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黒毛和種末経産牛の22日間連続発情行動観察

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黒毛和種末経産牛の22日間連続発情行動観察

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のタイトル

A 22‑days Observation for Estrous Behavior in a Herd of Japanese Black Heifers

著者 福井 豊, 武藤 浩史, 石川 尚人, 寺脇 良悟, 小野

斉, 家倉 博

雑誌名 帯広畜産大学学術研究報告. 第I部

巻 13

号 1

ページ 33‑41

発行年 1982‑11‑25

URL http://id.nii.ac.jp/1588/00002174/

(2)

黒毛和種末経産牛の22日間連続発情行動観察   福井 豊*・武藤浩史*・石川尚人**  

寺脇長川㌣・小野 行*・家倉 博*料  

〔受理:1982年5月31ヒ」)   

A22−daysObservationfor Estrous BehavlOr   in a Herd ofJapanese BlackHeifers  

Yutakp FしKt‖†,KoH MuTOH事,NaotoIsIユーKAWA柚   Y。ShinぴiTEmⅥ鳩Klヰ,HitnshiOⅣ0†,and Hirロ眉hlYAGUR∧冊  

要   約  

木研究は.黒毛抑種未経産牛57卿こついて,A即8頗箪24時間連続観察・8郡の3】或   は用3凸分の2回観察をZ2日間行った。網漁項目は,川の激情頗凱2;旭閥針金発情   頭数発情開始時刻.謝再持続暗吼東罵および被来駕担傲・】日の発情頑故による発情  

行動の変化駆xually−AれiveGroup)・牛群内の社会的媚私大償および気温と尭惜行  

動と釘関係についてである。   

A群に餌、て,26頗巾23威風5野∴延25臥B群において3ト東中23感(74・2登),  

逓髄眩磯情が確認された。日照の発情観蟹郎寺間で,A群の発情旛見続黒番割凝滞樋斬愚   案と比べると,1例見逃したのみであった。射青線始時刻は乗罵串よび坂東鄭了裁とも夜  

(18:00〜06=0(1)に開始Lたものカ叩数以ヒであった(乗駕行軌56・5軌脚子ー動‥  

52.0嶺)ひ発櫛r動は全例に由1て乗郵f勅で始まり乗績または破棄蛇行動で終rLたn   そ心内,乗駕 披乗寛一東嶺の発願f動バターンが観察されたぬは23例一日17例(73・9%)  

であった。乗漸手動から破棄恕行動へ移行する時間差は8時間撼分±5噂聞誰分であ一ノたじ   発情持続時間は,被東漸∫動の継統時間では19時間t3分+銅郭択7分であり.全発聯†  

動の継続時聞では27時間06分±9時間47分であった。単独で発情を示した特技)発情指紋   時間は,同時に2頭似ヒ発情を示した牛と比べで短く.乗駕および被索駕回数も少加〉つ  

た。年郡内の社会的順位と発†新手動および発情持続時間と研削こは有意き削よ言忍められ毎か  

った。また,天候や気温についても明らかな関係は見られなかった0   

本研究から,】臼38分の2回観察(06.00と18,叩)吟発情観察により,ほとんど金成   

* 稽広畜産大学内畜増殖掌教室  

*準 帯広畜産大学家畜管理字数宅ミ   春学事 大中の湖農業協同紐舎,大成牧塩  

* Laboratory親1血融Animal恥product血・Obihi一・i}University of AgriL:Ulturc畠nd Veteri−  

nar〉・Med主cine,  

** LabL)r机OryQfAnim杜1=usbmdry,OhlhiruUnivctgitynf鬼面c/u血feandV酎軒頗上ry通edi−  

Cln皐.  

榊氷 丁指南in豆m,Oh血沈融血ko Agri抽ItuT・た】(ニ肌)perative Assく)【=iaLion・  

(3)

福井 登ら   

秒額隠牛料隠終でき熟 しかし,発情開始時乱発情鋳御郡軋衰駕嘉よび披乗華回数ば   椚悌やS℃Xually・A、C血色G軌p沿橋脚とま彗変化すろと思われたや  

乱 発情め看視と行動我棄   A柳こお吋る親藩斯聞ほ昭和57年r4月1P日12二猫    椛耶=たり5月台臼12二08£正午)まで∴姐紋別時    紡  

及   管   ぶ  

観察に健し.1耶慄情報数箆R閉め全党惰頭数.   

御者開始時刻,発情持横時間(舷初の乗発行動一癖竣    の乗斬f軌鼻祖扮埠乗鱒行動「綻津野繚深紫わ動.   

そして全盛親およ:び披豪邸渦の継線時間上そLて乗   

戦および轍魚驚回戦抱囲香した。なぁ東漸手動ほ一ブ    いて 摘紺陣哺寿憎麟バ判寿牌榔から棄鴬   

  

め国敬に含めた。一方,駿東敷こついて軋他職才トに    来館き離ても机上:しでいるも殿.また亡ま召∴ ∂夢見内    で立ち止ま1たも、の:Ⅰ・.2.細胞ヒ歩を.明らか虹逃    甘たん喝Ⅷ∴ぞLて前方や側方から来駕されたも、鉛皿    申る項口佐別吋て鰯創Lた。こ愈拘披東郷工〕を右転鼓L    たヰノ)跡似みを発情牛とみ在Lた。乙瑚軌社会ま糊厩紐と    財前働仁ノj槻適性を明らかにするために,糟餌および競軍,   

前後こおはるノ帥孔よび減車t戚森野を基準こ嘱☆濠定めたぃ  

礫醐栖伸,Fli軋2、頭またはそ典昭上で牽絹綻廊   した牛群(領一J鵜r−ÅGtivむGrり′叩仁使お凝る頂潤    および披東郷f動と肇惰英領時間たっいても検討、Lた包   

また,観察期抑l噛口約そ00の気私1日母最高・   

。  

らかに⊥ようとした早手ふ躍卜拶嘗め発情観察て卸凝    まノたは1時間巧覿夕2酬とね時間連続観敷こお掛る   

野崎発見率骨比嘩検討Lた¢本研究で闇,港晴隼に激    し人−Ⅲ錮虹軌甘心劾一1た。  

結   果  

A那において.溺頭中舞噂哨摘釦.、塵取劇.   

庄野においては31頗中23ゾ頭(74.2野).礎基衡の発    憫郡礫牒された。B群とげdじ観廃藩間(06:痘Q〜   

脱弧と㈲00〜撤、38釘】R相子でのA′覇隼の    螢略或雛をみ薫と∴雄蝶中舘と乱簸24例の尭惰を痘    見できた。A絆βユNu.2,′3とN仇瀞牛爵銀牌ほ    観轡き恒よか−ノたp Nの.受4鞘鞘U57年1月獅凋車    緒   論   

慮私肉m牛菌煎薬程鍵拡大を指向Lて∴鰍檻や瀬   L執一による革飼脅か飢行ゎれできている。愛着  

式もまれまき牛によ名目感受配から人工捜情の普   溶噌射Lておりl受胎率および生産率の向上にほ群  

曲線寝る働雁な発情観か急務な間者となすて甲牒   発情発見や発情行動観泰についてFま,今口吏で多くの  

囁告があ、るトわ執政し飼いによる肉用ヰの覇瞥押に   耕、てほ恵だ不嘲な点が多い。すなぬち.発情行動の  

・奴棚閤も應:く(1〜6日吼1日教樹齢,発情持梶  

棒間や兼艶および勧奨兼行軌社会剛絶との関連な   どについて詳細な種砦は少ないよう路用わねる。  

E猫IEMONT、叩d】嶺Ⅴ′AⅣT,山ほ盲8濁め乱射こついて  

洛円筒燵擬で部首観察を行っている軋今岡著者ら嘩   一拭㈲肉廿牧掛こおいて.未練渾牛のみで解射昏きれ  

ている57頗(26戚:連続削境野,鋸頭:lR30仇   2阿観察手酌の果毛細稀を用いて㌘口問題続発情行動   観察を行一)た鉛でそむ結果を報吾す冬。  

材料および方法    1.巽除牛と飼等管理の概要   

〟実験牛は北海道芳賀町の大成枚劇た励轟されでい思   黒毛加持繁殖基礎牛て.一群を彷、串よぴ31頭で許彗押  

Lてし−る古ト57硯勾束後産牛である。両群(A群=14.2   1竃.謁ケ月菅,B茸軍:lI,0二1−㌢ケ月令1の牛はそれぞ   れ釣15撒】gユー1ぬ開放牛舎内で放し飼いきれでいた   A腰細M弊感巻逮軋観察脛とL.B群の別項はトロ30   鯉の2国難肇群とLた。A粁の為郷戸7亘自(No.1〜  

5.N乱1蕊とNゎ.3れ)は過去iこ受精卵移億の川舟で   避排卵処f鍔′を受けた礪紫があり,N¢.遵とNo.3f)牛  

旺ついてほ観察開始の年々4Fは1しl抑こ過排卵処置   ざ守1ていたでミた,A‥群の6項(N貞.軌弧53、〜  

騒)は観察開始1遇臥紆(こ導んされ,B群とよふ腫A   群が構成ぎれた.拾餌ほIR2回て87:ぬ〜、8も:罰と   ほこ批卜17:弧きで,乾草 こ\朝夕2囲).サイレーで夕  

ぐ聯ぅみうを常々し鞄3寮毘/掛を飽澄させ.藤原蘭絆と   してフ嵩.ヂ(朝のみ)、配合飼料(タぷ逆射を各々杓  

1kg/痴を瑚糊給とテLた。  

(4)

T8もIel.工hration of estr115in helf即S   区針IoⅥntr畔…ピ  

No.or加ifers(′%)  

空声写ヱー〇.¢Z  

M臼u11tiflg  かイひUnt reじeiviTlg  

7(3¢.4)  

8(34.鋸   8(1、3.0)  

1(4.封   2(g,7)  

川15   2r8.7)  

15−20  

5(21.7)  

20−25  

$(26.1)  

25一弘  

1(4.3)  

3035  

6(26.1)  

35 48  

0(0.0)  

亜45   3(13.0)  

>45  

1(4.3)  

23  

∩ヽU O nU  

l ︵U 八U  

TLl肌U=加圧明  

朗息1.′11i皿鴎Ofestfus commenci帽・during   3hαur▲s血erl・且1s thrDughし−uL the day   過排卵処鼠を受ゆており,3月以降群発情の状態が続  

いており.卵巣聯巨減退と思われた。Ⅸ0.3年について   ら過去数何の過排卵処置が行われており、3月26日以  

降発情は認められていなかった草本什は直腸検査によ   り黄体遭簡捷と診断された。No.30年は川5日に  

過排卵処置され,本実験の前日(4月9日)に発情を   示したが,観察靭間中の発情回帰は認め′られなかったc   上述紛理由から,A群のこの3頭を除けば,発情発見   率は10欄であったといえる。また,A群においては  

2頭(N¢.17とNu.1弓),B群でほ3頑(No′.16.  

23て32)が観察敵中に2回発情を示した0   1.発情開始時別   

図1に示すように.来駕衝動の開掛ま2Ⅰ:OQ〜芝4‥  

00の間に多く,披乗駕行動は09:耶〜Ⅰ2:00の間に多   く観察された?発情開始時刻を昼(06:0日〜l飢8頂   と夜(18:加〜肱∴聞)に別けて検討したところ.後   者に発情行動を開始するもが半数以とであった(葉栗   行動:ほ/23,56.5搭,被頭漸子動:12/23,52・0肇)。   

乱 発情行動と発情持続時間   

∧粁ど発情確認された25例中2例(No.17と55)  

は,観察開始の前□または当日の観葉以前から発情呑   示していたと考えられるので.これら2例を除いたZ3   例について検討した( 

て乗駕行動から始まり,乗駕またほ披乗親行動で終/  

した。被乗漸∫動で発情行動が終了したのは23例中17例  

(73.由%)は東軍彼乗駕一乗駕の発情行動パターン   が観察された。発情相続時間を東漸J動の継続時臥   破棄駕行動の継続時問および全党慣行勅の磯続時間(こ  

別ける、と、.各々26時間44分±9時間29乳19時間13   分上6時間37分そLて27時間06分±9時間47分で虜  

った。複葉漸手動め継続時間は1例(No.11)を除い  

て.乗駕行動の継続時間より短く,東漸手動の開始か  

ら6時間0き分±5時間26分後事こ破棄撃行動の開婦が   観察されたuまた,表1に示したようすこ,検束駕行動   の継続時聞は発情牛の78_3敷が10−2愚時間の範囲で  

あった。   

羞2桔乗駕および複葉琴回数についてまとめたもの   であるp来駕行動についてはす発情牛が他の後方,前  

方または側方のどの方向から棄駕してもそめ回数に含   ぬたが.被乗郵手動については,他の榊こ葉栗されて  

も静止状態にあるもの(Ⅰ).東鴛きれた場合3歩以上   歩くか.またほ明らかに拒蚕したと思われるもの(ⅠⅠ).  

そLて前方または側方から乗駕されたもの(川)に別   けた。その結果,(‡)め放棄額回数ほ東駕回教よりも   少なかった(1弧6上略3回と126.7土74・3剛が.  

披乗薦行動の合計り.Ⅰ】.ⅠIl)では乗幾回数より多く   なった。23例中10例において,(Ⅰ)の披来駕回教は乗   駕回数より多く(亀5衆;),他の13例では乗駕回数の   方が多かった。   

3.如才一札11y・A七億▼e Gf仙p   

完全に単独で発情を示したのは2例(翫.9と13、)  

で.残りは2〜頑頑の発情牛の集団を構成し∴行載L   ていた。幣独,2頑,またはそれ以上で発情を示した   場合の.発情持続時間や乗駕および後発郵ナ動につい   て怯明らかにできなかったが,単独で発情を示Lた内  

のN 

食倒で最も短かく(10時間由分),また披乗駕行動の   国数も最低(2各回)であった。閲3に示したように,   

(5)

sfi 

U  2  4  6  呂 1n 12 】4 ⊥6 18 20 22 24  

Tim◎.Qr th鐙′da\ 

F短.2.1juraLi(〕nS Or mOuntl噂 and mount receiving  

activiL主esく)f t〕よCh  

2〜4頭の牛か同時期に発情行動を示した場合.時踪   的なずれはあるが発情の終了(索敵および被東親行動   の消失)ははぼ同時期に.また(まぼ同時刻(24:00)  

に紅蒸された。   

4.社会的順位と発情行動の関係   

A群における行動観察により26東は大きく4つの   グループ(トⅠ\′)に順梢別でき.また各々のグルー   70内でも尤旧位 Ⅷハnk)がJ惇域されていた。しかし.  

e$trOUS heif餅(Craup A)  

乙む順位ほ常時一定ではなく−順穐の変動も見られた。   

すなわら,No.14牛は最㈲=11群の訝1位であ?た    が翫案開始後9日口以降はI群の第4位にランクされ一   

Nて).21年は一群め第5位であったが同時期以降II   

群の第2仙こ下降した。他の牛の社会的順位は観察期    間中はば一定であったので.卜述Lた2頗を除いて義   

3に示しめた。その結果から.社会的順位と乗駕およ   

び披粟矧・11赦や発情持続時間との間に明らかな関係(ま  

(6)

が=爪/′、pr■L   29Lh′Apl,1】   JU川/Ap■・il   lrレ九′ln〉・  

12 川 2n 24  d  8 12 1日 2り 21 4  日 12 16 20 2′1 4  ピ 12 16 汎 別  

Fig.3.SヒXu。1activ恒7ar−【=uraしlonり11estrusirlLllegrOUPnlestrnuド   トIHirelrS.Tlle と)1日(:k 己11dll7hiLヒbars弐11…7 mOUn山一g and  

mし)Urlt′rPCPiving飢再v−tics・reSPP(‥tivcl、r・  

Table2.Nul11bersと1nd(、ト1日「艮Ctel−istics口上−spx…1月【:山一叫,1n  

㌣山・nuS hclrCrS(Gl,01」I)八)  

Mol】nl,ing activity   M{)lJnL rt](二Pivlng aCtlVlty   N口.(〕f pHけus  

〔〕hポ甘、・ビd   Ⅰね   

Tlb ll】⊂   

Ⅰ    ††2  

G8.3  48.n lり.3 10〔).6   39.口  

十   +   ト  

根_2  2り.4 11.1  購.3   36.9  

9.]  

T〔1一日l   12【〕.7=74.3   15U.U⊥√ハ.3  

a:Mot]nted to ti†1PStrOuS heifcr行om thp nln.p.and thc hcifer did   

rl(つt refuse.  

b∴M(川Ul,e{1to anestrousheir〔1r・[rorn thc rump.but heifer■r−e(utle(iL  

ぐ=Mourlしe(1い〕巳n eStT〔川S】1Pjfer・rlt)TTl山u fa仁C Or the h(つdYドj(lp.  

1:Ⅳk川nt【・H(:eive〔i.  

2:h′T()uJILed b)・t上1e Other=njmHh・【)ut】1eilt−SC〔ミor mnv{−−】臼rdy・  

3:Mountcd fronl†hrユl−u(ごP川IlltT しり〔h▼Side.   

認められ烏かっ/∴r,   璧,雨.風,仁一子).最低・晶一丁電気温も∫1_50(二から23「(二  

5.天候および気温の影響  

と隔差が大きかつノーニ。[く」4ほノ佃9日引こ榔11プlた気軋  

観察期間1】:.よ本領〕たタ′)九候は不一友1∈てあり(晒, そのヒH)天候および発r甜二の発現状況与まとめたモ)○)  

(7)

福井 登ら  

〇﹂め巴ヨ已乱す空  

き  

F C C … ナ F ■ FL L ‥= J   き ≡、F F C k S  

Cl血は拍  

Fig.4・Rel且tiのnShip among theincidence of estrus.clim且te   tlnd temperatures duripg thc払days observaLjりn.  

であるが.明らかな関係は認められなかった。  

考   察   

今口,年の発情行動に関してlま.乳用種およか肉用   種,放牧条件下および舎飼い期.牛群の頭数,年齢な  

っど種々の条件下で研究されている3 ̄8】。さらに.雌牛群  

への雄牛の導入や7セスタブランジンF細り】GF2α)に  

よる発情同期化後の発情行動も観察されている9 ̄11)。  

しかし.一般に発情行動の観察期間は短く(ユ日2〜3   時間の6日間位),詳細なデータに乏しい。EssLEMDNT   and BRYANT斗は60頭の乳牛を用いて,1口24時間   連続観凛を25R問行っているが.牛鉢は径庭および未   経産牛む混成であった。また.1日2回の搾乳や牛群  

の移動など発情行動に影響を与える要因が多いように  

思われる。本研究では∴使用した牛はすべて克緯床で,  

年齢も2Dケ月以下であること,自然発情の、観察であっ   たこと,肉用牛のため常時→定の癒積で放し飼いをし  

ていたこ.となど種々の要因は無視できた。  

1日30分,朝夕2回観察を行ったB群では74%夏)  

発情乍を確認できたゎ一九 この観察条件でA(24時   間観葉)を検討し,25例の発情小1例P〕みを見逃した   だけであった。このことから,朝夕30分の観察により.  

はとんどの発情牛は発見できるものと考える。しかし,  

乙れでは発情がいつ脱胎きれ,いつか應許容潮〔授精   

適期)なのかを知ることは難しい。図1に示したよう,  

発情開始時間ほ来駕行動を指掛こした場合は舗二00− 

Og:00の間とZl:OD〜24:00の間で,披乗駕行動を   指標にした場合は09:00−12:Dqの間と211.00〜24=  

00の間で最も多く観察された。このことから,より的   確に激情開始時期を知るためには朝9暗から正午と夜  

9暗から】2時の12時間毎の観察が必要と思われる。  

発情開始時刻については,平尾・高橋4),塩谷ら81そ   Lて木田ら7)とト刀様に佼(18:口0〜D6=00)に半数以仁   が観察された。   

乗駕行動と披乗駕行動の開始時間には6時間03分±  

5時間26分の葺かあり,これは平尾・高橋41の5_89十   0.29時間と類似していた。また,本研究では桑駕一般   乗駕乗駕の発情行動パターンを示す餌か74%を占め   た。平尾・高橋ヰ1は発情が進むにつれて乗駕行動ほ減   少し,披乗現行動が多くなると報告しているが.発情   行動が来駕行動,または放棄難行動で終イするかにつ  

いては記述していない。   

発情持続時間とは.乗駕および板東駕行動の全期間   をいうのか.また俊乗鷲行動期(雄許春期)のみをい  

うのかは研究者により異なる。被来駕行動時間として   は.乳牛では14.615.5時間5】,*均12〜18時間丁〉と  

いわれ,誓毛細棒(2〜13歳)で乗駕行動持株時間は  

㍑3時間別,そして乳牛(2〜11故)で全乗鴫・被乗   

(8)

Sexually−Active Groupのなかで,遅れて発情を示 】   Lた牛もまた,他の発情牛とともにはぼ同時細および   同時刻(24:00偵)に発情行動を麿了した。このことか  

ら教朗で発情を示した牛の発情持続時間は必ずしも延  

長しないように思われる。本研究では完全に単独で発   情を示したのは2例のみであるので数頭で発情鹿示し  

た年との詳細な検討はでさなかった。非発情牛も   Sexually−ActiveGroupに入り,発情衝こ乗駕する  

こともあ1たが,給餌時間や夜間ではこのGroupか   ら離れるものが多かった。このことから.東架行動だ  

けで発情と判断するのは不十分¢〕ように思われる。発   情牛ならば.乗駕および被乗駕行動は継続して観察さ  

れるので時間的間隔において.数回観察すべきである。  

EssLEMONTandliRYANTあ)は発情牛をi)1日にう匝   以上他の牛に乗賀または椴乗漸子動を示したら由,山  

】日6同以十他め牛に乗駕したものと定義Lているさ   野外での群管理においては,Sexually−ActiveGroup  

の発見は発情牛の発見によい指標になることが認めら  

れているさ・7】   

本研究では.群中の牛の社会的順位と発情持経略間   乗駕および破棄駕国劇との関係についても検討したが.  

有意な善は認められなかった。本研究の牛群は観察開   始前1週間に構成され.その内の6頭(Å群)はこの  

時に同牧場に導入されたも且であった。これら6頭は  

常に小群を形成し,他牛に比べて明らかに順位は低かった  

ほ3:Grl〕uPm7)。牛番弓▲の若いものほど鮎と導入さ   れたもロ)で,年齢ら高くまた体重も大であったn観察  

閑掛軋川紺膵煽い牛は披乗駕行動より乗駕行動が多  

く.発情持続時間も長いと思われたれ この傾向は見   られなか一つた。特に,A群小で第1放であるNo.1   牛が発情をふLナニ時に.他に2頭¢)発情牛(No.53と   No.55年)も発情を示していたが破棄駕を許容した   のは主にN【〕.53′Hこ対Lてであ1たことも興味深い。   

観察期間の大候について軋 HAMMONnld〉は寒冷   暗よりも温暖時の方が牛の発情徴候は強いよ述べ,ま   たⅥ71LいAMSr)Nら隼は激Lい雨のHには剰奇行動は  

停止Lたと報告Lている  正本辟如鴻順湖中 風雨や  

′半鋸】もあ一ユたれ 充†貴行動た影響したとは思われな  

かった。これは、敷地心拍瑚計ヰ三分には屋根が備わノブ   ており、風雨や√てを避けていたことによるのかもしれ   ない。また.使聞の照明についても酎酎J動に変化点  

き′∴づ上いう報告もある3・二隼が,本別欄では最少脈の  

照明にとど漬.時折壊申 都「を使印Lたが発情行動    駕行動時間は15.77土8.75時間であったと報告されて  

いる。本別究では∨..披乗親行動時間は19時間13分±6   時間37分、全来駕および破棄驚行動時間は27時間06   分±9時間47分と上述の報吾よりも長い傾向であった。  

しかL,雄牛を導入して観察した佐々〔nら9)の報告  

(19時間9分±9時間2分:破棄卸ラ動時間)とはば  

→致している。   

乗駕回数に蘭して,三宅Z),塩谷ら6〉,HuRNICX   ら12)そして高橋ら1叫甘発情牛は乗賀するよりも来駕   されることが多いと報告Lている。本研究でも,発情   行軌ま破棄駕行動のカが多かった(150.0±71.3何と   1266±74.3回)が,破棄駕子r動を3種に別けた場合  

(表2),被重賞許容は100.6±48.3回となり東駕回数   より減少した。Ess⊥月ゝtONTand上知YANT引ほ33頭の   発情牛において,平均棄鷲回数は56。3±34.8垣」で,50   也以上の東駕行軌を示したものほ18頗で,こぅ0回以下   のものも9豆臥−たと述べている。本研究では.来駕拍   動も3樫に別けた机後方からの来駕行動だけでも  

68.3±622L可とEssLEMON・r andI拍YANT誉)の報告  

よりも多か一。た。また,黒毛糾硬雌牛の発情キ」働を観  

察Lた墟谷しち6jの報告 ̄百も.3例について平均乗駕回   数は13(4〜18)臥および平均破棄駕回数桔欄(60  

〜76)凶と,本研究に比べて少なかィブた。このように,  

本研究の結果は他6■〕報告と比べて,発情持続時間は良  

く,乗駕お=亡び披乗駕回数も多い傾向にあった。これ   ほ、本研究は未軍産のみの乍群において24時間連続で   22日間観察Lた結果であろのに対Lて.他ロ)報告では  

束縛産牛および縫産′トの混成群であることや観察時間  

および日数が短いためであると考えられる。   

隼群のなかに発情牛が存在する喝乱発情牛を中心  

とする東紀行動か観察される例が多い(Sexu邑=y−  

Act晶=証m呼止雌戒)3〉。HuRNIClくらL2〉は牛群に  

発情牛が1頭のみの場合と,同時に3頭存在する場合   とで.発情牛の史観回数は11.2回から52.引司に増加  

Lたことを報告Lている‥】本研究で忠,単独で溌情を   ホLたのほ2例のみで,他ま三相問帆なすれごよあるが2   頭以Lの集団を形成Lて市制Lてい.ナこ。単独で発情を  

示した2例申の‖列〔No.13勺一〕は発情持続臼・開田(城  

乗智行動時間:10時R吊53分)も最短で.被東軍LL]放(28   1耶 も最低であった。こ揖ことから.2頭以上で洛惰  

を示Lた牛はお拝.いに東果おょび披東漸寺動をく≡〕返  

L.その回数および時間も性的興奮の延長によ畑鴎加   するものと思わ新たっ しかし,聞3にホLたように,  

(9)

福井 登ら   州  

輌烏.托e如i叩血中輌n鞘1月ぬi地軸】d山はSや樹雨滴打払鹿波郡  

: 

、‥ 

‥・・  ご、 

1ア.413   1礼節   34.56   31一疲  

33.25 ゼ6.飢   23i1218.飽  

1二う.59  ±  

1蓮,カ ±  

168  

11電  

飾5  

11オ   

】03186二様 174】18.1  

41 ±   鶴 ±  

1ヰグ7こ∴即㊨ぢ慮  

6飢5   3邑.ロ   ー 川.掴  

6′55  

∵済⁝朗 猫  

制準髄  

23.2fミ 

1乳5や  

4β.56   18iO苫  

乱賀   17.磯  

馬︸一旦 l⁚Ⅳq︵‖  

6 6 ︵U 6 9  

∵ 1 −・1 こJ ︑l  

劫   1  07.±釣   りむ    7  

鶴東蘭  

6    渕±鴎  

m73御鋤m  

20.2き  

22.5さ  

1り.5誌19.胡   

土  

1軌輔  ±  

乳38  

31.45 7.43  

15.4名  

鮮憧∵別魂  

ヽ   ︑ト     ︑い  

十  

l i八7  −一  

7    一←  

叩±乃  

4 1 8リ   

ートい ﹁﹂  ●↓   ユ7 

45・50 

115  

14・n7 

汎蔑7 :  私用  

泌 5D毀姻錮 蘭   ーし     ︑1  

鮎± 鞘  

境域77戯終服       ︑・l  

7    鳶   職± 那   即街儲磁  

38こ17   Ⅰ7.Q7  

・  :・・  

・  

9・44  

21∴き1  

14.27  

二   ▲ソー  

;\■  

1:Ⅰ>1>Il>Ill>IV緑毎夏殖鱒.  

2;でh虐転義血eこ自().i11tl漣た離戌 竃涌㌣e th態8森畑鎧】ev産Li雨∫thむSO仁主a1日f鮎㌻.  

軌†ト明知.  

畑」封濾凛(沈蕊払ow由tru5.  

に大き穣影野ほ勾かったと考える& 

本研究では、歪6頭のヰ群について鮎時間選録で2望   日間の発情行動を観蒸した机発情発見さごついては38  

分梅馴目釘卦松寮で十分であ竃よう′匿思われ畏。し  

かし胞々ぬ発情牛の発情持続聴聞や来観および被  

要撃行働鱒は蓉希ヰあり,人工授鱒各行う際の攫嘩廼   期(娘許容敬)を的確に把超することは鎖しいか†  

艶㈲碑1短一Åc討◎Group′の発見と簡準回数を2回以  

上孝Jlろこと痴i蚤塵と思われる、。  

謝   辞   

本研究め遂行磨こ際して.批式年な竜びに施設等蘭鰯  

カを頂いた大中の湖農業協同組合↓大成牧椴長の原義  

義民ほ傑謝する。また,観察に協力して頂いた肉畜増   殖挙華寒河究塗,出島療法氏お戌び4年目の学生紛  

甚こ感謝す思。  

参 考 文 献   

1)P.Lr My†」蛇A&R.G.讃岐L紬悶寸座鯨  

Anim.B8hav.1丑,2538.  

如三宅 勝、(1雑則,篇宜2剛ヒ海逮廃藩丸工授精技   

術研修大金資軋.ト斗.  

3,)N.B WtLいAMSわ呵.R.S.鍼印叩瀕㍉玉.C.  

BL餅n.C.M.CÅNN藤 & P.J、、W繁i恵駐車   

(10)

230ut Of3111eifers(74.2)払rgr⊂,upS A and   丑,陀Spectlveユy showed estrus during もhe22  l  

d8yS Oh細rVatiQn. ′1 wo 鋸1d 3 h¢i∫ers for   gr9upS A and B,reSpeCtlvely camein estrus   twiceduringthee光perimentalperi()d.   

2)M(1re th且n ha】r nufnt】er Ofheirerssh⊂■We、d   estrous behavlor d11ring もh畠 night(柑:00−  

06:00)th且n the 血y times 叩6:け0・−18:㈹)  

(mounting:56.5%and mountreeeiving:52.0%),   

3)PdtternS Or eStrr)uSb8IlaViorwith 加Ount−  

ing−mOunt reCeiv主ng−m肌nting weTe SholVnin   170ut O「23 0b錐rVed estrus. DuratiollS Or   estrl】S Were19hfs.13min.± 6hrs.37min.  

and27hrs.P6min.±9hrs.47min,f−or thR   period80fm〔川ntreCiviれ官anrlthぐWhole sexu一  

且1activi矩(mountir噌 and mount receiving),  

rest)eCtively. 九lount receiving activユty WaS   f(⊃1lowed 6 hrs. 03 min.」 5 hrs. 26min.  

1aterl〕yユ¶Ountir暗aCtivlty.Seventy−nirle pe卜   cent()r e机rく)uS heirers had a rar噌e OflOto25   hoursformountreceilringperiod.   

4)A tot、a】num♭erりr mOunt reCeiving was   l(珊erth且n that ofmounting(100,6±岨3and   126.7±74.3).ⅠIoⅥ′ever.inlOoⅥt〔)f 23(〕ヒト   seI、1red esLrus(43.59よ),the number or mount   receivingwash′igheTth8nけ1al′8rmりun加g・   

5)The duratiqn of estrusllraS ShclrteSt(1ロ  

†1rS.53min.)and the number of mロunt re−  

ceivinglVaS alsolo斌reSt(28t血es)inい、ne Of  

†he 2 hei†erslVhieh じaロビin f沌hus 8lone as   compared withth8紬tTOuSlleirersln gro叩S・   

6)Socia】order or each heii■erin gro叩.A   vんaS determined. Ho肌reVer.it\VaS failed to   触d且ny relatibnship豪)eLweenrdnksinthetl10b   細d estl、OuS heヒ1aVjor,SuU上1とtS11urationl)r   estrus and freguency of血ouhting自nd m(⊃ll11t  

l・ビCelviug.   

7)〔二Ii】TlaLピ and teIIlperature duIlil哨 tllビ e〉.−  

penmentalperlo.d did noL a汀ect theincidence  

or【〉StrUS.  

(197誉):\7れ1そゃe.9l,5862,  

中刊酎嘩■高橋 茂(1974):畜産の研究乳13  

1(ト1314.   

5)R.イ.E5SLEMONで &M.」− BRYAN・r(1976):  

Vet.Rec.g9.47至475.  

6)塩谷康生・岡野 彰・小畑太郎・福原利一(19   79):中国患試報,B別,1Tll.  

7)木田克弥・三宅 勝・小野 斉・佐藤邦應(19  

81):家畜繁殖誌,27、.20−24.  

8)R.J.Essl』MO:ヾT(1973):Ph.D.Thesis,  

しJniversity of Reading,U.K.  

9)佐々由比肖志・正本淳二・和田良一・太田 実・   

二瓶 章(1979):家畜繁殖乱乳198−202.  

10)太田 実・正木淳二・∴佐々田比呂忘・和田良{・  

二瓶 章(1979):臼畜舎報,訓,235239.  

11)正木汚二・太円 実・林 兼ノ((1981):口畜会  

軌52,572 578.  

12).J.F.11uRふICK,〔i.し1.KING &H.A.  

RoBERTSOド(1975):Appl..亀山m.Hth()1.2,  

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〔;ロelph.  

Sじmm8ry  

The study rep一コrtDd here was performed to   obt8ir】〔]eLai】edinform.ati(〉nS、nr 鰐Lrous he−  

haviorin a herd ofJapaneseBlackheil−ersl、0丁    acIlievemenL nf.qptim且1reprod11Ctive peト  

ToI・miin(:e. A tりt且Ic)r57heifers were divided  

imto2groups:A;26heads andト毒:31heた〔】只.  

Estrous t)ehavi(〕上、VYIaS Obscrvedthrouが10utthc   血y「or払22−rkシ■S eOntinuolユS periodin grl⊃up   A,Wllere札Sin RrOup B.two3t〉minutes白bscr−  

帽Ljいn6 W紆e r)Prl(〉rme(iLⅦ−ice a day(06ニ00   and18:00hrs)f■ortlleSdmeperio(i.   

The results obtainedヽ\rereaS follows;  

1)TwentyLthreeoutof26heilers(8臥5馴Eln(1  

属eざ.月祝〃.0と)iたiro Lr花まu。∫∫りββ釘.・β∂〜4J.   

参照

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