• 検索結果がありません。

氏名奥村

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "氏名奥村"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

氏 名 奥村

オ ク ム ラ

誠一

セ イ イ チ

属 都市環境科学研究科

都市環境科学専攻 建築学域 学 位 の 種 類 博士(建築学)

学 位 記 番 号 都市環境博 第

175

号 学位授与の日付 平成

28

3

25

日 課程・論文の別 学位規則第4条第1項該当 学 位 論 文 題 名

論 文 審 査 委 員

耐震改修をともなう建築再生における設計プロセスの体系化に 関する研究

主査 教 授 角田 誠 委員 教 授 小林 克弘 委員 教 授 北山 和宏 委員 教 授 吉川 徹

【論文の内容の要旨】

近年、我が国の高度成長期から

1980

年代にかけて建設された建物の多くは、老朽化によ る更新の時期を迎え、旧耐震基準で建設された建物における耐震改修の重要性は、喫緊の 課題となっている。その状況の中、新耐震基準が施行された

1981

年以前に建設された住宅 と、不特定多数の人が使用する特定の建物に対して、国土交通省は耐震改修促進法に基づ き、建物の耐震化を促進しているが、建物の長寿命化の手法に関する検討は、緒に就いた ばかりと言える。また、新築や建て替えを中心とした建築基準法や、関係法令および条例 などの法規的な整備は、建物の長寿命化を図るには十分と言えず、既存建物の価値を向上 させる建築再生の普及を阻害する要因ともなっている。さらに、新築とは異なる既存不適 格事項の存在や、現存する図面と実際の建物とに存在する相違などの建築再生特有の課題 を解決するためには、新築の設計プロセスと同様に、建築再生における設計プロセスの構 築が急務である。

本研究は、鉄筋コンクリート造の特殊建築物において、耐震改修をともなう建築再生の 設計手法に着目し、設計に着手する前の検討事項、建築再生のための設計手法、施工段階 の工事監理手法について時系列に発生する問題点と、その解決手法を明らかにし、それを 3つの目的として最終的に統合された設計プロセスを構築することを大きな目的とする。

それらを要点とした設計プロセスの体系化を目的とする。

本論文は第1章から第8章までで構成されている。

第1章では、本研究の背景として、我が国における既存建物の耐震改修の現状と、その

(2)

特徴を概観した上で、建築再生の設計プロセスを確立することの重要性を説明する。その ために必要な研究課題を明らかにすることによって、本研究の目的を述べている。また、

建築再生に関連の深い既往研究を概観し、耐震改修をともなう鉄筋コンクリート造の建物 を再生させるプロセスと、その手法に着目した上で本研究の位置付けを明確化している。

第2章では、新築にはない建築再生特有の検討プロセスの内容について述べている。建 築再生の検討プロセスを事業検討、計画、工事監理の各段階に分類し、新築との設計プロ セスの違いを示すことで、建築再生の検討プロセスの特徴を概観する。

第3章では、第2章で述べた検討プロセスを具体化する基本計画について、再生設計を 進める上で必要となる前提条件の整理と既存建物の再生可能性の検討方法をその手法から 示している。現存する既存図書と建物調査から明らかとなる建築再生を進めるための予備 調査と事業者の要望事項について、具体的事例を用い、その分析方法ついて詳細に述べて いる。また、前提条件の整理を踏まえた既存建物における再生可能性の検討事項を、法規 的な検討、構造的な検討、計画的な検討に分類し、それらの手法の内容を詳述している。

第4章では、第3章で述べた基本計画を具体化する再生設計について、法規に関する設 計手法、構造に関する設計手法、計画に関する設計手法に分類し、建築再生計画の具体的 な設計手法として示した。その中で再生設計手法の特徴として、既存不適格の証明と既存 建築物の制限の緩和を用いた設計手法、耐震補強と平面計画の関連性、増築を行う際のプ ランニング手法の重要性を示すとともに、法規面、構造面、計画面による総合的な検討の 必要性を述べている。

第5章では、第4章で述べた再生設計を具体化する建築再生特有の工事監理手法に着目 し、新築と建築再生の工事監理の相違点を明らかにしたうえで、その具体的な内容につい て述べている。再生工事に特有の工事である解体工事、補修工事、補強工事についての監 理手法を具体的に示した。また、解体工事後に明らかになる既存建物の躯体状況をふまえ た再調査や、補修方法について整理した。さらに、設計にフィードバックする必要のある 工事監理項目や、補強工事と設備工事との取合い調整の必要性について述べている。

第6章では、第2章で述べた検討プロセスに沿って、前提条件の整理と再生可能性の検 討、建築再生の設計手法、建築再生特有の工事監理について具体的事例に着目し、その一 連の設計プロセスを示している。さらに、耐震改修をともなう建築再生の一連の設計プロ セスとそのプロセスを構成する要素との関連性を示した。

第7章では、今まで得られた知見から、目的別、用途別の建築再生における設計プロセ スの運用フローを作成し、設計プロセスの体系化を試みている。また、新築と建築再生の 設計プロセスの違いを明らかにし、特に、建築再生特有の検討項目を提示するとともに、

作成した設計プロセスを体系化することの意義を示している。

第8章は、本論文のまとめであり、研究成果を示し、今後の建築再生における設計プロ

セスのあり方について論考するとともに、耐震改修をともなう建築再生の展望および研究

課題について述べている。

参照

関連したドキュメント

第3次枚方市環境基本計画では、計画の基本目標と SDGs

平成 27 年 2 月 17 日に開催した第 4 回では,図-3 の基 本計画案を提案し了承を得た上で,敷地 1 の整備計画に

第4章では,第3章で述べたαおよび6位に不斉中心を持つ13-メトキシアシルシランに

また,文献 [7] ではGDPの70%を占めるサービス業に おけるIT化を重点的に支援することについて提言して

国の5カ年計画である「第11次交通安全基本計画」の目標値は、令和7年までに死者数を2千人以下、重傷者数を2万2千人

仕訳①:BS ソフトウェア/CF 公共施設等整備費支出 仕訳②:BS 建設仮勘定/CF 公共施設等整備費支出 仕訳③:BS 物品/CF 公共施設等整備費支出 仕訳④:PL

平成25年3月1日 東京都北区長.. 第1章 第2章 第3 章 第4章 第5章 第6章 第7 章

・本計画は都市計画に関する基本的な方 針を定めるもので、各事業の具体的な