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垂直跳に関する研究

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Academic year: 2021

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(1)Title. 垂直跳に関する研究. Author(s). 古川, 昇. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. C, 家庭,体育編, 23(1): 32-39. Issue Date. 1972-09. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6548. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . Vol ,23 ,I , No. I C) i i t i t on l do Univer t on (Sec lof Hokkai Journa s y of Educa. Sep t r l972 embe. 垂直跳に関する研究 昇. 川. 古. 北海道教育大学岩見沢分校体育研究室. i l observation on the Ver t Ana lyt i caIJump ca Noboru FURUKAWA i i t ido Univer on ty ofEduca s i I Educat i awa Branch The Depar on z tmentof Phys ca , Hokka ,lwami. l i i f the toe and on o zat hod (A) ed on the uti The verticaljump me t ch is mainly bas , whi h h o trary l t t c o n i t r e e e f n l f n t r a s f h o u a ,anot er p . the vertica transero t e centero grav y, seems p p. izontal l ion ofthe wholesoleofthefootand on the hor i izat i thod (B), wh ch depends on the ut me f f gravity, was composed and tested. Experiments were per ornled on f the center o transfer o imes ) forty students f or 五ve weeks once a week (a total of 6vet ,. ive i l The resul t ng distance A and B were highly correlat s were as f ol ows , As to thejump l h l h t o 1 t t h t e l i e i rd l ltimes, and the latter was signi負canty superor to A at t e . -percen ev a at a h h h ュaximum di tudent t roug the di tance of each s s f i th times, ~【oreover and the f , regar ng t e n ly super ior by i l A and B were a iment so h s ghly correlative and the latter was signi6cant exper ,. 91 01 lue) (r=0 ). 68cm (mean va l , , , P <0 .. inecamera ma in gaugeand a16一mm c ing ast rked di昼erences between iment From exper ra s us helocusofthecenterofgravity. ion of power and t the two were obtained concerning the operat f the take‐OH, and the po\ver d h l t h l t t t e h i t a e r e a e a s h i g o ln the B jump ng t e power g y opera h l h l l was ver hi hattheearierstage. J iet ere wasno remarkable di任erence between f the hee. o. y g. A and B as to the impulse of vertical component,theimpulseofforeward horizontalcomponent. forethe taking‐o” in B when the ing down be f A, on the bend in B was greater than that o d h l d to the subject l l i k d b t i f t o r u wa r ty mov ng r p f gravi om san ng y ac wa , t e ocus rew center o. ty was ive to A. on further bending down in B the center of gravi rather a curve comparat ively larger e was comparat located higher and the knee angl ,. 言. 緒. 垂直跳は体力測定の一項目と して, あるいは人 間の基礎的運動として広く用いられ, 多くの研究 がなされている. この跳躍についての一般的な 受け取り方と しては, 上下方向の直線的な運動であ り, 跳躍運動 としての技術的なものよりは, むしろ基礎的運動能力の指標と して取り扱われている ことである. 又垂直跳がその場からの跳躍で, その原動力が脚の屈伸にあることから鋼鉄製のバ ネ との比較や, 力学, 生理学的面か らの理論的 究明もなされている. しか し, 人間の体は筋の収縮に よ って跳躍力を 生み出すわけであるか ら, 跳躍の準備段階か ら離陸の瞬間までの ごく短 い 時 間 内. で脚の伸展を 効果的にするための方法がとられなければならない. 私はこのような観点か ら技術的な面に着目し, 重心の移動が単なる上下への直線的運 動 で は な (32).

(3) . 北 道教育 、樫; 北海道教育大学紀要 茂 (第2部 ,2膏 C). 第23巻 第1号. 実 験 装 置. 7年9月 昭和4. 跳. 躍. 台. く, 重心の移動に回転のある跳躍方法を考え, この2つの跳躍方法について比較検討し, 単位時間 毎の重心の軌跡, 跳躍力, 力積の面か ら追求 したのでそれを報告する. 法. 方. 現在一般に行なわれている, 両腕を上げた姿勢か ら両腕を振り下ろすと同時に膝を曲げる跳躍方 法 (これを A 跳躍とする) に対 し, 両腕を振り下ろす時に腰を後方に引きながら膝を伸展させて,. 踏み切り後半である腕の振り込みと膝の屈曲を同時に行なう跳躍方法 (これを B 跳躍とする) を 設定 し実験を行なうことにした.. 1 . A, B の両跳躍方法について, 本学男子1 年一般体育実技受講生40名を対象に週 1回, 5週 間にわたって測定を行なった, 測定方法は文部省スポーツテス ト実施要領に準拠した. 場所, 本学 体育館, 期日, 昭和46年5月 11日~6月 8 日. 1 工 1 . 本学4年男子バ レー部学生1名を被験者 に, A, B の跳躍にそれぞれ三つの条件 ( . 普通 の立位姿勢から反動, 振り込み使用, 2 . 反 った立位姿勢から反動, 振り込み使用, 3 . 中腰姿勢か. ・ ら振り込み動作使用) をつけ, そのフォームを 16 mm 映 画 フ ィ ル ム に 64 コマで撮影 し, 動歪言 一 で跳躍力を測定した. 撮影に際 し跳躍台の後の壁に, 縦・横 1ocm の間隔で線を引いた, 高さ 3m・. 幅 0.9 m. の 板 を セ ッ ト し, 更 に 跳 躍 フ ォ ー ム と 足 蹴 .圧 を 一致 さ せ る た め 光 の シ グナル を フ ィ ル ム と. o〕 を用い, 跳躍力測定に 記録計 (ラ ピコー ダー) に同期させた. 動作分析は双眼実体顕微鏡 〔xl は足にかかる体重の移動をみるため, 測定台を前後2 つに分け, つま先と腫のそれぞれの垂直, 水 平分力を同時に取り出すようにした.. 結. 果. 1 . 5回の垂直跳測定結果につ いて 40名の5 回の測定結果は A, B 両跳躍の相関が非常に高く, 5回中の各被験者の最高値の 比較 68cm 優 り, 同 様 に 高 い 相 関 (r=0 91) と 有 意 差が 認 め られ た (p< で も B の跳躍方法が平均で 1 , , 0 01 ). しか しバ ラ ツ キで は 全 体 的 に B 跳躍の値が大で, 跳躍方法に慣れずむずか しか った事を示 . していると思われる.5回の跳躍とも測定する前に B の跳躍フォームを練習させたが 予備動作と. , して腕を振り下ろす時に膝を伸ばすことに戸惑を見せ, フォ ム を 身 に つけ る ま で に は か な り の 練 習が必要と思われた, 5回の測定を終了した時点の被験者大部分の感想は, B の跳躍方法が跳 びや (33).

(4) . 粉選. Sep t ember l972. i i i on l .I C l d ty of Educat t journalof 日0 ) on (Sec s く aid。 Uni ver. Vo l ,23 ,l , No. 第1表 I. N=4 0. 垂直跳測定結果 3. 2. 4. 5. 最高値 の比較. が, こ れ は 回 を 追 っ て と で あ っ たズ すい といぅ う こ とであ. フ ォ ー ムをご慣れ た こ と, A の跳躍に B の要素. が入らないように規定 したため跳びづらか った. 50 45 58 05 56 80 58 55 38 57 . , . . . 6 6 0 5 4 6 6 5 6 1 5 71 6 7 . . , , .. こと, 更に踏み切り後半で膝の屈曲と腕の振り. 15 57 68 60 53 33 58 33 60 55 . . . . . 34 6 34 34 6 35 6 7 74 7 . . , , ,. こ と に あ る と 思 わ れ る.. 0 89 .. 0 77 .. 39 1 .. 1 83 .. 0 87 . 3 82 .. ※. 0 9 ( ) . 1 73 .. 込 み が 一 致 す る た め 大 き な ス ウ ィ ン グが で き る. 2 , 動 歪 計,、16 mm 映 画 フ ィ ル ム を 用 い た 実. 8 86 , 52 7 ,. 験結果について. 図1 ,2 , 3 は A と B の跳躍にそれぞれ三つ. ※. 01 ※ P<0 .. の条件をつけて跳躍させ, それによって得た跳 パ ワ ー 及 び フ ォ [ ム を A と B の跳躍を比較 しなが ら図示したものである, 躍力, 速度, 加速度, ノ ’ 速度 6 ) 加速度 (夕) , パワー (P) は, 足底に働く力 (F) をもとに, からだの 運 動 方 程 式 ,. 例の夕. (彫り-, ) 一 喝旦し 歩 幅 , g-重力加速度) から 影 g , ← gf. ぞ卿-塘 “-. 3(た十4五 十2′ Fメ / ′ を 求 め, 力 積 (/) は シ ソ プソ ソの 公 式 ヱ=1 3+2ん 十 …2ムー2十4ん酬,十ん)で 2+4ヂ 1 1 )か ら値 を 線出 した 又 重 心は1 1 6 づ / sec 毎の映画フィルムを一コマ つ拡大し, 合成系の重心を作 .. 図 して求め, その軌跡を各種跳躍 ごとに比較 して示 したのが図4である, A と B の跳躍を比較して最も異る点は跳躍フ ォ【 ムの違いである. それは腕の振り下ろ しと膝 の屈曲が殆ど同時に行なわれる A 跳躍に対し, B が腕を振り下ろす時に腰を後方に引きながら膝. を伸 ばしてくの字姿勢をとることである. その結果跳躍力にもそ の影響が顕著にあらわれ, A が沈 み込みをストッ プする時主につま先で行なうのに対し, B は 鍾 が 主 と な っ て い る こ と で あ る. 両 跳 9kg 躍において腫の力が最も大き い値を出しているのが, A では A, の 43. , B では. -5 --. ‐5 冊. 0 2 〔m S 〕 /. 速 度 乞 E ‐. -5 〔m/ s 〕. . -5 k 〕 s 〔 ,m/ g 2 0 水平分 力. o. ラ ふ. . - - 1- k 〔 〕 g 2 o o 垂 直分力 ー 5 0 ー 0 0 k 〔 〕 g. フ. . 2 m/ S 〕. ′′{ 【き E 5. 〔 m/ S 〕. . /( 7 / . ”5 k 〔 , m/ s 〕 g 6 e c s ] V1 2 0 前方 / 十 \ 1 0 \、 ノ チ 、 ‐ノ 0k 〔g 、 〕 ‐ ↓ ‐ 後方 ー 0 5 1 0 0 5 0. ” ‐ . - - ”-- 0 k 〕 〔 g. ぞ 脆. . . B ,(普通の立位姿勢からの跳躍). A 立姿勢からの跳躍) .(普通の立1. 第1図 (34). B, の 116 .3kg.

(5) . . 3巻 第1号 第2. 北海道教育大学紀要 (第2部 C). .. 昭和47年9月. 2 〔m/ s 〕. 度 5 速 . . . -5 〔 S 〕. ‐5 〔m S 〕 / 5 ノミワ ー ‐5 〔 k , m s 〕 g /. , 6 e S c / ]-. 4 0 水平分力. ‐5〔 k , m s 〕 g /. 』. 』. 前 や k 〔 〕 g. . . . . し. 垂 直分力 後方. A z(反った姿勢からの跳躍). B 2(反った姿勢からの跳躍). 第2図 第2表 重心の位置と跳躍高 (単位 cm). 熱. 最も深く. 沈み込ん 離 陸 時 跳 躍 高 ,騨 譜\だ位置. A {翻警饗霊 B 麗鷺饗 優. 第3表 各種跳躍の力積値 (単位 kgs ) e c. \ 項目 跳躍 \ 垂 直 分 力 力 積 つま先前方の力積 の種類八. 40 O .. 113 3 ,. 40 2 .. A.. 39 O ,. 113 8 .. 39 2 ,. B,. 50 7 ,. 577 22 , 9 22 ,19. 113 O ,. 3 162 , 3 357 ,. 40 2 ,. A2. 19 253 ,. 52 3 ,. 113 3 .. 43 O .. B2. 23 589 ,. 54 O .. 113 2 ,. 1 083 , 9 2 ,98. 42 5 ,. A3. 18 707 ,. 40 8 ,. B3. 18 357 ,. 54 O ,. 114 0. ,. 1 493 , 4 852 ,. 7倍の違 いとなってい る で約2 . . 又 つ ま 先 に 加 わ る 力 の 比 較 で は, A, , A2 が体の落下を 支持する. 時点では非常に大きい力を示すが, 離陸直前のキック力は逆に小さくな っているのに対し B は全 ,. く反対の傾向を示 した.. 第3表 は A と B のそれぞれの跳 躍における垂直分力, 水平分力 (つま先前方) の力積を求め たものであり, 垂直分力の力積はつま先, 腫の各々の力の合計値か ら抜重の部分を除 した有効力積. である. その結果は, 中腰姿勢からの跳 躍を除いてはいずれも B の力積が A よりも大きく, 水 平分力の力積でもやはり三つの跳躍とも B が大きい結果とな った, 速度は A, B 跳躍とも殆ど差. は認められないが, パ ワーの離陸直前の比較ではわずかなが らいずれも B の跳躍が優り 加速度 , は沈み込みの時点で A 力、tで踏み切り後半では B が大きい値を示 した , 更にフ ォームの違いは抜重にも影響を及ぼし, A 跳躍が腕の振り下ろ しに伴う沈み込みで 抜 重 しているが, B は腕の振り下ろ しと上体の前 傾では殆ど認め られず 後方からの腕の振り込みと膝 , (35).

(6) . i I C) i i t ty of Educa on l on (Sect s Journal of Hokkaido Uni ve・. Vol ,23 .I , No. ・. Sept ember l972. 加速度. ‐5 一o〔m/ 2 s 〕 5. -5 -1 0 2 【m s〕 /. 5r速 度. ‐5〔 m/ s 〕 1 0. ′ ‘′-. パワー 5 E. -5 〔m/ ) s. F . \. 1騨 -g師 / ]1 ]. g k s 〕 …5 〔gm/. 嚇〕. . 2 0 水平 分力 前方. ↑ / \. - o. 氏f x ; 婁 も : & も . … ※… ; :… …き ′ . f f , デ ・ ※ … … … :. 0. k ・ l . ↓ o[ 〕 、 g 垂 直 分力 後方 ー範. 1 0. 、 ′ . 〆 ‐ ・. . B s(中腰姿勢からの跳躍). A 3(中腰姿勢からの跳躍). ー o cm. 第3図. 注 図1 , 図3は各種跳躍の加速度・速度・パワー・ , 図2 水平, 垂直分力及びフォームの比較である, 加速度 少=g(F/W-1 ). /. は離陸時. 6細 に:襲おー. ー.中腰姿勢からの跳躍 1 ,.立位姿勢からの跳躍 1 .反った姿勢からの跳躍 =. 第4図. 重 心 の 変 位. . パワー P/W;ぞ, 夕/W --全足圧 (つま先, 腫の垂直分力合計値). 一一つま先圧 -…腫. 圧. .な わ れ て い る こ と で あ る. の 屈 曲 に よ っ て は じめ て 抜 重 が 行. 図 4 の重心の変位は, A, B の跳躍方法がその条件を変えるこ とによ ってどのような軌跡を示す か, 又重心が一定の時間内であるいは各跳躍動作においてその移動の割合は どうか知ろうとした も の で あ る, A の跳躍で共通にあ らわれている点は, 中腰か らの跳躍であ る A3 が沈み込んだ位 置 で時間的に停滞せず, 地面と並行に 移動 しているこ とを除いて A, , A2 とも予備動作開 始ととも に沈み込み最低点まで直線的に下降 し, そこで移動が停滞 しなが ら次に上方に重心の移動が行なわ れ て い る こ と で あ る こ れ に 対 し Bの 跳 躍 は, 反 っ た 姿 勢 か らの B2 が沈み込み動作で A と似た .. 下降を示すが, 普通の跳躍である B, は, 腕の振り下ろ しと上体の 前傾が進むに従って後方にやや ふく らみなが ら移動 し, そこでくの字 姿勢にな った後, B のニ つの跳躍とも膝の屈曲, 腕の振り込 みとともに斜め後方か ら前下方へ移動を 始め, その最低点では B2 を除いて時間的な停滞はみ られ ずそのまま上昇を続け, そ してその軌跡は A に 対 しス ム ー ズ な 曲 線 を 描 い て い る. 又 第 2 表 で も 明 らかなように深く沈み込んだ時の重心の位置は A がいずれも B に比 べ て 低 く な っ て お り, A の中でも反動を用いた A, と A2 が特 に低い結果 を示 した.. 跳躍高はいずれの跳躍ともわずか なが ら B が優り, 離陸瞬間の重心の位置は殆ど差のないもので あ る. (36).

(7) . 第23巻 第1号. 北海道教育大学紀要 (第2部 C). ′ 0. 昭和47年9月. 図5は跳躍動作に伴う腰, 膝 角度の変 化を各跳 躍の種類ごと に 比 較 した も の で あ る こ の グ .. ラフで両跳躍に共通 しているこ 」-1 S e c 月6 1.跳躍A ,. ‐ ‐÷→時間 ÷. l l.跳躍8 .. 一÷÷÷→時間. とは, 腰が最も屈折した時点で 一定の 500 前後を 保 っており , だいたい において膝の方が屈折 の度合いが小さい傾 向 を 示 し た. 又 A と B の比較では腰の 屈曲が始まってから膝が曲がり 始めるまで, A の場合わずかな. ‐ ‐‐一時間 ←一 川.跳躍A 2. \ 、 .~←ぜ′. O W.跳躍B 2. 0 ク. 0″離陸時. ,. 0 角 度は, A, 660 540 , B,87, A2 , 0 0 0 B2 100, A3 85, B3 93 と い ず れも B の角度が大きい結 果と な っ た. 考. 」・1 1 6 S e o /. 時間 o v ,囲館. 」- - 1 6 e / s c ÷÷÷一 時毘. 時 間であるが B は時間的経過 が A よりも大である 更に沈 , み込んだ最も深い位置 での膝の. 時間 w.跳躍可一. 察. 最大の努力で瞬発的に力を発. 第5図 各種跳躍の腰膝角度の変化 揮する垂直跳においては, 限ら れたわずかな重心の移動によ って上方 への運動量を生み出さなければならない 大きな運動量を得 . 6 9 ) Ft= MV (但 し M=質量 V=速度 F=力 t る た め の 条 件 と して5 ’ ’ , , , , =時間) か ら離陸瞬間の 速度を大きくすることが要 求され なるべく大きな力を長い時間 (長い距離) にわた て下へ加え , っ ることができる技術を用 いることが必要であると している その技術としては反動動作 振り込み . , 動作が有効であり, それぞれ踏み切り前半 後半 で大きな力を発揮するとともに 両者とも踏み 切 , , り距離を長くするのに役立ち, 従 って踏み切り時間も長くできる技術と して役立つとしている7 ) . 更に踏み切り前半部では, 突っ張りのバ ネともいわれる伸張性の収縮 ( i i t e c c en on) を r ccontract しながら大きな力を出 し, その力を利用 して踏み 切り後半のキックに移ると している このような .. こ と か ら, しや が み 込 み を ス ト ッ プ した 時 の 突 っ 張 り の 力 を いか に して 後 半 の キ. ッ ク に 結 びつ ける. か, 又重心の移動がスムーズで移動距 離を長くするためのモーショ ンをいかに大きくするかが効果 的な技術的内容として しぼられ これらは 同時に踏み 切り中に足底に働く力や力積にも関連してく ,. ると考えられる. 本実験で取り上げた跳躍方法 B は跳躍方法 A に 対 して フ ォ ー ム の 違 い が 根 本 的 な 因 と な っ て おり, 又それは跳躍 A の動作の機序を変えたもの に他ならない , 現在一般的に行なわれている跳躍は 反動動作と して行なわれる しやがみ込みにおいて腕の振り , 下ろしと膝の屈曲が 殆ど同時に開始され 体の落下を 主につま先で支持することによ て その反 , っ , 作用である反動を利用 して跳ぶわけである この跳躍に関 して 筋電図によりすでに明らかにされ , , 4 ) 跳ぶためには大腿直筋や大殿筋が 大部分の力 ているように2 ’ を出 し, 落下の支持も同様にこれ , (37).

(8) . Vo l ,23 ,I , No. I C) i i t i on l is on (Sect do Uni t lof Hokkai ve Journa y of Educa. Sept ember l972. 8 )筋肉は伸 びき った直後にい っそう 速く収縮 し , ’ らの筋と前鰹骨筋が大きな役割を果た している,i 果 か 験の 結 本実 が その力もい っそう強くなるこ とか らこの跳躍の妥 当性がうかがえるのである , ら. っま先に負荷する 沈み込みの反動の強さがそのまま跳躍力としての上方への運動量に 生かされ る こ と は A の跳躍の力積及び垂直分力のあ らわれ方か ら見てもかなりのロスがみられ, 更にしゃ ,. がみ込む位置が脚の強さに合 った程度に常に保たれることは むずか しいと考えるのである. こ の A の跳躍に対 して, 腕の振り下ろ しと上体の前傾を直接脚への 反動に結びつけず, その動 作を腰の屈曲と肩のね じれに用い, その姿勢か ら跳躍方向である上方を目差して腕の振り 込み, 膝 の屈曲によ って反動を生 じなが ら伸展動作に 移行する. ここで 大きく A の跳躍と 違う点は, 腕が 斜め後方か らの振り込みが行なわれる途中で抜重され, 脚の突 っ張 りもなされていることである, , こ の こ と は A の跳躍が沈み込みをス トッ プ した時点か ら上方への運 動を起こ しているのに対 し ,. B は腕を振り下ろ して膝を伸ば しているく の字姿勢の位置か らすでに上方への運動を開始 している 0 ) と 考 え られ る の で あ る1 .. 又この斜め後方高い位置か らの腕の 振り込みは, 跳躍モーションを 大きく し, 重心の移動をスム ーズにすると同時に前方への水平分力を 大きくすることか ら, 足首を圧迫固定 し, 力の集中が行な. われて. 切 り後半 i i t t eccentr c con o l rac ・ を 一 層 強 め, そ して 動 作 の 一 連 の 運 動 を 継 続 さ せ な が ら踏 み. のキック力を高める原因になると 思われる. , 図 4 や 表 2 で も 明 らか な よ う に, A の場合非常に深い位置か ら伸 展が行なわれているのに 対し して 和 B は浅 い位置を並行移動 しなが ら突 っ張 っている事実は, 基底面を有効に活用 し衝 撃を緩. i ion へ の 移 行 を ス ム ー ズ な も の に して い る こ と は 十 分 に予 想 さ れ る の で あ る. concentr c contract. 以上 A 跳躍との対比でいろいろな問題点を検討 してきたが, 更に B 跳 躍の大きな特徴をあげ れば, それは沈み込む際の瞳の力の活用である, この鍾の力は後方か らの沈み込みによ って当然生 じる力であるが, 体の落下の支持を瞳で行なうことは, ”脚筋力を発 揮する 力は瞳にお ける方がつ )か らしてもそれなりの合理性を含むものと思われ, 又 ま先で行なうよりも大であるという“ 報告8 それは前述の諸要因にも必然的に関与 し, B の跳躍を支える 大きな力とも言えるのである. 行なわれているのに対し, A の反動 B の場合 , 突っ張りか らキッ クへの移行が殆 ど停滞なしに 動作を用いた跳躍ではかなりの停 滞があって伸展に移行 し, 垂直分力にも断点が生 じ, 離陸直 前の 力の減少をきたし, 力積にもその影響があらわれていることは, 筋力を最 大限に発揮できる技術的 探求が更に必要と考え られるのである, 論. 結. 現在一般的に行なわれている跳躍である, 腕の振り下ろ しと膝の屈曲を殆 ど同時に行なう跳躍方 法を A 跳躍とし, これに対・して腕の振り下ろしに伴う上 体の前傾を膝の屈曲に結びつけず, リラ B 跳躍とし ックス したくの字姿勢を保 ち, その姿勢か ら腕の振り込みと膝の屈曲を 行なう跳躍を 実験を行な った. た結果, 5回 工 , 本学の男子一般体育実 技受講生40 を名を対象に, 週一回5週間の測定を行な っ 68cm 優り, 高 とも平均で B の値が高く, 5 回中の各被験 者の最高値の比較でも B が平 均 で 1. 01). 91) と 有 意 差 が 認 め られ た (p<0 い 相 関 (γ=0 . ,. それを動 1 1 . 男子 ミレー部の学生一名を被験者に, A, B 両跳躍にそれぞれ三つの条件をつけ, 歪 計, 16 mm 映画フ ィルムを用いて行な った実験結果. A 跳躍が沈み 込みを行なう時, その落下の支持を主につま先で 行なうのに対 し , B 跳躍は鍾が. 主とな っている. つま先の垂直分力のあ らわれ方は, A が突っ張りの時 点で大きい力を示すがキ (38).

(9) . 第23巻 第1号. 北海道教育大学紀要 (第2部 C). 7年9月 昭和4. ック時は小さく, B と逆の傾向を示 した, つま先と腫の力を合わせ た水直分力の力積は, 中腰姿勢 か らの跳躍を除 いて他の二つの立位姿勢か らの跳躍では B が大で, 水平分力のつま先前方力積は いずれも B が大きい値を示 した. 速度は A, B 両跳躍とも殆ど差は認められないが, パワーの離陸直前の比較では わずかな が , らいずれも B の跳躍が優り, 加速度は沈み込みをス トッ プした時点で・A が大で, 踏み切り後半 では B が大きい値を示 した, 重心の変位 については腕の振り込み動作開始時の重心の位置が, A の場合低位か ら始まるのに対 B は斜め後方の膝の伸 びた高い位置か ら始まっており その結果 B の重心は沈み込みか ら伸 し. , , び上がりへの移行が時間的な停滞も見 られず, なめらかな曲線を描いており, 更に重心の前後への 移動が大き いところから基底面を有効に活用 した跳躍ということができる,. 又 A と B の跳躍において抜重の違いが 顕著に認められ A が腕の振下動作に伴う しゃがみ込 ,. みで抜重 しているのに対し, B は腕の振り下ろしと上体の前傾では殆どあらわれず, 斜め後方から の腕の振り込みと膝の屈曲によ ってはじめて抜重が行なわれている. 今 後 の 課 題. 今回は一般的跳躍方法である A に, 跳躍方法 B の要素が入 らないように規定して実 験を行な ったが, 今後も跳躍のメカ ニズム究明に心がけ, 更に A と B の中間の跳躍方法を加えた検討を. 推し進めたい. 稿を終るにあたり, 研究について御指導いただいた本学体育研究室, 栗林薫教授並びに実験器具 の作製, 機械操作等で多大の援助をいただいた本学技術科, 奥野亮輔助教授に厚く御礼申しあげま す,. 参 1 ) 2 ) 3 ) 4 ) 5 ) 6 ) 7 ) 8 ) 9 ) 10 ) 11 ). 考. 文. 献. 961 John , W,Bunn , 石河利寛訳, 1 , コーチングの科学的原理, ベースボール・マガジン社, 239頁, 61 23- 133頁. 星野春雄, 19 体育物理学序説 , , 不味堂, 1. ウ ラ ジ ミ ー ル・ ポ ポ フ, 岡 本 正 己 訳, 1965 , 走 幅 跳 の ト レー ニ ン グ, ベ ー ス ボ ー ル ・ マ ガジ ン 社, 233-34 頁.. 9- 1 60 頁, 猪飼道夫, 1969 , 人体生理学, 大修館書店, 15 4 跳躍におけ 基礎的技術に 金原勇, 196 る ついて .14 , NO I1 ,619-62 頁, , , 体育の科学 Vol プ 6 l 1 金原勇, 196 ジ V 6 の指導とキネシオ 体育の科学 ハイジャン ー ロ o ,642‐645 頁. , , , ,NO I1 , 965 8 小林一敏, 1 2 1 スポーツ科学講座・ ・スポーツとキネシオロジー -215頁, 大修館書店 , , , 4 I N 66 1 1 2 6 2 1 7頁 脚筋力に V 楠立雄, 19 体育学研究 - ついて O O . , , , , , l 9 67 7 三浦望慶, 1 ,268‐270 頁, ,1 ,No 5 , 跳のキネシオロジー, 体育の科学, Vo 1 8 1 9頁 57 陸上競技の力学 小野勝次, 19 同文書院 ‐ . , , , 9 0‐ 2頁, 74頁, 247 ‐25 渋川侃二, 196 , 運動力学, 大修館書店, 7. (39).

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2. 本区分表において、Aは発注者監督員、Bは受託者監督員(補助監督員)の担当業務区分とする。.

Statistical timing − Exports : Entry is made in the month within which falls the date when a ship or aircr

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(1) 建屋海側に位置するサブドレンのポンプ停止バックアップ位置(LL 値)は,建屋滞留 水水位の管理上限目標値 T.P.2,064mm