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平成26年度第1回地域包括支援センター運営協議会議事録

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(1)

平成26年度 第1回地域包括支援センター運営協議会 議事録

1 開催日時 平成26年5月30日(金)午後2時00分∼3時39分

2 開催場所 北とぴあ ペガサスホール

3 議 題

(1)東京都北区地域包括支援センターの人員及び運営に関する

基準を定める条例(仮称)の制定について 【資料1】 (2)介護予防支援に関する条例の制定について 【資料2】 (3)高齢者あんしんセンター出張窓口の本格設置について 【資料3】

4 報告事項

(1)平成25年度事業実績

1)高齢者あんしんセンター運営実績 【資料4】 2)予防給付事業ケアプラン作成件数 【資料5】 3)高齢者虐待防止センターにおける養護者による

高齢者虐待の状況と対応 【資料6】

4)介護予防・地域支援事業実施状況について 【資料7】

5)介護予防プラン評価結果 【資料8】

6)ふれあい交流サロン実施状況 【資料9】 (2)平成26年度事業計画

1)高齢者あんしんセンター運営計画 【資料10】

2)介護・医療連携推進事業 【資料11】

3)「笑顔で長生き調査」について 【資料12】 (3)その他

(2)

6 質疑応答

【高齢福祉課長】 皆様、こんにちは。高齢福祉課長でございます。

本日は、お忙しい中お集まりくださいまして、誠にありがとうございます。定刻となり ましたので、始めさせていただきます。本日の運営協議会、お諮りいただきます議題が3 点、ご報告事項が9点、予定してございます。

資料につきましては、あらかじめお送りしてございます資料をご準備願います。皆様 お持ちでしょうか。ご準備いただきました資料、大変恐縮ですが、簡単にご確認をお願い いたします。

まず初めに、レジュメが1部、平成26年度第1回地域包括支援センター運営協議会次 第と表記されておりますA4縦のペーパーが1部ございます。

その他の資料につきましては、おおむね資料の右肩に資料番号を振ってありまして、次 第に記入してあります資料番号と同じくしてございます。全部を一つ一つ確認するのは省 略させていただきます。

説明者からは、説明の際、資料番号を申し上げて説明させていただきますのでよろしく お願いいたします。説明者の皆さんも、よろしくお願いいたします。

それから、机上配付の資料が3部、委員名簿と参考資料2とあります数枚がとじてある もの。3部目は成年後見制度と表題にありますA4のペーパーでございます。お手持ちの 資料で、万が一足りない場合がございましたら、大変恐縮でございますが、事務局のほう にお申しつけくださいませ。

開会に先立ちまして、欠席のご報告をさせていただきます。本日は、3名が欠席とのご 連絡をいただいております。半数以上のご出席をいただいておりますので、本日の委員会 の成立を報告させていただきます。

それでは、議題に入らさせていただきます。ここからは、会長に議事進行をお願いした いと思います、

会長、よろしくお願いいたします。

(3)

ちょっと私、事務局にお願いできればと思うのですが、次回でもいいのですけど、傍聴 の方には資料が行っていないような気がするのですけど、いかがでしょうか。できれば、 資料を傍聴の方にもお渡しできればいいのかなと思いますけども、今日は間に合わないと 思いますけど、また事務局で検討していただきたいと思います。

傍聴の方も、ちょっとそういう事情ですので、ご理解いただければと思います。 それでは、議題が三つということで、まず東京都北区地域包括支援センターの人員及び 運営に関する基準を定める条例(仮称)の制定についてということで、資料の1について、 事務局でご説明をお願いします。

【高齢福祉係長】 議題1についてご説明をさせていただきます。

次第を1枚めくった資料1をご覧ください。東京都北区地域包括支援センターの人員及 び運営に関する基準を定める条例(仮称)の制定について。今回、改正の内容につきまし ては、平成25年6月に公布されました「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の 推進を図るための関係法律の整備に関する法律」において、介護保険法の一部が改正され、 地域包括支援センターの職員等に係る基準及び当該職員の員数に関する事項等の規定を条 例で定めるものとされたことに伴い、北区の地域包括支援センターの人員及び運営に関す る基準を定めるものでございます。

条例の施行日といたしましては、平成27年4月1日を予定しております。

こちらの矢印の下にまいりまして、地域包括支援センターの職員等に係る基準及び当該 職員の員数に関する事項等の規定を条例で定めるものとされました。

改正前の法律の第115条46の4のところに、「地域包括支援センターの設置者は、 包括的支援事業を実施するために必要なものとして厚生労働省令で定める基準を遵守しな ければならない。」とあったものが、改正後は「地域包括支援センターの設置者は、包括 的支援事業を実施するために必要なものとして市町村の条例で定める基準を遵守しなけれ ばならない。」と改正がされました。

また、新設をされた5番、「市町村が前項の条例を定めるにあたっては、地域包括支援 センターの職員に係る基準及び当該職員の員数については厚生労働省令で定める基準に従 い定めるものとし、その他の事項については厚生労働省令で定める基準を参酌するものと する。」という項目が追加されたものでございます。

(4)

労働省令で定める基準は、次の各号に掲げる基準に応じ、それぞれ当該各号に定める基準 とする。

まず、「従うべき基準」の第1号としましては、法第115条の46第4項の規定によ り、地域包括支援センターの職員に係る基準及び当該職員の員数については、市町村が条 例を定めるに当たって従うべき基準、次のイ及びロに掲げる基準となっております。この 従うべき基準というのは、下に「※ 「従うべき基準」」の説明書きがありますように、区 の条例の内容を直接的に拘束するもので、必ず適合しなければならない基準であります。 当該基準に従う範囲内で地域の実情に応じた内容を定める条例は許容されるものの異なる 内容を定めることは許されないものです。

それに当たって、イ、1の地域包括支援センターが担当する区域における第1号被保険 者の数がおおむね3,000人以上6,000人未満ごとに置くべき専らその職務に従事 する常勤の職員の員数は、原則として次のとおりとする。

(1)保健師その他これに準ずる者1名、(2)社会福祉士その他これに準ずる者1名、 (3)主任介護支援専門員その他これに準ずる者1名、これを置かなければいけないとい う定めでございます。

「参酌すべき基準」、こちらは第2号、法第115条の46第4項の規定により、地域 包括支援センターの職員に係る基準及び当該職員の員数以外の事項については市町村が条 例で定めるに当たって参酌すべき基準、次のイ及びロに掲げる基準。参酌すべき基準は、 同じく下の※ 印を見ていただくと、地方自治体――北区が十分に参酌した結果であれば、 地域の実情に応じて、異なる内容を定めることが許容されるものということで、イとロの 内容になってございます。

これらの基準を踏まえまして、4月1日施行ということでこの条例案を進めていきたい と思っております。

以上でございます。

【会長】 はい、ありがとうございました。今日は、議題が三つということで、一つずつ 議論して、報告事項は全部で九つありますので、関連したものは一括ということでいいか と思いますので、まずこの議題の1についてのご説明ですね、国の動向を受けて区市町村 はということで参酌すべき基準ということでご説明があったわけですけども、何かこれに ついてご意見、特に現場の方、いかがですか。

(5)

り、パブリックコメントなどをなさった経過があるかどうか教えていただきたいと思いま す。

【会長】 では、事務局お願いします。

【高齢福祉課長】 パブリックコメントにつきましては、現在予定してございません。 【委員】 関連して続けてなのですけれども、今回、地域包括支援センターとか介護予防 支援とかいうことなのですけれども、今後31年には居宅介護支援なども入ってまいりま す。そのときに、市区町村のほうにこういったことが条例制定というのは、これは私の理 解なのですけれども、より近い関係でその地域の実情に合わせた形で条例制定、いろいろ な地域包括ケアシステムもそうですけれども、作っていくという意味合いではないかと考 えております。ですので、できましたらパブリックコメントをしていただければなと思い ます。

今回、居宅介護支援の条例に関しましては、都道府県と政令指定都市・中核市におき まして条例で制定されておりますけれども、多くのところでパブリックコメントを出され ておりますので、できましたらお願いしたいと思います。

【会長】 事務局、いかがでしょうか。

【高齢福祉課長】 パブリックコメント等の動向につきましては、今後、他の自治体です とか国のご指導のほうもよく拝見しながら検討していきたいと思います。よろしくお願い いたします。

【会長】 よろしいですか。前向きに検討するということですね。ありがとうございます。 他にいかがでしょうか。特に地域包括で、社会福祉、主任ケアマネ、保健師あるいは 看護師さんとして現場でかかわっている方、○ ○ 委員さんいかがですか。

【委員】 今、○ ○ 委員からもお話があったように、それぞれの地域でどのような地域包 括支援センターをつくるかということを考えると、やはりパブリックコメントとか地域の 住民が何を必要としているのかということを知らないと、次に進めないのかなと思います。

(6)

ンターにどういうことを、私も働いていながらなんですけど、考えていらっしゃるのかど うかということを、私たち自身だけではなくて、やはり第三者の立場からも見ていただい て、考えていかなければいけないのではないのかなと思います。ですので、繰り返しにな りますけど、住民の方たちが何を望んで、何を必要としているのかということを、改めて ここでもう一回見直していただいてもいいのかなと思います。

【会長】 ありがとうございました。今のご意見について、事務局はどのようにお受け止 めになったのでしょうか。

【高齢福祉課長】 地元に根づいた地域包括支援センターでございますので、皆様のご意 見をよくお聞きして運営を進めていくというのは大変重要なことだと考えておりますので、 そのパブリックコメントも含めた皆様のご意見を伺っていくというのは、今後十分に検討 していきたいと思います。

【会長】 ありがとうございました。副会長は何かサポート医、ご活躍ということであり ますので、ぜひお願いします。

【副会長】 私は北区高齢者あんしんセンターサポート医というのもさせていただいてい るのですけど、北区の場合、それぞれの地域包括支援センターは、大体、中学校区ぐらい の範囲におさまっていると思うので、人数が多いところはしようがないとして、人員配置 については高齢者人口、特に75歳以上の人口を加味した上で人員配置していただければ いいと思います。やはり75歳以上になると、急に需要が多くなるところがありますので、 多分、今年中に北区は75歳以上のほうが多くなるのですよね。ですから、そういう予定 になっていますので、地域によって75歳以上の方が多いところには少し手厚くしていた だくというのが必要ではないかと思うのですよね。

それから、今後は高齢者あんしんセンターを配置する場合に、高齢者あんしんセンター の位置がその地域の中心にないところが結構あるような気がするのですね。そういうとこ ろも、今後、再配置するときには考えていただければと思います。

以上です。

【会長】 ありがとうございました。今のお話、事務局はどのようにお受け止めになった のでしょうか。

(7)

域がございます。そういった地域のでこぼこと先ほどちょっとご意見がございましたが、 そのあたりにつきましては、出張窓口等の設置もこれからしっかりとやっていきながら、 できるだけそういったアンバランスを解消するような手だてを取っていきたいと考えてご ざいます。

再配置につきましては、今のところそういう計画はございませんが、人員的な部分です とかそういったものを検討しながら、そういうアンバランスを解消するように図っていき たいと考えてございます。

【会長】 ありがとうございました。やはり今、質疑応答をされていることを聞かせてい ただいて、国はあくまでも全国的な、標準的な基準というのを設けているだけにすぎない ことで、北区のことは全然知らないわけです、国においては。やはりそういう意味では、 北区・自治体あるいは地域包括の関係者の皆さんが地域の特性・実情に応じて利用者の側 から見ての視点というのも必要だと思いますので、ぜひ前向きにご検討いただければと思 います。この1の議題については、よろしゅうございますか。他の委員さん、よろしいで すか。

それでは、議題の2、介護予防支援に関する条例の制定について。これは、資料の2で すね。事務局、ご説明お願いします。

【介護保険課長】 資料の2をご覧ください。介護予防支援に係る条例制定についてでご ざいます。先ほどと同じように、介護保険法が改正されまして、その中で同じように厚生 労働省令で定めるというところを、区の条例で定めると規定が変わりましたので、それに 対応するものでございます。これにつきましては、今年度中に規定を作れというような内 容になっておりますので、年度内に条例を作ることが必要となってございます。

(8)

一として、指定介護予防支援に従事する従業者に係る基準及び当該従業者の員数。二、 指定介護予防支援の事業の運営に関する事項であって、利用する要支援者のサービスの適 切な利用、適切な処遇及び安全の確保並びに秘密の保持等に密接に関連するものとして厚 生労働省令で定めるもの。

4項としまして、ここは改正前は「指定介護予防支援に係る介護予防のための効果的な 支援の方法に関する基準及び指定介護予防支援の事業の運営に関する基準」と書いてござ いましたが、これが「厚生労働省令で定める基準」という形に変わったということでござ います。

1枚おめくりいただきまして、基準の概要でございます。従うべき基準、参酌すべき基 準、これにつきましては先ほど高齢福祉課長がご説明したとおりでございますが、こちら のほうの従うべき基準は、①介護予防支援に従事する従事者に係る基準及び員数、②とし て、介護予防支援の事業の運営に関する事項であって、利用する要支援者のサービスの適 切な利用、適切な処遇及び安全の確保並びに秘密の保持に密接に関連するものということ でございます。

ここで、資料2の別添、別つづりのものをちょっとご覧いただくと参考になるかと思う のですが、こちらのほうには現在の厚生労働省令、1枚目は基準に定められている項目を 全体をお示ししておりますが、これを1枚おめくりいただきますと、この中で従うべき基 準は何なのかと、第二条、第三条、第四条、第五条、第二十二条と第二十六条だとなって おります。その後に、厚生労働省令の全文を付けてございますが、これを1枚おめくりい ただきまして4ページ目を見ていただきますと、赤い字になっているところがございます。 これが、従うべき基準という形になりますので、4ページ目の第二条、第三条、第四条、 あと5ページ目の第五条、2枚おめくりいただきまして、8ページ、第二十二条、9ペー ジ、第二十六条。この赤い字は、そのまま区の条例に定めなければならないとなっており ます。残りの黒いところは参酌すべきということですので、現在この内容を精査いたしま して、北区の現状に合った形にと思ってございますが、やはりなかなかここから踏み出し て変えるというのは、読んだ限りでも難しいなと。やはり参酌すべきといっているところ は、生かすべきところも多いのだなと感じているのが現在の率直な感想なのですが、今後 ここを精査いたしまして、またお示ししていきたいと思っています。

(9)

るところでございますので、そういう意味ではとても狭い範囲のものなのですが、一応現 在準備を進めているところでございます。以上です。

【会長】 ありがとうございました。

ただいまのご説明、資料の2及びその別添ということでお話がありましたけれども、何か ご意見ご質問があれば。どうぞ。

【委員】 条例を変えるということは、区議会に提出して承認を得るわけですよね。区議 会に提出して承認を得る次期はいつごろなのでしょうか。

【介護保険課長】 年度内ということは、一番最後ですと来年の第1回定例会ということ もあるのですが、それでは余りにもぎりぎり過ぎるだろうと思っておりまして、現時点で の希望は、今年の一番最後の第4回定例会にできれば出したいなと思っておりますので、 そうしますと区の内部での締め切りというのが、大体9月ぐらいには文案を出さなければ いけないということで、そういう意味では今から見るとちょっとタイトかなとは思ってい るのですが、それを目指して今進めているところでございます。

【委員】 ということは、先ほどの人員及び運営に関する基準のほうも同じように考えて よろしいのですか。はい、わかりました。ありがとうございます。

【会長】 他にいかがでしょうか。

私のほうから、ちょっとお伺いしたいのですけど、今の関連してですね。9月頃までに 庁内でこれを精査した上で、条例案を作られるということですけど、それは議会にもちろ ん提案されるわけですね。その前に、次回の我々のこの運営協議会には当然お示しいただ けるということなのでしょうか。

【介護保険課長】 当然、この今日の地域包括の委員会には、まず一番初めにお示ししな ければいけないなと思っておりまして、そこでご審議いただいた後、本運営協議会のほう にもお示ししてと考えてございます。なので、かなり回数というか、何回もやらないとで きないのかなというのもございますので、日程の確保をよろしくお願いいたします。 【会長】 そのようなスケジュールということですね。事務局、それから区の庁内の関係 と、我々のこの協議会と、区議会ということでの条例化ということなのですけど、よろし ゅうございますか。はい、ありがとうございます。

それでは、3番目の議題ですね。高齢者あんしんセンター出張窓口の本格設置について ということで、これは資料の3ですね。事務局、ご説明お願いします。

(10)

高齢者あんしんセンターの出張窓口の本格設置について、経過と概要でございます。現 在、区内では、15カ所高齢者あんしんセンターが担当する地域がございますが、高齢者 の数は平均で5,500人、設置基準では3,000人から6,000人となっておりま すが、一部では昭和30年代から50年代に建設された大規模集合住宅があることなどか ら、最高で8,716人、こちらは豊島高齢者あんしんセンターの管轄になりますが、と、 3カ所の高齢者あんしんセンターで7,000人を超えております。高齢者人口の偏在が 顕著となっているところでございます。

このような地域における高齢者の様々な相談、申請等に対応するため、今後さらに高齢 化の進展が見込まれる大規模集合住宅地域に高齢者あんしんセンターの出張窓口を、平成 25年度に試行設置をしてまいりました。

試行設置から長いところで1年近く経過がしてまいりましたので、そちらの利用状況も 明らかになってまいりましたので、本格設置に向けた検討を行いたいと思っております。

2番、本格設置を検討する高齢者あんしんセンターと高齢者人口。

1番、王子光照苑高齢者あんしんセンター、7,733人。2番、豊島高齢者あんしん センター、8,716人。3番、桐ケ丘やまぶき荘高齢者あんしんセンター、7,458 人。こちらの数は、平成26年3月1日現在の数字でございます。他の圏域の人員につき ましては、23ページの参考資料を後ほどご覧いただければと思います。

3番目、出張窓口を試行設置した大規模集合住宅でございます。

1番、王子5丁目団地、2番、豊島5丁目団地、3番、ヌーベル赤羽台。こちらの団地 内に1週間に1回出張窓口を開設をいたしました。

4番、運営状況でございますが、王子5丁目団地につきましては、平成25年6月から 開設をいたしまして、相談135件、申請23件、サロンの参加者280名。2番、豊島 5丁目団地、こちらは平成25年7月から開設でございます。相談200件、申請48件、 サロン164名。3番、ヌーベル赤羽台、こちらは平成26年2月開設でございます。相 談36件、申請4件、サロンは0でございます。こちらヌーベル赤羽台は2月から開設を したということで、開設期間が短いものですから、このような数字になっているところで ございます。

(11)

格設置に向けた検討を引き続き行いたいと思っております。 以上でございます。

【会長】 はい、ありがとうございました。ただいまのご説明のあんしんセンター出張窓 口の本格設置についてということで、何かご意見・ご質問があればと思いますがいかがで しょうか。

どうぞ。

【委員】 これは出張窓口の本格設置ということなのですか。それとも、この出張窓口を 通じて、将来、あんしんセンターをつくるということの意味なのでしょうか。

【高齢福祉課長】 出張窓口を本格設置をするという位置づけでございます。今までは試 行という形で運営してまいりましたが、それを正式な形で運営をしていきたいということ でございます。

【委員】 そして、さらにその出張窓口があんしんセンターに格上げするとかいうことは 考えてないのですか。

【高齢福祉課長】 現時点では、そういう構想はございません。

【会長】 よろしゅうございますか。いまいちご納得がいかない… … 。

【委員】 ただ、この3,000人から6,000人という数を大幅にオーバーしている 地域ですよね。そして、出張窓口ができて週1回の出張ということでは、ちょっと心もと ないような気がしますので、特に高齢者に一番優しい北区としては、やはり新たにセンタ ーを増やして、3,000人から6,000人で対応していけるようになればと思います が、いかがでしょうか。

【高齢福祉課長】 貴重なご意見ありがとうございます。高齢者あんしんセンターの基本 のスタイルとしましては、高齢者のところに出向いてご相談を受けるというのが大きな基 本スタイルでございますので、そういった点では、来ていただくよりも出向くということ から、より高齢者の皆様のご意見・ご要望を伺うことができるのかなと思っております。 確かに、高齢者人口のアンバランスの部分がございますが、大規模集合住宅ですと、あん しんセンターの職員もまとまって行きやすいというような地域特性もございますので、あ る意味デメリットではあるのですが、そういったメリットの部分も活用しながら運営を頑 張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

【会長】 よろしゅうございますか。

(12)

かそこへ来られない、あるいは来られるかもしれないけど、対象者が非常にまとまってい る大規模団地であれば、むしろ出向いていくということの柔軟な対応かと思いますけれど も、将来的にはその状況を見て、必要であればきちんとさらにあんしんセンターを増やし ていくという方向性を持っていただければよろしいのではないかなと思いますので、もう 少し推移を見ていく必要があるのかなと思いますね。

はい、ありがとうございました。この点について他の委員さん、ご意見あればと思いま すが、いかがですか。

はい、どうぞ。

【委員】 1点質問なのですが、出張窓口を試行で3カ所設置されているわけなのですけ ども、こちらの広報的な活動というのはどういったことをやってきたのか教えていただき たいのですが。

【会長】 はい、どうぞ。

【高齢福祉課長】 窓口業務といたしましては、申請の受付、それからさまざまなPRで ございますね、地域の町会等を通じまして、高齢者あんしんセンター出張窓口のチラシを 各戸に配布をお願いいたしました。また、開設時に目立つようにのぼりを立てまして、ウ エルカムな雰囲気感を出そうということでお出迎えをしてございます。そのほか、北区の ホームページ、それから北区ニュースでご案内をさせていただいたところでございます。 【会長】 いかがですか。

【委員】 その最初のチラシ配布というのは、1回だけだったのですか。それとも、継続 的に何回か、定期的に配布とかしたりもされたのでしょうか。

【高齢福祉課長】 1回だけでございます。全戸配布させていただきましたのは、町会・ 自治会を通じてということでしたので、余りお願いをすることが難しい部分がございまし たので、1回だけにとどまってございます。

【会長】 よろしいでしょうか。

(13)

んな。」のぼりの話もされていました。「のぼり立ってもこんなの全然わかんないよ。も うちょっと積極的にPRしないと、みんなわかってもらえないよ。」みたいな感じで、半 分冗談みたいな感じでおっしゃった部分もあるとは思うのですが、ただ、今お話を聞いた 限りでも、PR的なところが非常に足りないのかなという感じがします。

やはり、出張窓口を本格設置ということで、この本格設置はとりあえず場所だけ作っ て、はい、やりましたということでは何の意味もないところがあるので、やはり設置する のであればきちんと利用していただくようにPRをするということは、非常に大事だと思 うのですね。

特に高齢者の方が対象になっていますので、ホームページをご覧くださいというのは、 若者ではないので、高齢者の方のほうが多いというところもあって、なかなかネットを見 てって集まってくるというのはなかなか難しいと思うのですね。そうすると、やはり昔な がらのPRやチラシで各戸を訪れてというような形でしか、アピールしていく手だてはな いのかなと思われますので、例えば訪問が主だということであれば、そのときにこういう 場所がありますよと。サロン的なこともやっていますよ、どうぞ集まってくださいという 形で積極的にこうPRしていただく。

ただ、職員の方に全部というのはなかなか厳しいところもありますので、そこのとこ ろはやはり行政の部分でしっかりとサポートをしてPRというところは、そちらはすごい 仕事だと思いますので、ぜひそこのところはご検討していただければいいのかなと思いま す。

以上です。

【高齢福祉課長】 貴重な意見ありがとうございます。検討させていただきたいと思いま す。

【副会長】 団地の中にありますけど、団地外の方が利用しているということはあります か。それは、件数なんかわかりませんか。別に団地外の人が利用してはいけないというこ とはないわけですよね。

【高齢福祉課長】 統計的に団地外の方が利用されているかどうかという数字は把握して おりません。ただ、ご案内の中では団地外の方がご利用されても大丈夫ですということで、 ご案内させております。

(14)

いう団地自治会との連携をお願いするという手もありますし、もちろん民生委員さんなど さまざまな、チラシをまくだけではなくて口コミ、そういったものも非常にいいかと思い ます。せっかくいいことをやっているわけですから、PRしてもらえれば利用者も増えま すので、またそれは喜ばれるということですので、ぜひご検討いただければと思います。

他の委員、よろしいですか。 どうぞ。

【委員】 豊島高齢者あんしんセンターと王子光照苑のあんしんセンターを統括しており まして、今いろいろご意見をいただきましてありがとうございました。豊島5丁目団地の ほうは、実際窓口を置いてあるところが商店街が借りているスペースをお借りしてまた出 張窓口にしています。それから、王子5丁目団地のほうは自治会さんのスペースの机を一 つお借りして、職員を派遣しています。ですので、自治会さんとか商店街、もちろん豊島 5丁目団地は自治会さんともいろいろなお話をしながら、置かせていただいていますので、 単独で部屋を借りているわけではなくて、それぞれ自治会さん、商店街さんの借りている ところと自治会さんのお部屋に職員を派遣しているという形になってやっております。で すので、これまでもずっと自治会さんとか商店街さんとは一緒にいろいろ仕事をしてきて おりますので、そういう意味ではそこでいろいろご協力をいただけています。そういう意 味もあって、机を借りたり、お部屋を借りたりということが可能になったのかなと思って います。

PR不足というのは確かにありまして、これは私も戻ってすぐ職員にいろいろ話をした いと思っていますけども、そういうわけで自治会さんを通じて、PR紙を配ったりとか、 パンフレットを配ったりとかしています。それから、自治会さんの張る掲示板にサロンを やるよというような掲示をしたりとか、なるべく豊島高齢者あんしんセンターあるいは王 子光照苑高齢者あんしんセンター、いわばあんしんセンターというのがここに来ているよ というのがわかるようなPRの仕方をするようにしています。やはりここに高齢者あんし んセンターが出張して来ていると、ここにいるんだよということがやはり大切なことなの ではないのかなというふうに思っています。そこの場所にいる、そこの場所にあるという ことがわかっていただいた上で、そこの人たち、そこの地域の人たちとのまた関係ができ 上がっていくのではないのかなと、でき上がっていくようにしていきたいなと思っていま す。

(15)

はちょっと取っていないのであれなのですが。例えば、王子5丁目団地のほうは前がスー パーなものですから、そこに来た方がぶらっと立ち寄っていただけるというふうな感じも していますし、豊島5丁目団地のほうはちょっと団地の中になりますので、外の方が来て いただいているかそこの辺は把握はしておりませんけども、いずれにしてもその団地の方 だけではなくて、そこに来た方たちが、それから買い物とかに来たついでに立ち寄れると いう場所にしていきたいと思っております。

以上です。

【会長】 ありがとうございました。非常に団地の具体的な様子をお伺いすることができ て、非常に参考になりました。私も機会があったらぜひ、のぞいてみたいと思います。そ この今の王子5丁目団地はスーパーが近いということでぜひ拝見したいと思いますが、最 近スーパーも一生懸命競争が激しいので、スーパーの中に、スーパーによっては違うかも しれませんけど、地域の情報を、掲示板が置いてあって貼ってもいいよと無料で、という ようなところもあるかと思うのですね。であれば、そういうスーパーにも協力してもらう と。スーパーには皆さん必ず買い物に行くでしょうから、そこで情報をいただいてあんし んセンターが近くにあるから寄ってみようと、そういう相乗効果、地域の、地域力、ご近 所の底力ですよね。そういったところで何か工夫をしたいということで、ありがとうござ いました。

他にいかがでしょうか。よろしいですか。○ ○ 委員さん何かありません。目線が合うと ついお声をかけたくなってしまうのですけど。何かありますか。お願いします。

(16)

【会長】 ありがとうございました。そういう意味では、区からの情報発信提供の場所と いうことだけではなくて、そこをステップにして利用者の横の連携、互助の連携、こうい ったものができて、そこがサロンになり、オアシスになり、居場所になるとそういう方向 性を見ながら進めていくということで、第一歩としてはいいと思いますけど。はい、あり がとうございました。

議題が三つ終わりましたけどよろしゅうございますか。全体的にいいですか。 (異議なし)

【会長】 それでは、報告事項ですね。(1)平成25年度事業実績ということで、これ は六つあります。どうしましょう、一つずつやっていきますか。それとも、時間の関係が ありますのでまとめてやった上で、全体のご意見、いかがでしょう。

【委員】 まとめて。

【会長】 まとめて――まとめといっても事務局のほうのご都合があるでしょうからお任 せしますけど。

それでは(1)の平成25年度の事業実績、1)の高齢者あんしんセンター運営実績、 それから2)の予防給付事業ケアプラン作成件数、3)番目の高齢者虐待防止センターに おける養護者による高齢者虐待の状況と対応、4)番目が介護予防・地域支援事業実施状 況について、5)番目が介護予防プラン評価結果、最後、6)番目がふれあい交流サロン 実施状況というこの六つですね。

では、これらはどのように一括して行うのか、少しずつグルーピングして行うのか、ご 説明は事務局にお任せします。お願いします。

【高齢福祉主査】 それでは、高齢者あんしんセンター運営実績について説明いたします。 連絡会・会議等については、3職種だけでなくて6番、見守りコーディネーター連絡会 を6回実施しました。民生委員やシニアクラブとの調整を行い、町会・自治会の見守り活 動を実施するための地域のネットワークづくりのために開催しました。今年度から社会福 祉協議会の地域福祉コーディネーターも参加しています。

(17)

トワークとは、高齢者が自立した生活が送れるように高齢者あんしんセンターを中心とし て見守り支えあいながら対応する取り組みです。全体会では、基調講演と見守り活動をし ている自治会と協力団体である銀行やスーパーマーケットの方によるシンポジウムを行い ました。14番、地域見守り・支えあい活動促進補助事業では、見守り活動を行っている 町会・自治会に対して補助金を交付しています。平成25年度は15団体交付しました。 15番、フォローアップ事業では、実態把握調査への返信がなかった方を対象に2,04 9名訪問しました。17番、地域包括ケア連絡会は、各高齢者あんしんセンターにおいて、 民生委員や町会・自治会とケアマネジャーとのネットワークづくりを目的に開催しました。 21番、高齢者あんしんセンターサポート医の訪問相談は、サポート医が1名増員となり 訪問件数が増えています。

権利擁護事業では、区民向けに高齢者虐待防止啓発講演会を1回、区職員、高齢者あん しんセンター職員を対象に虐待対応スキルアップ研修を3回開催しました。

包括的・継続的ケアマネジメント事業では、ケアマネ支援講座(基礎講座)では1年未 満の介護支援専門員を対象に、主任介護支援専門員が講師として、ネットワークを目的に 開催しました。また、ケアマネジメント向上事業として、主任介護支援専門員を対象にア セスメントからニーズ、そしてケアプラン作成について研修を行いました。参加者40名 は、指定居宅介護支援事業所の主任介護支援専門員の人数で、その他高齢者あんしんセン ターの主任介護支援専門員も16名参加しています。

その研修を受けて、圏域ごとにケアマネジメント向上を目的に居宅介護支援専門員を対 象に研修をしました。

以上です。

【高齢福祉主査】 引き続き、2)予防給付事業ケアプラン作成件数について、ご報告さ せていただきます。

資料5をご覧いただきたいと思います。こちらでお示ししてございますのは、平成25 年度の予防給付事業ケアプラン作成件数でございます。

地域包括支援センターでは、介護保険の要支援1または2の方々にケアプランを受け付 けて作成をしております。その作成件数の状況をお示ししたものでございます。

(18)

ご参考までに、表の一番右端のところに平成24年度の作成状況についてお示ししてご ざいます。

2番は、それぞれのケアプラン作成をした方の年齢区分をお示ししてございます。40 歳から64歳の方々には2号被保険者の方々になりますが、該当の方々には、やはりケア プランを作成しておりますので、40歳からをお示ししてございます。

やはり、どの年代も増えてございますが、特に75歳以上のところの増え具合が大きく なってございます。それぞれのパーセンテージにつきましては、平成24年度と大幅には 変わっていない状況となっております。

3番目は、予防ケアプランの作成委託の状況でございます。要支援1・2の方々のケア プランにつきましては、地域包括支援センターで受け付けておりますが、ケアプラン作成 の一部について、居宅介護支援事業所のほうに作成を委託することができるとなってござ います。

3の表の包括分となっているものにつきましては、各地域包括支援センターが直接ケア プランを担当しているケースになります。

下の委託分につきましては、その分の一部を居宅介護支援事業所のほうに委託をしてい る件数となっております。

委託をしているケアプランの件数と、地域包括支援センターで直接ケアプランを立てて いる割合につきましては、右端のところにパーセンテージとしてもお示ししてございます が、平成24年度に比べますと、委託をお願いしている件数のほうが若干割合が増えてい るという状況になっております。

表の一番下の4番、予防ケアプラン受託居宅介護支援事業所数になります。こちらは、 先ほどの3番の一部を居宅介護支援事業所に委託をしておりますというご説明を差し上げ たのですけれども、その契約をしている居宅介護支援事業所数になります。

地域包括支援センターによって、多少、地域包括支援センターで直接ケアプランを立て ている割合と委託をお願いしている割合が若干異なっておりますが、どちらの地域包括支 援センターも事業数は、平成24年度よりは増えている状況になっております。

一番右端の合計となっていますところは、北区全体で一部委託の居宅介護支援事業所数 が幾つあるかをお示ししたものでございます。

以上でございます。

(19)

ついてのご説明を申し上げます。

1番、高齢者虐待の相談・通報件数についてですが、前年度の扱いは101件、その前、 平成24年度が97件、平成23年度は100件ですので、大体100件ぐらいの間で推 移をしております。

こちらにお示しした数字につきましては、これまで虐待として対応していない全く新規 の方のみの件数でございますので、複数年度にわたって対応が必要な案件も多うございま すので、事実上は150件程度常時動いている状況ではございます。

その下にお示しした内訳ですけども、そのうち70%強の71件につきましては、虐待 の何らかを認められる内容があると。

その下の不明というのは、ご本人の状況ですとか、ご家族の状況を確認して虐待の疑い があるけれども確証が捉えられないという案件です。

その不明の案件につきましても、介護保険サービスの導入でありますとか、あるいは定 期的な訪問のものとかで何らかのサポートを実施して、いわゆる見守りの目を入れるよう にはして対応してございます。

2番につきましては、各相談、あんしんセンターでどれだけの虐待通報が上がってきた かというところをお示ししたものでございます。

3番は、虐待の相談・通報者、虐待あり71件のうち、ケアマネジャーさんからの通報 を大変多くいただいております。以前に比べまして、虐待研修等を通しまして、ケアマネ ジャーさんの皆様方のご協力をかなりいただいている状況でございます。

次に、虐待を受けた方の年齢についてですが、80代の方が一番多くなっております。 ご年齢を重ねるに連れられまして、体力的な低下ですとか、あるいは認知力の低下ですと かがちょうど一番始まってくる世代であるかなと見ております。

さらに、虐待を受けた方の介護度ですが、そちらにございますとおり、認定のない方が 一番多くなって32%となっております。要介護1以上の方が一番多くて53%というこ とです。

(20)

ただ一方では、やはり避難を拒否される、あるいは虐待者との同居を希望されるという ことで、特に施設への入所等は辞退をされる方が大変多うございます。

続きまして、虐待者の状況です。息子さんによる虐待というのが一番大きい割合を占め ております。いわゆる、精神的な疾患があられる、あるいはパーソナリティー的な障害が あられる、就労されていない、収入がなくていらっしゃるというところが主なキーワード になってくるところでございます。

虐待者の年齢につきましては40代の方、虐待の種別につきましては心理的な虐待、こ れは複数ですので重複している内容も多うございますが、特に親子間等の近い関係の中で は、どなったりとか、手を挙げたりというところに対する虐待の認識というのがかなり薄 くていらっしゃるような見解がございます。

特に、認知症をお持ちの方ですと、ご家族からの虐待については恐怖感をかなり訴えら れるということが目立ってきております。

虐待に対する対応についてですけども、そちらにありますとおり、介護保険等のサービ ス調整でかなり改善する内容が見られております。

ただ、緊急ショート、緊急生活支援の案件もだんだん増えてきておりまして、一時避難 をしていただいた後に、施設入所につながるということも多くなってございます。

深刻な案件がかなり増えてきておりますが、引き続き迅速に対応してまいりたいと思い ます。

以上です。

【介護医療連携推進・介護予防担当主査】 4)介護予防・地域支援事業実施状況につい て、ご説明させていただきます。着席にて失礼いたします。

資料7をご覧ください。平成25年度介護予防事業実施結果であります。

1として、一次予防事業、(1)教室、講座の参加者、内容のほうをお示ししておりま す。

一次予防では、介護予防の普及啓発として二次予防事業対象者ではありませんが、老年 症候群に対する対策の必要性を高齢者に理解してもらうために、このような単発の教室や 出前の講座を開催いたしました。

広報活動のほうは、介護予防マニュアル2013をお配りしたり、おたっしゃ事業のご 案内を関係機関や二次予防事業対象者の方へ郵送しております。

(21)

なら北区が一番を目指して∼」という記事を掲載させていただきました。

(3)講演会、イベントです。昨年度は、5回講演会を行いました。老年学公開講座、 きたく介護あんしんフェア2013、介護予防講演会が3回分開催させていただきました。 去年よりも講演会の回数も増えましたし、参加者の数も増加しております。

(4)として、介護予防活動支援。地域活動に介護予防を取り入れていく人材を要請す るという目的で、このような二つの講座を行いました。

介護予防リーダー養成講座(第6期生)、受講者は36名です。もう一つ新たに、認知 症予防ウォーキングファシリテーター養成講座というものを開催しました。これは、受講 者の方は19名となっております。

次に、二次予防事業対象者把握事業のご説明です。要支援又は要介護状態に陥るリスク のある方、二次予防事業対象者なんですが、それを把握し、介護予防事業につなげるため に行っております。

昨年度は、特定健康診査・後期高齢者健康診査と併せて生活機能評価を実施いたしまし た。

もう一つは、高齢者あんしんセンターへの相談から二次予防事業対象者に該当する可能 性のある方を対象に、生活機能評価を実施しました。これが、通年型の介護予防健診なん ですけれども、一応、この予定はあったんですけれども、実績は今回はゼロになっており ます。

おたっしゃ健診で今年度受けていただいた方は、合計は1万2,325名の方です。平 成24年度よりは若干増えたというところです。そのうち、二次予防事業対象者というの は生活機能の低下があるという方が3,542名となっております。

下のほうに年齢区分をつけました。75歳以上の方が、6割ほどになっております。 次に、3番目、二次予防事業のご説明です。

(1)通所型介護予防事業(通称おたっしゃ事業)参加状況です。実施回数、参加者数 はご覧ください。これも平成24年度と比べて教室数は変わらないのですけれども、参加 者数のほうが少し増えております。

特に、参加者数の中の二次予防事業対象者数というのが少し増えました。これは、高齢 者あんしんセンターの方が勧奨していただけた結果かと思っております。

(22)

次、めくっていただきまして、③男女別年齢階層別内訳となっております。やはり、男 性よりも女性のほうが参加者の方が多くなっております。

以上でございます。

【高齢福祉主査】 続きまして、5)介護予防プラン評価結果について、ご説明させてい ただきます。

資料8のほうをご覧いただきたいと思います。こちらにお示ししてございますのが、平 成25年度介護予防プラン評価結果でございます。

表の見方ですが、横が評価前の要介護度をお示ししてございます。縦軸が評価後の介護 度をお示ししてございます。

ケアプランにつきましては、認定期間が更新される時期もしくは必要があるときに、ケ アプランを見直すことになっておりまして、その見直しの時期について評価をしたものを お示ししてございます。

評価前に要支援1の方が1,143件、ケアプランを見直しておりますが、その後、要 支援1になられた方、要支援2になられた方が縦軸にお示ししてある方々になります。

ただ、中には、要介護の状態になられる方、もしくは転出ですとか、亡くなられたりで すとか、逆に非該当ですとかということで、プランが終了される方もございますので、そ れをお示ししてございます。

一番下の改善・現状維持・悪化に分けてお示ししてあるところですけれども、こちらに つきましては、評価前に比べて要介護度が要支援2から1、もしくは要支援の状態から自 立になられた方ということで、変化した方々の割合をお示ししています。

現状維持につきましては、要介護度が変わらなかった方の割合になります。

悪化につきましては、要介護度が要支援1の方は2または要介護になられた方という形 の方をあらわしてございます。

ご参考までに、平成24年度は改善の割合の方が10.12%、現状維持、要介護度が 変わらなかった方が54.28%、要介護度が悪化されてしまった方は29.23%とな っておりまして、平成25年度の要介護度の変化につきましては、現状維持の方が増え、 悪化の方が減っているという状況になっております。

以上でございます。

(23)

ひきこもりの防止及び地域における見守り機能の充実を図るために、安心して交流でき る場として実施しているのがふれあい交流サロンです。

1番のところで、平成25年度における対応ですけれども、赤羽圏域の桐ケ丘やまぶき 荘・浮間さくら荘・みずべの苑、滝野川圏域の上中里つつじ荘・飛鳥晴山苑に加えて、平 成25年度から赤羽圏域の西が丘園、滝野川圏域の滝野川西高齢者あんしんセンターで開 始いたしました。

2番、平成25年度の参加者数をご覧ください。開催回数は、月2回を基本としていま すが、会場の確保やスタッフ・ボランティアの確保が難しいために、月1回の開催となっ ているところもあります。

開催回数が多い豊島は、サロンに利用できる和室やフローリングの部屋があり、会場に 恵まれているということに加えて、豊島五丁目団地の出張窓口であるわくわくステーショ ンを活用してサロンを実施しているため、開催回数・参加人数とも多くなっています。

実施内容は、北区のさくら体操、ヨガなどの運動系のもの、それから革細工、粘土細工、 折り紙などの手芸、クイズなどの脳トレ、映画鑑賞や囲碁・将棋など、多岐にわたってい ます。調理を中心に、男性のみのサロンも行われています。

会費は、手芸の材料費などで100円から500円、その他は無料となっています。 手芸のプログラム等でも、手芸は行わずに見学しながらお話をして参加することもでき、 プログラム参加の強制はされておりません。

参加者の声は、参考にご覧ください。

平成26年度は、赤羽圏域の赤羽高齢者あんしんセンター、王子圏域の王子光照苑と十 条高齢者あんしんセンターで開催予定です。

以上です。

【会長】 ありがとうございました。

報告事項(1)の平成25年度事業実績で、1)から6)番まで一括して資料4から9 にわたってご説明をいただきました。

全体を通じてでも結構ですし、個々の事業実績でも結構ですので、ご意見・ご質問ある いはご提案あるいは現場の声、状況などありましたら、お願いしたいと思います。 【委員】 虐待のいろいろ報告は受けましたけれども、それはいいんですが、独居老人の 方の孤独死というのは北区では件数などないのでしょうか、それが1点と。

(24)

方というのは、表に出てきていないのでしょうか。すみません、そんなところで。 【会長】 高齢福祉課長、お願いします。

【高齢福祉課長】 孤独死とか、孤立死にかかるような独居老人の統計といいますか、ひ とり暮らしの高齢者の世帯数等は把握しておりますけれども、そういった形での死亡者数 というのを正式に捉えた統計は、実は私どものほうはとってございません。

東京都の監察医務院というところが、異常死というのですけれども、そういった統計を 集めておりまして、そちらのほうでの孤独死の扱いについては数字がございますので、ち ょっと今、手元に数字がございませんので、詳しく申し上げられませんが、そういった形 での数字の把握はしてございます。

それから、もう一つが振り込め詐欺の件でございます。その事件について、統計的な数 字は私どものほうで扱っておりませんのでわからないのです。警察のほうに確認してみな いといけないと思いますが、ただ、事件としては、そういったアナウンスが来ております ので、発生しているんだなという認識でございます。

【委員】 ありがとうございました。

【会長】 最初のお話の孤独死の関係については、副会長が今、事務局でお話しされた東 京都の監察医務院のデータをお持ちですので、ちょっとコメントをいただきたいと思いま す。

【副会長】 東京都監察医務院のほうが、毎年、孤独死・孤立死を検案のデータをもとに 出していまして、それを東京都監察医務院のホームページに公表されています。

それをもとに、北区の統計を私、興味があったので調べてきました。大体、平成16年 が年間で261名だったものが、平成25年は351名でした。そのうち、男性が209 名、女性が142名です。そのうち高齢者が全体で245名、男性が139名で女性が1 06名でした。

数としては、全体的に少しずつ上がっていますけど、ただ一番多かったのは、平成22 年の400名です。

高齢者のほうが確かに多いのですけど、これは一人で亡くなっている方を集めたもので、 原因については特に細かく書いていないので、細かい内容については確かにわかりません。 わかりませんが、全体的な統計として、単身世帯に多いというデータは出ています。

(25)

します。

ただ、検案のほうの基準が少し変わりまして、一昨年の夏に国のほうから通知が出まし て、救急車で運ばれて病院のほうで検案になったものが死亡診断書を書いてもいいという 通知が出たんですね、元からそうだったんですけど。

ただ、医療連携をやっていたり、そういうものがあるというのが条件で、それから警察 のほうもかかりつけ医がいる場合には、そちらのほうに連絡をして死亡診断書を書きます かということを聞いてくれるようになりました。

それから、大きい病院も聞いてくれるようになったので、そういうかかりつけ医が行っ て異常者扱いにされているものは確かに減ったと思います。

ただ、ひとり暮らしの方が亡くなった場合は、相変わらず検案になっているケースが多 くて、そういう方が、虐待にはなっていないのですけど、隠れた虐待になっている可能性 はあると思うので、このデータは虐待の100件未満というよりは、もう少し大きいデー タなので、調べたほうがいいかなと思います。

前からずっと言っているんですけど、北区民の方の亡くなった場所というのをどうして も1回は調べておいたほうがいいと思うのです。それは、どこで亡くなったかというのは 調べれば多分、区外の病院で亡くなっているというのが一番多いというのがわかっていま すし、それから在宅で亡くなった方の3分の2が検案になっているというデータもありま すので、これについてはぜひ一度調べていただきたいと思います。

以上です。

【会長】 貴重なデータのご報告をありがとうございました。

今のご意見の中にもありましたけども、こういったデータを事務局のほうも入手してい ただいて、分析をしてどういう対策が必要なのか、どういう現状なのかということで、ぜ ひ取り組んでいただければと思います。ありがとうございました。

他にいかがでしょうか、全体的に。

【委員】 たくさんの貴重な資料をありがとうございます。介護予防に関しましては、評 価を評価前と評価後ということ、そして改善・維持・悪化ということでいただいておりま してありがとうございます。

(26)

れども、ただ出席するだけではなくて、開催側としては狙いを持って、そして分析的視点 を持って行っていかないと効果が出にくいのかなと思っています。

これだけのデータがあるので、戦略的にこれらのことを行っていって、これから予防給 付が事業に移っていきますので、そういたしますと財政にも直結してくるということがあ りますので、区民の方々の健康のためにも、また、区民の方々の経済的な負担を今後少な くしていくという観点でも、戦略的に分析的にやっていかないといけないのだろうなと思 いますので、このデータを持って、どのように考察するのかということが大変これから重 要になってくると思います。

これらのデータがそれぞればらばらに、また考察されるのではなくて、まず1個1個の 考察をした後に統合して、では北区ではどのような方針を全体に出していくのかというこ と。地域包括ケア研究会の報告書では「規範的統合」という言葉を、これで使っていいの かどうかわかりませんけども、全体的にどのようにしていくのかという価値とか方針とか、 やっていくプロセスを示して全体で共有していくということが言われているんですけれど も、こういったデータをしっかり考察して、分析的に戦略的にやっていかないといけない のだろうなと思います。

これ、部署を越えないとやれない話なので、このあたりが可能になればなと思っていま す。

あと、虐待のこと、そして認知症のことなんですけれども、このあたりが関係してくる と思っているのですけれども、5月の厚生労働委員会のほうで、検察庁からの報告で徘徊 者は年間にどれだけですというのが出ていましたけれども、北区でもこのあたりを具体的 にどうしていくのかということが重要になると思います。

あわせて、JR東海の事件でもございましたけれども、認知症の方をどういうふうに、 一人の家族が見ていくというのではなくて、やっぱり皆さんで見ていくということが重要 だと思っています。

一方で、これまでの虐待に関するデータ、国が行っている平成24年の虐待に関するデ ータもそうですけれども、居宅に過ごす方の虐待あるいは身体拘束の実態というのは、な かなか明らかになっていないと思っています。

(27)

研修の中では、ご家族、養護者などが行う虐待というのは通報の義務というのがわかっ ていても、自分たちが知らず知らずやっていることが、これが虐待につながるとか、実は これが身体拘束の行為なのだということを知らずやっていることもありますので、そうい った居宅の専門職に対する意識づけというのも必要なのではないかと思います。

こう思いましたのは、去年6月の神戸の訪問介護と居宅介護支援の指定取り消しの案件 から考えております。

以上でございます。

【会長】 ありがとうございました。本当にこれ、データを集めて集約するのは大変です けども、しかし、ここをどう生かすかということがすごく大事なことというとともに、ご 意見をいただいたかと思いますので、ぜひ事務局も宝の持ち腐れにならないように活用し ていただければと思います。ありがとうございました。

他にいかがですか。よろしゅうございますか。 (な し)

【会長】 それでは、報告事項の(2)平成26年度事業計画です。1)高齢者あんしん センター運営計画、2)介護・医療連携推進事業、3)「笑顔で長生き調査」について、 この三つを一括して順にご説明お願いします。

【高齢福祉主査】 平成26年度高齢者あんしんセンター運営計画について、説明をさせ ていただきます。

色がかかっているところが、新規の会議等事業になります。連絡会・会議等につきまし ては、9番、介護予防・日常生活支援総合事業検討会議、介護保険の次期改正に伴う介護 予防・日常生活支援サービス総合事業に対応するために、それを検討するために実施しま す。

10番、認知症施策検討会議、認知症ケアパス、認知症の状態に応じた適切なサービス 提供の流れを検討するために行います。

11番、ケア会議検討会議、個別事例検討を通じ、地域のネットワーク構築等につなげ るためのマニュアルを検討します。

12番、高齢者あんしんセンター統計関連検討会議、運営評価を視野にいれた統計の検 討をします。

(28)

見守り・支えあい活動の報告書を作成いたします。申し訳ありません、間違いがありまし て、こちらは平成24年度と平成25年度に補助を受けている町会・自治会の活動につい て報告をいたします。

それを受けまして、12番、おたがいさまネットワーク全体会で、今年度は講演会と活 動発表会を行います。

以上です。

【介護医療連携推進・介護予防担当主査】 続きまして、2)の介護・医療連携推進事業 を説明させていただきます。

資料11をご覧ください。平成26年度の介護・医療連携推進事業についてというもの でございます。

まず一つ目です。在宅介護医療連携推進会議、こちらは全体会を年3回程度開催する予 定でございます。第1回目は、4月30日に既に開催済みでございます。第2回目以降は、 10月以降を予定しております。

その推進会議の中で、各検討課題を検討する検討部会というのを4部会設置いたします。 部会の数は昨年度と同様でございます。各部会、年2回から3回程度開催する予定です。

検討内容につきましては、そちらにお示しのとおりでございます。

③区民への啓発活動です。在宅療養ですとか、在宅医療に関しまして各包括単位ですと か、区全体で区民への講演会等の啓発活動を行ってまいります。

2、高齢者あんしんセンターサポート医事業になります。今年度は、サポート医の増員 はございませんでしたので、4名体制で今年度は進めてまいります。

まず、医療・訪問相談の実施、②圏域ごとの顔の見える連携会議の実施、こちらは昨年 度実施いたしました各圏域ごとの情報交換会をリニューアル、発展させたような形での顔 の見える連携会議というものになっております。これは、各圏域で年2回、おおむね夏と 冬に開催する予定でございます。

あとは、各圏域ごとにあんしんセンターサポート医と包括での事例検討会の実施、これ も各圏域、年3回ぐらいを予定しております。

その他、随時、困難ケースへの対応をお願いしております。 説明は、以上になります。

(29)

資料12をご覧ください。平成26年度「笑顔で長生き調査」事業についてです。 要支援状態又は要介護状態となるおそれの高い高齢者(二次予防事業対象者)を把握す るための方法をおたっしゃ健診、これまでは特定健診と後期高齢者健診と同時に実施して おりました。

おたっしゃ健診から、基本チェックリストを郵送する方式「笑顔で長生き調査」に変更 して実施していきます。

対象者は、平成26年度中に65歳となる方で、要支援、要介護認定を受けていない方 です。

内容は、笑顔で長生き調査票、中身はこれまで行ってきました基本チェックリストの2 5項目と区独自の設問8項目を含めた合計33項目のチェックリストです。

この調査票を年間3回に分け、郵送により送付・回収し、結果アドバイス票を返信いた します。そのチェックリストの得点により、二次予防事業対象者を決定し、「おたっしゃ 教室」の参加勧奨を行っていきます。

調査票の発送予定は、6月、9月、1月となっております。 以上です。

【会長】 ありがとうございました。以上、三つ、高齢者あんしんセンター運営計画、介 護・医療連携推進事業、「笑顔で長生き調査」、この三つを今年度の事業計画ということ で、ご報告いただきました。

これについて、何かご質問、追加の説明、お願いあるいはご提案等あれば、お伺いした いと思いますが、いかがでしょうか。

今日、特にまだご発言いただいていない区民を代表する委員の方も何人かお見えですの で、ぜひ一言、二言、何かあればと思いますが、いかがでしょうか。

では、お願いいたします。

参照

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〇齋藤会長代理 ありがとうございました。.

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○片谷審議会会長 ありがとうございました。.

学側からより、たくさんの情報 提供してほしいなあと感じて います。講議 まま に関して、うるさ すぎる学生、講議 まま

○町田審議会会長代理