• 検索結果がありません。

主婦 労働 の現状 と問題性 パ ー トタ イ マ ー に お け る 家 庭 生 活 と職 業 労 働

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "主婦 労働 の現状 と問題性 パ ー トタ イ マ ー に お け る 家 庭 生 活 と職 業 労 働"

Copied!
30
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

s7

主婦 労働 の現状 と問題性

パ ー トタ イ マ ー に お け る 家 庭 生 活 と職 業 労 働

西 村 洋 子

は じ め に

今 日で は,女 性 の職 業 労働 は社 会 通 念 化 し,働 く婦 人 は ます ます 増 大 して い る。 そ して そ の半 数 以 上 が 中 高 年 の主 婦 層 で あ る。 一 般 に 婦人 労働 者 の 現 状 は,「 主 婦 」 で あ る こ と と 「労働 者 」 で あ る こ と,あ るい は 家庭 の妻 で あ り母 で あ って 家 事 ・育 児,夫 の世 話 と幾 重 もの 役割 を 背 負 い なが ら,職 業 上 の 「労働 者」 で あ る とい う相 矛 盾 した 状 態 に置 か れ る こ とで あ る。女 性 に お け る家 庭 と職 業 とい う二 つ の役 割 分 担 は程 度 の差 は あ れ,洋 の東 西 を 問 わ ぬ 傾 向 で あ る と して も,わ が 国 の場 合 に は,こ とさ らに過 重 で あ り,両 立 が 困 難 な状 態 が み うけ られ る し,家 庭 か 職 業 か とい う二 者 択 一 的 視点 が依 然 と し て強 い。 そ れ は,「 男 は 外 まわ り,女 は 内 まわ り」,し た が って,「 男 は 職 業 」, 女 は 「家 庭 」 とい う半 封建 的 な伝 統 的性 別 役 割 分 業 観 が 根 深 く社 会 構 造 に残 存 して い る こ と と,昭 和30年 代 の高 度 経 済 成 長 に伴 う社 会 構 造 の 変化,家 庭 生 活 の変 化 に 伴 う主 婦 層 の就 労増 大 とが,基 本 的 に は 女 性 の二 つ の役 割 矛 盾 を い っそ う顕 在 化 させ た こ と と関 連 して い る。 この矛 盾 は 働 く主 婦 層 に 過 重

に の しか か って い る。

戦 後,婦 人 の生 活 は大 き く変 化 した。 そ れ を 家庭 生 活,職 業 生 活 の両 面 か らみ てみ よ う。 まず,女 性 の職 業 進 出 は,戦 後 増 大 した が,こ とに35年 降 の 高 度 経 済 成 長 に 伴 う技 術 革 新,若 年 労働 力不 足,他 方 で の女 性 の高 学歴 化 と相 ま っ て著 る しい 進 展 をみ せ た。 こ うした趨 勢 の 中 で,女 子 雇 用 のパ タ

ー ンは,従 来 の低 学 歴,若 年 未 婚 型 か ら,次 第 に高 学歴,中 高年 既 婚 型 へ, 短 期 就 労 か ら長 期 へ と変 化 して きた。 現 在 で は 女 性 の就 労 数 は25年 の ほ ぼ

.3倍 に 達 し,農 林 漁 業 者 の減 少 と雇 用 者 の増 大 が著 る しい。

一 方 ,家 庭 生 活 では,法 制 上 の民 主 化,人 口の都 市 集 中化(市 部 入 口の割 合

1

(2)

)

68

は25年 の38%か ら45年 に は72%に 増 加),世 帯 規 模 の縮 小(25年4.97人f^

45年3.69人,50年3.33人 〉と核 家 族 化(35年 全 世 帯 数 に 占 あ る核 家 族 世 帯 割 合60.2%,45年63.4%0),勤 労 者 家庭 の 増 加,消 費 生 活 水 準 の 向上,全 般 的 都 市化 に 伴 う都 市 型 生 活 パ タ ー ンの普 及,物 価 上 昇 に伴 う教 育 費 や住 宅 費 な どを含 む 消費 支 出の増 大,な どに よ り変 化 が あ る。 また,家 事 作 業 は, 各 種 家 庭 機 械 器 具 の普 及 に 伴 う合 理 化,省 力 化 に よ って時 間的 に短 縮 され, 余 暇 時 間 を増 大 させ た。 戦 前 の主 婦 の1日 の家 事 時 間 は10〜11時 間 で あ った一 が,今 日で は専 業 主 婦 で6〜7時 間,有 職 主 婦 で3時 間 前後 に 短 縮 され た 。 平 常 の家 事 は,や り方 次 第 で は3時 聞 程 度 で 処 理 可 能 な ほ ど時 間的 に は合 理 化 され た とみ て よか ろ う。 しか し,一 方 では さ ま ざ ま な 社 会 問 題 が 家 庭 を 侵 蝕 し,都 市 化 や 産 業 化 の 中 で,相 互 扶 助 機 能 を 喪 失 して 孤 立 化 す る核 家 族 の家 事 労働 に影 響 を与 え た とい}る 。 した が っ て,家 事 処 理,家 庭 責 任 領 域 は,多 様 で 複 雑 に な り,質 的 に は 以前 よ り主 婦 の 負担 を 重 くす る状 況 を現 出 してい る と もみ られ る。 こ とに都 市 勤 労 者 層 の主 婦 の育 児 期 に は負 担 が過 重 に な る とみ られ る。

と もあれ,家 事 労働 時 間 の 短縮,少 産化 に よ る ライ フサ イ クル の 変化,婦 人 の職 業 意 識 の変 化,高 度化 す る消費 水 準 欲 求 や,若 年 労 働 力不 足 の補 充, 技 術 革 新 に伴 う単 純 作 業,不 熟 練 労働 の分 野 へ の供 給 に 婦 人 を あ て.よう とす る産 業 界 の要 請 な どを背 景 に,30年 代 後 半 以降,家 庭 主 婦 層 の就 労 は増 大 し て きた 。 婦 人 労働 が社 会 通 念 とな った 今 日で あ るが,依 然 と して矛 盾 を は ら み,そ れ は 特 に主 婦 労働 の中 に 集 約 され て い る とい}る 。 理 論 と現 実,法 実 際 は 著 る し く乖 離 し,就 労 上 の"平 等 と保 護"を め ぐる問題 は,依 然 と し て残 存 す る性 別 役 割 固定 観 や 男女 の能 力差 別 の 中 でi混 迷 を つ づ け てい る。

そ して現 実 に は,働 く主 婦 側 に多 大 の犠 牲 を強 要 して い る。

今 日のわ が 国 の婦 人 労 働 問題 は,家 庭 と職 業 の 間 を右 往 左 往 し,労 働 者 な らざ る労働 者,専 業 主 婦 な らざ る主 婦 と して,家 事 労働 と職 業 労働 の諸 矛 盾 に苦 しむ主 婦 労 働 者 の問 題 で あ る。 数 多 の犠 牲 に甘 ん じさせ られ てい るi大 な賃 労働 者 化 した 底 辺 労 働 者 層 の問 題 で あ る。 この底 辺 層 を構 成す る主 婦 労 働 者 彼 女 達 が,根 深 い伝 統 的 性 別 役 割 分 業 意 識 に拘 束 され つつ,家 庭 と の両 立,せ め て もの社 会 参 加,家 計 補 助 を名 目に,気 軽 に 入 る労働 形 態,そ れ が パ ー トタ イ ム労働 で あ る。

この パ ー トタ イ ム労働 は,短 時 間,短 期 間,臨 時 雇 用 な どの形 態 を と って 近 年,'中 高 年 主 婦 層 に 急 増 をみ,定 着 して きた といわ れ る。 パ ー トタ イ マ ー

(3)

、;・.∴

.で.「

.ノ

'1

㌔.

 ロ

,'

.'・ ...'主 婦 労働 の現 状 と問題 性'69・

.,の 出 現,増 大,.労 働 形 態 の 定 着 は,家 庭 婦 人 達 の 職 業 進 出 の 一 里 塚 と も'ある..

面 で は い え よ うσ し か.し,企 業 と主 婦 双 方 の 側 の 需 給 要 因 を 背 景 と しつ つ も,・,.

双 方 の 安 易 な利 便 性 を反 映.して,さ ま.ざま な問 題 『を現 出 して い る。 パ ー.トタ イ マ ーは,伝 統 的 性 別 役割 観 と社 会 的 偏 見,婦 人 労 働 者 に対 す る施 策,年 功,

・'序 列 制 に 固 定 され た 日本 的 企 業 の特 質 ,家 庭 生 活̲1̲.の変 化 等 々 のす べ て め 象r '徴 的 表 現 者 で あ り・,矛 盾 の体 現 者 で あ る。 そ して,今 日の婦 人 労 働 の本 質 的.

な 諸 問題 を集 約 的 に か つ 濃 縮 して背 負わ され るi大 な 底 辺 労 働 者 層 で あ る。"

パ ー'ト とい う就 労 形 態 の 中 に,今 日の 職 業 や 家 庭 の.あ1り 方 が .色濃 く反 映 さ れ,.社 会 構 造,社 会 意 識 が 強 度 に 集 約 さ れ て い る 。

、剛 以 上 の よ うな 観 点 か ら,以 下 で は 主 婦 パ ー トタ イ マ ー達 の 労 働 実 態 や 意 識1 .幽 を,社 会 的1家 庭 的 背 景 か ら検 討 した い 。 い わ ばr主 婦 労 働 に 顕 著 に み ら れ

る パ ・一 ト労 働 は,婦 人 労 働 の 本 来 的 形 態 や 問 題 性 か らみ れ ば,特 殊 で あ る か ' 司!も 知 れ な い '

。 しか し,現 実 に は 婦 人 労 働 の 日本 的 特 質 を 具 現 す る も.のと レ で

普 遍 的 で あ る。 現 在 の パ ー トタ イ マ ー の あ り方 は,婦 人 労 働 全 般 の あ り方 で

 び

図1.、 従 業上の地 位別 就業者数'の推移(女 性)

・減'

,

,

.

30年

35年

'

45年

'49年

嘱2 .843・(6L3)臆iぎ1翻 §

こNこ̀...こN厭

1!'1 1!一/'1/

r

徳846(55.5)『

'/ r'//

黙 嚥 煎 三

、 ・.、 \・\ \ \ ・ \ 『..・ \ \ \、 '

、/1・!1

、'

ー ノ'1

%66

つ(13.5

ノ/!///ノ

7'64(4.4.9} !i漁 熊 ⑤謙、\\ \ べ ㌔\ \い.\ ・ ・

11!/1

r.‑i

薦2 i.ろ9≧

717(38.4)

・ここ5こここ こ

、ミ 鳶叉、 \ぐ請"ぴ へ\こ、 こぐ\\こ㌔ 〉こミく\

1§1ミドllミ

も ノi

t/:

1/,、!

%もi/琴

鯛/

667(32.$)

懸 言

\ ・ \ い

遍 鹸 §三

\ \ ・ \ \ \'い \ \ \ \ \ \ \ \

1/̲

1'、

/1

ノ1

タ影

523(25.9) 'Il

獣 聴 瀬 ≦1黙

i;rr 1

矯 諺

500{25.4}

黙1煎 醸 蕪懸 懸

、 い 、 ・ \ \'・ 、 \\ \ \ \ \ \ ・ 、.・き \ \ \ べ \ \ \

4

,

一一〉一一/一 一一一

自営業主 家族従業.者

D

r「..

50

雇 用'者%

100 資 料 出 所:総 理 府 統 計 局 「国 勢 調 査 」25〜45年i労 働 力 調 査 」48年,49年.

注)単 位:万 木 。()内 は 構 成 比(%).

,

(4)

70

表1女 子麓業者数の推移

(万 人)

昭 和擁 饗 魂 割 女子の就業率

25年 30 35 40 45 48 49 50

3,557 3,926 4,369 4,761 5,2Q4 5,232 5,201 5,223

1,376 1,537 1,710 ユ,858 2,035 2,021 1,970 x,953

2,ユ81 2,389 2,659 2,903 3,X69 3ジ211 3,232 3,.269

0

38.7 39.1 39.1 39.0 39.1 38.6 37.9 37.3

0

47.8 50:0 50.6 49.2 50.2 46.0 35.2 45.ユ

資 料 出 所 総 理 府 「国 勢 調 査 」25年 〜45年

〃 「労 働 力 調 査 」48年 ・49年 ・50年

注)女 子 の 就 業 率 と し て は,女 子15歳 以 上 人 臼 に 対 す る 就 業 者 の 割 合 を い う。

も あ る。 以 下 で は,主 と し て パ ー トタ イ マ ー 出 現 の 社 会 的 背 景 や 要 因,寡 生 活 と の 関 連 等 を 中 心 と し て,い わ ぽ パ ー トタ イ ム労 働 の ア ウ トラ イ ンを と

りあ げ 検 討 し た い 。

1,婦 人 就 業 パ タ ー ン の 変 化

戦 後30年 間 に,婦 人 労働 者 数 は増 加 の 一 途 を 辿 った が,今 日で は女 子 労 働 力人 口は1,987万 人 で,全 労働 力 人 口の37%を 占め,そ の過 半 数 が35歳

表2雇 用者数の増加

雇用 者 総 数 中女子 の 占め る 比率(%)

以 上 の中 高 年 齢 層 で あ る。 女 子 の

5 0 5 0 5 8 9 2 3 り 0 ・ 4 ﹂ 4 4 4

25年 を100と し た 時 の 指 数

100.O x27.9 167.S 205.7 238.6 255.S 256.9

1.00.0 140.4 140.3 251.5 298.6 326.7 322.6

100.0 123.5 157.5 189.8 217.7 231.0 234.2

0

25.S 28.3 30.3 31.5 32.3 32.9 32.4 資 料 出 所 総 理 府 統 計 局 「国 勢 調 査 」

(25〜45年)

〃 「労 働 力 調 査 」(48・49年)

就 業 者 数 は1,953万 人 で そ の うち'1 の83%は 非 農 林 業 就 業 者 で あ り, ま た 女 子 就 業 者 の60%は 雇 用 者 で あ る 。 こ れ ら婦 人 雇 用 者 は 雇 用 者 全 体 の3分 の1を 占 め る ま で に な っ た 。 平 均 年 齢 も 昭 和24年 は23.8歳 で あ っ た が,今 日で は 32.3歳(除,サ ー ビ ス 業)と な っ て 高 年 齢 化 が う'かが}る 。 女 子 の 就 業 傾 向 を 総 理 府 の 国 勢 調 査 お よ び 労 働 力 調 査 か らみ る と,表 の1・2'

と図1・2か らわ か る よ う に,だ

(5)

主 婦 労働 の現 状 と問 題性71

図2.農 ・ 非 農 別 女 子 就 業 者 数 の 動 向

0

300

250

200

150

ioa

50

281.6

非 農 林 業235・0

182.3

136.8

95.78

7.5

7],.7

農 林 業 63.4

1 Ill

40 25年 303540 45

資 料 出 所:総 理 府 「国 勢 調 査 」.

注)25年=100

い た い ほ ぼ 一 定 の割 合,50%前 後 の 労働 力人 口な い し就 業 率 を示 して い る。

就 業 しな い婦 人 は ほ ぼ 半 数 を上 回 るが,そ の うち 既 婚 の 婦 人,す な わ ち 家 事,育 児 専 業 の主 婦 は これ また 半 数 を や や 上 回 る。 い い か}れ ば,主 婦の ほ ぼ半 数 は何 らか の職 業 労 働 に 従 事 して い る ご とに な る。 また 雇 用 者 の 増 加 は 表2と 図1の 通 りで あ るが,反 対 に家 族 従 業 者 や 自営 業 主 を大 幅),rỲ.減少 させ る こ とに対 応 して お り,か つ ては 主 流 を 占 め て い た 農 林 業 従 事 者 が 大 幅 に 年 々減 少 した こ と と関 係 して い る。

こ うした雇 用者 の増 大,し か も既 婚 婦 人 の雇 用 の増 加 は 女性 の著 しい 職 業 進 出を示 す もの とみ られ る。 た とえ ば,昭 和45年 の 国勢 調 査 に よ る と,職 業 小 分 類285種 類 中,わ ず か 数 種 類(航 空士,鉄 道 機 関士,'保 線 夫,船 大 工

な ど)を 除 く職 業 分;;rは す べ て女 性 が進 出 してい る。職 種 だ け か らみれ ば, 従 来 と格 段 に 女性 へ の職 業 門戸 は 大 き く開放 され た か に み え る。 しか し,そ

の比 率 か らみ る と,一 部職 種 に 大 多 数 が 偏 して い る。 つ ま り,こ れ を 職 業 大 類 別 女 子 雇 用 者 の比 率 で み る と,技 能 工 生産 工 程 従 事 者 ・単 純 労働 者31%

を 筆 頭 に,事 務30.7%0,サ ー ビス職13.S%,販 売 従 事 者10.8%と な り, 大 て い が軽 作 業や 未 熟 練 労 働 の職 能 に従 事 して い る こ とに な る。 そ して専 門

(6)

72

技 術職 は 僅 か1こ9.S%0(ほ とん ど女 性 占有 の看 護 婦 や 保母 を含 ん で も)に す ぎ

な い 。

またs産 業 別 に み る と,製 造 業 に33.3%が 働 き,卸 ・小 売 ・金融 ・保 険 ・ 不 動 産 業 が29.9%,サ ー ビス業25.5%0と な っ てい る。 いわ ぽ女 子 雇 用 者 の ほ とん どが 第2,第3次 産 業 部 門 を 占 め て い る。 こ うした 数 字 か らい え る婦 人 労働 者 の 特徴 は,大 半 が 工 場 で の直 接 の現 場 労 働 者 と して,あ るい は事 務 系 のOLと して,店 員 と して,多 岐 にわ た る職 場 で働 らい て い る こ とで あ り, そ の大 半 が非 管 理 ・非 専 門 職 と もい}る 地 位 に い る こ とで あ る。/

この よ うな雇 用=者は,企 業 が 集 中 し,雇 用 機 会 の豊 富 な東 京 を 筆 頭 に 著 る し く増 加 し,多 方 面 の職 種 に進 出 して い る。 昭 和25年 の 女 子 就 業 者 の6割 が 家 族 従 事 者 で26%が 雇 用 者 で あ った もの が,す で に50年 に は 総 数1,167 万 人 以上 で 女 子 就 業 者 の60%が 雇 用 者 とな り,全 雇 用 者 総 数 の32%を 占め

る に まで大 き く変 った の で あ る。

とこ ろで,以 前 は,就 労 す る婦 人 は 学卒 未 婚 の若 い 女 性 が ほ と ん ど で あ り,結 婚 まで の 長 くて数 年 問 を就 労 す る若 年 未 婚 短 期 型就 業 形 態 で あ った 。 しか し,今 目で は既 に15歳 以上 の 女 性 の ほ ぼ50%前 後 が 働 ら き,そ の3分 の1は 雇 用 者 で あ る。 経 済 の高 度 成 長 に伴 な う女 子 雇 用 拡 大 の プ ロセ スに お い て,若 年,未 婚 者 の割 合 は相 対 的 に縮 小 し,中 高 年,既 婚 者 の割 合 が増 加 し て い る。 この動 きは,昭 和35年 以 降,新 規 学 卒 者 を 中 心 とず る若 年 労働 力 の不 足 に 対 応 した 形 を とる。 い わ ば高 等 教 育 へ の進 学 率 の 上 昇 な どに よ り

若 年 層 の 占 め る割 合 が 漸 次 低 下 しは'じめ,女 子 雇 用 者 の平 均 年 齢 が 上 昇 を み せ は じめ た の で あ る。 女 子 雇 用 者 の 年齢 構 成 をみ る と,25年 に は24歳 未 満 層 が 約6割,25〜39歳 層 が 約25%,40〜46歳 層 が 約12%で あ った 。 しか し,30年 以 後 は24歳 未 満 層 は逐 年 減 少 し,40年 に は半 数 を 割 り,45年 に は

表3女 子雇用者の年齢別構成C%)

・5‑・9歳12・‑2425‑2913・‑34i35‑3914・‑54155‑64165歳 以 上

F O A U F O (U F O O O 2 3 nj ﹂ 4 ﹂4 4

100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

32.3 25.5 25.3 19.4

×3.0 8.9

29.3 29.7 27.5 27.5 28.7 25.5

13.4 12.7 1ユ.2 ユ1.1 11.7

24.7 8.1 8,7

.,

8.2 9.0

6.9 7.5 9.2 9.3 10.3

12.1

13.4 ユ4.7 工9.2 23.0 26.7

2.4 2.9 4.1 3.7 6.5

ユ.5 0.7 0.6 0.9 3.1 1.4

資 料 出所 総 理府 統計 局 「国勢 調査」(25〜45年)「 労 働 力調 査」(48年)

(7)

% 60

50

ao

主婦 労働 の現 状 と問 題 性73

図3.年 齢 階 級 別 雇 用 率

58.7̲

/\

3。3i30:1学

26.0書

2Q

10

30ゆ  

\漣 夕勢 熱

17添

7 置 ハ ノ ﹄ 3

り Q つ り ー

﹂﹁

1520.253035405565̀

〜1歳

19242934395464以

資 料 出 所:総 理 府 統 計 局 「国 勢 調 査 」30年,45年

〃 「労 働 力 調 査 」48年. 、

42%,48年 に は34%に 落 ち た 。 殊 に15〜19歳 層 の 新 規 学 卒 者 の 減 少 が 著 る し く,25年 の32%か ら48年 に は9%に ま で 減 少 し て い る。

他 方,中 高 年 齢 層 が 逆 に 増 加 し,30年 に は35歳 以 上 が32%,35年 に34

%,45年 に55%と 過 半 数 を 占 め る こ と と な っ た 。

次 に 年 齢 階 層 別 雇 用 率(15歳 以 上 人 口の うち の 各 年 齢 層 別 入 口 に 占 め る雇 用 者 の 割 合)で も大 き な 変 化 が み られ る。 す な わ ち,30年 代 前 半 あ た り ま で の,20歳 代 を ピー ク に し て 年 齢 が 高 くな る と共 に,就 業 者 が 減 少 す る一 方 で あ った 若 年 中 心 の 就 業 パ タ ー ソ が 大 き く変 化 し,20歳 代 前 半 と40歳 代 と に

2つ の ピ ー グ を有 す るM字 型 就 業 パ タ ー ソ を示 す よ うに な っ た 。 つ ま り30年 に は20〜24歳 が36・2%で ピ マ ク を 示 し,年 齢 が 高 くな るに つ れ て 雇 用 率 の 低 下 を 示 す 右 下 が り の 雇 用 パ タ ー ン を 示 す 。 し か し45年,48年 に な る と,20

〜24歳 層 が ピ ー ク を 示 し,34歳 ま で 下 降 し,35歳 を す ぎ る と再 上 昇 を 始 め, 40〜54歳 に ま た ピ ー クを 示 す 。(こ れ は 従 来 の 女 子 雇 用 者 の 特 性 で あ っ た 若 年 ・未 婚 型 が 漸 次 変 化 し,20〜24歳 を す ぎ る 時 点 で 出 産,育 児 期 を 迎 え,そ

(8)

74

れ を 機 に就 労 を中 断 して,や が て それ を終 え35歳 ご ろ か ら再 就 職 す る とい う形 態 を示 す 。

す なわ ち,こ うした 傾 向 を配 偶 関係 別 の女 子 雇 用 者構 成 で み る と,30年 は,約3分 の2の65%を 未 婚 者 が 占め で いた が,逐 年 減 少 して45年 に は半 数 を 割 り,48年 に は41%に まで減 少 した 。 そ れ に反 し,有 配 偶 者 は,30年 に21%で あ った ものが逐 年 上 昇 し,48年 に は49%,50年 に は51.3%と 半 数 を 占め(表4),こ れ に ほ ぼ一 割前 後 で推 移 す る死 ・離 別 者 を加 え る と既

表4配 偶関係別女子雇用者数の推移(万 人)

死 ・離

30

35 40 45

49

50

507 (100.0)

7xx (goo.o)

920 100.o>

1,092

×100.o>

1,186 {YOO.o}

1,159 (100.0)

328 (64.7}

444 (62.4) 498 (54.1}

531 (48.6) 482 (40s}

439 (37.9}

ユ06

×20.9}

178 (25.0)

315 (34.3)

438 (40.1)

576 C48.7}

595 (51.3)

73 (14.4}

89 (12.6)

XO7 (11.6)

123 (11.2)

127 C10・7)

ユ26 (10.9)

資料 出所 総 理 府統 計 局 「国勢 調査 」(45年),「 労 働 力調査 」(48年),(50年) 注)()内 は構 成 比

婚 婦 人 労 働 者 は30年 に35,°/0,40年46%と 増 加 しつ づ け,45年 に 半 数 を 超 1え ,50年 に は つ い に62%を 占 め る に い た っ た 。 ま た,婦 人 雇 用 者 の 平 均 年 齢 も50年 に は33.4歳 に 達 し,既 婚 の 中 高 年 齢 層 の 進 出 が うか が わ れ る。'ま

表5平 均 年齢 平 均 勤続 年 数 の推移(規 模10人 以上) 24年1291354・14548495・

平 均 年 齢(歳)

平 均勤 続年 数(年)

女23・825・426・328・ ・13・ ・232・433.1

533・4

男32・5133・232・833・234.536・ ・36.436・4

3.23.64.03.94.45.35.55.8

男i6・67.27.87.88.29・9.8・o.・

、 』 資 料 出 所 労 働 省 「個 人 別 賃 金 調 査 」(24年 ・29年)

〃 「賃 金 構i造 基 本 統 計 調 査 」(35年 〜50年)

注)48年 以 降 は サ ー ビ ス 業 を 含 ん だ 数 値 で あ る 。

(9)

主 婦 労働 の現 状 と問題 性75 た,勤 続 年 数 は,24年 の3.2

年(男 子6.6年)か ら,35年 4.0年,45年4.4年 と 着 実 に 長 く な り,50年 に は5.8年

(男 子10.1年)と 年 を 追 う て 長 くな っ て い る。(表5)も ろ ん,男 性 と比 較 す れ ば ま だ 約2分 の1の 勲 続 年 数 に す ぎ

な い 。

昭 和40年 代 の 始 め に は, 戦 後 の ベ ビ ー ブ ー ム時 の 出 生 者 が 労 働 力 化 した た め,就 者 数 は 増 加 した が,44年 以 降 は 増 加 傾 向 が 鈍 り,46,

じた が,

め で あ った 。 こ の 背 景 に は, る,進 学 率 の 伸 長 等 か ら, 続 け,

と も大 い に 関 連 す る。

表6昭 和48年 前歴 別 入職 状 況(全 国) (単位 千人,%〉

規 中途採用者

学 卒 者

47

48

対 前年 増減 率 構 成 比47年

〃48年

4,101.0 2,017.2 2,083.8 4,643.3 2,378.6 2,264.7

1.3.2 100.0 100.0

914.9 425.1 489。8

906.5 421.7 484.8 00.9 22.3 19.5

3,186.1 1,592.'1 1,594.0 3,736.8 1,956.9 1,779.9 X7.3 77.T 80.5

資料:雇 用 動 向調査(労 働 省)

47年 に は 就 業 者 数 は減 少 した。48年 に は増 加 に転 これ は い わ ゆ る主 婦 の パ ー トタ イ ム就 業 や 内職 就 業 が 活 澄 化 した た 出 生率 低下 に よる若 年 層 の絶 対 的 減 少 と並 行 す 学 卒 新 規 就 業 者 が41年 頃 を ピー クに 逐 年 減 少 を 48年 に は年 間 入職 者 中 に わ ず か に20%弱 の割 合 に まで減 少 した こ と した が って,代 替 労働 力 と して今 ま で非 労働 力 で あ っ た 家庭 の 主婦 な どの労 働 力化 に依 存 す る ことが 必 要 に な った の で あ る。

こ うして,戦 後 か ら30年 代 半 ぽ ま で の大 勢 を 占 め て い た 女 子 雇 用 者 の若 年 ・未 婚 ・短 期 型 が,平 均 年 齢 の上 昇,勤 続 年 数 の延 長 な どに み られ る よ う に,近 頃 で は,結 婚 出産 後 も引 き続 き就 労す る者,結 婚 出産 に よ り一 時 就 労一 を 中 断 し,育 児 に 手 が か か らな くな ってか ら再 就 労 す る者,中 高 年 に 底 って か ら新 た に就 労 す る者 な ど,中 高 年 ・既 婚 ・長 期 型 の就 業 パ タ ー ンに 変 化 し, そ の 内 容 も きわ め て多 様 化 して きた とみ られ よ う。

2.婦 人就 労 の特 徴

1)結 婚 ・出産 ・育児退職 と再就職

働 く婦 人 が,最 近 では 主 に 中 高 年 の主 婦 で あ れ ば,手 のか か る子 供 を持 つ も.

の も多数 い る とみ られ る。 これ らの主 婦 は いわ ば,家 事,育 児,さ らに 夫 の 世 話 や 家 庭 管 理 の責 任 を,,そ して 多様 に 重 複 す る役 割 を 同時 に担 う人 達 で あ る。 こ うした 働 く主 婦 達 は就 労,離 職,再 就 労 とい った プ ロセ スを 経 る人 達

(10)

.76

が 非常 に 多 く,今 日の わ が 国 の婦 人 労 働 の典 型 的 パ タ ー ンと さえ い え る よ う だ 。婦 人 の就 労 型 態 が 家 庭 を 中 心 とす る 自己 の ラ イ フサ ィ クル に 強 く左 右 さ れ る こ と,特 に 出産 や 育 児 期 に一 時 中断 す る型 態 で あ る こ とが 特 色 で あ る。

この一 時 中 断 型 は,婦 人 の意 識 のみ な らず,わ が 国 の企 業 特 質 と して,女 子 の み に 特有 な退 職 制 を も うけ,結 婚 退 職 制,妊 娠 ・出産 退 職 制,職 場 結 婚

の場 合 の妻 の 退職 制,さ らに 男 子 よ りは るか に若 い年 齢 で の 定年 退 職 制 な ど が 適 用 され て い る現 状 と も大 い に 関連 す る。 女 子 退 職 者 の理 由を,総 理 府 の 就 業 構 造 基 本調 査(46年 東 京)か らみ る と,「 結 婚 のた め」,「 出産 ・育児 の た め 」 の二 つ が 最 も多 く全体 の40%に 相 当す る。 また,労 働 省 の調 査(注1)に ,よれ ば,妊 娠 した婦 人 の うち,妊 娠 ・出産 に よっ て退 職 した 人 は,昭 和35年

に38,9%,40年 に49.3%,45年 に47.5%0,49年 に47.2%で,毎 年 ほ ぼ

ご50%近 くを 占 め て い る。 し1

こ うした 退 職 に 向 かわ せ る要 因 と して,先 に あげ た 退 職 制 との 関連 と,婦 人 の意 識 の両 方 か らあ げ て み よ う。 まず,い わ ゆ る女 子 のみ に 適 用 して い る 退 職 制 を 持 つ 事 業 所 の構 成 比 で は(注2)全 体 で7.9%,結 婚 退 職 制 が5,5%0,

妊 娠 ・出産 退 職 制 が2.0%,職 場 結 婚 の場 合 の妻 め 退職 制 が1.o/で あ り, 規 模 の大 きい 事 業 所 ほ ど率 が 少h高 い 。 全 体 か らみ る と,数 字 の上 で は,さ

した る割 合 では な い もの の,そ の規 定 状 況 とか,暗 黙 の うちに そ れ らの規 定 が 与}る 社 会 的 強 制 力 は無 視 で きな い だ ろ う。 女 子 に 特 有 な 退 職 制 の規 定 状 況 を み る と(注3)結婚 退 職 制 で は,「 慣 行 ・そ の他」55.2%,「 就 業 規 則 」27.6

%,「 労 働 協 約」13.8%の 順 で あ る。 一 方,妊 娠 ・出産 退 職 制 で は,「就 業 規 則 」50%,「 慣行 ・そ の 他」40%,「 労働 協 約 」10%の 順 で あ る。 結 婚 退 職 制 で は 慣行 が優 先 して多 くが 退 職 を迫 られ,そ れ で も,少 しで も働 こ うとす る人 達 は,出 産 等 で あ らた め て就 業 規 則 で ふ るい に か け られ る仕 組 み に な っ て い る し,労 働 組 合 の規 約 に諒 解 させ られ る もの も1割 もあ るの で あ る。

そ れ で は,婦 人 側 は結 婚 ・出産 を機 会 に退 職 す る こ とを ど う思 っ て い る の rろ うか,: 。 総 理 府 の調 査 では(注4),ほ ぼso前 後 の女 性 が 「や む をaな い」

と して 肯 定 してい る。 「当 然 だ 」 とい うもの は 男性 が22%,女 性 が17%で 男 性 の 意識 に 女 性 を 家庭 に帰 した い意 向 が うか がわ れ る。 い ず れ に して も退 職 を 肯 定 す る のが 女 性 全 体 の80%で あ る。 それ で は,何 故退 職 す る のだ ろ うか 。 就 労 に 悪 い 条 件 が"と との えば 勤 め をや め な くな る と思 うか"(注5)と い う問 い に は 「や め な くな る」47%が 半 数 近 い が,一 方 に 「そ うは思 わ な い」

ユ8%,「 一一概 に い え な い」28%と い う回 答 合 計 の36%は た とえ 条 件 が と との

(11)

主 婦 労働 の現 状 と問題 性77 った に して も,家 庭 に入 る方 が あ た りま}と か 望 ま しい と考 え る人 達 が か な

り多 い ので は な いか と推 察 され る。 も っ と も同 じ調 査 で は,、結 婚 ・出産 を機 会 に退 職 す る こ とば よ くな い理 由 と して,職 業 は一 生 もつ べ き(44%),女 の職 業 に対 す る安 易 な 考 え(24%),男 性 との差 別 の原 因 に され る(21%)と った意 見 が 強 く,女 性 の 意識 と しては 職 業 を決 してお ろ そ か に した くな い意 尚 は うか が え る。 しか し全般 的 に は 他 要 因 が 複 雑 に絡 み 合 っ て い る現 状 で あ るに して も,ま だ まだ職 業 意 識 は低 調 だ とい え なか ろ うか。

勤 務 年 数 も全般 に長 期 化 した とは い え,平 均 勤 続 年 数 は まだ 男 子 の ほ ぼ2 分 の1で あ る。 そ れ は,い わ ゆ る女 性 の ラ イ フサ イ クル に よる就 業 中 断 と深

く係 わ って い る。 もち ろ ん,出 産 ・育 児 は 女 性 特 有 の役 割 で あ り,そ れ を決 してお ろそ か にす る事 は で きな い し,む しろ女 性 の権 利 と して積 極 的 に 評 価 す る こ とが 必要 で あ る。 しか し,結 婚 や 出産 ・育 児 に よ って 中 断 され る と, 一度 退 職 した婦 人 は ,社 会 的 ・経済 的 要 請 や,就 業 を 制 約 して い る状 況 が 緩 和 され は じめ た段 階 で再 び就 労 し よ うとす る傾 向が 顕 著 に み られ は す る もの

の,ま った く以前 の就 労 と異 った 形 態 や 条 件 に置 か れ る こ とが 問題 に な る。『

就 労 中断 に よ り,以 前 と同 じ職 業,職 種,条 件 等 に復 帰 で き る こ とは きわ め て 困難iで,水 準 は は るか に 低 下 す る。 職 業 に 自 らの能 力 や 技 術 や 意 志 を 反 映 させ,喜 こび を持 って働 ら くに は あ ま りに も魅 力 の な い,選 択 の余 地 の無 い 仕 事 内 容や 条 件 が婦 人 達 を拘 束 す る。 加 え て,労 働 市 場 で の交 換価 値 を 持 て な い家 事 労働 を,婦 人 が ほ とん ど負 担 しな けれ ば な らな い。 固 定 的 役 割 分 業 観 と,男 女 差 別 の 現 実 が せ め て家 事,家 庭 責 任 に 自 らの主 体 性 の発 露 を み い だ させ,職 業 は さ さや か な家 計 の足 しの場 に され て し ま う。 再 就 職 者(退 職 後 一 年 以上 して再 勤務 す る よ うに な った者)は 全 国 で109万 人(東 京11万 人 〉

で,女 子 雇 用 者 総 数 の ユ0.3%(同8.8%)を 占 め て い る(注6)。再 就 職 者 の71.工 0(同59.4%)が 既 婚 者 で あ り,そ の 中 で は30歳 台 の 割合 が も っ とも高 い 。 殊 に東 京 都 内で の再 就 職 者 の再 就 職 の時 点 は,昭 和40年 以 降 に 多 く,74.5

%を 占め,経 済 界 の状 況 との関 わ りが 強 い こ とが み うけ られ る。 また,配 者 の あ る ものが55e8%,死 ・離 別 が15.4%0で いわ ば既 婚 者 は7割 を 占め, そ の平 均 年 齢 は 有 配 偶 者34.6歳,死 ・離 別 者40。7歳 と高 い。 離職 時 か ら再 一 就 職 時 まで の中 断 期 間 は,有 配 偶5.5年,死 ・離 別4.9年 とい う よ うに,こ

れ も比 較 的 長 く,年 取 って働 ら きに 出 る婦 人 の 多 い こ とを示 し てい る。既 婚 者 の 約8割 に 子 供 が あ り,こ の場 合 に は平 均 中 断期 間 が5.9年 と長 くな る。

再 就 職 時 に 末 子 の 年齢 は 平 均8.3歳 で あ る が,母 親 が15〜24歳 の 者 の場 合

(12)

78

に は1.7歳,25〜29歳 で2.8歳,30〜34歳 で5.0歳 と な り7年 若 い 母 親 の 場 合 に は 子 供 も幼 い の で あ る 。 末 子 の 年 齢 が0〜5歳 の 子 供 の い る 母 親 の 再 就 職 者 が 全 体 の34.1%0で も っ と も 多 く,6〜11歳 が を3.9%,12歳 以 上 が 22.5%で あ り,30歳 台 に 再 就 職 す る既 婚 者 が も っ と も 多V・ と い う先 の 統 計

か らみ て も,ま だ 幼 い 乳 幼 児 を 抱 え て,再 就 職 す る 婦 人 の 増 加 が 注 目 され, 職 業 と家 事 ・育 児 と の 調 和 が こ の 年 齢 層 に 特 に 大 き な 課 題 と さ れ よ う。

2)就 労 理 由 と就業 希 望形 態

と こ ろ で,一 旦 中 断 し た 就 業 か ら再 就 業 す る 者 が 幼 か 乳 幼 児 を 抱}な が ら も増 え て き た の は ど の よ うな 背 景 や 意 識 に よ る の だ ろ う か 。 婦 人 の 社 会 参 加 や 生 き が い を 求 め る傾 向 が 最 近 の 就 業 増 加 に 見 ら れ る と言 わ れ て も い る が,そ の 実 態 は ど うで あ ろ うか 。 労 働 省 婦 人 少 年 局 に よ る 調 査 か ら探 っ て み

る(注7)。 ま ず 就 業 し て い る理 由 と し て は,「 女 子 も経 済 力 を もつ 必 要 が あ る」

(36.3%),「 自分 の 収 入 な し で 生 活 で き な い」(24.4%),「 家 に こ も っ て い た くな い 」,(22.8%)と 自律 的,社 会 参 加 志 向 が うか が},「 職 業 を も っ て い た い 」(62.2%),「 職 業 を もつ こ と に 生 き が い を 感 じて 十 分 満 足 し て い る」

(17.2%)も の が 圧 倒 的 に 多 い の で あ る。け れ ど も これ は 女 子 一 般 を 対 象 と し た も の で あ る か ら,自 己 の ラ イ フサ イ ク ル 中 に 占 め る職 業 の 位 置 づ け は,「 結 婚 ま で 」 が22.7%で も っ と も多 く1「 経 済 的 安 定 ま で 」(18.8%),「 出 産 ま

で 」(15・5%)に み る よ うに,あ く ま で 自 己 の 生 活 上 の 変 化 を 基Ofruす え た 就 業 対 応 で あ る とい え る し,子 供 を 抱 え た 既 婚 婦 人 の 就 労 増 加 の 現 実 を あ ま り 明 確 に 裏 づ け る 回 答 結 果 で も な い 。

ま た,東 京 都 が48年6月 就 業 の 女 子 を 対 象 に 行 っ た 調 査 で み る と(注8), 主 た る就 業 理 由 は,「 自 分 の 生 計 費 を ま か な うた め 」(42%),「 家 計 補 助 」(23

%),「 家 族 の 生 計 維 持 」(12%)と な っ て お り,約8割 近 くの 者 が,経 済 的 な 不 可 欠 性 か ら就 労 す る こ と を 挙 げ て い る。 こ の 対 象 者 等 の うち,「 結 婚 」 「出 産 」 「家 事 」 等 の た め 就 業 中 断 を した こ と の あ る経 験 者 が 全 体 で 約 半 数 を 占 め,そ の うち 現 在25〜39歳 層 が62.2%と も っ と も 多 い の で あ る。 こ うし て み る と,婦 人 に と っ て,結 婚 や 出 産 や 家 事 が あ く ま で 個 人 的 な 次 元 で 対 処 し な け れ ぽ な らな い こ と で あ り,働 ら くの も経 済 的 理 由 が 最 も優 先 し て い る 現 段 階 に あ り,そ の た め に 少 し で も条 件 が 許 せ ば,子 供 が 幼 くて も働 ら き),rYL,出

よ う とす る 若 い 婦 人 が 多 い の で あ る。 し か し,あ くま で 個 人 的 次 元 で の 家 庭 責 任 を 第 一 義 とす る と こ ろ か ら,就 業 形 態 と し て は 「雇 わ れ て す る仕 事 」 で

「短 時 間 勤 務 」 志 向 が 強 くな る 。 さ も な け れ ば 家 庭 内 で で き る 内 職 希 望 で あ

̲ノ

(13)

主 婦 労働 の現 状 と問題 性79 図4.女 子 無 業 者 の 希 望 す る仕 事 の 種 類 別 構 成 比 の 推 移

(各年7月1日 現 在)

.そ

昭 和43年 (6,464千 人)

(辮 希望姦)

46年 (7,063千 人)

'rF譲 畿ll

たい 率

雇 用 労 働 者 に な り た い41、7

6.9

≡ ≡≡ 自 宅 で 内 職 を≡i≡ ≡

鱒 饗灘 膨 %/,3.6 5.0

…≡

=≡ ≡ し ナニ し 、̲̲̲̲̲̲̲̲

、̲一̲̲‑42.8一

一 一 一一 一 一一  一 

1普 通 勤 務 で」 \\

1雇 わ れた い \ \

1、

=∋

\ill}tl1

、11

s

雇 用 労 働 者 に な りた い47.3

fi.6

1≡ ≡ 自 宅 で 内 職 を一 ≡ ≡

/〈A!「 、〈/\〃

灘 騨 で3巳4%/.

4.6,一 三 ≡ し た い … 一一

1雁 娠4 E

1=37.0

蓮一 一 」 \5

い1

、51

、 、 、1

i l

i

雇 用 労 働 者 にな りた い50.649年 く7,757千 入)灘 聯 で39.311・3'3

≡ …自 宅 で 内 職 を.≡ 一

II≒ ≡ヨ し ナニ し、 6.4

一 一一 一 一=33 .9..̲.̲̲̲̲

普 通 勤務 で

雇 われ たい 0

0 50 ioo

資 料 出所:総 理 府 統 計局 「 就 業 構 造 基 本 統 計 調 査 」.

図5.年 齢 階級 別 就 業 希望 者(女 子 無業 者)中 「短 時 間勤 務 で雇 わ れ たい 者 」の 占め る割 合 の推 移 (各年7月1日 現在) 50%

40

30

:20

10

43.5

45.5

38.3:35 .6/4L53叙

35.9\

℃ ご ン語 ㌔

29.128,8

49年 46年 一 一・‑43年

29.7 26.2

t9.5̀

0

15202a303540 SSSSSS 19242934.3954 歳

資 料 出 所:総 理 府 統 計 局 「就 業 構 造 基 本 統 計 調 査 」.

注)女 子 無 業 者 ・=100

15.0

\1α7

.7.8

5565 1歳 64以

(14)

80

る。

女 子 無 業 者 の就 業 希 望 を 就 業 構 造 基 本 調 査 か らみ る と(図4・5)女 子 無 業 者 の うち年 々就 業 希 望 者 が増},49年 で は 女 子 無 業 者2,400万 人 の うち32

%に 相 当す る776万 人 が職 に就 きた い と希 望 して い る。37年 の就 業 希 望 者 を 100と す れ ば,49年 に は196と な り,ほ ぼ2倍 近 くに ま で増 加 した 。 殊 に希 望 者 に お い て も就 業 者 と同 じよ うに30〜34歳,55歳 以 上 の年 齢 層 の増 加 が 目立 つ 。 しか し この就 業 希 望 も,49年 で は39 、%の 者 が 「短 時 間 勤 務 ゴ を希 望 し,特 に30〜54歳 の 年齢 層 に 多 い。 昭 和46年 に 同 じ く全 国女 子 就i業希 望 者706万 人 に つ い て調 査 した ものか らみ る と,「 普 通 勤 務 」 希 望 は,15〜24 歳 層 の26.3%を 除 け ば,既 婚 主 婦 層 と 目され る婦 人 達 の各 年齢 層 で は,い ず れ も1割 に 満 た ない 状 態 で あ った。 そ れ に 反 して,「 短 時 間 勤 務 」 や 「内 職 」 就 業 希 望 が圧 倒 的 で あ り,し た が って増 加 した主 婦 層 の就 業 内容 は,実 は パ ー トタ イマ ーに よっ てほ とん ど占め られ て い る とい}よ う 。 さ らに 年 齢 が高 くな るほ ど内職 希 望 の方 が 多 くな る。

以 上 か らみ て,婦 人 に とっ て,あ くまで家 庭 責 任 が 第一 義 で あ り,家 庭 を 留 守 に し,長 時 間 家庭 か ら離 れ る こ とが,物 理 的 に も精 神 的 に も困難 で あ る

とす るわ が 国 婦 人 労 働 の特 有 な状 態 が うか が え る。 こ うした婦 人 労働 の現 状 を裏 付 け る よ うに,婦 人 達 の就 業 状 態 を み る と,東 京 都 の場 合,女 子 有 業 者

図6.仕 事の お も・従 別 女 子有業 者 増加 率の 推移

(昭和37年 を100と した ときの指数)

300

200

goo

/'".

仕 事 は 従(雇 用 者)

/在 鶉 従(総数)

37404346

資料 出所:総 理 府 統 計局 「 就 業構 造基 本 統 計調 査 」,

(15)

主婦 労働 の現 状 と問題 性81 の うち,「 仕 事 を主 に す る もの」 は 全体 の74.2%(122万 人)で,「 仕 事 を従 に す る もの(主 た る活 動 は別 に あ り,従 と して仕 事 を 考}行 うもの)」 は42.5万 人 で全 体 の25.S%0で あ る。 もっ と も就 業 状 態 別 の増 加 の傾 向 は,年 度 に よ

って大 きな差 が あ る。 東 京 都 では,昭 和37年 以 降46年 頃 ま で の女 子 有 業 者 の増 加 は,「 仕 事 が 主 な もの」 で は 僅 か に14%し か増}て い な い の に比 し,

「仕 事 を従 に す る もの」 は127%の 増 加 を示 す 。 こ とに40年 以 降 の雇 用 者 に 顕 著 で あ る。 しか も この 「仕 事 を従 にす る もの」 の うち,家 事 を主 な仕 事 に して い る もの が 実 に9割 以 上 を 占 め て い る こ とな どか らみ て,わ が 国 の婦 人 労働 の現 実 は,家 庭 志 向 と家 庭 責 任 を 第一 義 とす る家 庭 の主 婦 層 が,就 労す る機 会 が 増 え,経 済 的 要 請 を第 一 として 乳 幼 児 を抱 え なが ら も短 期 型 就 労 を 望 む こ とが 多 くな った とい}よ う。 そ して 昭和40年 頃 か ら家 庭 責 任 との調 和 策 と して パ ー トタ イ ム就 労 が盛 ん に な っ て きた とみ られ るの で あ る。

3.パ ー トタ イ マ ー の 労 働 市 場 進 出 と 定 着 1)社 会的背景

昭 和30年 代 後 半 の高 度 経 済 成 長 期 に 入 っ て,若 年 労働 力 の 絶 対 的不 足 を 中 心 と した 人 手 不 足 が深 刻 化 し,未 利 用 の主 婦 労 働 力 を 吸 い上 げ 労働 市 場 に 進 出 させ る よ う注 目され た の が パ ー トタイ マ ーで あ り,主 婦 労働 の雇 用 形 態 で あ る。 パ ー トタ イマ ー進 出 の社 会 的 要 因 と して は,婦 人 の 側 に 就 労 を 必 要 とす る条 件 や 可 能 に す る条 件 が現 出 した こ と,一 方 で 婦人 の就 労 を促 進 させ る企 業 側 か らの雇 用 政 策 が 講 じ られ た こ とが あ げ られ る。 い わ ば 労 働 力 需 給 双 方 の ニ ー ドや 利 便1生が 合 致 した こ と,ま た そ の背 景 と して,経 済 成 長 をi推 進 す る強 度 な労働 政 策 が あ った の で あ る。

中 高 年 の 家庭 の 主 婦 のめ ざ ま しい就 労 傾 向の 要 因 と して次 の よ うな こ とが 考 え られ る(注9)。 まず,需 要 側 で は,高 度 経済 成 長 下 で 労働 力需 要 が急 激 に 増 大 した こ と・ 進 学 率 の上 昇 とか 出生 率低 下 等 の影 響 に よ 含 て42年 以 降 新 規学 卒 の若 年 労 働 力が 減 少 し,主 婦 層 へ と労 働 力 の給 源 転 換 が推 進 された こ

と,ま た,技 術 革 新 の進 展 等 に よる生 産 方 式 の機 械 化,自 動 化,合 理 化 に伴 ない,単 純 作 業,不 熟 練 の就 業 分 野 が 拡 大 した こ と等 々 が あげ られ る。

̲̲̲̲..方,婦 人 の供 給 側 の要 因 と して あ げ られ る のは,出 生 児 数 の減 少(注10)に 伴 う育 児 期 間 の短 縮 や,平 均 寿 命 の伸 長 に よ る生 活 時 間 の伸 長,ま た,家 庭 用 電 気 機 械 器 具 の普 及 に よ る家事 労働 の 合 理 化,省 力 化 か ら余 暇 時 間 が増 大 した こ と(注11),生 活 水 準 の上 昇 と と もに,あ るい は 相 次 ぐ物 価 高 騰 や,老 後

(16)

82

生 活 に 備 え て の 補 助 収 入 へ の 必 要 性 が 高 くな っ た こ と な ど が あ げ られ る 。 こ う し て 芝パ ー トタ イ ム雇 用 は,35年 以 降 の 高 度 成 長 期 に 上 記 の よ うな 動 き の 中 で 顕 著 に 増 加 した 。 女 子 労 働 者 中 に 占 め る パ ー トタ イ マ ー の 割 合 の 推 移 を 国 際 比 較 し て み る と,わ が 国 は,1961年 が9.1%0,1966年10.1%,

1972年13:4%'と 逐 年 大 幅 に 増 加 し て い る 。 他 に ア メ リ カ で は,1950年 代 後 半 か ら60年 代 前 半 ま で は32%を 推 移 し,1972年 に は24%に 減 少 し た も の の,そ の 割 合 は 相 変 わ らず 大 き い 。 ま た イ ギ リス,カ ナ ダ で も 割 合 は ほ ぼ 横

ぽ い で は あ るが 社 会 的 に 定 着 した 労 働 力 で あ る こ と が うか が え る 。 パ ー トタ イ マ ー一の 年 齢 は 婦 人 少 年 局 の45年 調 査(注12)に よれ ぽ,35〜44歳 層 が5割

く を 占 め て も っ と も 多 く,次 い で25〜34歳 層 が3割 弱 で あ り,い=わ ば,パ

「 トタ イ マ ー の4分 の3が25〜44r.層 の 者 で あ っ た 。 そ し て24歳 以 下 の 若 年 層 は1割 に 満 た な い 。 他 方45歳 以 上 の 中 高 年 層 は 袋 づ め,シ ー ル は り, 清 掃,食 堂,ま か な い 等 の 単 純 作 業 に3割 〜4割 を 占 め て,35〜44歳 層 は 製 糸 紡 織 作 業,金 属 機 械 工,製 造 現 場 の 運 搬 整 理 等 に ほ ぼ6割 が 働 ら い て 特 に 顕 著 な 数 を 示 す 。 また,9割 が 既 婚 者 で あ り,未 婚 者 は た った の8%に す ぎ な い 。 パ ー トタ イ マ ー の 特 性 と し て,9割 ま で が 製 造 業,卸 売 業,小 売 業 に 集 中 し て お り,い わ ば 製 造 作 業 と単 純 作 業 者 が8割 を 占 め,事 務 や 専 門 職 の パ ー トタ イ マ ー は 極 少 で あ る 。

女 子 パ ー トタ イ マ ー の 年 齢,配 偶 関 係,学 歴 別 割 合 は,東 京 都 の 場 合 も ほ 厭 全 国 的 傾 向 と同 様 で あ る(図7)。 そ れ に よれ ば,年 齢 で は パ ー トタ イ マ ー の45%が40〜54歳 層,37.9%0が25〜39歳 層 で 高 年 齢 者 が 圧 倒 的 に 多 い 。 ま た 本 雇 い で は 未 婚 が6割 近 くを 占 め る の に パ ー トタ イ マ ー で は8割 が 有 配 偶 者 で 離 死 別 者 を 加 え れ ば9割 近 くが 既 婚 者 で あ る。 学 歴 別 で は,パ ー トに な る と義 務 教 育 終 了 者 が42.3%と も っ と も多 く,中 等 教 育 終 了 者 が 次 い で 39.3%0で あ る。 い わ ば,既 婚 で 学 歴 も概 し て 低 ぐ,専 門 技 術 を 持 た な い 主 婦 層 が パ ー トタ イ マ ー に な る条 件 が,こ うい うと こ ろ か ら も うか が え る 。 若 年 労 働 力 不 足 の 代 替 労 働 力 と な っ た 中 高 年 齢 女 子 の 量 的 拡 大 は,低 賃 金 層 構 成 に も 多 大 の 影 響 を 与}た 。36年 に 低 賃 金 層 の半 数 以 上 を 占 め て い た20.r.

未 満 の 若 年 層 は,47年 に18%に 減 り,30歳 以 上 の 女 子 が ・56%の 大 半 を 占 め て こ れ に と っ て か わ る よ うに な っ た 。

主 婦 の 職 場 参 加 は,パ ー トタ イ マ ー と い う形 態 を 中 心 に 急 速 に 増 加 し た の だ が,現 状 で ぽ 多 様 な 問 題 を は ら ん で い る 。 一 般 に そ の 労 働 条 件 は,企 業, 主 婦 双 方 の 側 の 安 直 な 気 持 や 態 度 を 反 映 して,就 業 規 則,労 働 契 約 が 不 備 な

!

(17)

主婦 労働 の現 状 と問題 性83 図7.年 齢 ・配偶 関係 ・学歴 別 女子就築者 の割 合

(東 京:48年)

55歳

本 雇

パ ー ト

群 雇

號 レ

〜17歳 】8〜24歳25‑39歳40‑54歳 以 上

lll}1〆

≡ 獣 ミ趣趣 漸%髪i勿i醸iiミ 騰 明

¥O.CI

}L9‑̲… 一一'" 一一!'̲一 一 マ/1ノ}

i;襲 豚 動 一 黙 姦3

\1 .8

\Ll

耀 蹉 黒 不

5

鑓 §黙 獣 議織 膨 勢〃 感醸 明̲}一

̲̲一 一一 一一F‑、

̲一 一 一一π

層一一}L

一一

1 .1.6

i鱒 鍵 顛%灘 蕪

旧 高.\2.!

中 小 ・新 中 旧 中 ・新 高

短 大 夫 学 他

学 歴 別

本 雇 26.5・1欝

、 \ 、、

継 蝋 黙 翻1・.3i/79

42.3一

、 、 \ \ 、 、\、 \ 、

3.7‑;

へ   ヘ ヒ モ ヒ ヘ ヱヘ ヘへ

熱 漕1・鰹 熱 こ碧 懸

9 ̀4

パ ー ト

i.8タ4.1 資 料 出 所:労 働 局 「婦 人 労 働 の 実 情 」.,圃

注)数 字 は 構 成 比(%).

も の が 多 い し

,待 遇 も悪 い 。 ま た 家 庭 志 向 や 家 庭 責 任 を ほ とん どの 者 が 第 一 に 考}て お り,畳性 別 役 割 分 担 思 想 も濃 厚 だ し,核 家 族 化 に よ る家 事 代 替 処 理

者 も少 な い と こ ろ か ら,家 事 負 担 が か}っ て 重 くの しか か る 場 合 が 多 い 。 と こ ろ で,近 頃 は パ,̲̲.,トタ イ マ ー と呼 称 して も フ ル タ イ マ ー で あ る正 規 の 従 業 員 と 労 働 時 間 や 仕 事 の 内 容 が ほ と ん ど差 の 無 い 場 合 が 多 く,場 合 に よ っ て は ま っ た く変 ら な い も の も あ る。 しか し,雇 用 の 形 態 は あ くま で 臨 時 雇 用

で 身 分 保 障 が な さ れ ず 企 業 側 の 必 要 に 応 じて い つ で も雇 用 契 約 を 解 除 さ れ る 者 が 一 般 に パ 「 トとい わ れ る よ うで あ る 。 語 義 か らい え ば パ ー トは,パ̲一 一.ト

タ イ マ ー す な わ ち 短 時 間 就 労 者 の こ と で あ る。 しか し現 実 に は 本 来 の 意 味 で 使 お れ る も の と,臨 時 雇 用 と し て 使 わ れ る も の と あ る が,ど ち ち が と い}ぽ

後 者 の場 合 が 多 く,そ れ も不 安 定 な 気 軽 さ,:単 純 労 働 内容 を意 味 す る もの が

多 い よ う で あ る ・li・;il' .

パ ー トタ イマ ーが 急速 に 普 及 し,脚 光 を 拳 び 出す よ う確 な っ た 昭 和44年 に,労 働 省 の婦 人 少 雫 局 は パi一 トタ イマ ー労働 の数 次 に わiたる実 態 調 査 の結

く ミ ロ ド ミ

果 か ら,パ ー … ト タ イ セ ー の 一 応 の 定 義 づ け を 行 っ セ い る 。 す な わ ち1パ ー ♪ タ イ'マ ー・と は,

!

1

'

σ

参照

関連したドキュメント

(ロ)

高裁判決評釈として、毛塚勝利「偽装請負 ・ 違法派遣と受け入れ企業の雇用責任」

[r]

Council Directive (( /((( /EEC of (( July (((( on the approximation of the laws, regulations and administrative provisions of the Member States relating

らぽーる宇城 就労移行支援 生活訓練 就労継続支援B型 40 名 らぽーる八代 就労移行支援 生活訓練 就労継続支援B型 40 名

(実 績) ・協力企業との情報共有 8/10安全推進協議会開催:災害事例等の再発防止対策の周知等

4 アパレル 中国 NGO及び 労働組合 労働時間の長さ、賃金、作業場の環境に関して指摘あり 是正措置に合意. 5 鉄鋼 カナダ 労働組合

【サンプル】厚⽣労働省 労働条件通知書 様式