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(研究分担者 藤原 俊義・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科

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Academic year: 2021

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厚生労働科学研究費補助金(がん対策推進総合研究事業)

(分担研究報告書)

全国がん登録と連携した臓器がん登録による大規模コホート研究の推進及び高質診療 データベースの為のNCD長期予後入力システムの構築に関する研究

(研究分担者 藤原 俊義・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 消化器外科学・教授)

研究要旨 日本癌治療学会は、診療科横断的ながん医療専門の統合的学会 であり、2004年以降「がん診療ガイドライン」として各臓器・領 域のがん診療ガイドラインの評価とウェブ公開を推進してきた。

現在、jsco-cpg.jpにて23領域の臓器がん別ガイドラインと5つの支

持療法に関するガイドラインを公開している。アクセス件数は、

2016年は月平均119,895件であり、2007年の公開開始以降毎年増加 してきている。また、第55回日本癌治療学会学術集会において、

「進化するがん診療ガイドライン」として、がん診療ガイドライ ンのアウトカム評価のための企画シンポジウムを開催した。

A.研究目的 本研究におけて、癌治療学会は横断 的な学会として各専門領域の最新の学 術的知見を幅広く共有し、科学的根拠 に基づいた正確な情報を医療関係者お よび国民に広く発信することで、質の 高いがん医療の水準を保つことを目的 とする。

B.研究方法

癌治療学会がん診療ガイドライン委 員会では、幹事委員会、協力委員及び 評価委員からなる29の分科会、G-CSF および制吐薬適正使用ガイドライン改 訂ワーキンググループ、小児思春期・

若年がん患者の妊孕性温存に関するガ イドライン作成ワーキンググループ、

がん診療ガイドライン評価委員会が連 携し、エビデンスに基づいた正確な情 報を迅速にホームページ上に提供でき るように活動を行ってきた。

C.研究結果

日本癌治療学会「がん診療ガイドラ イン統括・連絡委員会」では、がんの 診療ガイドラインの作成・公開・評価 のあり方について検討し、「がん診療 ガイドライン作成・改訂委員会」、29 領 域 の 分 科 会 、 本 学 会 が 主 体 と な る

「制吐薬適正使用ガイドライン改訂ワ ーキンググループ」、「G-CSF適正使 用ガイドライン改訂ワーキンググルー プ」、「小児思春期,若年がん患者の 妊孕性温存に関するガイドライン作成 ワーキンググループ」と協力し、jsco-

cpg.jpにて23領域の臓器がん別ガイドラ

インと5つの支持療法に関するガイドラ インを公開している。アクセス件数は

2016年は月平均119,895件であり、2007 年の公開開始以降毎年増加してきてい る。

平成27年の第53回日本癌治療学会学 術集会から、がん診療ガイドラインの アウトカム評価のための企画シンポジ ウムを実施しており、臓器別ガイドラ インの作成者の先生方に現状と問題点 を発表いただいており、今年度も第55 回日本癌治療学会学術集会において、

「進化するがん診療ガイドライン」の テーマで開催した。

平成27年6月公表のがん対策推進基本 計画中間報告書では、ガイドライン推 奨の標準治療の実施率が想定より低か ったため、日本乳癌学会、大腸癌研究 会、日本癌治療学会が連携して、実態 調査の班会議をおこなった。標準的治 療の実施率は実際には高かったが、施 設間にばらつきがあり、非認定施設等 へのガイドラインのさらなる周知が必 要であると思われた。また、高齢者で は標準治療を控える傾向があり、臨床 判 断 に 基 づ き 治 療 を 選 択 も 重 要 で あ る。

今後、NCDデータを用いた標準治療 の実施率などは対象疾患によっては検 証可能であるが、学会データベースと の照合などは必要である。

D.考察 がん対策基本法に基づくがん医療の 標準化の流れの中、診療ガイドライン の普及はわが国におけるがん医療の質 の向上と均霑化に大きな役割を果たし てきた。多くの領域において、臓器別

・療法別のがん診療ガイドラインが策 定され公表されてきたが、時代ととも

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にその形式、作成・評価方法、発信 媒 体 な ど も 変 化 し て き て い る 。 今 後、臓器がん別および療法別ガイド ラインの進捗状況とそのアウトカム 評価に有用ながん登録などのデータ ベースの活用状況などを把握し、さ らに最新のガイドライン作成方法、

評価方法について周知していく必要 がある。

E.結論 がん診療ガイドラインの普及の診療 動 向 や 予 後 に 与 え た 効 果 ( ア ウ ト カ ム)の検証のために、データベースと の連動が重要である。

F.健康危険情報 該当なし

G.研究発表 1. 学会発表

藤原俊義:日本癌治療学会「がん診 療ガイドライン(jsco-cpg.jp)」アクセ ス状況. 第55回日本癌治療学会学術集 会、横浜、2017年10月.

H.知的財産権の出願・登録状況

該当なし

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参照

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