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コロナ禍における遠隔通訳の実施状況調査

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<調査報告> JAITS

コロナ禍における遠隔通訳の実施状況調査

松下 佳世 (立教大学)

The global proliferation of remote interpreting technologies may have been the most impactful byproduct of COVID-19 in the interpreting industry. The technologies themselves had existed for years, but demand quickly surged when lockdowns forced governments and businesses to bring all their meetings—and interpreters—online. Against this backdrop, an online survey on remote interpreting with a special focus on remote simultaneous interpreting(RSI)was conducted in Japan(Matsushita, 2020). The results revealed that while only 18.8% of the 229 respondents had RSI experience before the outbreak, the number jumped to 44.5% by the end of July 2020, with 91.7% of them envisioning that remote interpreting opportunities will continue to increase in the future.

1.はじめに 2019 年末に中国・武漢で初めて確認された新型コロナウイルスの感染は、翌 2020 年 春にかけて瞬く間に世界中に広まった。日本においても、横浜港に停泊していたクルー ズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で集団感染が発生した2 月以降、徐々に市中感 染による感染者数も増加し、国は4 月、全国で緊急事態を宣言するに至った。5 月下旬 に一旦は全国で宣言が解除されたものの外出の自粛は続き、経済活動は急速に鈍化し た。本来であれば、春は会議シーズンで、通訳者にとっては書き入れ時のはずだった が、海外からの渡航が規制され、通訳案件は軒並みキャンセルになった。企業のテレ ワーク環境の整備も足並みが揃わず、「仕事が全くない」という書き込みが、通訳者の オンラインコミュニティなどにあふれた。 こうした環境下で普及が急速に進んだのが、通信回線を利用した遠隔通訳(remote interpreting)1である(AIIC,2019,

2020)。遠隔通訳には、音声のみの電話通訳(over-the-phone interpreting, OPI)や、画面越しに顔を見ながら行う逐次通訳が主体のビデオ

遠隔通訳(video remote interpreting, VRI)など、ビジネス通訳やコミュニティ通訳の現

場で従来から用いられてきた形態も含まれるが、コロナ禍で、時差の異なる拠点を結

MATSUSHITA Kayo, “The Results of an Online Survey on Remote Interpreting under COVID-19,” Interpreting and Translation Studies, No.20, 2020. Pages 125-146. © by the Japan Association for Interpreting and Translation Studies

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んで行うオンライン会議が増加し、所要時間の短縮がこれまで以上に必要となったこ とから、遠隔同時通訳(remote simultaneous interpreting, RSI)の採用が目立つようになっ た(Takeda & Matsushita, 近刊)。RSI では、専用のプラットフォーム(Interprefy、InterpreteX

など)またはZoom のような会議システムを用いて同時通訳を提供する。VRI と違っ て、通訳者は必ずしも画面には登場せず、通訳サービスを必要とする人のみ、訳出が 聞ける仕組みとなっている。欧米においては数年前から導入が進んでいたが、日本に おいては新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、初めて本格的な導入が始まった(同 書)。このような状況に鑑み、本調査は、コロナ禍における通訳者の稼働状況の変遷と、 遠隔通訳、とりわけRSI の普及の実態を明らかにする目的で、2020 年 8 月に実施され た。 2.調査方法 本調査は、新型コロナウイルスの感染が続く最中に実施された緊急調査である。こ のため、短期間でより多くの回答を得ることを重視し、居住地や経験年数など、通訳 者を対象とした従来の調査においてはしばしば設けられていた制約をあえて外した。 対象者は広く、「二十歳以上で、日本語を言語ペアに含む通訳サービスを2019 年に有 償で提供した者」と設定した。通訳者のプライバシーに配慮して無記名とし、外出し なくても回答できるように、Google Forms によるオンラインの質問紙調査の形を取っ た。協力要請は、日本通訳翻訳学会や通訳者の業界団体2などを通じて協力を呼びかけ る募集法と、調査実施者や回答者が個別に直接協力を依頼する縁故法を併用した。コ ロナ禍の通訳需要と遠隔通訳の普及を関連づけた調査研究の先行事例が限られていた ため、質問紙の内容は、日本最大の通訳者団体である日本会議通訳者協会(JACI)の 会員専用サイトに書き込まれたRSI 関連の投稿などを参照して作成し、事前に複数の 協会員にパイロット版への回答を依頼して、その指摘に基づいて修正を加えた(質問 項目については添付資料を参照のこと)。調査実施者の所属機関の倫理審査を経て、 2020 年 8 月 1 日から上記の手法で協力を募り、31 日まで回答を集めた。 3.調査結果 1 ヶ月間の調査で、229 の有効回答を得た3。以下、主要項目ごとに結果を報告する。 3.1 通訳者の属性 回答者のうち、女性は89.5%(205 人)、男性は 10.5%(24 人)で、年齢は多い順に 50 代 41.9%(96 人)、40 代 29.7%(68 人)、30 代 14.0%(32 人)、60 代 10.0%(23 人)、 70 歳以上および 20 代 2.2%(5 人)であった。居住地は東京都が 43.2%(99 人)で最も 多く、続いて神奈川県10.5%(24 人)、兵庫県 6.6%(15 人)、大阪府 6.1%(14 人)、 千葉県5.2%(12 人)の順となった。海外在住者は米国(4.8%、 11 人)、英国(2.2%、 5 人)を含む10.9%(25 人)だった。母語は日本語のみが 86.5%(198 人)で最も多く、

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複数回答で日本語を選んだ回答者を加えると93.0%(213 人)に上った。英語(複数回 答で英語を選んだ人を含む)の6.1%(14 人)、中国語(同)の 3.1%(7 人)が続いた。 通訳の種類については、実務者である回答者が答えやすいように細かく分類し、「自 分を最もよく表している」ものを選んでもらった。その結果、会議通訳者(社内通訳 者を除く)が53.3%(122 人)で最多となった。続いて社内通訳者 17.9%(41 人)、通 訳ガイド7.9%(18 人)の順となったが、自由解答欄で複数の種類をあげる例も目立ち、 手話通訳者を含め、幅広い回答を得た。通訳歴は21 − 30 年が最も多く、23.6%(54 人) を占めた。6 − 10 年の 21.0%(48 人)、11 − 15 年の 18.3%(42 人)、16 − 20 年の 14.4% (33 人)が続き、11 年以上のキャリアを持つ人が全体の 62.4%(143 人)であった。言 語ペアに関しては、一つだけ回答した人の中では日英の66.4%(152 人)が最も多く、 日西5.7%(13 人)、日露 5.2%(12 人)、日中 3.1%(7 人)、日韓 2.6%(6 人)の順だっ たが、複数の言語ペアを挙げた回答者も14.0%(32 人)いた。 3.2 新型コロナウイルス感染拡大前後の稼働状況 ここからは、新型コロナウイルス感染拡大の前後で、通訳業務の頻度や内容がどの くらい変化したかを見ていく。最初に、2019 年の平均的な通訳の頻度と、感染拡大に よる影響が深刻化した2020 年 3 − 7 月の平均的な頻度を比較した(図 1)。 2019 年は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に関連した国際会議やイベ ントが増えたこともあり、全体の29.7%(68 人)が週に 5 件以上の通訳案件を請け負っ ていた。しかし、コロナ禍においては需要が激減し、月に1 件未満が 35%(81 人)と、 図1.新型コロナウイルス感染拡大前後の通訳の頻度(n=229) 2019ᖺࡢᖹᆒ 2020ᖺ3-7᭶ ᭶࡟㸯௳ᮍ‶ 12 81 ᭶࡟㸯௳⛬ᗘ 17 20 ᭶࡟㸰ï㸱௳⛬ᗘ 23 36 㐌࡟㸯௳⛬ᗘ 36 25 㐌࡟㸰௳⛬ᗘ 19 22 㐌࡟㸱௳⛬ᗘ 25 18 㐌࡟㸲௳⛬ᗘ 29 8 㐌࡟㸳௳⛬ᗘ 46 7 㐌࡟㸴௳௨ୖ 22 12

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様相は様変わりした。週に5 件以上通訳をしているという回答者も 19 人いたが、通訳

者の属性と回答を照合したところ、そのうち16 人は社内通訳者だった。

3.3 遠隔通訳の実績

ここからは、コロナ禍において遠隔通訳の需要がどのように変化し、それにより、通 訳者がどのような環境下で通訳を行うことになったのかを見ていく。調査ではまず、 OPI、 VRI、 RSI のいずれかの遠隔通訳を行った経験の有無を尋ねた。「ある」と答えた

のは82.5%(189 人)で、「ない」と答えた 17.5%(40 人)を大幅に上回った。「ある」 と答えた回答者に、経験した遠隔通訳の種類について複数回答で尋ねたところ、VRI (85.7%、162 人)、OPI(73.0%、138 人)の順に多く、RSI の経験者は全体の 56.1%(106 人)にとどまった。遠隔通訳の経験があると答えた189 人に RSI について尋ねたとこ ろ、54.0%(102 人)が、実際の通訳の現場(自宅を含む)で RSI を行なったことがあ ると回答した。RSI 経験がないと答えた回答者(46.0%、87 人)のうち、56.3%(49 人) はRSI のセミナーやワークショップに参加したことがあり、32.2%(28 人)は、こうし た経験はないものの「関心はある」ことが分かった。「RSI には関心がない」と答えた のは、未経験者の11.5%(10 人)と少数派だった。 経験者102 人については、さらに詳しく業務内容などを尋ねた。この 102 という人 数は、業務経験がある遠隔通訳の種類を尋ねたときにRSI を選んだ 106 人よりも 4 人 少なかったが、「実際の現場で」と強調して質問したことで、より厳密な回答が得られ たものと判断し、こちらを追加質問の対象とした。 3.4 遠隔同時通訳について RSI 経験者に対して、初めて体験した時期を尋ねたところ、次の結果となった(図 2)。

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新型コロナウイルス感染症との関連を見るため、感染拡大による通訳案件のキャン セルが増加した2020 年 3 月以降については、ひと月ごとに区切った。その結果、経験 者の48.0%(49 人)が、感染拡大後に初めて RSI を経験していることが分かった。2019 年までにRSI を経験した人は回答者全体の 42.2%(43 人)にとどまった一方、経験者 のうち、2017 年以前に経験した人が 16.7%(17 人)いたことから、RSI 自体はすでに 3 年以上前から日本語を含む言語ペアの通訳者の間でも普及し始めていたことが窺え る。2018 年、2019 年にも一定数の増加が見られたが、新型コロナウイルスの感染が拡 大した2020 年 1 − 4 月にかけて増加の速度が加速している(その後の減速は、経験者 の総数が増えたことによるものと思われる)。 RSI 普及の背景には、多言語による同時通訳サービスの提供を目的に開発された RSI 専用プラットフォームの存在がある。日本では、大手通訳エージェントのサイマル・イ ンターナショナルが2019 年 10 月、スイスの Interprefy と独占販売契約を結んで話題と なったほか、2020 年 5 月には国産の InterpreteX が登場し、日本市場でも複数のプラッ トフォームが使われるようになった。しかし、本調査でRSI 経験があると答えた 102 人 に、RSI プラットフォームの使用歴について尋ねたところ、54.9%(56 人)が「使用し たことがない」「不明」または無回答だった。使用経験があるものを複数回答で尋ねた 結果は次の通りとなった(図3)。 図2.初めて RSI を体験した時期(n=102) 17 11 15 10 13 14 10 7 5 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18

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一方で、RSI で使用したことがある会議システム(Zoom、Microsoft Teams など)を 尋ねたところ、97.1%(99 人)が何らかの会議システムを使ったことがあると答えた (図4)。このうち、同時通訳機能を装備したシステムは、調査実施時点では Zoom のみ であったことから、ほかの会議システムの場合は、複数のチャンネル(元の音声のイ ンプット用と通訳音声のアウトプット用など)または複数のシステム(電話会議シス テムや、LINE などのコミュニケーションアプリを含む)を併用していることが分かる。 いずれも通訳者にとっては専用のRSI プラットフォームよりも作業負荷が高くなるが、 現状では、既存のシステムを活用しつつ、RSI を提供するのが主流であることが読み取 れる。 図3.RSI で使用したことがあるプラットフォーム(複数回答) 26 14 10 9 2 1 0 5 10 15 20 25 30 Interprefy InterpreteX Interactio KUDO VoiceBoxer ZipDX

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遠隔通訳の頻度については、「月に1 回未満」(22.5%、23 人)、「月に1 回程度」(16.7%、 17 人)の順に多く、遠隔通訳の需要が従来型の現場(オンサイト)での通訳の需要を 補うまでには至っていないことが明らかとなった。また、RSI を行う場所は、自宅が 88.2%(90 人)で最も多く、客先の 54.9%(56 人)、通訳エージェントが用意した場所 (リモート用の通訳ブース)の22.5%(23 人)が続いた。 デバイスの組み合わせではパソコン(PC)とスマートフォンの組み合わせが最も多 く(26.5%、 27 人)、PC とタブレットとスマートフォン(24.5%、 25 人)、2 台以上の PC (18.6%、 19 人)の順となった。また、RSI 経験のある 102 人のうち、93.1%(95 人)が、 追加のPC や高感度マイク、ノイズキャンセル機能付きヘッドセットなど、RSI 用の機 材を新規で購入していることも分かった。 需要が減っている中で、設備投資をするからには、それに見合う見返りが求められ る。そこで、RSI 用に、オンサイト(通常は半日または全日)とは違う時間区分の設定 や、RSI 用の通訳料を設けているのかについても尋ねた。「社内通訳なので当てはまら ない」と答えた18 人を除く 84 人について内訳を調べたところ、76.2%(64 人)はオン サイトと変わらないと答えたが、11.9%(10 人)は「これまでは全日・半日のみだった が、半日以下の区分(2 時間、1 時間など)と、それに応じたレートを設定した」と回 答した。その他の回答者も、案件によってレート交渉に応じるなど、個別に対応して いるとの自由回答が目立った。時間設定を変えずにオンサイトよりも高いレートを設 けていると答えた回答者もわずかにいたが(3.6%、3 人)、逆に同じ時間でも低いレー トを設定しているという回答もあり(2.4%、2 人)、RSI 対応に必要な経費を上乗せす るよりも、むしろコロナ禍で変化した需給バランスの影響で、より短い単位での料金 設定をしなければ、案件が獲得できないでいる通訳者の現状が浮き彫りとなった。 図4.RSI で使用したことがある会議システム(複数回答) 84 65 53 51 27 19 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 Zoom Microsoft Teams Cisco Webex Skype Google Hangouts/Meet ࡑࡢ௚

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RSI を行う際の通訳者の人数についても変化が見られた。RSI は、遠隔とはいえ紛れ もなく同時通訳であることから、AIIC などの業界団体が推奨するように、「業務時間に かかわらず常に2 名以上」を確保していると答えた通訳者が(34.3%、35 人)に上っ た。しかし、「2 名以上が基本だが、1 時間までは 1 名で対応」すると答えた回答者も 同数いた(同)。次に多かったのは「2 名以上が基本だが、30 分までは 1 名で対応」の 18.6%(19 人)だったものの、2 時間までは 1 人で対応すると答えた回答者も 10.8%(11 人)おり、RSI における長時間の「1 人同時通訳」問題が明らかになった。 RSI においては、元々「職場」ではなかった生活空間に機材を設置して、画面だけを 見ながら、時には長時間1 人で同時通訳をすることが求められる。これを踏まえ、オ ンラインと比べた場合に、RSI で体調不良を感じるか、と尋ねたところ、「その他」を 選んで寄せられた自由回答を含め、様々な声が聞かれた。複数回答で回答数の多かっ た項目は以下の通り(図5)。 自宅からRSI を行う場合には通勤が不要となるためか、「オンサイトよりも体調がい い」と答えた回答者も11 人いたが、複数のデバイスを駆使しながら、パソコンの前に 座り続けるという、これまでにない状況に、体調不良を感じている人が総じて多かっ た。 これまでの調査結果を分析したところ、負担増を十分に補えない通訳料や、1 人で同 時通訳を担当する時間の増加、体調不良などの問題が明らかになった。とはいえ、RSI には大きなメリットがあると感じている通訳者も少なくないようだ。RSI のメリットを 複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「現場への移動がない」ことで、88.2% 図5.オンライトと比べた場合の RSI の体調不良について(複数回答) ඲㌟ⓗ࡞⑂ປឤ, 48 ║⢭⑂ປ࡞࡝║ࡢ ୙ලྜ, 36 ⫪ࡇࡾ, 27 ⫈ぬ␗ᖖ࡞࡝⪥ࡢ ୙ලྜ, 17 ⭜③, 17 ࢜ࣥࢧ࢖ࢺ࡜㐪࠸ ࡣ࡞࠸, 15 㢌③, 13 ࢜ࣥࢧ࢖ࢺࡼࡾࡶ యㄪࡀ࠸࠸, 11 0 10 20 30 40 50 60

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(90 人)が選んだ。ほかに、「居住地域のしばりなく案件を受けることができる」(68.6%、 70 人)や、「快適な環境(服装を含む)で通訳を行うことができる」58.8%(60 人)が 上位に入った(図6)。 デメリットについても同様に複数回答で尋ねたが、こちらは「通訳者同士で十分な コミュニケーションが取れない(通訳前および通訳中)」(76.5%、78 人)や、「通訳者 の交代のタイミング・方法が難しい」(75.5%、77 人)、「オンサイトに比べて得られる 非言語(ノンバーバル)情報が少ない」(73.5%、75 人)といった、パフォーマンスに 直結するものが上位に並んだ(図7)。 図6.RSI のメリット(複数回答) ⌧ሙ࡬ࡢ⛣ືࡀ࡞ ࠸, 90 ᒃఫᆅᇦࡢࡋࡤࡾ ࡞ࡃ᱌௳ࢆཷࡅࡿ ࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿ, 70 ᛌ㐺࡞⎔ቃ㸦᭹⿦ࢆྵࡴ㸧࡛㏻ ヂࢆ⾜࠺ࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿ, 60 ᾏእ࠿ࡽ᱌௳ࢆཷ ࡅࡿࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿ, 47 ᐟἩࢆక࠺ฟᙇࡀ ୙せ, 46 ᐙ᪘࡜㐣ࡈࡍ᫬㛫 ࡀቑ࠼ࡿ, 35 ㏻ヂ୰࡟ㄪ࡭≀ࡀ ࡋࡸࡍ࠸, 31 ከࡃࡢ᱌௳ࢆྠࡌ ᪥࡟㐃⥆ࡋ࡚ཷࡅ ࡿࡇ࡜ࡀ࡛ࡁࡿ, 29 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

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3.5 今後の見通し 質問紙の最後のセクションでは今後、自宅などから行う、外出を必要としない遠隔 通訳が増えると思うかどうかを全員に尋ねた。すると、229 人中、91.7%(210 人)が 「はい」と答え、多くがその理由として、新型コロナウイルス感染終息までにまだ時間 がかかりそうだ、との見通しを挙げた(自由回答)。また、今後こうした外出を伴わな い遠隔通訳を積極的に受注したいかどうかを尋ねたところ、意欲には差があったもの の、約8 割が「受注したい」と回答した(図 8)。 図7.RSI のデメリット(複数回答) ㏻ヂ⪅ྠኈ࡛༑ศ ࡞ࢥ࣑ࣗࢽࢣ࣮ ࢩࣙࣥࡀྲྀࢀ࡞࠸, 78 ㏻ヂ⪅ࡢ஺ ௦ࡢࢱ࢖࣑ ࣥࢢ࣭᪉ἲ ࡀ㞴ࡋ࠸, 77 ࢜ࣥࢧ࢖ࢺ࡟ẚ࡭ ࡚ᚓࡽࢀࡿ㠀ゝㄒ 㸦ࣀࣥࣂ࣮ࣂࣝ㸧 ᝟ሗࡀᑡ࡞࠸, 75 ㏻ヂᑐ㇟⪅࡜༑ศ ࡞ᡴࡕྜࢃࡏࡀ࡛ ࡁ࡞࠸, 71 ᢏ⾡ⓗ࡞ࢺࣛࣈࣝ ࡀ㉳ࡁࡸࡍ࠸, 69 㐺ࡋࡓ㏻ヂ⎔ቃࢆ ⮬ศ࡛ᩚഛࡋ࡞ࡅ ࢀࡤ࡞ࡽ࡞࠸, 64 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

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コロナ禍がいつまで続くのか、先が見通せない状況にありながらも、多くの通訳者 が、「いずれはオンサイトの通訳需要が戻ってくる」ことを予想、または期待している ことは、自由回答から伝わってきた。そこで最後に、今後の遠隔通訳と現場通訳の理 想のバランス(割合)について聞いた。心境の変化を探るため、「コロナ前」および 「コロナ禍」の実態と、「理想の姿」に分けて尋ねたところ、それぞれのフェーズで大 きな違いが現れた(図9)。特筆すべきは、理想のバランスにおいて、「遠隔 5:現場 5」 と答えた回答者が最も多かった点であろう。新型コロナウイルスの感染拡大による業 務環境の変化を受け、多くの通訳者がRSI を含む遠隔通訳に対応し、そのメリットを 最大限に生かしながら「新たな日常」に対応していこうとしている姿が、調査結果か ら浮かび上がってきた。今後、通訳者を取り巻く環境、ならびに、通訳者自身の心境 や行動がどのように変化していくのか、継続的に観察していく必要性を感じた。 図8.外出を伴わない遠隔通訳案件を積極的に受注したいか(n=229) 98 85 33 6 1 6 ࢥࣟࢼ࡟࠿࠿ࢃࡽࡎࠊ✚ᴟⓗ࡟ཷὀࡋࡓ࠸ ⌧ሙࡢ௙஦ࡀᑡ࡞࠸᫬ᮇࡣཷὀࡋࡓ࠸ ࡝ࡕࡽ࡜ࡶ࠸࠼࡞࠸ ⌧ሙ㸦࢜ࣥࢧ࢖ࢺ㸧ࡢ௙஦ࡀᑡ࡞࠸᫬ᮇ࡛ ࡶࠊ࡛ࡁࢀࡤཷὀࡋࡓࡃ࡞࠸ ࢥࣟࢼ࡟࠿࠿ࢃࡽࡎࠊཷὀࡋࡓࡃ࡞࠸ ࡑࡢ௚ 0 20 40 60 80 100 120

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4.まとめ 冒頭で述べたように、本調査は、新型コロナウイルス感染症の流行終息の見込みが 立たない状況下で、通訳者の稼働状況と遠隔通訳の普及の実態を探るために、緊急調 査として実施したものである。そのため、質問の構成や実施方法など様々な面で、先 行研究を十分に踏まえて、学術的な検証がなされたものになっているかと問われれば、 甚だ心許ない。加えて、このような過渡期だからこそ、結果を速やかに共有して、研 究者や実務者が現状を把握する一助になればとの思いから、自由回答や属性カテゴ リーごとの回答など、本来であればより詳細に分析・考察すべき点が残ったまま公表 に踏み切った点も否定できない。これらについては、機を改めて取り組みたいと考え ている。 こうした限界はありながらも、本調査は、通訳者がこれまで常識としてきた業務環 境がコロナ禍を契機に様変わりしたことを、データを用いて明らかにした点で、一定 の役割は果たせたといえよう。この種のデータの積み重ねは、AIIC などの業界団体が 状況改善に動く契機となるだけでなく、例えば、長く同時通訳者の認知的処理を説明 するために用いられてきたGile(2009)の努力モデルに RSI という新たな視点を加え たり、マルチデバイス環境下の認知負荷をアイ・トラッキング技術などを用いて計測 したりと、新たな学術的アプローチにもつながると思われる。今後の研究が発展する ためのリソースの一つとして、多くの研究者に本調査を活用していただきたい。 図9.遠隔通訳と現場通訳のバランス(現実と理想) 0 20 40 60 80 100 120 140 ࢥࣟࢼ๓㸦2019ᖺ㸧 ࢥࣟࢼ⚝㸦2020ᖺ3-7᭶㸧 ⌮᝿ࡢࣂࣛࣥࢫ ⌧ሙ10 : 㐲㝸㸮 㐲㝸㸯㸸⌧ሙ㸷 㐲㝸㸰㸸⌧ሙ㸶 㐲㝸㸱㸸⌧ሙ㸵 㐲㝸㸲㸸⌧ሙ㸴 㐲㝸㸳㸸⌧ሙ㸳 㐲㝸㸴㸸⌧ሙ㸲 㐲㝸㸵㸸⌧ሙ㸱 㐲㝸㸶㸸⌧ሙ㸰 㐲㝸10 :⌧ሙ㸮

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【謝辞】 大変な状況にも関わらず、本調査に協力してくださったすべての通訳者の方に心より感謝 申し上げます。 【著者紹介】 松下佳世(MATSUSHITA Kayo) 立教大学異文化コミュニケーション学部・研究科准教授。 会議通訳者。連絡先:[email protected] 【註】 1 別名 distance interpreting。日本語ではリモート通訳、オンライン通訳とも呼ばれる。 2 本調査への協力を依頼した通訳者の所属団体は、日本会議通訳者協会、日本翻訳連盟、日 本翻訳協会、日本翻訳者協会である。 3 総回答数は 240 だったが、記述式の自由回答を含むすべての項目で同じ回答をしていた計 11 例を削除し、有効回答数を 229 とした(回答者は、自身の回答送信直後であれば、それ までの集計結果の概要を見られることから、結果の閲覧目的で複数回、回答した事例が あったものと推察される)。尚、Google Forms は必須回答項目を設定できるため、未回答 の項目があると回答を送信することができないことから、229 の有効回答に関しては、任 意の自由記述を除く全ての項目のデータを収集することができた。 【引用文献】

AIIC(2019). AIIC guidelines for distance interpreting(Version 1.0). Retrieved from https://aiic.org/ document/4418/AIIC%20Guidelines%20for%20Distance%20Interpreting%20(Version%201.0) %20-%20ENG.pdf

AIIC.(2020). Reference guide to remote simultaneous interpreting. Retrieved from https://aiic.ch/wp-content/uploads/2020/05/aiic-ch-reference-guide-to-rsi.pdf

Gile, D.(2009). Basic concepts and models for interpreter and translator training. Amsterdam: John Benjamins.(Original work published 1995).

Matsushita, K.(2020, September 4). Can remote simultaneous interpreting be a game changer in the Japanese interpreting industry? [paper presentation]. The Tenth IATIS Regional Workshop, Kansai University. Retrieved from https://drive.google.com/file/d/1KsLhGPWfKNBiceqnawArXiblvgpfL mCu/view

Takeda, K. & Matsushita, K.(Forthcoming). Conference interpreting in Japan. In M. Albl-Mikasa & E. Tiselius(Eds.), Routledge handbook of conference interpreting. London: Routledge.

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<添付資料>

遠隔通訳の実施状況調査

この質問紙調査は、2020 年 9 月に関西大学で開かれる IATIS(International Association for Translation and Intercultural Studies)Regional Workshop での研究発表、ならびに今 後の研究(論文執筆等)のために実施するものです。立教大学の研究倫理審査で承認 を受けています。問い合わせは立教大学異文化コミュニケーション学部・研究科の松 下佳世([email protected])までお願いします。 新型コロナウイルスの感染拡大により、大規模な国際会議が中止・延期となる中、新 たな通訳の形態としてリモート通訳(remote interpreting)の需要が急速に高まってい ます。一方、日本における利用実態についてはまとまった報告例がいまだ存在しな いため、このたび調査を実施することにいたしました。【研究期間】2020 年 8 月の 1 ヶ月間(8/1-8/31)【研究対象】日本語が含まれる言語ペアで、2019 年に 1 回以上有 償で通訳サービスを提供した20 歳以上の通訳者(本業かどうかは問わない)【研究 方法】Google Forms を用いた匿名の質問紙調査で、業務に占めるリモート通訳の割

合や、その形態(電話通訳[OPI]、ビデオ通訳 [VRI]、 遠隔同時通訳 [RSI] 等)、業務

の内容、業務環境等について調査する【研究成果の発表方法】9 月 3、4 日に関西大 学 で 開 か れ るIATIS (International Association for Translation and Intercultural Studies) Regional Workshop 2020にて成果を発表する(Presentation title: “Can remote simultaneous interpreting be a game changer in the Japanese interpreting industry?”)ほか、今後の研究 に活用する。 □ 説明を読みました □ 協力に同意します 1.あなた自身について教えてください 1-1 性別  ◯ 女性 ◯ 男性 ◯ どちらにも当てはまらない 1-2 年齢 ◯ 20-29 歳 ◯ 30-39 歳 ◯ 40-49 歳 ◯ 50-59 歳

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◯ 60-69 歳 ◯ 70 歳以上 1-3 居住地(選択肢にない府県ならびに海外在住の場合は「その他」を選んで 府県名または国名を記入してください)* 拠点が複数ある方は主たる居住地 を、判断に困る場合は通訳案件を多く受けている方をお選びください ◯ 東京都 ◯ 神奈川県 ◯ 大阪府 ◯ 愛知県 ◯ 埼玉県 ◯ 千葉県 ◯ 兵庫県 ◯ 北海道 ◯ 福岡県 ◯ 静岡県 ◯ その他 1-4 母語(複数回答可) □ 日本語 □ 英語 □ 中国語 □ 韓国語 □ その他 2.あなたのお仕事について教えてください 2-1 自分の仕事を最もよく表しているのは以下のどれですか? ◯ 会議通訳者(社内通訳者を除く) ◯ 社内通訳者 ◯ 手話通訳者 ◯ 医療通訳者 ◯ 司法通訳者 ◯ 通訳ガイド(資格の有無は問わない) ◯ その他 2-2 通訳歴(1 年未満の端数は四捨五入してお答えください) ◯ 1 年未満 ◯ 1-2 年 ◯ 3-5 年 ◯ 6-10 年

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◯ 11-15 年 ◯ 16-20 年 ◯ 21-30 年 ◯ 31 年以上 2-3 言語ペア(複数回答可)* これまでに有償で通訳業務を請け負った経験のあ る言語の組み合わせを選んでください □ 日英 □ 日中 □ 日韓 □ 日仏 □ 日独 □ 日露 □ 日西 □ 日伊  □ 日葡 □ 日尼 □ 日本語−日本手話 □ その他 2-4 通訳のジャンル(複数回答可)*2019 年以降に担当したもののみお答えくだ さい □ 会議通訳(政府系の会議など、下記「ビジネス通訳」に分類されないも の) □ ビジネス通訳(IT 分野の社内外の会議、セミナー、商談など) □ ビジネス通訳(IT 以外の分野の社内外の会議、セミナー、商談など) □ 放送通訳(テレビ放送における同時通訳)* 調査のために対象を狭くし ています □ メディア通訳(上記「放送通訳」以外の記者会見、インタビュー、取材 時の通訳など) □ 司法通訳(法廷通訳、捜査段階の通訳、デポジションなど) □ 医療通訳(国際学会、製薬会社の会議、FDA 査察、GxP 監査など) □ 医療通訳(医療従事者と患者の間の通訳など、いわゆるコミュニティ通 訳) □ エンターテインメント通訳(芸術、アート、ゲームを含む)* メディア 通訳と重複する場合は両方選んでください □ スポーツ通訳(e スポーツを含む) □ アテンド通訳 □ その他

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2-5 新型コロナウイルスの感染拡大前の通訳の頻度(2019 年の平均。通訳歴が 短い場合は、コロナ前の稼働期間の平均)とコロナ禍の通訳の頻度(2020 年3-7 月の平均)の比較 □ 月に 1 件未満 □ 月に 1 件程度 □ 月に 2 − 3 件程度 □ 週に 1 件程度 □ 週に 2 件程度 □ 週に 3 件程度 □ 週に 4 件程度 □ 週に 5 件程度 □ 週に 6 件以上 3.遠隔(リモート)通訳の経験について教えてください この調査における「遠隔(リモート)通訳」とは、通訳者、通訳対象者(スピー カーや会議の発言者等)、利用者(聴衆や会議の参加者)の三者が、互いに目視可 能な物理的空間に存在していない形で、通信回線を介して行う通訳を指します。全 員が自宅等からログインする場合だけでなく、参加者の一部が遠隔地からログイ ンして行う電話会議やテレビ会議の通訳、あるいは同じ建物内に3 者が集ってい ても、会議場と離れた地下の仮設ブースから行う同時通訳等は「遠隔(リモート) 通訳」となります。

3-1 電話通訳 [OPI]、ビデオ通訳 [VRI]、 遠隔同時通訳 [RSI] といった「遠隔(リ モート)通訳」の経験はありますか? ◯ ある ◯ ない 4.遠隔(リモート)通訳の内容について教えてください 4-1 下記のうち、業務経験があるものを全てお答えください(複数回答可) □ 遠隔同時通訳 [RSI] (専用プラットフォームやテレビ会議システム等を用 いた同時通訳)* 複数の方式の組み合わせを含む。「遠隔」で「同時」で あれば音声のみでもこちらを選んでください □ ビデオ通訳 [VRI](テレビ会議システムやアプリなどを用いた逐次通訳) * 何らかの視覚情報があれば、顔出し有無は問いません □ 電話通訳 [OPI](動画やスライドその他の視覚情報がない音声のみの逐次 通訳)* いわゆる「テレカン」はこちらを選んでください。回線の種類 (電話回線かどうか)は問いません □ その他

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4-2 遠隔同時通訳 [RSI] について ◯ 実際の現場で、遠隔同時通訳 [RSI] を行ったことがある ◯ 実際の現場で遠隔同時通訳 [RSI] を行ったことはないが、RSI のセミナー やワークショップ(エージェント登録時のトレーニングやデモを含む) に参加したことがある ◯ 実際の現場で遠隔同時通訳 [RSI] を行ったことも、セミナー等に参加し たこともないが、RSI に関心はある ◯ RSI には関心がない 5.遠隔同時通訳 [RSI] について詳しく教えてください 5-1 初めて RSI を体験した時期を教えてください ◯ 2017 年以前 ◯ 2018 年 ◯ 2019 年 ◯ 2020 年 1-2 月 ◯ 2020 年 3 月 ◯ 2020 年 4 月 ◯ 2020 年 5 月 ◯ 2020 年 6 月 ◯ 2020 年 7 月 5-2 遠隔同時通訳 [RSI] で使用したことがあるプラットフォームをすべてお答 えください(複数回答可)* デモ体験を除く □ Interactio □ Interprefy □ InterpreteX □ KUDO □ VoiceBoxer □ その他 5-3 遠隔同時通訳 [RSI] で使用したことがある会議システムをすべてお答えく ださい(複数回答可)* 二つ以上の会議システムの同時利用や電話回線との 組み合わせによる同時通訳を含む □ Cisco Webex

□ Google Hangouts / Google Meet □ Microsoft Teams

□ Skype □ Zoom □ その他

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5-4 遠隔同時通訳 [RSI] の頻度について、最も近いものを選んでください ◯ 月に 1 件未満 ◯ 月に 1 件程度 ◯ 月に 2 − 3 件程度 ◯ 週に 1 件程度 ◯ 週に 2 件程度 ◯ 週に 3 件程度 ◯ 週に 4 件程度 ◯ 週に 5 件程度 ◯ 週に 6 件以上 5-5 遠隔同時通訳 [RSI] を行う場所を教えてください(複数回答可) □ 自宅 □ 自宅以外の自分のオフィス □ 通訳エージェントが用意した場所(リモート用の通訳ブース) □ 通訳エージェントが用意した場所(上記以外の会議室など会場、客先以 外の場所) □ イベントなどの会場に設置されたリモート用の通訳ブース □ 客先(会議参加者 1 名以上と同室) □ 客先(会議参加者とは別室) □ その他 5-6 遠隔同時通訳 [RSI] に使用するデバイスの組み合わせを教えてください * 当 てはまるものがなければ「その他」を選んで、具体的に記入してください ◯ PC のみ(2 台以上) ◯ PC のみ(1 台) ◯ PC とタブレット(台数は問わない) ◯ PC とスマートフォン(台数は問わない) ◯ PC とタブレットとスマートフォン(台数は問わない) ◯ タブレットとスマートフォン ◯ タブレットのみ ◯ スマートフォンのみ ◯ その他 5-7 遠隔同時通訳 [RSI] の実施にあたって新たに購入・契約したものはあります か?(複数回答可) □ PC □ タブレット □ スマートフォン □ マイク

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□ Web カメラ □ ミキサー □ 複数のデバイスをつなぐための機器やケーブル □ 防音用の設備や機材 □ 背景スクリーン(グリーンバック等) □ 有線のインターネット回線 □ WIFI 回線 □ 有線の電話回線 □ その他 5-8 遠隔同時通訳 [RSI] の通訳料の区分(全日・半日・時給等)とレート(額) について * 複数のケースがある場合は、「その他」を選んで、その旨記述 してください。基本的に同一のエージェントまたはクライアント内で比較 してください ◯ 区分・レートともにオンサイトと同じ ◯ 区分はオンサイトと同じで、レートはオンサイトより上  ◯ 区分はオンサイトと同じで、レートはオンサイトより下 ◯ これまでは全日・半日のみだったが、半日以下の区分(2 時間、1 時間な ど)とそれに応じたレートを設定した ◯ これまでは全日・半日のみだったが、案件によってレート交渉に応じる ようになった * オンサイトでも柔軟な対応をしている場合は、「オンサイ トと同じ」を選択してください) ◯ 社内通訳なので当てはまらない ◯ その他 5-9 遠隔同時通訳 [RSI] の通訳料の体制(人数)について(エージェントやクラ イアントによって異なる場合は複数回答可) □ 業務時間にかかわらず常に 2 名以上 □ 2 名以上が基本だが、30 分未満は 1 名で対応 □ 2 名以上が基本だが、1 時間までは 1 名で対応 □ 2 名以上が基本だが、2 時間までは 1 名で対応 □ 2 名以上が基本だが、3 時間までは 1 名で対応 □ 半日(4 時間)までは基本的に 1 名で対応 □ 業務時間にかかわらず常に 1 名で対応 □ その他 5-10 オンサイトに比べた場合の遠隔同時通訳 [RSI] の際に感じる体調不良につ いて(複数回答可)* 軽微なものでもお答えください □ 全身的な疲労感 □ 眼精疲労など眼の不具合

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□ 聴覚異常など耳の不具合 □ 頭痛 □ 肩こり □ 腰痛 □ 腱鞘炎 □ オンサイトと違いはない □ オンサイトよりも体調がいい □ その他 5-11 通訳者にとって、遠隔同時通訳 [RSI] のメリットはなんだと思いますか? (複数回答可) □ 現場への移動がない □ 宿泊を伴う出張が不要 □ オンサイトよりも多くの案件を同じ日に連続して受けることができる □ 居住地域のしばりなく案件を受けることができる □ 海外から案件を受けることができる □ 通訳中に調べ物がしやすい □ 快適な環境(服装を含む)で通訳を行うことができる □ 音響環境がいい(発言者がマイクを使ってくれる、技術者が調整してく れる等) □ クライアントやパートナーが近くにいないので気が楽 □ 家族と過ごす時間が増える □ その他 5-12 通訳者にとって、遠隔同時通訳 [RSI] 通訳のデメリットはなんだと思います か?(複数回答可) □ 通訳対象者と十分な打ち合わせができない □ 通訳者同士で十分なコミュニケーションが取れない(通訳前および通訳 中) □ 通訳者の交代のタイミング・方法が難しい □ 通訳料がオンサイトに比べて安い □ 事前相談なく録画・録音される不安がある □ 適した通訳環境(遮音、背景、音響、通信回線)を自分で整備しなけれ ばならない □ 技術的な作業(パソコン操作など)が煩雑 □ 技術的なトラブルが起きやすい(機材の不具合、不安定な通信回線など) □ オンサイトに比べて得られる非言語(ノンバーバル)情報が少ない □ 体調不良になりやすい □ その他

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6.今後の見通しについて教えてください 6-1 自宅等からログインして、一切の外出を必要としないタイプの遠隔(リモー ト)通訳案件は今後増えると思いますか? ◯ はい ◯ いいえ ◯ その他 6-2 「増える」または「増えない」と答えた理由を教えてください 6-3 「外出を伴わない」遠隔(リモート)通訳案件を積極的に受注したいです か? ◯ コロナにかかわらず、積極的に受注したい ◯ 現場(オンサイト)の仕事が少ない時期は受注したい ◯ どちらともいえない ◯ 現場(オンサイト)の仕事が少ない時期でも、できれば受注したくない ◯ コロナにかかわらず、受注したくない ◯ その他 6-4 前の質問(6-3)の答えの理由を教えてください 6-5 「外出を伴わない」遠隔(リモート)通訳と現場(オンサイト)通訳のバラ ンスについて、コロナ前(2019 年)、コロナ禍(2020 年 3-7 月)と自分に とっての理想を教えてください □ 現場 10 □ 遠隔 1:現場 9 □ 遠隔 2:現場 8 □ 遠隔 3:現場 7 □ 遠隔 4:現場 6 □ 遠隔 5:現場 5 □ 遠隔 6:現場 4 □ 遠隔 7:現場 3 □ 遠隔 8:現場 2 □ 遠隔 9:現場 1 □ 遠隔 10 6-6 遠隔(リモート)通訳全般について、気づいたこと、改善してほしいこと などを自由にお答えください(任意) ご協力ありがとうございました。

参照

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