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HOL14: Microsoft Office Excel 2007 の ブラウザと Web サービス対応

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HOL14:

Microsoft Office Excel 2007 の

ブラウザと Web サービス対応

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Microsoft Office Excel 2007 のブラウザと Web サービス対応

Exercise 1:

ポータルへの発行とスプレッドシートの使用

Microsoft Office Server Excel Service は 2007 Microsoft Office system のサーバーとして提供されま す。サイトの管理者が信頼したサイトであれば、特別な設定を行うことなく、スプレッドシートを発行すること ができます。 今回の演習環境では、サイト内のすべてを信頼済みとして設定してあります。 発行されたスプレッドシートはブラウザでアクセスすることでデータを表示し、その機能を利用することが できます。 ここではまず、Excel 2007 でスプレッドシートを開き、ビジネスロジックを追加します。その後、Microsoft Office system のサーバー サイトに発行します。次に、発行されたスプレッドシートがブラウザでどのよう に表示され、機能するかを確認します。最後に、[Excel Web Access] Web パーツを使用してスプレッドシー トを公開し、[フィルタ] Web パーツとのリンクを行います。

既存のスプレッドシートを Microsoft Office Excel 2007 で開き、ビジネスロジック (単純なもの) を追 加します。Microsoft Office system サーバー サイトに発行し、どのように機能するかを確認します。

1. 以下の情報を元に O12ServerJA にログインします。  ユーザー名 : Administrator

 パスワード : Password!  ログオン先 : LITWAREINC

2. [スタート] メニューから [すべてのプログラム] – [Microsoft Office] – [Microsoft Office Excel 2007] をクリックします。 3. [Office ボタン] をクリックし、[開く] をクリックします。 [C:\2007ReleaseLabs\Lab10-ExcelCalcWithServer\ MyModelRTM.xlsx] を開きます。 4. [Sheet2] を選択します。 後で Excel Web アクセスを試した際、同じ表とグラフが使用できることを確認するため、表とグ ラフの内容を簡単に確認します。

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HOL14:Microsoft Office Excel 2007 のブラウザと Web サービス対応 5. [Sheet1] を選択します。 簡単なビジネスロジックとして、単純な計算式を定義します。 セル A1 に「10」と入力し、セル A2 に「=2*A1」と入力します。 6. セル A2 を [太字] に設定します。 7. セル A1 名前の定義をします。 セル A1 を選択し、[A1] と表示されている [名前ボックス] をクリックし、「MyParam」と入力し て、[Enter] キーを押します。

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3 10. [ファイル名] ボックスに「http://O12ServerJA/」と入力し [Enter] キーを押します。 [ドキュメント センター] – [ドキュメント] をダブルクリックして開きます (この時点ではまだ保存 しないでください)。 [Excel Services のオプション] ボタンをクリックします。 11. [表示] タブのドロップダウンリストで [シート] を選択し、[Sheet3] のチェックを外して、 [Sheet1] と [Sheet2] チェックボックスだけがオンにします。

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HOL14:Microsoft Office Excel 2007 のブラウザと Web サービス対応

12. [パラメータ] タブをクリックし、[追加] をクリックします。 [MyParam] をパラメータとして選択し、[OK] をクリックします。

13. [Excel Services のオプション] で [OK] をクリックします。

14. [名前を付けて保存] で [Excel Services で開く] が選択されていることを確認し、[保存] をクリ ックします。SharePoint Server 2007 のドキュメント管理機能により、自動的にチェックアウトさ れたことを確認するためのダイアログ ボックスが表示された場合、[OK] をクリックします。また、 オフライン編集のダイアログボックスが表示された場合、[OK] をクリックします。 15. ブラウザでフォームが表示されます(表示されるまで数分かかる場合があります)。 右ペイン (作業ウィンドウ) の [MyParam] ボックスに数字を入力し、[適用] をクリックします。 [MyParam] セル (セル A1) に入力した値が設定され、定義した計算式が実行されます。

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5 16. 下方にある [Sheet2] をクリックします。 作業ウィンドウを非表示にするには、作業ウィンドウとシートの境界にあるバーの黒い三角をク リックします。 17. [Quantity] フィールドの▼をクリックし、ドロップダウンリストから [数値フィルタ] – [指定の値よ り大きい] をクリックし、「100」を入力し、[OK] をクリックします。 表だけでなくグラフもフィルタされて表示されます。

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HOL14:Microsoft Office Excel 2007 のブラウザと Web サービス対応

18. ブラウザと Excel 2007 を閉じます。この際、SharePoint Server 2007 のドキュメント管理機能 により、自動的にチェックアウトされたことを確認するためのダイアログ ボックスが表示された 場合、[OK] をクリックします。また、繰り返し演習を行った場合、チェックインを行うためのダイ アログ ボックスが表示されます。マイナー バージョンとしてチェックインを行ってください。

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前の演習ではブラウザの全画面にスプレッドシートが表示されました。ここでは [Excel Web Access] Web パーツ内でスプレッドシートを表示します。この機能は Web パーツを使用可能なすべてのペー ジで使用できます。ここでは、[レポート センター] に [ダッシュボード] を作成し、[フィルタの選択] Web パーツとリンクします。

1. InternetExplorer で「http://O12ServerJA」を開き、左上の [レポート] タブをクリックします。

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3. [ファイル名] と [ページタイトル] に 「Excel Web Access」 と入力し、[ダッシュボード レイアウ ト] で [1 列の縦型レイアウト] を選択し、[主要業績評価指標] で [このダッシュボードに KPI リストを追加しない] を選択し、[OK] をクリックします。

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4. 作成した [Excel Web Access] ページが表示されます。

もうひとつブラウザを起動し、「http://O12ServerJA」を開き、[ドキュメント センター] をクリック し、[サイト階層] から [ドキュメント] リンクをクリックします。

5. 前の演習で作成した [MyModelRTM] が保存されています。

[名前] ボックスの [MyModelRTM] を右クリックし、[ショート カットのコピー] をクリックします。 このブラウザを閉じます。

6. [Excel Web Access] Web パーツ内の [ツール ウィンドウを開くには、ここをクリックしてくださ い。] リンクをクリックします。

右側の [作業ウィンドウ] で [表示するブック] ボックス内を右クリックし、[貼り付け] をクリック します。

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7. その他の設定は既定のままで [OK] をクリックします。 8. スプレッドシートが Web パーツ内に表示されます。

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[フィルタ] Web パーツは、手動、または、自動的に Web パーツのコンテンツを制御します。例えば、 [現在のユーザーによるフィルタ] は他の Web パーツをそのユーザーのビューに変更します。また、 他のシナリオとして、SQL Analysis Services にアクセスし、データウェアハウスのデータを表示する スプレッドシートと KPI を表示する Web パーツがあった場合、[フィルタ] Web パーツによって、両 方の Web パーツを同時に制御することが可能です。

ここでは、フィルタの値を選択肢から選択する [フィルタ] Web パーツを使用して、選択された値が [Excel Web Access] Web パーツに適用され、スプレッドシートが更新されるようにします。

1. 上部にある [ページの編集] ボタンをクリックします。

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HOL14:Microsoft Office Excel 2007 のブラウザと Web サービス対応

3. [Web パーツの追加 – Web ページ ダイアログ] で、[フィルタの選択] チェックボックスをオン にし、[追加] をクリックします。

4. 追加された [フィルタの選択] Web パーツ内の [ツールウィンドウを開く] リンクをクリックしま す。

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13 5. [フィルタの選択] 作業ウィンドウで、[フィルタ名] ボックスに「Excel Param」、[値 1 値 2 値 3; 説明 3] が表示されている [選択肢の入力] ボックスに、「10;<改行>20;<改行>30;」と入力しま す。 <改行>の部分は [Enter] キーを押して改行を入力します。 6. その他は既定値のまま [OK] をクリックします。

7. [フィルタ : Excel Param] Web パーツの [編集] をクリックし、[接続] – [フィルタ値の送信先] – [Excel Web Access – MyModelRTM] をクリックします。

8. [接続の選択 – Web ページ ダイアログ] の [1.接続の選択] タブの [接続の種類] ボックスで [フィルタ値の取得元] が選択されていることを確認します。

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HOL14:Microsoft Office Excel 2007 のブラウザと Web サービス対応 ブラウザの [ポップアップ ブロック] が有効になっていると、このダイアログ ボックスは表示さ れません。ポップ アップを許可してください。 9. [接続の選択 – Web ページ ダイアログ] の [2.接続の構成] タブの [フィルタされたパラメー タ] ボックスで [MyParam] が選択されていることを確認し、[完了] をクリックします。 10. [アイテムの編集] ページに戻ります。 [編集を保存して終了] ボタンをクリックします。 11. [フィルタ] 領域の [Excel Param] ボックス右の [参照] ボタンをクリックし、[フィルタ値の選択 -- Web ページ ダイアログ] で適当な値を選択し、[OK] をクリックします。

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12. [フィルタの適用] リンクをクリックすると、スプレッドシートの内容が選択した値で更新されま す。

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HOL14:Microsoft Office Excel 2007 のブラウザと Web サービス対応

Exercise 2:

Excel Web サービスを使用してカスタムアプリケーションを

作成する

ここでは、すでにサーバーに発行したスプレッドシートにアクセスし、そのスプレッドシートのスナップシ ョットを取得します(実際のサーバー上のファイルへのアクセス許可は不要です)。 スナップショットはサーバー上で Excel サービスによって開かれ、計算式が実行された Excel ファイ ルのコピーです。スナップショットは作成者によって発行されたと考えられるファイルの一部が含まれま す。つまり、書式や値は含まれますが、計算式や外部データ接続などは含まれません。Excel サービス はサーバー上でファイルを開き、データソースを更新し、すべての計算式を実行します。そしてそれらの 値と書式のみを送信するのです。これをスナップショットと呼びます。 サーバー上のスプレッドシートのパス、シートの名前、セルの名前、セルの値の 4 つの引数を持つコ ンソールアプリケーションを作成します。このプログラムは Excel Web サービス を使用してスプレッ ドシートを開き、セルに値を設定し、結果をスナップショットとして取得します。そして stdout を使用し て取得データを書き込むことで、新しいスナップショットのファイルを作成します。

1. [スタート] メニュー [すべてのプログラム] – [Microsoft Visual Studio 2005] - [Microsoft Visual Studio 2005] をクリックします。 2. [ファイル] メニューから [新規作成] - [プロジェクト] をクリックします。 3. [プロジェクトの種類] で [Visual C#] – [Windows] を選択し、[テンプレート] で [コンソール ア プリケーション] を選択します。 4. [プロジェクト名] に「GetSnapshot」 と入力し、[場所] に [C:\2007ReleaseLabs\Lab10-ExcelCalcWithServer] を指定して、[OK] をクリックします。

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5. Excel Web サービスへの Web 参照を追加します。

[プロジェクト] – [Web 参照の追加] をクリックし、[URL] ボックスに

「http://O12ServerJA/_vti_bin/ExcelService.asmx」 と入力して、[移動] ボタンをクリックします。 WSDL の説明ページが表示されます。[Web 参照名] に「LitExcel」と入力し、[Web 参照の追 加] をクリックします。

6. コードエディタ最上部の using ステートメントの記述に「using GetSnapshot.LitExcel;」と「using System.IO;」の 2 行を追加します。 これから記述するコードは細かく分けると 7 つのセクションになります。1 つ目は、コマンドライン引 数の数を指定します。2 つ目は、Web サービスのプロキシ クラスのインスタンス化と初期化です。3 つ目は、ワークブックを開きます。4 つ目は、セルに値を設定します。5 つ目は、新しい値で計算した ワークブックのスナップショットを取得します。6 つ目は、サーバー上のワークブックを閉じます。7 つ 目は、新しいワークブックとしてスナップ ショットを保存します。 1. まずはコマンドライン引数の数の指定です。Main メソッドのカッコ (“{”) の後にカーソルを移動 し、[Enter] キーを押して、新しい行を作成します。そこに以下のコードを記述します。

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HOL14:Microsoft Office Excel 2007 のブラウザと Web サービス対応 i f ( a r g s . Le n g t h < 4 ) { C o n s o l e . E r r o r . W r i t e L i n e ( " パ ラ メ ー タ の 数 が 違 い ま す " ) ; r e tu r n ; } S ta tu s [ ] s ta tu s ; 2. Web サービスのプロキシ クラスのインスタンス化と初期化を行います。次の行に以下のコード を追加します。 E x c e l S e r v i c e x l S r v = n e w Ex c e l S e r v i c e ( ) ; x l S r v . C r e d e n t i a l s = S y s t e m . N e t. C r e d e n ti a l C a c h e . D e f a u l t C r e d e n t i a l s ; 3. Web サービス上の OpenWorkbook メソッドを使用して、ワークブックを開きます。次の行に以 下のコードを追加します。 s tr i n g s e s s i o n Id = x l S r v . O p e n W o r k b o o k ( a r g s [ 0 ] , " ja - J P " , " ja - J P " , o u t s t a t u s ) ; 4. Web サービス上の SetCellA1 メソッドを使用して、コマンドライン引数で指定されたセルの値を 設定します。 s ta t u s = x l S r v . S e t C e l l A1 ( s e s s i o n Id , a r g s [ 1 ] , a r g s [ 2 ] , a r g s [ 3 ] ) ; 5. Web サービス上の GetWorkbook メソッドを使用して、サーバー上で計算処理が完了したワー クブックのスナップショットを取得します。 b y t e [ ] w b = x l S r v . G e t W o r k b o o k ( s e s s i o n I d , W o r k b o o k T y p e . F u l l S n a p s h o t , o u t s t a t u s ) ; 6. Web サービス上の CloseWorkbook メソッドを使用して、サーバー上のワークブックを閉じてセ ッションを終了します。 s ta t u s = x l S r v . C l o s e W o r k b o o k ( s e s s i o n I d ) ; 7. 最後に stdout を使用してスナップショットをコマンドライン引数で指定されたファイルに書き出 します。 B i n a r y W r i te r b w r = n e w B i n a r y W r i te r ( C o n s o l e . O p e n S t a n d a r d O u t p u t ( ) ) ;

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19 左下の [出力] ウィンドウにビルドが成功したことを表すメッセージが表示されると完了です。 作成したアプリケーションを使用し、既に発行されているスプレッドシートにアクセスし、MyParam パ ラメータを使用して値を設定し、スナップショットをローカルのファイルに保存します。 1. [コマンド プロンプト] を起動します。 2. 次のコマンドを入力し、カレント フォルダを移動します。 「cd C:\2007ReleaseLabs\Lab10-ExcelCalcWithServer\GetSnapshot\GetSnapshot \bin\Debug」 コマンドを入力する際、「cd \20」まで入力したら [Tab] キーを押すことで [2007ReleaseLabs] が 自 動 的 に 入 力 さ れ ま す 。 そ の 後 、 続 け て 「 \Lab10 」 と 入 力 し た ら [Tab] キ ー を 押 し て [Lab10-ExcelCalcWithServer] を自動入力させます。これを繰り返すことで入力作業を短縮でき ます。 3. 次のコマンドを入力して、アプリケーションを実行します。 「GetSnapshot.exe http://O12ServerJA/Docs/Documents/MyModelRTM.xlsx Sheet1 MyParam 30 > snap.xlsx」

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HOL14:Microsoft Office Excel 2007 のブラウザと Web サービス対応 4. [Windows エクスプローラ] を起動し、 [C:\2007ReleaseLabs\Lab10-ExcelCalcWithServer\GetSnapshot\GetSnapshot\bin\Debug \snap.xlsx] ファイルをダブルクリックします。 5. セル A2 に、計算結果である [60] が表示され、セルには計算式が設定されていないことを確 認します。

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