No.1
これは、“継承”ではなく、“乗っ取り”だ
~
山岡鉄秀『新・失敗の本質』(育鵬社)についてグローバル教育研究所 理事⾧ 渥美育子
2020 年 4 月 2日
■はじめに:2018 年 7 月、山岡鉄秀氏がモラロ ジー研究所の高橋史郎教授のご紹介でグローバ ル教育研究所の月例勉強会に現れ、11・12 月 に渥美のグローバル教育の 4 日間の個人セミナ を受講した。
そして、山岡鉄秀氏より受講内容を基に渥美理論を紹介す る本を出版したいと申し出があり、これを了承、2019 年 6 月 10 日、育鵬社から『新・失敗の本質』がでた。表紙に は“櫻井よしこ氏推薦”と記されている
約束どおり本が出たことに喜びながらも、ゲラを見せても らう約束だったが見せられず、本の中身を確認して動転し た。
これは山岡のオリジナルな意見で、自分が発見したことだ と繰り返し強調されていることが、渥美のセミナノートの
No.2 内容と同じで(添付 1)その解説であること、リーガルコ ードなどのワードは渥美と引用しつつも、それらの解説・
説明は山岡鉄秀自身の言葉として表現されていたほか、引 用なく「文化の世界地図」「文化コード」を自分の言葉とし ていたからだ。
以後 9 ケ月、この事実を公表すべきかどうか、決めかねて いたが、私以上にこれを許されない行為だと言ってくださ る方が増え、多くの方々に勇気づけられた。
当初、山岡鉄秀氏を訴えることを考えたが、山岡鉄秀氏の すり替えと表現手法は、法的に訴えることが無理なほど巧 妙で悪質だった。
しかしながら、渥美のような被害者は出したくないとの想 いから、日本人の心を持ち、信頼の置ける方に「事実」を 伝えようと決心した。
以下 4 つの点を強調したい。
[1]この本は、渥美の 4 日間にわたる企業セミナの講義と その PPT を下地として書かれた。
2018 年 11月 27、28、29 日と 12月 4 日。各 10時か ら 17 時まで 1 対 1 のセッション。セミナタイトル
「グローバル市場で仕事をするためのマインドセッ トと戦略 I & II 」PPT94 ページ分と 54 ページ分を
No.3 オリジナルテキストとした。
内容は、渥美の米国時代の体験や研究によって発見 したことと最先端の変化をあわせて、日本の大企業 向けに提供したインテリジェンス(ノウハウ)であ る。
この講義を下地にして、山岡氏は渥美の説明をでき る限りほかの言葉で言い換え、あちこちに他の本か らの引用もし、個人体験をまぶし、盗作にならない ように加工し出版した。(参考文献に記載しているが、
ほかの引用例と違って、下地にしたり無断借用したりして いる)
しかし、言葉を言い換えても、思考は残る。対比表 はつくりにくいように工作してあるが、渥美が読む
と 80%が講義内容の移転(transfer)としか思えな
い。
講義が下地として使われているからである。
[2]この本は、拙著『「世界で戦える人材」の条件』(PHP 新書、2013)のパロディである
米国とオーストラリアが違うだけ。⾧く住んだ海外か ら 20 年ぶりに日本列島に帰り、日本人が世界のグロー バル化についていけない現実を知って愕然とする。日 本、日本人の本質への批判とコメント。最後は日本生 き残りのカギは、グローバル人材の育成にしかないと
No.4 いう結論。
これは PHP から渥美が 6 年前に出した本と同じプロッ トである。当研究所の理事の一人は両方の本を読んで この類似に気がつき「プロットが同じだ」、と指摘。
パロディならば、もの真似である。
[3]この本の特徴は、「はじめに」で初めから断言口調で 結論を書いてしまっているところにある。それは、
渥美のオリジナリティは<文化の世界地図>に限定 してしまい、これを使うことを奨めながら、一方で この本で本当に伝えたい自分のオリジナルな発見 は、「日本の文化、日本人の気質に根差した失敗のパ ターンが存在する」ということだと強調している。
これではだれもが山岡の言葉を信じてしまうだろ う。
事実は、これは渥美が米国時代に、“儒教圏:3 大 民族のマインドセットの比較”と題して図解し、島国 に住む日本人は大陸民族、半島民族と違い、枠組み が強烈なモティベータになること、したがって日本 人は枠が(外圧で)壊されない限り、枠のなかで思 考してしまうと主張したことに基づいている。そし てこの図は、初日のセミナノートの“日本の特殊事 情”のところにあり、山岡氏は11 月 27 日にこの部分 の講義(説明)を受けた。
No.5 さらに詳しく見ると、『新・失敗の本質』で最も重要 と思われる次の二ケ所の引用をすると、赤字のとこ ろが私の講義部分で、ほとんど渥美の説明と同じだ とわかる。違うところは、私は第 2 次世界大戦と言 ったが、彼は野中郁次郎氏の言葉をかりて大東亜戦 争と言っている、私は明治維新と言い、彼は黒船と 言っているに過ぎない。
「私が特に本書で強調したいことは、島国の住 民である日本人は、自分たちの文化の枠の中で しか物事を考えられない、考えようとしない傾 向が強く、そのことが度重なる失敗の主要因に なっていることです。枠を超えて考える習慣や スキルを身につける教育が導入されないまま、
今日にいたっているのです。」P.3
「日本人は、自発的に枠を打ち破ることが苦手 な民族と言えます。歴史上、枠を壊すことがで きた例は、“黒船”が来た時です。つまり、物理 的な、どうしようもない外部からの圧力がなけ れば壊すことができなかった。大東亜戦争の敗 北では、占領軍によって強引に枠組みが変えら れてしまい、日本はいまだにその枠を自発的に 破ることができず、その枠の中で生きていま す。いわゆる外圧がないと、・・・・
No.6 自分の決断で枠組みを変えることが出来ないの です。」P.15
ちなみにこの“儒教圏:3 大民族のマインドセットの 比較”は、私のセミナコンテンツのうち“変わらぬ部 分”に属していて、1990 年代に作成した。米国時代と 日本に帰ってからの十何年をあわせると少なく見積 もっても数千人の社員がこれを含むセミナを受講し ている。ここで立ち止まって、中国人、韓国人、日 本人の地政学的相違について討論もした。それらの 企業は、DuPont Co , IBM, United Technologies Corp, DENSO International, Itochu, IHI, Nippon Express, Kawasaki Heavy Industry, Hitachi Co.などである。渥 美の“日本人枠論”はすでに知られていた。
[4]本文の中で出典を記さないで、渥美の研究、発見、活 動などを用いているところがほかにも多くある。読 者は当然、それらを山岡氏のものだと思ってしまう だろう。
(1)国際化とグローバル化の違い:
冷戦が終わって世界がグローバル化し始めた時、
日本のバブルがはじけて日本人が国内の問題処理 に集中せざるを得なくなったことは、今ではかな り知られている。
No.7 渥美が米国から帰った 2007 年には、日本は全くグ ローバル化されておらず、“国際化”と“グローバル 化”の違いがわかる人は、たった 3人しかいなかっ た。
そこで最初の 5 年間は日本人に“国際化”と“グロー バル化”の違い、“グローバリゼーション”と“グロ バリズム”の違いなど、基礎的なことを徹底的に 理解してもらうことを目標にし、講演、セミナな どあらゆる機会に尽力したのである。2013 年に出 した例の PHP 新書では、巻末にグローバル教育用 語集もつけている。
ところが山岡氏はこれを完全に無視。まるで自分 が初めてこの内容を極めたかのように、用語の違 いを熱烈に解説している。(はじめに、第一章)
(2)日本企業 2 社の、北米での失敗例:
➀トヨタのレクサス:トヨタのケースでわかる 日本の特性
②ブリヂストン:ブリヂストンのケースでわかる 日本の特性(いずれも第二章)
渥美はこれまで 1000 以上の日本企業海外での失敗事例を集 め、事例集を 2 冊出版している。山岡氏が受け取った 2018 年の企業セミナノートにも、テーマにぴったりの事例を載 せていた。それがトヨタとブリヂストンの例である。引用
No.8 を明記しないことで、さすが専門家、よく知っているとい う印象を与えるのに成功している。
(3)“お母さん、出番です!”(第五章)
これは(一社)グローバル教育研究所が始めようとし ていた家庭におけるグローバル教育のプログラム名。
ここに唐突に自分の考えであるかのように書くのは、
お門違いである。
(4)生き残りのカギは、人材育成(第五章)
山岡氏の専門分野は情報戦であり、グローバル教育に ついては全面的に渥美のセミナノートにおぶさってい る。それが現実なのに、最後に生き残りのカギは人材 育成というのは、とってつけたような結論で、プロッ トを真似て書いたのでこうなったと思われる。
以上、指摘した 4 点が絡み合った結果、渥美のオリジナリ ティは<文化の世界地図>の作者である点に限定され、グ ローバル教育を 30 年以上かけてゼロから開発してきた思考 のダイナミズムは一方的に封印される形となった。そして 最も重要な論点である“日本人のDNA の中に刷り込まれた 国際の場で失敗をくりかえす要因”については、⾧年渥美の
「日本人フレームワーク論」があるにも関わらす、全部山 岡氏の発見であるかのように設定された。山岡氏は日ごろ
No.9 情報戦でリアリズムに徹することがいかに大切か強調され ているし、私も同意見であるが、リアリズムを用いれば、
山岡氏の役割は私の「日本人フレームワーク論」の解説者
(インタープリター)であるというのが本当のところであ る。
私はこの本の書評 2 本を読み、この本を取り上げ解説した 動画を 2 本見た。いずれの場合も書評者全員、山岡氏の言
葉を 100%うのみにし、山岡氏自身も事実を明らかにする
どころか、対談者が「<文化の世界地図>の渥美さんも登 場していますね」というのを、黙ってうなずいているのみ であった。
最後に:学者とか研究者とか言われるアカデミックなト レーニングを受けた人は、先人の学説や研究成果を“継 承”する場合にはその内容を明らかにし、これを受け継 ぐ覚悟と付け加えたい価値について謙虚に表明するのが 礼儀である。
山岡氏の場合、そういう謙虚さを感じなかった。マスコ ミに出ることが成功のあかしと考えているようであっ た。
最後に、自ら進んで対比表(添付 2)を作ってくださった 人がいるので、一部ではあるが添付したい。
以上
No.10
(添付 1)
No.11
(添付 2)
著作物対比表
渥美先生「世界で戦える人材」の条件 山岡氏「新失敗の本質」
第6章(タイトル)
<文化の世界地図>で、世界を俯瞰的に見 る
第3章(タイトル)
グローバルな時代に重要な「文化の世界地 図」
125P
さて、<文化の世界地図>の説明に移ろう。
(中略)まずは。126~127ページに 掲載した俯瞰図をご覧いただきたい。世界 を俯瞰するために必要な視点は、「世界は大 きく三つのコードに分けられる」というこ とである。この図は70億人の人たちを価 値の中心をどこに置いているかによって大 きく三つの文化コードに分けたものであ る。
226P
<文化の世界地図>と<グローバルナビゲ ーター>
七〇億の多様な人々の‘心の構図‘を大枠 把握するために渥美郁子が製作したグロー バルビジネス支援ツール。世界全体を短時 間に把握し、グローバルに発送するための 物差し。ルールの軸と多様性の軸を設定し て全体最適するグローバルビジネスに際 し、多様性の軸の解明を担う。
<文化の世界地図>=価値の中心をどこに 置くかによって世界を三つの文化コード
(リーガル、モラル、レリジャス)とその併 存であるミックスコードの四つの価値体系 に分けパターン化したもの。
103P
「文化の世界地図」は、普通の世界ではわ からない、地球上に住む74億人の多様な 人々の心の構図、価値観を三つの文化コー ドに分けて読み解くツールです。(中略)先 述したように、渥美さんは世界の価値体系 を三つの文化コードに分けました。
No.12
127P
リーガルコード(法的規範)ルールが社会 の中心。プロテスタンティズム(キリスト 教新教)が原型
モラルコード(道徳的規範)人間関係が社 会の中心。アジアでは儒教・ヒンズー教・仏 教、ラテンアメリカ、南ヨーロッパ、アフリ カ中部では香取静無(キリスト教旧教)が 原型。
レリジャスコード(宗教的規範)神の教え が社会の中心。イスラム教が原型。
ミックスコード3つのコードのうち、2つ 以上の要素が顕著に混在している文化。
103P
リーガルコード(法的規範・ルールを中心 とする社会)
モラルコード(道徳的規範・人間関係を中 心とする社会)
レリジャスコード(宗教的規範・神の教え を中心とする社会)
この三つです。さらにこのうち二つ以上の 要素が混在しているミックスコードがあり ます。
128p
まずは、価値の中心をルールとノウハウに 置いている文化圏だ。これをリーガルコー ドと名付けた。
この文化圏にある国は米国、ケベック以外 のカナダ、イングランドを中心としたイギ リス、そしてスウェーデン、ノルウェー、デ ンマークなどの北欧諸国だ。
リーガルコードの国にも濃淡があり、それ を把握することも重要である。また、米国 に様にヒスパニック系の人口が増加したこ とで、その濃度が薄まっている地域もある。
ここでもやはり、時間軸の視点は重要だ。
リーガルコードの源泉は神と人とが直接向 かい合うキリスト教新教(プロテスタンテ ィズム)と、そこに付随する倫理性にある といえる。
106P
リーガルコードの地域は例えばアメリカ、
カナダ(ケベック以外)、イギリスのイング ランド、北欧諸国のスウェーデン、ノルウ ェー、デンマークなどです。
渥美さんの理論の特徴の一つは、時間軸も 入れるということです。つまりコードわけ は歴史的な経緯も考慮するということで、
十六世紀の宗教改革にまで遡ります。
リーガルコードに挙げた国は要するにプロ テスタントです。プロテスタントは非常に 大雑把にいえば、神との契約、ルールを重 んじ、1人1人が神と向き合います。
129P
それと対照的に、価値の中心を「人間関係」
に置く社会をモラルコードと名付けた。
130P
<文化の世界地図>の特徴の一つは、アジ アの儒教圏とラテンアメリカ、南ヨーロッ パ、中部アフリカなどのキリスト教旧教圏
106P
モラルコードの地域は、イスラム教国を除 くアジア諸国、ラテンアメリカの大部分、
フランス、イタリア、スペインなど南ヨー ロッパと中部アフリカ、ロシア、そして日 本などです。中国や韓国もここに入ります が、特徴はとにかく人間関係が第一です。
No.13
をモラルコードとしてくくってしまってい ることだ。
131P~132P
リーガルコードや次に出てくるレリジャス コードの文化は法や神の教えが中核をなし ており、その価値は絶対的だ。一方モラル コードの文化は人間関係中心なので相対的 である。ルールがあるのはわかっているが、
人間関係を中心にビジネスを行う。
人間関係のあり方としては、神との契約の ような絶対的なものではありません。あく までも個人間、コミュニティ内、文化圏に おけるモラルを前提に動く、相対的なもの です。
たとえば、紀元前六世紀から紀元前五世紀 の東洋の儒教的価値観の影響が色濃い地 域、それから西洋の新教つまりプロテスタ ントではない、古代から中世初期のユダヤ 教、キリスト教的な価値観を持つ地域等が 含まれます。カソリック圏である南ヨーロ ッパからカソリックが浸透していったラテ ンアメリカや中部アフリカもリーガルより モラルを前提にしたモラルコード、すなわ ち人間関係を基盤とした文化圏といえるの です。
132P
三つめは、神の教えに価値の中心をおいた 地域であり、これを「レリジャスコード」と 名付けた。神の教えが政治も経済もライフ スタイルもコントロールし、神の教えが憲 法であるような国だ。
これは原則として、イスラム圏しかない。
キリスト教や仏教やヒンズー教は含まれな い。コードがミックスされているイスラエ ルやレバノンを除く中東、北アフリカ諸国、
パキスタンバングラディシュなどの南アジ ア、東南アジアのマレーシア、ブルネイな どがレリジャスコードである。
107P
三つ目のレリジャスコードは、文字通り(レ リジャスは「宗教的」の意)神の教えに従う 地域で宗教的規範に重きを置いています。
たとえば、イランやイラク、サウジアラビ アやパキスタン、カザフスタン、バングラ ディシュ、マレーシア、ブルネイ、北アフリ カ諸国などがレリジャスコードの地域で す。まさに宗教と法律が一緒というイスラ ム圏、コーランが規範であり法律である中 東諸国で、イスラエルやレバノンを除く地 域です。
133P
三つの文化コードのうち二つが併存してい るのだ。これを「ミックスコード」と名付け た。
134P
たとえば、以下のような地域だ。
オーストラリア-アイデンティティが極端 に揺れる国
107P
イスラエルやレバノンはキリスト教が入っ ていますから、モラルコードとリーガルコ ードが混在しているミックスコードです。
ミックスコードとは、三つのコードのうち 少なくとも二つが混ざっている地域です。
ミックスコードの地域は他に、オーストラ リア、ニュージーランド、インド、ドイツ、
No.14
インド-伝統的にモラルコードだが、イギ リスの植民地となったためリーガルコード が接木された国
ドイツ、オランダ-カトリック教徒とプロ テスタント教徒の人口比が近い
イスラエル-キリスト教、イスラム教のよ うな世界宗教に進化する前の、全てのコー ドが混在する民族宗教(ユダヤ教)の影響 下にある国
オランダ、それからモラルコードに属さな い中南部アフリカです。
144P
現地の人の価値観と波長の合う要因を「モ ティベーター」、波長が合わず反発を引き起 こす要因を「ディモティベーター」と名付 け、開示している。
228P
モティベーター=現地人の文化に分光器を 当てたとき、動機づけの要因となる文化的 要素
ディモティベーター=反発の要因となる文 化的要素
122P
「文化の世界地図」はマクロ的な見方です が、渥美さんはさらにミクロ的な分析もし ています。それがカルチュラル・モティベ ーター(動機付けの要因)と、ディモティベ ーター(反発の要因)という概念です。
245P
米国人の「カルチュラル・モティベーター」
①抑制と均衡
②プロフェッショナリズム(専門意識)
③専門知識/キャリアづくり
④責任=権限=報酬
⑤~⑬(略)
122P
たとえば、アメリカ人のカルチュラル・モ ティベーターは何か。アメリカ人が何か共 同で決める時に重要なコンセプトは、抑制 と均衡、それからプロフェッショナリズム、
専門知識、責任と権限、報酬などです。
つまりアメリカ人は、プロフェッショナリ ズム、その職業分野のプロだということに すごくこだわります。
233P
本土の中国人の「カルチュラル・モティベ ーター」
①金銭的・個人的インセンティブ
②権力・権限・威厳
③柔軟性
④かけ引き
⑤「顔」を立てる
127P
中国人のカルチュラル・モティベーターと して真っ先に挙げられるのは、金銭的、個 人的インセンティブです。
また、権力、権限、威厳も大好きで、気に入 られるために上の人間の顔を立て、持ちつ 持たれつという考えを好みます。
逆に、中国人のディモティベーターは、世
No.15
⑥持ちつ持たれつ
⑦~⑩(略)
234P
本土の中国人の「カルチュラル・ディモテ ィベーター」
①法的規範が世界標準であるかのように中 国を批判する
②「面子」を失う
③直接的な批判
④~⑦権威に逆らう
⑧人間関係を無視したビジネス一本槍の態 度
⑨~⑮(略)
界標準の法的規範で批判されること、また、
直接的な批判やメンツを失うことです。人 間関係を無視したビジネス一本やりの態度 を嫌い、公私混同しがちで、アメリカとは 正反対です。