授業科目名(科目の英文名) 区分・【新主題】/(分野)
早期体験実習
(Introduction to Clinical Practice)(大分を創る科目)
導入教育科目
【福祉・地域】
必修
選択
単位
対象
年次
学部 学期 曜限 担当教員
必修 1 1
医学部
医学科
通年
北野 敬明(医)
内線 5943
E-mail [email protected]
【授業のねらい】
医学教育モデルコアカリキュラム(A~G)の最初の項目「A医師として求められる基本的な資質・能力」をまず十分認識 し、 1.大学病院で行われている最先端医療の実際を見学する。
2.病気や障がいからの回復・社会復帰をサポートする大分県内の中核病院で多職種連携のチーム医療を体験する。
【具体的な到達目標】
具体的な到達目標は医学教育モデルコアカリキュラム(平成28年度改訂版)「A医師として求められる基本的な資質・能力」 を各自参照すること。 この実習で最も重要なA-4, 5を以下に記載する。
A-4 コミュニケーション能力 患者の心理・社会的背景を踏まえながら、患者及びその家族と良好な関係性を築き、意思決
定を支援する。
A-4-1) コミュニケーション ねらい:医療内容を分かりやすく説明する等、患者やその家族との対話を通じて、良好な人間
関係を築くためのコミュニケーション能力を有する。
学修目標: ①コミュニケーションの方法と技能(言語的と非言語的)を説明し、コミュニケーションが態度あるいは行動に 及ぼす影響を概説できる。
②コミュニケーションを通じて良好な人間関係を築くことができる。 ③患者・家族の話を傾聴し、共感することができる。
A-4-2) 患者と医師の関係 ねらい:患者と医師の良好な関係を築くために、患者の個別的背景を理解し、問題点を把握する
能力を獲得する。
学修目標: ①患者と家族の精神的・身体的苦痛に十分配慮できる。 ②患者に分かりやすい言葉で説明できる。
③患者の心理的及び社会的背景や自立した生活を送るための課題を把握し、抱える問題点を抽出・整理できる。 ④医療行為が患者と医師の契約的な信頼関係に基づいていることを説明できる。
⑤患者の要望(診察・転医・紹介)への対処の仕方を説明できる。 ⑥患者のプライバシーに配慮できる。
⑦患者情報の守秘義務と患者等への情報提供の重要性を理解し、適切な取扱いができる。 A-5 チーム医療の実践 保健・医療・福祉・介護及び患者に関わる全ての人々の役割を理解し、連携する。
A-5-1) 患者中心のチーム医療 ねらい:医療チームの構成員として、相互の尊重のもとに適切な行動をとるとともに、後輩
等に対する指導を行う。
学修目標: ①チーム医療の意義を説明できる。
②医療チームの構成や各構成員(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、その他の医療職)の役割分担と連携・責任 体制を説明し、チームの一員として参加できる。
③自分の能力の限界を認識し、必要に応じて他の医療従事者に援助を求めることができる。 ④保健、医療、福祉と介護のチーム連携における医師の役割を説明できる。
【授業の内容】
(1)大分大学医学部附属病院早期体験実習(3日間)29の診療科を23に編成し、そのうち1つを体験実習する。(内分
泌・糖尿病内科,膠原病内科,腎臓内科),呼吸器内科,神経内科,消化器内科,循環器内科,(腫瘍内科,血液内科),総 合内科・総合診療科,精神科神経科,小児科,(消化器外科,小児外科),(呼吸器外科,乳腺外科),心臓血管外科,脳神 経外科,整形外科,(皮膚科,形成外科),泌尿器科,眼科,耳鼻咽喉科,産科婦人科,放射線科,麻酔科,歯科口腔外科, 臨床薬理センター
(2)学外病院・施設での介護等体験実習(2泊3日) 別府発達医療センター、国立病院機構西別府病院、別府リハビリテー
ションセンター、湯布院厚生年金病院のうち1ヶ所で体験実習する。大分を創る人材を育成する科目(地域力):急性期病 院(大学病院)での最先端医療の見学と地域の回復・社会復帰をサポートする病院でボランティア実習を経験する。そして 実習終了後のグループ討論、全体討論を経て、本実習より、医学生は医学を積極的に学ばなければならない必要性と重要 性、コミュニケーションの重要性、チーム医療の重要性、大分の地域医療の現状・課題・対策等を認識・学修する。
【学生がより深く学ぶための工夫】 【時間外学習】各実習先の指示に従う。
【教科書】医学教育モデルコアカリキュラム(平成28年度改訂版)
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/06/28/1383961_01.pdf
【参考書】
1 . 医 政 発 第 0726005 号 「 医 師 法 第 17 条 、 歯 科 医 師 法 第 17 条 及 び 保 健 師 助 産 師 看 護 師 法 第 31 条 の 解 釈 に つ い て 」 http://www.med.oita-u.ac.jp/meded/0726005.pdf
2.大分大学医学部附属病院外来案内
【成績評価の方法及び評価割合】レポート(50%),及び実習先の評価(50%)
【注意事項】
(1)大分大学の学生という自覚のもとに、病院や施設の業務の支障とならないよう職員の指示に従って行動する。 (2)実習の中で知り得た患者・入所者についての情報は、決して口外しないこと。(守秘義務)[A-4-2)-⑦] (3)時間厳守(5分前集合)。
(4)実習の場では、仲間同士の私語及び不用意な発言は慎む。
(5)清潔に留意し、身なりを整え、手洗いを励行するなどして、患者さんや家族の方に不快感を与えないように心掛ける。 (6)自主的に挨拶し、返事は相手の目を見てはっきりとした声でこたえる。[A-4-1)]