• 検索結果がありません。

    「ザ・レディズ・マガジン』(婦人雑誌),1771年から1831年まで

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "    「ザ・レディズ・マガジン』(婦人雑誌),1771年から1831年まで"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

ファ !シコン ・プ ・ク

    「ザ・レディズ・マガジン』(婦人雑誌),1771年から1831年まで

96

The lady s magazine,1771−1831. London, Printed for S. Robinson.47 vols.20.8×12.6cm

〈380.5−L>

Hiler p,520  Colas 1711−1713  Lipp.4565

 本誌は1770年ロンドンで創Fl」され,事実ヒファッション・ブックの創始といわれている。当 時この種の雑誌がそうであったように,本誌も小説,詩,演劇,音楽,王室情報,投書,結婚・

誕生・逝去の告知などを内容とする 種の総合雑誌であったが,発刊当初から月一枚程度の服 飾プレートが挿入され,ファッション・ブックとしての草分けを示めしている。図版も1793年

までは単色の銅版画であったが,(人々は,大抵それに自分で彩色を施した)1800年に入り,目 次に「パリのファッション」と「ロンドンのファッション」という見出しが継続的に掲載され るようになると,流行情報と共に美麗な彩色図版が添付されるようになった。また,このころ になると,創刊号から見られる楽譜や図案などの折り込み頁も少なくなり,これらは新シリー ズになる1820年ごろには全く姿を消した。本誌は1770年より1837年まで続刊されたが,その間,

副題,シリーズ形式などを度々変えており,Hiler及びColasの文献目録でも,副題とその年号,

シリーズ番号と年号などが必ずしも一一致していない。こうして,同名誌が副題をかえて他社か ら刊行されたこともあったとみられる。ここでは本館所蔵のものをもとに,その変遷をたどっ

てみる。

1770−1819年The lady s magazine, or entertaining companion for the fair sex, appro−

  priated solely to their use and amusement. v.1−50. printed for Robinson and Roberts.

  「婦人雑誌,すなわち女性のための楽しい仲間,効用と娯楽を独り占めにした」

1820 1829年 The lady s magazine, or mirror of the belles−1ettres, fashions, fine arts,

  music, drama,&c. A new series. v.1〜12のprinted for the proprietor, published by S.

  Robinson.「婦人雑誌,すなわち文芸,服飾流行,美術、音楽,演劇などの鏡」新シリー

  ズ。

1830−1837年(?)The lady s magazine, or mirror of the belles・lettres, music, fine arts,

  drama, fashions,&c. Improved series. v.1−[P]published by S. Robinson.同改訂シ   リーズ。

 本館には,1771年から1831年までの56冊が所蔵されており,うち1825年から1830年までの8 冊が重複している一方,Hilerの文献目録記載の総刊行年と比較すると,1770,1776,1779−

1780,1782、1801,1814−1815,1817−1822,1832−37年の各巻が欠本となっている。

 『ザ・レディズ・マガジン』という名称は,1731年に月刊誌として刊行されたEdward Cave s gentleman s magazineをまねて名付けられたが,本書が刊行されるまでに,同じ誌名をもつ雑 誌が,次のように幾種類にも及んだ。

一124一

(2)

 The lady s magazine, or monthly intelligencer.1833年

 The lady s magazine, or complate library, by Goldsmith.1738−39年

 The lady s magazine, or universal entertainer, by Jasper Goowill of Oxford Esq.1749−

  53年

 The lady s magazine, or polite companion for the fair sex, by Goldsmith.1759−63年

 また,20世紀に入り,同じくThe lady s magazineという雑誌〈383.135−L>が,1901年の

創刊号から1905年の9.巻まで本館にあるが,これもファッション・ブックというよりも,婦人 誌の類である。なお,ファッション・ブックとして,最も純粋な型をとった初期の刊行物には,

フランスのGallerie des modes(97)とイギリスのGallery of fashion(98)とをあげること ができる。『ギャルリ・デ・モード』は1778年から1788年まで続刊された服飾画集である。図版 は,この分野の著名な作家たちによって描かれ,ルボー夫人の精緻な手彩色が施された,フラ ンス同時代の服飾流行を示しており,これは18世紀における最も華麗で透逸した作品として,

きわめて重要な稀観書に数えられている。本館には,1912年に刊行された原画からの翻刻版

Gallerie des modes costumes frangais dessin6s d apres nature.1778−1787,...全4巻洋

軟入りがある。これには,ルイ16世時代のロココ終末を飾る甘味な服飾画が展開されている。

(平井)

       f. ・{・it・・t・・…/xi・r l!tn l.trtri・,1』t Jl・t・r・iXt〃〆

最新流行の二人の婦人,1775年

               メ 痘/ 〆・一〃〃・…yt,t,,)/ .rノ・〆・

 ! 川〃tSt/i・.弓!!…〃・/1・〃〃・・/・t/t.ll,《〃㌧∵・

  lt 1 x ht〆(,d fi:nt,firtkin 『「 t ア「,    Ji

一125r

参照

関連したドキュメント

はありますが、これまでの 40 人から 35

彩度(P.100) 色の鮮やかさを 0 から 14 程度までの数値で表したもの。色味の

 「世界陸上は今までの競技 人生の中で最も印象に残る大 会になりました。でも、最大の目

従いまして、本来は当社が責任を持って担うべき業務ではあり

真竹は約 120 年ごとに一斉に花を咲かせ、枯れてしまう そうです。昭和 40 年代にこの開花があり、必要な量の竹

関西学院大学社会学部は、1960 年にそれまでの文学部社会学科、社会事業学科が文学部 から独立して創設された。2009 年は創設 50

私たちは、2014 年 9 月の総会で選出された役員として、この 1 年間精一杯務めてまいり

総特に掲げた人員削減目標 (2013 年度までに連結で 7,400 人、 単体で 3,600 人を削減)については、間接業務 3