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平成18年9月1日

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平成25年2月18日

年金資産の運用に関する基本方針

広島県建設業厚生年金基金 広島県建設業厚生年金基金(以下「当基金」という)は、年金給付等積立金(以下「年金 資産」という)の運用にあたり以下の基本方針を定め、この規定を遵守した年金資産の運用、 管理を行うこととする。 また、当基金は、年金資産の運用を委託する受託機関(以下「運用委託機関」という。) へ本基本方針、総資産額を確認できる資料及び別途定める「年金資産の運用ガイドライン」 (以下「運用ガイドライン」という。)を提示し、運用受託機関は、これらの規定に基づき 年金資産の運用及び管理を行うこととする。 (運用目的) 1 当基金の基金規約に規定した年金給付金及び一時金等の支払いを、将来にわたり確実 に行うために許容されるリスクの範囲内で、必要とされる運用収益を長期的に確保する ことを目的とする。 また、年金資産が公的年金の一部を代行していることを踏まえ、リスク全般に対する 管理を重視した、安全かつ効率的な運用を行うこととする。 (運用目標) 2 目標とする運用の収益率は、将来にわたって健全な基金運営を維持するために必要な 収益率を上回るものとする。 また、各運用資産については、許容リスクの範囲内において、資産区分ごとの市場収 益率(以下「ベンチマーク」という)を長期的に上回るとともに、複数の運用資産を投 資対象とする場合は各運用資産のベンチマークを資産構成割合に応じて組み合わせた収 益率(以下「複合ベンチマーク」という)を長期的に上回ることを運用目標とする。 (資産運用検討委員会) 3 当基金の年金資産の運用等の方針決定、運用受託機関等の選任・評価等の事項につい て、理事会及び代議員会での意思決定を補助することを目的に資産運用検討委員会を設 置する。 資産運用検討委員会は理事・代議員・事業主の財務又は労務に関する業務を担当する 役員等の中から、理事長が選任する者及び専門的知識及び経験を有する者であって理事

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長が選任する者で構成されなければならない。 ただし、資産運用検討委員会が運用受託機関等の選任・評価を行なう際に、委員に運 用受託機関等の関係者が入っており、利益相反の恐れがある場合には当該委員は審議に 加わってはならない。 また、資産運用検討委員会の議事を記録にとどめて保存し、当該議事の概要について 直近の代議員会へ報告及び加入員等への周知を行なわなければならない。 (運用コンサルタント等) 4 運用の基本方針、運用ガイドライン、政策的資産構成割合の策定、運用受託機関等の 選任・評価等に関し、必要な場合には運用コンサルタント等の外部の機関に分析・助言 を理事会等での意思決定に基づき求めることができるものとする。 運用コンサルタント等と契約を締結する場合、当該運用コンサルタント等が運用受託 機関等の選任・評価等、投資助言・代理業を行う場合は、金融商品取引上の規定による 投資助言・代理業を行なう者として登録を受けているかの確認を行なわなければならな い。 また、当該運用コンサルタント等の運用受託機関との契約関係の有無の確認及び当該 運用コンサルタント等の助言内容が、中立性・公平性が確保されたものであるか等の検 証に努めなければならない。 (政策的資産構成割合) 5 年金資産の運用目標を達成するため、基準となる政策的資産構成割合(以下「政策ア セットミックス」という。)を策定し、別紙1のとおり定める。 この政策的アセットミックスにおける資産構成割合、乖離許容幅の策定はALM分析 等の結果を踏まえた当基金の成熟度、制度の負債特性、年金資産の積立水準、各運用資 産の目標とする収益率(リターン)とその変動性(リスク)、相関係数等を勘案し中長期 的な分散投資の観点から策定する。 なお、策定にあたっては運用コンサルタント等や資産運用検討委員会又は金融機関等 の金融経済の専門的知識及び策定実務の経験を有する者と当基金が判断する者から意見 を聴取しなければならない。 (運用にあたっての留意事項) 6 年金資産の運用にあたっては、策定した政策アセットミックスを基本として、収益率 (リターン)とその変動性(リスク)等が異なる複数の運用資産に分散投資し、将来にわ たる資産側及び負債側の変動予測を踏まえ、負債と資産を総合的に管理しなければなら ない。 また、運用資産への投資にあたっては、換金までの期間、投資後一定期間解約制限が 設けられているなどの換金条件、満期日の有無等を確認したうえで投資を行なわなけれ ばならない。 なお、分散投資を行なわないことにつき合理的理由がある場合は、その理由を本基本

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方針に定めるとともに、加入員及び事業主に周知しなければならない。 また、当基金の年金資産全体からみて特定の運用受託機関の特定の商品に対する資産 の運用委託が過度に集中しないようにしなければならない。 ただし、以下に定める合理的理由がある場合は、運用受託機関の信用リスク等に十分 な注意を払ったうえで投資することができる。 ① 特定の運用受託機関の複数の資産で構成された商品、複数の投資戦略を用いた商品、 又は複数の商品に投資する場合 ② 生命保険一般勘定契約又は生命共済一般勘定契約等元本確保型の資産に投資する 場合 ③ ベンチマークとの連動性を目的とする商品に投資する場合 ④ 市場急変時等のリスク回避行動の結果として特定の運用受託機関に運用委託が集 中する場合 (運用受託機関の選任及び評価) 7 政策アセットミックスに基づき、運用資産区分ごとに運用スタイル・手法等の分散を 勘案し、理事会等での意思決定に基づき最適な運用受託機関を選任し、各運用受託機関 に対し運用資産等を定めた「運用ガイドライン」を提示する。 なお、運用受託機関の選任にあたっては、定量評価および定性評価により総合判断す る。 また、必要に応じて運用受託機関の運用実務に携わる者に対するヒアリング及び運用 コンサルタントや資産運用検討委員会等に対するヒアリング等も判断材料としながら、 十分に検討するものとする。 なお、オルタナティブ投資に係る運用受託機関の選任及び評価は本項目に加え、別紙 2「オルタナティブ投資に係る規程」に定める事項も検討のうえ行うこと。 (1) 定量評価基準 定量評価は時価による収益率(リターン)とその変動性(リスク)を基準とし、一般 的に適正と認められる方法で行う。 具体的には、各運用資産のベンチマークは次の指標とし、以下の方法により評価を 行う。 ただし、当基金が運用受託機関との協議のうえ、ベンチマークを運用ガイドライン にて提示した場合は、その提示したベンチマークにて評価を行う。 ① 運用資産ごとの評価 1) 運用資産ごとの時価による収益率とベンチマークを比較する等により行う。 ② 資産全体の評価 1) 資産全体の時価による収益率と複合ベンチマーク等を比較する等により行う。 ③ 運用受託機関相互の比較評価 1) 運用資産ごとの時価による収益率及び資産全体の時価による収益率を比較す

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る等により行う。 ④ アクティブ運用においては、シャープレシオやインフォメーションレシオ(リ ターンを得るために、どのくらいのリスクが取られたかを計測する指標)等の指 標も参考とする場合がある。 ⑤ 評価は原則として、3年~5年程度の実績(実績がない場合はバックテスト)を もって行うが、運用成績が著しく不良である場合や当該運用受託機関に委任するこ とが、社会的に著しく不適当と認められる場合等はこの限りではない。 ベンチマーク 運用資産 ベンチマーク 国 内 債 権 NOMURA-BPI(総合) 新 株 予 約 権 付 社 債 日興CB・パフォーマンス・インデックス 国 内 株 式 TOPIX(配当込み) 外 国 債 券 シティグループ世界国債インデックス(除く日本、円ベース) 外 国 株 式 MSCI KOKUSAI(円ベース、税引前・配当込) 一 般 勘 定 予定利率(1.25%) オルタナ テ ィブ資 産 等 別紙2「オルタナティブ投資にかかる規程」に定める 短 期 資 産」 コール・ローン(有担保・翌日物) (2) 定性評価基準 定性評価は、運用受託機関の経営理念・経営内容及び社会的評価と信用力、企業年 金制度に対する理解と関心等に加えて、以下の項目を考慮したうえで総合的に判断す る。 ① 投資方針 1) 内容の明確性、合理性、一貫性 ② 組織及び人材 1) 意思決定の流れや責任の所在の明確性 2)十分な専門性、経験を有する人材の配置 3)人材の定着度と運用の継続性、再現性の確保 ③ 運用プロセス 1)投資方針と整合性 2)運用の再現性 3)リターンの追求方法の合理性・有効性 4)リスク管理指標の合理性・有効性 ④ 事務処理体制 1)売買、決済等の事務処理の効率性及び正確性 2)運用実績の報告の迅速性、正確性、透明性

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⑤ リスク管理体制 1) 実効性及び適切性等 ⑥ コンプライアンス 1)法令や運用ガイドライン遵守体制の整備状況 2)過去における法令違反の有無 3)事故発生時における対応体制 4)監査の状況(内部監査・外部監査) (運用受託業務に関する報告の内容及び方法) 8(1)運用受託機関に対しては、以下の事項等が記載されは報告書を原則として四半期 ごとに求める。 また、必要に応じて当基金とのミーティングを行うことを求める。 ① 残高状況、損益状況、取引状況、費用状況 ② パフォーマンス状況、ポートフォリオ状況並びにその主な変動要因等 ③ 運用方針等 ④ 運用受託機関の外部監査の有無等 ⑤ 金融商品取引業者等に関する内閣府令で定める特定のファンドを組入れる場合 の記載事項 1)基準価額の算出方法、報告体制等 2)組入れファンドのスキーム 3)運用受託機関・ファンド関係者間の人的・資本的関係及びファンド関係者相互 間の資本関係等 4)ファンド監査の有無 (2)個別資産 当基金が運用受託機関に国内債券、新株予約権付社債、国内株式、外貨建債券、 外貨建株式の伝統的資産(以下「伝統的資産」という)とオルタナティブ資産の運用 の委託を行う際は、各運用受託機関が各資産の下記事項等を遵守しているか確認 したうえで、運用の委託を行うこととする。 (3)国内債券 投資対象は円貨建債券とし、債券の格付け、クーポン、償還日等の発行条件、 発行者等について十分調査分析を行ったうえで銘柄を選択するとともに、適切な分 散化を図る。 (4)新株予約権付社債 投資対象は原則として国内の各証券取引所、店頭市場に株式公開している企業 が発行する新株予約権付社債とし、投資対象企業の経営内容や発行条件等に関し て十分な調査、分析を行ったうえで銘柄選択するとともに、適切な分散化を図る こと。

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(5)内株式」 ① 投資対象は、原則として国内の各証券取引所、店頭市場において公開されて いる株式とし、投資対象企業の経営内容、成長性等について十分な調査、分析 を行ったうえで銘柄を選択するとともに、業種、銘柄等について適切な分散化 を図ること。 ② 買い占め等の仕手戦には参加しないこと。 ③ 信用取引を行う場合、事前に運用受託機関と協議すること。 (6)外貨建債券 ① 投資対象市場リスク及び為替リスクについて十分調査したうえで、投資対 象国及び通貨を選定すること。 ② 投資対象の債券の格付、クーポン、償還日等の発行条件、発行者等につい て十分調査分析を行ったうえで銘柄を選択するとともに、投資対象国、通貨、 発行者等につき適切な分散化を図ること。 (7)外貨建株式 ① 投資対象市場リスク及び為替リスクについて十分調査、分析を行ったうえ で投資対象国及び通貨を選定すること。 ② 投資対象企業の経営内容、成長性等について十分調査、分析を行ったうえ で銘柄を選択するとともに、投資対象国、通貨、発行者等につき適切な分散 化を図ること。 (8)オルタナティブ投資等」 ① ヘッジファンド、プライベートエクイティ、コモディティ、不動産(不動産 ファンドを含む。)、その他のオルタナティブ商品等(以下「オルタナティ ブ資産等」という。)に関しては、そのリスク・リターン特性、流動性、適 正な時価評価、組入れ比率、スキーム等を十分な調査を行うこと。 ② オルタナティブ資産等への投資にあたっては、その目的、位置づけ等を明確 にしたうえで行うこと。 また、具体的事項は別紙2「オルタナティブ投資に係る規程」に基づき行 うこと。 (運用受託機関等との協議) 9 運用受託機関等から資産の運用・管理にあたって本基本方針等の内容に抵触する恐れ がある旨の申し出があった場合、運用内容を確認し本基本方針等に反していれば是正 に努めなければならない。 (受託責任者) 10 資産の運用にあたって、当基金並びに各運用受託機関等は法令等に基づき厚生労働大 臣の指導、勧告、助言等及び規約並びに理事会、代議員会の議決を遵守し、善良なる 管理者の注意をもって、専ら加入者等の利益のため忠実に業務を遂行しなければなら

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ない。 また、理事等は自己又は当基金以外の第三者の利益を図る目的で以下の行為を行っ てはならない。 1特別な利益の提供を受けて年金資産の運用に係る契約等を締結させること。 2自己又は自己と利害関係にある者と年金資産の間で有価証券等の取引を行うこ と。 (研修等) 11 年金資産の運用及び管理業務に携わる者は、自らが有する運用及び管理業務に関する 専門的知識及び経験等の程度に応じ、企業年金連合会等が実施する資産運用・管理に 係る研修を受講しなければならない。 また、理事長等は投資理論、資産運用に関する制度、投資対象の資産の内容等の理 解及び資産運用環境の把握に努めなければならない。 (その他) 12 本基本方針は、基金の状況、基金を取り巻く制度及び環境の変化等に応じて変更する 場合がある。 その場合、変更内容は理事会又は代議員会おける議決をもって行い、変更した本基 本方針は各運用受託機関等に文書にて通知しなければならない。 なお、市場急変時等で安全かつ効率的に年金資産の保全を図る必要が生じた場合に は、理事長の専決にて本基本方針の変更を行うことができるが、直後に開催される理 事会及び代議員会に報告しなければならない。 また、本基本方針に沿った運営にあたっては、運用受託機関と十分協議のうえ、こ れを行うこととし、基本方針について運用受託機関からの意見及び申し出を妨げるも のではない。 附 則 この基本方針は、平成25年2月18日から適用する。

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別 紙 1

政策的資産構成割合

運 用 資 産 構成割合 許容乖離幅 国 内 債 券 48% 40% ~ 56% 国 内 株 式 21% 13% ~ 29% 外国建債券 8% 0% ~ 16% 外貨建株式 20% 2% ~ 28% 短 期 資 産 3% 0% ~ 5% 附 則 この基本方針は平成25年2月18日から適用する。

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別 紙 2

オルタナティブ投資にかかる規程

この規程は、別途定める広島県建設業厚生年金基金(以下「当基金」という。)の「年 金資産の運用に関する基本方針」(以下「本基本方針」という。)の規程に基づき、オル タナティブ投資にかかる運用及び管理の具体的内容につき以下のとおり定める。 (定義) 1 オルタナティブ投資とは、内外債券及び内外株式といった伝統的資産(以下「伝統 的資産」という。)以外への投資を対象としたもの、及び現物資産の買建てといった 伝統的投資手法以外での運用戦略及びデリバティブ取引等をヘッジ目的以外で利用 する運用戦略と定義する。 (目的) 2 当基金は、年金資産運用における収益源泉の分散(リスク分散によるポートフォリ オのリスクとリターンの特性の改善)及び収益機会の追求(超過リターンの獲得によ るポートフォリオのトータルリターンの向上)を目的に、伝統的資産とは異なる収益 率(リターン)とその変動性(リスク)、各運用資産との相関関係、流動性等のオル タナティブ資産の固有の特性を十分に理解した上で、オルタナティブ投資を行う。 (位置付け) 3 当基金はオルタナティブ資産を政策的資産構成割合(以下「政策アセットミックス」 という。)上の独立した資産クラス、又は伝統的資産の代替資産としてオルタナティ ブ投資商品ごとにその位置づけを決定する。 (投資割合) 4 オルタナティブ資産への投資は、政策アセットミックスで定める割合の範囲内とす る。 その際、その収益率と変動性の特性を定性的のみならず、できる限り定量的に把握 及び分析をするものとし、ポートフォリオの最適化等の適切なプロセスを経て、総合 的に評価したうえで、他の資産と同様に、投資割合等(基準となる構成割合と乖離許 容幅等)を決定するものとする。 なお、オルタナティブ資産への投資が、伝統的資産の代替を目的とする場合は、政 策アセットミックス上は代替する伝統的資産に計上するが、その場合のオルタナティ ブ資産への投資割合は事前に運用受託機関と協議のうえ、適切な投資割合等を設定し、 過大にリスクを取らないように注意を払う。 ただし、時価の変動等により一時的に超過する場合は、この限りではない。 (オルタナティブ商品等の選定) 5 オルタナティブ投資における運用受託機関及びオルタナティブ商品を選定するに あたっては、本基本方針に定める方法に加え、オルタナティブ投資固有のリスクを考

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慮する等、以下の基準も考慮のうえ選定する。 (1) 運用受託機関の選任 1)当該運用受託機関の組織体制に関する事項 ア 組織の概況、意思決定プロセスの流れ イ コンプライアンス(法令及び運用ガイドラインの遵守状況)等の内部統制体 制 ウ 監査体制(内部監査・外部監査) エ 一般に適正と認められる認証基準等の取得状況 2)当該運用受託機関の財務状況等に関する事項 ア 財政状況の推移 イ 運用受託実績等の推移 ウ 一般的に適正と認められる格付機関等による評価状況 (2) オルタナティブ商品の選定 (共通事項) 1) 当該商品の運用戦略のリターンの源泉 2) 当該商品の運用戦略のリスク 3) 当該商品の運用戦略の時価の算出の根拠、報告の方法 4) 当該商品の運用戦略に関し情報開示を求めた場合の態勢 5) 当該商品の運用戦略に係る運用報酬等の運用コスト (個別運用戦略) 1) 外国籍私募投資信託等、海外のファンドを用いた投資を行う場合 ア ファンド監査の有無 イ 当該運用受託機関と資産管理機関及び事務処理機関との役員の兼職等の人 的関係や資本関係 2) 先物取引、オプション等のデリバティブを用いた投資を行う場合 ア レバレッジ(先物取引、オプション等を利用し、小額の投資でより多くのリ ターンを目指す運用手法)によるリスク 3) 証券化の手法を用いた戦略に投資を行う場合 ア 当該戦略の仕組み(原資産の特性を含む)とそれに内在するリスク 4) 異なる複数のヘッジファンド(様々な投資手法を用いてリスクを抑えつつ、絶 対的収益を目指す運用手法を採用するファンド)に投資する運用戦略(ファン ド・オブ・ヘッジファンド)に投資を行う場合 ア それぞれの運用戦略の相関関係等 5) 未公開株式や不動産等に投資する場合 ア 換金条件等の流動性に関する事項 (投資対象となる商品及びベンチマーク)

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6 オルタナティブ投資におけるベンチマークは、その投資目的(商品毎や投資戦 略ごと)に応じて以下の通りとする。 なお、伝統的資産の代替を目的とするオルタナティブ資産等については、伝統 的資産と同じベンチマークを採用することとする。 投資商品 ベンチマーク ヘッジファンド 戦略ごとの運用ガイドライ ンで別途指示する。 不動産 プライベートエクィティ (評価) 7 オルタナティブ投資の評価方法は、本基本方針に定める方法に加え以下の基準も考 慮のうえ評価する。 1) 投資資産の時価の把握状況 2) 投資資産にかかる情報開示状況 3) 投資資産にかかる固有のリスク管理状況 4) 組織体制及び運用者の変更 5) 直近の外部監査等の状況 (その他) 8 本規程は、本基本方針の一部を構成するものであり、規程の変更等を行う場合は本 基本方針と同様の手続きを経なければならない。 附 則 この規程は、平成25年2月18日から適用する。

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年金資産の運用に関する基本方針

平成16年 9月16日 全面改訂

(平成16年9月16日代議員会議決) (平成16年9月22日受託機関開示)

平成17年12月21日 一部変更

(平成18年2月24日代議員会報告)

平成18年 9月 1日 一部変更

(平成18年9月1日代議員会議決)

平成20年 2月 7日 一部変更

(平成20年2月27日代議員会報告)

平成21年 4月 1日 一部変更

(平成21年3月2日代議員会議決)

平成22年 8月25日 一部変更

(平成22年9月9日代議員会報告)

平成23年 6月 7日 一部変更

(平成23年9月9日代議員議決)

平成25年 2月18日 全面改定

(平成25年2月18日代議員会議決)

参照

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前項においては、最高裁平成17年6月9日決定の概要と意義を述べてき

※1

○珠洲市宝立町春日野地内における林地開発許可の経緯(参考) 平成元年11月13日

・平成29年3月1日以降に行われる医薬品(後発医薬品等)の承認申請

等に出資を行っているか? ・株式の保有については、公開株式については5%以上、未公開株