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免責条項 本調査で提供している情報は ご利用される方のご判断 責任においてご使用ください ジェトロでは できるだけ正確な情報の提供を心掛けておりますが 本調査で提供した内容に関連して ご利用される方が不利益等を被る事態が生じたとしても ジェトロ及び執筆者は一切の責任を負いかねますので ご了承ください

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(1)

農林水産省補助事業

2016 年度 日本からの農林水産物・

食品輸出に関する各国・地域の制度調査

(インドネシア)

2017 年 3 月

日本貿易振興機構(ジェトロ)

ジャカルタ事務所

農林水産・食品部 農林水産・食品課

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【免責条項】本調査で提供している情報は、ご利用される方のご判断・責任においてご使 用ください。ジェトロでは、できるだけ正確な情報の提供を心掛けておりますが、本調査 で提供した内容に関連して、ご利用される方が不利益等を被る事態が生じたとしても、ジ ェトロ及び執筆者は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

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はじめに 本調査報告書は、インドネシアにおける農林水産物・食品の輸入規制や各種手続き、販 売上の留意点、表示規制、税制度などに関する情報を品目ごとに収集したものである。 本調査結果が日本産農林水産物・食品の輸出拡大の一助となれば幸いである。 2017 年 3 月 日本貿易振興機構(ジェトロ) ジャカルタ事務所 農林水産・食品部 農林水産・食品課

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目次 調査対象国・対象品目について ...3 第1部 品目別の輸入関連制度・輸入手続き ...4 第1章 加工食品 ...4 第1節 清涼飲料...4 第2節 菓子 ... 24 第3節 調味料 ... 33 第2章 青果物 ... 39 第3章 畜産物 ... 54 第2部 参考資料 ... 68

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調査対象国・対象品目について インドネシアは 2016 年の日本からの農林水産物・食品の輸出額が 61 億円であり、第 16 位の輸出相手国となっている。本調査では、農林水産省の輸出力強化戦略における重点 品目から以下の5 品目を対象に調査を行った。 重点品目グループ 重点個別品目 HS コード 第1章 加工食品 清涼飲料 HS2202 HS2209 菓子 HS1704 HS1806 HS1905 調味料 HS2103 HS2209.00.00 第2章 青果物 リンゴ HS0808.10.00 第3章 畜産物 牛肉 HS0201 HS0202 HS0206

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第1部 品目別の輸入関連制度・輸入手続き 第1章 加工食品 【要約】 輸入加工食品は、インドネシアの国家食品医薬品監督庁(BPOM)に登録し、イン ドネシア国内における流通許可を取得する必要がある。この加工食品の登録に際し、加 工食品の品質や安全性についての審査やテストが行われるほか、包装やラベル案の審査 が行われる。これら審査を通過した加工食品には加工食品流通許可番号(ML 番号)が 与えられる仕組みである。 加工食品の品質や安全性については、使用が認められる食品添加物と使用が禁止され る食品添加物、細菌の含有上限、食品包装に使用できる材料と使用が禁止される材料、 など細かく規定されており、輸入加工食品にもこれらの順守が求められている。遺伝子 組み換えや放射線照射についての規則も出ている。また、原産国の製造業者には、GMP やHACCP、ISO22000(食品安全マネジメントシステムの国際標準規格)などで適正 製造規範の要件を満たしているかどうかを証明する必要もある。 ラベル表示についても、表示すべき事項だけでなく、寸法や文字サイズ、文言など詳 細に規定されている。最近は強調表示についても規則が出ており、これらの規則を順守 しないとBPOM の審査を通過できない。 加工食品の輸入に際しては、流通許可のほか、BPOM からの輸入承認の取得、原産 国での船積み前検査も義務付けられている。船卸港も制限されているので注意が必要で ある。輸入加工食品は、流通許可がないと国内販売できない。流通許可を取得している 証として、ラベルに流通許可番号を表示することが義務付けられており、BPOM は頻 繁に店頭での査察を行っている。 イスラム教徒が約 9 割を占める国であることから、豚由来の原材料を含むかどうか の表示はもちろん、その他イスラム教の教えに反しない食品であることを示すハラール の表示を付す加工食品も増えてきた。義務化はされていないが、ハラール表示も視野に 入れた方針が必要であろう。 第1節 清涼飲料 1.品目の定義(HS コード) 清涼飲料は以下のHS コードが該当する。 2009:果実または野菜のジュース 2202:水、その他アルコールを含有しない飲料 ※HS コードの詳細は第 2 部「HS コード」を参照

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なお、2016 年 5 月 24 日付け BPOM 長官令 2016 年第 21 号は最新の食品分類を定めて おり、清涼飲料に該当する分類を抜き出すと次のとおりになる。 14.0 乳製品を含まない飲料 14.1 アルコールを含有しない(ソフト)ドリンク 14.1.1 飲料水 14.1.1.1 天然ミネラルウオーターとその源水 14.1.1.2 加工飲料水(ミネラルウオーター、純水、炭酸水など 14.1.2 果物や野菜のジュース 14.1.2.1 果物のジュース 14.1.2.2 野菜のジュース 14.1.3 果物や野菜のネクター 14.1.3.1 果物のネクター 14.1.3.2 野菜のネクター 14.1.4 フレーバーウオーターをベースにした飲料 14.1.4.1 フレーバーウオーターをベースにした炭酸飲料 14.1.4.2 フレーバーウオーターをベースにした炭酸でない飲料 14.1.5 コーヒー、茶、ハーブ、チョコレートを除く種類飲料 2.輸出の可否 加工食品をインドネシア国内で流通させるためには、輸入者が国家食品医薬品監督庁 (BPOM)にその加工食品を登録し、BPOM 長官の加工食品流通許可書を取得することが 必要。登録された輸入食品には加工食品流通許可番号(ML 番号)が与えられ、その番号を 商品ラベルに記載する必要がある。2016 年 8 月 18 日付けで発効した加工食品登録に関す るBPOM 長官規程 2016 年第 12 号により、加工食品を新規登録する場合、原産国の加工製 造業者による GMP、HACCP、ISO22000 の認証取得、同種の認定証明書、原産国政府の 監査結果のいずれかを提出することが求められるようになった。ただし、従来の加工食品 登録承認証を取得している場合、有効期限内はこれらの提出が免除となる。

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3.手続き全体の流れ(フローチャート)と関連する制度・規制の関係 輸入前 流通許可の取得 (BPOM) SNI 認証の取得 (取得が必要な商品の場合) (インドネシア国家標準庁(BSN)) 園芸作物輸入推薦状の取得 (取得が必要な商 品の場合) (農業省) 加工園芸作物輸入承認の取得(取得が必要 な場合) (商業省) 輸入承認書の取得 (BPOM) ↓ 輸入時 船積み前検査 (指定検査会社) 各種税金納付 (関税総局) 輸入申告書の提出 (船卸港の各税関) 現物検査 (レッドラインと判定された貨物の 場合) (船卸港の各税関) 4.輸入規制 ⅰ)輸入手続き 輸入の手順は次のとおり。 (1) BPOM から輸入する食品について流通許可を取得 (2) 農業省農産物加工流通総局から園芸作物輸入推薦状を取得(果物・野菜のジュースな どの場合に必要。申請が不備なく受け付けられてから7 営業日) (3) 商業省の第 I 商業総合サービスユニット(UPTP I)から商業大臣名義の加工園芸作 物輸入承認を取得(果物や野菜のジュースの場合に必要。申請が不備なく受け付け られてから2 営業日) (4) BPOM から輸入承認を取得 (5) 輸出国にて商業大臣が指名した検査会社による船積み前検査を受けて、レポートを 取得 (6) 輸入関税および租税を納付 輸入品のHS コードを特定し、関税率表でその関税率を確認し、必要な租税と一緒 に金額を計算した後、関税総局の通関サービス利用者オンラインでe ビリングを取 得して、銀行などで納付し、関税・租税納付書(SSPCP)を取得する。 (7) 輸入申告 輸入申告書(PIB)を次のような添付書類と共に、船卸港の税関に提出し、申告書 登録番号を受ける。

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・ 輸入申告書(PIB) ・ 輸入関税・租税納付書(SSPCP) ・ インボイス ・ パッキングリスト ・ 船荷証券 ・ 輸入承認 ・ 検査会社によるレポート ・ 原産地証明書(日本インドネシア経済連携協定(JIEPA)における輸入の場合) ・ インドネシア国家規格証使用製品証明書(SPPT SNI)(インドネシア国家規格 (SNI)強制適用品の場合) (8) 書類審査 船卸港の税関が申告内容や添付書類、輸入関税の計算などを審査する。 (9) 現物検査 レッドラインと判定された貨物を対象に、船卸港の税関が行う。 (10) 搬出許可(SPP) 通関検査を経て船卸港の税関からの搬出許可が出た後、貨物を引き取ることができ る。 なお、2015 年 5 月 6 日付け BPOM 長官令 2015 年第 12 号により、インドネシアに輸入 される加工食品は、輸入時の賞味期限までの期間が製造日から賞味期限までの期間全体の 最低3 分の 2 以上の日数が残っている必要がある。 ⅱ)関税割当制度 (1) 商業省 商業大臣規則No.87/M-DAG/PER/10/2015 により、加工食品の輸入に船積み前検査が 義務付けられている。検査は商業大臣が指名する検査機関により行われ、検査内容は次 のとおり。 ・ 原産国と船積み港 ・ 船積み時期 ・ 船卸港 ・ HS コードと品目名 ・ SNI 認証番号(SNI の強制適用品の場合) ・ 物品登録番号 ・ 流通許可承認書 検査結果をまとめた検査会社によるレポートは、通関義務履行時に船卸港の税関に提 出しなければならない。

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商業大臣規則 No.87/M-DAG/PER/10/2015 ではこのほか船卸港も以下に限定している。 陸上港 チカラン・ドライ・ポート(西ジャワ州ブカシ) 海洋港 べラワン港(北スマトラ州メダン) タンジュンプリオク港(ジャカルタ) タンジュンウマス港(中部ジャワ州スマラン) タンジュンペラック港(東ジャワ州スラバヤ) スカルノハッタ港(南スラウェシ州マカッサル) ドゥマイ港(リアウ州ドゥマイ) ジャヤプラ港(パプア州ジャヤプラ) タラカン港(北カリマンタン州タラカン) クルゥンググクゥ港(アチェ州北アチェ) ビトゥン港(北スラウェシ州ビトゥン) 空港 クアラナム空港(北スマトラ州メダン) スカルノハッタ空港(ジャカルタ) アフマッドヤニ空港(中部ジャワ州スマラン) ジュアンダ空港(東ジャワ州スラバヤ) ハサヌディン空港(南スラウェシ州マカッサル) 輸入者には、四半期ごとに輸入実績の報告も義務付けられている。商業省のポータルサイ トINATRADE(http://inatrade.kemendag.go.id)を通じて報告する。 果物や野菜ジュースなどについては商業大臣規則 No.71/M-DAG/PER/9/2015 により、 商 業 大 臣 か ら 加 工 園 芸 作 物 輸 入 承 認 を 取 得 す る こ と も 求 め ら れ て い る 。 申 請 は INATRADE(http://inatrade.kemendag.go.id/)を通じて、次の書類を添付して行う。 ・ 輸入業者認定番号(API) ・ 製品の特性に合った保管場所の占有の証明 ・ 製品の特性に合った輸送機器の占有の証明 ・ 園芸作物販売協力契約、少なくとも3 ディストリビューターと締結、最低 1 年間 ・ 園芸作物のディストリビューターとして少なくとも1 年の経験の証明 ・ 農業大臣からの園芸作物輸入推薦状(RIPH) 輸入承認の有効期間は、農業大臣からのRIPH の期間と同じ。 加工園芸作物輸入承認の申請時期に規制はない。 商業大臣規則No.71/M-DAG/PER/9/2015 も、商業大臣が指名した検査会社による原産国 での船積み前検査を義務付けている。 (2) BPOM 加工食品の輸入者は国内への搬入の都度、BPOM 長官から輸入承認書を取得すること

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が求められる(BPOM 長官令 2015 年第 12 号)。 輸入承認書の申請は原則オンラインで行うことになっているため、申請者はまず BPOM に申請者としてユーザー登録を行わなければならない。 登録手順は次のとおり。 ① BPOM のサイト(http://www.pom.go.id/new/)、サブサイト (http://e-bpom.pom.go.id/)、あるいはインドネシア・ナショナル・シングル・ウ インドウ(INSW)のポータルサイトにて、データ入力、および入力内容を証明す る書類をアップロードする。 ・ 申請書責任者の誓約書輸入業者認定番号(API) ・ 商業事業許可書1(SIUP) ・ 商業事業許可書(SIUP、外資の場合は投資調整庁(BKPM)が発行する販売許 可書) ・ 納税者番号(NPWP) ・ 公正証書化された輸入委任状(輸入を委任する場合) ・ 輸入予定の商品のHS コードリスト ② ①のデータを BPOM 側がオンライン審査を行う。必要に応じてマニュアルの書類 検査も行われる。 ③ BPOM の審査で不備なしと認められ次第、ユーザーID とパスワードが付与される。 なお、この登録は登録内容に変更がない限り有効である。 ユーザー登録が完了すると、輸入承認書の申請が行える。申請には次の電子書類が必 要となる。 ・ 流通許可承認書(流通許可の残存期間が3 ヶ月未満の場合は再登録受理証明も添 付すること) ・ インボイス ・ BPOM への手数料(PNBP)支払い証明:支払いは申請アップロードから 3 日 以内、支払い後に発行される輸入承認申請番号(Aju 番号)は 1 番号につき 20 製品載せられる。支払いはe-payment で行う。 ・ 製品名についての製造元からの証明(輸入書類に記載された製品名と流通許可に 記載される製品名が異なる加工食品の場合) ・ 登録時に承認されたラベル ・ 原産国の製造元からの証明(輸出業者と製造業者が異なる場合) ・ その他証明書類 ・ 提出申請に対し安全性、品質の条件などが審査された後、不備なしと認められた 申請について、そこから1 営業日以内に輸入承認書が発行される。輸入承認書は、

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インドネシア・ナショナル・シングル・ウインドウ(INSW)を通じてダウンロ ードおよび印刷することができる。 (3) 農業省 野菜や果物ジュースに対し、加工した園芸作物の輸入承認の取得に必要な農業大臣の 園芸作物輸入推薦状(RIPH)を発行している。 2013 年 8 月 13 日付け農業大臣規則 No.86/PERMENTAN/OT.140/8/2013 によると、 RIPH は年 2 回、1 社につき 1 期ごとに 1 回発行に限定されている。1 月から 6 月までの 輸入分は前年11 月の前半 15 営業日に、7月から 12 月までの輸入分は同年 5 月の前半 15 営業日に、それぞれ申請。申請には輸入業者認定番号(API)や BPOM からの輸入承 認書を提出する。 推薦状に掲載される内容は以下のとおり。  RIPH 番号  会社名と所在地  会社社長の名前と住所  申請書番号と日付  製品名  関税コード  出荷国  入港地 ⅲ)食品輸入業務許可  商業事業許可(SIUP、外資の場合は投資調整庁(BKPM)が発行する販売許可 証)  納税者番号(NPWP)  商業登録証(TDP)  輸入業者認定番号(API)  通関基本番号(NIK)  会社設立証書とその変更証書  流通許可 ⅳ)検疫 該当なし。 ⅴ)残留農薬 残留農薬規制については原則、食品の国際規格であるコーデックス規格が採用されてい

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るが、残留農薬の監督を行うインドネシアの保健省と農業省は、1996年に保健・農業大臣 合同決定No.881/Menkes/SKB/VIII/1996,No.711/Kpts/TP.270/8/96にて218種類の農薬に ついて独自の残留/汚染上限を設けた。これら基準を超える食品の輸入および国内販売は禁 止されており、これらに規定されていない農薬の残留は認められない。 ⅵ)重金属および汚染物質 2016 年 5 月 24 日付け BPOM 長官令 2016 年第 16 号は飲料が含有する細菌の基準値を 次のように定めている。 14.0乳製品を含まない飲料 アスフェラーゼ 5 0 102 コロニー/ml NA ISO 6222 : 1999 大腸菌群 5 0 検出されない/ 250 ml NA ISO 9308-1 :2014 大腸菌 5 0 検出されない / 250 ml NA ISO 9308-1 :2014 クロストリジウム属 の菌 5 0 検出されない / 50 ml NA ISO 6461-2: 1986 ISO 6461-2: 2010 腸球菌 5 0 検出されない/ 250 ml NA ISO 7899-2: 2000ISO 7899-2: 2010 緑膿菌 5 0 検出されない / 250 ml NA ISO 16266: 2006 アスフェラーゼ 5 2 103 コロニー / ml 105 コロニー / ml ISO 6222 : 1999 大腸菌 5 0 検出されない/ 250 ml NA ISO 9308-1 :2014 緑膿菌 5 0 検出されない / 250 ml NA ISO 16266: 2006 ソーダ水 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / ml 102 コロニー / ml SNI ISO 21527-1 : 2012 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ /25 ml NA ISO 6579 : 2002 大腸菌 5 2 102 コロニー / ml 103 コロニー / ml ISO 16649-2 : 2001 低温殺菌したもの 大腸菌 5 0 < 3 APM /ml NA SNI ISO 7251:

2012 果物・野菜抽出物 大腸菌 5 0 < 3 APM / ml NA SNI ISO 7251:

2012

野菜ジュース 糸状菌とイースト菌 5 2 102 コロニー / ml 104 コロニー / ml SNI ISO 21527-1 : 2012

大腸菌 5 0 < 3 APM / g NA SNI ISO 7251: 2012

糸状菌とイースト菌 5 2 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012

大腸菌 5 0 < 3 APM / g NA SNI ISO 7251: 2012 糸状菌とイースト菌 5 2 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / ml 102 コロニー / ml SNI ISO 21527-1 : 2012 14.1.3.2 野菜のネク ター 14.1.4.1 炭酸フレー バーウオー ターをベース にした飲料 14.1.2 果物・野菜 ジュース 低温殺菌していな いもの 14.1.3.1 果物のネク ター c 食品分類 分析方法 14.1.1.1 天然ミネラル 水とその源 天然ミネラルウ オーター ミネラルウオー ター、純水、炭酸 水など m M 細菌の種類 n

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フレーバーシロッ

プ 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / ml 102 コロニー / ml

SNI ISO 21527-1 : 2012

アスフェラーゼ 5 1 10 コロニー / ml 102 コロニー / ml ISO 4833-1 : 2013 Escherichia coli 5 0 < 3 APM / ml NA SNI ISO 7251:2012 ALT 5 1 10 コロニー / ml 102 コロニー / ml ISO 4833-1 : 2013 大腸菌 5 0 < 3 APM / ml NA SNI ISO 7251:

2012

アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー / ml 104 コロニー / ml ISO 4833-1 : 2013 大腸菌群 10 1 < 1,8 APM / 100 ml 10 APM / 100 ml ISO 4831 : 2006 緑膿菌 5 0 0 / 100 ml NA ISO 16266 :2006

アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー / ml 103 コロニー / ml ISO 4833 : 2003 大腸菌群 5 0 < 1,8 APM / 100 ml NA SNI ISO 7251 :

2012

大腸菌群 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 16649-2 : 2001 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ /25 ml NA ISO 6579 : 2002

大腸菌群 5 0 < 3 APM / ml NA SNI ISO 7251:2012

糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / ml 102 コロニー / ml SNI ISO 21527-1 : 2012

アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー / ml 103 コロニー / ml ISO 4833-1 : 2013 大腸菌群 5 0 < 3 APM / ml NA SNI ISO 7251 :

2012

アスフェラーゼ 5 2 5×102 コロニー / g 5×103 コロニー /g ISO 4833-1 : 2013

糸状菌とイースト菌 5 1 5×101 コロニー / g 5×102 コロニー /g SNI ISO 21527-2:2012

アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー / ml 103 コロニー / ml ISO 4833-1 : 2013 大腸菌群 5 0 < 3 APM / ml NA SNI ISO 7251 :2012

アスフェラーゼ 5 2 5×102 コロニー / g 5×103 コロニー /

g ISO 4833-1 : 2013 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-2

:2012

アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー / ml 103 コロニー / ml ISO 4833-1 : 2013 大腸菌群 5 0 < 3 APM / ml NA SNI ISO 7251:

2012 アスフェラーゼ 5 2 103 コロニー / g 104 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 糸状菌とイースト菌 5 2 102 コロニー/ g 103 コロニー / g SNI ISO 21527-2 :2012 アスフェラーゼ 5 2 5×102 コロニー / g 5×103 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 糸状菌とイースト菌 5 2 102 コロニー / g 103 コロニー / g SNI ISO 21527-2 :2012 アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー / ml 103 コロニー / ml ISO 4833-1 : 2013 大腸菌群 5 0 < 1,8 APM / 100 ml NA SNI ISO 7251:

2012 アスフェラーゼ 5 2 105 コロニー / g 106 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 糸状菌とイースト菌 5 2 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-2 :2012 アスフェラーゼ 5 2 103 コロニー / g 104 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 糸状菌とイースト菌 5 2 102 コロニー / g 103 コロニー / g SNI ISO 21527-2 :2012 液状イオン基礎飲 料 14.1.5 コーヒー、代 替コーヒー、 茶、ハーブ、 チョコレート を除く種類飲 料 乾燥茶、粉末茶 (紅茶、緑茶、 ウーロン茶など含 む) ティーバッグ茶 (紅茶、緑茶、 ウーロン茶など含 む) 梱包された茶飲 料、茶飲料の抽出 物 粉末コーヒー、混 合コーヒー インスタントコー ヒー 冷凍レモネード抽 出物 果物シロップ、フ レーバーシロップ など スカッシュ、フ レーバースカッ シュ フレーバー粉末飲 料 コーヒー/茶シ ロップ 粉末状イオン基礎 飲料 14.1.4.2 炭酸でないフ レーバーウ オーターを ベースにした 飲料、パンチ やアデスを含 む 果汁飲料 果物味飲料 炭酸でないイオン 飲料 コーヒー飲料 14.1.4.3 フレーバー ウォーターを ベースにした 飲料のための 抽出物(液体 あるいは固 体)

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n:取り出され、分析されるサンプルの数量 c:各加工食品を合格と判定するため微生物数上限基準(m)を超えてもよいサンプル数量 m:微生物数上限の基準 M:条件付きで合格と判定する基準となる微生物の数の限界 ⅶ)含有禁止の化学物質 次の項(4.ⅷ)と同様。 ⅷ)食品の成分として使用が禁止される物質 2012 年 7 月 12 日付け保健大臣規則 2012 年第 33 号は、次の 19 の食品添加物について 使用を禁止している。 ・ ホウ酸 ・ サリチル酸とその塩 ・ ジエチルピロカーボネート ・ ズルチン ・ ホルムアルデヒド ・ 臭素酸カリウム ・ 塩素酸カリウム ・ クロラムフェニコール ・ 臭化物食用油 ・ ニトロフラゾン ・ ズルカマラ ・ コカイン ・ ニトロベンゼン ・ アントラニル酸シンナミル ・ ジヒドロサフロール ・ トンカ豆 ・ ショウブの根茎からとれる精油(Calamus oil) ・ ヨモギギクの精油(Tansy oil) ・ サッサフラスの精油(Sasafras oil) ⅸ)食品添加物の使用基準 保健大臣規則2012 年第 33 号は使用が認められる食品添加物をリストアップしている。 使用規制量は2013 年 4 月 5 日付け BPOM 長官令 2013 年第 4 号から第 25 号まで、および 2013 年 5 月 22 日付け BPOM 長官令 2013 年第 36 号から第 38 号までに記述がある。

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ⅹ)食品容器の品質または基準について 果物や野菜のジュースの包装については、商業大臣規則No.71/M-DAG/PER/9/2015にて、 食品に直接触れる部分の包装は、食品のために許可された原材料を使用したものでないと ならないが、これに限らず2011年7月12日付けBPOM長官令No.HK.03.1.23.07.11.6664は、 食品包装のために許可された原材料、使用が禁止される原材料をリストアップしており、 原料の食品に移る要素の限度や使用される食品の種類・状況、補助材料の機能が示されて いる。上記リストにない原料は、その安全性が検査された後、BPOM長官より承認を得た 後に使用が可能となる。 商業大臣規則 No.71/M-DAG/PER/9/2015 ではさらに、食 品ロゴと、プラスチックを使用した包装の場合はリサイクル コードの表示も義務であり、また2010 年 2 月 12 日付け商業 大臣規則 No.24/M-DAG/PER/2/2010 あるいは工業大臣規則 No.24/M-IND/PER/2/2010 にて、国内で取引される食品の包 装にはすべて、食品包装が安全であることを示す食品ロゴと、 プラスチック原材料の種類と再生可能の表示から成るリサイ クルコードを付すことが義務付けられている。(右図:上から 食品ロゴ、リサイクルコードで順にポリエチレン・テレフタ レート、高密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、低密度ポリ エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、その他) なお、包装材料には次のようなSNI が定められている。 SNI 19-4377-1996 包装用PE SNI 15-0037-1987 飲料用ガラス瓶 SNI 19-4370-1996 容器入り飲料水プラスチック瓶 SNI 19-2652-1998 缶入り食品・飲料用錫 合金 SNI 19-2874-1992 飲み物用シリンダー形アルミ缶 SNI 19-2781-1992 アルミ製牛乳容器 5.販売規制 BPOM 長官令 2016 年第 12 号により、小売用に包装された加工食品は BPOM に登録し、 BPOM 長官が発行する流通許可(Izin Edar)を取得することが義務付けられている。

登録申請は輸入者が行うが、以下必要な条件である。 (1) 輸入業あるいは販売業の事業認可を取得している。

(2) 原産国の企業から契約書の形での指名書を保有している(流通許可登録を行う権利の 付与や指名期間など明記、公証人・商工会議所・在外公館の認証が必要)。

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このほか、原産国の製造業者が登録された食品の種類に応じた適正製造規範要件を満た しており、それが GMP/HACCP/ISO-22000 の認証取得、同種の認定証明書、原産国政府 の監査結果のいずれかのいずれかで証明されている必要もある。 また、加工食品の登録は、次が異なる場合、別々に登録を行わなければならない。 (1) 食品の種類 (2) 包装の種類 (3) 構成成分 (4) 原産国の製造元の名称と住所 (5) 輸入者やディストリビューターの名称と住所 (6) ラベルのデザイン 加工食品の登録申請は BPOM の電子登録(e-Registration)を通じて行われる。このた め、まずはBPOM のサイトhttp://e-reg.pom.go.idを通じてアクセスしてユーザーID とパ スワードを取得しないとならない。http://e-reg.pom.go.id に必要なデータを送信し、補完 書類を届け、審査を受ける。申請に不備なしとされた場合にユーザーID とパスワードが引 き渡される。 次に加工食品の登録申請は次の手順で行う。 http://e-reg.pom.go.idの中のe-Registration アプリケーションを通じて必要なデータを 記入し、必要書類を提出。商業事業許可(SIUP、外資の場合は投資調整庁(BKPM)が発 行する販売許可証)、輸入業者認定番号(API)、会社設立証書とその変更証書、原産国の 製造業者から契約書の形態で指名書といった輸入者の会社に関する書類のほか、原産国の 製造業者のGMP/ HACCP/ ISO 22000 等の証明や、Health Certificate または Certificate of Free Sale、ラベル案、さらに pH 値や微生物処理のための加熱加工の温度と時間、有機・ 遺伝子組み換え・放射線照射などのプロセス、食品添加物の使用、ラベルの強調表示など についての説明が挙げられているが、製品のリスク度、消費者ターゲット、クレーム表示、 添加物使用、特定の生産プロセスの要件に従って、ハイリスク、ミドルリスク、ローリス ク、超ローリスクから成るリスク度が評価され、このリスク度に応じて提出すべき書類な どが異なる。

① 銀行納付紹介状(Surat Pengantar Pembayaran Bank)が送られる。e ビリングや 審査・登録費用が記載されている。銀行納付紹介状を受け取ってらから10 日以内に 納付。 ② ①の納付後、データおよび書類の評価。申請受付から 30 日以内に結果を発行。 ③ ②の評価結果が承認推薦である申請に対し、審査が行われる。申請受付から 35 日以 内に結果を発行。 ④ ③の結果が不備なしの場合、BPOM 長官から流通許可が発行される。

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提出された申請に対し、安全(細菌や化学物質などの含有量が基準以下)と品質、栄養 についての基準、ラベル表示や適正加工食品製造規範、適正加工食品流通方法の条件をを 満たしているか、などが審査される。 また、加工食品の登録に先立ち、流通設備の監査が管轄の事務所により行われる。監査 もまた加工食品の登録ごと同じ種類の食品ごとに 1 回の監査が行われ、種類が異なる加工 食品には別途監査が必要となる。 流通許可には承認されたラベル案が添付され、会社と製造業者の住所、製品番号、包装 の種類、食品の種類といった情報を組み込んだ流通許可番号が付される。加工食品流通許 可番号はBPOM RI ML で始まる。流通許可の有効期間は最長 5 年間で、再登録を通じて延 長が可能である。 なお、2016 年 3 月 28 日付け商業大臣規則 No.22/M-DAG/PER/3/2016 により、事業許可 にディストリビューター業も併記されている輸入業者を除き、輸入業のみを行う輸入業者 は小売業者への直接販売が禁止されている。 6.食品安全・衛生規制 ⅰ)食品安全・衛生法の概要 食品の安全・品質・栄養についての2004 年政令第 28 号は、食品の安全について衛生、 食品添加物、遺伝子組み換え食品、食品の放射線照射、食品の包装、食品の品質保証とラ ボラトリー試験、汚染食品に分けて規定している。 ⅱ)食品安全・衛生のための要件 (1) 衛生 衛生については、食品の生産から保管、輸送、流通までの一連の活動に関わるすべての 者に施設と設備、活動、個人の衛生条件の順守を義務付けており、それはいわゆる適正製 造規範(GMP)に当たる以下の指針を適用することで行われるとしている。

・適正養殖規範(Cara Budidaya yang Baik)

 適正生鮮食品製造規範(Cara Produksi Pangan Segar yang Baik)  適正加工食品製造規範(Cara Produksi Pangan Olahan yang Baik)  適正食品流通規範(Cara Distribusi Pangan yang Baik)

 適正食品小売規範(Cara Ritel Pangan yang Baik)

 適正調理済食品製造規範(Cara Produksi Pangan Siap Saji yang Baik)

これらはいずれも、それぞれの従業員の教育、施設と設備、食品の取り扱い、衛生管理 などについてのガイドラインを示したものである。たとえば、適正食品小売規範は2011 年 BPOM 規則 No.HK.03.1.23.12.11.10569 で定められており、特に伝統市場における適正食 品小売規範についてはBPOM 規則 2015 年第 5 号が発行されるなどしている。加工食品の

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輸入と国内販売においては、適正加工食品製造規範および適正食品流通規範、適正食品小 売規範を抑えておく必要がある。 (2) 食品添加物 食品添加物については使用が許可されたものだけを使用し、使用が禁止されている添加 物は使用しないよう、規定している。 (3) 遺伝子組み換え食品 遺伝子組み換え食品については、遺伝子組み換えプロセスで生み出された食品を生産す る者、あるいは遺伝子組み換えプロセスで生み出された原材料、食品添加物、補助材を食 品生産工程で使用する者すべてに、流通前にその食品の安全性を調べるべく、遺伝子組み 換え食品について担当する委員会の検査を受けることを義務付けている。 (4) 食品の放射線照射 流通目的の食品生産過程で使用される放射線設備については、原子力監督庁に登録し、 原子力利用許可を取得しなければならないと定めている。 (5) 食品の包装 食品の包装については使用が許可された包装原料だけを使用し、使用が禁止されている ものは使用しないこと、流通させようとする食品が汚染されないよう正しく包装すること を義務付けている。食品の最終包装を開けて再包装して販売することも禁止。 (6) 食品の品質保証とラボラトリー試験 流通目的の食品を生産するすべての者には、製品に合わせた品質保証システムを実施す る責任があり、関係省庁は品質保証システムに関わる基準や条件を施行する義務があると している。 (7) 汚染食品 有毒な食品、許容限度を超えた汚染を含む食品、食品生産過程で使用が禁止されている 原料を使用した食品、不衛生・腐敗した・疾病が発症した動物/植物性原料を使用した食 品、賞味期限の過ぎた食品の販売を禁止している。 BPOM 長官には加工食品について、食品生産過程で使用が禁止される原料、汚染許容限 度、食品の生産から加工、保管、輸送、流通までの活動において人間の健康に害を及ぼし かねない特定の方法・手段・原料の使用条件などを決定する権限が与えられている。

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7.表示規制 ⅰ)法律に基づく義務表示および手続き BPOM長官令2016年第12号によると、加工食品にはインドネシア語、アラビア数字、ア ルファベットでのラベル表示が義務付けられている。少なくとも表示しなければいけない 項目は次のとおり。 (1) 加工食品の名称 製品名と商品名からなる。製品名はインドネシア国家規格(SNI)が適用になっている ものはそれに沿ったもの、そうでないものはBPOMの食品分類の規定に準拠すること。 商品名にはその商品の中身を直接連想させるような表現や誇大表現の使用が認められな い。 (2) 原料品名

“komposisi”(構成の意)“daftar bahan” (原料一覧の意)”bahan yang digunakan” (使 用原料の意)”bahan-bahan”(原料の意)という文言で始める。ビタミン、ミネラル、そ の他追加栄養素を除き、使用量が多いものから記載。使用添加物も原料品名に一緒に記 載する。 (3) 内容量 容器や包装の中にある加工食品の数量についての説明。固形食品の場合は “berat bersih”、液体食品の場合は“isi bersih”と表示する(いずれもネットの意)。粒状のもの は、“Berat bersih : 1g(5 butir@200mg)” (内容量:1g(5粒@200mg)の意)という具合 に記載。

(4) 製造元・輸入者の名称と住所

原産国の製造元の住所は少なくとも国名と都市名を記載。ライセンス/契約生産加工 食品の場合は、製造者とライセンス/契約供与者の関係についての情報も表示する必要 がある。契約生産の加工食品の場合の文言は“Diproduksi oleh B untuk A”(A社のため にB社によって生産されたの意)。 輸入者の住所は少なくともインドネシアと都市名、および郵便番号を、“Diimpor oleh…” (…によって輸入されたの意)の文言で始めて表示する。 (5) ハラール証明(条件づけられている場合) インドネシア・イスラム指導者協会(MUI)からハラール認証機関 に指定された機関による認証を受け、BOPMからハラール表示につい ての承認を得ている食品は、イスラム教で摂取が認められることを表 明するハラール証を表示する。

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(6) 賞味期限

“Baik digunakan sebelum…”(…より前に使用されるのが好ましいの意)の文言で 始めて、保存期間が3ヶ月以内のものは日・月・年を、同3ヶ月超のものは月・年を表 示する。ビンのふた、缶の底部、箱の上部、その他読みやすい場所に記載できるが、“lihat di bagian bawah kaleng”(缶の底部参照の意)“lihat tercantum pada tutup botol”(ビ ンのふたの記載参照の意)といった場所を示す注意書きが必要。暗所や特定の温度の 下での保管など、賞味期限が保存方法に左右される場合は、その方法も説明しなけれ ばならない。 (7) 流通許可番号 輸入加工食品の流通許可番号は“BPOM RI ML…”で始まる。 (8) 製造日と製造コード 製造日は日・月・年で表示。 (9) 特定の原料の由来 さらに食品によっては次の項目の表示が条件づけられていることがある。 (a) 栄養についての説明 1回の摂取目安量と1包装の量を明らかにしたうえで、下記それぞれの1回の摂取目安 量あたりの栄養価と1日あたりのエネルギー摂取量目安(2,000カロリー)に対する割 合(%)を記載する。 ・ エネルギー総量(kcal) ・ 脂肪総量(g) ・ タンパク質(g) ・ 炭水化物総量(g) ・ ナトリウム(mg) ・ 飽和脂肪(g) ・ コレステロール(mg) ・ 食物繊維(g) ・ 砂糖(g) ・ ビタミンA(mg) ・ ビタミンC(mg) ・ カルシウム(mg) ・ 鉄分(mg) ・ ミネラル(mg/ml)

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(b) 食品の放射線照射についての説明 (c) 有機食品についての説明 (d) 遺伝子組み換え食品についての説明 (e) 使用方法または作り方 (f) 保存方法 (g) 摂取についての説明、アドバイス (h) 用途についての説明 (i) ヒトの健康に対する影響について必要なその他の説明 (j) 警告 豚からの原料を含む食品は、下の図のように、“mengandung babi”(豚含有の意)を 赤文字で記載し、その横に豚の絵を配し、これらをさらに赤線の四角で囲む。文字のサ イズは最低1.5mmで、ラベルの面積に比して適当な大きさで示すようにとされている。 このほかアルコール、アレルゲン、人工甘味料、食品添加物の含有などについて表示す る。 ラベルは主部と情報部に分かれており、種類の製品名と商品名、内容量、製造元あるい は輸入者の名称と住所、ハラール証は主部に表示しなければならない。 文字サイズは、小文字のoが1mm(フォントのArialで6ポイント)以上。ただし、ラベルの 面積が10cm2未満で非常に狭い場合は0.75mm以上。製品名と商品名は2mm。果物や野菜、 肉、魚のモチーフを配する場合は、それを原材料として使用しているもののみ認められる。 フレーバーのみも場合は不可。 8.税制度 ⅰ)関税 CIF から計算して、輸入申告前に納付する。MFN 税率は 5~20%となっている。ただし、 HS2202 は JIEPA を適用すると、関税率が 2018 年までに 0%に引き下げられることになっ ており、2016 年はすでに 1.8%、17 年には 0.9%に引き下げられる予定である(2012 年 12 月17 日付け財務大臣規則 No.209/PMK.011/2012)。 ⅱ)付加価値税(VAT) 輸入時にCIF の 10%が課されるほか、国内取引時も取引価額に 10%が課される。いず れも商品購入時に事業者が負担した仕入のVAT 額は、販売時に取引先から徴収する売上の VAT 額と月次単位で相殺される。

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ⅲ)その他 輸入前払い所得税(PPh-22)が輸入申告前に徴収される。税率は、輸入業者認定番号(API) を有している企業はCIF の 2.5%。これは法人税の年次申告時に法人税と相殺される。 9.その他留意事項 (1) 遺伝子組み換え食品 上述したように、2004年第28号政令により、遺伝子組み換え食品は流通前に安全性に ついての検査を受けることが義務付けられている。2012年3月7日付けBPOM長官令 No.HK.03.1.23.03.12.1563(2016年5月24日付けBPOM長官令第19号で変更)および No.HK.03.1.23.03.12.1564によると、遺伝子組み換え食品には、流通に際して遺伝子組み 換え製品安全委員会による遺伝子組み換え食品安全性分析を受けることが義務付けられ ている。この分析に基づき遺伝子組み換え製品安全委員会は、BPOM長官宛て推薦状を発 行。この推薦状に基づきBPOM長官は、安全性が確認された遺伝子組み換え食品の流通許 可の発行を決定する。 遺伝子組み換え食品流通許可決定に基づいて安全であることが表明された遺伝子組み 換 え 食 品 は 、 通 常 の 食 品 ラ ベ ル の 表 示 の ほ か“PANGAN PRODUK REKAYASA GENETIK”(遺伝子組み換え食品の意味)の表示が義務付けられる。 (2) 放射線照射食品 放射線照射食品については、2009年8月28日付け保健大臣規則 No.701/MENKES/PER/VIII/2009およびその細則の2013年5月6日付けBPOM長官令 2013年第26号にて、安全性や品質、栄養の条件を満たさなければならないとされており、 食品の種類別に放射線照射の目的と照射量の上限が規定されている。放射線がすでに照射 された食品への放射線再照射は原則禁止。輸入された放射線照射食 品は、原産国の当局が発行した放射線照射証明を有していなければ ならない。 放射線照射食品のラベルは、包装され、インドネシア国内で流通 する全ての放射線照射食品において、一般食品のラベル表示に関する法令規定に順じるほ か、次の事項を記載する。 ・“PANGAN IRADIASI”(放射線照射食品の意)の一文 ・放射線照射の目的

・“TIDAK BOLEH RADIASI ULANG”(放射線再照射禁止の意)の一文、再照 射が禁止される場合

・照射実行者の名称と住所、照射が食品製造者自身によって行われていない場合 ・照射年月日

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・放射線照射のための専用ロゴ(右図)と“RADURA”の一文 放射線を照射された原材料を使用した加工食品の場合は、使用原材料表示の当該原材 料に放射線照射の旨を付記すればよい。また、照射食品は、照射されていない食品と離 して置く必要がある。 (3) 有機加工食品 2017年1月13日付けBPOM長官令2017年第1号により、輸入される有機加工食品は、国 家認定委員会(KAN)に認定された有機認証機関(LSO)が発行する有機認証を取得し ていなければならない。 有機加工食品の定義は、加工過程で追加された水と塩を除いた総重量の少なくとも95% が純有機原料で、非有機原料は同5%以下に抑えられている食品となる。原材料、添加物、 その他の原料に至るまで放射線照射は認められず、遺伝子組み換え製品に由来するものの 使用も認められない。また、有機加工食品への使用が認められる食品添加物や補助材は40 品目に限定されている。 条件を満たした有機加工食品には、そのラベルや広告に有機表示(食品 の種類の後ろに有機を意味する文言”Organik”を記載)およびインドネシア 有機ロゴの使用が義務付けられている。 (4) 強調表示 2016 年 5 月 20 日付け BPOM 長官令 2016 年第 13 号により、加工食品は次のような強 調表示がある。同規則にてそれぞれの条件が詳細に定められている。 (a) 栄養強調表示  栄養成分強調表示  栄養相対強調表示 (b) 健康強調表示  栄養機能強調表示  その他の機能強調表示  疾病リスク低減強調表示 (c) a、b 以外の強調表示  アイソトニック強調表示  無糖強調表示  乳糖強調表示  グルテン強調表示 強調表示を記載する加工食品は栄養価情報の記載が義務付けられており、一食あたりの

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摂取量が以下の値を超えてはならない。 ・総脂質18g ・飽和脂肪4g ・コレステロール60mg ・ナトリウム300mg 強調表示についてはBPOM 食品標準局へ書面で申請し、書類審査を経て審査官/専門 家チームによる検討で推薦状が発行されると、これに基づいて BPOM 長官が承認書を発 行する手順となっている。 (5) SNI インドネシア国家標準庁(BSN)により SNI が定められている食品がある。該当する 製品のSNI は、BSN のウェブサイトの SNI リストのページ (http://sisni.bsn.go.id/index.php/sni_main/sni/index_simple)で検索することができる。 このうち、ボトル入りのミネラルウオーター、純水、天然ミネラルウオーター(HS コー ド2201.10.00.10、2210.90.90.10)は、2012 年 3 月 9 日付け工業大臣規則 No.49/M-IND/PER/3/2012 により SNI 番号 01-3553-2006 の適用が定められており、必 ずSNI の認証を受けないとならない。また、人工甘味料を使用した食品の場合は、2004 年10 月 21 日付け BPOM 決定 No.HK.00.05.5.1.4547 により、人工甘味料の食品への使 用条件についてのSNI 01-6993-2004 の適用が義務付けられている。その他は現在のとこ ろ、事業者の自主性に任されている。 輸入食品がSNI の認証を受けようとする場合は、インドネシアの国家認証委員会(KAN) が認定した製品認証機関(LSPro)に認証を申請してインドネシアから監査員を受け入れ て監査を受けるところから始める。この監査員がサンプルをイ ンドネシアに持ち帰り、インドネシアの指定試験所にて検査さ れた後、製品認証機関における書類監査の結果と提出書類、検 査結果などをの審議を経て、SNI 証使用製品証明書(SPPT SNI) が発行される。SPPT SNI を取得した製品は、包装あるいはラ ベルにSNI 証を付して輸入する。 なお、2016 年 4 月 7 日付け商業大臣規則 No.24/M-DAG/PER/4/2016 により SNI が適 用され品質審査基準に合格した商品は、商業省品質管理標準化局に登録し、輸入品の場合 は商品登録番号(NPB)を取得し、これら番号を商品に表示することが義務付けられてい る。

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第2節 菓子 1.品目の定義(HS コード) 菓子に該当するHS コードは以下のとおりである。 HS1704、1806、 1905:菓子 ※HS コードの詳細は第 2 部「HS コード」を参照 なお2016 年 5 月 24 日付け BPOM 長官令 2016 年第 21 号による食品分類から菓子に該 当する箇所を抜き出すと次のとおり。 05.0 キャンディとチョコレート 05.1 カカオ・チョコレート製品 05.1.4 カカオ・チョコレート製品(チョコレート、ダークチョコレー ト、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレート、トリュフな ど) 05.1.5 チョコレート風味商品(例:チョコキャロブチップス) 05.2 キャンディ 05.2.1 ハードキャンディ 05.2.2 ソフトキャンディ 05.2.3 ヌガー 05.3 ガム 07.0 ベーカリー製品 07.1.2 クラッカー、甘いクラッカーを含まない 07.2 特別ベーカリー製品 07.2.1 ケーキ、クッキー、パイ 07.2.2 ドーナツ、マフィン、スコーンなど 15.0 スナック 15.1 芋と豆を原料にしたスナック 15.2 豆加工品 15.3 魚をベースにしたスナック 2.輸出の可否 前述(清涼飲料P.5)と同じ。

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3.手続き全体の流れ(フローチャート)と関連する制度・規制の関係図 輸入前 流通許可の取得 (BPOM) SNI 認証の取得 (取得が必要な商品 の場合) (インドネシア国家標準庁(BSN)) 輸入承認書の取得 (BPOM) ↓ 輸入時 船積み前検査 (指定検査会社) 各種税金納付 (関税総局) 輸入申告書の提出 (船卸港の各税関) 現物検査 (レッドラインと判定され た貨物の場合) (船卸港の各税関) 4.輸入規制 ⅰ)輸入手続き 輸入の手順は次のとおり。 (1) BPOM から輸入予定の食品について流通許可を取得 (2) 輸出国にて商業大臣が指名した検査会社による船積み前検査を受けて、レポート を取得 (3) BPOM から輸入承認を取得 (4) 輸入関税および租税を納付 輸入品のHS コードを特定し、関税率表でその関税率を確認し、必要な租税と一緒 に金額を計算した後、関税総局の通関サービス利用者オンラインでe ビリングを 取得して、銀行等で納付し、関税・租税納付書(SSPCP)を取得する。 (5) 輸入申告 輸入申告書(PIB)を次のような添付書類と共に、船卸港の税関に提出し、申告書 登録番号を受ける。 ・ 輸入申告書(PIB) ・ 輸入関税・租税納付書(SSPCP) ・ インボイス ・ パッキングリスト ・ 船荷証券 ・ 輸入承認 ・ 検査会社によるレポート ・ 原産地証明書(JIEPA における輸入の場合)

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(6) 書類審査 船卸港の税関が申告内容や添付書類、輸入関税の計算等を審査。 (7) 現物検査 レッドラインと判定された貨物を対象に、船卸港の税関が行う。 (8) 搬出許可(SPP)の取得 上記検査を経て船卸港の税関からの搬出許可が出た後、貨物を引き取ることがで きる。 なお、2015 年 5 月 6 日付け BPOM 長官令 2015 年第 12 号により、インドネシアに輸入 される加工食品は、輸入時の賞味期限までの期間が製造日から賞味期限までの期間全体の 最低3 分の 2 以上の日数が残っている必要がある。 ⅱ)関税割当制度 (1) 商業省 商業大臣規則No.87/M-DAG/PER/10/2015 により、加工食品の輸入に船積み前検査が義 務付けられている。検査は商業大臣が指名する検査会社により、検査内容は次のとおり。 ・ 原産国と船積み港 ・ 船積み時期 ・ 船卸港 ・ HS コードと品目名 ・ SNI 証使用製品認証番号(SNI の強制適用製品) ・ 物品登録番号 ・ 流通許可承認書 検査結果をまとめた検査会社によるレポートは、通関義務履行時に船卸港の税関に提出 しなければならない。 商業大臣規則 No.87/M-DAG/PER/10/2015 ではこのほか、船卸港も以下に限定してい る。 陸上港 チカラン・ドライ・ポート(西ジャワ州ブカシ) 海洋港 べラワン港(北スマトラ州メダン) タンジュンプリオク港(ジャカルタ) タンジュンウマス港(中部ジャワ州スマラン) タンジュンペラック港(東ジャワ州スラバヤ) スカルノハッタ港(南スラウェシ州マカッサル) ドゥマイ港(リアウ州ドゥマイ) ジャヤプラ港(パプア州ジャヤプラ)

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タラカン港(北カリマンタン州タラカン) クルゥンググクゥ港(アチェ州北アチェ) ビトゥン港(北スラウェシ州ビトゥン) 空港 クアラナム空港(北スマトラ州メダン) スカルノハッタ空港(ジャカルタ) アフマッドヤニ空港(中部ジャワ州スマラン) ジュアンダ空港(東ジャワ州スラバヤ) ハサヌディン空港(南スラウェシ州マカッサル) 輸入者には、四半期ごとに輸入実績報告も義務付けられている。商業省のポータルサイト INATRADE(http://inatrade.kemendag.go.id)を通じて報告する。 (2) BPOM:前述(清涼飲料 P.9)と同じ。 ⅲ)食品輸入業務許可 前述(清涼飲料P.10)と同じ。 ⅳ)検疫 該当なし。 ⅴ)残留農薬 前述(清涼飲料P.10)と同じ。 ⅵ)重金属および汚染物質 2016 年 5 月 24 日付け BPOM 長官令 2016 年第 16 号は、菓子が含有する細菌の上限を 次のとおり定めている。

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アスフェラーゼ 5 2 103 コロニー / g 105 コロニー ISO 4833-1:2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2:2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 10 コロニー /g SNI ISO 21527-2 :2012 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 103 コロニー / g 106 コロニー /g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 103 コロニー / g 106 コロニー /g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 103 コロニー / g 106 コロニー /g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー /g 103 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013

腸内細菌科 5 0 < 1.8 APM / 100 ml NA SNI ISO 7251 :2012 アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー /g 104 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-2 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー /g 104 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 104 コロニー / g 105 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 05.1.3 カカオベースのペース ト、中身を含む 食品分類 細菌の種類 n 分析方法 05.0 キャンディ、チョコレート製品 05.1.1 粉末カカオとカカオケー キ 05.1.2 カカオ混合シロップ、コ コアミックスシロップ c m M 05.1.4 カカオ・チョコレート製品 05.1.5 チョコレート風味、チョコ レート代替品 ミックスチョコレート 飲料(粉末) ミックスチョコレート 飲料(シロップと抽出 物) 05.2.1 ハードキャンディ 05.2.2 ソフトキャンディ (ゼリーでない) (ゼリー)

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アスフェラーゼ 5 2 104 コロニー / g 105 コロニー ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 1 102 コロニー /g 2×102 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー /g 104 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 104 コロニー / g 105 コロニー SNI ISO 4833-1 :2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 104 コロニー / g 105 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 5 x 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-2 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 103 コロニー / g 104 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 黄色ブドウ球菌 5 1 102 コロニー / g 2×102 コロニー / g SNI ISO 6888-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 104 コロニー / g 105 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 5 x 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-2 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 104 コロニー / g 105 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 5 x 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-2 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 105 コロニー / g 106 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 5 x 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-2 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 104 コロニー / g 105 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 5 x 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-2 : 2012 07.1.1 パン 05.2.3 ヌガットなど 05.3 ガム 05.4 デコレーション(ベーカ リー用など)、トッピング (ノンフルーツ)、甘い ソース 07.0 ベーカリー製品 07.1.2 クラッカー(甘いクラッ カーを除く) 07.1.3 味なしベーカリー製品 (ベーグル、イングリッ シュマフィンなど) 07.1.4 中身のあるパンを含む パンと同類の製品とパ ン粉 中身のためのプレ ミックス 07.1.5 蒸しパン

(32)

アスフェラーゼ 5 2 105 コロニー / g 106 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 5 x 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 104 コロニー / g 105 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 黄色ブドウ球菌 5 2 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 6888-1 : 2012 糸状菌とイースト菌 5 2 5 x 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 105 コロニー / g 106 コロニー / g ISO 4833-1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 5 x 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527-1 : 2012 アスフェラーゼ 5 2 102 コロニー / g 107 コロニー / g ISO 4833 : 2003; ISO 4833.1 : 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2 : 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 黄色ブドウ球菌 5 2 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 6888-1 : 2012 糸状菌とイースト菌 5 2 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 21527.1 : 2012 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579 : 2002 黄色ブドウ球菌 5 1 102 コロニー / g 104 コロニー / g SNI ISO 6888-1 : 2012 15.0  スナック アスフェラーゼ 5 2 103 コロニー / g 104 コロニー / g ISO 4833-1: 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2: 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579: 2002 黄色ブドウ球菌 5 1 102 コロニー / g 2×102 コロニー / g SNI ISO 6888-1:2012 アスフェラーゼ 5 2 5×103 コロニー / g 5×104 コロニー / g ISO 4833-1: 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2: 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ/ 25 g NA ISO 6579: 2002 黄色ブドウ球菌 5 1 102 コロニー / g 2×102 コロニー / g SNI ISO 6888-1:2012 アスフェラーゼ 5 2 5×102 コロニー / g 5×103 コロニー / g ISO 4833-1: 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2: 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579: 2002 糸状菌とイースト菌 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g SNI ISO 21527-2: 2012 アスフェラーゼ 5 2 103 コロニー / g 104 コロニー / g ISO 4833-1: 2013 腸内細菌科 5 2 10 コロニー / g 102 コロニー / g ISO 21528-2: 2004 サルモネラ菌 5 0 ネガティブ / 25 g NA ISO 6579: 2002 黄色ブドウ球菌 5 1 102 コロニー / g 2×102 コロニー / g SNI ISO 6888-1:2012 07.1.6 食パンや味なしベーカ リー製品のためのプレ ミックス 07.2 特殊ベーカリー製品(甘 い、しょっぱい、うまみ がある) 15.2 豆加工品(外をコーティ ングした豆、乾燥果物 などとの混合品を含む) 15.3 魚をベースとしたスナッ ク 07.2.3 特殊ベーカリー製品の プレミックス ベーカリーのための 冷凍ミックス 冷凍ベーカリー製品 15.1 スナック-基本材料が じゃがいも、イモ類、シ リアル、小麦あるいは (イモ類や豆からの)澱 粉 中身がない 中身がある

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n:取り出され、分析されるサンプルの数量 c:各加工食品を合格と判定するため微生物数上限基準(m)を超えてもよいサンプル数量 m:微生物数上限の基準値 M:条件付きで合格と判定する基準となる微生物の数の限界 ⅶ)含有禁止の化学物質 前述(清涼飲料P.13)と同じ。 ⅷ)食品の成分として使用が禁止される物質 前述(清涼飲料P.13)と同じ。 ⅸ)食品添加物の使用基準 前述(清涼飲料P.13)と同じ。 ⅹ)食品容器の品質または基準について 2011年7月12日付けBPOM長官令No.HK.03.1.23.07.11.6664は、食品包装のために許可 された原材料、使用が禁止される原材料をリストアップしており、原料の食品に移る要素 の限度や使用される食品の種類・状況、補助材料の機能が示されている。食品のタイプと 特定の使用状態に従った基本原料を使用しなければならない。 上記リストにない原料は、その安全性が検査された後、BPOM長官より承認を得た後に 使用が可能となる。 2010 年 2 月 12 日付け商業大臣規則 No.24/M-DAG/PER/2/2010 あるいは工業大臣規則 No.24/M-IND/PER/2/2010 にて、国内で取引される食品の包装にはすべて、食品包装が安 全であることを示す食品ロゴと、プラスチック原材料の種類と再生可能の表示から成るリ サイクルコードを付すことが義務付けられている。ロゴとリサイクルコードについては前 述(清涼飲料P.14)を参照。 5.販売規制 前述(清涼飲料P.14)と同じ。 6.食品安全・衛生規制 前述(清涼飲料P.16)と同じ。

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7.表示規制 ⅰ)法律に基づく義務表示および手続き 前述(清涼飲料P.18)と同じ。 8.税制度 ⅰ)関税 CIF から計算して、輸入申告前に納付する。MFN 税率は 5~20%となっている。ただし、 JIEPA 税率を適用すると、菓子の関税率は 0%となる(2012 年 12 月 17 日付け財務大臣規 則No.209/PMK.011/2012)。 ⅱ)付加価値税(VAT) 輸入時にCIF の 10%が課されるほか、国内取引時も取引価額に 10%が課される。いず れも商品購入時に事業者が負担した仕入のVAT 額は、販売時に取引先から徴収する売上の VAT 額と月次単位で相殺される。 ⅲ)その他 輸入前払い所得税(PPh-22)が輸入申告前に徴収される。税率は、輸入業者認定番号(API) を有している企業はCIF の 2.5%である。これは法人税の年次申告時に法人税と相殺される。 9.その他留意事項 前述(清涼飲料P.21)と同じ。

(35)

第3節 調味料 1.品目の定義(HS コード) インドネシア財務省関税総局によると、調味料に該当するHS コードは以下のとおり。 HS2103、2209:調味料 ※HS コードの詳細は第 2 部「HS コード」を参照 なお、2016 年 5 月 24 日付け BPOM 長官令 2016 年第 21 号による食品分類から調味料 に該当する箇所を抜き出すと次のとおり。 12.0 塩、香辛料、スープ、ソース、サラダ、タ ンパク質製品 12.1 塩と塩の代替品 12.1.1 塩 12.1.2 塩の代替品 12.1.3 ハーブ、香辛料、調味料、薬味 12.2.1 ハーブと香辛料 12.2.2 調味料と薬味 12.3 食用酢 12.4 マスタード 12.5 スープとブイヨン 12.6 ソースと同類のもの 12.6.1 マヨネーズ、サラダドレッシング、オニオ ンディップスなど 12.6.2 ケチャップ、チーズソース、クリームソー スなど 12.6.3 ソースのための抽出物など 12.6.4 魚醤など 12.9 大豆からの調味料と抽出物 2.輸出の可否 前述(清涼飲料P.5)と同じ。 3.手続き全体の流れ(フローチャート)と関連する制度・規制の関係図 前述(菓子P.25)と同じ。

(36)

4.輸入規制 ⅰ)輸入手続き 前述(菓子P.25)と同じ。 ⅱ)関税割当制度 前述(菓子P.26)と同じ。 ⅲ)食品輸入業務許可 前述(清涼飲料P.10)と同じ。 ⅳ)検疫 該当なし。 ⅴ)残留農薬 前述(清涼飲料P.10)と同じ。 ⅵ)重金属および汚染物質 2016 年 5 月 24 日付け BPOM 長官令 2016 年第 16 号は、調味料が含有する細菌の上 限を次のように定めている。

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