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東日本大震災を考える

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Academic year: 2021

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コラム

田中 純一 先生(人間社会学域 法学類)

「東日本大震災を考える」

平成23年12月5日〜 中央図書館で展示中

教員から教員へ,リレー形式で続いている教員おすすめ図書コーナーは,今回で第10回を迎えました。

今回バトンを受け取ってくださったのは,法学類の田中純一先生です。

3月11日以降,東日本大震災の被災地には10回 以上訪れています。学生の皆さんの中には被災地 の状況に高い関心を持っている人も少なくないこ とでしょう。このタイミングで,この原稿を書く にあたり,私に期待されているのは災害復興や被 災地支援などに関する書籍を紹介することだろう と判断し,一連の書籍を紹介することにしました。

紹介したものはほとんどが内容的に一般向けの 読みやすいものですが,被災地復興を考える上で 重要な論点を提示するものばかりです。

本学の震災復興研究のための学習・教育環境は まだまだ十分とは言えません。しかし,東日本大 震災を機に,復興に向けた法制度,支援制度,災 害ボランティア/NPO 活動,災害時要援護者支援 などこれらを含めた災害復興研究に興味・関心を 持ち始めた学生が増えているようですので,今後 図書館と協力しながら,この分野の資料の充実も 図っていくつもりです。

災害復興関連では研究室にも数多くの論文や資 料があります。図書館で見つからない場合はぜひ 研究室に遊びに来てください。

12月5日に除 幕 式 を 行い,田中先生にご出 席いただきました。田 中先生は「能登・金沢 足湯隊」の代表として,

陸前高田市広田地区で の活動を続けていらっ しゃいます。

この活動には本学の学生も多く参加しており,除 幕式では,その取り組みの様子についてもお聞かせ頂 きました。今回の展示では,新聞に掲載された記事 も併せて展示しています。皆様どうぞご覧ください。

ハートマーク ! ビューイング

12月9日,金沢大学附属図書館シンポジウムに併せて,東北地方太平洋沖 地震復興支援活動「ハートマーク ! ビューイング」を中央図書館ブックラウ ンジで開催しました。この活動は,本シンポジウム講師の日比野克彦氏(アー ティスト・東京藝術大学教授)が中心となり,被災地を思う気持ちを ! とい う形に込め,ハートマークをつなげて作った大きな布で東北を飾ろう,とい

う趣旨で行っているものです。当日は,たくさんの方に参加して頂き,心のこもったハートマークが64 枚出来ました。250㎝四方につなげられた大きなハートマークは,金沢大学附属図書館 ⇒ ハートマー クの拠点(東京)⇒ 被災地でハートマーク出現 となり,被災地と金沢大学附属図書館がハートマーク を通してつながっていきます。

書名(著者,出版事項)

1 キャッシュ・フォー・ワーク:震災復興の新しいしくみ 永松伸吾著,岩波書店,2011.9

2 住宅復興とコミュニティ

塩崎賢明著,日本経済評論社,2009.6 3 大震災15年と復興の備え

塩崎賢明[ほか]編,かもがわ出版(発売),2010.4 4 漂流被災者:「人間復興」のための提言

山中茂樹著,河出書房新社,2011.7

5 ためされた地方自治:原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年 山秋真著,桂書房,2007.5

6 災害ボランティアの心構え

村井雅清著,ソフトバンククリエイティブ,2011.6 7 論:被災からの再生

関西学院大学災害復興制度研究所編,関西学院大学出版会,2006.12 8 「フクシマ」論:原子力ムラはなぜ生まれたのか

開沼博著,青土社,2011.6

金大生のための読書案内−教員から学生へ

第10回

お薦め図書紹介文の全文は,展示コーナーの他に,図書 館 Web サイトの次のページでもご覧いただけます。

http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp/portal/osusume/1110tanaka.html

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参照

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