化のス ピー ドに合 うような対応が 重要 な鍵ではないか と思い ます。

小林 :企業存立 については、 ス ピー ド、 アウ トソー シ ング、 コア コンピタンスな ど が重要 と言 われ ますが、それ以前 に考 えねばな らない、企業存 立の第一条件 は何か

とい うと2つあ ります。

1つ 目は、「収益 を上 げ るこ と」です。利益が無い と言 うことは、社会的存在価値 が無 い と言 うこ とです。株式 において50円以下の株価 になる とい うこ とは 「い ら

ない

と言 われていることと同 じです。存在意義の基本 には収益があるのです。

2つ 目は、「どうや って収益が出てい るのか を明 らかにす ること(デ ィスクローズ)

です。今 までの取引先、従業 員な どへ の説明だけで な く、 これか らは、社 会に、そ して資金提供者‑ も明 らかにす る必要があ ります。疑 われない会社であるべ きです。

これか ら21世紀 には何 をや るかは、その基盤 の上 に載 って出て くる ものであ り、

まず は(丑スピー ドが重要です。 これは経営判断の速 さを意味 します。

② つ 目は、独 自性 (コア コ ンピタンス)です。 オープ ンネ ッ トワー クにおいて、能 力ある者 同士の結 びつ きが重要で、能力の ない者 との結 びつ きは意味があ りませ ん。

③つ 目はアウ トソー シングであ り、これ らの頭文字 を取 ってスコアにな りますので、

「ス コアを上 げ ましょう」 と言 ってい ます。

照屋 :海老揮先生の基調報告‑ の コメン トも戴 きま したが、存立条件 について補足 があればお話 くだ さい。

海老澤 :お二人か らヒン トを教 えていただ きま した。

気 になっていることは、マ スプロダクシ ョンにおける、過剰生産が蔓延 してお り、

小林先生 のお話で、収益 を上 げることにおいて、売上 一費用の中の費用 において過 剰生産が どの ようにコス ト計算 されているか、 とい うこ とです。 グローバ ルス タン

ダー ドの中で メルクマールがあるので しょうか。

21世紀 は、飛行機 と自動車が過剰生産 に陥 る と言われてい ます。競争 に勝つ ため には原価 を安 くし、収益 を上げる為 に過剰生産 になるのですが、その結果、 自社 で コス トを吸収 で きないため に、社会 にコス トの吸収 を委ねて しまい、それ を税 金で

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誌上フォーラム●第皿部 ディスカッション 処理す ることになるのです。

どうい うのが健全な収益の上げ方なのか、人減 らしなのか、適正規模 の維持 なの か教 えていただ きたい 。

もう一つ、西武の ように大規模 であって も、法人税 をほ とん ど払 っていない会社 があ り、社会問題 に もなってい ます。 デパー トで買い物す ることが、本当に良いこ

となのか疑問があ ります。

企業は消費者、生活者、地域その もの との関係 を問題 に しなければな らない と思 い ますが、その時に どの ような行動基準や行動理念が必要か気 になってお ります。

グローバ リゼーションとは

照屋 :あ りが とうござい ました。基調報告 につ きまして、 フロアか らもご質問や意 見 を求め ましたが、質問が特 によせ られてお りませんので、今お話 しされた事 を踏 まえて企業 の21世紀 に存立、維持 、発展 してい くための状 況 を もう少 し詳 し く、

もっ と ミクロ的に 日常の我 々の企業経営の領域 まで掘 り下げて、パ ネリス トの方 々 と議論 を進めてい きたい と思い ます。

その前 に、先ほ ど私は、キー ワー ドは 「グローバ リゼー シ ョン」である、 と話 を しました。

「グローバ リゼー シ ョン

とい う場合 には、企業活動のボー ダー レス化、証券金 融市場 ・資金調達活動の グローバル化、会計基準 の国際的調和化 と具体的に展 開 さ れてい くのですが、 この地で企業経営者が 日常的 に流れ としては 「グローバ リゼー ション」 を理解 してると思 うのですが、実際 には先ほ ど福本氏がおっ しゃられた よ うに 「グローバ ルスタンダー ド」 とい う概念 (フリーア ン ドフェアとい う概念)が 重要な意味があるとい う事 を受け止めて、対処 していかねばな りません。

是非 この機会 に、先生方の立場 あるいはご理解 で 「グローバ リゼー シ ョン」 とい う言葉 をどう理解 して受 け止め、具体化 してい くべ きか を改めて ご意見 を頂 きたい と思い ます。

まず田中先生か らお願い します。

田中 :私は 「グローバ リゼー シ ョン」 とい う言葉 は、そんなに昔か ら使 っていなか った と思い ます。 まず この言葉が身近 に感 じられ る様 になったのは、そ もそ も日本 は貿易立国です が輸 出 している方 は 自分が輸 出 しない と実感が湧 か ない ものです が、近年輸入が増 えて入 って きた ものを目の前でみる とか、市場構造が変わる とか で、 この言葉が物 を通 して感 じられる様 になった とい う事が‑一つだ と思い ます。

次 に、物が大量 に入る とい う事で価格体系が変 わって きた とい う事です。 日本の 場合 は自分の消費す る物 は国産が多かったのが、先進国は もちろんアジア諸国特 に

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国際経営フォーラムNo.ll

す。

が多 くなった とい う事 だ と思い ます。特 に若い人に とっては 自分の 目で見て肌で感 じる国際化が、「グローバ ル」 とい う視点 を もっ と研 ぎ澄 ま して きた と思い ます。

交通の面での時間の短縮 も目にみえた現象だ と思い ます。

最後に もう∴酎 ま情報だ と思い ます。それは、情報の国際的な公開性 とスピー ド にある と思い ます。CNNがあれほ ど瞬時 に して世界中の情報 を自分の 臼で確認で

きるとい う時代 にな ります と我 々自身がそれに 目をつむる事がで きない とい う事で す。人、物、情報 とい う面で 「グローバ リゼー シ ョン」 とい う言葉が実態化 して き て、またそれが企業経営 に不即不離の関係 になって きているとい う事 だ と思い ます。

それが 「グローバルス タンダー ド」 とい う新 しい 言葉ですが、そ うい う環境の中で 企業 その ものが時代対応す る とい う事 になって きたので はないか と理解 してい ま す。

営 も構成員 として責任があるわけですが、その場合の 「グローバル化」への対応 は どの ようにすべ きか、田中先生 もう少 しお話 を して下 さい。

田中 :企業経営 とい う観点か らもう少 し違 った 臼で見 ます と、私 は1‑2週 間前 に 岡山、広島で有力取引先 との会合 に出て きましたが、繊維でい うと紳士服の青 山や ジー ンズなんかはみなあの辺 なんです。地方にいて もあそ こか ら、大阪、東京ある いは 日本全部 を見ると、そ うい う風 に視野 を自分の立脚す る ところか ら少 しずつ広 げて 自分が どうあ らなければならないか と考えてお られるとい う実例 を多 く見て き

ました。おそ らくこの新潟、 また加茂 も同 じ事 だ と思い ます。海老揮先生のお話 に あ りましたが、「グローバ リゼー シ ョン」 とい う言葉の中で 自分の経営活動の領域 を自分の力 にあわせ なが ら目線 を広げ先生の言葉 を借 りれば遠い ところに点 を打つ とい うお話 もござい ましたが、そ うい う新 しい視点で経営 を見直す とい う事が考 え 方の起点になるのではないか と考 えます。

照屋 :それでは先 ほ どと同 じような質問にな りますが 「グローバ リゼー シ ョン

の 意味 を改めて理解す るとすれば、 どの ように企業経営の局面で対応 しなければな ら ないか を小林先生お願い します。

小林 : 「グローバ ル化」、あるいは 「グローバ ルスタンダー ド」 これ らは70年 頃か ら言われているんですが、今言 われている 「グローバ ル化」 とは大 きな違いがある と思い ます。それ を一言で言 うとここにいる皆様が全員 「グローバル化

の波 にさ らされているとい う事です。昔 は、 自動車や家電の ように海外で物 を作 る、海外で

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誌上フォーラム●第Ⅱ部 デ ィスカッション 物 を売 る、 こうい う意味での 「グローバル化」 であったのです。)両方 ともキー ワー

ドは海外 とい う言葉がついていて、海外 に関係 ない人には関係 なかったのです。で ももう変わって きたのです。加茂 にいて も世界中の情報が とれ、世界中の物が手 に 入れ られる 農産品や食品の輸入の割合 をみ る と85年 と95年で10倍 に増 えてい ま す。 これだけいっぱいの物が入って きてい ます。そ うす ると今起 きている 「グロー バ ル化

は加茂の町 自体が、 このマーケ ッ トが 「グローバル化

している とい う事 なんです。世界中のあ らゆる商品が溢 れている、あ らゆるサー ビスが溢 れている、

今来ていな くて も、東京に来ている物 は少 しの時間差でやって来ます0

そ う考 えます と今 この 「グローバル化」 は全員が対応 しなければな らない 「グロ ーバル化

なんだ とい う事です。何が起 きるか といえば、全 員が グローバルな競争 にまきこまれるとい うことであ ります。 自分が出ていかな くて も向 こうか ら商品が どん どんやって きます。

その状況の中で どうい う基準 どうい う判断でそ うい う人達 と戦 うのか、あるいは ビジネスをやってい くのかの基準が変わる とい う事です.例 えば俺 は 日本で一番安

もっ と品質の良いのが入って きた らアウ トですか ら ある意味ではそ うい う所 の基 準 を全世界にあわせ なければな りません。 日本で、 または加茂で通 じたや り方が全 世界で通 じるとは限 らない、 こうい うことです。で も逆 に考 える と非常 に良い事 も あ ります。マーケ ッ トが加茂 とか 日本 に限 らず、全体 に広がった とい う事です。例 を挙げる と医薬品関係 は、マーケ ッ トが全世界3極 (アメリカ、 ヨー ロッパ、 日本) で同 じ発売 を してい ます。その3つ に合 わせ た商品開発 を してい ます。 これが今言 われている 「グローバル化

であ り、そのために どう対応 してい くかが 「グローバ ルス タンダー ド」 なんだ とい う事です。全員が同 じそ うい う境遇 にあるんだ とい う ことです。そ うす ると要求 される物が色 々と変わって きます。取 り引 きしようと思 って も契約の形態がぜ んぜ ん違 う、 日本ではこれで よい、 とい うのが通 じな くなっ て きます。企業で も外資系の企業 と対応 しようとすれば相手の土俵で戦 わなければ な らない事 もある し、逆 にこち らが優位であれば こち らの土俵で戦 える事 も出来 ま す。 「グローバ ルス タンダー ド」 だか らといってすべ てが欧米が ス タンダー ドとい うことはあ りません。そ うい う意味で変わる事があ り、相 手が 「グローバル化」 し ている と考えるのが今の 「グローバルス タンダー ド」であ り、 またそのために何 を

照屋 :かつての グローバ リゼー シ ョン、言葉 としては長いですけ ど、決定 された業 種や特定の領域 において グローバル化 として進行 したけれ ども、生産者や消費者全

てがボー ダレスの時代 に入っている とい うことでお話が理解 された と思い ます。

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国際経営 フォーラムNo.ll

この グローバ リゼー シ ョンについては当然 グローバ ル化 とい う意味ですか らプロ セス とい う意味だろうと思 い ます。我 々はグローバ リゼー シ ョンとい う言葉 を使 わ な くなってい く時代 が21世紀 だ と思 い ます 。 ここまでの プロセス を どう乗 り切 る か、 また、 自分 の領域 で どう自己変革、 自己革新 を してい こうか とい うことで グロ ーバ リゼー シ ョンの考 え方、概念 と、それの持つ影響力 を もう 度改 めて新 しい概 念の もとにつか もうとい うことです。

海老揮先生の先 ほ どの基調報告 は、当然 グローバ リゼー シ ョンが進行 していった 先 のあるべ き企業のス タイルですか ら、企業 を取 り巻 く社会環境 もそれ に伴 う地球 上で起 こる様 々な条件変化 も当然 グローバル社会 における諸構成要素 と理解 され ま すが、 オープ ン化 とい う社会現象 としてオー プ ンネッ トワー クコ ミュニテ ィとい う 概念の中でやは りグローバ ルス タンダー ドとい う言葉 を使 ってお りますが、海老揮 先生がお っ しゃるグローバ ルス タンダー ド、 グローバ リゼー シ ョンにつ いて もう少

しお聞かせ くだ さい。

海老澤 :いろいろ難 しいテーマ に入 って きま したが、大学 の教員なので、言葉の概 念 について大学で研 究 しま して、 グローバ リゼー シ ョンとい う言葉 の前 に、ぼ くら が大学 の頃はイ ンターナ シ ョナル‑‑‑国 と国の間 とい う言葉が はや りまして、その 論文 も沢 山あ りま した。国際化 とい う言葉が そ うです。その次 に多国籍企業 とい う 言葉が出て きました。

その後 にグローバ ル化 とい う言葉が出て きまして、次 に無 国籍、多国籍、 インタ ーナ シ ョナル、 トラ ンスナ シ ョナルの4つの段 階 を迎 えて今 日に至 ってい ます。

その言葉のそれぞれの意味 は微妙 に違 うのですが、先進国諸因の論理 による発展 途上国の押 しつ け‑‑‑これが多国籍化であ り、 国際化であ り、 グローバル化であっ た と思 い ます。 そ うい う実態 の中で加茂 とか我 々が生 きている地域 の人間が どう対 応 していった らよいか といい ます と、今現在のハ イテ クの商品はたぶん4カ国か ら 5カ国のお世話 になって製 品がで きてい ます。 コ ンセ プ トは ソニーの中核 で作 り、

プロ タイプは東南 アジアで作 り、 タイム生産は南米 とか、輸送 は どこかの国 と言っ たふ うに5カ国や5カ国が絡 んでい ます。従 って、 メイ ドイ ンジャパ ンとメイ ドイ ンUSA、 メイ ドイ ンマ ル タイナ シ ョナ ル、 メイ ドイ ン トラ ンスナ シ ョナル とい う ことで、複合的 な国が またが って消 費財がで きてい ます。 これはある意味で新 しい

トレン ドではないで しょうか。

そ うい う中で我 々が生 きてい く、 または ビジネスを展 開 してい くときに個 々の企 業で生 き残 る為 を考えて見 ます と、や は り先 ほ ど小林先生か らお話があ りま したが、

社会的 に認知 される個性 を きちん と持 っていて世界中か らニーズがある

そのニーズを自分でセ レク トして どこで アナ ウ ンスを とるか を考 える‑‑・そ うい

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誌上フォーラム●第II部 デ ィスカッション う時代 に入って きてい ます.。従 って苛酷 な競争があると同時に自由競争ですか ら自 分の思 っていることがで きる、プラス とマ イナスが混在 している時代、 これが新 し い時代の グローバ ル化であ り、む しろ、あえていえばグローバル とローカルが混在

している時代 と考 え られ ます。

照屋 :はい、あ りが とうござい ました。 グローバ リゼー シ ョンについては、それな りの考 え方で フロアの方々 もいろいろ議論 しました考え方 を基 に、 ご自分の意見 も ある と思 い ますが、 グローバ リゼー シ ョンとい うものの持つ意味、あるいは影響、

それか ら現段 階の状況、そ して将来に与 える影響 についてそれぞれ明 らかになった だろうと思い ます。

つ ぎに進み ますが、 グローバ リゼー シ ョンとい うものの基本的な考 え方 をベース に しなが ら実際のプロセスや企業が存立 してい くための諸条件、あるいは存立出来 ない諸要因は何か とい うことを先ほ ど簡潔 に発言 して もらい ましたが、それ をブ レ イクダウンしてい く形で もっと細か くデ ィスカッションしてい きたい と思い ます。

が渡世の義理ですので海老揮教授 のパ ネ リス トへ の質問 をさせていただ きます。次 に小林、田中先生 に先 ほ どいわれた存立条件 につ いて明 らかに してい きたい と思い

についての取扱 いについてまだ概念が形成 されていない、従 って収益 を上げるため の企業の健全性 を求める場合、その求め方、あるいは経営上の収益の範囲、企業の 当期利益の中身、 これ らをどの ように考 えた らよいか、 これは海老滞教授が基調講 演の中で出て くる当然の質問であろ うと思い ますが、小林先生、収益のあ り方、求 め方 について どの ように考えた らよいですか、今、収益は限界 まで きている企業 も あ りますが、答 えて もらいたい と思い ます。

企業利益 と企業倫理

小林 :大変な質問が来て、 さっ きか ら困っているのですが、 これが解明で きればノ ーベル経済学賞が取れるのではないで しょうか。

収益の取 り方 についていろいろあろ うか と思い ますが、その会社が何 をめ ざ して いるか、その企業 の戦略ですね。それ とどこに存在 を求めてい くのか、その企業の 方針 と見合 った収益 になっているのか、 とい うことです。

今、 フラ ンスにエ ノキア ンクラブ とい うのがあ ります。 これは一つの事業で400 年続いた企業だけが入れるクラブです。

日本か らは2社 だけ入 ってい ます。一つの事業 で400年続 くとい うのは結構大変 なことです。 と言い ますのは、400年売 りつづ けなければな らない とい うことだか

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国際経常 フ ォー ラム No.ll

らです。それをやめない ようにやっていかなければな らない とい うことです。 これ は安定 とい うことを考えなが ら、 自分の ところに どれだけの もの をもっているか、

これは拡大 とい う考え方ではあ りませ ん。そ うす ると、安定的に収益 をきちっと取 ってい く中で、ある 定の顧客層 を掴 んで対応 してい きたい、 この顧客 に満足の頂 ける価格、 これをいったいい くらにすれば買 っていただけるのか とい う部分 を明確 に していかなければな りませ ん。

しましたけれ ど、 これは成長、拡大路線でい きますか ら、過剰 となって破綻 してい きます。ただ、過渡的 ととれる戦略 なんですね。)

もう一つ は収益の率 を上げてい こうとい うや り方があ ります。その収益率 を上げ てい くためには、例 えば、100円の もの を売 って10円多 くくだ さい と言 っているわ けですね。その価値が10円なのか20円なのかは相手の要求の度合いによって異 な ります。つ ま り、売 り手は顧客 をセ グメンテー シ ョンす る、あるいはマーケ ッ トを どこにお くか、それに対 して 自分は どう対応 してい くか。逆 にお客か ら見 ると、そ の商品は どの ように生産 しているのか、明確 に分か りますか ら変なことはで きませ んね。

い らない ところにお金 をいっぱい使 って、例 えば100円の ところ もう50円多 くか かったので150円 くだ さ これはだめです ね。 こん どはい らない コス トをはず し た ら70円でで きる じゃないか、だった ら120円 しか払 わない よ、 こうい う話にな り ますね。お客 をキチ ッと吟味すればす るほ ど高い高い収益 をとれるけれ ども、その 分だけ生産行動やサー ビスをどうやってい こうか と検討 しなければな りませ ん。 こ こが苦 しい と過剰生産に入って きます.マーケ ッ トを広 く取 る、たぶんこうい うパ ター ンだ と思い ます。

こうい う3つのパ ター ンがあ ります。それぞれ取 っていけるのですが、やは りマ スで取 ろ うとす るのは無理です。 とい うのは H本でや った として も世界 をマーケテ イングした製品が出て くれば負けて しまい ます。そ う考 えると必要 な所 をどう対応 してい くのか、 コス トが きっち り把握で きているのか、 こうい う行動で収益 を取 っ てい く方法 と、安定的にここ しかや りませ ん よとい う企業行動 もあ ります。たぶん この2つの方法が今後残 ってい くと思い ます。

海老漂 :非常 に貴重 なヒン トをあ りが とうござい ました。僕 は他の学会の講義で収 益性が大前提 だ と言われ、収益性 を上げるためにはゴ ミを出 し続 けて良いのか と思 い コス トの内部化 は、先進 国企業の21世紀 の根底 にあ り、アメ リカの企業ではす でに財務訴訟の備考欄 にアナウンスされて きている。そ うす ると回転率 とか機会損 失 な どの考え方が悪 になって くる。回転率 を上げるためにはた くさん物 を作 り続 け

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誌上 フォーラム●第Ⅱ部 ディスカッション な くてはいけず、機会損失 を無 くす るため にはた くさんバ ックヤー ドに物 を置かな

くてはいけな くなる そ うなる と過剰生産 とな りそれは消 費者 にはね返 って来て し まう 企業 は 自分 の出 した製品の面倒 は最後 まで見 る。そ して社 会、環境 、地域社 会 に負担 を与 えない、 もっ と言い ます と直接 の消 費者以外 に も迷惑が掛 か っている わけですか ら、顧客 とい う概念 を拡大 して一緒 に生 きている地球 人に対す る礼儀作 法等 を考 えてい く企業が、世の中に認知 されてい くことを目指 したい と思 ってい ま す。

非常 に難 しい ことですが、今、議論 している途 中です。

「我 が社 は こうい う努力 を してい ますので、 この値段 で売 って Fさい

と企業が 言い、それ に付 いて きて くれ るお客 さん との顔 の見えるマーケ ッ ト、そ してそれ を お互いに認めあ える生産者 と消 費者の関係。 そん なことが新 しいパ ラダイムで起 こ るのではないか、特 に大量生産、 大量消費です とお客 さんの顔が分か らないために 無責任 になって しまう。

照屋 :今の海老揮先生 の ご意見は 「地球村 時代の企業経営」 とい う視点 に照 らして なか なか強烈 な主張 だ と思 い ますが どう実際の企業経営 で行 うかは努力が必要 と思 い ます。

では田中先生 に利害関係者の話 を広 げて企業 と消費者の関係 を どこまで責任 を持 っていかなければな らないのかお聞かせ下 さい 。

田中 :地域 の人に影響 を 与えているのは コス トで近隣諸 国では人件費が

2 0

分 の

1

で 欧米 と比較 して も英国の5割 くらい給料が高い コス トを考 える必要がある

もうひ とつ は売 る方で、製、敗 のバ ラ ンスは基本的にはマーケテ イングの調査能 力次 第であ る と思 う。いか に素晴 らしい製 品で も、 どんなに消 費者が見えていて も それ をコン トロールす る力 は総合的 なマーケテ イングの力だ と思 い ます。

特 に 日本でお くれているのは このマーケテ イングの力であるO今 日来 られた ヒ ト は ビジネスに直結 されている方々だ と思 い ますけ ど、 自分の商品の 市場性 が どの範 囲で どの量が適 切か とい う事が、 これか ら企業 をや ってい く上で大切 になって くる と思 う. 日本 はマーケテ イングが弱 く、その ソフ トがあ ま り無 いわけで、それ を人 脈 に折 り込んで皆 さんの企業経営 を考 えることだ と思 い ます。

過 当競 争で売場が広が った中で本 当に売れ る力 とい うものは、商品に力があれば も ちろん売れ ますが、売 ることだけの特別 な販売力 とい う事 も検討す る時代 になって いるようです。 ひ とつの例では私の知 るアメ リカの中堅企業の トップセールスマ ン は 日本ではあ ま り無 いが社長 よ り給料 をた くさん取 っている。 この ような ことを検 討 して取 り入れ、 コア人材 を入手 しなが ら、経営 者は意識 して運営 を して行か な く

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国際経営フォーラムNo.ll

てはいけない、それが グローバ ルの中の経営者の意識変化 に繋がると思い ます。

小林 :今の田中先生 に関連 して、私 はベ ンチ ャー企業に数多 く行 くのですが、全体 的には物 を作 るのか 上手いが売 る力が弱い ところが多い。せ っか く良い ものがある のに、マーケテ イングをやっていないので どうやって売 るか、だれに売 るのか、 ど うい うセールス トー クで売 るのか分か らない。その点ア メリカは強 く、それ専 門に 考 える人を引っ張って くる そ うい う事 も考え強化 してい くことが課題だ と思 う 照屋 :あ りが とうござい ました。小林先生 よ り企業の存立条件のお話 を何い ました。

「収益力 を高める」 この事 は企業経営の原点であるわけですが。では、実際 に どう すれば良いか とい う事が問われる訳です。先生の数多 くの調査研究の中で、存立で

きなかった例 について、 どうしてで きなかったのか、お話 を伺いたい と思い ます。

企業の存立条件

小林 :2つ程 申 し上げたい と思い ます。1つ は先 ほ どか ら言って ます ように、「自分 の強い所 とは何か」、「特徴 は何か」 とい う事 です。 この事 は、非常 に重要 な事 にな るのです。今現在 「これが非常 に強い」 とい う事が最低条件です。そ して3年後 も それが強いか とい う話ですね。例 えば 自分がいるマーケ ッ トな り、お客が3年間の うちに どう変わるのだろ う これを見た上で強い と言 える事 を考えなければいけな い。非常 にや りに くいですけ ど、今が強い とい う事が、今後 も強い とい う事ではな い とい う事です。

第2点 は、バ ランスシー トを持 ってない会社 は、2、3年後 にほ とん ど潰れると思 い ます。理 由は簡単です。銀行が金 を貸 して くれ ませ ん。 ' 91年 に潰れたある会社 は、マ ンシ ョンの販売 をや っていたのですが、'85年の時の売上が206億 円、潰れ る直前期の'90年が1,353億 円の売上で した。利益 は26億 円が143億 円にな りまし た。 この会社が翌年潰れ ました。損益計算書 のデー ターだけではだめなんです。つ

ま り貸借対照表の方が、自分のお金 をどんなふ うに使 ったのか よ くわかるんですね。

この会社 のバ ラ ンス シー トを見 ます と、94億 円か ら1,516億 円増 えてい るんです。

つ ま り売上高以上の在庫 を持 ってい るのです。 そ して借 入金が1,648億 円あって、

これが うま くいかな くなって、結局倒れて しまい ました。そ うす ると、 これか ら資 金提供す る側 は どうす るか とい うと、過去の事実で もこれだけわか りに くいのだか ら、将来の計画は もっとわか りに くいのだろうと思 うわけです。売上が倍 になって も、借入金 も同時 に増 えるのであれば危な くて仕方あ りませ ん。そ うい う意味で も、

損益計算書だけでな くバ ランスシー トもよ り大切 になるのです。 これが最低条件で す。 これが ない と、 どこも資金提供 して くれない と思い ます。バ ランスシー トを作 り、バ ランス シー トをよ く見る事です。これが まず よ くや られていないのであれば、

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誌上 フォー ラム●第 Ⅲ部 デ ィスカッション す ぐに経営者 と してや ってみ る事です。

照屋 :あ りが とうご ざい ま したo私 は会 計学 を大学 で教 えているわけですが 、今 日 の企業 会計は損益計算書が基本的 には

心 になってい るわけですが 、 しか しア メ リ カを中心 に、 これか らはバ ラ ンス シー ト志 向が強 くなってい る事 は事実 です。)損 益 計算書が相対的 にその慮要性 を落 とした とい う訳で はないのですが、小林先生がお っ しゃ られ た 事は、貸借 対照表 に記載 された企業 の財務 的 な基盤 を、重 要な経営判 断や意思 決定情報 と して、是非活用 してほ しい とい う事であ る と思 い ます。

小林 先生 、倒産の話 を してはいけない と思 うの ですが、倒産 に もいろい ろなパ タ ー ンがあ る と思 うのです01つ2つ あればお話 を願 いたいのですが。

小林 :倒 産 は大体3つ4つ のパ ター ンが あ りま して、1つ は基本的 な典型的 な倒 産。

これは構 造不況 だ とか、そ うい うもののrPで売上 が ドー ンと落 ちてい く、つ ま り事 業が終 末 を迎 えてい くパ ター ンです。 これ は新 た な物 に展 開 して いかなければだめ なわけです02つ め は販売 の中でマ ー ケ ッ ト的 には落 ちてい るので はないか、販売 不振 つ ま り販 売が非常 に弱 い。3つ め は過 大投 資 です ね。 こ こ最近 み て ます と、

過 大投 資つ ま りマー ケ ッ トの読み まちが い を して倒産す るパ ター ンです.。 これ ら3 つが全体 の8割 を占めてい ます。

照屋 :この話 を して もらい ま したの は、 いわゆ る先 ほ どの財務情 報の 卜分 な分析 に 基づ いた判断 を していか なければ、 この厳 しい状 況 の

で維持 、発展 していか ない

とい う1つ のマ イナ スフ ァク ター と して話 を していただ きま した「)

もう1点 だ け

田中

先生 か ら先 ほ どリー ダー シ ップの 重要性 、新 しい時代 にお け る 新 しい リー ダーの役割 とい うもの をお話 ししてい ただ きま したが

、中

小 企 業にお け

る企業経営者 の役割 につ いて、最後 に一言お願 い致 します。

田中 :皆 さん ご存 じの よ うに、 H本 で は

r

FT/J、 (壁 ) 企 業が圧倒 I削 こ多いわけです 。 中堅企業 は企業 規模 か ら見 る と、経営者 の リー ダー シ ップいかんだ と思 い ます。 ビ ジネスの スケールはマー ケテ イングを良 く調査 しなけれ ばいけ ませ ん。や は り経営 マ イ ン ドを知識的 に も高 い所 を 目指 して努力 しない といけない とい うのが、昨今の 環境 だ と思 い ます。 もう1つ は ヒューマ ンネ ッ トワー クだ と思 い ます(。こ うい う会 を適 して、 よ りその

面の情報 にす ぐれた方 にア クセ スを と り、それ を 日分 自身が 判 断で きる

、生

きた ネッ トワー クを作 ってい く事 が、 堅企業の経

営者

に とって と

って も 事だ と思 い ますo

照屋 :あ りが とうござい ま した。時 間が まい りま した。 今、 グローバ リゼー シ ョン とい う事 をキー ワー ドに して まい りま した。今日あ らため て フ ロアの皆 さん に も、

グローバ リゼー シ ョンとい う言葉 の持つ 日常 的 な意味 、あ るいは グローバ リゼ ー シ

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国際経常 フ ォー ラム No.ll

に問われて きて ます し、今 日、帰 られた時 に 自分の持 ち場で どう具体化 して実行 し てい くか とい う事が、 これか ら先、 努力が求 め られてい く事だ と思 い ます。 それ を 踏 まえなが ら企業の存立 条件 と して今、い くつか重要 なご指摘 をいただ きま した。

結 局は企業の存立条件 はかな りせ ばめ られて きてい ますが、そ こか ら飛躍す る事 と して、合理的 に科学 的に実践 してい く姿勢 と努力 工夫、その ことが存 立条件 とい う もの を、不利 な状況か ら有利 に もってい くとい うふ うに受 け止め させ ていただ きま した。 第 Ⅱ部 (1)のサ ブテーマ は 「これか らの企業存立の条件 とは何か」 とい う テーマで、限 られた時間内で先生方 にデ ィスカ ッシ ョンしていただ きました。あ り が とうござい ま した。

基調講演の海老揮 先生あ りが とうござい ました。 フロアの皆様方 もいろいろ思考 して緊張感 を持 って、我 々の話 を聞いて もらった と思い ます。

以上 を もちま して第II部 (1) を終 了致 しますO あ りが とうござい ました.

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