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高電圧・絶縁システム

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Academic year: 2021

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授業科目名 (英文名)

高電圧・絶縁システム (High Voltage Engineering andInsulating System)

科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 3年次・前期 担当教員 上野 秀樹 所属 工学研究科 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 電力の発生,輸送,消費という電力系統では高電圧技術は必ず身に付けておかねばな らず,必要な場所以外には電気を通さないようにする絶縁技術も極めて重要である。 本講義では,高電圧技術および絶縁技術を電力系統のシステムと関連付けて詳しく解 説する。高電圧現象における基礎過程,気体,固体,液体の絶縁破壊と前駆現象,高 電圧の発生技術と測定技術,試験法などについて実例を挙げて講義する。また,高電 圧現象の応用についても代表例(PDP)を挙げて平易に解説する。 <達成目標> ・ 高電圧現象における基礎過程,気体,固体,液体の絶縁破壊と前駆現象を理解する 。 ・ 高電圧の発生技術と測定技術を理解する。 講義内容・授業計画 科目の位置づけ 我々が使用する電気エネルギーは,発電所から高電圧で送り出され,変電所で段階的 に電圧を下げながら消費地に送り届けられる。途中に配置される電力ケーブル,電力 機器とその絶縁技術を理解するためには高電圧下で生じる現象,絶縁破壊現象,高電 圧の発生および測定技術が必要である。本講義では,これらに関する基礎的事項を講 義し,修得する。 授業計画 講義内容と教科書の関連する部分の対応は以下の通りである。 1.高電圧・絶縁システムの概要・放電の基礎過程(第1章) 2.気体放電(第2章) 3.気体放電の形態と特性および絶縁(第3,4章) 4.固体の電気伝導と放電(第5章) 5.固体の放電と絶縁(第5章) 6.液体の電気伝導と放電 (第6章) 7.真空中の放電と絶縁(第7章) 8.破壊統計(第8章) 9.電界と電界解析(第9章) 10.過電圧と発生機構 (第10・11章) 11.高電圧の発生(交流・直流) (第14章) 12.高電圧の発生(インパルス)と高電圧試験法 (第14章) 13.高電圧の測定(第15章) 14.大電流の測定 (第15章) 15.高電圧・高電界現象とその応用 テキスト 「OHM大学テキスト 高電圧工学」,山本・濱田共編,オーム社 参考文献 「高電圧・絶縁システム入門」,森北出版 電気学会大学講座「高電圧工学[3版改訂]」,電気学会発行,オーム社発売 成績評価の基準・方法 学習態度(レポート・演習問題)(30点),試験(70点)とし,合計60点以上を合格とす る。 授業中に演習問題を課す。ただし,試験のみでの合格はない。 履修上の注意・履修要件 電気回路,電気磁気学の基礎を理解しておくことが望ましい。 将来,電気主任技術者の資格の取得を希望するものは必ず履修すること。 ≪新型コロナウィルス感染症に伴う特例措置に基づく遠隔授業≫ ・当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、履修者人数によっては、 新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオンラ インで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施する方法とする場

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合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の 端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定 ・連絡します。 実践的教育 該当しない 備考 ・ 自然科学に基づいた専門分野の基礎力 ・ 電気、電子、情報分野の広い知識と特化した分野の知識

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