6.1 動作速度
3
回路と寄生素子1
• レイアウトに起因する寄生素子のモデル化
Vi Vo V2 RL CL Vi Vo V2 VDD Vi Rln Vo V2 Cln Rpoly Rpoly Rpoly Rpoly Rs Rs Rs Rs Rd Rd Rd Rd Cdb Cdb Cdb Cdb Csb Csb Csb Csb Cgs Cgs Cgs Cgs Cgd Cgd Cgd Cgd Cgb Cgb Cgb Cgb 寄生素子を含む 簡易モデル 寄生素子を含む 詳細モデル (CADツールで自 動作成できる) インバータ 配線 インバータ インバ ータ 配線とイ ンバータ インバ ータ回路と寄生素子2
• RC回路の過渡応答
– 集積回路内部の
配線は
RとCでモデル化される(Lは
配線長で決まる、
R, Cは、配線長と幅で決まる)
– 特に高周波の場合には、L成分も考慮
0 VDD V2 I R C V2 time const = RC 0 VDD V2 C R I VC V2 VDD time const = RC5
時定数は何を表しているか
• 時定数が大きいほど論理回路の立上りと立下りが遅くなる
• 多くの場合、寄生素子のCとRが悪さをする
C R te
VDD
t
V
(
)
2 time V2 t = 0 VDDC
R
VDD
dt
t
dV
t
0 2(
)
接線の傾き (電気回路の復習) RC RC 時定数(s)6.1.2 抵抗の評価
7
寄生抵抗の発生場所
• 金属配線層(層毎に配線の厚さが異なるので
シート抵抗も異なることに注意)
• VIAコンタクト
• ポリシリコン配線(n型とp型でRslが異なる)
• 不純物拡散層(n型とp型でRslが異なる)
• コンタクト(半導体と金属間の接触抵抗)
2層目Metal 絶縁体 VIA 1層目Metal 配線層の断面 poly-Si 1層目Metal contact n+ p-well n+抵抗率による抵抗の計算法
L
W
t
t
W
L
R
(6.1.1)
(m): 抵抗率(材料定数)
•金属配線
厚さ
t が解る場合は、(6.1.1)式で、抵抗Rを計算
•半導体
ρは不純物濃度に依存する(次頁)。加えて、不純物濃度
9
シリコンの抵抗率
• 不純物量によるシリコンの抵抗率の変化
) A/m ( ) Ωm ( ) V/m ( J 2 E
単結晶シリコンの抵抗率
ρ
は、ドナーまたはアクセプタ
不純物濃度で決まる。この
関係を示したグラフを
Irvin
のカーブ(右図)と呼ぶ。
t Current Flux J W L Electric Field E金属の抵抗率
• 金属の抵抗率は材料で決まる
• AlかCuが使用されている
配線材料 Al Cu 抵抗率 3.3 cm 2.23 cm 0.2m Cu多層配線 (出典:IBM))
A/m
(
)
(
)
V/m
(
m
J
2E
※ Cu配線は抵抗率が小さく、最大電流密度も大きいという利点があ るが、製造工程は複雑になる11
シート抵抗による計算法
L
W
t
W
L
R
W
L
t
R
S(6.1.2)
R
S(/□): シート抵抗
•R
Sの値を半導体メーカから与えられれば、レイアウトから
L/W を求めて、式(6.1.2)から抵抗Rを計算
•R
Sは、厚さ
t を含むので材料定数ではないが、金属でも半
導体でも
Rが計算できるので、集積回路設計では、
抵抗率
ρよりもシート抵抗R
Sを用いる
シート抵抗の測定
L
W
S SR
W
L
R
R
L = W のとき
(注) シート抵抗
R
Sは、抵抗(
Ω)の次元を持つが、通常の
抵抗値とは意味が異なるので、(Ω/□)と表記されることが
上
正方形のレイアウトを描いて、
両端の抵抗値Rを測定する。
13
各部のシート抵抗の例
• 2入力NANDのレイアウト中の寄生抵抗の例
A B Z VDD VSS M1 M2 M3 M4 poly-Si: M2,M3の ゲート配線に使用 Rs = 10~ 40(/□) poly-Si: M2,M3の ゲート配線に使用 Rs = 10~ 30(/□) A B Z VDD VSS n+拡散: M1,M2 の接続に使用 Rs = 100~ 130(/□) poly-Si: M1,M4の ゲート配線に使用 Rs = 10~ 40(/□) 第1層Al Rs = 50~ 100(m/□)6.1.3 容量の評価
15
MOSFET内部の容量
界面ポテンシャル : 物の濃度 :チャネルドープ不純 ): 空乏層容量(※ ): ※ オーバラップ容量( 酸化膜容量 /Si SiO 2 2 . 3 2 1 . 2 1 ) ( : . 1 2 2 0 2 0 S A S SiO A OX OV OX SiO OX OX OV N qN Cd C W L Cgdo Cgso t C C W L L Cgc
L LOV/2 LOV/2 p n+ n+ poly tOX Cgso Cgc Cgdo Cd Depletion Layer ※1 オーバラップ容量は、ゲート電極とソース/ ドレインが少し重なっていることにより生じる ※2 φsは、Vgsに依存するので、直流バイアス によってCd は変化するMOSFETの電極間寄生容量の定義
Cgc, Cgso, Cgdo, Cd は、MOSFETの内部構造に関係し
ているので、回路図上では表現しにくい。このため、等
価な電極間容量
Cgs(V), Cgd(V), Cgb(V)
が使用される。
Cgs Cgd Cgb B D S G Cgs Cgd Cgb B D S G17
電極間寄生容量の計算(1)
(1)カットオフ領域:
V
gsn< V
tn0 L LOV/2 LOV/2 p n+ n+ poly tOX Cgso CM Cgdo Depletion Layer VGS VDS ID 飽和領域 VDS=VGS-VT 線形領域 (非飽和領域) カットオフ領域カットオフ領域では、チャネルが発生しない
Cd C Cd C C C C W L C C W L C OX OX M gb OX OV gd OX OV gs 2 2オーバラップ容量
酸化膜容量と空乏層容量が直列
S
D
電極間寄生容量の計算(2)
(2)線形領域:
V
gsn- V
tn0> V
dsn L LOV/2 LOV/2 p n+ n+ poly tOX Cgso Cgc Cgdo Cd Depletion Layerチャネルがソース
-ドレイン間全面に発生
) ( 2 1 2 2 C C C L W C L L W C C gc OV OX OV OX gso gd gs但し、
Vgsnが大きいとき、
Cd≒0
S
D
S COX Cd B G19
電極間寄生容量の計算(3)
(3)飽和領域:
V
gsn- V
tn0< V
dsn L LOV/2 LOV/2 p n+ n+ poly tOX Cgso Cgc Cgdo Cd Depletion Layer•ソースに3/2Cgcを接続
•ドレインにはCgcは殆ど
接続されないので無視
S
D
0 2 ) ( 3 2 2 3 2 gb OX OV gdo gd OX OV OX OV gc gso gs C C W L C C C W L L C W L C C CPN接合容量
b c p-Si (NA) n+ (ND)pn接合は容量として働く。
単位面積あたりの容量は、
) / 1 ( 1 ) ( 2 0 B pn D A B D A Si jo V N N N N q C
(5.1.4)
(5.1.4) 実測 Capacitance jo j jb
c
b
c
x
C
C
{
2
(
)
}
左図の全接合容量は、
※ 実際には底面と側面のCjoは 異なる(教科書p.94表4.5参照)x
j21
PN接合容量の削減方法
接合容量は、トランジスタに対して負荷容量として働く
ので、なるべくソースやドレインの面積は小さくする。
p n+ Poly n+ p n+ Poly n+ Al Al Al p n+ Poly n+ n+ Poly Al Al A B Z VDD VSS D S A B D SAl配線を無くしてn+拡散層で接続
接合容量が大きい
接合容量が小さい
PN接合容量を削減したレイアウト例
GND VDD W X CN Y Metal-1 Metal-1 GND Y X W M2のソース M1のドレイン ドレイン、ソースの寄生 容量CNを削減して充 放電時間を短縮23
配線容量
l
t
w
t
OXC
lnSi(Substrate or Well)
SiO
2(Field Oxide)
Al
線容量 単位面積当たりの配 : 0 of of OX OX ln C C l w t l w C
数値例
Metal-1
100m
0.5m
fF 20 mm 1 . 0 fF/mm 200 Ω 20 μm 5 . 0 μm 100 mΩ 100 ln ln C R 抵抗 容量実際の配線容量
Si substrate Metal-1 Metal-2 Metal-3 Cww Cww Cww Cww Cpp Cf Cww: 配線間容量 Cs : 基板間容量 Cs = Cpp + Cf Cpp : 平行平板容量 Cf : フリンジ容量 実際の配線容量の計 算は複雑だが、CAD ツールによりレイアウ トデータから自動算 出される。25
配線のモデル
配線抵抗 配線容量 配線インダクタンス正確な遅延時間を計算するためには、配線の寄生抵抗、寄
生容量、寄生インダクタを考慮する必要がある。
データBUS、クロックライン、メモリのWord線, Bit線(集積回路第2で扱う)のような 長い配線に多くの回路が接続されている場合は、このようなラダー型のモデルが 使用される。 RC配線モデル Lを考慮した配線モデル(高周波)配線の高性能化
• 高性能な配線とは?
– 配線の寄生容量が小さい(高速動作に必要)
– 同じ太さで多くの電流が流せる(故障率を下げるために必要)
• 配線の寄生容量を小さくするためには?
– アーキテクチャとレイアウトの工夫により配線を短くする(設計者)
– 抵抗率の小さい配線材料を用いて配線を細くする(半導体メーカ)
– 誘電率の小さい絶縁材料を使用する(半導体メーカ)
絶縁材料 SOG MSQ HSQ Teflon 配線材料 Al Cu 抵抗率 3.3cm 2.23cm 主な配線材料と絶縁材料の特性 0.25mテクノロジまでは、Alと SiO2(r = 4)が使用されていた。 Cuは製造工程が複雑。 Low-k 材料 ( =4より小さい材料)寄生素子のまとめ
• MOSFET内部の寄生素子
– MOSFETのデバイスモデルに含まれているので、MOSFETの寸法(L, W, ド レイン面積、ソース面積などを与えると)、自動的に回路シミュレーションに反 映される• 配線の寄生素子
– 分布定数素子として働くため、手動で寄生R, Cを見積もるか、寄生素子抽出 ツールを使って、配線の等価回路を作成しないと、回路シミュレーションには 反映されない 27 MOSFET内部 配線 配線6.1.4
CMOS回路の過渡応答特性
寄生
RCによる伝搬遅延時間の発生
メカニズム
29
寄生
RCの波形への影響
CL VDD ON OFF Vi 充電 Q Cdb, Cln, Cgsをま とめてCLとする L O C Q V 電荷
Qの充放電には、時間がかかるので、
CLが大きいほど、立上り時間 t
rと立下り
時間
t
fが長くなる。
CL VDD ON OFF Vi 放電 Q (配線の寄生抵抗 は小さいので無視 した) Cln Cdb Cg VDD Vi Vo Cgs立上り時間と立下り時間の定義
Vin
Vout
time
time
VDD/2 VDD/2 VDD VDD 出力波形 入力波形インバータの過渡応答波形
立上り時間
立下り時間
:
:
ft
t
0.1VDD 0.9VDD31
ゲートの伝播遅延時間の定義
2
dr df dt
t
t
Vin
Vout
time
time
VDD/2 VDD/2 VDD VDD tdf tdr平均遅延時間
ゲートをN段接続すると:
1 2 3 N td1 td2 td3 tdN
N n d totalt
nt
1全遅延時間
※ 配線による遅延は考慮していない。 回路に含まれるゲートの段数が小さいほど 回路の遅延時間は短い。しかし、段数を小 さくしようとするとファンアウト数(後述)が大 きくなることが多い。 出力波形 入力波形インバータの過渡応答波形
多段ゲートの遅延時間
CL VDD CL V1 V2 V3t
dr1t
df1time
V
1V
2V
31段目で発生した立ち上がり、立ち
下がり時間により、
2段目の入力電
圧が、閾値を通過するまでに時間
が必要となる
1段目のインバータによる遅延時間time
time
33
(参考)
Spikeの発生
time Vi Vo timeMOSFETの寄生容量により
図のようなヒゲが発生するこ
とが多い。出力ピンなど長い
配線があるとインダクタンス
として働き、誘導起電力が発
生することがあるので、注意
が必要。
Vi Vo=0 (t=0) VDD -q VDD Cgd t=0 Cgdに蓄積した電荷q が、瞬時には動けな いので、一瞬 Vo=Vi+VDD=2VDD となる Vi Vo=VDD (t=0) VDD q VDD Cgd t=0• Clock Feedthrough現象
スイッチング時の
MOSFETの状態
X1 X2 X3 X4 X5 X6 Vdsn ID Vdsp p-ch n-ch 入力立上り (n-ch OFF / p-ch ON) (n-ch ON / p-ch OFF) Vgsn=VDD Vgsp=0 VDD OFF Vi 放電 Q 状態 X1 X2,X3 X4,X5 X6入力を立ち上げた場合の動作モードの移動
35
出力立下り特性
状態の変化
n-ch MOSFETの電流
式
出力電圧式
X1→X2
(カットオフ
-飽和)
瞬間的に移動
(途中で貫通電流)
VDD一定
X2→X3→X4
(飽和モード)
X4→X5→X6
(線形モード)
2 0) ( 2 tn n VDDV } 2 1 ) {( tn0 o o2 n VDD V V V VDD t V VDD CL tn n 2 0) ( 2 1 } ) ( exp{ ) ( 2 0 0 t V VDD C V VDD tn L n tn ※ 途中の計算は、別紙プリント(CMOSインバータの波形解析)を参照立下り時間と立上り時間の計算
Vo time 0 t2 t4 t6 X1X2 X3 X4 X5 0.9VDD 0.1VDDt
f1t
f2t
r1t
r2出力波形の概要(正確には
X4で折れ曲がらないので注意)
)} 1 . 0 2 9 . 1 ln( 2 1 1 . 0 { ) ( 2 0 0 2 1 VDD V VDD V VDD VDD V V VDD C t t t L tn tn f f f (5.1.5)37
立上り時間と立下り時間の短縮
• 立上がり時間と立下り時間を短くするための条件
• (復習)雑音余裕度がHigh, Lowで等しくなる条件
負荷容量
CL
小
n/por W
n/p/L
n/p大
電源電圧
VDD
大
p n tp tnV
V
|
0|
0 n p p p n n p p OX p p n n OX n n L W L W L W C L W C , より【参考】実際には、
CLも(W/L)に依存し
ているので、大きい
β
nと小さい
CLを両
立できない。より詳しい解析によると、
n p p p n n L W L W のとき、
t
r, t
fが等しい
演習6.1.1
(1) スライド23の配線の数値例から、この配線のRC時定数(s)と、遮断周波数(Hz) を求めよ (2) スライド30のような電圧波形に対し、n-ch MOSFETとp-ch MOSFETのそれぞ れに流れる電流Idsn, Idsp は、どのような波形となることが予想されるか。理由も 説明せよ (3) スライド36の式より、負荷容量CL=0のとき、tr = tf =0 となることが予想されるが 実際に出力端子に何も接続しないで測定またはシミュレーションをすると、tr, tf ともにゼロ(s)とはならない。どのような原因が予想されるか (4) インバータの立ち上がり遅延時間がtdr, 立ち下がり遅延時間がtdfのとき下記の 回路(リングオシレータ)の出力波形Voutの周期(s)を示せ(入力信号はない)。こ の回路は、ゲートの平均遅延時間の測定にも用いられる。なお、出力端子につ ながっているバッファは、遅延を起こすだけで波形には殆ど影響しないことに注 意せよ。このインバータは、周波数を測定する際に、計測器を繋いだことによる 発振周波数への影響を防ぐためのインピーダンスバッファとして使用している。39
ゲートの最高動作周波数の見積り
• ゲートの最高動作周波数
• 計算例
T
min= t
r+ t
fよりも周期が短くなると出力の振幅が
小さくなるので、入力の周期を短く出来ない
ゲートの最大動作周波数
1
1
(
)
min maxHz
t
t
T
f
f r
p n p n L p L r n L f tp tn C VDD f VDD C t VDD C t VDD V VDD V 70 . 3 70 . 3 70 . 3 2 . 0 , 2 . 0 max 0 0 のとき、 time Vi Vo 0.9VDD 0.1VDD Tmin timeT
minの定義
(5.1.7)ファンアウト数の影響(1)
1 2 3 n INV0 Vi CL INV0 V0 ViINV
0から
見る等価
回路
Vi Vo timeファンアウト数:
n
fo=次段のゲート入力の数
41
ファンアウト数の影響(2)
1 2 3 4 5 6 7 8 nfo td t0ファンアウト数と遅延時間の関係
•
t
0は無負荷での遅延時間
• 実際には、n
foが大きくなると、
配線が長くなるため、
n
foとt
dは、比例の関係ではなくなる
(参考)
論理合成ツールは、遅延時間を
見積もって、仕様を満足する回
路を合成する。この際に使用す
るn
foとt
dの関係式を遅延モデル
と呼ぶ。
遅延時間は、ゲート段数だけでは決定できない。ファンアウト数にも依存している。演習6.1.2
(1) インバータ3段、5段、7段のリングオシレータの回路シミュレ
ーションを行い、それぞれの発振周波数とインバータの平
均遅延時間を求めよ。動作確認のため、シミュレーションに
よる出力波形、回路図、詳細なネットリスト
(Expanded List)
も示すこと。
(2) インバータのファンアウト数を1~4まで変えた時の遅延時
間とファンアウト数の関係をグラフで表せ。動作確認のため
、シミュレーションによる出力波形も示すこと。全てのインバ
ータに配線の寄生容量として
1fFを付加せよ。グラフは、グ
ラフ作成ソフトまたはグラフ用紙を用いて作成すること。
(参考)平均遅延時間の測定回路
43 解析の種類 結果の保存変数 3回目の立ち上がりで2.5Vを通過する時刻を基準点 4回目の立ち上がりで2.5Vを通過するまでの時間を測定 インバータ内部の回路 にもVDDを接続(参考)ファンアウト数の測定回路
V(IN)が立ち上がりで 2.5Vを通過する時刻から V(F1)が立ち下がりで 2.5Vを通過するまでの 時間を測定 ファンアウト数1 の場合ここを測定 ファンアウト数2 の場合ここを測定45
CLを小さくできない場合の対処
• ファンアウトの大きい配線(グローバルな配線など)や外部
出力端子(パッド)は、大きな負荷容量
CLを持つ
– 大きなCLは、小さなトランジスタで高速ドライブすることはできない
– インバータの多段接続により解決される
1 1 1C
u
C
x
C
C
x
C
N L L
1 1 1 1 1 1)
(
d d n n dn n n n nt
u
t
u
u
t
I
u
I
C
u
C
IN OUT C1 C1 CL OUT IN CL uN-1C1 u2C1 u1C1 C1 1 1 1 u u2 u N-1トランジスタのサイズを
u倍にして縦続接続
1I
(インバータの入力容量) (インバータの出力電流)の負荷のとき
(n段目の遅延時間)となる段数
Nの多段接続を行う
u x N ln ln 従って
nI
カスケード・ドライバ
• CL = x・C1の負荷容量をドライブするN段のカス
ケード・ドライバの最適寸法は?
1 1 1 1ln
ln
d d N n dn dt
u
x
u
t
u
N
t
t
全遅延時間
を最小とする
uを求める
・・・
7182
.
2
0
)
ln
1
1
(
ln
ln
1
e
u
u
t
u
x
u
t
d d OUT IN CL uN-1C1 u2C1 u1C1 C1 1 e e2 eN-1自然対数の底
(5.1.8)47
IOバッファ(入力)
VDD/IOVDD GND/IOGND (通常、バッファと内部回路は電 源が分かれているが省略した) チップの構造 電源パッド 電源パッド コア(内部回路) IOパッド IOバッファ+電源リング+パッド(Pad) ・ 入力バッファ=ESD回路 ・ 出力バッファ=カスケード・ドライバIOバッファ(出力)
Pad
Pad Driver (Output Buffer)
特に高速にしたければC1 をドライブするカスケード・ ドライバを用意するとよい IN OUT C1 C1 CL (Wが大きいインバータで パッドの容量と外部配線の 容量CLをドライブ) OUT PAD Pad Driverのレイアウト例 (インバータ1段分) 内部回路(コア) (入力と出力を制御信号で切