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関西学院大学

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(1)

関西学院大学

2012年度

自己点検・評価報告書

(付:大学基準協会認証評価結果)

大学全体

2014年3月

(2)

本 書 は 、大 学 評 価 ( 認 証 評 価 )の た め に 本 学 が 大 学 基 準 協 会 に 提 出 し た「 関 西 学 院 大 学 2012 年 度 自 己 点 検・評 価 報 告 書 」 ( 2013 年 3 月 )と 大 学 基 準 協 会 の 評 価 結 果( 2014 年 3 月 ) で あ る 。

構 成 は 、 大 学 基 準 協 会 の 評 価 結 果 ( 結 果 と 総 評 の 前 文 )、 各 章 の 報 告 書 に お け る 本 学 の 記 述 ( 1 ~ 3 ) と 大 学 基 準 協 会 の 評 価 結 果 で あ る が 、 章 に よ っ て は 評 価 結 果 が な い も の が あ る 。

評 価 結 果

評 価 の 結 果 、貴 大 学 は 本 協 会 の 大 学 基 準 に 適 合 し て い る と 認 定 す る 。 認 定 の 期 間 は

2021( 平 成 33) 年 3 月 31

日 ま で と す る 。

総 評

貴 大 学 は 、

1889( 明 治 22) 年 に キ リ ス ト 教 主 義 教 育 と い う 理 念 の も と 、 神 学 部 と 普 通

学 部 を 持 つ 「 関 西 学 院 」 と し て 創 立 さ れ た 。

1932( 昭 和 7 ) 年 に 「 大 学 令 」 に よ る 旧 制

大 学 へ と 移 行 し た 後 、

1948( 昭 和 23) 年 に 学 校 教 育 法 に よ り 新 制 大 学 と な り 、 学 部 ・ 学

科 お よ び 研 究 科 の 改 組 、 キ ャ ン パ ス 開 設 を 経 て 、 現 在 は

11

学 部 ( 神 学 部 、 文 学 部 、 社 会 学 部 、法 学 部 、経 済 学 部 、商 学 部 、理 工 学 部 、総 合 政 策 学 部 、人 間 福 祉 学 部 、教 育 学 部 、 国 際 学 部 )、13研 究 科( 神 学 研 究 科 、文 学 研 究 科 、社 会 学 研 究 科 、法 学 研 究 科 、経 済 学 研 究 科 、 商 学 研 究 科 、 理 工 学 研 究 科 、 総 合 政 策 研 究 科 、 言 語 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 文 化 研 究 科 、 人 間 福 祉 研 究 科 、 教 育 学 研 究 科 、 司 法 研 究 科 、 経 営 戦 略 研 究 科 ) を 擁 す る 総 合 大 学 へ と 発 展 し て い る 。 キ ャ ン パ ス は 、 兵 庫 県 西 宮 市 の 西 宮 上 ケ 原 キ ャ ン パ ス の ほ か 、 隣 接 す る 西 宮 聖 和 キ ャ ン パ ス 、 同 県 三 田 市 に 神 戸 三 田 キ ャ ン パ ス と 3 キ ャ ン パ ス を 有 し 、 キ リ ス ト 教 主 義 に 基 づ く 教 育 ・ 研 究 活 動 を 展 開 し て い る 。

な お 、経 営 戦 略 研 究 科 経 営 戦 略 専 攻 は

2009( 平 成 21)年 度 に 特 定 非 営 利 活 動 法 人 A B

E S T

21

の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 を 受 け て お り 、 そ れ 以 降 の 改 善 状 況 を 踏 ま え て 、 大 学 評 価 ( 機 関 別 認 証 評 価 ) の 観 点 か ら 評 価 を 行 っ た 。 司 法 研 究 科 は 本 年 度 に 公 益 財 団 法 人 日 弁 連 法 務 研 究 財 団 の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 を 、 経 営 戦 略 研 究 科 会 計 専 門 職 専 攻 は 本 年 度 に 特 定 非 営 利 法 人 国 際 会 計 教 育 協 会 会 計 大 学 院 評 価 機 構 の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 を 受 け て い る た め 、 基 準 4 「 教 育 内 容 ・ 方 法 ・ 成 果 」 に つ い て 、 そ れ ぞ れ の 専 門 職 大 学 院 認 証 評 価 結 果 に 委 ね る 。

(3)

第1章 理念・目的

1 現 状 の 説 明

(1) 大 学 ・学 部 ・研 究 科 等 の理 念 ・目 的 は、適 切 に設 定 されているか。

幼 稚 園 から大 学 院 までの総 合 学 園 である関 西 学 院 は「ミッションステートメント」と「めざす人 間 像 」を、関 西 学 院 大 学 は「めざす大 学 像 」と「人 材 の養 成 に関 する目 的 その他 の教 育 研 究 上 の 目 的 」を設 定 している。

「ミッションステートメント」「めざす人 間 像 」「めざす大 学 像 」は関 西 学 院 公 式 Webサイトで明 示 され、

「人 材 の養 成 に関 する目 的 その他 の教 育 研 究 上 の目 的 」は学 則 に定 められている。

なお、「ミッションステートメント」とは、関 西 学 院 の 社 会 における 存 在 意 義 や 使 命 を 示 したもの 、

「めざす大 学 像 」とは、キリスト教 主 義 に基 づく行 動 指 針 としてのスクール・モットーを体 現 できる大 学 の人 材 の養 成 をうたったものである。日 本 社 会 の中 にあって、差 別 なき社 会 を目 指 すために、キ リスト教 主 義 を主 体 とした教 育 を行 うことは、非 常 に有 意 義 であり個 性 的 だと考 えられる。

<ミッションステートメント>1 - 1 )

関 西 学 院 は、キリスト教 主 義 に基 づく「学 びと探 究 の共 同 体 」として、ここに集 うすべての者 が生 涯 をかけて取 り組 む人 生 の目 標 を見 出 せるよう導 き、思 いやりと高 潔 さをもって社 会 を変 革 すること により、スクール・モットー“Mastery for Service”を体 現 する、創 造 的 かつ有 能 な世 界 市 民 を育 むことを使 命 とする。

<スクール・モットー>1 - 1 ) “Mastery for Service”

関 西 学 院 のスクール・モットー“Mastery for Service”は、「奉 仕 のための練 達 」と訳 され、隣 人 ・社 会 ・世 界 に仕 えるために自 らを鍛 える個 々の主 体 のありかたを示 している。

<めざす人 間 像 >1 - 2 )

Mastery for Service”を体 現 する世 界 市 民

関 西 学 院 がめざす人 間 像 は、世 界 を視 野 におさめ、他 者 への思 いやりと社 会 変 革 への気 概 を持 ち、高 い識 見 と倫 理 観 を備 えて自 己 を確 立 し、自 らの大 きな志 をもって行 動 力 を発 揮 する人 である。

<めざす大 学 像 >1 - 2 ) 垣 根 なきラーニング・コミュニティー(学 びと探 求 の共 同 体 )

関 西 学 院 大 学 は、キ リ スト教 主 義 に基 づく< 垣 根 なき 学 びと探 究 の 共 同 体 >を めざし、全 人 的 な教 育 と創 造 的 な研 究 により、有 能 にして心 温 かい世 界 市 民 を社 会 に送 り出 すことを使 命 とし ている。

1929年 、新 設 の上 ケ原 キャンパスに立 った第 4代 院 長

C .J .L .

ベーツは、果 樹 園 へとつらなる 開 放 的 なキャンパスを、“

We have no fence”と評 した。当 時 のキャンパスには、教 員 と学 生 、大

学 と社 会 、国 境 という垣 根 を意 識 させない「学 びと探 究 の共 同 体 (ラーニング・コミュニティー)」が 存 在 し、新 しい社 会 を創 造 する気 概 にあふれていた。

ベーツが提 唱 したスクール・モットー“

Mastery for Service”は、関 西 学 院 の建 学 の精 神 を簡

潔 に表 現 する行 動 指 針 であり、「社 会 貢 献 のためにこそ実 力 を身 につけよ」と解 されている。関 西

(4)

学 院 大 学 は、知 性 を、そして自 らが持 つすべての豊 かさを、隣 人 のために用 いることを強 調 するとと もに、創 立 当 初 から培 われてきた国 際 性 と社 会 貢 献 への使 命 感 を身 につけた世 界 市 民 の育 成 を重 視 する。

関 西 学 院 大 学 は、教 育 においては、全 人 的 教 養 および専 門 的 知 識 ・技 能 を修 得 させるととも に、広 く創 造 力 、課 題 発 見 能 力 、課 題 解 決 能 力 そして実 行 力 を培 うことをめざす。また、研 究 に おいては、関 西 学 院 大 学 として特 色 ある基 礎 研 究 を強 化 しつつ、応 用 研 究 および先 端 的 研 究 を 発 展 充 実 させるとともに、研 究 成 果 を社 会 に還 元 して、社 会 貢 献 することをめざす。1 - 2 )

現 在 、 世 界 は グ ロ ー バ ル 化 やICTの 急 進 に 伴 い 、 地 球 規 模 の 相 互 依 存 が 深 ま る 一 方 、 人 種 ・文 化 ・宗 教 ・民 族 ・国 家 の間 にある「垣 根 」により現 代 社 会 特 有 の摩 擦 ・軋 轢 が生 じている。

こうした現 代 社 会 にあって関 西 学 院 大 学 は、高 い専 門 能 力 と深 い人 間 理 解 をあわせもち、他 者 に対 する共 感 をもって人 類 社 会 の幸 福 に貢 献 する意 思 と能 力 をもつ人 物 を養 成 するために、キ リ ス ト 教 主 義 に 基 づ き 、 学 生 ・ 教 職 員 す べ て が 主 体 的 に 学 び 合 う 「 垣 根 な き ラ ー ニ ン グ ・ コ ミ ュ ニ ティー」の実 現 をめざす。

<目 的 ><人 材 の養 成 に関 する目 的 その他 の教 育 研 究 上 の目 的 >

関 西 学 院 大 学 学 則 、 関 西 学 院 大 学 大 学 院 学 則 、 関 西 学 院 大 学 専 門 職 大 学 院 学 則 に 次 のとおり定 めている。

関 西 学 院 大 学

1 - 3 )第 1 条

学 校 教 育 法 及 び 教 育 基 本 法 の 規 定 す る と こ ろ に 従 い 、 広 く 知 識 を 授 け る と と も に 深 く 専 門 の 学 芸 を 教 授 研 究 し 、 キ リ ス ト 教 主 義 に 基 づ い て 人 格 を 陶 冶 す る こ と を 目 的 と す る 。

関 西 学 院 大 学 大 学 院1 - 4 )第 3 条

学 部 に お け る 一 般 的 及 び 専 門 的 教 養 の 基 礎 の 上 に 、 専 門 の 学 科 を 教 授 研 究 し 、 深 広 な 学 識 と 研 究 能 力 と さ ら に 進 ん で 研 究 指 導 能 力 を 養 い 、 又 は 高 度 の 専 門 性 が 求 め ら れ る 職 業 を 担 う た め の 深 い 学 識 及 び 卓 越 し た 能 力 を 培 う と と も に 、 キ リ ス ト 教 主 義 に 基 づ い て 人 格 を 陶 冶 し 、 も っ て 文 化 の 進 展 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る 。

≪ 修 士 課 程 ≫

広 い 視 野 に 立 っ て 、 精 深 な 学 識 を 授 け 、 専 門 分 野 に お け る 研 究 能 力 、 ま た は 高 度 の 専 門 性 を 要 す る 職 業 等 に 必 要 な 高 度 の 効 力 を 養 う こ と を 目 的 と す る 。

≪ 博 士 課 程 ( 前 期 課 程 ・ 後 期 課 程 ) ≫

専 門 分 野 に つ い て 研 究 者 と し て 自 立 し て 研 究 活 動 を 行 う に 必 要 な 高 度 の 研 究 能 力 及 び そ の 基 礎 と な る 豊 か な 学 識 を 養 う こ と を 目 的 と す る 。

≪ 専 門 職 大 学 院 ≫

専 ら 高 度 の 専 門 性 が 求 め ら れ る 職 業 を 担 う た め の 深 い 学 識 及 び 卓 越 し た 能 力 を

培 う こ と を 目 的 と す る 。

(5)

関 西 学 院 大 学 専 門 職 大 学 院1 - 5 )第2条

学 術 の理 論 及 び応 用 を教 授 研 究 し、高 度 の専 門 性 が求 められる職 業 を担 うための深 い学 識 及 び卓 越 した能 力 を培 うとともに、キリスト教 主 義 に基 づいて人 格 を陶 冶 し、文 化 の進 展 に寄 与 す ることを目 的 とする。

各 学 部 ・研 究 科 は、これら目 的 に基 づき、それぞれにおける「人 材 の養 成 に関 する目 的 その他 の教 育 研 究 上 の目 的 」を、関 西 学 院 大 学 学 則1 - 3 )第 1 条、 関 西 学 院 大 学 院 学 則1 - 4 )第3条、関 西 学 院 大 学 専 門 職 大 学 院 学 則1 - 5 )第2条 に定 めている。

なお、関 西 学 院 では、2009年 度 から10年 間 の「新 基 本 構 想 」を2008年 度 に発 表 し、そのうえで、

それらビジョンを実 現 するための2009年 からの5年 間 に取 り組 む戦 略 的 な具 体 的 施 策 である「新 中 期 計 画 2009-2013」を2009年 3月 に策 定 した。ミッションステートメント、スクール・モットーなどはこの 策 定 の際 に再 確 認 している。1 - 1 ) ,1 - 2 )

(2) 大 学 ・ 学 部 ・ 研 究 科 等 の 理 念 ・ 目 的 の 適 切 性 に つ い て 定 期 的 に 検 証 を 行 っ て い る か。

「ミッションステートメント」「めざす人 間 像 」および「めざす大 学 像 」は、2009年 4月 に作 成 したパン フレット「関 西 学 院 新 基 本 構 想 」や関 西 学 院 大 学 公 式

Webサイト

1 - 2) においても明 示 し、広 く世 間 に公 表 し ている。そして、2009年 9 月 の創 立 記 念 式 典 におい て、大 学 だけでなく、関 西 学 院 全 体 として、内 容 の再 確 認 が行 われた。また、各 学 部 で行 われている「チャペルアワー」や全 学 開 講 科 目 「『関 学 』学 」等 を通 して常 時 周 知 している。加 えて、2010年 4月 に「ミッションステートメント」の 内 容 が 記 さ れ た 名 刺 サ イ ズ の 印 刷 物 「

MISSION & IDEALS

」 を 学 生 及 び 関 係 者 に 配 布 し

た。1 - 4 3 )

そ の 後 、 2011 年 に は 、 建 学 の 精 神 を 大 学 構 成 員 に 改 め て 周 知 す る 意 図 の も と に 「 輝 く 自 由 関 西 学 院 その精 神 と理 想

The Spirit of Kwansei Gakuin」を上 梓 した。

1 - 4 4 ) このパンフレッ トには、関 西 学 院 の沿 革 、「ミッションステートメント」、創 設 者 ウォルター・ラッセル・ランバスの世 界 規 模 に及 ぶ伝 道 の行 程 、スクール・モットー“

Mastery for Service”のベーツ自 身 による解 題 、

関 西 学 院 を 形 づ く っ た 人 物 た ち の 紹 介 、 校 章 、 エ ン ブ レ ム 等 に つ い て の 説 明 を 掲 載 し て い る。 ス クール・モットーについてのベーツ自 身 による説 明 を邦 訳 しこれを提 示 することで、このスクール・モッ トーに込 めら れた本 来 の 意 味 が、 大 学 の 教 職 員 や関 係 者 に 改 めて明 確 に伝 達 されることになっ た。

人 物 紹 介 では、メソジスト運 動 の創 始 者 ジョン・ウェスレー(1703-1791)、学 院 創 設 者 の両 親 ジェィムズ・

W・ランバス(1830-1892)とメアリー・I

・ランバス(1833-1904)、第 2代 院 長 、吉 岡 美 国 (1862-1948)、西 宮 上 ケ原 キャンパスの校 舎 を設 計 した

W.M.

ヴォーリズなどについて簡 単 な 紹 介 が掲 載 されており、学 院 の歴 史 に接 する機 会 がこれまで以 上 に身 近 になったといえる。

人 材 の養 成 に関 する目 的 その他 の教 育 研 究 上 の目 的 は、大 学 ・大 学 院 ・専 門 職 大 学 院 の 各 学 則 (別 表 )に定 めている。1 - 6 ) ,1 - 2 2 ) ,1 - 4 2 )

2 点 検 ・ 評 価

(1) 効 果 が上 がっている事 項

関 西 学 院 公 式

Webサイト上 に「ミッションステートメント」に関 する紹 介 を掲 載 することで、これまで

(6)

以 上 にその内 容 へのアクセスが容 易 になった。

また、2010年 4月 に配 布 した名 刺 サイズの印 刷 物 「

MISSION & IDEALS」

1 - 4 3 ) が、たいへん好 評 であったため、その後 増 刷 している。

2011年 、上 梓 したパンフレット「輝 く自 由 関 西 学 院 その精 神 と理 想

The Spirit of Kwansei Gakuin

1 - 4 4 ) は、各 学 部 で 行 わ れ ている 必 修 科 目 「 キ リス ト教 学 」 でも 教 材 として取 り 上 げられ、好 評 を得 ている。また学 生 、教 職 員 だけでなく、関 西 学 院 を見 学 に来 る高 校 生 等 にも配 布 している。関 西 学 院 の歴 史 とミッションがコンパクトにまとめられている、という積 極 的 な感 想 が多 数 寄 せられている。

(2) 改 善 すべき事 項

「ミッションステートメント」及 び「めざす人 間 像 」「めざす大 学 像 」がどの程 度 学 生 や教 職 員 に理 解 されているかについては、当 初 その内 容 の浸 透 や認 知 状 況 を測 定 するためのアンケート調 査 を 行 い、結 果 を公 表 する予 定 であった。しかし、調 査 対 象 を どう限 定 するか、またその対 象 ごとに 調 査 項 目 をどうするかということに議 論 が集 中 し、結 果 として調 査 項 目 を確 立 できず、アンケート調 査 も行 われなかった。

また、

Webサイト上 で「新 中 期 計 画 」「大 学 の理 念 」「ミッションステートメント」「スクール・モットー」

等 の閲 覧 がしにくいという指 摘 がある。

3 将 来 に 向 け た 発 展 方 策

(1) 効 果 が上 がっている事 項

関 西 学 院 公 式

Webサ イト「 関 西 学 院 新 基 本 構 想 新 中 期 計 画 進 捗 報 告 2009 -2013」

1 - 2 ) 等 で、大 学 全 体 の教 育 理 念 についての確 認 が行 われ、大 学 構 成 員 への周 知 が繰 り返 し行 われ ており、これらの媒 体 を通 じて教 職 員 がその都 度 大 学 全 体 の理 念 を確 かめつつ、個 別 的 な課 題 に携 わることができるようさらに推 進 する。

(2) 改 善 すべき事 項

関 西 学 院 公 式

Webサイト上 で「新 中 期 計 画 」「 大 学 の理 念 」「ミッションステートメント」「スクー

ル・モットー」等 、これらの理 念 が関 西 学 院 の構 成 員 にどの程 度 認 知 されているのかをはかることが できるよう、必 要 とされる情 報 がより平 易 に検 索 できるよう改 善 する。

評 価 結 果

総 評

貴 大 学 が 掲 げ て い る ス ク ー ル ・ モ ッ ト ー で あ る 「

Mastery for Service( 奉 仕 の た め の

練 達 )」 は 、 建 学 の 精 神 を 簡 潔 に 表 現 す る 行 動 指 針 で あ り 、 創 立 当 初 か ら 培 わ れ て き た 国 際 性 と 社 会 貢 献 へ の 使 命 感 を 身 に つ け た 世 界 市 民 の 育 成 が 重 視 さ れ て い る 。 ま た 「 新 基 本 構 想 」 や 戦 略 的 な 施 策 で あ る 「 新 中 期 計 画

2009

2013」 に ミ ッ シ ョ ン ス テ ー ト メ ン ト

( 使 命 ) お よ び ス ク ー ル ・ モ ッ ト ー な ど が 具 体 的 に 表 現 さ れ て お り 、 大 学 の 目 指 す べ き 方 向 性 を 明 ら か に し て い る 。

各 学 部 ・ 研 究 科 の 人 材 の 養 成 に 関 す る 目 的 そ の 他 の 教 育 研 究 上 の 目 的 は 、「 関 西 学 院 大 学 学 則 」「 関 西 学 院 大 学 大 学 院 学 則 」「 関 西 学 院 大 学 専 門 職 大 学 院 学 則 」 に 明 示 さ れ て お

(7)

り 、『 履 修 心 得 』 な ど の 印 刷 物 、 ウ ェ ブ ペ ー ジ に 公 表 さ れ て い る 。

さ ら に 「 新 基 本 構 想 」 の 中 に 「 ミ ッ シ ョ ン ス テ ー ト メ ン ト 」 お よ び 「 め ざ す 人 間 像 」

「 め ざ す 大 学 像 」 を 掲 げ 、 こ れ ら を 推 進 す る 組 織 と し て 「 新 基 本 構 想 推 進 委 員 会 」 の 下 に 「 ミ ッ シ ョ ン 展 開 推 進 委 員 会 」 を 設 置 し 、「 ミ ッ シ ョ ン 浸 透 マ ス タ ー プ ラ ン 」 に 基 づ い た 理 念 ・ 目 的 の 啓 発 活 動 が 進 め ら れ て い る 。

こ れ ら の 理 念・目 的 の 検 証 は 、「 大 学 自 己 評 価 委 員 会 」が 中 心 と な り 、各 学 部・研 究 科 ・ 部 局 が 毎 年 行 う 自 己 点 検 ・ 評 価 活 動 に よ っ て 行 わ れ て い る 。 ま た 多 様 性 を 力 と す る 「 垣 根 な き ラ ー ニ ン グ ・ コ ミ ュ ニ テ ィ( 学 び と 探 求 の 共 同 体 )」を 目 指 す こ と を 掲 げ 、「 イ ン ク ル ー シ ブ ・ コ ミ ュ ニ テ ィ 促 進 委 員 会 」 に よ る 啓 発 活 動 や 情 報 発 信 と と も に 、「 イ ン ク ル ー シ ブ に 関 す る ア ン ケ ー ト 」 に よ る 理 念 ・ 目 的 の 理 解 ・ 浸 透 に か か わ る 検 証 活 動 を 行 っ て い る 。 貴 大 学 の 理 念 ・ 目 的 を 積 極 的 か つ 恒 常 的 に 発 信 し て い る と と も に 、 実 効 性 の あ る 検 証 活 動 を 行 っ て い る こ と は 、 高 く 評 価 で き る 。

な お 、、「 学 則 」等 に お け る 人 材 の 養 成 に 関 す る 目 的 そ の 他 の 教 育 研 究 上 の 目 的 の 内 容 が 、 文 学 研 究 科 で は 、 文 学 部 の 各 学 科 の 同 目 的 に 「 高 度 な 」 と い う 文 言 が 追 加 さ れ て い る の み で あ り 、ま た 法 学 部 の 法 律 学 科 と 政 治 学 科 の 同 目 的 の 文 章 で は 、「 法 学 」と「 政 治 学 」 の 文 言 以 外 が 同 一 で あ る の で 、 そ れ ぞ れ の 違 い を さ ら に 明 確 に す る こ と が 望 ま れ る 。

大 学 に 対 す る 提 言

○ 長 所 と し て 特 記 す べ き 事 項

「 ミ ッ シ ョ ン 展 開 推 進 委 員 会 」を 設 置 し 、「 ミ ッ シ ョ ン 浸 透 マ ス タ ー プ ラ ン 」に 基 づ い て ミ ッ シ ョ ン を 共 有 し て い く 活 動 を 進 め て い る 。 ま た 、 目 指 す 大 学 像 と し て 掲 げ て い る

「 垣 根 な き ラ ー ニ ン グ ・ コ ミ ュ ニ テ ィ ( 学 び と 探 求 の 共 同 体 )」 を 達 成 す る た め に 、「 イ ン ク ル ー シ ブ ・ コ ミ ュ ニ テ ィ 促 進 委 員 会 」 を 設 置 し て 、 啓 発 活 動 を 行 う と と も に 、「 イ ン ク ル ー シ ブ に 関 す る ア ン ケ ー ト 」 に よ る 検 証 活 動 を 行 っ て い る 。 さ ら に 、 自 校 教 育 科 目 で あ る 「『 関 学 』 学 」 や チ ャ ペ ル ア ワ ー な ど を 通 じ て 、 学 生 ・ 教 職 員 を 問 わ ず 、 全 学 的 に ミ ッ シ ョ ン の 浸 透 を 図 る と と も に 、 同 窓 会 支 部 を 中 心 と し て 学 外 者 に 向 け て 、 広 く 社 会 へ 恒 常 的 に 発 信 し て い る こ と は 、貴 大 学 の 理 念・目 的 を 深 く 浸 透 さ せ る 取 り 組 み と し て 、 評 価 で き る 。

(8)

第2章 教育研究組織

1 現 状 の 説 明

(1) 大 学 の学 部 ・学 科 ・研 究 科 ・専 攻 および附 置 研 究 所 ・センター等 の教 育 研 究 組 織 は、

理 念 ・目 的 に照 らして適 切 なものであるか。

関 西 学 院 大 学 は、西 宮 上 ケ原 、西 宮 聖 和 、神 戸 三 田 、大 阪 梅 田 の4つのキャンパスに、11 学 部 、13研 究 科 を擁 している。また、教 育 ・研 究 を支 える組 織 として、図 書 館 、研 究 所 ・センター 等 と期 限 を付 した特 定 プロジェクト研 究 センターを設 置 している。

本 学 は、『学 校 教 育 法 及 び教 育 基 本 法 の規 定 するところに従 い、広 く知 識 を授 けるとともに深 く専 門 の学 芸 を教 授 研 究 し、キリスト教 主 義 に基 づいて人 格 を陶 冶 する』という理 念 のもと、知 性 を、そして自 らが持 つすべての豊 かさを、隣 人 のために用 いることを強 調 するとともに、創 立 当 初 から 培 われてきた国 際 性 と社 会 貢 献 への使 命 感 を身 につけた世 界 市 民 の育 成 を目 標 としている。教 育 研 究 組 織 は、これを念 頭 に置 きつつ、学 術 の進 展 や社 会 の要 請 にも対 応 して設 置 を行 ってき た。

神 学 部 は創 設 以 来 の伝 統 をもつものであり、文 学 部 、法 学 部 、経 済 学 部 、商 学 部 は、旧 制 大 学 の法 文 学 部 と商 経 学 部 を引 き継 ぐものである。また、昭 和 30年 代 の文 部 省 による理 工 系 学 部 の拡 大 政 策 に則 り、1961年 に理 学 部 を設 置 し、それに先 立 ち1960年 に社 会 学 部 を文 学 部 か ら分 離 独 立 して日 本 で2番 目 に設 置 した。かねてより文 部 省 から校 地 面 積 不 足 が指 摘 されてきた ため、1995年 に新 たに神 戸 三 田 キャンパスを開 設 するとともに総 合 政 策 学 部 を設 置 した。続 いて 2001年 には理 学 部 を神 戸 三 田 キャンパスに移 転 し、2002年 に理 工 学 部 に改 組 した。また、2008 年 には今 日 の超 少 子 高 齢 社 会 からの要 請 に応 え、人 間 と社 会 、そしてその両 者 の交 互 作 用 の 質 の向 上 に貢 献 するソリューションを提 供 することを目 的 とした人 間 福 祉 学 部 を、2009年 には教 育 者 養 成 のニーズと地 域 社 会 の要 請 に応 え、質 の高 い教 育 実 践 に貢 献 することを目 的 とした教 育 学 部 を、さらにグローバル化 が進 展 する社 会 において国 際 的 に活 躍 できる人 材 の育 成 という要 請 に応 え、2010年 には国 際 学 部 を設 置 した。

大 学 院 においては、文 部 省 が1989年 に独 立 研 究 科 の制 度 を設 けたのを受 け、社 会 人 にも広 く 開 放 された 大 学 院 教 育 組 織 とし て、2001 年 に 言 語 教 育 研 究 セン タ ーを 母 体 とし て言 語 コミュ ニ ケーション文 化 研 究 科 を設 置 した。さらに、文 部 科 学 省 による専 門 職 大 学 院 制 度 の導 入 を機 に、

2004 年 に 司 法 研 究 科 ( ロースクール)を設 置 する とともに、 公 認 会 計 士 法 の 改 正 お よびアカウン ティングスクールの法 制 化 を待 って、2005年 に経 営 戦 略 研 究 科 (ビジネススクール、アカウンティン グスクール)を設 置 した。

各 学 部 ・研 究 科 は、大 学 の理 念 に基 づいてそれぞれの理 念 を定 めている。さらに、この理 念 に 基 づいて目 的 および教 育 目 標 を定 めており、これらが各 学 部 ・研 究 科 の教 育 ・研 究 の指 針 となっ ている。

学 部 ・大 学 院 における教 育 ・研 究 活 動 に必 要 となる図 書 ・資 料 を収 集 し、利 用 者 に提 供 する 設 備 として、 西 宮 上 ケ 原 キャンパス に 大 学 図 書 館 、 神 戸 三 田 キ ャンパス に 大 学 図 書 館 分 室 の 図 書 メディア館 を設 置 している。

また、教 育 ・研 究 活 動 を支 える組 織 として、次 のとおり研 究 所 をはじめとして種 々のセンターを設

(9)

置 している。

「 産 業 研 究 所 」( 1932 年 )は 産 業 ・ 経 済 の 調 査 を 行 う こ と を 目 的 に 創 設 さ れた 社 会 科 学 系 の 研 究 所 であり、研 究 活 動 と共 に、情 報 ・資 料 を提 供 するサービスセンターとしての役 割 も果 たして いる。「キリスト教 と文 化 研 究 センター」(1997年 )は、現 代 社 会 が直 面 する問 題 のキリスト教 の観 点 からの理 解 を試 みる、キリスト教 主 義 を掲 げる関 西 学 院 ならではのユニークな研 究 機 関 である。

「災 害 復 興 制 度 研 究 所 」(2005年 )は災 害 からの再 生 ・再 起 を研 究 テーマに掲 げた日 本 で最 初 の研 究 機 関 であ る 。「 先 端 社 会 研 究 所 」 ( 2008 年 )は 、 文 部 科 学 省 より 2003 年 か ら 5 年 に わ たり 助 成 を受 けた21世 紀

COE

プログラム「『人 類 の幸 福 に資 する社 会 調 査 』の研 究 -文 化 的 多 様 性 を尊 重 する社 会 の構 築 」の研 究 を維 持 ・発 展 させるために設 置 したものである。「言 語 教 育 研 究 センター」(1992年 )は全 学 に対 して英 語 および10の選 択 外 国 語 の教 育 プログラムを、「共 通 教 育 センター」(2010年 )は全 学 共 通 教 育 科 目 を提 供 する組 織 である。また、大 学 での教 育 の一 つ の大 きな柱 である人 権 教 育 に取 り組 むため、学 生 のみならず教 職 員 をも対 象 とした人 権 教 育 を担 当 する「人 権 教 育 研 究 室 」(1995年 )を設 置 している。「教 職 教 育 研 究 センター」(1999年 )は教 職 課 程 の充 実 とその円 滑 な運 営 を、「高 等 教 育 推 進 センター」(2010年 )は教 育 の高 度 化 推 進 および教 育 の質 保 証 に関 する施 策 の企 画 ・立 案 を担 う組 織 である。「国 際 教 育 ・協 力 センター」

(2005 年 )は、学 生 の国 際 性 の涵 養 という目 的 の ために設 置 し た組 織 であり、交 換 留 学 や国 際 協 力 プログラムを担 当 する。また、留 学 生 の日 本 語 教 育 を全 学 的 な視 野 で提 供 する「日 本 語 教 育 センター」(2011年 )を設 置 している。「総 合 支 援 センター」(2011年 )は、学 生 の就 学 支 援 を目 的 に設 置 された組 織 であり、障 がいをもつ学 生 が他 の学 生 と同 じように学 べるよう支 援 を行 う「キャ ンパス自 立 支 援 室 」と、学 生 生 活 上 でのさまざまな悩 みの相 談 に応 じる「学 生 支 援 相 談 室 」より 成 る。一 方 「キャリアセンター」(2006年 )は、学 生 の就 職 活 動 を支 援 するとともに、キャリア教 育 を 担 当 する。

以 上 の常 設 の研 究 所 ・センター等 とは別 に、学 内 の複 数 の組 織 による学 術 研 究 を促 進 するた めに、時 限 を付 した特 定 プロジェクト研 究 センターという枠 組 みを設 けている。2012年 4月 現 在 、23 の特 定 プロジェクト研 究 センターを設 置 している。

大 学 における教 育 ・研 究 を支 えるすべての組 織 の設 置 ・改 廃 は、大 学 評 議 会 および理 事 会 に おいて、当 該 組 織 が理 念 ・目 的 に沿 ったものであるか、および学 術 研 究 の動 向 や社 会 の要 請 を 踏 まえたものであるかに照 らして審 議 する。また、これら組 織 の運 営 は、大 学 評 議 会 および理 事 会 で協 議 された規 程 に基 づいて行 っている。2 - 1 ) , 2 - 2 )

(2) 教 育 研 究 組 織 の適 切 性 について、定 期 的 に検 証 を行 っているか。

関 西 学 院 大 学 では「関 西 学 院 大 学 自 己 点 検 ・評 価 規 程 」2 - 3 ) 及 び同 細 則2 - 4 ) を定 め、各 組 織 の検 証 は「自 己 点 検 ・評 価 」において毎 年 実 施 している。

組 織 の改 廃 が必 要 な場 合 、その議 論 および決 定 は大 学 評 議 会 で行 う。2010年 に設 置 した高 等 教 育 推 進 センターについては、2011年 に大 学 評 議 会 の下 に「高 等 教 育 推 進 センター検 討 委 員 会 」を設 置 し て組 織 および規 程 の見 直 しを 行 った。 研 究 所 及 び 研 究 センター の 適 切 性 は、 活 動 報 告 書 に基 づき、学 外 の第 三 者 を含 む評 価 委 員 会 により評 価 する。産 業 研 究 所 および先 端 社 会 研 究 所 に関 しては、2012年 に研 究 推 進 社 会 連 携 推 進 機 構 評 議 員 会 が組 織 の改 廃 を視 野 に入 れた事 業 評 価 を行 い、その内 容 を踏 まえて事 業 改 善 を行 うことを大 学 評 議 会 で決 定 した。

特 定 プロジェクト研 究 センターに関 しては、最 終 年 度 だけでなく中 間 年 度 にも評 価 委 員 会 の評 価 を行 い、成 果 が上 がっていない場 合 には学 長 の判 断 によりセンターを廃 止 する。

(10)

2 点 検 ・ 評 価

(1) 効 果 が上 がっている事 項

2008年 の人 間 福 祉 学 部 、2009年 の 教 育 学 部 、2010年 の国 際 学 部 の設 置 による学 部 教 育 の充 実 は、国 際 性 と社 会 貢 献 への使 命 感 を身 につけた世 界 市 民 の育 成 という目 標 を実 現 して 行 く上 で非 常 に重 要 な意 義 を持 つ。

(2) 改 善 すべき事 項

関 西 学 院 大 学 の教 育 ・研 究 組 織 は、機 能 別 に独 立 しており、職 掌 は組 織 構 成 に沿 った形 で 機 械 的 に細 分 化 されている。このため、多 くのセンターが学 長 の下 に並 列 的 に設 置 される構 造 と なっていたり、情 報 システ ムに関 係 す る部 署 が学 内 に散 在 す るなど、全 体 として見 ると 必 ずしも効 率 的 な運 営 がなされているとは言 えない点 がある。また、各 組 織 が独 立 して運 営 されているために、

組 織 間 のコミュニケーションが不 足 し、大 学 として首 尾 一 貫 した施 策 を実 行 できないことも多 い。

3 将 来 に 向 け た 発 展 方 策

(1) 効 果 が上 がっている事 項

研 究 を通 じた社 会 貢 献 、および理 系 分 野 の人 材 育 成 の強 化 の観 点 から、新 中 期 計 画 に挙 げた「学 生 増 を視 野 におさめた理 系 分 野 の強 化 ・充 実 策 」を実 現 していく。2015年 を目 標 に理 工 学 部 に 新 た に 3 学 科 を 増 設 す る 方 針 を 2012 年 10 月 の 大 学 評 議 会 で 決 定 し、 文 部 科 学 省 へ の 設 置 申 請 に向 けて、その具 体 化 を進 めている。

(2) 改 善 すべき事 項

現 在 、大 学 における各 組 織 の運 営 を効 率 化 することを目 的 に、現 行 の類 似 した役 割 を持 つ組 織 を管 轄 下 に置 き、統 合 的 な事 務 組 織 によって企 画 、管 理 、執 行 という一 連 の機 能 をもつ4つの

「機 構 」(教 務 機 構 、 学 生 活 動 支 援 機 構 、 情 報 環 境 機 構 、 国 際 連 携 機 構 ) に再 編 する大 規 模 な組 織 改 編 を、2013年 4月 から実 現 できるよう作 業 を進 めている。

評 価 結 果

総 評

貴 大 学 は 、

11

学 部 、

13

研 究 科 か ら な る 総 合 大 学 で あ り 、

12

の 常 設 研 究 所 ・ 研 究 セ ン タ ー に 加 え て 、

23

に の ぼ る 特 定 プ ロ ジ ェ ク ト か ら な る 教 育 研 究 組 織 を 築 い て い る 。

こ う し た 教 育 研 究 組 織 は 、 幅 広 い 知 識 、 教 養 と 高 度 の 専 門 性 を 備 え た 人 材 の 育 成 と い う 時 代 の 要 請 に 応 え る た め に 段 階 的 に 整 備 さ れ て き た も の で あ り 、 貴 大 学 の 改 革 努 力 の 成 果 で あ る 。 ま た 、「 め ざ す 大 学 像 」 に 示 さ れ て い る キ リ ス ト 教 主 義 と 社 会 奉 仕 と い う 大 学 の 理 念 を 明 示 す る 代 表 的 な 組 織 と し て 、 神 学 部 ・ 神 学 研 究 科 の ほ か に 人 間 福 祉 学 部 ・ 人 間 福 祉 研 究 科 、「 人 権 教 育 研 究 室 」「 キ リ ス ト 教 と 文 化 研 究 セ ン タ ー 」「 災 害 復 興 制 度 研 究 所 」「 先 端 社 会 研 究 所 」 な ど の 教 育 研 究 組 織 お よ び 施 設 が あ り 、 貴 大 学 の 特 色 と し て 挙 げ る こ と が で き る 。

各 組 織 の 適 切 性 の 検 証 は 、「 関 西 学 院 自 己 点 検 ・ 評 価 規 程 」な ら び に「 関 西 学 院 大 学 自 己 点 検 ・ 評 価 規 程 」 に 基 づ い て 、 毎 年 度 実 施 さ れ て い る 。 研 究 所 等 に つ い て は 、 学 外 第

(11)

三 者 を 含 む 「 評 価 委 員 会 」「 高 等 教 育 推 進 セ ン タ ー 検 討 委 員 会 」「 研 究 推 進 社 会 連 携 機 構 評 議 員 会 」 に よ っ て 検 証 が 行 わ れ て い る 。 ま た 組 織 や 特 定 プ ロ ジ ェ ク ト の 改 廃 に つ い て の 議 論 と 決 定 は 、 学 長 お よ び 「 大 学 評 議 会 」 が 責 任 を 負 う こ と に な っ て お り 、 明 確 な 責 任 体 制 に あ る 。こ れ ま で の 検 証 の 結 果 、運 営 の 効 率 化 の 必 要 性 が 自 覚 さ れ た こ と に よ り 、

2013( 平 成 25

) 年 4 月 か ら 大 規 模 な 組 織 改 編 に 着 手 し 、 統 合 的 な 組 織 と し て 5 つ の 機 構

( 教 務 機 構 、学 生 活 動 支 援 機 構 、情 報 環 境 機 構 、研 究 推 進 社 会 連 携 機 構 、国 際 連 携 機 構 ) に 体 制 を 整 備 し 、 類 似 し た 役 割 を 持 つ 組 織 を 管 轄 下 に 置 く こ と を 進 め た 。 こ れ に よ り 、 貴 大 学 の 教 育 ・ 研 究 活 動 の 推 進 に お け る 意 思 決 定 の 迅 速 化 と 組 織 間 の 連 携 強 化 が 期 待 さ れ る 。

(12)

第3章 教員・教員組織

1 現 状 の 説 明

(1) 大 学 として求 める教 員 像 および教 員 組 織 の編 制 方 針 を明 確 に定 めているか。

大 学 として求 める教 員 像

「教 授 、准 教 授 、助 教 及 び専 任 講 師 の任 用 に関 する規 程 」3 - 1)、「教 員 選 考 基 準 」3 - 2 )を定 め、

本 学 の各 教 員 に求 める能 力 と資 質 等 を明 確 にし、適 切 な基 準 ・手 続 きのもとで教 員 の募 集 ・採 用 ・昇 任 を行 っている。

また、言 語 教 育 については「言 語 教 育 の全 学 的 体 制 に係 わる採 用 人 事 及 び昇 任 人 事 に関 する了 解 事 項 」3 - 3 ) のもと、「関 西 学 院 大 学 外 国 人 常 勤 講 師 に関 する規 程 」3 - 4 )、「言 語 特 別 契 約 教 員 に関 する規 程 」3 - 5 )、「関 西 学 院 大 学 言 語 教 育 常 勤 講 師 に関 する規 程 」3 - 6 ) などの規 程 を定 め、言 語 教 育 担 当 教 員 に求 める能 力 と資 質 等 を明 確 にしている。

大 学 院 につ いては、「 大 学 院 教 員 及 び 大 学 院 指 導 教 員 選 考 基 準 」3 - 7 ) 及 び「 専 門 職 大 学 院 教 員 任 用 規 程 」3 - 8 ) を 定 め 、 大 学 院 を 担 当 す る 教 員 に 求 め る 能 力 と 資 質 等 を 明 確 に し て い る。

特 定 分 野 の任 期 制 教 員 に求 める能 力 や資 質 等 については、「特 別 任 期 制 教 授 に関 する規

程 」3 - 9)、「特 別 契 約 教 員 に関 する規 程 」3 - 10 )、「関 西 学 院 大 学 国 際 協 力 教 育 常 勤 教 員 に関 す

る規 程 」3 - 11 )、「法 科 大 学 院 任 期 制 実 務 家 教 員 規 程 」3 - 12 )、「経 営 戦 略 研 究 科 任 期 制 実 務 家 教 員 規 程 」3 - 13 ) を定 め、明 確 にしている。

このように規 程 等 で、教 員 に求 める能 力 や資 質 等 を明 確 にしているほか、理 事 長 は「期 待 する 教 員 像 」について、学 長 は「研 究 者 の姿 勢 、社 会 的 責 任 」について、次 のとおり述 べている。

森 下 洋 一 理 事 長 (2011年 4月 1日 新 任 教 職 員 就 任 式 式 辞 )

①学 生 の志 や夢 の実 現 に向 けて真 摯 に向 き合 い、よりよい教 育 ・研 究 に努 め、学 生 の成 長 を最 大 の喜 びとして誇 りと情 熱 をもって取 り組 んでいる教 員

②専 門 分 野 においては、学 界 や社 会 から高 い評 価 を受 け、確 たる地 位 を築 き、社 会 に貢 献 し、

かつ社 会 から尊 敬 されている教 員

③学 識 、識 見 はもちろん、人 望 、人 徳 を備 えた人 間 的 な魅 力 のある教 員

④学 生 にとって生 涯 の鏡 となり、一 生 の師 と仰 ぎ敬 われる教 員 井 上 琢 智 学 長 (2012年 4月 2日 大 学 院 入 学 式 式 辞 )

博 士 課 程 前 期 課 程 、後 期 課 程 さらには専 門 職 学 位 課 程 へ入 学 された皆 さんは、研 究 者 や 専 門 職 を目 指 されています。そのために皆 さんは、自 らが選 択 した専 門 分 野 の専 門 知 識 と技 術 を 習 得 されようとしています。

皆 さんの中 には、パラダイムの転 換 を目 差 している方 もおられるのかもしれません。そこまで望 まなく て、ハード・ アカデミズムを目 差 し ているおられる方 もおられるの かもしれません。否 、そう でなくて、研 究 者 というよりも教 育 を重 視 し、さらには実 践 面 での貢 献 を願 っておられる方 もあるとは思 います。し かし、どのような立 場 にたとうとも、専 門 職 大 学 院 を含 めて大 学 院 へ入 学 されるに際 して、お覚 え頂 きたい点 、お願 いしておきたいことがあります。

ご承 知 の通 り、産 業 革 命 ・工 業 化 を支 えた、近 代 化 を可 能 にした分 業 と同 様 、近 代 科 学 は、

学 問 の分 業 を通 じて、つまり専 門 性 を高 めることで、発 達 してきました。それは不 完 全 な存 在 である

(13)

人 間 にとっては、総 合 知 の獲 得 は困 難 である、否 、不 可 能 であるとの認 識 の結 果 であったと思 わ れます。まさにそれが、広 義 の哲 学 (philosophy)から諸 科 学 (sciences)への展 開 でした。だか らこそ、修 士 学 位 にせよ、博 士 学 位 にせよ今 やその専 門 性 を高 めなければ、つまり研 究 の幅 を狭 く し、関 連 領 域 ですら十 分 に学 ぶことなく研 究 を続 けなければ、その成 果 を得 られない状 況 になって きています。

しかし、この専 門 化 の深 化 には、落 とし穴 があると思 われます。アダム・スミスは『国 富 論 』の中 で

「分 業 は生 産 性 ・効 率 を高 める」とそのメリットを指 摘 する一 方 で、「その分 業 は知 的 能 力 の衰 退 を 招 くなど、人 間 性 を損 な う」とも主 張 し ています。このことを学 問 の分 化 に 敷 衍 しますと、専 門 化 の 深 化 は、総 合 知 、すなわち、今 は死 語 になったのかもしれませんが、真 理 への道 を自 らの手 で閉 ざ すことになるのではないかと思 われます。確 かに、人 間 は真 理 へ到 達 できないかもしれません。しか し、出 来 ない からとい って 、そ の 道 を 歩 まず、 手 近 の 成 果 で 満 足 す る方 が いいのでしようか。 関 西 学 院 の校 章 であるクレセントは、必 ず満 月 になります。しかし、満 月 にならないと分 かっていても、満 月 になるように人 間 が着 実 な知 的 作 業 を続 けることにも意 義 を認 める必 要 があるのではないでしよう か。分 業 によって人 間 性 を失 うのと同 じように、過 度 の専 門 化 によって失 うものが大 きいことを覚 えて おく必 要 があると思 います。それを避 ける方 法 があります。

それは、専 門 化 を進 めれば進 めるほど、研 究 対 象 は何 であり、それによって放 棄 することになる分 野 は何 であるかを自 覚 することです。換 言 すれば、私 たちの科 学 はしばしば「他 の事 情 が等 しければ

“ceteris paribus”」という前 提 に基 づいて研 究 をしています。このことに思 いを寄 せれば、その「等 しい」とした「 他 の 事 情 」 が 何 であり 、 その「 事 情 の 変 化 」 に 絶 えず 注 目 す るこ とが 必 要 となりま す。

例 え ば 、 私 た ちは 今 や 人 間 が 作 り 上 げた 文 化 ・ 文 明 が 人 間 中 心 主 義 に 陥 っ て い る こ と に 気 づ き 始 めています。

昨 年 の東 日 本 大 震 災 で 研 究 者 は「想 定 外 」を強 調 し、その責 任 の回 避 をはかろうとしました 。 人 間 の力 はきわめて限 定 的 ですから、「想 定 外 」のすべてを「想 定 すること」はできません。しかし 、 それだからこそ、自 然 に謙 虚 にならなくてはならないのだと思 います。

このような反 省 がきわめて重 要 だとすれば、私 たちは研 究 者 の卵 として、また、研 究 者 として、近 代 科 学 が誕 生 する際 に科 学 者 がとった姿 勢 、つまり謙 虚 に自 然 と向 き合 い、その声 に慎 重 に耳 を傾 けることだと思 います。その謙 虚 さこそが、私 たちを新 しい科 学 やそれを含 む文 化 ・文 明 を築 く、

第 一 歩 に な るのではな い でしよう か。 それは 再 び 先 に 指 摘 し まし たよう に、 科 学 (

sciences) に 再 び

哲 学 (philosophy)を回 復 していただく必 要 があるということになります。

加 えて、もう一 つ重 要 なことがあります。それは研 究 者 の社 会 的 責 任 ということです。例 えば、昨 年 の東 日 本 大 震 災 に際 しても、科 学 者 の社 会 的 責 任 が問 われました。政 府 はもちろん原 子 力 の 専 門 家 といわれている研 究 者 がほんとうに私 たちに「真 実 」を伝 えてきたかということです。必 ずし も

「真 実 」を伝 えてこなかったと思 われるからこそ、私 たちは彼 らに不 信 をもつようになりました。それが今 なお問 題 の解 決 を困 難 にしている側 面 があることを知 る必 要 があります。私 たちは常 に自 らの研 究 成 果 の社 会 的 責 任 にも思 いめぐらしながら「真 実 の探 求 」「真 理 の追 究 」といった、今 では、しばし ば忘 れられている「真 実 」や「真 理 」をともに求 め続 けていきたいと願 っています。

しかし、その際 にでも忘 れてはならないのは、自 然 をコントロールでき、支 配 さえできるという「人 間 の慢 心 」への戒 めであり、「自 然 へ敬 意 」 を示 すとともに「 自 然 と 今 一 度 、謙 虚 に 向 き合 う」 ことで す。その点 では、私 たち教 員 もまた、皆 さんとともに同 じ学 ぶものとして、今 後 も、研 究 を続 けるととも に、それを教 育 の現 場 に反 映 させるように努 めてまいりたいと思 っています。その意 味 で、関 西 学 院

(14)

大 学 での教 育 は「研 究 に基 づいての教 育 」でありたいと思 っ ており、それを完 遂 するた めには関 西 学 院 大 学 体 育 会 のモットーではありますが、“Noble Stubbornness(高 貴 な粘 り)”が必 要 であり、

その成 果 は本 学 のスクールモットー“

Mastery for Service”の精 神 に基 づいて、社 会 に還 元 する

ように皆 さんとともに私 たちも努 めていきたいと願 っています。

教 員 組 織 の編 制 方 針

専 任 教 員 (言 語 教 育 担 当 ・専 門 教 育 担 当 )は、原 則 として各 学 部 ・研 究 科 に所 属 する体 制 をとっており、「大 学 評 議 会 規 程 」3 - 14 )、「 教 授 会 規 程 」3 - 15 )、 「 専 門 職 大 学 院 研 究 科 教 授 会 規

程 」3 - 16 )、「大 学 院 研 究 科 委 員 会 規 程 」3 - 17 ) に則 り、学 部 長 ・研 究 科 長 ・研 究 科 委 員 長 のもと、

専 任 教 員 は各 学 部 教 授 会 ・研 究 科 教 授 会 ・研 究 科 委 員 会 の構 成 メンバーとして教 育 ・研 究 に 携 わっている。学 部 ・研 究 科 に所 属 しない教 員 (本 学 では「学 長 直 属 教 員 」と称 している)は、研 究 所 所 属 の教 員 として教 育 ・研 究 に携 わっている。なお、各 学 部 ・研 究 科 等 への教 員 配 置 につ いては、大 学 評 議 会 において毎 年 確 認 している。

大 学 職 制3 - 18 ) に教 務 部 長 ・副 部 長 、教 務 主 任 ・副 主 任 、大 学 院 教 務 学 生 委 員 ・副 委 員 を 定 めて おり 、 学 部 教 育 に ついて は「 教 務 委 員 会 規 程 」3 - 19 )、 大 学 院 教 育 に ついて は「 大 学 院 教 務 学 生 委 員 会 規 程 」3- 2 0 ) に基 づき、全 学 的 に教 育 を実 施 する上 において必 要 な役 割 分 担 ・責 任 を明 確 にしている。また、各 学 部 に教 務 主 任 ・副 主 任 を、各 研 究 科 に大 学 院 教 務 学 生 委 員 ・ 副 委 員 をそれぞれ配 置 し、各 学 部 教 授 会 ・研 究 科 教 授 会 ・研 究 科 委 員 会 において、各 学 部 ・ 研 究 科 における組 織 的 な教 育 を実 施 する上 において必 要 な役 割 分 担 ・責 任 を明 確 にしている。

(2) 学 部 ・研 究 科 等 の教 育 課 程 に相 応 しい教 員 組 織 を整 備 しているか。

各 学 部 、 研 究 科 及 び 専 門 職 大 学 院 に おける 教 員 組 織 は 、それぞれ 設 置 基 準 上 定 められた 所 定 の必 要 専 任 教 員 数 を満 たしている。3 - 67 )

本 学 はキリスト教 主 義 を建 学 の理 念 としており、神 学 部 を除 く各 学 部 に専 任 教 員 による宗 教 主 事 という役 職 を置 き、キリスト教 科 目 を担 当 するとともに「チャペルアワー」3 - 6 8 ) の運 営 等 、学 部 のキ リスト教 活 動 の中 心 的 役 割 を担 っている。また、キリスト教 教 育 に関 する全 学 的 な連 絡 ・調 整 を図 るため、「大 学 宗 教 主 事 会 」3 - 6 9 ) を設 置 している。

各 学 部 ・ 研 究 科 及 び 専 門 職 大 学 院 の 教 育 課 程 に 相 応 し い 授 業 科 目 担 当 者 に つ い ては 、

「教 授 会 規 程 」3 - 15 )

「専 門 職 大 学 院 研 究 科 教 授 会 規 程

3- 16 )

「大 学 院 研 究 科 委 員 会 規 程 」

3 - 17 ) に則 り、各 学 部 教 授 会 、各 研 究 科 委 員 会 、各 研 究 科 教 授 会 でそれぞれ決 定 している。なお、

それぞれの教 育 課 程 におけるコアとなる授 業 科 目 は、専 任 教 員 が担 当 することとしている。

全 学 部 にわたる言 語 教 育 の教 育 課 程 については、言 語 教 育 研 究 センター3 - 7 0 ) を設 置 しており、

各 学 部 の必 修 言 語 教 育 科 目 に代 わる科 目 として、ネイティブ教 員 のみで行 う「英 語 インテンシブ・

プログラム」「フランス語 ・ドイツ語 インテンシブ・プログラム」など3 - 71 ) を担 当 する教 員 組 織 を整 備 して いる。

研 究 指 導 担 当 者 については、「大 学 院 教 員 及 び 大 学 院 指 導 教 員 選 考 基 準 」3 - 7 ) 及 び「 専 門 職 大 学 院 教 員 任 用 規 程 」3 - 8 ) に従 い、各 研 究 科 委 員 会 ・研 究 科 教 授 会 で決 定 している。

専 任 教 員 一 人 あたりの在 籍 学 生 数 は、学 部 単 位 では13.3人 ~57.6人3 - 67 ) であり、専 任 教 員 の 年 齢 構 成 は 、 31 ~ 35 歳 が 17 人 ( 3.0 % ) 、 36 ~ 40 歳 が 53 人 ( 9.3 % ) 、 41 歳 ~ 45 歳 が 82 人

( 14.4 % ) 、 46 歳 ~ 50 歳 が 84 人 ( 14.7 % ) 、 51 歳 ~ 55 歳 が 101 人 ( 17.7 % ) 、 56 歳 ~ 60 歳 が 87 人

(15.3%)、61歳 ~65歳 が115人 (20.2%)、66歳 以 上 が31人 (5.4%)となっている。3 - 7 2 )

専 任 教 員 570人 のうち、外 国 人 教 員 は41人 (7.2%)、女 性 教 員 は94人 (16.5%)、本 学 出 身

(15)

の専 任 教 員 は143人 (25.1%)である。3 - 7 3 )

(3) 教 員 の募 集 ・採 用 ・昇 格 は適 切 に行 われているか。

教 員 の募 集 方 法 については、それぞれの教 授 会 ・研 究 科 教 授 会 に任 されており、公 募 制 を原 則 としている教 授 会 ・研 究 科 教 授 会 もある。採 用 ・昇 格 (昇 任 )については、「教 授 、准 教 授 、助 教 及 び 専 任 講 師 の 任 用 に 関 す る 規 程 」3 - 1 )、 「 教 員 選 考 基 準 」3 - 2 ) 及 び 「 専 門 職 大 学 院 教 員 任 用 規 程 」3 - 8 ) に従 い、それぞれの教 授 会 ・ 研 究 科 教 授 会 で審 査 委 員 会 等 を設 けて、個 別 に 定 める諸 条 件 に基 づき審 査 を行 い、決 議 のうえ学 長 を通 じて理 事 会 に推 薦 し、承 認 する手 続 を とっている。学 部 ではなく研 究 所 等 に所 属 する教 員 (学 長 直 属 教 員 )については、大 学 評 議 会 が 教 授 会 の 役 割 を 果 たし ている。 また、 大 学 院 教 員 及 び 大 学 院 指 導 教 員 へ の 任 用 については、

「大 学 院 教 員 及 び大 学 院 指 導 教 員 選 考 基 準 」3 - 7 ) に従 い、それぞれの大 学 院 研 究 科 委 員 会 、 専 門 職 大 学 院 研 究 科 教 授 会 において行 っている。

任 期 制 教 員 の採 用 及 び任 期 の更 新 については、「任 期 を定 めて任 用 する教 員 に関 する規 程 」

3 - 3 8 )、「特 別 任 期 制 教 授 に関 する規 程 」3 - 9 )、「関 西 学 院 大 学 外 国 人 常 勤 講 師 に関 する規 程 」

3 - 4 )、「言 語 特 別 契 約 教 員 に関 する規 程 」3 - 5 )、「言 語 教 育 常 勤 講 師 に関 する規 程 」 3 - 6 )、「特 別

契 約 教 員 に 関 す る 規 程 」3 - 10)

「 関 西 学 院 大 学 国 際 協 力 教 育 常 勤 教 員 に 関 する規 程 」3 - 11 )

「 法 科 大 学 院 任 期 制 実 務 家 教 員 規 程 」3 - 12 )

「 経 営 戦 略 研 究 科 任 期 制 実 務 家 教 員 規 程 」

3 - 13 ) に従 い、大 学 評 議 会 、当 該 の教 授 会 ・研 究 科 教 授 会 、言 語 教 育 研 究 センター評 議 員 会

において行 っている。

以 上 の 教 員 の 採 用 ・ 昇 格 ( 昇 任 ) 及 び 任 期 更 新 の 手 続 き については、 「 大 学 評 議 会 規 程 」

3 - 14 )、「教 授 会 規 程 」3 - 15 )、「専 門 職 大 学 院 研 究 科 教 授 会 規 程 」3 - 16 )、「大 学 院 研 究 科 委 員 会

規 程 」3 - 17 )、「言 語 教 育 研 究 センター規 程 」3 - 7 0 ) に従 い、構 成 員 の3分 の2以 上 の出 席 をもって成 立 する教 授 会 等 の出 席 者 数 の3分 の2以 上 の同 意 をもって決 定 している。

非 常 勤 講 師 を採 用 する場 合 は、学 部 ・研 究 科 開 講 科 目 については当 該 の教 授 会 ・研 究 科 教 授 会 、 学 部 の全 学 科 目 については教 務 委 員 会3 - 19 ) において、履 歴 ・ 業 績 に 基 づき審 査 し 、 決 定 している。

(4) 教 員 の資 質 の向 上 を図 るための方 策 を講 じているか。

本 学 では、①学 生 の受 け入 れ方 針 (アドミッション・ポリシー)、②教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針

(カリキュラム・ポリシー)、③学 位 授 与 方 針 (ディプロマ・ポリシー)を定 め、各 学 部 ・研 究 科 はそれ ぞれの方 針 に従 って教 育 改 革 を進 めており、教 員 の資 質 の向 上 を図 るため、次 のとおり全 学 的 な 方 策 を講 じている。

2010年 4月 に、教 育 力 を強 化 し、教 育 の質 を高 め、全 学 的 にFDを推 進 する組 織 として、高 等 教 育 推 進 セ ンター3 - 113 ) を設 置 し 、 教 員 の 資 質 向 上 に 向 けた 様 々なプ ロ グ ラムを 実 施 している。

3 - 114 )

全 学 的 なプ ログラムとし ては、新 任 教 員 対 象 の 初 任 者 研 修 プログ ラム 、教 育 経 歴 の比 較 的 浅 い教 員 を対 象 とした「授 業 方 法 の基 礎 の基 礎 」ワークショップ、全 授 業 科 目 を対 象 とした授 業 調 査 アンケートの実 施3 - 115 ) などを行 っている。

各 学 部 では、授 業 のオブザベーション、授 業 改 善 報 告 会 、研 究 会 や研 修 会 を実 施 しており、

これ ら のFD活 動 は 、 高 等 教 育 推 進 セン タ ー の 教 育 力 向 上 (

FD) 専 門 部 会 で 情 報 交 換 さ れ 、

「高 等 教 育 推 進 セ ンタ ー ニュ ーズ レタ ー」 や 関 西 学 院 公 式

Webサ イト など に 掲 載 し 、 啓 発 と 情

報 共 有 に努 めている。3 - 114 )

(16)

上 記 の プ ロ グ ラ ム 以 外 に 、 全 学 的 に 導 入 し て い る 学 習 管 理 シ ス テ ム (

Learning Management System、 L M S

3 - 114 ) の操 作 講 習 会 (ネット上 での教 材 の提 示 、課 題 の提 示 、 テストの実 施 方 法 など)を開 催 し、学 生 とのコミュニケーションツールとしての活 用 促 進 を図 っている。

また、高 等 教 育 の動 向 に関 する情 報 提 供 を目 的 として、全 教 員 を対 象 とした

FD講 演 会 、全 教

職 員 を対 象 としたSD講 演 会 を毎 年 実 施 している。3 - 114 )

また、関 西 地 区

FD

連 絡 協 議 会 及 び全 国 私 立 大 学

FD連 携 フォーラムの幹 事 校 として、関 西

地 区 の国 公 私 立 大 学 や全 国 私 立 大 学 と連 携 してFD活 動 を行 っている。

教 員 の教 育 研 究 活 動 等 の評 価 については、それぞれが所 属 する学 部 教 授 会 ・ 研 究 科 教 授 会 ・ 研 究 科 委 員 会 が 実 施 し てい る。 学 部 ・ 研 究 所 に 所 属 し ない教 員 に ついては、 そ れぞれ が 所 属 する研 究 所 評 議 員 会 等 において実 施 している。

本 学 では「関 西 学 院 大 学 研 究 業 績 データベース」3 - 5 9 ) を関 西 学 院 公 式

Webサイト上 で公 開

しており、教 員 自 身 がWeb上 で入 力 することにより、リアルタイムで研 究 業 績 を公 開 している。学 部 長 会 で毎 年 2回 、各 教 員 の研 究 業 績 のデータベース更 新 状 況 を報 告 しており、未 更 新 の教 員 に対 しては、所 属 長 から督 促 するようにしている。また「関 西 学 院 大 学 リポジトリ」3 - 116 ) を構 築 し、教 育 ・研 究 活 動 の活 性 化 に努 めている。

2 点 検 ・ 評 価

(1) 効 果 が上 がっている事 項

な し

(2) 改 善 すべき事 項

学 部 ・研 究 科 に所 属 しない教 員 (学 長 直 属 教 員 )や、各 学 部 の宗 教 主 事 のうち、専 門 分 野 に応 じた研 究 科 の大 学 院 教 員 として任 用 されていない教 員 がいる。

3 将 来 に 向 け た 発 展 方 策

(1) 効 果 が上 がっている事 項

な し

(2) 改 善 すべき事 項

大 学 院 教 員 として任 用 されていない教 員 を、その専 門 分 野 に応 じた研 究 科 の大 学 院 教 員 とし て任 用 することができるよう、関 連 研 究 科 委 員 会 委 員 長 とともに具 体 的 計 画 を策 定 する。

評 価 結 果

総 評

教 員 の 採 用 ・ 昇 格 の 際 に 必 要 と す る 各 教 員 に 求 め る 能 力 ・ 資 質 な ど の 基 準 お よ び 手 続 き は 、「 教 授 、 准 教 授 、 助 教 及 び 専 任 講 師 の 任 用 に 関 す る 規 程 」「 教 員 選 考 基 準 」「 大 学 院 教 員 及 び 大 学 院 指 導 教 員 選 考 基 準 」「 専 門 職 大 学 院 教 員 任 用 規 程 」 な ど に 明 文 化 さ れ て お り 、 こ れ ら の 規 程 に 基 づ い て 適 切 な 人 事 が 行 わ れ て い る 。 し か し な が ら 、 教 育 ・ 研 究 に 対 す る 姿 勢 な ど 大 学 と し て 求 め る 教 員 像 が 明 確 に 定 め ら れ て い な い た め 、 編 制 方 針 を 具 体 的 に 明 示 し て い る 学 部・研 究 科 が 少 な い 。今 後 、大 学 と し て 求 め る 教 員 像 を 明 文 化 し 、

(17)

教 職 員 で 共 有 す る こ と が 望 ま れ る 。

専 任 教 員 数 に つ い て は 、 す べ て の 組 織 に お い て 設 置 基 準 上 の 必 要 教 員 数 を 満 た し て い る 。 教 員 1 名 あ た り の 学 生 数 ( S T 比 ) も お お む ね 適 正 な 状 態 で あ り 、 年 次 的 に 特 別 契 約 教 員 や 任 期 制 教 員 を 採 用 す る な ど 、 S T 比 の 改 善 に 努 め て い る 。

教 員 の 資 質 向 上 を 図 る 取 り 組 み は 、 全 学 的 な 活 動 を 中 心 と し て 幅 広 く 展 開 し て い る 。 特 に 「 人 権 教 育 研 究 室 」 に よ る 全 学 の 教 職 員 を 対 象 と し た 「 人 権 問 題 講 演 会 」 が 定 期 的 に 開 催 さ れ て お り 、 さ ら に 各 学 部 ・ 研 究 科 で も 独 自 の 人 権 問 題 研 修 会 を 開 催 す る な ど 、 貴 大 学 が 掲 げ る 「 目 指 す 大 学 像 」 に あ る 「 垣 根 な き ラ ー ニ ン グ ・ コ ミ ュ ニ テ ィ ( 学 び と 探 求 の 共 同 体 )」 に 即 し た 積 極 的 な 活 動 を 行 っ て い る こ と は 、 高 く 評 価 で き る 。

研 究 業 績 に つ い て は 、「 関 西 学 院 大 学 研 究 業 績 デ ー タ ベ ー ス 」に 集 約 し 、社 会 に 公 表 し て い る 。さ ら に「 関 西 学 院 大 学 機 関 リ ポ ジ ト リ 」に て 、研 究 成 果 を 集 約 ・ 公 表 し 、教 育 ・ 研 究 活 動 の 活 性 化 に 努 め て い る 。

教 員 組 織 の 適 切 性 に つ い て は 、 各 学 部 ・ 研 究 科 に 置 か れ て い る 「 自 己 評 価 委 員 会 」 や

「 人 事 構 想 委 員 会 」 な ど が 中 心 と な っ て 検 証 し て い る 。 こ れ ら の 検 証 結 果 を も と に 、 将 来 的 な 人 事 計 画 な ど を 「 教 授 会 」「 研 究 科 委 員 会 」 お よ び 「 研 究 科 教 授 会 」 な ど で 承 認 し て い く 手 順 と な っ て い る 。大 学 全 体 の 教 員 配 置 状 況 に つ い て は 、「 大 学 評 議 会 」が 確 認 し 、 教 員 組 織 の 充 実 を 図 っ て い る 。

大 学 に 対 す る 提 言

○ 長 所 と し て 特 記 す べ き 事 項

教 員 の 資 質 向 上 を 図 る 大 学 全 体 の 取 り 組 み と し て 、 多 様 な 人 権 意 識 の 涵 養 を 目 的 に 、

「 人 権 教 育 研 究 室 」 が 中 心 と な っ て 、 人 権 問 題 講 演 会 を 定 期 的 に 開 催 し て い る 。 さ ら に 各 学 部 ・ 研 究 科 に お い て も 、 宗 教 、 生 命 、 貧 困 、 ネ ッ ト 社 会 な ど さ ま ざ ま な 視 点 か ら 人 権 問 題 研 修 会 を 独 自 に 実 施 し て い る 。貴 大 学 が 掲 げ て い る ミ ッ シ ョ ン ス テ ー ト メ ン ト( 使 命 ) を 具 現 化 す る 意 識 を 教 員 か ら 作 り 上 げ て い く こ と に 努 め 、 多 様 性 に 対 す る 教 員 の 理 解 を 深 め て い る こ と は 、 評 価 で き る 。

(18)

第4章 教育内容・方法・成果

1. 教 育 目 標 、 学 位 授 与 方 針 、 教 育 課 程 の 編 成 ・ 実 施 方 針

1 現 状 の 説 明

(1) 教 育 目 標 に基 づき学 位 授 与 方 針 を明 示 しているか。

♦ 大 学

関 西 学 院 は「めざす人 間 像 」を「“

Mastery for Service”を体 現 する世 界 市 民 」と定 めている。

具 体 的 には、「世 界 を視 野 におさめ、他 者 への思 いやりと社 会 変 革 への気 概 を持 ち、高 い識 見 と 倫 理 観 を 備 え て 自 己 を 確 立 し 、 自 ら の 大 き な 志 を も っ て 行 動 力 を 発 揮 す る 人 」 と い う も の で あ る 。

4 .1 - 1 ) また、大 学 は、「“

Mastery for Service”を体 現 する世 界 市 民 」となるために、卒 業 時 に学

生 が 学 部 の 区 別 な く 共 通 し て 身 に つ け て お く べ き 知 識 ・ 能 力 を 「

KG

学 士 力 」 と し て 定 め た 。4 .1 - 2 ) 具 体 的 には、4つの観 点 (①[関 心 ・意 欲 ・態 度 ]自 律 的 な態 度 と社 会 に貢 献 しようとする姿 勢 、

②[知 識 ・理 解 ]幅 広 い知 識 と深 い専 門 性 、③[技 能 ・表 現 ]実 践 的 な学 習 技 能 とコミュニケー ション力 、④[思 考 ・判 断 ]課 題 解 決 のための総 合 的 思 考 ・判 断 力 )から構 成 されている。これら の知 識 ・能 力 は、キリスト教 主 義 に基 づく学 部 教 育 、それらを補 完 する全 学 科 目 によって育 まれる とともに、学 生 生 活 (正 課 外 教 育 や課 外 活 動 等 )を通 して学 生 自 身 が、さらに深 化 ・強 化 していく ものであり、全 学 的 な人 材 養 成 ポリシーとも教 育 目 標 とも言 える。

各 学 部 は 、 「

KG

学 士 力 」 の 具 体 的 な 要 素 を 参 考 に し な が ら 、 各 学 部 が 学 則 別 表 に 定 め る

「人 材 の 養 成 に 関 す る 目 的 その 他 の 教 育 研 究 上 の 目 的 」4 .1 - 3 ) に 従 い、 学 問 分 野 の 専 門 性 と 個 性 を活 かして学 位 授 与 方 針 を2011年 度 に設 定 した。学 位 授 与 方 針 は、履 修 心 得 や関 西 学 院 公 式

Webサイト等 の媒 体 を通 じ、広 く学 内 外 に公 表 されている。

4 .1 - 4 ) , 4 .1 - 5 )

♦ 大 学 院

関 西 学 院 大 学 大 学 院 の教 育 目 標 は、「学 部 における一 般 的 及 び専 門 的 教 養 の上 に、専 門 の学 科 を教 授 研 究 し、深 広 な学 識 と研 究 能 力 とさらに進 んで研 究 指 導 能 力 を養 い、又 は高 度 の専 門 性 が求 められる職 業 を担 うための深 い学 識 及 び卓 越 した能 力 を培 うとともに、キリスト教 主 義 に基 づいて人 格 を陶 冶 し、もって文 化 の発 展 に寄 与 することを目 的 とする」と大 学 院 学 則 の総 則 で規 定 されている。さらに、専 門 職 学 位 課 程 においては「専 ら高 度 の専 門 性 が求 められる職 業 を担 うための深 い学 識 及 び卓 越 した能 力 を培 うことを目 的 とす るものは、専 門 職 大 学 院 とする」 と 規 定 されている。4 .1 - 6 )第1章

これら大 学 院 全 体 の教 育 目 標 をもとに、学 位 の授 与 に関 しては「学 位 規 程 」を整 備 し、学 士 も 含 め修 士 、博 士 、専 門 職 の学 位 についてその授 与 について詳 細 に規 定 している。

4.1-7)

このような規 程 の整 備 と 同 時 に、 各 研 究 科 にお いて教 育 目 標 を策 定 し、

Webサイトや募 集 要

項 、学 生 の履 修 心 得 等 で明 示 してきた。4 .1 - 4 ) ここには、大 括 りに教 育 目 標 、学 生 の受 け入 れ方 針 、教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針 、学 位 授 与 方 針 が混 在 しており、この中 で学 位 授 与 に関 する 記 述 もされてきた。

2011年 、学 生 の受 け入 れ方 針 の明 示 に続 いて、教 育 課 程 の編 成 ・実 施 方 針 、学 位 授 与 方 針 を明 示 した。その際 、2009年 度 に策 定 されたミッションステートメント、めざす大 学 像 4 .1 - 8 )を参 考 に することにより、大 学 全 体 で統 一 感 がありさらに各 研 究 科 の研 究 分 野 による特 長 を出 した学 位 授

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