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平成22年5月13日公表分 行政監査一覧岡山市監査事務局|岡山市|市政情報|政策・企画

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全文

(1)

岡山市監査委員報告第13号 平成2 2年5月1 2日

岡山市長 髙 谷 茂 男 様

岡山市監査委員 藤 本 徹

同 若 井 逹 子

同 田 尻 祐 二

平成21年度行政監査の結果について(報告)

地方自治法(昭和22年法律第67号)第199条第2項の規定に基づく監査を実施したの で,同条第9項の規定により,その結果を下記のとおり報告します。

1 監査を実施した監査委員 藤本徹,若井逹子,田尻祐二

なお , 監 査委 員 池 上進 は, 平成 20年 4月1日か ら平 成21年3月31日ま で会 計管 理者 であ ったため,地方自治法第199条の2の規定により除斥した。

2 監査の種類

地方自治法第199条第2項に基づく監査

3 監査の概要 ( 1) 監査のテーマ

不納欠損処分について

( 2) 監査の目的

平 成 20年 度一 般 会 計決 算 に おけ る 不 納欠 損 処 分額 は7億 379万円 にの ぼっ てい る。

, 。

(2)

( 3) 監査の対象

平成20年度一般会計における不納欠損額100万円以上の処分(費目)

収 納 課 個人市民税

法人市民税 固定資産税 軽自動車税 事業所税 都市計画税

加算金(滞納繰越分)

障 害 福 祉 課 心 身 障 害 者 保 険 扶 養 事 業 加 入 者 負 担 金 ( 滞 納 繰 越 分 ) 障害者住宅整備資金貸付金元利収入(滞納繰越分) 高 齢 者 福 祉 課 老人福祉施設措置費負担金(滞納繰越分)

保 育 課 保育所措置費負担金(私立分)(滞納繰越分) 保育所措置費負担金(市立分)(滞納繰越分) 住 宅 課 公営住宅使用料(滞納繰越分)

北区中央福祉事務所 返納金(滞納繰越分) 中 区福祉事 務所 返納金(滞納繰越分) 南 区 西 福 祉 事 務 所 返納金(滞納繰越分) 南 区 南 福 祉 事 務 所 返納金(滞納繰越分)

( 4) 監査の期間

平成21年10月1日から平成22年2月26日まで

( 5) 監査の方法

各課の関係書類及び関係資料を提出依頼し,関係職員から事情聴取を行う。

( 6) 監査の着眼点

ア 不納欠損処分に係る時効に誤りはないか。

イ 時効完成前の不納欠損処分はないか。ある場合は,その理由は正当か。 ウ 時効完成により消滅した債権で不納欠損処分されていないものはないか。 エ 不納欠損処分に至るまでの対応は適当か。

( 7) 適用法条

(3)

4 不納欠損処分について

不納欠損処分とは,既に調定された歳入で徴収ができないと認定されたものをいう。 不納欠損と認定されるためには,法令等に根拠をおくものでなければならない。した がって,次に掲げる場合に該当することが必要である。

( 1) 時効消滅したとき

ア 公法上の債権(以下「公債権」という。)

地方税,その他の公債権については,5年間の時効期間が完成したとき イ 私法上の債権(以下「私債権」という。)

私債権については,時効期間が完成し,債務者から時効の援用があったとき ( 2) 法律またはこれに基づく政令若しくは条例の定めにより債権が消滅したとき ( 3) 議会において権利の放棄を議決したとき(地方自治法第96条第1項第10号) ( 4) 免除したとき(地方自治法施行令第171条の7第1項,第2項)

5 債権管理における地方自治法及び地方自治法施行令等の適用関係

市債権の分類とそれぞれに適用される法律は,地方税を除き,おおむね以下のとおり である。

項 目 強制徴収公債権 非強制徴収公債権 私債権

調定・納入通知 法231 法231 法231

督促 法231の3第1項 法231の3第1項 令171 手数料・延滞金 法231の3第2項 法231の3第2項 民法 送達・公示送達 法231の3第4項 法231の3第4項 民法

徴収停止 地方税法等 令171の5 令171の5

履行延期 地方税法等 令171の6第1項 令171の6第1項 免除 地方税法等 令171の7第1項 令171の7第1項

強制執行等 地方税法等 令171の2 令171の2

履行期限の繰上 令171の3 令171の3 令171の3 債権の申出等 令171の4 令171の4 令171の4

時効期間 法236第1項 法236第1項 民法

時効の援用・放棄 法236第2項 法236第2項 民法 時効中断の絶対効 法236第4項 法236第4項 民法

注:略称については,「法」は「地方自治法」,「令」は「地方自治法施行令」であり, 「条」を省略した。

地方自治法及び地方自治法施行令関係条文を以下に掲載する。 ( 1) 調定・納入通知(地方自治法第231条)

(4)

( 2) 督 促( 地 方自 治法 第231の 3第1項( 公債 権), 地方自 治法 施行 令 第171条( 私債 権)) 法第 二 百 三十 一 条 の三 分 担 金 ,使 用 料 ,加 入 金 ,手 数 料及 び過 料そ の他 の普 通地 方公共団体の歳入を納期限までに納付しない者があるときは,普通地方公共団体の 長は,期限を指定してこれを督促しなければならない。

令第 百 七 十一 条 普 通 地方 公 共 団体 の 長 は, 債 権 (地 方 自治 法第 二百 三十 一条 の三 第 一 項 に 規 定 す る 歳 入 に 係 る 債 権 を 除 く。) に つ い て , 履 行 期 限 ま で に 履 行 し な い者があるときは,期限を指定してこれを督促しなければならない。

( 3) 手数料・延滞金(地方自治法第231の3第1項(公債権))

法第二百三十一条の三 2 普通地方公共団体の長は,前項の歳入について同項の 規定による督促をした場合においては,条例の定めるところにより,手数料及び延 滞金を徴収することができる。

( 4) 送付・公示送達(地方自治法231の3第4項)

法第二百三十一条の三 4 第一項の歳入並びに第二項の手数料及び延滞金の還付 並 び に こ れ ら の 徴 収 金 の 徴 収 又 は 還 付 に 関 す る 書 類 の 送 達 及 び 公 示 送 達 に つ い て は,地方税の例による。

( 5) 徴収停止(地方自治法施行令第171の5)

令第 百 七 十一 条 の 五 普通 地 方 公共 団 体 の長 は , 債権 ( 強制 徴収 によ り徴 収す る債 権 を 除 く。) で履 行 期 限 後 相 当 の期 間 を 経過 し て もな お 完 全に 履 行 さ れて い な いも のについて,次の各号の一に該当し,これを履行させることが著しく困難又は不適 当であると認めるときは,以後その保全及び取立てをしないことができる。 一 法 人で あ る 債務 者 が その 事 業 を 休止 し , 将来 そ の 事業 を 再 開す る 見 込み が全 くなく,かつ,差し押えることができる財産の価額が強制執行の費用をこえないと 認められるとき。

二 債 務者 の 所 在が 不 明 であ り , か つ, 差 し 押え る こ とが で き る財 産 の 価額 が強 制執行の費用をこえないと認められるときその他これに類するとき。

三 債権金額が少額で,取立てに要する費用に満たないと認められるとき。

( 6) 履行延期(地方自治法施行令第171の6)

令第 百 七 十一 条 の 六 普通 地 方 公共 団 体 の長 は , 債権 ( 強制 徴収 によ り徴 収す る債 権 を 除 く。) につ い て , 次 の 各 号の 一 に 該当 す る 場合 に お いて は , そ の履 行 期 限を 延長する特約又は処分をすることができる。この場合において,当該債権の金額を 適宜分割して履行期限を定めることを妨げない。

一 債務者が無資力又はこれに近い状態にあるとき。

二 債務者が当該債務の全部を一時に履行することが困難であり,かつ,その現に 有する資産の状況により,履行期限を延長することが徴収上有利であると認められ るとき。

(5)

務の全部を一時に履行することが困難であるため,履行期限を延長することがやむ を得ないと認められるとき。

四 損害賠償金又は不当利得による返還金に係る債権について,債務者が当該債務 の全部を一時に履行することが困難であり,かつ,弁済につき特に誠意を有すると 認められるとき。

五 貸付金に係る債権について,債務者が当該貸付金の使途に従つて第三者に貸付 けを行なつた場合において,当該第三者に対する貸付金に関し,第一号から第三号 までの一に該当する理由があることその他特別の事情により,当該第三者に対する 貸付金の回収が著しく困難であるため,当該債務者がその債務の全部を一時に履行 することが困難であるとき。

( 7) 免除(地方自治法第施行令第171条の7第1項)

令第 百 七 十一 条 の 七 普通 地 方 公共 団 体 の長 は , 前条 の 規定 によ り債 務者 が無 資力 又はこれに近い状態にあるため履行延期の特約又は処分をした債権について,当初 の履行期限(当初の履行期限後に履行延期の特約又は処分をした場合は,最初に履 行延期の特約又は処分をした日)から十年を経過した後において,なお,債務者が 無資力又はこれに近い状態にあり,かつ,弁済することができる見込みがないと認 められるときは,当該債権及びこれに係る損害賠償金等を免除することができる。

( 8) 強制執行等(地方自治法施行令第171条の2)

令第 百 七 十一 条 の 二 普通 地 方 公共 団 体 の長 は , 債権 ( 地方 自治 法第 二百 三十 一条 の 三 第 三 項 に 規 定 す る 歳 入 に 係る 債 権 (以 下 「 強制 徴 収 によ り 徴 収 する 債 権 」と い う。)を 除 く。)に つ い て, 地 方 自治 法 第 二 百三 十 一 条の 三 第 一項 又は 前 条 の規 定による督促をした後相当の期間を経過してもなお履行されないときは,次の各号 に掲げる措置をとらなければならない。ただし,第百七十一条の五の措置をとる場 合又は第百七十一条の六の規定により履行期限を延長する場合その他特別の事情が あると認める場合は,この限りでない。

一 担 保 の 付 さ れ て い る 債 権 ( 保 証 人 の 保 証 が あ る 債 権 を 含 む。) に つ い て は , 当該債権の内容に従い,その担保を処分し,若しくは競売その他の担保権の実行の 手続をとり,又は保証人に対して履行を請求すること。

二 債 務 名 義 の あ る 債 権 ( 次 号 の 措 置 に よ り 債 務 名 義 を 取 得 し た も の を 含 む。) については,強制執行の手続をとること。

三 前 二号 に 該 当し な い 債権 ( 第 一 号に 該 当 する 債 権 で同 号 の 措置 を と つて なお 履 行 さ れ な い も の を 含 む。) に つ い て は , 訴 訟 手 続 ( 非 訟 事 件 の 手 続 を 含 む。) に より履行を請求すること。

( 9) 履行期限の繰上(地方自治法施行令第171条の3)

(6)

に該当する場合その他特に支障があると認める場合は,この限りでない。

( 10) 債権の申出等(地方自治法施行令第171条の4)

令第 百 七 十一 条 の 四 普通 地 方 公共 団 体 の長 は , 債権 に つい て, 債務 者が 強制 執行 又は破産手続開始の決定を受けたこと等を知つた場合において,法令の規定により 当該普通地方公共団体が債権者として配当の要求その他債権の申出をすることがで きるときは,直ちに,そのための措置をとらなければならない。

2 前 項に 規 定 する も の のほ か , 普 通地 方 公 共団 体 の 長は , 債 権を 保 全 する ため 必 要 が あ る と 認 め る と き は ,債 務 者 に 対し , 担 保の 提 供 (保 証 人 の保 証 を 含 む。) を求め,又は仮差押え若しくは仮処分の手続をとる等必要な措置をとらなければな らない。

( 11) 時効期間(地方自治法第236条第1項(公債権))

法第 二 百 三十 六 条 金 銭の 給 付 を目 的 と する 普 通 地方 公 共団 体の 権利 は, 時効 に関 し他の法律に定めがあるものを除くほか,五年間これを行なわないときは,時効に より消滅する。普通地方公共団体に対する権利で,金銭の給付を目的とするものに ついても,また同様とする。

( 12) 時効の援用・放棄(地方自治法第236条第2項(公債権))

法第二百三十六条 2 金銭の給付を目的とする普通地方公共団体の権利の時効に よる消滅については,法律に特別の定めがある場合を除くほか,時効の援用を要せ ず,また,その利益を放棄することができないものとする。普通地方公共団体に対 する権利で,金銭の給付を目的とするものについても,また同様とする。

( 13) 時効の中断の絶対効(地方自治法第236条第4項(公債権))

(7)

6 監査の結果

( 1) 平成20年度一般会計決算における不納欠損処分

単位:円,件

費 目 所 属 課 処 分 額 件 数

個 人 市 民 税 収 納 課 217, 381, 518 11, 262 法 人 市 民 税 収 納 課 46, 193, 790 368 固 定 資 産 税 収 納 課 284, 360, 112 8, 743 軽 自 動 車 税 収 納 課 14, 120, 429 4, 115

事 業 所 税 収 納 課 10, 769, 500 5

都 市 計 画 税 収 納 課 57, 306, 658 8, 520 ( ) 障 害 福 祉 課 394, 400 13 知 的 障 害 者 福 祉 施 設 措 置 費 負 担 金 滞 納 繰 越 分

( ) 障 害 福 祉 課 108, 500 5 身 体 障 害 者 福 祉 施 設 措 置 費 負 担 金 滞 納 繰 越 分

( ) 障 害 福 祉 課 1, 107, 560 458 心 身 障 害 者 保 険 扶 養 事 業 加 入 者 負 担 金 滞 納 繰 越 分

( ) 高 齢 者 福 祉 課 1, 641, 558 63 老 人 福 祉 施 設 措 置 費 負 担 金 滞 納 繰 越 分

( ) ( ) こ ど も 福 祉 課 244, 400 4 助 産 施 設 措 置 費 負 担 金 市 立 分 滞 納 繰 越 分

( ) ( ) こ ど も 福 祉 課 122, 200 2 助 産 施 設 措 置 費 負 担 金 私 立 分 滞 納 繰 越 分

( ) ( ) 保 育 課 21, 631, 747 1, 514 保 育 所 措 置 費 負 担 金 私 立 分 滞 納 繰 越 分

( ) ( ) 保 育 課 11, 369, 736 810 保 育 所 措 置 費 負 担 金 市 立 分 滞 納 繰 越 分

( ) こ ど も 福 祉 課 13, 500 1 母 子 生 活 支 援 施 設 措 置 費 負 担 金 滞 納 繰 越 分

延 長 保 育 事 業 負 担 金 ( 滞 納 繰 越 分 ) 保 育 課 35, 000 14 給 水 施 設 使 用 料 ( 滞 納 繰 越 分 ) 保 健 管 理 課 21, 714 11 コ ミ ュ ニ テ ィ フ ゚ ラ ン ト 使 用 料( 滞 納 繰 越 分) 下水道企画総務課 143, 130 39 クラインガルテン使用料(滞納繰越分) 農 水 畜 産 課 42, 180 2 公 営 住 宅 使 用 料 ( 滞 納 繰 越 分 ) 住 宅 課 1, 514, 553 126 公 営 住 宅 使 用 料 ( 滞 納 繰 越 分 ) 西大寺支所建設課 2, 000 1 高 等 学 校 授 業 料 ( 滞 納 繰 越 分 ) 学 事 課 84, 900 37 幼 稚 園 授 業 料 ( 滞 納 繰 越 分 ) 学 事 課 415, 500 71 墓 地 管 理 手 数 料 ( 滞 納 繰 越 分 ) 生 活 衛 生 課 65, 000 2 し 尿 処 理 手 数 料 ( 滞 納 繰 越 分 ) 環 境 事 業 課 372, 360 100 加 算 金 ( 滞 納 繰 越 分 ) 収 納 課 1, 492, 800 4 ( ) 障 害 福 祉 課 1, 582, 729 1 障 害 者 住 宅 整 備 資 金 貸 付 金 元 利 収 入 滞 納 繰 越 分

(8)

費 目 所 属 課 処 分 額 件 数 ( ) 健 康 づ く り 課 12, 660 5 未 熟児 養育 費自 己負担 金収 入 滞納繰 越分

浄 化 槽 共 益 費 収 入 ( 滞 納 繰 越 分 ) 住 宅 課 92, 600 34 一 般 会 計 合 計 703, 796, 338 36, 400

( 2) 個人市民税 ア 担当課

財政局収納課

イ 不納欠損処分額 217, 381, 518円

ウ 不納欠損処分件数 11, 262件

エ 債権の概要

「均等割」または「均等割及び所得割の合算額」によって個人に対し課税される市 税である。

オ 根拠法令等及び時効年数等

(ア)地方税法第18条第1項による場合(5年時効)

法定 納 期 限 の翌 日 , また は 督 促や 差 押 等の 時 効 中 断事 由 の 消滅 か ら 5年 を経 過す る と 納 税 義 務 は 消 滅 す る 。 納 税 義 務者 に よ る 時効 の 援 用は 不 要 であ り , 5年 経 過し た年度末に会計上の不納欠損処理を行っている。

参考条文(地方税の消滅時効)

第 十八 条 地 方 団体 の 徴 収金 の 徴 収 を目 的 と する 地 方 団体 の 権 利( 以 下 本款 にお い て 「 地 方 税 の 徴 収 権 」 と い う。) は , 法 定 納 期 限 ( 次 の 各 号 に 掲 げ る地 方団体の徴収金については,それぞれ当該各号に掲げる日)の翌日から起 算して五年間行使しないことによつて,時効により消滅する。

一 前 条 第 一項 第 一 号若 し く は 第二 号 又 は同 条 第 三項 の 規 定の 適 用 があ る地 方税若しくは加算金又は当該地方税に係る延滞金 同条第一項第一号の裁 決等があつた日若しくは同項第二号の決定,裁決若しくは判決があつた日 又は同条第三項各号に掲げる日

二 督 促 手 数料 又 は 滞納 処 分 費 そ の 地 方税 の 徴 収権 を 行 使す る こ とが でき る日

2 前 項 の 場合 に は ,時 効 の 援 用を 要 せ ず, ま た ,そ の 利 益を 放 棄 する こと ができないものとする。

(9)

( イ ) 地方 税 法 第 15条 の 7第 4項に よ る 場 合( 執 行 停止 後 3年 経過 し, 納税 義務 が消 滅) 資産調査等の結果,滞納者に支払い能力がなく,滞納処分をすることができる財 産 が な い 等 の 場 合 に 滞 納 処 分 の 執 行を 停 止 す る。 執 行 停止 期 間 が3年 間継 続 し たと き は 納 税 義 務 が 消 滅 す る 。 時 効 の 援用 手 続 は 不要 で あ り, 3年 経 過 し た年 度 末 に会 計上の欠損処理を行っている。

な お , 執行 停 止 に つい ては ,審 議監 決裁 であ り, 滞納 額 500万 円を 超え る案 件に ついては,滞納処分審査会議(財政局長,審議監,課税課課長などを構成員とし, 毎年1回開催される。以下,同じ。)で審査または報告を行っている。

参考条文(滞納処分の停止の要件等)

第 十五 条 の 七 地方 団 体 の長 は , 滞 納者 に つ き次 の 各 号の 一 に 該当 す る 事実 があ ると認めるときは,滞納処分の執行を停止することができる。 一 滞納処分をすることができる財産がないとき。

二 滞納 処 分 をす る こ と によ つ て その 生 活 を著 し く 窮迫 さ せ るお それ があるとき。

三 その 所 在 及び 滞 納 処 分を す る こと が で きる 財 産 がと も に 不明 であ るとき。

2 地方 団 体 の長 は , 前 項の 規 定 によ り 滞 納処 分 の 執行 を 停 止し たと きは,その旨を滞納者に通知しなければならない。

3 地方 団 体 の長 は , 第 一項 第 二 号の 規 定 によ り 滞 納処 分 の 執行 を停 止した場合において,その停止に係る地方団体の徴収金について差し 押えた財産があるときは,その差押を解除しなければならない。 4 第一 項 の 規定 に よ り 滞納 処 分 の執 行 を 停止 し た 地方 団 体 の徴 収金

を納付し,又は納入する義務は,その執行の停止が三年間継続したと きは,消滅する。

5 第一 項 第 一号 の 規 定 によ り 滞 納処 分 の 執行 を 停 止し た 場 合に おい て,その地方団体の徴収金が限定承認に係るものであるときその他そ の地方団体の徴収金を徴収することができないことが明らかであると きは,地方団体の長は,前項の規定にかかわらず,その地方団体の徴 収金を納付し,又は納入する義務を直ちに消滅させることができる

(ウ)地方税法第15条の7第5項による場合(納税義務の即時消滅)

滞納処分をすることができる財産がないため,滞納処分の執行停止をした場合に おいて,法人の解散等,将来にわたって徴収することができないことが明らかな場 合 に , 執 行 停 止 後 3年 を 待 つ こ とな く 納 税義 務 を 消滅 さ せ るこ と が で きる 。 上 記の 執 行 停 止 と 同 様 に 審 議 監決 裁 で あ り, 滞 納 額が 500万 円 を 超え る 案 件 につ い て は, 滞納処分審査会議で審査または報告を行っている。

カ 時効適用について

(10)

キ 時効完成前の不納欠損処分の有無について

時効期間5年を経過前の不納欠損処分が認められたが,いずれも地方税法第15条の7 第4項または第5項の規定に基づくものであり,正当な処理と認められる。

件数 2, 647件 金額 64, 933, 352円

ク 不納欠損処分に至るまでの対応について

少 額滞 納 者 ( 滞納 者 1人 あ たり , 本 税 20万 円 未 満 で, 延 滞金 を含 めて 30万 円未 満) に対しては,市税収納推進員(嘱託職員)による臨戸訪問により納税督励及び居所調 査 を行 い , その 他 の 者( 滞 納 者 1人 あた り , 本税 20万 円 以上 ま た は 本税 20万 円未 満で 延滞金を含めて30万円以上)に対しては,職員による財産調査及び居所調査を行って いる。

財産調査により処分可能財産が発見できた場合には,差押等の滞納処分を行ってい る 。 調 査 の 結 果 , 無 財 産 ( 地 方 税 法 第 15条 の 7第 1項 第 1号), 生 活 困 窮 ( 同 法 同 条 同 項 第2号),居 所 不 明( 同 法 同条 同 項 第3号 )で あ る こと が 判 明し た 場 合 には , ま ず地 方税法第15条の7第1項の規定により執行停止を行い,さらに状況に応じて地方税法第 15条の7第4項(3年経過し納税義務消滅)または第5項(即時消滅)に基づく処分を行 っている。

, , , ,

また 滞納者に対して年5回の一斉催告を行い 随時 催告書等を送付しているが この催告書等の送付は時効中断の効果を発生させない。

的確かつ綿密な財産調査により滞納処分が行われていることが,市民の負担の公平 確保には絶対的に必要な要件であり,今後ともさらに努力を続けられたい。

ケ 法的措置について

預金等の債権及び不動産等の物権について財産調査を積極的に行い,早期の差押, 滞納処分に努めている。

( 3) 法人市民税 ア 担当課

財政局収納課

イ 不納欠損処分額 46, 193, 790円

ウ 不納欠損処分件数 368件

エ 債権の概要

(11)

る市税である。

オ 根拠法令等及び時効年数等

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

カ 時効適用について

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

キ 時効完成前の不納欠損処分の有無について

時効期間5年を経過前の不納欠損処分が認められたが,いずれも地方税法第15条の7 第4項または第5項の規定に基づくものであり,正当な処理と認められる。

件数 209件

金額 37, 234, 100円

ク 不納欠損処分に至るまでの対応について

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

ケ 法的措置についてについて

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

( 4) 固定資産税 ア 担当課

財政局収納課

イ 不納欠損処分額 284, 360, 112円

ウ 不納欠損処分件数 8, 743件

エ 債権の概要

固定資産(土地,家屋及び償却資産)の保有と市の行政サービスとの間に存在する 受益関係に着目し,資産価値に応じて毎年度経常的に課する市税である。

オ 根拠法令等及び時効年数等

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

カ 時効適用について

(12)

キ 時効完成前の不納欠損処分の有無について

時効期間5年を経過前の不納欠損処分が認められたが,いずれも地方税法第15条の7 第4項または第5項の規定に基づくものであり,正当な処理と認められる。

件数 4, 459件

金額 218, 678, 899円(都市計画税を含む。)

ク 不納欠損処分に至るまでの対応について

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

ケ 法的措置についてについて

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

( 5) 軽自動車税 ア 担当課

財政局収納課

イ 不納欠損処分額 14, 120, 429円

ウ 不納欠損処分件数 4, 115件

エ 債権の概要

原動機付自転車,軽自動車,小型特殊自動車及び二輪の小型自動車に対し,その主 たる定置場がある市において,その所有者に課する市税である。

財産課税的性格と道路損傷負担金的性格をあわせ持っている。

オ 根拠法令等及び時効年数等

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

カ 時効適用について

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

キ 時効完成前の不納欠損処分の有無について

時効期間5年を経過前の不納欠損処分が認められたが,いずれも地方税法第15条の7 第4項または第5項の規定に基づくものであり,正当な処理と認められる。

件数 989件 金額 3, 565, 632円

(13)

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

ケ 法的措置についてについて

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

( 6) 事業所税 ア 担当課

財政局収納課

イ 不納欠損処分額 10, 769, 500円

ウ 不納欠損処分件数 5件

エ 債権の概要

大都市地域における都市環境の整備及び改善に関する事業に要する費用に充当する ための目的税である。

オ 根拠法令等及び時効年数等

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

カ 時効適用について

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

キ 時効完成前の不納欠損処分の有無について

時 効 期 間5年を 経 過 前 の不 納 欠 損処 分が 認め ら れた が, 地方 税法 第15条の 7第 5項の 規定に基づくものであり,正当な処理と認められる。

件数 5件

金額 10, 769, 500円

ク 不納欠損処分に至るまでの対応について

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

ケ 法的措置についてについて

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

( 7) 都市計画税 ア 担当課

(14)

イ 不納欠損処分額 57, 306, 658円

ウ 不納欠損処分件数 8, 520件

エ 債権の概要

都市計画法に基づく都市計画事業または土地区画整理法に基づく土地区画整理事業 に要する費用に充てるため,都市計画区域内の市街化区域に所在する土地または家屋 の所有者に対して課する市税である。

オ 根拠法令等及び時効年数等

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

カ 時効適用について

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

キ 時効完成前の不納欠損処分の有無について

時効期間5年を経過前の不納欠損処分が認められたが,いずれも地方税法第15条の7 第4項または第5項の規定に基づくものであり,正当な処理と認められる。

件数 4, 249件

金額 218, 678, 899円(固定資産税を含む。)

ク 不納欠損処分に至るまでの対応について

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

ケ 法的措置についてについて

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

( 8) 加算金 ア 担当課

財政局収納課

イ 不納欠損処分額 1, 492, 800円

(15)

エ 債権の概要

地方税の申告義務が適正に履行されなかった場合に課されるものであり,過少申告 加算金,不申告加算金及び重加算金がある。

オ 根拠法令等及び時効年数等

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

カ 時効適用について

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

キ 時効完成前の不納欠損処分の有無について

時 効 期 間5年を 経 過 前 の不 納 欠 損処 分が 認め ら れた が, 地方 税法 第15条の 7第 5項の 規定に基づくものであり,正当な処理と認められる。

件数 4件

金額 1, 492, 800円

ク 不納欠損処分に至るまでの対応について

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

ケ 法的措置についてについて

個人市民税と同様であったため記述を省略した。

( 9) 心身障害者保険扶養事業加入者負担金(滞納繰越分) ア 担当課

保健福祉局障害福祉課

イ 不納欠損処分額 1, 107, 560円

ウ 不納欠損処分件数

458件(件数は,納付月数による。対象者は3名である。)

エ 債権の概要

心身障害者(児)を扶養している保護者が,生存中に毎月一定の加入者納付金(保 険料)を納めることにより,保護者(加入者)が死亡または重度障害者となった場 合,心身障害者(児)に一定額の年金を終身支給し,心身障害者(児)に対して保 護 者 が 抱 く 将 来 的 な 不 安を 軽 減 し よう と し て昭 和 42年 9月 に創 設 さ れ たも の で ,私 債権である。

(16)

上記のとおり心身障害者保険扶養事業加入者負担金は,民法が適用される私債権で ある。時効期間は10年であり,時効の援用によって消滅時効が確定する。

不納欠損処分に係る加入者納付金(保険料)の滞納者が再三再四の納付催告等に対 して納付の意思を示さなかったため,加入者としての資格喪失及び制度脱退等に係る 規 定 ( 岡山 市 心 身障 害 者 保険 扶 養 条 例第 9条 第 1項第 3号 及 び 岡山 市 身 障 害者 保 険 扶養 条 例 施 行規 則 第 12条第 1項 ) に 基 づき , 脱 退処 理 を 行う と と もに , 時 効 の援 用 を 待た ずして不納欠損処分を行っている。

カ 時効適用について

時 効の 援 用 を 待た ず に 不納 欠 損 処分 を 行 って い る 。 上記 オ 規 定は 5カ 月 の 滞納 があ れば,脱退させられるという規定にすぎず,残された債権については何も規定してい ない。したがって,脱退後は,民法の規定により処理する必要がある。

キ 不納欠損処分に至るまでの対応について

滞納者に対して加入継続・脱退意思確認通知書の送付等により加入継続または脱退 の意思を確認しているが,滞納が長期に及ぶ者については上記オ規定を適用し,脱退 処理を行っている。それと同時に,市に不利益はないとして,不納欠損処分を行って いるが,保険料が年金の原資であることを考慮すると市に不利益があるというべきで ある。

ケ 法的措置について

滞納者に対する強制執行等の法的措置はとっていない。

( 10) 障害者住宅整備資金貸付金元利収入(滞納繰越分) ア 担当課

保健福祉局障害福祉課

イ 不納欠損処分額 1, 582, 729円

ウ 不納欠損処分件数 1件

エ 債権の概要

在宅の障害者または障害者と同居する世帯に対し,障害者のための居室等別に市長 が定める施設を増改築または改築することにより,障害者の日常生活の便宜を図り, その福祉の増進に資するために行う必要な経費の貸付金で私債権である。

オ 根拠法令等及び時効年数

。 ,

(17)

10年である。時効の援用によって消滅時効が確定する。

カ 時効適用について

私債権であり,消滅時効期間は10年であるが,本件については10年経過後に債務者 及び連帯保証人からの時効の援用があったため,消滅時効が確定した。

キ 不納欠損処分に至るまでの対応について

, 。

制度終了のため新たな債権は発生していないが 滞納者に対して催告を行っている

ク 法的措置について

滞納者に対する強制執行等の法的措置はとっていない。

( 11) 老人福祉措置費負担金(滞納繰越分) ア 担当課

保健福祉局高齢者福祉課

イ 不納欠損処分額 1, 641, 558円

ウ 不納欠損処分件数 63件

エ 債権の概要

老人福祉法第28条に規定する徴収金で,特別養護老人ホーム及び養護老人ホームへ の入所措置に対して,措置に係る者またはその扶養義務者から,その能力に応じて, 当該措置に対する費用の全部または一部を徴収するもので,公債権であるが,滞納処 分の例による強制徴収はできない。

オ 根拠法令等及び時効年数

地方自治法第236条第1項に規定する公債権であり,時効期間は5年である。

カ 時効適用について

地方自治法第236条第1項に規定する公債権であり,債務者からの時効の援用は必要 としない。

キ 不納欠損処分に至るまでの対応について

1年に2回の割合で滞納者に対して催告を行い,電話での督促,必要に応じて訪問し て督促を行っている。

(18)

滞納者に対する強制執行等の法的措置はとっていない。

( 12) 保育所措置費負担金(私立分)(滞納繰越分) ア 担当課

財政局料金課

イ 不納欠損処分額 21, 631, 747円

ウ 不納欠損処分件数 1, 514件

エ 債権の概要

私立保育園の利用者負担金

オ 根拠法令等及び時効年数

地方自治法第236条第1項に規定する債権であり,時効期間は5年である。 また,地方税法第15条の7第4項の規定により3年で義務が消滅することもある。

カ 時効適用について

地方自治法第236条第1項に規定する公債権であり,債務者からの時効の援用は必要 ない。

ま た, 平 成 20年度 不 納 欠 損処 分 を する に あた り,「 分納 誓約 (民 法第 147条第 3号に 規 定 す る 「 承 認 」 と し て 時 効 の 中 断 事 由 と な る。) か ら 5年 以 上 が 経 過 し , 納 付 義 務 が消滅したもの」などに留意し精査したため,既に時効を過ぎていたにもかかわらず 不納欠損処分が行われていなかったものについて,不納欠損処分を行ったものが認め られた。

今後は,このようなことのないよう留意されたい。

キ 不納欠損処分に至るまでの対応について

納期までに納付がない場合,納期限後20日までに督促状を送付し納付を促す。それ でも納付がない場合,文書による催告や保育園長による催告を実施し,それと平行し て職員による訪問徴収を実施する。納付交渉に応じない者や納付相談がない者等につ いて,財産調査を実施し,財産がある者について差押等の滞納処分を実施している。

ク 法的措置について

差押等の滞納処分を実施している。

(19)

財政局料金課

イ 不納欠損処分額 11, 369, 736円

ウ 不納欠損処分件数 810件

エ 債権の概要

市立保育園の利用者負担金

なお,オ 根拠法令等及び時効年数,カ 時効適用について,キ 不納欠損処分に至る まで の 対 応に つ い て ,ク 法 的措 置 に つい て は 保育 所 措 置 費負 担 金 (私 立 分)( 滞納 繰越 分)と同様であったため記述を省略した。

( 14) 公営住宅使用料(滞納繰越分) ア 担当課

都市整備局住宅課

イ 不納欠損処分額 1, 516, 553円

ウ 不納欠損処分件数 127件

エ 債権の概要

市営住宅使用料で私債権である。

オ 根拠法令等及び時効年数

私債権であるため,民法第169条の規定により5年の短期消滅時効で消滅する。 参考条文(定期給付債権の短期消滅時効)

民法第百六十九条 年又はこれより短い時期によって定めた金銭その他の物の給 付を目的とする債権は,五年間行使しないときは,消滅する。

カ 時効適用について

市 営住 宅 退 去 後5年を 経 過 し, 死 亡 ま たは 行 方 不明 の た め時 効 の 援用 を し えな い者 のうち,連帯保証人も死亡または行方不明により請求できないものまたは連帯保証人 に支払い能力がないものについて不納欠損処分を行っている。

(20)

これは,基準によっているものではあるが,不納欠損処分するためには法令上の根 拠が必要とされるので,条例により債権管理していくことが求められる。

キ 不納欠損処分に至るまでの対応について

納期限内に納付がない場合,期限を指定し督促状(納付書付)を送付する。電話, 文書送付,戸別訪問等を行っている。

債務承認兼分納誓約書により分割納付になっている例もあるが,それにもかかわら ず債務不履行となっている者については,最終催告,賃貸借契約解除を行っている。

訴え提起前の和解では,3年以内に滞納解消できる分納計画を原則としている。 また,明渡等請求訴訟も積極的に提起している。

ク 法的措置について

明渡訴訟や和解などで最もよく司法による訴訟を利用している。

住宅明渡強制執行後の債権回収については,もともと低所得者が対象となっている こと,居所不明となるケースが多いこと,マンパワーの不足によって,滞納解消に至 っていないものが多数ある。

また,家賃滞納したままの自主退去者についても同様の状況である。

( 15) 返納金(滞納繰越分) ア 担当課

北区中央福祉事務所

イ 不納欠損処分額 9, 121, 364円

ウ 不納欠損処分件数 13件

エ 債権の概要

生活保護法第63条による返還金及び第78条による徴収金並びに戻入金の収入未済に よる返納金で,強制徴収ができない公債権である。

オ 根拠法令等及び時効年数

地 方自 治 法 第 236条 第1項 の規 定 に よ り5年の 消 滅 時効 で あり ,時 効の 援用 は不 要で ある。

カ 時効適用について

(21)

する。)に諮ったうえで不納欠損処分を行っている。

キ 不納欠損処分に至るまでの対応について

初回滞納時に督促を行うが,状況に応じて分納等を促している。担当ケースワーカ ーとも連携し納入に努めている。

ク 法的措置について

生活困窮世帯が対象であるため強制執行等は行っていない。

( 16) 返納金(滞納繰越分) ア 担当課

中区福祉事務所

イ 不納欠損処分額 12, 063, 608円 ウ 不納欠損処分件数

26件

なお,エ 債権の概要,オ 根拠法令等及び時効年数,カ 時効適用について,キ 不 納欠損処分に至るまでの対応について,ク 法的措置については北区中央福祉事務所と同 様であったため記述を省略した。

( 17) 返納金(滞納繰越分) ア 担当課

南区西福祉事務所

イ 不納欠損処分額 1, 197, 073円

ウ 不納欠損処分件数 5件

なお,エ 債権の概要,オ 根拠法令等及び時効年数,カ 時効適用について,キ 不 納欠損処分に至るまでの対応について,ク 法的措置については北区中央福祉事務所と同 様であったため記述を省略した。

( 18) 返納金(滞納繰越分) ア 担当課

(22)

イ 不納欠損処分額 7, 734, 388円

ウ 不納欠損処分件数 16件

なお,エ 債権の概要,オ 根拠法令等及び時効年数,カ 時効適用について,キ 不 納欠損処分に至るまでの対応について,ク 法的措置については北区中央福祉事務所と同 様であったため記述を省略した。

7 まとめ

保 育 所措 置 費 負 担金 ( 私 立分 , 市 立分)( 滞 納繰 越 分 )に お い て, 平成 20年 度不 納欠 損 処 分 をす る に あた り,「 分納 誓 約 (民 法 第 147条 第 3号 に 規定 す る承 認と して 時効 の中 断 事 由 と な る。) か ら 5年 以 上 が 経 過 し , 納 付 義 務 が 消 滅 し た も の 」 な ど に 留 意 し , 精 査したため,時効を過ぎて不納欠損処分が行われたものが認められた。これは,紙台帳 により債権管理していたため生じたものであるが,平成21年度から電算システムにより 管理されるようになったため,今後はこのようなことは発生しないものと思われる。

私債権の時効適用については,ほとんど時効の援用なくして認定しているが,援用は 民法が適用される私債権については時効の効力が確定するための必須要件であるため, 単に生活困窮であるとか,居所不明であるとかだけの理由では足りないといわざるを得 ない。例えば,他の自治体(東京都江戸川区等)が制定しているような私債権について 一定の要件を満たせば放棄できることとする私債権管理条例は,岡山市では制定されて い な い 。し た が って , 債 務者 か ら の時 効 の 援 用が な い 以上 は , 地方 自 治 法施 行 令第 171 条の7第1項の規定により免除するか,議会の議決を得て権利放棄するしか方法はないと いう現状である。

より積極的に,より迅速に債権管理を行えるよう,市として私債権管理条例の制定に 向けて検討を始められたい。

参照

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