1.はじめに
近年、行政の各方面における様々な分野に おいて「地方の時代」と言われて久しい。
1979 年 4 月に長州一二神奈川県知事(当時)
が都市圏地方自治研究会で提唱して以来、
2000 年 4 月に施行された地方分権一括法に より機関委任事務が廃止され、国から地方へ の権限委譲がなされた頃から再びよく耳にす るようになった。一般的に「○○の時代」と は、その○○の活躍が群を抜いているなど○
○抜きには語れない時に用いられるが、はた して今日の地方はどうなのだろうか。
バブル経済がはじけて十数年、国もそうだ が地方財政も極めて逼迫しているのが現状で ある。国は地方で出来ることは地方でやって もらうことで業務のスリム化を図り、今や構 造改革として郵政の民営化の推進、国庫補助 や市町村合併の後に訪れるであろう地方交付 税の削減等で財政の建て直しを図っているの だ。では、地方はどうであろうか。今まで地 方自治体は行政改革で人件費を削減し、市町
村合併により内部のスリム化を図ったうえで 交付税の温存や特例を利用することにより、
国から少しでも多くの財源を確保し財政を何 とか立て直そうとしてきた。他方では、工場 誘致により地元の雇用確保を図り、住宅政策 を含め地方税収の向上に努めてきたのであ る。それでも地域財政は一向に好転しないの が現状である。そこで、注目されているのが 観光や人の交流を通じた地域振興策である。
これまでの集客施設は、テーマパークや大型 複合施設等が民間や第三セクターという形で 建設され、オープン時には目立った成果を見 せるものの、時間の経過とともに新鮮さを 失っていき、必ずしもうまくいっているとは いえない状況である。また、このような施設 の建設は広大な敷地を必要とし、郊外に建て られるため中心市街地の空洞化にも大きな影 響を及ぼしている。他方、地産地消の目的に も合致して、地元の農産物を活かした道の駅 等の集客施設が最近よく目につくようになっ てきた。これも近隣自治体どうしが建設し、
キーワード:電源立地地域、電源三法、㈶電源振興センター、資源エネルギー庁、
電源立地地域対策交付金
近年、地方の時代と言われて久しいが、地方自治体の財政は、極めて厳しい現状にある。
しかし、全国的に約4割の電源立地地域は地域振興に新たな電源三法による資金が利活用 されてきている。東北地方の電源立地地域の成功事例を本稿では論述しようと試みた。
近年の地方自治体における地域振興策
油 川 洋 *
−とくに東北の電源立地地域を考察する−
Hiroshi Aburakawa
Measures for the Promotion of Local Development in Local Governments in Recent Years
− A Study of the Location for Electrical Power Especially in the Tohoku Region −
* 総合人間科学部 現代社会学科 教授
距離があまりないために中の商品に特殊性が ないなどの問題として指摘されてきた。
これまでの各種の地方自治体がとってきた 地域振興策を振り返りながら、これからの施 策について何が有効かを考察してみたい。ま た今後、地方においては市町村合併が進み、
自治体の面積が拡大するとともにそこに必ず いくつかのゾーンが生まれてくるはずであ る。その時、中心市街地に賑わいを取り戻す にはどうすれば良いか、農山村地域の活性化 には何が有効か等も課題としてでてくるはず である。本稿では、これまでの各自治体の地 域振興策を概観し、全国の電源立地地域の特 異な地域振興策を論述してみる。
2.地方自治体の地域振興策
これまで、地域発展のための方策として工 場誘致・地域産業創生・テーマパークや第三 セクターによる集客施設作り等、様々な方策 がとられてきており、これからも地域経済の 発展という意味において極めて有効な施策で あると思われる。しかしながら、近年、厳し い経済情勢・少子高齢化・情報化・国際化等 の進展・余暇時間の増大や環境との共生等へ の意識の高揚等からグリーンツーリズムやエ コツーリズム等に代表されるオルタナティ ブ・ツーリズム(地域資源を活かした個性的
な観光の総称)等が注目を集めている。
⑴ 工場誘致や地域産業創生を中心とした施 策
工場誘致による地域活性化策の期待される 効果としては①雇用の創出、②地域自治体の 税収増加、③工場建設工事による直接的な建 設投資効果、④下請企業の活用や取引企業の 拡大による関連産業の誘発、⑤地場産業や地 域産業の発展及び新規事業の創生、⑥都市化・
住宅化の進展、⑦公共施設の充実等が挙げら れる。これらは地域経済への波及効果が大変 大きい要因である。このため、地域経済の浮 揚のための地域振興策として工場誘致が各地 域で取り組まれており、今後も、この効果を 期待する地方自治体も少なくない。しかしな がら、全国的にみると産業構造の変化や経済 の急速なグローバル化及びアジア地域の経済 的な急成長等により、企業の国内立地条件は 厳選されてきているのが現状である。地域所 得、雇用の確保の受け皿として期待されてき た工場誘致は地域活性化を促進する形で(工 場等として)の企業進出は大変厳しいものと なってきている。 (図1)このように企業の 進出が厳しいなかではあるが、近年工場立地 件数は若干の伸びも見られてきている。この 現象は一部には生産拠点の日本回帰とも言わ
2500 2000 1500 1000 500 0
(件、ha)
554
1055
979
848
1755
1318 12
1088
2378
2218
750
653 862 812
640
471
562 434 769
618 620 605 948
699 861
697 立地件数 立地面積
55年上 55年下 56年上 56年下 57年上 57年下 58年上 58年下 59年上 59年下 60年上 60年下 61年上 61年下 62年上 62年下 63年上 63年下 元年上 元年下 2年上 2年下 3年上 3年下 4年上 4年下 5年上 5年下 6年上 6年下 7年上 7年下 8年上 8年下 9年上 9年下 10年上 10年下 11年上 11年下 12年上 12年下 13年上 13年下 14年上 14年下 15年上 15年下 16年上 16年下 17年上
図1 工場立地件数、面積の推移
資料:経済産業省 2005「平成 17 年度上期(1 月〜 6 月)工場立地動向調」
れている。その理由としては、技術のコア(核 心)部分の海外への流出の恐れや、国際情勢 の変化、需要を察知し生産に結びつけるため の時間等、その他数々の理由が挙げられてい る。このような好機に企業が地方自治体に求 める施策として次のようなものが挙げられる のである。①首長のリーダーシップによる取 り組みの明確化、②地域のセールスポイント の確立、③地域の資源に関する情報の収集・
発信、④外部専門機関・専門家の活用、⑤進 出企業への優遇措置等である。また、法規制 の緩和や地方自治体それぞれの取り組みも工 場を立地する企業は大きな関心を寄せてい る。一方で不況等、企業にとって社会情勢等 が向かい風となった場合、自治体がかかえる リスク等は次のような事が挙げられる。①誘 致・進出した企業の系列内取引、②地域経済 の拡大へのつながりにくさ、③環境や地域雇 用等における危険性、④地域の計画的経済振 興の難しさ。以上のように外来型開発方式で は、周縁地域のさらなる衰退と拡大をもたら す危険性が大きいばかりか、たとえ誘致に成 功しても当該誘致企業の利益が地元に還元さ れにくいため、結果として地域発展への波及 効果も難しいものとならざるを得ない。また、
地域発展の鍵の握っているのが当該企業であ ることから、企業の動向如何によって地域発 展が左右されることも大きなマイナス要因と いえるかもしれない。以上、工場誘致の現状 についてふれてきたが、長引く不況のなかで、
新たな雇用機会を増やすことはもちろんのこ と、職種・仕事・労働条件を選択できる、多 様な雇用機会を創出していくこともこれから の課題のひとつであると考えられるのであ る。次に、これからの地域産業創生は工場誘 致による外部の産業導入とは別に、地域自ら が産業活性化の主体となり新たな企業の創出 も進めなければならない。そのためには、地 域の自治体、企業、大学、研究機関等の産業 支援機関が連携し、新しい産業システムの構
築が求められてくる。この新たな産業を創出 する施策として「新事業創出促進法」がある。
この法律は、技術、人材その他の我が国に蓄 積された産業資源を活用しつつ、創業等、新 商品の生産若しくは新役務の提供、事業の方 式の改善その他の新たな事業の創出を促進す るため、個人による創業及び新たに企業を設 立して行う事業を直接支援するとともに、中 小企業者の新技術を利用した事業活動を促進 するための措置を講じ、併せて地域の産業資 源を有効に活用して地域産業の自律的発展を 促す事業環境を整備する措置を講ずることに より、活力ある経済社会を構築していくこと を目的としている。この法律の主要施策は、
①創業者に対する直接支援、②新事業分野開 拓の促進、③中小企業者の新技術を利用した 事業活動への支援、④地域産業資源を活用し た事業環境の整備から構成されている。この ような施策を行っていくことで、経営者や技 術者、研究者、資金提供者といった様々なメ ンバーが人的ネットワークを形成し、その人 的ネットワークのなかでメンバーが相互に競 争・協調することによって、各地域に競争力 のある産業クラスター(本来、「ブドウの房」
の意味。転じて群や集団を意味する言葉とし て用いられている)が創出されると考えられ ている。この産業クラスターが苗床となって、
中堅・中小企業の新事業展開が促進され、大 学発ベンチャーが生み出されること等が期待 されているのである。
⑵ 中心市街地・商店街の現状と施策 中心市街地・商店街は、長い歴史のなかで、
豊かな文化、伝統を育み、さまざまな人が住
まい、多様な機能が集積した地域であり、そ
の都市の顔といえるのである。ところが、近
年、中心市街地では、モータリゼーション(自
動車が生活必需品として普及する現象。自動
車の大衆化)の進展等により、事業所や大規
模小売店舗の郊外立地、定住人口の減少が進
むなど都市の中心部から住民と都市機能が流 出し、中心市街地の空洞化が進んでいる。中 心市街地は、以下のような点を始めとする経 済社会的な意味において、各地域の発展に重 要な役割を果たすべきものであり、住民生活 及び経済活動の基盤として、その活性化を図 ることは今日の重要な課題となっている。① 小売商業者や様々な都市機能が集積してお り、住民や事業者へのまとまったサービスを 提供できること、②商業、公共サービス等の 機能が身近に備わっていることから、高齢者 等にも暮らしやすい生活環境を提供できるこ と、③商工業者その他の事業者や各層の消費 者が近接して立地し相互に交流することに よって、効率的な経済活動を支える基盤と新 規産業の誕生を促す苗床の役割を果たすこ と、④過去の投資の蓄積を活用しつつ、各種 の投資を集中することによって、投資の効率 性が確保できるとともに、環境負荷の小さな 街づくりにもつながること。特に、都市が人 口や産業の集中に伴って外延的に拡大する段 階から、人口動向の安定化等に伴って成熟す べき段階へと歴史的転換期を迎えていること に対応して、都市の再構築を図ることがこれ からの重要な課題であるが、この点において も、人が住み、育ち、学び、働き、交流する 生活空間として中心市街地の活性化を図るこ とは重要である。また、自然発生的に形成さ れてきた中心市街地の商業集積が、近年の消 費者のライフスタイルの変化やニーズの多様 化といった環境変化に十分に対応していくた めには、中心市街地の商業集積が、商業機能 に加えて地域コミュニティの場としての機能 を有していることに着目し、中心市街地の商 業全体を面的に捉えてその活性化を図ること も重要な今日的な課題である。
⑶ 観光や他地域との人的交流等による施策
①テーマパークによる地域振興
リゾートブームの 1980 年代後半から 1990
年代前半はそれまでのレジャーランドとは趣 きを異にした「テーマパーク」が続々と登場 した時期であった。日本にテーマパーク時代 が登場したきっかけは、1983 年に開業した 東京ディズニーランドである。日常生活から かけ離れた異空間を演出することで一気に注 目を集め、集客を伸ばしていったのである。
こうした成功例や、企業の週休2日制の導入 による余暇時間の増加、国のリゾート法の制 定、自治体の積極的誘致活動が第三次産業の 新しいビジネスチャンスを模索する民間企業 の開発意欲を高めたのである。しかしながら、
バブル経済崩壊後の景気後退で、現在ではそ のブームも沈静化し、正念場を迎えているの が現状である。開業後、概ね順調に推移した 施設であっても、最近では減少傾向にある施 設も見られ、テーマパーク経営には、初期投 資のみならず、追加投資による新たな魅力づ け等が鍵になってきている。成功していると 思われるテーマパークからその成功の要因を 挙げてみると、①コンセプトの設定、②事業 主体の確立、③リピーターの獲得、④立地条 件、⑤収益性の確保、等の要因が挙げられる。
現実的に、大規模テーマパークの可能性を 検討してみると、通常少なくとも何百億円と 言われる投資が必要であり、その費用負担の 問題、さらに投資に見合う売り上げを確保す る上で、少なくとも 100 万人クラス以上の集 客数を確保する必要があり、そのためには、
成功事例をよく研究し、多くの人に普遍的に 広く受け入れられる明確なコンセプト、テー マが必要であるとともに、リスク管理のでき る責任ある事業主体の確立等々の要因が必要 なのである。
②第三セクター運営による集客施設運営の課 題
これまで地方自治体が立ち上げてきた第三 セクターによる集客施設の事例を挙げると、
リゾート関係ではシーガイヤ(宮崎)、ハウス
テンボス(長崎)、志摩スペイン村(三重)、
チボリジャパン(岡山)等が挙げられる。第 三セクターを取り巻く状況や社会経済情勢も 大きく変化するなかで、経営が深刻化するな ど一段と厳しさを増してきており、経営不振 の第三セクター・地方三公社の淘汰が進んで きている。 (図2)このようななかで、慢性 的な赤字を解消できない第三セクターを抱え る地方自治体が、構造改革の潮流に乗り切れ ないために第三セクターの経営の健全化、さ らに当該法人の必要性・存続を含めた改革・
改善をさらに加速させていくと考えられる。
第三セクターの活用に当たっては、指定管理 者制度の創設等も踏まえ、他の手法で行う場 合との比較を行いつつ、当該第三セクターの 意義、費用対効果、収支の見通し、関与のあ り方等について絶えず検証するとともに、第 三セクター方式のメリットが十分に発揮され るよう、民間の資本や人材の参画を促進する など、その経営ノウハウを積極的に取り組む ことが求められるのである。また、第三セク ターの経営悪化は設立団体の財政運営に大き な影響を及ぼすケースもあり得ることから、
地方自治体は第三セクターの健全な運営の確 保に万全を期し、もって住民の信頼に応えて いくことが不可欠であり、点検評価の結果を 踏まえつつ、必要に応じて、事業の見直し、
廃止、民間譲渡、完全民営化等を行うことが 望まれている。また、経営悪化が深刻化し第 三セクターの存続が危ぶまれる場合には、問 題解決を先送りすることなく、法的整理を含 めて抜本的な対応を行う必要がある。
③地域資源を活用した観光・集落による地域 づくり
近年、多自然居住地域では従来の観光行動 とは異なるグリーン・ツーリズムやエコ・ツー リズム等に代表されるオルタナティブ・ツー リズムのニーズの増大に対応して、地域資源 を活用した地域づくりが拡大を見せている。
地域資源を活用した地域づくりによる交流活 動内容は、極めて多岐の分野に及んでいるこ とが明らかである。そのなかで、かつての地 域を訪問し、「見る・聞く」ことを中心とし た活動(自然景観・歴史景観・各種施設の見 学等)のみならず、地域の住民が日常的に行っ ている活動等を共に実践し、地域内外の参加 者がお互いに刺激しあうことへつながる、体 験型のメニューが充実していることが特徴的 である。また、特産品宅配やオーナー制度等 も、直接的には農林水産物の供給を行うもの であるが、販売行為を契機として地域内外の 消費者とのふれあいを重視するような取り組 みが行われることから、交流活動の一環とし て捉え、交流活動として登録されている場合 もある。このように、交流活動における近年 の特徴の一つとして、一過性の関係から継続 的な関係構築が志向されていることが挙げら れる。では、地域資源を活用した観光・集客 による地域づくりにおける具体的事例の問題 点はどのようなものがあるかを考察してみ る。まず、地域ブランドの種類は大きく「ブ ランド」 「加工品ブランド」 「商業地ブランド」
「観光地ブランド」「生活基盤ブランド」に分 けられる。地域ブランドとは、一般的にはそ の地域の特産品などを指すが、ここではそれ らの物品に限らず、地域が保有する「こと」
や「もの」、地域が伝承する「文化」や「風習」
法人数 900 800 700 600 500 400 300 200 100 0
〜S41 S44 S47 S50 S53 S56 S59 S62 H2 H5 H8 H11 H14 設立年 株式会社有限会社 社団法人財団法人 地方三公社
図2 第三セクター等の法人設立数推移
資料:総務省 2004「第三セクター等の状況に関する調査結果 の概要」
など、その地域だけに存在する様々な資源が その対象なのである。農水産物や加工品等の 消費者へ送り出すブランドの事例の一部を挙 げてみると「関あじ・関さば」「夕張メロン」
「佐世保バーガー」等が著名である。近年、
地域ブランドが注目され始めた理由の一つ に、消費者保護、言い換えれば消費者の「安 全」を保証することで、商品の評価を高めよ うという考え方の広がりが起因しているので ある。また、その取り組みを本格化させてい る理由は「平成の大合併」である。合併で新 たに誕生する市町村にとって、地域イメージ をどのように向上させ、活性化につなげるか は、地域の将来がかかった最重要課題である からである。その意味で地域ブランド開発は、
それら地域が既に保有している資源を磨き上 げ、付加価値を高め、ブランドとして確立す ることにより、他の地域との差別化を図り、
市場における情報発信力や競争力の面で優位 性を確保することを狙いとするのである。事 業の実施にあたっては、まず地域としての明
確な理念(消費者である旅行者へのメッセー ジ)を構築するのである。そして、その理念 に基づき地域一体となったまちづくりを行 い、あるいは付加価値を高めた商品づくりを 行うことにより、メッセージ性を持った地域 ブランド・イメージの市場への浸透を図るこ とが成功の秘訣である。一方、オルタナティ ブ・ツーリズムでは、「グリーン・ツーリズム」
「ブルー・ツーリズム」 「エコ・ツーリズム」 「タ ウン・ツーリズム」「クラフト・ツーリズム」
等、ツーリズムを展開する場所や目的によっ て、使い分けることが出来る。これらに積極 的に取り組む自治体は、「環境教育旅行の水 俣市(熊本県)」「農村民泊の安心院町(大分 県)」「ワーキングホリデーの西米良村(宮崎 県)」等が挙げられる。オルタナティブ・ツー リズムに取り組む自治体の多くは、都市部住 民のニーズを着実の捉え、徐々に所得や雇用 を生み出す仕組みへと整備が図られつつあ る。このような都市部住民との交流活動のし くみづくりによる効果として経済的効果と社 会的効果の大きく二つに分けられるのであ る。 (図3)上記の効果は、取り組み内容の 目的に応じて地域にもたらされるものであ る。一過性の集客を目的とすることが多い単 発のイベント開催等、一度に多数の交流人口 が地域を来訪する場合は、高い経済効果が得 られる。一方で、体験学習や季節イベント等 の定期的な集客を目的とするものは、その交 流者間の関わりが強く、また繰り返しの来訪 が期待され、人的効果や活気効果が高まると いう特徴がみられる。ただし、これらの交流 の効果は、特定の取り組みと必ずしも対に なっているとは限らず、副次的な効果として 別の効果が得られる場合もある。近年、交流 活動を推進するうえでの課題も明らかになっ てきた。今後、都市住民との交流活動を推進 するうえでの課題としては、「交流に積極的 な住民が少ない」、「企画・実践するコーディ ネーターや説明を行うインタープリター(自 図3 交流の効果
資料:国土交通省 2003「交流による地域新産業の開発と定住 の促進方策調査」
経済的効果として
・消費増による売り上げ拡大
・特産品等の販路の拡大
・雇用の維持拡大
・新商品の開発
・情報交換・提供の場の創設
・ネットワーク構築
・刺激の導入(現状の打破)
・教育・文化の振興
・人材育成
・住民意識の高揚・視野の拡大
・生きがい・活力の場づくり
・人口増加
・地域文化の継承・保存
・イメージアップ
・地域アイデンティティの醸成・確立
・都会の人へのふるさとの提供
・農林漁業への理解の促進
社会的効果として然物だけでなく、地域の文化や歴史などを含 めた対象の背後に潜む意味や関係性を読み解 き、伝える活動を行う人を総称していう)が 不足している」等、地元受入側の人事育成や 都市と農村をつなぐ人材育成の必要性が多く 指摘されている。また、「イベント時だけの 集客に留まる」、「ボランティア活動が多く住 民負担が大きい」、「PR 活動に限りがあり集 客数が少ない」、「地域への経済的効果が限定 されている」など、交流の限界に対する指摘 も少なくない。このようにオルタナティブ・
ツーリズムは、地元主導のソフト開発、すな わち「手づくり」に重心があり、従来のリゾー ト開発の手法とは本質的に異なっているがゆ えの課題をもっているということがいえる。
地域振興策の成功例はこんなところに課題が あるのであろう。
3.電源地域自治体の地域振興策
我が国の電力需要は、景気の回復基調とと もに今後も民生用を中心として着実に増加し ていくことが予想されており、エネルギー・
セキュリティーの確保や環境保全といった課 題に対応しつつ、低廉且つ安定した電力の供 給に向け、長期的視点から電源を計画的に開 発していくことが引き続き国家として重要な 課題である。電源立地を円滑に進め電力の安 定供給を図るには、電源地域の理解と協力が 不可欠であり、そのためには電源立地を契機 として電源地域が長期的・自主的に発展出来 るような、地域活性化や地域振興の取り組み への支援が今日、求められてきているのが現 状である。
そのような中、国や地方自治体は、市街地 活性化や観光振興から生活基盤の整備等にわ たり、多種多様な地域振興支援に関する制度 を用意し、自治体が取り組んでいる地域振興 策の支援を行っている。昨今、地方財政が厳 しくなって来ているなかで、これらの制度を 積極的に取り入れ活用していくことが、地域
振興を進めていくうえで不可欠なものとなっ てきている。本稿ではそれらの制度のなかか ら電源地域の自治体が効率的かつ合理的に活 用している補助事業や支援事業等について報 告するものである。
電源地域とは、現在発電所と建設準備中・
工事中・運転中の電力発電所等が所在する全 国の市町村とその周辺の市町村のことをいう のである。我が国の暮らしを支える電気はこ れらの地域で作られており、いわば「電気の ふるさと」といえるのである。なお、電源地 域の主な要件は次のとおりである。 (図4)
このような電源地域は、全国に約 730 市町村
(平成 19 年 4 月現在)あり、全市町村の約4 割を占めている。電源地域へ立地する企業に 対する優遇制度は、国のエネルギー対策特別 会計(電源開発促進勘定)により、各道府県 の電気料金に対する補助金交付と、平成 20 年度交付業務の一部の委託を受け財団法人電 源地域振興センターの生産・営業用の設備へ の補助金交付の2つの事業によって展開され ている。電気料金に対する補助金交付制度
(F)は原子力発電施設等周辺地域企業立地 支援事業があり、電源地域の中でも、原子力 地域の振興を図るため、当該地域において新 増設し、雇用等の要件を満たす企業に対して、
一定期間に渡って電気料金の実質的割引にな る補助金を交付するものである。具体的には、
認可出力 範 囲 工業集積度 原 子 力 35 万 kW 以上 所在市町村お
よびその周辺 市町村
8 未満 水 力 1 千 kW 以上 所在市町村
地 熱 1 万 kW 以上 所在市町村お よびその周辺 市町村 火 力
(沖縄県に限る)※
8 万 kW 以上 所在市町村お よびその周辺 市町村
※平成 15 年改正前の発電用施設周辺地域整備法(旧整備法)に より地点指定されている火力発電施設(沖縄県を除く)の所 在市町村およびその周辺市町村は引き続き対象。
図4 電源地域の要件
電源地域のうち、原子力発電施設や核燃料サ イクル施設の設置が行われている地域及び原 子力発電施設の立地見込み地域の自治体であ る。次に、生産・営業用の施設・設備への補 助金交付制度(B)は、電源過疎地域等企業 立地促進事業があり、電源地域のなかでも、
特に地域振興が必要な過疎地域や重要電源開 発または重要電源促進地域(原子力地域を除 く)において新増設し、雇用要件を満たす企 業に対し、生産・営業用に直接供する設備の 整備にかかる経費に対して国が補助金を交付 する事業である。具体的には、電源地域のう ち、廃止前の工業再配置促進法上の「誘導地 域」であって、過疎地域、重要電源開発また は重要電源促進地域(原子力地域を除く)で ある。なお、従前の要対策重要電源地点及び 開発促進重要地点は当面の間、対象地域とみ なすとしている。このような背景から、国は 電源立地地域をサポートするために、電源三 法を整備して久しい。発電用施設の設置及び 運転の円滑化を図るために、「電源三法」即 ち「電源開発促進法」 「特別会計に関する法律」
「発電用施設周辺地域整備法」に基づいた交 付金等の制度を整備したのである。まず、電 源開発促進法とは、発電施設の設置の促進、
運転の円滑化、並びにこれらの発電施設の利 用の促進及び安全の確保並びにこれら発電施 設による電気の供給の円滑化を計ることを目 的とし、その費用にあてるため、一般電気事 業者の販売電気に電源開発促進税を課してい るのである。特別会計に関する法律とは、電 源開発促進法による収入と、発電所の周辺地 域の整備や安全対策をはじめ、発電用施設の 設置及び運転の円滑化のための交付金や補助 金等として交付するものである。発電用施設 周辺地域整備法とは、発電用施設の周辺地域 における公共用施設の整備等を促進し、地域 住民の福祉の向上を計り、発電用施設の設置 及び運転の円滑化に資することを目的とし、
当該都道府県が公共用施設整備計画及び利便
性向上等事業計画を作成し、それに基づいて 交付金が交付されるものである。平成 20 年 度の予算額は、電源立地地域対策交付金 1,104 億円(文科省分が 71 億円)、うち電源立地等 初期対策交付金相当部分 51 億円、電源立地 促進対策交付金相当部分 204 億円、原子力発 電施設等周辺地域交付金相当部分 294 億円
(同 40 億円)、電力移出県等交付金相当部分 305 億円(同 16 億円)、水力発電施設周辺地 域交付金相当部分 68 億円、原子力発電施設 等立地地域長期発展対策交付金相当部分 182 億円(同 15 億円)である。次に、電源立地 等推進交付金は、原子力発電施設立地地域共 生交付金 10 億円、核燃料サイクル交付金 10 億円、原子力発電施設等立地地域特別交付金 32 億円、広報・安全等対策交付金 13 億円(同 3億円)である。また、電源地域産業育成支 援補助金があり㈶電源地域振興センターが実 施する人づくり事業等の支援や市町村が行う 産業育成ビジョンの作成、人材養成等の事業 を支援する補助金で、2億円(同1億円)計 上されている。電源地域振興促進事業補助金 とは、原子力発電所周辺地域や過疎地等の電 源地域に立地する企業へ、低利融資の実施や、
各種施設の整備等に対して補助金を交付する もので 86 億円(同 20 億円)計上されている。
電源立地地域対策交付金は地方自治体の地 域振興に不可欠となっていることが理解出来 ると考察して、利活用の事例を論じてみる。
この交付金の交付対象措置は、①地域振興計 画作成等措置。地域振興に関する計画の作成 や先進地の見学会、研修会、講演会、検討会、
ポスター・チラシ・パンフレットの制作等発電 用施設等の理解促進事業。②温排水関連措置。
種苗生産、飼料供給、漁業研修、試験研究、
先進地調査、指導・研修・広報、漁場環境調 査、漁場資源調査、漁業振興計画作成調査、
温排水有効利用事業導入基礎調査等の広域的
な水産振興のための事業。③公共用施設調整
措置。道路、水道、スポーツ施設、教育文化
施設、医療施設、社会福祉施設等の公共用施 設や産業振興施設の整備、維持補修、維持運 営のための事業。④企業導入・産業活性化措 置。商工業、農林水産業、観光業などの企業 導入の促進事業並びに地域の産業の近代化及 び地域の産業関連技術の振興等に寄与する施 設の整備事業や当該施設の維持運営等のため の事業。⑤福祉対策措置。医療施設、社会福 祉施設等の整備・運営、ホームヘルパー事業 等の地域住民の福祉の向上を計るための事業 や福祉対策事業にかかわる補助金交付事業及 び出資金出資事業。⑥地域活性化措置。地場 産業支援事業、地域の特性を活用した地域資 源利用魅力向上事業等、福祉サービス促進事 業、地域の人材育成事業等の地域活性化事業。
⑦給付金交付助成措置。一般電気事業者等か ら電気の供給を受けている一般家庭、工場等 に対する電気料金の実質的な割引措置を行う ための給付金交付助成事業を行う者への補助 事業。等がある。地方自治体にとっての地域 振興に直接貢献する事業は、公共用施設整備 事業と地域活性化事業であるといわれてい る。その公共用施設整備事業の対象は、道路、
港湾、漁港、都市公園、水道、通信施設、ス ポーツ施設、環境衛生施設、教育文化施設、
医療施設、社会福祉施設、消防施設、国土保 全施設、交通安全施設、熱供給施設、産業振 興施設等がある。また、地域活性化事業は、
①地場産業支援事業、②地域資源利用魅力向 上事業、③福祉サービス事業、④環境維持・保 全・向上事業、⑤生活利便性向上事業、⑥人材 育成事業等がある。 (表1)平成 17 年度の東北 7県(新潟県を含む)の電源立地地域対策交付 金の県別実績をみると、福島県が 127 億 5361 万円で事業件数 229 件、新潟県 125 億 8357.1 万円で 146 件、青森県 86 億 690.5 万円で、109 件、宮城県 36 億 6035.2 万円で 38 件、秋田県 4 億 3677.7 万 円 で 37 件、 山 形 県 1 億 1083.1 万円で、23 件、岩手県 1 億 734.5 万円で 22 件であった。要は原子力関連施設が立地や計
画している青森、宮城、福島、新潟の各県の 交付金が多いのである。上記4県の交付金合 計は、東北全体の9割強でもある。合計は 382 億 5939.1 万円であった。平成 18 年度の 県別交付金でも、新潟県が 138 億 7638.4 万円 で事業件数 141 件でトップで、ついで福島県 126 億 4908 万 円、193 件、 青 森 県 125 億 1499.8 万円、102 件、宮城県 27 億 1943.4 万円、37 件、
秋田県 4 億 5030.3 万円、32 件、山形県 1 億 3418.2 万円、21 件、岩手県 1 億 775.3 万円、20 件であった。核燃料サイクル施設をはじめと した原子力関連施設の立地や計画が進んでい る青森県の交付金が増加しているのが特徴的 であった。特に、平成 17 年度から約 40 億円 の増加であった。合計では、424 億 5213.4 万 円で事業の合計は 546 件であった。主たる事 業メニューごとの交付金額と件数を平成 18 年度実績でみると、公共用施設に係る整備事 業等は交付金で 162 億 7219.6 万円(38%)、
事業件数で 321 件(59%)であった。次に、給 付金交付助成事業が 110 億 7408.9 万円(26%)
で、4 件(1%) 、地域活性化事業が、88 億 6710.8 万円(21%)、150 件(27%)であった。福祉対 策事業は 39 億 7553.4 万円(9%)、34 件(6%)、
企 業 導 入・ 産 業 活 性 化 事 業 198 万 1492 円
(5%)、23 件(4%)、その他事業 2 億 8171.4 万円(1 %)、14 件(3 %)の順であった。合 計は 424 億 5213.4 万円、546 件である。主た る事業メニューごとの事業件数では、公共用 施設整備及び地域活性化の 2 事業で全件数の 8 割強となっており、平成 17 年度と比べそ の比率はさらに高まってきている。また、主 たる事業メニューごとの交付金額では、公共 用施設整備、給付金交付助成、地域活性化の 3 事業で全体の約 8 割を占めているのが特徴 的である。公共用施設に係る整備事業等の内 訳 を 見 る と、 教 育 文 化 が 交 付 金 で 63 億 8982.5 万円、事業件数 60 件でダントツであっ た。次いで、道路が 45 億 7617.4 万円、118 件、
医療施設の 11 億 5922 万円で、6 件、環境衛
生の 8 億 9818 万円、24 件、その他 8 億 8352 万 円、13 件、スポーツ 6 億 8685.2 万円、16 件、
水道 4 億 5195 万円、8 件、社会福祉施設 3 億 3424.1 万円、11 件、消防施設 2 億 5223 万円、
28 件、交通安全 1 億 9613 万円、8 件、都市 公園 1 億 7849.9 万円、7 件、観光 1 億 3338.3 万円、11 件、農林水産施設 1 億 3199.1 万円、
11 件の順であった。要するに、教育文化、
道路、医療施設に関する事業への交付金充当 が多いことが特徴的で、この上位 3 事業で全 体の 7 割強である。教育文化については、学 校施設整備等(事業費大)に交付金を充当し た事業が多かったこと等により、交付金が多 くなっているのである。
地場産業支援事業 地域特有の産品等と開発及び普 及その他地域の産業振興に資す る事業
○情報提供・発信事業(特産品紹介、技術情報の発信及びこれに類する事業)
○特産品開発、販売促進支援事業(特産品の開発支援、商品の販売促進に係る支援及びこれに類 する事業)
○産業技術実証・導入事業(地場特産品に係る製造技術の実証・導入、地場企業の情報技術導入 に係る支援及びこれに類する事業)
○地域内就業支援事業(U ターン、I ターン就職支援、地域職業情報の提供、ワンストップサー ビス提供、情報交流会の開催及びこれに類する事業)
(例)・特産品パンフレット等の作成 ・特産品開発のための講師招聘、工場視察 ・就職情報交 流会の開催 等
地域資源利用魅力向上事業 地域の特性を活用して当該地域 の魅力を向上する事業
○情報提供・発信事業(観光 PR、地域の文化・情報交流活動の実施及びこれに類する事業)
○観光資源開発事業(観光資源調査、体験型地域滞在、観光客のニーズ把握及びこれに類する事業)
○地域おこし事業(まちづくりコンセプトやイメージアップ戦略策定・地域おこし事業及びこれ に類する事業)
○伝統、芸術その他文化の保護、継承事業(祭り、伝統行事や文化財の保護及びこれに類する事業)
○イベント支援事業(音楽会、ミュージカル、スポーツ大会及びこれに類する事業)
(例)・観光パンフレット等の作成・観光地開発のための実地調査、アンケート調査・伝統芸能フェ スティバル、美術展覧会の開催 等
福祉サービス提供事業 地域における福祉サービスを提 供する事業
○情報提供・発信事業(インターネットによる福祉サービス情報の提供・地域の福祉施設に係る 情報提供及びこれに類する事業)
○老人福祉事業(老人ホーム運営、ホームヘルパー派遣、集会所運営、老人参加イベント開催、
バリアフリー推進及びこれに類する事業)
○身体障害者福祉事業(デイサービス、バリアフリー推進及びこれに類する事業)
○育児支援事業(育児カウンセリング、託児所の運営、育児の援助に係る助成及びこれに類する 事業)
○保育事業(保育所の運営、児童館における活動及びこれに類する事業)
○医療施設、社会福祉施設等運営事業(病院や社会福祉施設等、福祉サービスに係る助成の運営 及びこれに類する事業)
(例)・老人ホーム、託児所、保育所、病院等の運営費・ホームヘルパー・福祉サービスに携わる 職員の人件費・育児講習会の開催 等
環境維持・保全・向上事業 地域の自然環境等の維持・保全 及び向上を図る事業
○情報提供・発信事業(環境保全 PR 及びこれに類する事業)
○環境維持・改善事業(ゴミ収集及びゴミの減量化事業、道路・河川環境の維持・保全、動植物 保護及びこれに類する事業)
○地域森林整備事業(植林・間伐等の森林整備、森林の取得及びこれに類する事業)
○景観整備事業(都市環境設計及びこれに類する事業)
○公害防止事業(土壌汚染状況調査、地域環境影響評価及びこれに類する事業)
○リサイクル推進事業(廃棄物利用モデル構築及びこれに類する事業)
(例)・河川、海などの汚染調査・希少動植物の保護、管理 等 生活利便性向上事業
地域住民の生活利便性向上に資 する事業
○情報提供・発信事業(各種住民サービスのオンライン提供及びこれに類する事業)
○住民参加活動支援事業(NPO 等、コミュニティ活動の拠点づくり、町内会活動支援、ボランティ ア活動支援及びこれに類する事業)
○地域内移動網運営事業(域内巡回バス停の運行、駐輪対策及びこれに類する事業)
○広域行政活動促進事業(広域行政促進のための調査研究、戦略策定及びこれに類する事業)
○公共用施設利用促進活動支援事業(港湾、空港等の施設の利用促進活動、利用促進のための戦 略策定及びこれに類する事業)
(例)・地域巡回バス運行事業・地域生活情報提供ホームページ作成 等 人材育成事業
地域の人材育成に資する事業
○情報提供・発信事業(各種研修の情報提供及びこれに類する事業)
○能力涵養事業(各種研修会開催、専門学校、大学等への進学や留学、研修機関における研修の 受講のための奨励制度の設置及びこれに類する事業)
○能力涵養施設等運営事業(研修施設等の運営及びこれに類する事業)
○国際交流事業(姉妹都市との交流会開催及びこれに類する事業)
(例)・国際シンポジウム、技術展示会、先進技術研修会の開催・地元大学進学のための奨励 等