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令和 2 年度厚生労働科学研究費補助金 エイズ対策政策研究事業 「

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Academic year: 2021

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令和

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年度厚生労働科学研究費補助金 エイズ対策政策研究事業

「HIV感染者の妊娠・出産・予後に関する疫学的・コホート的調査研究と情報の普及啓発法の開発 ならびに診療体制の整備と均てん化に関する研究」班

分担研究報告書

研究分担課題名:HIV感染妊娠に関する診療ガイドラインとHIV母子感染予防対策マニュアルの改訂 研究分担者:山田里佳 JA愛知厚生連 海南病院 産婦人科 外来部長

研究協力者:谷口晴記 地方独立行政法人 三重県立総合医療センター産婦人科

塚原優己 国立研究開発法人国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター産科

医長

井上孝実 医療法人 葵鐘会(きしょうかい)ローズベルクリニック 副理事

出口雅士 神戸大学大学院医学研究科外科系講座 産婦人科学分野 特任教授

中西豊 独立行政法人 国立病院機構 名古屋医療センター産婦人科 医長

定月みゆき国立研究開発法人 国立国際医療研究センター産婦人科 病棟医長

大里和広 市立四日市病院 部長

白野倫徳 地方独立行政法人大阪市民病院機構大阪市立総合医療センター 感染症内科

医長

田中瑞恵 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 小児科 医師

鳥谷部邦明三重大学医学部 産婦人科学教室助教

千田時弘 桑名医療センター 産婦人科 医師

杉野祐子 国立国際医療研究センター エイズ治療研究開発センター 看護師

渡辺英恵 独立行政法人 豊橋医療センター 産婦人科 看護部

羽柴知恵子独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター外来 副看護師長

研究要旨:

2018年3月に発刊されたHIV感染妊娠に関する診療ガイドライン初版の検証と改訂を行う。これは、

わが国の医療経済事情や医療機関の対応能力を考慮した、欧米とは異なる日本独自のガイドラインであ る。今後も世界でのHIV診療の進歩に対応すべく、各国のガイドラインや文献を参照しながら、今後3 年間で日本における医療体制、産科診療体制の変化に対応し改訂していく。

A.研究目的

日本におけるHIV感染妊娠は、近年40例前後で 推移しており、減少傾向にはないと思われる。

2013年にHIV母子感染予防対策マニュアル第7 版を発行し、2018年3月にHIV感染妊娠に関す る診療ガイドライン初版を発行した。今後、HIV 診療の進歩や日本における医療体制、産科診療体 制の変化に対応すべく、マニュアルおよびガイド ラインの改訂は重要である。

本年は3年間のうちの3年目である。1年目はマ ニュアルの改訂を行い、第 8 版を発刊し、当班 HP へアップデートした。2 年目はガイドライン 改訂にむけて資料を集め、まずは要約を検討した。

3 年目は具体的にガイドラインの内容を改訂し、

年度末には発刊する予定である。

B.研究方法

ガイドラインの改訂については、初版には記さ

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(倫理面への配慮)

ヘルシンキ宣言に基づいた倫理原則を順守する。

この分担班では個人情報を扱わないが研究班全 体の一環として研究班代表者の施設での倫理委 員会での承認を得た。

C.研究結果

2018年3月に発刊したHIV感染妊娠に関する診療 ガイドライン初版を改訂し、第 2 版を作成した。

2020年12月に当HPにてドラフトを掲載し、パブ リックコメントを求めた。コメントを検討し、ド ラフトから最終ガイドライン第2版を作成した。

改訂の主な内容は以下に記す。

① 要約の項目毎に推奨度をつけた

② 第1章のHIV母子感染予防の歴史と現状を読 みやすく簡略化した

③ 第3章は米国、英国等のガイドラインを参考 にし、cARTの最新情報を掲載した

④ 第5章の分娩様式について日本の現状を調査 し、現状に合った方法を推奨した

⑤ 第9章ではU=UについてなどHIV感染女性 の妊娠の方法について文献を交えて紹介した 2021年2月末現在にて再校を終了し、刊行の準備 中である。3月中に発刊予定である。

(表紙、目次等 別記)

D.考察

マニュアル改訂については、平成 30 年度末に発 刊したため、内容について学会発表等で意見をい ただいた。

ガイドライン改訂については、資料収集、要約

の検討を経て、HPにてパブリックコメントを募集 し、コメント等を検討して編集した。

要約に推奨度を記載し、わかりやすいように工 夫した。今後内容については、読者から意見をい ただきまた最新の情報や論文等を考察して、第3 版への改訂の準備をしていく必要がある。

E.結論

平成30年度は、HIV母子感染予防対策マニュアル の改訂を行い、第8版を発刊し、PDF版を当班HP へ掲載した。令和元年度は、ガイドラインの資料 収集、推奨度の検討、要約の検討を行った。令和 2年度はHIV感染妊娠に関する診療ガイドライン 初版を改訂し第2版を作成した。

G.研究業績 1.論文

1)山田里佳、白野倫徳、谷口晴記、喜多恒和.

特集母子感染症の必修知識―エキスパートに学び 予防につなげる HIV 母体管理―分娩管理を含 めて.小児内科、2020;52:96-100

2)白野倫徳、山田里佳、喜多恒和:産科編 Ⅱ.

妊娠関連疾患 HIV感染症.臨床産科婦人科

2020増刊号 産婦人科処方のすべて2020 症例

に応じた実践マニュアル、pp288-290、医学書院、

東京、2020

3)山田里佳、谷口晴記.HIV 感染症.臨床と微

生物、2021;48:71-76

H.知的財産権の出願・登録状況:無 1.特許取得:無

2.実用新案登録:無 3.その他:無

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