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GERMANY
商号等:大和住銀投信投資顧問株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第353号 加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 情 報 提 供 資 料 2015年12月作成19世紀に建設された国立オペラ劇場「ゼンパーオーパ−」 白亜の城として観光の名所になっている「ノイシュヴァンシュタイン城」 ユーロ圏で最大の人口を誇り、先進工業国であると ともに貿易大国でもあるドイツ連邦共和国(以降、ドイ ツ)。首都ベルリンは、1990年に東西が再統一されたこ とで都市開発が進み、斬新な建築物が立ち並ぶヨーロ ッパ有数のエキサイティングな街へと変わりつつある。 その一方で、中世からの面影が各地に色濃く残って いるのもドイツの魅力だ。自由都市や小さな領邦国家 が集まった歴史的背景もあり、各地に古城や宮殿が点 在し、地域によって雰囲気も違う。中世のままの街並み をつなぐロマンチック街道や、グリム童話ゆかりの地を 巡るメルヘン街道は、ドイツの観光街道として有名であ り、旅行者を楽しませている。 また、世界のトップクラスの指揮者やオーケストラが 活躍しており、荘厳なオペラ劇場やコンサートホールが あることでも名高い。博物館や美術館も多く、芸術品の 宝庫といっても過言ではない。 これほど多彩な魅力にあふれる国、ドイツ。観光客も 年々着実に増えており、これからもますます注目されて いくことが予想される。
旅行者を魅了してやまない
中世と現代が交差する国
―
ドイツ。
【ドイツ国際観光客到着数】出典:国連世界観光機関(UNWTO)「Tourism Highlights 2015Edition」 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 (単位:千人) 2012年 2013年 2014年 30,407 31,545 33,005 国名/ドイツ連邦共和国 人口/8,094万人(2014年) 面積/35.7万平方キロメートル (ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、フランス、オーストリア、スイ ス、チェコ、ポーランド、デンマークの9カ国と国境を接する) 首都/ベルリン 【ドイツ基本情報】 出典:外務省HP Discover GERMANY 2
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時代が流れても、
心のふるさとは今も 森 にある。
ドイツ人は「森の民」といわれる。各地に残る広大な森は、自然を愛するドイツ人の憩いの場にもなっており、 緑のなかを人々はよく散歩し、時季になればキノコ狩りをする。ドイツの森は、日本のように灌木が道をふさぐこと もなく、管理・整備が行き届いているので、歩きやすい。 ドイツは世界遺産も多いが、そのなかでも有名なのが「ケルン大聖堂」だ。高さ157mの重厚なゴシック建築 は、見る者を圧倒する。この建物は、内部に木の葉の彫刻が施され、外観も森をイメージさせている。このような デザインが、ドイツの精神を映すと解釈されることもある。 ドイツ人にとって、森や自然を大切にすることは、アイデンティティーとも密接に関わっているのだろう。 ゴシック建築のカトリック教会の「ケルン大聖堂(世界遺産)」 モミの木などの針葉樹が多い「シュヴァルツヴァルト(黒い森)」 ヴュルツブルク司教館 アーヘン大聖堂 シュパイヤー大聖堂 ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場 ヴィースの巡礼教会 ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルスト ハンザ同盟都市リューベック ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群 マウルブロンの修道院群 クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会、城と旧市街 ケルン大聖堂 ヴァイマールとデッサウのバウハウスとその関連遺産群 ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島) ヴァルトブルク城 エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群 ライン渓谷中流上部 シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区 ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像 レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ ベルリンの近代集合宅群 ヴィルヘルムスヘーエ城公園森の文化が育んだ「カッコウ時計」
ドイツの森の代表格といえば「シュヴァルツヴァルト(黒い森)」。ここの特産品が 山小屋の形をした「カッコウ時計」(日本では鳩時計)だ。定刻になると、時計の上 部の扉が開いて、カッコウが飛び出し、鳴いて時を知らせる。 日本でもカッコウ時計はおなじみだが、ドイツ・シュヴァルツヴァルトの特産品だ と知る人は少ないかもしれない。 【ドイツの代表的な世界遺産】 Discover GERMANY 今、知りたい国ドイツGERMANY
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現
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息
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風
習
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世界各国から観光客が訪れる、
ドイツはイベント大国。
ドイツには地域の収穫祭や宗教関連の祝祭など、 年間約300万件ものイベントがある。なかでも、世界 最大のビール祭りとして有名なミュンヘン市の「オクト ーバーフェスト」は、16日間の期間中、世界各国の観 光客を含めて600万人以上が集まり、700万リットル以 上のビールが飲まれるという。ほかに、ケルン市周辺 の「カーニバル」やローテンブルク市の「マイスタートル ンク祭り」なども観光客に人気だ。 しかし、ドイツ人が一番心待ちにする祝祭といえ ば、クリスマスだろう。11月下旬になると、クリスマスマ ーケットが各地の広場に登場し、街はきらびやかなイ ルミネーションに彩られる。クリスマスツリーに飾るオー ナメントやお菓子などを売る出店が並び、人々は華や かな雰囲気のなかで、買い物を楽しむ。 そして、ついに訪れるクリスマス。ドイツではイブに 当たる12月24日はどこも休みになる。普段は離れてい る家族もクリスマスには集まり、ごちそうを食べたり、プ レゼントを交換したりして過ごすのだ。 カイザーヴィルヘルム記念教会のクリスマスマーケット 民族衣装を着て、ビールの祭典「オクトーバーフェスト」を楽しむ人も イルミネーションが美しく輝く「クリスマスマーケット」 ドイツを語るうえで欠かせない「ビール」。その品質を守っているのが「ビール純 粋令」だ。16世紀初頭にバイエルン国王の勅令により始まった「ビール純粋令」に は、ビールは「麦芽、酵母、ホップ、水」だけで製造されたものとある。以来、これがド イツビールの伝統とされ、現在でも多くの醸造所では副原料などは使用せず、昔 ながらのビールづくりが行われている。クリスマスツリーの発祥はドイツ
クリスマスのシンボルでもある「クリスマスツリー」は、ドイツが発祥。ク リスマスツリーは「楽園の樹」を意味し、「楽園は、いつでもおいしい食べ 物があるイメージ」から、リンゴやクッキーをツリーに飾る風習が生まれた といわれる。 16世紀から守られている「ビール純粋令」 Discover GERMANY 今、知りたい国ドイツGERMANY
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輸送用機械からナノテクまで
受け継がれる工業国の伝統
現代のドイツについて人々が一番に思い浮かべるのは、 EUを代表する経済大国としての姿だろう。一人当たりGDP は約4万8千米ドル*で、日本を1万米ドル以上も上回る。2009 年に中国にその座を明け渡すまでは、長く世界最大の輸出 国でもあった。そうした「強いドイツ経済」の土台にあるの が、工業国としての伝統だ。 主要産業は輸送用機械、電機・電子、化学などで、輸出 のおよそ90%を工業製品が占める。加えて近年はバイオ、ナ ノテク、情報・通信などの領域でも世界トップレベルだ。全人口の約1割にあたる800万人が工業関連の仕事に 就いており、その裾野の広さと高い技術力で、ドイツ製造業は世界でも特別な地位を占めている。*IMF "World Economic Outlook Databases"(2015年10月版)
リーマンショックやギリシャ経済危機に欧州が揺れた近年も、コンスタントに2,000億米ドル前後の黒字を維持する貿易収支が サービス収支の赤字を補い、ドイツの経常収支は黒字で推移している。経済の実力に比べて割安な通貨ユーロとEU自由貿易圏の 存在が、輸出においてドイツの立場を常に有利にしているためだ。
「アルバイト」は神に与えられた使命?
日本でもおなじみのアルバイトという言葉は、もともとドイツ語で労働を表す 「Arbeit」のこと。ただし本来のドイツ語には、パートタイムや臨時の仕事といった意味 合いはない。背景には、「労働とは人が生きるために神から与えられた使命」という宗 教的な考え方があり、こうした意識がドイツ人の勤勉さを支えているのかもしれない。 好調を維持する輸出が経常黒字を支える 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 【ドイツの実質GDP】 出典:外務省HP「ドイツ連邦共和国基礎データ」 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2,576 2,669 2,679 2,682 2,725 (単位:10億ユーロ) 【ドイツの経常収支】 出典:経済産業省HP「通商白書2014」 (単位:10億米ドル) 0 50 100 150 200 250 300 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 140.2 182.4 248.8 226.3 199.5 207.7 223.3 240.7 Discover GERMANY 今、知りたい国ドイツGERMANY
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ものづくりを変える「革命」
インダストリー4.0の挑戦
ものづくり大国ドイツは、これからも世界に冠たる工 業国であり続けるのか。それを占う意味で注目される のが「インダストリー4.0」の取り組みだ。「第四次産業革 命」を意味するこの言葉は、機械工業の時代が幕を 開けた第一次、大量生産化が始まった第二次、ITが 製造を制御するようになった第三次の次に来る新しい ものづくりとして、ドイツが2011年から提唱している。 鍵を握るのが「考える工場」だ。ネットワークにつな がれた機械同士が「会話」し、生産量の調整から部 品工場への発注、パフォーマンスの低下したラインの 修理までを自動で行うようになるという。ドイツが構想 するのは、こうした工場を核に、倉庫や流通、販売店 などが結びついた生産システムだ。コストの大幅削減 を実現し、台頭する新興国に対抗するため、産学官 の総力を挙げたプロジェクトが進んでいる。 中世以降のドイツのものづくりを支えてきたのが、マイスター(親方)を頂点とす る厳格な職人制度と技術教育であることはよく知られた事実だが、そうした文化 は今もかたちを変えて生きている。現代ドイツのマイスターは公的資格であり、専 門技術だけでなく、経営や職場管理の能力、後進を育てる教育者としての能力な ども求められる。際立って多いドイツの特許取得件数
2014年に欧州特許庁で認可されたドイツの特許件数は1万3千件以上で、こ れはフランスとイギリスの取得件数の合計に匹敵する。ドイツ政府は、自国経済の 国際競争力を高めるためにイノベーションを生み出すことに意欲的で、過去20年 以上にわたり大学や研究機関と企業の連携に財政支援を行っている。 現代に生き続けるマイスター制度 シーメンス(情報通信など)、バイエル(化学、医薬品)、BASF(化学)、メルク(化学、医薬品)、SAP(ソフトウェア)、ヘンケル(トイレタリー)、ブラウン (電機)、ケルヒャー(清掃機器)、ルフトハンザ(航空)、マイセン(陶磁器)、リモワ(スーツケース)、シュタイフ(テディベア)、ライカ(カメラ)、アディダス (スポーツ用品)など 【ドイツを代表する主なメーカー、ブランド】 製品 ビル 考える工場 物流 エネルギー 交通出典:Recommendations for implementing the strategic initiative INDUSTRIE 4.0 より大和住銀投信投資顧問作成 インダストリー4.0の「Smart Factory」構想 Discover GERMANY 今、知りたい国ドイツ