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日本西洋古典学会第68 回大会記その他

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Academic year: 2021

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日本西洋古典学会第 68 回大会記その他

 2017 年度第 68 回大会は 6 月 3 日・4 日の両日,千葉商科大学にて開催された.  研究発表は以下のとおり(研究発表 30 分,質疑応答 15 分,括弧内は司会者,敬称 略).①石田真衣:プトレマイオス朝期エジプトにおける在地勢力の再編―嘆願書 を手がかりに ―(周藤芳幸) ②宮坂真依子:『アエネーイス』第 4 歌におけるディ ードーの非難と悲劇性(岩崎務) ③竹内一博:アッティカのデーモスにおけるディオ ニュソス神官職(橋場弦) ④千葉惠:アリストテレスの様相アプローチ―ロゴスと エルゴン―(篠澤和久) ⑤林俊明:アウレリウス・ウィクトル『皇帝列伝』執筆意 図をめぐる一考察:批判対象の官職と人物同定を通じて(井上文則) ⑥川島彬:プラ トン『国家』第 V 巻 475d7-480a13 における知識とおもいなし(高橋雅人) ⑦坂田道 生:《アラ・パキス・アウグスタエ》の《アエネアス・レリーフ》に関する一考察―犠 牲式表現に着目して―(藤沢桜子) ⑧阿部拓児:プロスキュネシス考―ギリシア 語文献にみるペルシア宮廷儀礼(中井義明) ⑨日向太郎:プロペルティウスとペトラ ルカ―二人の恋愛詩人の接点をめぐって―(大芝芳弘) ⑩納富信留:伝プラトン 著『第七書簡』の再検討(金山弥平).  1 日目昼休みに若手研究者によるポスターセッションが行われ,周藤芳幸委員の司 会により,次の 2 名の発表があった.木下皓司「前 1 世紀ローマの東方での支配圏維 持をめぐって」,小松誠「アテナイ・アクロポリスに奉納されたテセウスの彫像― 共同体による奉納と私的な奉納の相違について―」.  同じく 1 日目研究発表終了後には,佐藤二葉氏による「竪琴(リュラー)弾き語り」 が行われ,「デルポイのアポローン讃歌」「ムーサに呼びかける歌」他が演じられた.  この他,大会前日に委員会と臨時常任委員会,1 日目に 編集委員会と懇親 会,2 日目に総会,書評委員会,編集委員会が開かれ,桜井万里子先生による閉会の 辞で全日程を終えた.出席者は大会に 205 名,懇親会に 146 名であった.懇親会では 千葉商科大学商経学部長太田三郎先生よりご挨拶を賜った.大会の運営にあたっては 師尾晶子,藤野奈津子,坂田道生の各先生から行き届いたご配慮に与り,また学生諸 氏の献身的なご協力を頂いた.この場をかりて,あらためてお礼を申し上げる次第で ある.  大会前日に開かれた委員会の出席者は,逸身喜一郎(委員長),安西眞,和泉ちえ, 大芝芳弘,金山弥平,木原志乃,栗原麻子,後藤篤子,近藤智彦,佐野好則,周藤芳 幸,高橋宏幸,田坂さつき,中畑正志,西村賀子,納富信留,朴一功,橋場弦,日向 太郎,三嶋輝夫,南川高志,師尾晶子,山口義久の 23 名.主な報告事項と決定事項 は以下のとおりである.

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1.事務局より資料にもとづき 2016 年度会計報告がなされ,承認された. 2.総会における議長として,開催校から師尾晶子委員を提案することとなった. 3.次期大会は名古屋大学において開催することに決定した(6 月 2 日,3 日). 4.常任委員の分野構成が極端に不均衡になった場合の是正策について,会則への 記載は行わず,(1)常任委員選挙の前に委員長が分野構成への配慮を促す,(2) もしいずれかの分野で 2 名未満という選挙結果が出た場合は,当該分野が 2 名 となるように調整する(このことは同じく選挙前に委員長が委員のあいだに了 解を得ておく),という運用で対処することに決定した. 5. 編集委員のうち,第 3 号を担当した 6 名のうち納富,南川,高橋の各 委員に代わって,第 4 号では栗原裕次氏,藤井崇氏,日向委員が務めることが 承認された.

6.Ciesco 委員に 発行主体である SIBC(Société Internatio-nale de Bibliographie Classique)との協力交渉窓口を務めていただくことを決 定した.

7.Ciesco 委員を FIEC2017 総会(8 月 25 日,Leiden)への代表として派遣するこ とを決定した. 8.2018 年度大会におけるシンポジウム「古代ギリシア・ローマ世界における gender equality―理念と現実」(仮題)の企画(担当:和泉,後藤,西村の各委 員)について和泉委員から報告があった. 9.2020 年度大会におけるシンポジウムについて「オリンピア ―古典古代のか らだとこころ」(仮題)というテーマで企画されていることが橋場委員から報告 された. 10.学会誌バックナンバー在庫の問題について審議し,可能なかぎり需要を掘り起 こす方向で対処することとした. 日本西洋古典学会会計報告(2016 年度:2016. 4. 1∼2017. 3. 31) 収    入 支    出 前年度より繰越 3,750,275 円 会誌 LXV 号製作費 2,524,624 円 会   費 3,355,130   FIEC 分担金 30,336   会誌(バックナンバー)売上 0   大会費(第 67 回) 281,453   利   息 7   委 員 会 費 137,120   寄   付 0   通 信 費 200,196   謝 礼 費 102,380   雑   費 106,640   欧文誌刊行準備金 100,000   次年度への繰越 3,622,663      計 7,105,412      計 7,105,412  

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日本西洋古典学会第 68 回大会記その他 11.人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会への学会の公認窓口を西村委員 に務めていただくこととした. 12.電子図書館事業(NII-ELS)終了にともない,「西洋古典学研究」WEB コンテン ツが J-STAGE へ移行され,引き続き刊行から 3 年経過後の号を公開していく ことが事務局から報告された. 13. 第 3 号の刊行とその収支状況等について事務局から報告された. 14.中務哲郎常任委員から出された辞職願が 2017 年度常任委員会に認められたこ とが逸身委員長から報告された.  総会では師尾晶子委員を議長に選出し,まず事務局から以下のとおり会計報告があ り,出席者全員の承認を得た.  続いて,事務局から常任委員会(2016. 12. 17)および委員会(2017. 6. 2)の報告・決 定事項の報告があり承認を得た.

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