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https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 新たな事業モデル競争時代の企業戦略の展開 Author(s) 旭岡, 叡峻 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 154-159 Issue Date 2012-10-27Type Conference Paper Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/10995
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本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.
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新たな事業
デル
時代の
業
の展
株)社会イン ラ研究センター) はじめに 新たな事業 デルの構造 事業 デルの 時代 業 の と展 の 業 に向けて 最 に はじめに グローバルな事業環境の見 め、 新 の 現、 業 件の 等重要な 要 の であり、これまでの事業 デルの 、社会イン ラの 、大きな 計の 、 策定方法の 新、資源 得と配分方法、 現のための 、 における 策の相 等の関 の見 しが 可 となっている。しかし、 年さらに が の科学 の 的な の低 や イノ ー ン、未来価 の結合の 性 が課題となっている。 こうした時代 には、事業 デルの構造 化を に り 、 の 業 の 策定や 現の展 を感 く りながら、新たな 化を 要としている。 新たな事業 デルの構造 事業 デルの構造は、 業が するコア資 やコア活動を基本にするものの、それだけ では、グローバルな に つための な 件を構築することはできない。 の 的な の方向づけとして、環境 による事業 化や 事業 発等の を 化しつつ、新 の と としての社会イン ラ事業 化 や未来環境 構造 の 資 等に対 して、大きな 化が こっている。またグロー バル 場 の対 が で、 造や 発 の展 や 得により、 の が される中間 得者 の 場 発等グローバル化の流れは 定的になっている。 え 、ス ートグリッド 域 ステ 、 等公 交通のネットワーク、 等の自動 の 用 ステ 、 等 ディアとコンテン 造、 業等の 業の 生構造、 事業の 用による業務の 、クラウドコン ーティングの活用による ステ の 化、 子 の 発的な 要 大、レア タル 少資源 得等 資源 、 事 ー ス業の 合、金 の新たな や新 ー ス、新たな ー ス業の業態 、 合、 、 、 合や 合の 等が一 に展 され、 や 来の2
新たな事業
デル
時代の
業
の展
株)社会イン ラ研究センター) はじめに 新たな事業 デルの構造 事業 デルの 時代 業 の と展 の 業 に向けて 最 に はじめに グローバルな事業環境の見 め、 新 の 現、 業 件の 等重要な 要 の であり、これまでの事業 デルの 、社会イン ラの 、大きな 計の 、 策定方法の 新、資源 得と配分方法、 現のための 、 における 策の相 等の関 の見 しが 可 となっている。しかし、 年さらに が の科学 の 的な の低 や イノ ー ン、未来価 の結合の 性 が課題となっている。 こうした時代 には、事業 デルの構造 化を に り 、 の 業 の 策定や 現の展 を感 く りながら、新たな 化を 要としている。 新たな事業 デルの構造 事業 デルの構造は、 業が するコア資 やコア活動を基本にするものの、それだけ では、グローバルな に つための な 件を構築することはできない。 の 的な の方向づけとして、環境 による事業 化や 事業 発等の を 化しつつ、新 の と としての社会イン ラ事業 化 や未来環境 構造 の 資 等に対 して、大きな 化が こっている。またグロー バル 場 の対 が で、 造や 発 の展 や 得により、 の が される中間 得者 の 場 発等グローバル化の流れは 定的になっている。 え 、ス ートグリッド 域 ステ 、 等公 交通のネットワーク、 等の自動 の 用 ステ 、 等 ディアとコンテン 造、 業等の 業の 生構造、 事業の 用による業務の 、クラウドコン ーティングの活用による ステ の 化、 子 の 発的な 要 大、レア タル 少資源 得等 資源 、 事 ー ス業の 合、金 の新たな や新 ー ス、新たな ー ス業の業態 、 合、 、 、 合や 合の 等が一 に展 され、 や 来の デルでは生き ることはできないことが明確になったのである。 や 業 策を めて、 事業 デルの大 にあると える。 業 も、新たな「未来価 」に目 を定め、未来価 を の中心に えて、トッ プ自らイノ ー ンを主 し、 現のための仕 や を 化している。グロー バルな資金・ 流動化等構築 の 構造 新とス ードある意 定が 要になって いる。 事業 デルの 時代 いくつかの事業 デルを見て ると、 一に、社会イン ラ事業対 デルの である。 公 策等の資金 に対 し、 のイン ラを目 にして、社会価 をどう構築す るかを重 にした や ステ を 造することで、新たな 要を 発する事業 デル している。 この事業 デルの特性は、 )新たな 策に対 し、社会 ステ や社会イン ラを構 する要 を り トータル ステ の新 業を 新たな事業展 とその参 ) 的な 場 に対 して、 アを 大 化しようとする新たな 合 や 合 の事業 デルの ) 消費構造を の にして、それぞれの の消費スタイルに合 せた 別対 能 の 化とそのための 発や ンテ ンス ー ス等の )コン ーティングの 的な展 における新たな生活 を めた 業 データ ネジ ントの 業 であり、 またその展 の重要要 としては、 ) の情報 )や を集めて、目 となる社会 ステ を 計していくこと が可能な仕 ) 的な消費動向や の ー の本 動向を分析して、 な ード、 ステ 、 ト内容を して、 ルート等の仕 の構築 ) ードの ならず、 が 要とする ステ 内容を 来の 業の を えて、 目 定とネットワークできる能 )知の 要構造を、データ ネジ ントを基本として、 別の事業を 合し、 の一 した価 を である。 の価 の考え方を ジネスそのものに り れる要 が多様化してい る 。 つ ま り 、「 の 多 様 な バ リ エ ー ン の 定 が キ ー 」 と な っ て き た 。新たな
モ ル
・ ・ ーンニュー ール 等エネルギー環境 ・社会 題解 トー ルシステ ・ ート ー ・ 場 のシ ・ ープンイ ベーションによる 人 の 転換の 組み 位 新たなシステ 社会価値の 効果 個 の 位性と評価 的な資源 分と 共 との 的な解 とイ ベーション人 社会システ の 合 ・システ 等 トー ル ・ び フトの 融合 ・ 的 合 ・ ・ 二に、低価 ・ えを主とした業態 発事業 デルである。 における低価 で、 している 業 デルを見ると、 基本構造は、まずトップ が、 を するのか「 い」が 行する。 し ている 者は自らまず大きな を いながらも、 い いを き、 い 念で、 する価 のイ ージを描きながら、 行 しつつ、やがて確 と 、その 現を 事業 デル、業態 発、インターネット 用、 の いの の り、現場 造、事業 展 リ 化、課題 の 化、 化、ノウ ウの 、 いを ける仕 、等 を重要要 として、 価 に対 しての持続的なイノ ー ンを行っている。またそ のための を 化している。 ー スイノ ー ンは、リアルタイ でトップ が情報を分析したり、 観的な「 かおかしい」という感 を き、その 的なカン を正しく認識し、 やしく のイノ ー ンに結合させていくということが、重要な のである。 に、知識 トや ー スを する 合エンジ アリング事業 デルである。 は 範な 用が され、い 「社会 ステ 」ともいう き様相を してい る。そこには、 を構 する や部 や ステ が するのであるが、 の新 たな価 や ー スの を事業 デルとして考えると、 、部 、 ステ は、価 を する「インタ イス」としての ールとして考えられ、 価 を 定する価 を構 する「 レッジ ト」を した り めのエンジ アリング能 が重要になる 事業 態に していく 業となる。この事業 デルの 件は、「これまでの業 の を えて、 トや ー スによる 部 の 構 と一 性」を の価 として、 行うことにある。 で 業として していたものを り 、 合的な機能に き新たな
モ ル
・ ・ ーンニュー ール 等エネルギー環境 ・社会 題解 トー ルシステ ・ ート ー ・ 場 のシ ・ ープンイ ベーションによる 人 の 転換の 組み 位 新たなシステ 社会価値の 効果 個 の 位性と評価 的な資源 分と 共 との 的な解 とイ ベーション人 社会システ の 合 ・システ 等 トー ル ・ び フトの 融合 ・ 的 合 ・ ・ 二に、低価 ・ えを主とした業態 発事業 デルである。 における低価 で、 している 業 デルを見ると、 基本構造は、まずトップ が、 を するのか「 い」が 行する。 し ている 者は自らまず大きな を いながらも、 い いを き、 い 念で、 する価 のイ ージを描きながら、 行 しつつ、やがて確 と 、その 現を 事業 デル、業態 発、インターネット 用、 の いの の り、現場 造、事業 展 リ 化、課題 の 化、 化、ノウ ウの 、 いを ける仕 、等 を重要要 として、 価 に対 しての持続的なイノ ー ンを行っている。またそ のための を 化している。 ー スイノ ー ンは、リアルタイ でトップ が情報を分析したり、 観的な「 かおかしい」という感 を き、その 的なカン を正しく認識し、 やしく のイノ ー ンに結合させていくということが、重要な のである。 に、知識 トや ー スを する 合エンジ アリング事業 デルである。 は 範な 用が され、い 「社会 ステ 」ともいう き様相を してい る。そこには、 を構 する や部 や ステ が するのであるが、 の新 たな価 や ー スの を事業 デルとして考えると、 、部 、 ステ は、価 を する「インタ イス」としての ールとして考えられ、 価 を 定する価 を構 する「 レッジ ト」を した り めのエンジ アリング能 が重要になる 事業 態に していく 業となる。この事業 デルの 件は、「これまでの業 の を えて、 トや ー スによる 部 の 構 と一 性」を の価 として、 行うことにある。 で 業として していたものを り 、 合的な機能に き えるような展 がなされる。 に、「もてなし」「 配りの」 ー ス事業 デルである。 ー ス 業は、 的な 場を めて、新たな展 がなされている。 そこには、 価 を けるための構造全 を「持続的なイノ ー ン」によって、 仕 として確 している。 を行う上で、多様な 場をこれまで構築してき た日本の特性は、 的な 性があることを 認識する 要がある。 これまで ってきた日本のきめ かな、もてなしの文化が活かされた や ー スの要 を内 して ー ス事業を社会イン ラとして構築をすることで、十分な 性を 持つ 業に することが可能である。 日本の文化や様 を、 や ステ に生かす方法を 合的に することが、 が の 業 策に新たな をもたらすために 可 の要 でもある。 業 の と展 の 業 はそれぞれの業種が生き りを け、 機意識をバネに新たな 業 デル、 事業 デル構築のための や高 価 の を に行いつつある。 、 しつ つある事業 デルを することで、 が の 策が になるように展 すること が重要になっている。そうした 環境の中で、新たな事業 デルは、 来の 上 的な デルの では生き れない。環境の 化の見 めが めて な状 が見え始め ている。また、これまでの では り えることの出来ない新たな の や行 動を 要とする。こうした課題 を まえて、 造的な プロセスとして「未来価 造」をすることが、 業の やイノ ー ンを き こす 件として 可 である。 価値 を の マネジメント 価 値 定 現 持 と め(コ 資 、コ 活 ) 場 知の 合 モ ル 資源と 実現 (インフラ ) 価値 コ 融合 実 プ ラ 的な イメージ メ ショ ル 持 的成長 力 人 育成 環境 め 利き 力 ち上 ( ) 18 つまり、未来価 現の 構造を ることである。の仕 に、未来価 造の を保 、 正する要 として、 事業環境、 目 き、 連 、事業 件、 場 上 の の 等の となるバックアップの仕 が 要である。 には、事業 デルの構築、 場 、知の 合、 現 件のイン ラ 化等)、コア 合 ) 化、資源展 の 合性、高 価 化、 行プログラ の 合性等の 構造を 化することが重要になる。 然、 発プロセス、生 造プロセス、 ー スの方法の 新等目 現に向けて の新たなプログラ が 要である。 この とともに、新たな 件や 相手の出現等によって、これまでとは異なる デルが な時 に える 要がある。 事業 デル構 は、未来価 造 は、 来の 上 理 とは異なるものである。 未来価 造 基 は、 との関 性の 計でもある。新たな「知の集 」から最 な 計を行い、新たな未来価 造 に方向 けることが重要である。また 考 を、 を えて結集し、 資源の新たな活用できる基 を に行なうこ とが重要なのである。このプロセスを通して、 造的な を可能にする の を現 場の感 に沿って、 する仕 が 要である。 が の未来価 造の は、日本 内 かりでなく、 における未来価 造 のプロセスでもある。 の 別の消費構造や対象 の価 構造の 化も であり、 こうした 的な未来価 造の の仕 が になっている。 の 業 に向けて 新たな事業 デルの が、 の事業の の要 になる。 つまり事業の は、こうした事業 デルを基本として、 ストリーを 行的に 確 し、どのような 件を持続的に展 す きかの 現を るものである。 成 と 位 現 の現 ( み上 め) 現 分 → 定→実 →( し) び 合 環境 の環境や 合の 化 成 ストー ー 定 ール 成 の 知の 実性 成 の り 成 の 組 の 順位 び 化(ス ード) 力 強化 利き み スク 情報と 点 情報共有
の仕 に、未来価 造の を保 、 正する要 として、 事業環境、 目 き、 連 、事業 件、 場 上 の の 等の となるバックアップの仕 が 要である。 には、事業 デルの構築、 場 、知の 合、 現 件のイン ラ 化等)、コア 合 ) 化、資源展 の 合性、高 価 化、 行プログラ の 合性等の 構造を 化することが重要になる。 然、 発プロセス、生 造プロセス、 ー スの方法の 新等目 現に向けて の新たなプログラ が 要である。 この とともに、新たな 件や 相手の出現等によって、これまでとは異なる デルが な時 に える 要がある。 事業 デル構 は、未来価 造 は、 来の 上 理 とは異なるものである。 未来価 造 基 は、 との関 性の 計でもある。新たな「知の集 」から最 な 計を行い、新たな未来価 造 に方向 けることが重要である。また 考 を、 を えて結集し、 資源の新たな活用できる基 を に行なうこ とが重要なのである。このプロセスを通して、 造的な を可能にする の を現 場の感 に沿って、 する仕 が 要である。 が の未来価 造の は、日本 内 かりでなく、 における未来価 造 のプロセスでもある。 の 別の消費構造や対象 の価 構造の 化も であり、 こうした 的な未来価 造の の仕 が になっている。 の 業 に向けて 新たな事業 デルの が、 の事業の の要 になる。 つまり事業の は、こうした事業 デルを基本として、 ストリーを 行的に 確 し、どのような 件を持続的に展 す きかの 現を るものである。 成 と 位 現 の現 ( み上 め) 現 分 → 定→実 →( し) び 合 環境 の環境や 合の 化 成 ストー ー 定 ール 成 の 知の 実性 成 の り 成 の 組 の 順位 び 化(ス ード) 力 強化 利き み スク 情報と 点 情報共有 事業 デルの構 は、 ストーライーを りして、目 のための を 確 し、 たすら を目指して、事業展 を行うことになる。 事業特性や事業の環境により異なるが、 つかの事業での 件を調査分析 りまと めた資料をアイディアの き金として、事 に事業 デルや事業内容を 、さらに 来の事業環境や 件を しながら、 件となる要 とその リ を 造す ることになる。この手法は、現 にまだ こり得ない 件を策定することで、事業全 の を め、情報 集や の行動 の 念を 化して、 策定 の行動や 考を し、 を明確化し、事業を する全 のコンセン スを 行的に 化するこ とができるのである。このことは、現 上課題となっている意 定ス ードを め,事業にとって重要な 然の出会いや 外の 化の見 めを める結果をもたらす。 そして、事業 の 、 業の 土 新、目 現 の 行 の 化等 とつなが るのである。 ( )成 と の 性 では が であり、 の は、 や 題 想と ーマン ・新たな 題( ) ・新たな 会 ・現 と 化の ・ ーマンの ・コ ・ らめき 観 ・ の 自信 ・ の ・ の 組み ・ と問題の ギ プ 因の ・ ・ の ・ コミュニケーション ・問題 ー め ・ の ・ 場価値の分 ・共 ・ ( マン) ・イメージの 化 ・ の 達成実現の ・ト プの ・ 間と 資 ・ ・知識共有 し ・ と組織間共有 ・ 利き ・評価 フ ー 新たな の 最 に 事業 デルの における重要性は、 の や志が重要な要 であり、情報 集と 現プロセスの中で、新たな方法が発見される場合も少なくない。 来の 手法は、分析を基本に、方法論を重 したが、 の には、 な と 件を するプロセスでの方法の 造こそが重 されなけれ ならない。 事業 デルは、 レークスルー の な 用であり、 の価 の の短 ステ 構築であり、 ー の 化の方法等が ますます重要な要 でもある。 い 題意識やイノ ー ンの動機づけを の基本として、事業を て、トップ自 らが 価 を持続的な課題として、 の に き、 えず現場の感 の中で、考え 続け 化し続けるという 土が されなくてはならない。 上