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日本語教育実践研究(11)

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Academic year: 2022

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(1)日本語教育実践研究. 第3号. 日本語 教育実践 研究(11) 一r聴. 解教 育」 の 実践一. 担 当教員. 日 本 語 教 育 実 践 研 究(11)は. 吉岡. 英幸. 、聴 解 教 育 に つ い て 、 実 際 の 日本 語 聴 解 ク ラ ス に お け る. 教 育 活 動 を 通 じて 、教 材 作 成 や 具 体 的 な 指 導 の 方 法 な ど を 研 究 す る た め の 授 業 で す 。 主 と し て 中 級 か ら上 級 レベ ル の 私 が 教 え る 日 本 語 聴 解 ク ラ ス(聴 解6Aク. ラ ス)を. 実習 の. 場 と し て 、 ク ラ ス の 参 与 観 察 や 授 業 の 一 部 の 指 導 を 担 当 しま す 。 2005年 春 学 期 の 聴 解6Aク ○. ラ ス の 登 録 学 生 は17名. で 、 ク ラ ス の 主 な 目標 は 、. 中 上 級 語 彙 の 習 得(講 義 な どで 使 用 され る 書 き 言 葉 的 表 現 や 、 や や くだ け た 話 し言 葉 も含 む). 〇 Oま ○. ニ ュ ー ス な どのIE確 な聞 き と り と再 生 と ま っ た 話(講 義 を 目標 とす る)の 要 旨 把 握 未 知 の語 の 推 測. と し ま した 。 使 用 教 材 は ビ デ オ と し、 主 にNHKのr首 学 期 の 前 半 は2・3分. 都 圏 ニ ュ ー ス」 か ら選 び ま した 。. の 長 さの 首 都 圏 リ レー ニ ュー ス を 、 後 半 は8分. 前 後 の 特 集 か ら選 ん. だ も の を使 用 しま した。 受 講 生 は14名. で 、 三 つ の グ ル ー プ に 分 か れ 、 グ ル ー プ で 教 材 作 成 と授 業 の 指 導 案 作 成. を 行 い ま した。 グ ル ー プ作 業 は ま ず 、 手 分 け を して テ レビ番 組 を 録 画 し、 選 ん だ も の を 持 ち 寄 っ て 適 当 か ど う か を検 討 しま す 。 教 材 と して の 候 補 が 決 ま る と、 教 師 が チ ェ ッ ク して 採 用 で き る か ど う か を 最 終 的 に 判 断 します 。 教 材 が 決 ま る と 正 確 な ス ク リプ トを 作 成 し、 具 体 的 な 授 業 の 指 導 案 及 び 必要 な ワ ー ク シー トな ど を 作 成 し、 そ れ を 教 師 が チ ェ ッ ク して 完 成 させ ま す 。 そ して 、 そ の 教 材 を 使 用 す る授 業 の と き、 担 当 グ ル ー プ が 授 業 の1部. の指. 導 を 分 担 し ます 。 指 導 部 分 は 、 学 期 の 前 半 は新 出語 彙 の 意 味 説 明 な どが 中 心 で した が 、 学 期 の 後 半 に は 発 展 練 習 の 部 分 を担 当 しま した 。 受 講 生 は 全 員 、 毎 週 参 加 した 日本 語 ク ラ ス の 授 業 に つ い て レポ ー トを書 き、 提 出す る こ と を義 務 と し ま した 。 そ して 、 教 師 は そ れ を チ ェ ッ ク し、 質 問 に 対 す る 回 答 な ど、 説 明 の 必 要 な こ とが ら に つ い て は 、 翌 週 の 実 践 研 究 の 授 業 で フ ィー ドバ ッ ク しま した.そ. して 、. 学 期 末 に は 、体 験 した 実 践 研 究 に っ い て の ま とめ を レポ ー トと して 提 出 す る こ と を課 題 と し ま した 。 そ の 中 か ら聴 解 授 業 の 趣 旨、 実 態 、 特 色 が よ くわ か る と 同 時 に 、 聴 解 指 導 に っ い て の 自分 の 考 え を 明確 に述 べ た も の を4篇. 選 び ま した 。 これ か らの 聴 解 授 業 の 研 究 資 料. と して活 用 され れ ば 幸 い です 。 (ヨ シ オ カ. 一191一. ヒデ ユ キ ・日本 語 教 育 研 究 科 教 授).

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