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長崎県における農業の地域的考察

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(1)

長崎県における農業の地域的考察

―1985年農業センサスによる静態的分析―

竹内 清文・下山 節子*

1.はしカぐき

2.自然環境

3.農業就業人ロと農家数 4.経営耕地面積と土地利用 5.農業地域区分

6.まとめ

1.はしカぐき

 長崎県は多くの離島と半島を抱えた複雑な自然環境の中で,歴史的にも,江戸時代に天 領をはじめ,大村,島原,諌早,五島,松浦,対馬などの各藩に分割支配された多様な地 域構造をもっていた県であり,そこに展開する人々の生活の営みには,多様性をみせるこ

とが予想できる。その中で,自然とのつながりが強い農業生産において,どのような地域 性が見出せるか,関心をもって来た筆者は,諌早平野の干拓地の農業など,いくつかの地 域の研究を進めてきた1)。これらの研究過程の中で,戦後の農地改革以来,著しい発展を遂 げてきた日本の農業が,アメリカをはじめとした諸外国からの外圧を受けて,大きな変革 の時代を迎えようとしているとき,一つの時代を画する時期として,概括的ではあるが,

1985年の農業センサスをよりどころとして,長崎県の農業の地域的分析を行なうことは意 義あるものと考え,考察を試みた。

2.自然環境

 長崎県は,日本の甲西瑞に位置し,その広がりにおいて,緯度差3度弱,経度差2度強 におよび,九州島の広がりに匹敵する。大別して,対馬,壱岐,平戸諸島,五島列島など の島懊部と,北松浦,肥前,西彼杵,長崎,島原の各半島が連接して作る半島部からなる。

かつ,地質構造からみて,溶岩台地,溶岩円頂丘,火山砕屑丘,火山麓扇状地など,多様 な火山地形が各地に分布し,それらに挟まるかのように,第三紀層からなる丘陵,三角州,

扇状地が,また小河川が作る狭い河食平野が散在的に分布する。なお,朝鮮半島に近い対 馬は,ほとんどが第三紀層の厚い頁岩か,砂岩との互層からなる。そして県下全域にわた

り,海岸は屈曲の著しいリアス式海岸か,海食崖の発達した岩石海岸が発達し,海岸平野 は極めて少ない。従って,本県の農業は,低山性の山地,あるいは丘陵の斜面や,数少な

* 長崎県若松町立若松小学校

(2)

12

長崎県における農業の地域的考察(竹内・下山)

い扇状地,三角州,そして人工的な干拓地などにおいて,展開せざるをえない状況にあり また,日本の人口密集地域から遠く離れ,さらに,県域内の交通は十分な発達をみておら ず,とくに,島懊部において,その傾向は顕著であり,そのために営農形態は著しい制約 を受けざるをえない。

 気候は,隔両性が小さく,黒潮および対馬暖流の影響を受けて,海洋性の温暖・多雨の 特性をもつ。ただ,冬の天候は,季節風の吹き出しのために,曇天の日が多く,長崎の一 月の日照時間は,宮崎の半分の107時間に過ぎない。また,日最低気温が0℃以下の冬日の 年間日数は,長崎で10日に対し,対馬厳原で31日と長い。従って,冬季の気候は地域差が 大きく,農業への影響を無視することはできない。

3.農業就業人ロと農家数

 県下各市町村の全就業者人口に占める農業就業者の比率(第1図)をみると,25%以上 の地域は,本土側の半島部では,島原半島の南高来郡,それに接する北高来郡のほとんど の町と,西彼杵半島の北・東部の3町,そして東彼杵町である。島懊部では,平戸市,北 松浦郡の大島村と小値賀,宇久,鷹島の3町,南松浦郡福江島の4町,そして壱岐の4田]

である。これらの地域は明らかに,農業を最も重要な産業としている地域である。一方,

島喚部の中には,炭鉱を基幹産業としていた香焼,伊王島,高島2),大島,崎戸の各町や 耕作適地が極めて少なく,漁業を基幹産業としている奈留,若松,上五島,奈良尾,有1「

の各町のように,農業就業人口が5%未満(崎戸は6.8%だが,農業人口は91人に過ぎない)

で,農業のもつ意義が極めて小さい地域がある。

 次に,市町村別事家数の分布(第1図)をみると,各市町村の面積と比較して農家数:ガ 多い地域は長崎市縁辺,島原半島から肥前半島にかけて,そして即吟部の壱岐4町,生月 町,福島町などである。さらに,各市町村の農家数を,専業・一種兼業・二種兼業別にみ ると,専業農家が25%以上を占める地域は,島原半島の千々石・西有家両町を除く市町と 北高来郡の飯盛町,そして島嘆部の福江島の1市2町(富江・三井楽),北松浦郡の宇久町・

大島村である。特に,島原半島の南串山,加津佐,北有馬,南有馬の各町では,専業農碁 率が50%に近い。専業と一種兼業を合わせた農家数が45%以上を占める地域は,前記市費 村が入るほか,壱岐の芦辺を除く3町,福江島の全部,そして森山,多良見,長与の各戸 である。従って,本県の重要な農業地域は,島原半島,肥前半島,西彼杵半島の東半部,

そして些些部の平戸諸島,五島列島の福江,宇久,小値賀の3島,そして壱岐島である。

4.経営耕地面積と土地利用

 県全体の1戸当たり経営耕地面積は73aである。その内,田が45.0%,畑が32.8%,樟 園地が22.1%を占める。この地域的特色をみると(第2図),本地域ではもっとも大規模も 1,5ha以上の地域は,県下最大の三井楽町(2.01ha)をはじめ,富江町,愛野町,そしてメ 島村である。1.25ha以上の地域は,福江市,森山町であり,1.Oha以上は島懊部の石田・与 久・岐宿の3町,北松浦半島の松浦市と鷹島・江迎・吉井・世知原の4町,そして島原斗 島の吾妻・加津:佐の2町である。さらに,県平均に近い75ha以上の地域は,壱岐島,平戸 諸島,五島列島北部の宇久・小値賀野島,そして福江島,本土側では,北松浦半島の大音1 分,大村湾をめぐる地域,そして島原半島の中部を除く地域である。

(3)

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市町村別農業就業者数割合   ・・%以上■■

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第1図 市町村別農業就業者数の割合と市町村別専兼業別農家数(1985年)

(4)

14 長崎県における農業の地域的考察(竹内・下山)

市町村別一戸当り平均耕地面積    15・・以上■■(1985年)

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第2図 市町村別農家一戸当り平均耕地面積と市町村別田・畑・樹園地別耕地面積(1985年)

(5)

 耕地面積の田・畑・樹園地別の構成比(第2図)をみると,田が過半を占める地域は,

諌早湾岸の市町から北へ伸びて北松浦半島へ,そして平戸諸島,壱岐,対馬に至る地域と,

福江島中部の2町である。これらの水田は諌早湾岸に代表的にみられるような干拓地を利 用したものや,北松浦半島に広がる溶岩台地を形作る玄武岩とその下の第三紀層との地形 変換点にみられる溜池を利用した棚田,そして小規模な河食平野の段丘を利用したものな どである。一方,畑は島原半島,五島列島など,火山麓扇状地や溶岩台地などに広くみら れる。さらに,樹園地は山地・丘陵斜面を利用して,みかん・びわなどの果樹や茶の栽培 が盛んな環大村湾地域や長崎半島に多い。

5.農業地域区分

 多様な自然と社会環境をもつ長崎県における各地域の農業の特性を明快に理解できるよ うにするために,筆者は,修正ウィーバー法による農業地域区分を試みた。

 データは,普遍的,かつ恒常的に利用できる1985年農業センサスの農産物販売金額1位 の部門別農家数の構成比を用いたが,センサスの分類部門中の酪農・肉用牛・養豚・養鶏・

その他の畜産の5部門については,具体的な解析の際,これらの細分化した分類の数値を 利用することとし,地域区分では,包括的に畜産部門として考察することとした。

 その結果,各市町村の特性を地図に表わしたのが第3図である。また,各市町村を部門 別結合類型別に表示したのが別表である。なお,表では,部門別が10%未満のものについ ては除外している。

 次に,大区分としての8地域別に,中小区分を配慮しながら,特徴を明らかにしたい。

(1)稲作地域  稲作を最も重要な生産部門とし,生産物である米の販売を1位とする 農家が最多となっている地域としては,島原半島から肥前半島を経て,北松浦半島に続き,

さらに平戸諸島,壱岐島,そして福江島があり,県内で最も広範な広がりをみせる。本地 域に該当する32市町村の中で,次位の重要な販売部門としては,畜産,果樹類,施設園芸,

工芸農作物などがある。先ず,畜産は北松浦半島の西岸地域と,平戸,壱岐,福江の各島 において重要である。これらの地域は,福江島のように,養豚も盛んな地域があるが,全 般的には,肉用牛の飼育が優位にある。壱岐の郷ノ浦,勝本両町では,畜産が稲作に匹敵 する重要農産物で,それに次ぐたばこも前二者に劣らず重要である。次に,果樹類が重要 な地域は島原半島から佐世保市にかけて広がり,みかん栽培が中心である。また,施設園 芸の盛んな地域としては,島原半島の国見町(いちご・マスクメロン)と佐世保市の北に 位置する吉井町(いちご・メロン)が,工芸農作物の盛んな地域としては大島村(たぼ

こ),東彼杵町(茶)が,そして養蚕の盛んな地域としては福江市がある。中でも吉井町は 炭鉱の閉山によって,深刻な過疎に陥ったが,それに代わる産業として,農業振興を目指

した成果が施設園芸であり,福江市はかんしょの需要減による転換作物として,1970年ご ろ五島に導入された養蚕が定着したものである。なお,国見町は稲作・施設園芸のほか,

いも類・畜産・果樹類の各生産・販売農家も多く,福江市は稲作と養蚕の差が極めて小さ く,いずれを主位部門としてもおかしくない状況であり,さらに,畜産・いも類・工芸農 作物の各生産・販売農家も多い。要するに,国見町,福江市ともに,多面的な性格を有す

る市町といえる。また,工芸農作物を次位とする東彼杵町は,茶が県内生産量の半数を占 めるほどの特産品となっている。

(6)

16

長崎県における農業の地域的考察(竹内・下山)

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第3図 長崎県の農業地域区分(1985年農業センサスによる)

    各分類部門に与えた記号は次の通りである。

 稲作:Rr, 麦類作:Bb, 雑穀・いも類・豆類:Pp,工芸農…作物:Ii,施設園芸 Hh,

 野菜類:Vv,果樹類:Ff, その他の作物:Oo,畜産:Ll,養蚕:Ss

(7)

(II)雑穀・いも類・豆類栽培地域  本県では,かんしょ栽培地域とばれいしょ栽培地 域に大別できる。前者は,西彼杵半島西岸から五島列島の上五島にかけての地域であり,

後者は島原半島とその隣接地域である。全詩的に,多少なりとも,両者を栽培しているが,

近年は切り干かんしょの需要減から,ばれいしょ生産に重点を置く傾向がみられ,漁業を 基幹産業としている上五島地域では,少ない作付け面積ではあるが,ばれいしょ生産が増 え,両者の差はかなり縮小している。本地域でみられる次位に重要な部門として,果樹栽 培のところが8町あり,本土側では普通みかん,上五島では気候・労働条件に適合する夏 みかん類の栽培が多い。ほかに,飯盛町の野菜(にんじん・なす・しょうが)生産が重要 である。なお,干拓地における稲作農家が多いので(1)の地域に該当している愛野町も 暖地向けばれいしょの優良品種を生み出した長崎県総合農林試験場愛野馬鈴薯支場があっ て,種ばれいしょ生産も盛んであり,町は島原半島のばれいしょ生産地帯の一角を形成し

ている。

(III)工芸農作物栽培地域  島原半島東部の深江・布津の両町と,佐賀県境の鷹島にみ られるたばこ栽培地域である。その占有率は30%で,大きい値ではない。深江は大正時代 には,養蚕・馬の産地として知られていたが,昭和初期から,布津・島原・有家などとと もに,たばこの生産に転換したところである。本地域の3町は,2位以下の重要な農産物 として,深江では畜産,果樹類,稲作が,布津ではいも類,果樹類が,鷹島では畜産,稲 作があり,いずれも各部門の値は近接し,とくに,鷹島は1・2位の差はわずかである。

すなわち,本地域の3町は,いずれも多様な営農型が混在しているといえるが,とくに,

鷹島については,同じ郡内の生月町などと同様に,畜産地域に入れてもおかしくない。

(IV)野菜類栽培地域  県下には,野菜生産が抜きんでた市町村はみられないが,野菜 類の販売農家が主位部門となっている島原市(にんじん・キャベツ・レタス・はくさい)

と,本部門が57%を占めるが,農業が基幹産業ではない五島奈良尾町(キャベツ・だいこ ん・たまねぎ)が本地域に該当する。島原市は,野菜生産販売農家に劣らず,果樹栽培農 家も多く,さらには,工芸農作物(たぼこ),稲作,畜産(乳牛・豚・鶏)の農家も多い。

要するに,極めて多面的な農業経営形態を持った地域といえる。なお,島原半島には,第 2次大戦中,佐世保軍港に入港する艦船の野菜の供給を引き受けていたといわれる有明町 をはじめ,北有馬町など,野菜生産の盛んな町が多い。また,奈良尾については,県下有 数のまき網漁業の根拠地として,漁船に積み込む野菜の需要が野菜生産中心の経営体制を

とらせていると考えられる。

(V)果樹類栽培地域  長崎市を中心に,西彼杵半島と長崎半島に広がる地域である。

ほかに,多良岳山麓の小長井町,雲仙岳山麓の有家町がある。ほとんどがみかん栽培であ るが,中には,長崎市東部(茂木地区)・三和町・野母崎町などは日本有数のびわ産地であ り,雲仙岳山麓では,ぶどう・なしの栽培も行なわれている。とくに,大村湾沿岸の多良 見・長与・時津・琴海の4町は,温州みかんを中心とした,また千々石湾に面した茂木地 区,三和町はびわ栽培を中心とした果樹作地域である。本地域における第2位の作物とし て,長崎市では,だいこん,キャベツ,いちご,きゅうりなどの野菜,野母崎町では温暖 な気候を利用したすいせん・きんぎょそうなどの花,西彼杵半島中・北部では稲作やすい か・だいこんなどの野菜が重要である。また,有家町は第2位の稲作,第3位の工芸農作 物の3者の値の差が極めて小さく,いずれを主位部門としてもおかしくない。

(8)

18

長崎県における農業の地域的考察(竹内・下山)

表:長崎県における農産物販売金額1位の部門別農家数の構成比に基く市町村別・販売部門結合類型一覧   なお,アンダーラインの町は農業を重要産業としていない。

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(9)

(VDその他の作物栽培地域  その他の作物としては,こならなど,しいたけ栽培用の 原木に恵まれた対馬全域で,しいたけが栽培されている。とくに,北部の峰・上対馬両町 では,3/4〜4/5の農家が,しいたけ栽培を主位作物とし,とくに重要な産物となって いる。第2位の作物としては,上県・厳原の両町の稲作,豊玉町の麦作,美津島町の肉牛・

豚の畜産がある。なお,厳原は町村合併により併合した西部の佐須地区に広い水田をもつ ので,稲作部門の農家が多く,1・2位の差は小さい。しかし,その他の町についてはし いたけ生産部門が過半を占める。

(W)畜産地域  本地域の広がるところは,生月・宇久・小値賀・三井楽の4町で,い ずれも島嘆部である。肉牛生産農家が,生月は90%以上,小値賀は100%を占める。一方,

宇久は養豚農家が60%,肉牛農家が40%を占め,三井楽では肉牛生産農家が55%,養豚農 家が35%,残りが養鶏農家である。肉用牛は五島牛・平戸牛として出荷されていたが,近 年は長崎牛というブランド名に統一する方向にあり,市場でめ評価が高くなっている本県 特産品の一つである。次位の作物としては,生月・宇久」小値賀の3町では稲作である。

しかし前2者では畜産が過半を占めるのに対して,小値賀は1・2位の差が小さく稲作も 重要である。また,水田適地が少なく,畑作地帯となっている三井楽では,五島特産の養 蚕が盛んで,1位の畜産との差は小さく,養蚕地域にいれてもおかしくない状況にある。

(Vm)養蚕地域  五島福江島の溶岩台地など火山地形の発達するところは,桑,牧草,

いも類,たぼこなどの栽培が盛んで,畑作地帯となっている。中でも,台地の広くひろが る富江町は養蚕農家がもっとも多く,30%を占めるが,第2位から5位までの肉用牛・米・

かんしょ・たぼこの5部門が占める数値の差は小さく,多様な経営農家から構成された町 といえる。

6.むすび

 1985年農業センサスのデータをもとに,修正ウィーバー法によって把握した長崎県の農 業経営型の地域区分の特徴をまとめると,次の通りである。

(1)稲作を主位部門として,これに,果樹・畜産等が加わる地域がもっとも多く,本県 の78市町村のうち,32市町村に達し,もっとも普遍的な経営形態といえる。

(2)しかし,そのほかに,雑穀・いも類・豆類(ばれいしょ・かんしょ),果樹類(みか ん類・びわ・ぶどう),その他の作物(しいたけ),畜産(肉用牛・豚),工芸農作物(たば こ),野菜類(はくさい・だいこん・にんじん),養蚕のそれぞれを主位部門とした7地域 がある。その中で,まとまった広がりをみせるものは,いも類,果樹類,畜産,しいたけ の4部門・4地域で,とくに,いも類の地域には18町が,そして果樹類の地域には12市町 が該当し,トップの稲作とともに,本県の重要農産物部門となっている。

(3)突出した主位部門をもたず,各部門の%が近接し,農業経営型に多様な性格を持つ 市町村が県内全域に散在するが,この類型は,とくに島原半島,福江島,壱岐に多くみら れる。工芸農作物・養蚕の両部門を持つ地域か,そのいずれかの部門を重要とする地域で,

この傾向は顕著である。

(4)旧炭鉱の島や,耕地が少なく,漁業を基幹産業とした島の町の農業は,いも類を主 位作物としているところがほとんどで,例外は野菜を主とし,いも類を副とする奈良尾町

だけである。

(10)

20

長崎県における農業の地域的考察(竹内・下山)

1)竹内清文:干拓地における農業経営の特質一長崎県諌早干拓地の例一冨田芳郎先生退官記念      論文集「開発に関する地理学的諸問題」1959

     :諫早干拓地入植者の農業経営とその特色  長崎大学教育学部社会科学論叢20 1971      :諫早南部地域における農業の変容 一諌早有喜地区と北高来郡飯盛町の地誌学的考察      長崎大学教育学部社会科学論叢36 1987

2)高島町は農業就業人口,農家数ともに0であり,研究対象地域から除外した。

参考文献

1)土井喜久一:ウィーバーの組合わせ分析法の再検討と修正 人文地理22−5,61970 2)市南文一:農業経営部門からみた日本の農業地域構造 筑波大学人文地理学研究41982 3)尾留川正平他編:地域調査 朝倉書店 1976

4)長崎県高等学校教育研究会社会部会地理分科会:長崎県の自然と生活 啓隆社1988 5)福見秀雄他編:長崎県大百科事典 長崎新聞社 1984

6)新長崎風土記刊行会:新長崎風土記・長崎県の歴史と風土 創土社 1981

参照

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