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場面 演出ノートラレルちゃんは 元気に教室に入り ヒガミちゃんたちに ラレル おはよう 元気な口調でと 挨拶をしました でも ヒガミちゃんたちは 冷たい目でラレルちゃんを見たあと 返事もせずに 他の話をしています 他の人も ヒガミちゃんたちを気にして 気づかないふりをし 声をかけてくれません ラレル

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Academic year: 2021

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(1)

考えよう

やっ

いこ

悪いこと

~同級生

のあいだで~

(小 学 生 高学 年用 ) 作: 神奈 川県 警察 小島久美 子 絵: 神奈 川県 警察 平 野 洋 子

演出ノー ト 今 日 は 、 「 や っ て 良い こと 、悪い こ と 。 」につ い て 、 皆さ ん と 一 緒 に 、 勉 強 してい ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 きましょう。 これから、紙芝居をします。 話の 途 中 で 、 皆さ んに 、 この よう なと き 、 皆さ んだっ た ら、どの よう な 気 持ちにな りますか。 とか、 このようなとき、皆さんだ っ た ら、ど う しますか。 など と質問します。 皆さんは 、良く話を聞きながら考え 、手を挙げて答えてください。 それでは、 「考 えよ う やっ て良い こ と 悪い こ と 同級生 の あいだで」 の始まり 始ま り。

(2)

場面

演出ノー ト ラレルちゃんは、 元気に教室に入り、ヒ ガ ミ ちゃんたちに、 ラレル 「おはよう 。」 ・元気 な 口調 で と、挨 拶 をし ました 。 でも 、 ヒ ガ ミ ちゃんたちは 、 冷 たい 目でラレルちゃんを見たあと 、 返 事 もせずに 、 他の話をし て い ま す。 他の人 も 、ヒ ガミちゃ ん た ちを気に して 、気づかな い ふ り をし 、 声 をかけて く れ ませ ん。 ラレルちゃんは、 ラレル 『今 日 も 、誰 も 話 を し て く れ な い 。』 ・悲 しそ う に と、思 い ま し た 。 もう、無 視 さ れるこ と が 、 一週間 も 続いて い ますが、平気 にな っ た り 、 慣れたり するこ と は で き ま せん 。 それよ り も 、 悲 し い気持ち が、どん どん 大き く な って い き ます。

(3)

場面

演出ノー ト そのと き 、カ バ ウ ち ゃ ん が 近 づ いて きて 、にっ こ り笑 いな がら 、 カバウ 「おはよう 。」 ・明る い 口調で と、 声をかけ て く れ ま した 。 ラレル 「おはよう 。」 ・驚いた口調 で と、 答 え な が ら ヒ ガミ ち ゃ ん た ち の 方 を 見 る と、 カ バ ウ ち ゃ ん を 睨 み つ け て い ま す。 ラレルちゃんは、思わず、 ラレル 「い い の 。」 ・心配 そ うな 口調で と、 聞き ました。自分 に声を かけた こと で、 今度は、 カバウ ち ゃ ん が、 いじ められ てしまうと思 った か ら です。

(4)

場面

演出ノー ト カバ ウ 「良いに決まって いるじゃない。ラレル ちゃんは、 全 然 悪 く な いのに 、 み ・優 しく 、次に文句を言 んな、挨拶もしないなんて 、 ひ どいよ。 うよ うに それに 、 昨日 は、机に マー ガ リ ン 塗 ら れ て い たし 、 そ の 前 は 、 椅子に 画 鋲が 置 い て あ っ た し 、 ひど す ぎ る よ 。」 ◎ それでは 、ここで、皆さんに 質 問します。 ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 皆さんが、友だちに「おはよう 。 」 と挨拶をしたとき、誰も返事をしてくれなかっ たら 、ど んな 気持 ち に な る で し ょ う か 。 ① 腹が た つ 。 ② 悲し い。 ③ 何と も思わな い。 ④ その 他の 気持ち。 で は 、ど れ か に手 を 挙 げて下さい。何 回 、 手 を 挙 げても良いです。 ① 「腹が た つ 。 」 と い う 人 。 ○挙手を求め る 。 ② 「悲しい。 」 という人 。 ○挙手を求め る 。 ③ 「何とも思わない 。 」 という人。 ○挙手を求め る 。 ④ 「 そ の他 の気持 ち 。 」 とい う人 。 ○挙手を求め る。 ◎ ( 「④その他 の 気持ち 。 」に挙手した人がいた場合。 ) では、どんな気持ちになるか発表してください。 ○二 ~三人 に 考え を聞く 。 ◎ あ り がとう ご ざい ます 。 ( 今 、 答え て く れた よう に) 腹 が 立っ た り 、 悲 し い 気 持 ちに なっ た り 、 つ らい 気持 ちに なる 人 も い る で し ょ う 。 では 、 ど う し て 、 こ ん な こ と に な っ た の で し ょ う か 。 話の 続き を見 てみ ま し ょ う 。

(5)

場面

演出ノー ト ラレルちゃんが、いじめられるようになっ た のは、 ラレル 「これ、お 父 さんが、 お仕事でフラン ス に 行 ったお土産で買っ て き て く れ ・う れ し そう な 口 調で たんだ。かわいい でしょう 。」 と 、 仲の良かったヒ ガ ミちゃんたちに 、 ストラップを見せたことがき っ かけ でした 。 ヒガ ミ 「フラ ン スの お 土 産 だ って 。」 ・いじわるな 口調で ヒ ガ ミちゃんが 言 うと、 エ ガオちゃんも、 エガ オ 「自慢して い る よ ね 。」 ・頭 にきたよ うに と、言いまし た 。 ピアノ ち ゃ ん も 、 ピアノ 「 テ スト で百点 を とると 、 わ ざ と 、 みんなに見えるように置いて い るよ 。」 ・文 句を 言うように と、言 い 出 し 、 そ れ か らは、 エガ オ 「 服 とか も 、 新 し い の を 着 て く ると 、 直 ぐ に 、 何 処 で 買って も ら っ た と か 、 ・悪口を 言う よう に 聞い てい ない の に 、 話 し て い る よ ね 。」 ヒガ ミ 「嫌 な感 じだ よ ね 。」 ・いじ わ るな口調 で ピアノ 「威張りたいんだよね 。」 ・いじ わ るな口調 で と、ラレルちゃんの悪口を言い合い ました。 そ し て、そ の 日か ら、 ラ レ ル ち ゃんと 仲 の 良 か っ たヒガ ミ ちゃ ん た ちのグ ル ー プ は、ラレルちゃんを無 視するようになったのです。 そして 、 他 の ク ラ ス メ ート も 、 同 じ よ う に 、 ラレ ル ち ゃ ん と 話 をし な く な っ て し まったのです。 ◎ それでは 、ここで、皆さんに 質 問します。 ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 先ほど の 質問で、皆さんが、友だちに「おは よ う 。 」 と 挨 拶 を し た とき、誰も 返 事 を し て く れなかっ た ら 、○ ○○ ( 「① 腹 が た つ 。② 悲 し い 。 ③ 何 と も 思 わ な い 。 」 の うち 一番 挙手 の 多 かった回答 ) とい う気持 ち にな る人が 多 いこ とが 分 か り ま した 。 では 、理 由があれば 、 無 視 をする こ と は 、やっ て も良いで しょ うか。 そ れとも、 やっ て は い け な い 悪 い こと で し ょ う か 。 ・ 無視 は、や っ ても良 い と思う人 。 ○挙手を求め る。 ・ 無視は 、 や っ てはいけない悪い ことだと思う人。 ○挙手を求め る 。 ◎ ありがとうござ い ます。みんな、自分が無視されて、○○○(上 と同じ ) という気 持 ち になるのは嫌です 。自分が さたら嫌なこ とを他 の 人にするのはや め ましょう。 では 、 こ の 話 の ク ラ ス メー トは どうし て いく のでし ょ う 。 続き を 見 てみ まし ょ う 。

(6)

場面

演出ノー ト アザガく んが、教室に入 っ て く る と 、 カ バウ ちゃんは 声をかけ ました 。 カバウ 「あっ 、 アザガく ん。おはよう。今日 も 、肩パ ン をやられたの 。」 ・心配な 口調で 肩 パ ンという のは、ジャンケン で勝 っ た 人が負けた人の肩 を パ ン チする と いう、 悪い遊 び です。アザガく ん は、 アザガ 「う~ん 。」 ・あ いま いに と、 あい まい に 返 事を しま したが 、 カバウ ち ゃ ん は 、 カバウ 「嫌な と きは、 は っ き り 、『やらない 。』って 、 断らないとダメだよ 。」 ・教 える よ う に と、言いまし た 。 アザガ く ん は 、 アザガ 「 言 え な い よ 。言 った ら、 仲 間 はず れ に さ れ ちゃうよ 。」 ・言 い訳 を言 う よ うに と、言 う の で 、 カ バ ウ ちゃんは、 カバ ウ 「アザ ガ く ん は 、 ジ ャ ン ケ ン に 勝 っ て も 、 パ ン チ す る の は 嫌 な ん で し ょ う 。 ・強い口調 で いつも 、 仕方な く 、 肩 に触っ て い る だけじゃない 。」 と、 言い ました 。 する と、 アザガく んは、 あ わ て て、 アザガ 「パ ンチなんかしたら、何倍にもなって 返 っ て き ちゃうよ 。」 ・あわて た様子で と、 答え ました 。

(7)

場面

演出ノー ト カバウちゃんは、二人に 向 かって言い ま した。 カバウ 「この前も、 ア ザ ガ く んは、学校の帰り、ラ ン ド セルを六 個 も 、持た さ れ ・文句を言う よう に てい た じ ゃ な い 。 嫌 な こ と は 『 嫌 。』って言わないと ダメだよ。 言 え な い なら 、 先 生 に 相談 しな よ 。 もっ と、 ひど いこと を されち ゃ うよ 。 ・説得す る よ う に ラレルちゃんも、先生 に相談 し たほう が 良 い よ 。」 でも、 ラ レル ちゃんは、 ラレル 「マ ーガリ ン と か 、画 鋲 と か、誰がやっ たか 分からな いし、わざとじゃな ・優 柔 不 断 な 様子で いかもしれ な い か ら 、 先生には言えな い よ 。」 と、言い 、 ア ザガも、 アザ ガ 「言 い つ けるみたいなことをしたら 、もっと 、いじめられちゃうよ 。」 ・きっ ぱ り 断 る よ う に と、 言い ました 。 そ れ でも、 カ バウ ちゃんは、 二 人に 言い ました 。 カバ ウ 「先 生 に 注 意 し て も ら っ て 、 み ん な に 、『自 分 た ち は 間 違 っ て い た 。 』 っ て 、 ・説明す る よ う に 早 く 気付 かせることだ って、大事なことなんだよ 。」 ◎ それでは 、ここで、皆さんに 質 問します。 ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 嫌 な こ と が あ っ た り、やめて 欲 しいことをされているとき、皆さ ん だ っ た ら どう しますか。 答えてくれる人は 、手を挙げてください。 ○二 ~三人 に 考 え を聞 く 。 ※手 が 挙 が ら な い と き は 、 ◎ では 、もう 一 問、質問します。 次の 質問をする。 話の よう に 、 嫌な こと があっ た り 、 やめ て 欲 しい こと をさ れてい る と き 、先 生 や おう ちの人 な ど、ま わ りの大人 に相 談した ほ う が 良い でしょ う か。 それとも、相談 はし ない ほう が良 い で し ょ う か 。 ・ 相談 した ほう が良 い と 思 う 人 。 ○挙 手を 求め る 。 ・ 相談 しな いほ うが 良 い と 思 う 人 。 ○挙手を 求 め る。 ◎ あり が と うご ざ い ます 。 先生 やお うち の人 な ど 、まわ り の 大 人 に 相 談 する こと は 、 良い こと です。 自分 や 友 だち 同士 で解決できないときは、大人に 頼 っ て、悪い ことを正し て も ら い 、 み ん なが、 安 全に楽し く 過 ご せるように し てい くことは、 と て も 大切な こ と だ という こ とを覚えておいてください。 では、 話 の続き を 見 て いき まし ょ う 。

(8)

場面

演出ノー ト ヤリス ギ くん が、カ バ ウち ゃん たち の話 に 割 り 込 んで きま した。 ヤリスギ 「カバウちゃん、なに、でしゃばって いるんだよ。 ・文句を言う よう に アザガく んだ って、 肩 パ ン 、楽 しいんだよ 。 な っ 。」 ・強 引な口調 で と、 アザガく んの 顔を見 ま した 。アザガく ん は、 下を向 い て、 何も 言 い ませ ん。 ヒ ガ ミちゃん、 エ ガオちゃん、 ピアノちゃんも言い ま した。 ヒガ ミ 「カバウちゃん は 、 い つ で も 、 一人で良 い 子 ぶる んだ か ら 。」 ・いじわるな 口調で ピアノ 「カ バウ ち ゃ ん っ て、 『正 義の 味方 』 み た い に な る の 、好 きだ よね。 」 ・嫌 味な感じ で エガ オ 「そう い う の って、み んな に 嫌 わ れ るよ 。」 ・嫌 味な感じ で ラ レ ルちゃんは 、 ヒガ ミちゃんた ち に、自分 まで文句を言 われた く ないと 思 い、 下を 向 い た ア ザガ く ん を見て黙って います 。 その 日 、 カ バ ウちゃん は 、 誰 か らも話を し て もらえませ ん で し た。

(9)

場面

演出ノー ト カバ ウ ち ゃん は、 家に帰 り 、 お 母さ ん の 顔を見る と、 大 粒 の涙 が あ ふれ てき まし た 。 お母さ んに、学 校 で の出 来事を 話 すと、 お母さ んは 言い ました 。 お母さ ん 「カバウは、良 い ことをしたわね。 ・やさ し い口調で ラレルちゃんとア ザ ガ くんは、うれしかっ た と思 うわ 。」 カバウ ち ゃんは、涙 を 流しなが ら、 カバウ 「 ラ レ ル ちゃ んは 一 人 ぼ っ ちだ し、アザガく んは、 肩 に 大 き な あざ が で き ・訴えるよ う に て い るの。二人とも、すご く か わいそう な の に・・・」 と、言いまし た 。 お母さんは 、 お母 さん 「カ バウ み た いに 、 『 お友 だち を無視 す る の は 嫌 だ 。 』と 思っ て い る人 は 、 ・や さ し く 教 えるよ う に 他にも い る は ず よ 。 それ に 、 悪口を聞 い た り 、暴力 を 見るのが嫌な人も い る と思うわ。 だか ら 、 他のお友だ ち に『 自 分 が さ れた ら嫌 なこ とを するのはよそ う 。』 って 話を し て み た ら 。」 と、 ア ド バ イ ス を し ま し た 。 で も、 カ バ ウ ち ゃ ん は、 涙 を ぬ ぐ い な が ら 言 い ま し た 。 カバウ 「誰も、私 の 話なんか、聞い て く れ ないかもしれない 。 ・悲 しそう に 今日だって 、 誰も、私 と話をして く れなかったんだよ。 私、明日 から は、一人 ぼっちになって し ま う かもしれないの 。」 お母さ んは、 言 い ま した 。 お母さ ん 「 お母さ んは 、 ラ レル ちゃん や アザガく んを助けよう とし て い るカバウを 、 ・明るく元気 な 口 調 で とって も 立 派 で 、 偉 い と思うわ。 良 い ことをしている の だから、自 信 を持 って、カバウらし く 笑 顔で元気 に過 ごし ましょ う 。 必ず 、 分 かっ て く れる 人は い る はずよ 。」 カバ ウ ち ゃ ん は 、 お 母 さ ん の 笑 顔 を 見 て い た ら、 カバ ウ 『誰も分かって く れな く て も、お母さんだけは、私 の味方だ 。』 ・う れ し そうに と、分かり、少しだけ勇気が出て き ま した。

(10)

場面

演出ノー ト お母さ んは、 カ バウ ちゃんの 頭を な で なが ら、 考え てい ます。 お母さん 『ア ザ ガ く ん の肩 に 大 きなあ ざ がで き て い る って 言っ て い た け ど 、 大丈夫 ・心配そうな 口調で かし ら。 心 配 だ わ。カバ ウ は 、 今 、 泣 い て い る か ら、 明日、もう 一 度、 よく 話を 聞 こ う 。 そして 、 必要 なら 、ア ザ ガ く ん のお 母 さ ん に 教 え て あ げる か 、 学校 の先 生に 連絡 し よ う 。』 そう 、思 い ま し た 。 ◎ それでは、ここで皆さんに質問します。 ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 アザガくんは 、 肩パ ン と い う 遊び で、肩にあ ざ ができ て し ま い ま した。 アザ ガくんは 、本 当は 、肩パ ン 遊び が嫌なの です が、相 手 に「 嫌だ 。 」 、 「 やらな い。 」 と は、 は っ き り 伝 え て い ませ ん 。 この場合 、 「 嫌だ 。 」 と言っ て いない し 、遊 びなの で 、 肩 にあ ざができた こ とは 、 仕方が な いこ と で 、あざを 作 っ た肩パン遊びの相手は、悪くない で しょうか。そ れ とも、肩パン遊び の相手は、 悪 いこ とをしたこ と になるでしよ うか。 ・ 肩パン遊びの相手は、悪くないと思う人。 ○挙手を求め る 。 ・ 肩パン遊びの相手は、 悪いと思う人 。 ○挙手を求め る。 ◎ ありが と うござ い ます 。 答え は 、「悪 い こ と を し た 。 」 と い う こ と に な り ま す 。 遊びとはいえ、怪我をさせるほど の パン チは 、許される 行 為では あ り ま せん。 ◎ そして、は っ きり「嫌だ。 」 、 「 や らない。 」と断らないから と、 相 手 が 「 肩パン遊 びはし た く な い 。 」と思っ て い る こ と を 知 り な が ら 、 遊 び 続け た 場 合 、 犯罪 に な る こ とが あり ます 。 その 理由は、 肩パ ンが暴力だ か ら で す。 自分 は遊 び の つ も りでも、暴力を 振 る え ば 、 犯罪になる こ と が あるの で す。 ◎ 「 遊 びで やっ た 。 」とか 、 「ふ ざけ てやっ た 。 」 と い う 言 い 訳 で、許される行為か ど う かを考えて行動しないといけませんね 。 では、 話 の続き を み て いき まし ょ う 。

(11)

場面

演出ノー ト 次の日、カバウちゃんが学校に 行く と、ラレルちゃんが 駆 け寄って き て 、 ラレル 「カバウちゃん、おはよう。昨日 は 、あ りがとう 。」 ・明るくうれしそ うに と、 言い ました 。 アザガく んも 近く に 来 て、 アザガ 「カバウちゃん、おはよう。 ・明るくキッパリと 僕 、 これから は、勇気を出して 、嫌なこと は 『嫌 。』 って言うよ 。」 と、 言い ました 。 ラレ ルち ゃんは 言 い ま した 。 ラレル 「昨 日、 ア ザ ガ く ん と 話 し 合 っ て 、 今まで の こと を先 生に話 し たの 。」 ・説 明するよ うに アザガく んが 続け ました 。 アザガ 「そう な ん だ 。先生に肩のあ ざ を見 せた ら 、『 こ ん な に な る ま で、我 慢 して ・うれ し そうに いた の 。 辛 か っ た ね 。 先 生 に 相 談 し て く れて あ り がと う 。』 っ て、 言 っ て くれた ん だ 。」 二人は 、 カ バ ウちゃんに、昨 日 の 職 員 室 でのことをうれしそう に説明し ました。 ラレ ル 「先生は 、『 ラルレ も 、 ア ザガく ん も、 他のみんなも、楽し く 学校 生活を送 ・う れ し そう に るためには、どうした ら良いか、 一 緒に考えていこうね 。』って、 言って くれ た の 。」 アザガ 「先生に言った ら 、いじめがひ ど く なるなんて、考え過ぎだと思ったよ 。」 ・照 れ た 様子で ラレル 「カ バ ウ ちゃん の 言 う と お り、先生に相 談 し て 、 ほんと う に良 かっ たって ・感謝の気持 ちを こ め て 思っ たの。昨日 は 、いろいろとあ り がとう 。」 カバウ ち ゃんは 、『今日か ら 、 一人ぼ っ ちにな っ てし まう 。 』 と心 配し ていた の で 、 二人に話 しかけられた と き 、 う れしい気持ちで一 杯で した。 そ し て 、 ラレルちゃ ん もアザガ君 も 、先生に 相談した ことを喜ん で い て 、自分 に 感謝 し て く れ るの で 、 胸 が 一 杯 に な りまし た 。

(12)

場面

演出ノー ト 先生 が教室に入って き ま し た。 先生 「おはようございます 。」 ・元気にやさしく みんな 「おはようございます 。」 ・元気に 挨拶 が 終 ると 、 さ っ そ く、先生 が言 いま し た 。 先生 「そ れ で は 、 授業 をは じ め ます 。 ・説明す る よ う に 今日は、自分のことについ て考えて み ま しょう。 その前に、まず、隣に座っている 友 だちの良いと こ ろを見つ けて くださ い。 」 ◎ それでは、 皆 さんもや っ て み ま しょう。 ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 今、 隣に 座 っ ている 友 だ ち の 良 い と こ ろ を 見 つ け てみ まし ょう 。 (間 を置 く 。 ) 見 つ かり まし たか 。 では、 先 生は、 次 にどう す る の でし ょ う 。 話の続きを見 ていき ま しょう。 先生 は、次に 先生 「 で は、 今、 隣の友だ ちの 良 い ところを見つけ た よ う に、 今度は、自 分 の ・説明す る よ う に 良い とこ ろを 見 つ け て み ま し ょ う 。 自分 の大好 き なと こ ろ 、大切にし て きたこと、身につけ て きたこ と 、 頑 張って き た こ と な ど 、 自 分 の良 いとこ ろ を見つ け て く ださ い。 見つ かっ た ら 、発 表 し て く だ さ い 。」 ◎ では 、皆さんもや っ て み ま し ょ う。 ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 今度は、自分の大好 き なところ、大切にして きた こ と 、身に つ けてきたこと、頑 張 っ てきたこ となど、 自分 の良 いとこ ろを見 つけてください 。 ( 少し 、間を 置 く。 ) 発表するのは 、 少 し恥ずかしいかもしれませんが、 皆 さんは、そ れ ぞれ、自分の 大好きなと こ ろや頑張 っ て きたことなど、いっ ぱ い 、 見 つ かっ たと思います。 では、紙芝居のみ んなは、どんな良いと こ ろ を発 表するのでしょうか。話の続き を見て み ましょう。

(13)

場面

演出ノー ト ヒ ガ ミちゃんが 言 い ま した。 ヒガ ミ 「私 の 良 い と ころは、リーダー シップが とれるところです 。」 ・堂々と した感じで クラスのみんなは、うなづき ま した。 ヤリスギ く ん が 言 い ま した。 ヤリスギ 「僕 は、いつも元気 一 杯なこと が 良 い と こ ろ です 。」 ・元気に ピアノちゃんが 言 い ま した 。 ピアノ 「私は 、頑張 ってきた こと で 、 ピア ノが 上手に弾け るよ うになり ました 。」 ・恥 ずか し が り な が ら ヤリスギ く ん が、 ヤリスギ 「 一 日、二 時 間も練習して い る ん だ よな 。」 ・ひ や か す よ う に と 、 ひ や かすように 言 う と 、 先 生は言い ました。 先生 「これ ま で、 一生懸命 に頑張 っ てき た 成 果 で 、素晴らしいこ と ですね。 ・褒めるように みな さんも、友 だちの頑張りを 真 似 ることで、自分の素敵なと ころ、頑 ・説明す る よ う に 張っ て き たことを増 や してい く ことが で き ま す。 たと えば 、 『 自分 は、 本が 好きだから、二 時 間、 続け て読んでみよう 。』 とか・・・」 先生 の話 を聞 く と 、ヤリスギ く んが、 ヤリスギ 「そ う い う自 慢 す る よ う な 話は 、 悪 い こ とだ と 思 っ て い ま した 。」 ・質問 す る感じ で と、 言い ました 。 先 生 は、 先生 「先生 は 、 み ん な の良 いところ 、大 切に 思 っ て い ること、頑 張 っ て きた こ ・説明す る よ う に と を 、他 の友 だちに も 知って欲 しいんで す。 そし て 、 友 だちの素 敵 なとこ ろ を 一 緒に喜んだり、 認 めたり で き る 、 優 しい心、広い 心 を 持って欲しいと思 っています 。」

(14)

場面

演出ノー ト 先生 の話 を聞く と 、次々に 手が 挙がり 、 剣道が得 意なこと 、野球の ボールを遠 く ま で 投 げ られる こ と、 絵が 上手 なこ と、電車 の駅名 を 沢 山 言え るこ となど を 発 表 し ました 。 エガ オ ち ゃ ん が 、 エガ オ 「私 は、自分 の大 好 き な と こ ろ ですが 、 そ れ は 笑 顔 で す 。」 ・照 れ た 様子で と、 言う と、 先 生 は、 うれ し そ う に 、 先生 「 先 生も 、 エ ガオ ちゃんのにこ やかな 顔 は 、 い つ も 素 敵だ と思 っていま す 。 」 ・褒 める よ う に と、言いまし た 。 もう、 誰 も 、 ひやか し た り 、からかった り は し ま せん。 アザガく んも発 表 し ま し た 。 アザ ガ 「僕 は 、 星が大好き な ので、 星 座のこ と に詳しい です 。」 ・うれ し そ う に カバ ウ ち ゃん も、 手 を 挙 げ 、 カバ ウ 「私 は、 誰 に でも 優しく で き る 自分 が 、 大 好 き で す 。」 ・明るく と、 発 表 し ま した 。ラレル ちゃんも、 ラレル 「 私 は、素直なと ころ が良 いと ころだと思 い ます 。」 ・恥ずかしそう に と、 発 表 し ま した 。 先生は、 どの 答えにも 、 『 素敵ですね 。 』 、 『良 いこ とですね 。 』 、 『 頑張って き ま し たね 。』 などと褒めて くれま し た。 そして 、 先生 「ここに いる、 全 員 が 、 そ れ ぞ れ、違 う 素晴らし さ を 持って い ることが分 ・説明す る よ う に かり ました 。 みなさん。 み なさんは、他 の人とは 違う自分自身を大好きになって く だ さい。 そ して 、自分に 自信と誇 りを持 ち 、生活 し て い き ま しょ う 。 それから、自分 と は違う 、 友 だちの素晴ら し さを素直に認 め る こと が で きる 心も、 と ても 大切 です 。」

(15)

場面

演出ノー ト 先生 の話 を聞 く と 、ピアノちゃんが、困っ た 顔 を して 質問 しま した。 ピアノ 「 私 は 、 い つ も お母さ んか ら 、『 何 でも 、 一 番になれるように頑張るのよ 。 』 ・困った様子で って言われて い ま す。 だから、 テストの点数とか で負けると悔しいので、 一 緒に喜んだり 、「 偉 いね 。」 なんて 、 認 め る気 持ちに は なれま せ ん 。 それ は 、 間 違 えて いるので す か 。」 ◎ それでは、ここで皆さんに質問します。 ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 友だちよりテ ストの点数が低 か っ た と き や、運動で負 けたとき、悔 しいと思 うこ と は 、 良 い こ と で しょ うか。悪い こ とで しょう か 。 で は 、 どちらかに手 を 上 げてく ださい。 ・ 悔しいと思う ことは 、 良い ことだと思う人。 ○挙手を求め る。 ・ 悔しいと思う ことは 、 悪い ことだと思う人。 ○挙手を求め る。 ありが と う ご ざ い ます 。 先生は、どのように説明するのでしょうか。 話の続き を見 ていき ま しょう 。

(16)

場面

演出ノー ト 先生 は、優 し い目でピ アノち ゃ ん を 見な がら 、話 しま し た 。 先生 「負けたこ と を悔し く 思う 気持ちや、 次 は負け な い よ うに頑張 る、そうい ・説明す る よ う に うことは、とても大切で良 いことです。 ただ し、悔しい と 思った気持 ち が 、 そ の 人の悪口や 無 視 、 暴力を 振 る う ことなどになって しま えば 、 そ れ は 悪いことで す ね。 誰でも、自分が、悪口を言われ たり、無 視 を され た り 、 暴 力 を 振るわれ たら 嫌で す よ ね。 自分がされたら嫌なことは、他の人 に し な い 、『 思 い や り の 心 』 を 持 つ こ とは、 と ても大 切 な こ と で す 。」 ピア ノ ち ゃ ん は 、 ま だ 、 よ く 分 か ら ず、 先 生 に質 問し まし た 。 ピアノ 「 で は 、 や っ ぱ り 『 す ご い ね。 』 と か 『 偉 い ね。 』 っ て 、 褒 め る べ き な の で ・納得 で きな い様子 で すか 。」 先生は言 いま した 。 先生 「悔し く て、 褒める気持ちになれないこともあ り ます。 ・説明す る よ う に そ う い う とき でも 、『 頑張 った んだ な 。』 と 、 友 だ ち を 認 め ま しょう 。 頑張 った 人の気持 ちなど 、『 ま わり の人の気持 ち を 考 え て 行 動 する、 思 い ○文字を示す。 やり の心 』 を 持 て ば 、 友だ ちを 認 め る こ とは 、 難 しく あり ま せ ん 。 「 ま わ り の 人 の 気 持 ち を 考 そして 、 次 は 、 自 分も負けな い ように 頑 張 り ま し ょう 。」 えて 行 動 す る 、 思 い や り の ピアノちゃんも、みんなも、うなづき ま した。 心を持つ 。 」

(17)

場面

演出ノー ト 先生 が言 いま した。 先生 「ただ、 皆さ んは、 友 だちの 行 動 や言葉か ら 、 『 嫌 だな 。 』 と か 、 『 や め て ・説明す る よ う に 欲 し い 。』という気持ちになることもあると思 い ます。 た とえば・・・」 そ こ まで言うと、ヤリスギ く ん が、 ニヤニヤしなが ら 、ヒガ ミ ちゃんを見 て 、 ヤリスギ 「たとえば、 友 だ ち の 悪口を言うとか ・ ・ ・ 」 ・からかう よ うに と、 言い まし た 。 ヒガ ミち ゃん は 、 ヤ リ スギく ん を 睨 み な が ら 、 言 い ま した 。 ヒガ ミ 「 プ ロ レ スご っ こ の相手を さ せ ら れ る こ と も、 嫌な 人 は いる と思い ま す 。」 ・怒 った 口調 で 先生 は、みんなに質問 しま した。 先生 「今 、言 っ て くれ た よ うに、 『 嫌 だ な。 』と か、 『や め て 欲 し い。 』 と い う 気 ・質 問 す る口 調 で 持ちになったとき、 皆 さ ん は 、 どうします か 。」 ◎ それ では 、こ こで 、皆さ ん に 質 問 し ま す 。 ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 友 だ ち に 、 や め て 欲しいこ とをされ たとき、 皆さんだ ったらど うしますか。 ① 「や めて。 」 と言 う 。 ② 我慢 する。 ③ 先生やおうちの人など、大人に相談する。 ④ その 他の方法をとる。 何回、手を 挙 げても良いです。 一回以上、手を 挙 げてください。 ① 「や めて。 」 と言 う人 。 ○挙手を求め る。 ② 「我慢 す る 。 」 と いう人 。 ○挙手を求め る。 ③ 「 先 生や おう ちの 人な ど、 大人 に相 談する 。 」 と いう 人。 ○挙 手 を 求 め る 。 ④ 「 そ の 他 の 方 法 を とる 。 」 とい う人 。 ○挙 手を 求め る 。 ◎ ( 「④ その他の 方法を と る 。 」 に 挙手 した 人 が いた場 合 。 ) では 、ど んな方 法 を と る か 発 表 し て く だ さ い 。 ○二 ~三人 に 考 え を聞 く 。 ◎ あり が と うご ざ い ます。 紙芝 居 の みんな は 、ど んな意 見 を出す の で し ょ う か。 話の続き を見 ていき ま しょう 。

(18)

場面

演出ノー ト ヤリスギ く ん が 言 い ま した。 ヤリスギ 「 悪 口 を 言っ た り しな いで 、 嫌 なと ころ を本 人 に 教えて あ げ る 。」 ・真面目な口調 で ヒガ ミちゃんは、 ラレル ち ゃんが、 ストラップの自慢をしたことを思 い 出しなが ら言い ま した。 ヒガ ミ 「自分が『悪い こ と を して いる .』 って 、思っ て い な いかもしれないか ら 、 ・考えを言 う よ う に 教えるだけじゃな く て 、話し合うことも必要だと思 い ます 。」

(19)

場面

演出ノー ト アザガく んは、 肩 パ ン が嫌 だ と 思ってい ることを考えなが ら言い ま した。 アザガ 「 直 し て 欲し い と か、 やめ て欲しい と 思っても 、 人 の 悪い とこ ろを 言う の ・困ったよう に は、勇気がいるので、なかなか言えない と思い ま す 。」 ラレルちゃんは、自分が無 視 さ れていることを考えなが ら 言い ました。 ラレル 「で も 、 言 葉 で 伝 えな いと、ど うして 、 嫌われて いるのか 、どう し たら 、 ・訴えるよ う に 仲良 く で きるのか分からないから、話をすることは大切だと 思 い ま す 。」 カバウ ち ゃんが、無 視 や、 肩 パ ン を し て いる 人た ちの 顔を見 な が ら 言いました 。 カバウ 「や め て 欲し いこ とや 、 嫌 なこ とを 言 わ れ た と き で も 、 怒 った り し ない で 、 ・真 剣 な 口調 で 素直に聞い て 、 反 省 す る こ とが大切 だと 思 い ま す 。」

(20)

場面

演出ノー ト ピアノちゃんは 、 先生 が 、『 ま わ り の人の気持ちを考えて 行 動 する 、 思 い や りの心 』 と説明した 話 を 思 い出しなが ら 言い ました 。 ピアノ 「誰 に で も 、 欠 点 は あ る か ら 、 許 し て あ げ る 『思 い や り の 心 』 が 大 切 で す 。 」 ・模範生のように カバウちゃんは、ラレルちゃんや 自 分を無 視 した ピアノちゃんが 、『思い や り の 心 が大切』と言うので 、 納得で き ずに発言しました。 カバウ 「 許 す と 言っ ても、 わ ざと悪い ことを し ていれば、 許 すことは で き ないと ・怒った口調で 思い ます 。」 する と、 ヤリスギく ん が 言 い ま した 。 ヤリスギ 「ま ず は 、 悪 いこ とは しな い 、 そ れ か ら 、 友 だ ち が 悪 い こ とを し て い て も 、 ・大 人ぶ った 口調 で 一緒 に な っ て や ら な い こ と が 大 事 っ てい うこ とだ ね 。」 ○文字 を 示 す 。 ア ザ ガ く んは、ヤリス ギくんに『自分 に 肩パ ンをして いることは、悪いこ と だっ 「悪いことはしない…」 た 。』と気 づ いて欲 し く、言 い ました。 アザ ガ 「そ れ よ り 前 に 、 や っ て 良 い こ と か 悪 い こ と か 、 ち ゃ ん と 判 断 で き な い と 、 ・は っき り 強 い口調で だめだと思 い ます 。」 ○文字を示す。 先生 が言 いま した。 「やって良いことか…」 先生 「 今 の意見は 、 み んなが楽し く 学校生活を送るために 、 大 切なことですね 。 ・説明す る よ う に ・ やって良 いことか、悪いことか、判断する力を持つこと。 ・ 悪いことはしない、悪いことに流されない、 強 い 意思を持つこと。 ・ まわ り の 人の気持ちを考えて 行 動す る、 思い や り の心を持つこと。 素晴ら し い意 見をあ り がとうございます 。」 ヤリスギ 「え っ へ ん 。」 ヤリスギ く ん が、自慢げな顔 を して 、咳払 い を し ま し た。 ◎ 皆さん、 今、 先生が話 した よう に、 ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 ・ アザ ガく んが 発 表 し た 「や って良 い こ と か、 悪いこ と か、 判断 す る 力 を 持 つ こ ○三 枚の 文字 を 指 し な が と。 」 ら説 明する。 ・ ヤ リ スギくんが発表し た「悪 い こ と はし ない、悪い こ とに流され な い、 強い 意 思を持 つ こ と 。 」 ・ ピアノちゃんが発表し た「 まわりの 人の 気持ち を 考えて行動する、思い やりの 心を持 つ こと 。 」 この 三つのことは、皆さん が、楽しく 、 安全に学 校生活を送る ため 、とて も 大切 な ことです。是 非、身につ け てください。

(21)

場面

演出ノー ト 先生 が、 先生 「 そ れ で は 、 『 嫌 だ な 。 』 と か 、 『 や め て 欲 し い 。 』 と い う 気 持 ち に な っ た と ・質問 す る口調 で きは、どうすれば良 い かをまとめま しょう 。」 と、 言う と、 ラレル ち ゃんが 言 い ま した 。 ラレル 「 話 を し て気 持ち を伝 えたり 、 相 手 の 気持 ちを 聞い て話し 合 う こ と で す 。」 ・真面目な口調 で ラレルちゃんの言葉に付け加えるよう、カバウちゃんが、 カバウ 「そ し て 、自 分た ちだけ で 解決 で き ないときは、 先 生 やおうちの人 に相談 ・真 面目 な口 調 で するこ と も 大 切 で す 。」 と、言いまし た 。

(22)

場面

演出ノー ト 先生 は、二人の発言 を 聞き、真剣な顔 を して言 い ま し た。 先生 「そ の と おり で す 。こ こ で 、 大 事 な こ と を 皆 さ ん に 話 し ま す 。 ・説明す る よ う に 自分は 、『ふざけただけ 』 、『 正直な気 持ちを言っただけ』のつもり で も、 友 だ ちのか ら だ や 心を 傷つ ける暴力や 悪 口などは、警 察に捕ま る犯罪に なることが あ り ま す。お金や物を要 求する行為も同じです。 犯罪に な ると か、なら な い というだけでな く 、暴 力や悪口 、 そ れから無 視などをさ れ た 人 の心 は、 とても深く 傷 つ い てし まうこ と が あ り ま す 。 自分がされたら嫌なことは、他の人 に し て は いけ ま せ ん 。」 ◎ 皆さん、 今、 先生は、暴 力 や悪口など は 、警 察 に 捕 ま る犯罪になることが あ ると ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 説明していました ね。 刑法 では 、他人に暴力を 振 るえ ば暴行罪、暴力を 振るっ た 結果 、怪我をさ せ たら 傷害 罪に、 ま た、 物を盗 め ば 窃 盗罪、 人 を怖が ら せて物を取り上げ れば 恐喝罪など になると 定められています 。 ま た 、 悪 口 は 、 名誉毀損罪や侮辱罪になること があり 、 暴力 を 振 るわな く て も 、い じめ が原因で 心の 病 気 に さ せ た ら、傷 害 罪になる こと が あり ます 。 ◎ それでは 、ここで、皆さんに 質 問します。 犯罪にならなけれ ば 、 悪 口 や無 視 、 暴力は 、 や っ ても良いでしょうか 。 それと も 、 やっ て は い け な い で し ょう か。 ・ やっ て も 良い と 思 う人 。 ○挙 手 を 求 め る 。 ・ やって は い け ない と思 う人。 ○挙 手を 求め る 。 ◎ ありが と うござ い ます 。 犯罪になる 、 ならな い に 関 係なく 、 人 の 心を 傷 つ けてしまうような行為は 、 絶対 にしてはいけません 。 また、 友 だちはふ ざけているつ もりで も 、 『 自分の心は、傷 つ いている 。 』 という こと も 、 あ る と 思 い ま す。 ◎ 友だちの中から 、 犯罪者を出さないためにも 、『 嫌だな。 』 と か 、『やめて欲しい。 』 と い う 気 持ち になっ た と き は 、 話し合っ たり 、先 生やおう ちの 人な ど、大 人に相 談 をして、問題が大きくならないうちに解 決をしていきましょう。

(23)

場面

演出ノー ト 授業が終ると、ヒガミちゃん、エ ガ オ ち ゃん、ピアノち ゃ ん が 、 ラ レルちゃんと カバウちゃんのところに 行 き ま した。 そ して、 ま ず、ヒ ガ ミちゃんが 言 い ま した。 ヒガ ミ 「ラレルちゃん、無視 をしたり、 ひ どいことをして 、 ごめんね 。 ・反省 し た様子で お土産のストラップを見せ び ら かしているみたい で 、 嫌だったの。 きち んと話 を して 、気 持ち を伝 え る べ き だっ た。 カバウ ち ゃんのこ とも、無 視し て、 本当にごめん ね。 カバ ウ ち ゃんは 、 良い こ と を し てい たの に・ ・ ・ 」 ピアノちゃんも 言 い ま した 。 ピアノ 「私も、頑張 っても、なかなか テスト で 百 点 を取れない の に、ラレルちゃ ・申 し訳 なさ そ う に んは、い つも 良 い 点数で、そ の 答案 用紙が見 える と、ラ レ ル ち ゃんが 自 慢 し て い るように思えて、 悪 口 を 言 ってしまったの。ごめんね 。」 エガ オ ち ゃ ん も 、 二 人 の 話 に 頷 き な が ら 、 エガ オ 「辛い思いをさ せ て 、 ごめんね 。」 ・素直 な 口調 で と、謝り ました 。 ラレル ち ゃんは、三 人 を見 なが ら、 ラレル 「そ う だ った ん だ 。私 、 み ん な の 気 持 ち に、 全 然 気づ い て い な か っ た 。 ・驚き反省 し た口調 で 私こそ、嫌 な 気持ちにさ せ てごめんね。これからは、気を つけるね 。」 と、言い ました。カバウちゃんも、ニコニコしなが ら 、みんなに、 カバウ 「これか らは、 仲 良 く しよう ね 。」 ・明るくうれしそ うに と、 言い ました 。

(24)

場面

演出ノー ト アザガく んは、ヤリスギ く んのところに行き、 真 剣な顔をし て 言い ました 。 アザガ 「僕は、これからは、肩パ ン 遊 びはしないよ。痛いから、嫌なんだ 。」 ・は っき り し た口調で ヤリスギ君は、アザガ君を見なが ら 、反 省した様子で 、 ヤリスギ 「遊 びだと思ってやって いたけど、アザ ガ くんは嫌だった ん だ よ ね 。 ・反省 し た様子で なんとな く 、 分かってはいたんだ 。 は っ きり 言って く れて 、 あ りが とう 。 今ま で 、 調子に乗 っ て 、思い っ き り 叩い て い たから、 犯 罪 者にな っ ちゃ うと ころ だっ たよ。怪 我 、 して いない 。」 と 、 聞 き ました 。 ア ザ ガく んは 、 ヤ リス ギ く んが分 か っ て く れ た の で、 ホッ とし て 、 アザガ 「肩 にあ ざがで き た け ど 、 そ れ は 、 も う 良 い よ 。」 ・優 しく 明る く と、言 い ま し た 。 ヤ リ スギ君は、 申 し訳 な さ そ う に、 ヤリ スギ 「ごめ ん ね 。 これ からは、ジャンケン で 負 け ても、ラン ド セルを沢 山 持 た ・反省 し た様子で せた り は し な い よ 。」 と、謝り ました 。

(25)

場面

演出ノー ト そのと き 、ア ザ ガ 君のと こ ろ に 、ホ シ ズ キ 君 が来 て 、 言 い ま し た。 ホシズキ 「アザガく ん 、 星 座のこと、詳しいんだね。僕も、 星 、大好 き なんだ。 ・う れ し そう に 今日 、一緒に帰ろうよ 。」 アザガ 君 は、うれしそ うに アザガ 「うん。一緒 に帰 ろ う 。今度、 僕の家 で 一緒に 遊 ば な い 。」 ・楽しそ うに と、 ホシズ キ 君を誘い ま し た。ヤリスギ君は、 そ の 会 話 を 聞 き 、 ヤリスギ 「ア ザガ くん、一緒に帰った り 遊 ん だりしな く て も、ずっと 、 友 だ ち だ か ・確 認するよ うに らな。僕の こ と、無 視 するなよ 。」 と、言うと、アザ ガ 君 は、 アザ ガ 「あ たりまえじゃないか。 ・明る く 元 気 に ヤリ スギく ん こそ、 挨 拶 し た ら 、 ち ゃん と返 し て く れ よ 。」 と、 言い、二 人は 笑 顔 をか わし ました 。

(26)

まとめ

演出ノー ト ◎ ここまで 、紙芝 居 を見な が ら、悪 口 や無 視、暴力につ いて 、考え て きました。 ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 ◎ 生活を送る中 で、嫌 な ことや、やめて 欲 しい こ と が あ っ た ときは、話をし て 、相 手に気持ちを伝 え たり 、 相 手の気持ちを聞いて話し合うこ と が大切 だ というこ とが 、 分か りましたか。 頭にきたときなども、 悪口や無視、暴 力 は使わ ず 、 ま た 、 黙 っ て我 慢 を す る ので はな く、 相 手 に気 持 ち を 伝 え て い き ま し ょ う そして 、 皆さんだけ で 問 題 を解 決できないと き は 、 必 ず、 先生や お う ち の 人 など 、 まわ りの 大人 に相 談し て、 犯 罪 に な る 前 に 解 決 し て い き ま し ょ う。 ◎ 話の 中に もあ っ た と お り 、 皆 さ ん は 、 他 の 人 と は 違 う 良い と こ ろ を 持っ て い ま す 。 自分に、自信と 誇 りを持ちましょう。 こ こにいる 全員が 、「かけ が えのない、大切な 存在 であ る 。 」と いう こと を忘 れない で くださ い 。 そして、 自 分 と 同 じよ うに、友 だちの素晴らしさを認めていきましょう 。 ◎ 皆さんが、楽しく学校生活を送るために大切な三 つのこ と ・ や っ て良いこ とか、 悪 いこ とか、判断する力を持 つ こ と。 ・ 悪 い こと は し ない 、悪 い こ と に 流さ れない 、 強い 意思を 持 つ こ と。 ・ まわりの人の 気持ちを考えて行動する、思いや り の心を持 つ こ と 。 これは、大人にな っ て も 大 切 なことです。し っ かり 、 身 に つ けてい き ま し ょ う 。 では 、みんなで、この三つ の ことを声を合わ せ て 読 んでみましょ う 。 ・ やっ て 良 い こ と か 、悪 いこ とか 、判 断す る 力 を 持 つ 。 ○指 導者 が 読 み 上 げ た 後 、 ・ 悪 い こと は し ない、 悪 いこ とに流 さ れ な い、強い意思を持 つ。 子ど も た ち が 読む 。 ・ まわりの人の気 持 ちを考えて行動する、思いやりの心を持 つ。 あり が と うご ざ い ます。 「 考 え る 力 」 、 「 意 思 の 強 さ 」 、 「 思 い や り の 心 」 、 こ の 三 つ を 身 に つ け 、 い つ も 正 しい行動が と れ、 他の人 に 優しく で き る 、素敵 な お兄 さん、 お 姉さん に な っ てくだ さい。

(27)

おし

まい

演出ノー ト ◎ それでは 、これで「考え よ う。やって 良 いこと 悪いこ と 」 の 勉強を お わ り にし ○子 ど も た ち に 語 り か け る 。 ます。 おし まい

参照

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