• 検索結果がありません。

評価委員からの寄稿 評価委員からの寄稿

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "評価委員からの寄稿 評価委員からの寄稿"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

3

私が評価業務に初めて出会ったのは、今から10年ほど前にさかのぼる。学部での教員評 価を Web ベースのシステムでおこなうにあたり、その支援をおこなうというのが当時の 私の主な業務であった。かなり昔のことなので詳しくは覚えていないが、その頃は評価と いうものに特段の思い入れなど全くなく、淡々と業務をこなしていたと記憶している。

そのような私が評価というものを大きく意識するようになったきっかけが、評価担当の 学長補佐として、平成23年度から全学の評価センターの業務に関わったことであった。そ の際の主な役割は、平成25年度に受審することが決まっていた認証評価への対応であった が、事務方と苦労して自己評価書を書いたことは今でもはっきりと憶えている。その後一 時期全学の評価の仕事を離れることもあったが、平成27年度の途中から再度評価センター に関わることになり、第2期の中期目標・中期計画の取りまとめに奔走した。

評価センターでの業務に関わって以来、常に考えていたことは「評価業務とは何か」と いうことである。最初の頃は、各部局から提出された自己評価書を統一のとれたものにま とめ上げるのが評価センターにおける評価業務である、と単純に考えていた。ところが認 証評価の受審を通して、そのような考え方では評価業務を十分に遂行しているとは言えな いのでは、と思い至るようになった。近年の大学における教育・研究は、極めて大きな変 貌を遂げつつある。経済停滞のなかで研究費が伸び悩むにもかかわらず研究内容は高度化 しており、さらにきびしい国際競争にさらされている。また国際競争力の確保等の国家戦 略により、大学教育も大きな変革を受けざるを得なくなっている。このような状況下で、

大学評価の観点は教育・研究の大変革に対応して日々変わっていく。評価業務とは常日頃 から大学評価の動向をリサーチすること、そして新たな評価項目が出現した場合には、そ の対応について各部局に積極的に注意喚起することを含むものである。要は大学評価を戦 略的に考えていく必要があるというのが、現在の私の考えである。

評価業務についての一定の認識を持つようになった矢先、平成29年度から評価センター は評価・IRセンターに改組され、従来の評価機能に加え新たにIR機能を備えた組織と なった。そのため大学IRについて私なりに少しずつ勉強しているつもりであったが、最 近少しショックを受けることが続いた。IR業務を始めるにあたり、学外の専門家に来て いただいたり、我々が出向いて行ったりして教えを乞う機会があったが、先進的な取り組 みをおこなっている組織との体力差に戦慄を覚えた。53歳からIRについて学び始めるの はつらい部分もあるが、「50の手習い」という言葉もある。今後数年内に先行している他 大学に少しでも追いつけるよう、日々努力を重ねていきたい。

評価業務への思いと大学IRへの決意

         教育文化学部教授 上 田 晴 彦

評価委員からの寄稿 評価委員からの寄稿

Akita University

参照

関連したドキュメント

○齋藤部会長 ありがとうございました。..

本稿で取り上げる関西社会経済研究所の自治 体評価では、 以上のような観点を踏まえて評価 を試みている。 関西社会経済研究所は、 年

100~90点又はS 評価の場合の GP は4.0 89~85点又はA+評価の場合の GP は3.5 84~80点又はA 評価の場合の GP は3.0 79~75点又はB+評価の場合の GP は2.5

項目 評価条件 最確条件 評価設定の考え方 運転員等操作時間に与える影響 評価項目パラメータに与える影響. 原子炉初期温度

通関業者全体の「窓口相談」に対する評価については、 「①相談までの待ち時間」を除く

「TEDx」は、「広める価値のあるアイディアを共有する場」として、情報価値に対するリテラシーの高 い市民から高い評価を得ている、米国