(1)考えよう
やっ
て
良
いこ
と
悪いこと
~同級生
のあいだで~
(小
学
生
高学
年用
)
作:
神奈
川県
警察
小島久美
子
絵:
神奈
川県
警察
平
野
洋
子
【
表
紙
】
演出ノー
ト
今
日
は
、
「
や
っ
て
良い
こと
、悪い
こ
と
。
」につ
い
て
、
皆さ
ん
と
一
緒
に
、
勉
強
してい
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
きましょう。
これから、紙芝居をします。
話の
途
中
で
、
皆さ
んに
、
この
よう
なと
き
、
皆さ
んだっ
た
ら、どの
よう
な
気
持ちにな
りますか。
とか、
このようなとき、皆さんだ
っ
た
ら、ど
う
しますか。
など
と質問します。
皆さんは
、良く話を聞きながら考え
、手を挙げて答えてください。
それでは、
「考
えよ
う
やっ
て良い
こ
と
悪い
こ
と
同級生
の
あいだで」
の始まり
始ま
り。
(2)【
場面
】
演出ノー
ト
ラレルちゃんは、
元気に教室に入り、ヒ
ガ
ミ
ちゃんたちに、
ラレル
「おはよう
。」
・元気
な
口調
で
と、挨
拶
をし
ました
。
でも
、
ヒ
ガ
ミ
ちゃんたちは
、
冷
たい
目でラレルちゃんを見たあと
、
返
事
もせずに
、
他の話をし
て
い
ま
す。
他の人
も
、ヒ
ガミちゃ
ん
た
ちを気に
して
、気づかな
い
ふ
り
をし
、
声
をかけて
く
れ
ませ
ん。
ラレルちゃんは、
ラレル
『今
日
も
、誰
も
話
を
し
て
く
れ
な
い
。』
・悲
しそ
う
に
と、思
い
ま
し
た
。
もう、無
視
さ
れるこ
と
が
、
一週間
も
続いて
い
ますが、平気
にな
っ
た
り
、
慣れたり
するこ
と
は
で
き
ま
せん
。
それよ
り
も
、
悲
し
い気持ち
が、どん
どん
大き
く
な
って
い
き
ます。
(3)【
場面
】
演出ノー
ト
そのと
き
、カ
バ
ウ
ち
ゃ
ん
が
近
づ
いて
きて
、にっ
こ
り笑
いな
がら
、
カバウ
「おはよう
。」
・明る
い
口調で
と、
声をかけ
て
く
れ
ま
した
。
ラレル
「おはよう
。」
・驚いた口調
で
と、
答
え
な
が
ら
ヒ
ガミ
ち
ゃ
ん
た
ち
の
方
を
見
る
と、
カ
バ
ウ
ち
ゃ
ん
を
睨
み
つ
け
て
い
ま
す。
ラレルちゃんは、思わず、
ラレル
「い
い
の
。」
・心配
そ
うな
口調で
と、
聞き
ました。自分
に声を
かけた
こと
で、
今度は、
カバウ
ち
ゃ
ん
が、
いじ
められ
てしまうと思
った
か
ら
です。
(4)【
場面
】
演出ノー
ト
カバ
ウ
「良いに決まって
いるじゃない。ラレル
ちゃんは、
全
然
悪
く
な
いのに
、
み
・優
しく
、次に文句を言
んな、挨拶もしないなんて
、
ひ
どいよ。
うよ
うに
それに
、
昨日
は、机に
マー
ガ
リ
ン
塗
ら
れ
て
い
たし
、
そ
の
前
は
、
椅子に
画
鋲が
置
い
て
あ
っ
た
し
、
ひど
す
ぎ
る
よ
。」
◎
それでは
、ここで、皆さんに
質
問します。
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
皆さんが、友だちに「おはよう
。
」
と挨拶をしたとき、誰も返事をしてくれなかっ
たら
、ど
んな
気持
ち
に
な
る
で
し
ょ
う
か
。
①
腹が
た
つ
。
②
悲し
い。
③
何と
も思わな
い。
④
その
他の
気持ち。
で
は
、ど
れ
か
に手
を
挙
げて下さい。何
回
、
手
を
挙
げても良いです。
①
「腹が
た
つ
。
」
と
い
う
人
。
○挙手を求め
る
。
②
「悲しい。
」
という人
。
○挙手を求め
る
。
③
「何とも思わない
。
」
という人。
○挙手を求め
る
。
④
「
そ
の他
の気持
ち
。
」
とい
う人
。
○挙手を求め
る。
◎
( 「④その他
の
気持ち
。
」に挙手した人がいた場合。
)
では、どんな気持ちになるか発表してください。
○二
~三人
に
考え
を聞く
。
◎
あ
り
がとう
ご
ざい
ます
。
(
今
、
答え
て
く
れた
よう
に)
腹
が
立っ
た
り
、
悲
し
い
気
持
ちに
なっ
た
り
、
つ
らい
気持
ちに
なる
人
も
い
る
で
し
ょ
う
。
では
、
ど
う
し
て
、
こ
ん
な
こ
と
に
な
っ
た
の
で
し
ょ
う
か
。
話の
続き
を見
てみ
ま
し
ょ
う
。
(5)【
場面
】
演出ノー
ト
ラレルちゃんが、いじめられるようになっ
た
のは、
ラレル
「これ、お
父
さんが、
お仕事でフラン
ス
に
行
ったお土産で買っ
て
き
て
く
れ
・う
れ
し
そう
な
口
調で
たんだ。かわいい
でしょう
。」
と
、
仲の良かったヒ
ガ
ミちゃんたちに
、
ストラップを見せたことがき
っ
かけ
でした
。
ヒガ
ミ
「フラ
ン
スの
お
土
産
だ
って
。」
・いじわるな
口調で
ヒ
ガ
ミちゃんが
言
うと、
エ
ガオちゃんも、
エガ
オ
「自慢して
い
る
よ
ね
。」
・頭
にきたよ
うに
と、言いまし
た
。
ピアノ
ち
ゃ
ん
も
、
ピアノ
「
テ
スト
で百点
を
とると
、
わ
ざ
と
、
みんなに見えるように置いて
い
るよ
。」
・文
句を
言うように
と、言
い
出
し
、
そ
れ
か
らは、
エガ
オ
「
服
とか
も
、
新
し
い
の
を
着
て
く
ると
、
直
ぐ
に
、
何
処
で
買って
も
ら
っ
た
と
か
、
・悪口を
言う
よう
に
聞い
てい
ない
の
に
、
話
し
て
い
る
よ
ね
。」
ヒガ
ミ
「嫌
な感
じだ
よ
ね
。」
・いじ
わ
るな口調
で
ピアノ
「威張りたいんだよね
。」
・いじ
わ
るな口調
で
と、ラレルちゃんの悪口を言い合い
ました。
そ
し
て、そ
の
日か
ら、
ラ
レ
ル
ち
ゃんと
仲
の
良
か
っ
たヒガ
ミ
ちゃ
ん
た
ちのグ
ル
ー
プ
は、ラレルちゃんを無
視するようになったのです。
そして
、
他
の
ク
ラ
ス
メ
ート
も
、
同
じ
よ
う
に
、
ラレ
ル
ち
ゃ
ん
と
話
をし
な
く
な
っ
て
し
まったのです。
◎
それでは
、ここで、皆さんに
質
問します。
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
先ほど
の
質問で、皆さんが、友だちに「おは
よ
う
。
」
と
挨
拶
を
し
た
とき、誰も
返
事
を
し
て
く
れなかっ
た
ら
、○
○○
( 「①
腹
が
た
つ
。②
悲
し
い
。
③
何
と
も
思
わ
な
い
。
」
の
うち
一番
挙手
の
多
かった回答
) とい
う気持
ち
にな
る人が
多
いこ
とが
分
か
り
ま
した
。
では
、理
由があれば
、
無
視
をする
こ
と
は
、やっ
て
も良いで
しょ
うか。
そ
れとも、
やっ
て
は
い
け
な
い
悪
い
こと
で
し
ょ
う
か
。
・
無視
は、や
っ
ても良
い
と思う人
。
○挙手を求め
る。
・
無視は
、
や
っ
てはいけない悪い
ことだと思う人。
○挙手を求め
る
。
◎
ありがとうござ
い
ます。みんな、自分が無視されて、○○○(上
と同じ
) という気
持
ち
になるのは嫌です
。自分が
さたら嫌なこ
とを他
の
人にするのはや
め
ましょう。
では
、
こ
の
話
の
ク
ラ
ス
メー
トは
どうし
て
いく
のでし
ょ
う
。
続き
を
見
てみ
まし
ょ
う
。
(6)【
場面
】
演出ノー
ト
アザガく
んが、教室に入
っ
て
く
る
と
、
カ
バウ
ちゃんは
声をかけ
ました
。
カバウ
「あっ
、
アザガく
ん。おはよう。今日
も
、肩パ
ン
をやられたの
。」
・心配な
口調で
肩
パ
ンという
のは、ジャンケン
で勝
っ
た
人が負けた人の肩
を
パ
ン
チする
と
いう、
悪い遊
び
です。アザガく
ん
は、
アザガ
「う~ん
。」
・あ
いま
いに
と、
あい
まい
に
返
事を
しま
したが
、
カバウ
ち
ゃ
ん
は
、
カバウ
「嫌な
と
きは、
は
っ
き
り
、『やらない
。』って
、
断らないとダメだよ
。」
・教
える
よ
う
に
と、言いまし
た
。
アザガ
く
ん
は
、
アザガ
「
言
え
な
い
よ
。言
った
ら、
仲
間
はず
れ
に
さ
れ
ちゃうよ
。」
・言
い訳
を言
う
よ
うに
と、言
う
の
で
、
カ
バ
ウ
ちゃんは、
カバ
ウ
「アザ
ガ
く
ん
は
、
ジ
ャ
ン
ケ
ン
に
勝
っ
て
も
、
パ
ン
チ
す
る
の
は
嫌
な
ん
で
し
ょ
う
。
・強い口調
で
いつも
、
仕方な
く
、
肩
に触っ
て
い
る
だけじゃない
。」
と、
言い
ました
。
する
と、
アザガく
んは、
あ
わ
て
て、
アザガ
「パ
ンチなんかしたら、何倍にもなって
返
っ
て
き
ちゃうよ
。」
・あわて
た様子で
と、
答え
ました
。
(7)【
場面
】
演出ノー
ト
カバウちゃんは、二人に
向
かって言い
ま
した。
カバウ
「この前も、
ア
ザ
ガ
く
んは、学校の帰り、ラ
ン
ド
セルを六
個
も
、持た
さ
れ
・文句を言う
よう
に
てい
た
じ
ゃ
な
い
。
嫌
な
こ
と
は
『
嫌
。』って言わないと
ダメだよ。
言
え
な
い
なら
、
先
生
に
相談
しな
よ
。
もっ
と、
ひど
いこと
を
されち
ゃ
うよ
。
・説得す
る
よ
う
に
ラレルちゃんも、先生
に相談
し
たほう
が
良
い
よ
。」
でも、
ラ
レル
ちゃんは、
ラレル
「マ
ーガリ
ン
と
か
、画
鋲
と
か、誰がやっ
たか
分からな
いし、わざとじゃな
・優
柔
不
断
な
様子で
いかもしれ
な
い
か
ら
、
先生には言えな
い
よ
。」
と、言い
、
ア
ザガも、
アザ
ガ
「言
い
つ
けるみたいなことをしたら
、もっと
、いじめられちゃうよ
。」
・きっ
ぱ
り
断
る
よ
う
に
と、
言い
ました
。
そ
れ
でも、
カ
バウ
ちゃんは、
二
人に
言い
ました
。
カバ
ウ
「先
生
に
注
意
し
て
も
ら
っ
て
、
み
ん
な
に
、『自
分
た
ち
は
間
違
っ
て
い
た
。
』
っ
て
、
・説明す
る
よ
う
に
早
く
気付
かせることだ
って、大事なことなんだよ
。」
◎
それでは
、ここで、皆さんに
質
問します。
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
嫌
な
こ
と
が
あ
っ
た
り、やめて
欲
しいことをされているとき、皆さ
ん
だ
っ
た
ら
どう
しますか。
答えてくれる人は
、手を挙げてください。
○二
~三人
に
考
え
を聞
く
。
※手
が
挙
が
ら
な
い
と
き
は
、
◎
では
、もう
一
問、質問します。
次の
質問をする。
話の
よう
に
、
嫌な
こと
があっ
た
り
、
やめ
て
欲
しい
こと
をさ
れてい
る
と
き
、先
生
や
おう
ちの人
な
ど、ま
わ
りの大人
に相
談した
ほ
う
が
良い
でしょ
う
か。
それとも、相談
はし
ない
ほう
が良
い
で
し
ょ
う
か
。
・
相談
した
ほう
が良
い
と
思
う
人
。
○挙
手を
求め
る
。
・
相談
しな
いほ
うが
良
い
と
思
う
人
。
○挙手を
求
め
る。
◎
あり
が
と
うご
ざ
い
ます
。
先生
やお
うち
の人
な
ど
、まわ
り
の
大
人
に
相
談
する
こと
は
、
良い
こと
です。
自分
や
友
だち
同士
で解決できないときは、大人に
頼
っ
て、悪い
ことを正し
て
も
ら
い
、
み
ん
なが、
安
全に楽し
く
過
ご
せるように
し
てい
くことは、
と
て
も
大切な
こ
と
だ
という
こ
とを覚えておいてください。
では、
話
の続き
を
見
て
いき
まし
ょ
う
。
(8)【
場面
】
演出ノー
ト
ヤリス
ギ
くん
が、カ
バ
ウち
ゃん
たち
の話
に
割
り
込
んで
きま
した。
ヤリスギ
「カバウちゃん、なに、でしゃばって
いるんだよ。
・文句を言う
よう
に
アザガく
んだ
って、
肩
パ
ン
、楽
しいんだよ
。
な
っ
。」
・強
引な口調
で
と、
アザガく
んの
顔を見
ま
した
。アザガく
ん
は、
下を向
い
て、
何も
言
い
ませ
ん。
ヒ
ガ
ミちゃん、
エ
ガオちゃん、
ピアノちゃんも言い
ま
した。
ヒガ
ミ
「カバウちゃん
は
、
い
つ
で
も
、
一人で良
い
子
ぶる
んだ
か
ら
。」
・いじわるな
口調で
ピアノ
「カ
バウ
ち
ゃ
ん
っ
て、
『正
義の
味方
』
み
た
い
に
な
る
の
、好
きだ
よね。
」
・嫌
味な感じ
で
エガ
オ
「そう
い
う
の
って、み
んな
に
嫌
わ
れ
るよ
。」
・嫌
味な感じ
で
ラ
レ
ルちゃんは
、
ヒガ
ミちゃんた
ち
に、自分
まで文句を言
われた
く
ないと
思
い、
下を
向
い
た
ア
ザガ
く
ん
を見て黙って
います
。
その
日
、
カ
バ
ウちゃん
は
、
誰
か
らも話を
し
て
もらえませ
ん
で
し
た。
(9)【
場面
】
演出ノー
ト
カバ
ウ
ち
ゃん
は、
家に帰
り
、
お
母さ
ん
の
顔を見る
と、
大
粒
の涙
が
あ
ふれ
てき
まし
た
。
お母さ
んに、学
校
で
の出
来事を
話
すと、
お母さ
んは
言い
ました
。
お母さ
ん
「カバウは、良
い
ことをしたわね。
・やさ
し
い口調で
ラレルちゃんとア
ザ
ガ
くんは、うれしかっ
た
と思
うわ
。」
カバウ
ち
ゃんは、涙
を
流しなが
ら、
カバウ
「
ラ
レ
ル
ちゃ
んは
一
人
ぼ
っ
ちだ
し、アザガく
んは、
肩
に
大
き
な
あざ
が
で
き
・訴えるよ
う
に
て
い
るの。二人とも、すご
く
か
わいそう
な
の
に・・・」
と、言いまし
た
。
お母さんは
、
お母
さん
「カ
バウ
み
た
いに
、
『
お友
だち
を無視
す
る
の
は
嫌
だ
。
』と
思っ
て
い
る人
は
、
・や
さ
し
く
教
えるよ
う
に
他にも
い
る
は
ず
よ
。
それ
に
、
悪口を聞
い
た
り
、暴力
を
見るのが嫌な人も
い
る
と思うわ。
だか
ら
、
他のお友だ
ち
に『
自
分
が
さ
れた
ら嫌
なこ
とを
するのはよそ
う
。』
って
話を
し
て
み
た
ら
。」
と、
ア
ド
バ
イ
ス
を
し
ま
し
た
。
で
も、
カ
バ
ウ
ち
ゃ
ん
は、
涙
を
ぬ
ぐ
い
な
が
ら
言
い
ま
し
た
。
カバウ
「誰も、私
の
話なんか、聞い
て
く
れ
ないかもしれない
。
・悲
しそう
に
今日だって
、
誰も、私
と話をして
く
れなかったんだよ。
私、明日
から
は、一人
ぼっちになって
し
ま
う
かもしれないの
。」
お母さ
んは、
言
い
ま
した
。
お母さ
ん
「
お母さ
んは
、
ラ
レル
ちゃん
や
アザガく
んを助けよう
とし
て
い
るカバウを
、
・明るく元気
な
口
調
で
とって
も
立
派
で
、
偉
い
と思うわ。
良
い
ことをしている
の
だから、自
信
を持
って、カバウらし
く
笑
顔で元気
に過
ごし
ましょ
う
。
必ず
、
分
かっ
て
く
れる
人は
い
る
はずよ
。」
カバ
ウ
ち
ゃ
ん
は
、
お
母
さ
ん
の
笑
顔
を
見
て
い
た
ら、
カバ
ウ
『誰も分かって
く
れな
く
て
も、お母さんだけは、私
の味方だ
。』
・う
れ
し
そうに
と、分かり、少しだけ勇気が出て
き
ま
した。
(10)【
場面
】
演出ノー
ト
お母さ
んは、
カ
バウ
ちゃんの
頭を
な
で
なが
ら、
考え
てい
ます。
お母さん
『ア
ザ
ガ
く
ん
の肩
に
大
きなあ
ざ
がで
き
て
い
る
って
言っ
て
い
た
け
ど
、
大丈夫
・心配そうな
口調で
かし
ら。
心
配
だ
わ。カバ
ウ
は
、
今
、
泣
い
て
い
る
か
ら、
明日、もう
一
度、
よく
話を
聞
こ
う
。
そして
、
必要
なら
、ア
ザ
ガ
く
ん
のお
母
さ
ん
に
教
え
て
あ
げる
か
、
学校
の先
生に
連絡
し
よ
う
。』
そう
、思
い
ま
し
た
。
◎
それでは、ここで皆さんに質問します。
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
アザガくんは
、
肩パ
ン
と
い
う
遊び
で、肩にあ
ざ
ができ
て
し
ま
い
ま
した。
アザ
ガくんは
、本
当は
、肩パ
ン
遊び
が嫌なの
です
が、相
手
に「
嫌だ
。
」
、
「
やらな
い。
」
と
は、
は
っ
き
り
伝
え
て
い
ませ
ん
。
この場合
、
「
嫌だ
。
」
と言っ
て
いない
し
、遊
びなの
で
、
肩
にあ
ざができた
こ
とは
、
仕方が
な
いこ
と
で
、あざを
作
っ
た肩パン遊びの相手は、悪くない
で
しょうか。そ
れ
とも、肩パン遊び
の相手は、
悪
いこ
とをしたこ
と
になるでしよ
うか。
・
肩パン遊びの相手は、悪くないと思う人。
○挙手を求め
る
。
・
肩パン遊びの相手は、
悪いと思う人
。
○挙手を求め
る。
◎
ありが
と
うござ
い
ます
。
答え
は
、「悪
い
こ
と
を
し
た
。
」
と
い
う
こ
と
に
な
り
ま
す
。
遊びとはいえ、怪我をさせるほど
の
パン
チは
、許される
行
為では
あ
り
ま
せん。
◎
そして、は
っ
きり「嫌だ。
」
、
「
や
らない。
」と断らないから
と、
相
手
が
「
肩パン遊
びはし
た
く
な
い
。
」と思っ
て
い
る
こ
と
を
知
り
な
が
ら
、
遊
び
続け
た
場
合
、
犯罪
に
な
る
こ
とが
あり
ます
。
その
理由は、
肩パ
ンが暴力だ
か
ら
で
す。
自分
は遊
び
の
つ
も
りでも、暴力を
振
る
え
ば
、
犯罪になる
こ
と
が
あるの
で
す。
◎
「
遊
びで
やっ
た
。
」とか
、
「ふ
ざけ
てやっ
た
。
」
と
い
う
言
い
訳
で、許される行為か
ど
う
かを考えて行動しないといけませんね
。
では、
話
の続き
を
み
て
いき
まし
ょ
う
。
(11)【
場面
】
演出ノー
ト
次の日、カバウちゃんが学校に
行く
と、ラレルちゃんが
駆
け寄って
き
て
、
ラレル
「カバウちゃん、おはよう。昨日
は
、あ
りがとう
。」
・明るくうれしそ
うに
と、
言い
ました
。
アザガく
んも
近く
に
来
て、
アザガ
「カバウちゃん、おはよう。
・明るくキッパリと
僕
、
これから
は、勇気を出して
、嫌なこと
は
『嫌
。』
って言うよ
。」
と、
言い
ました
。
ラレ
ルち
ゃんは
言
い
ま
した
。
ラレル
「昨
日、
ア
ザ
ガ
く
ん
と
話
し
合
っ
て
、
今まで
の
こと
を先
生に話
し
たの
。」
・説
明するよ
うに
アザガく
んが
続け
ました
。
アザガ
「そう
な
ん
だ
。先生に肩のあ
ざ
を見
せた
ら
、『
こ
ん
な
に
な
る
ま
で、我
慢
して
・うれ
し
そうに
いた
の
。
辛
か
っ
た
ね
。
先
生
に
相
談
し
て
く
れて
あ
り
がと
う
。』
っ
て、
言
っ
て
くれた
ん
だ
。」
二人は
、
カ
バ
ウちゃんに、昨
日
の
職
員
室
でのことをうれしそう
に説明し
ました。
ラレ
ル
「先生は
、『
ラルレ
も
、
ア
ザガく
ん
も、
他のみんなも、楽し
く
学校
生活を送
・う
れ
し
そう
に
るためには、どうした
ら良いか、
一
緒に考えていこうね
。』って、
言って
くれ
た
の
。」
アザガ
「先生に言った
ら
、いじめがひ
ど
く
なるなんて、考え過ぎだと思ったよ
。」
・照
れ
た
様子で
ラレル
「カ
バ
ウ
ちゃん
の
言
う
と
お
り、先生に相
談
し
て
、
ほんと
う
に良
かっ
たって
・感謝の気持
ちを
こ
め
て
思っ
たの。昨日
は
、いろいろとあ
り
がとう
。」
カバウ
ち
ゃんは
、『今日か
ら
、
一人ぼ
っ
ちにな
っ
てし
まう
。
』
と心
配し
ていた
の
で
、
二人に話
しかけられた
と
き
、
う
れしい気持ちで一
杯で
した。
そ
し
て
、
ラレルちゃ
ん
もアザガ君
も
、先生に
相談した
ことを喜ん
で
い
て
、自分
に
感謝
し
て
く
れ
るの
で
、
胸
が
一
杯
に
な
りまし
た
。
(12)【
場面
】
演出ノー
ト
先生
が教室に入って
き
ま
し
た。
先生
「おはようございます
。」
・元気にやさしく
みんな
「おはようございます
。」
・元気に
挨拶
が
終
ると
、
さ
っ
そ
く、先生
が言
いま
し
た
。
先生
「そ
れ
で
は
、
授業
をは
じ
め
ます
。
・説明す
る
よ
う
に
今日は、自分のことについ
て考えて
み
ま
しょう。
その前に、まず、隣に座っている
友
だちの良いと
こ
ろを見つ
けて
くださ
い。
」
◎
それでは、
皆
さんもや
っ
て
み
ま
しょう。
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
今、
隣に
座
っ
ている
友
だ
ち
の
良
い
と
こ
ろ
を
見
つ
け
てみ
まし
ょう
。
(間
を置
く
。
)
見
つ
かり
まし
たか
。
では、
先
生は、
次
にどう
す
る
の
でし
ょ
う
。
話の続きを見
ていき
ま
しょう。
先生
は、次に
先生
「
で
は、
今、
隣の友だ
ちの
良
い
ところを見つけ
た
よ
う
に、
今度は、自
分
の
・説明す
る
よ
う
に
良い
とこ
ろを
見
つ
け
て
み
ま
し
ょ
う
。
自分
の大好
き
なと
こ
ろ
、大切にし
て
きたこと、身につけ
て
きたこ
と
、
頑
張って
き
た
こ
と
な
ど
、
自
分
の良
いとこ
ろ
を見つ
け
て
く
ださ
い。
見つ
かっ
た
ら
、発
表
し
て
く
だ
さ
い
。」
◎
では
、皆さんもや
っ
て
み
ま
し
ょ
う。
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
今度は、自分の大好
き
なところ、大切にして
きた
こ
と
、身に
つ
けてきたこと、頑
張
っ
てきたこ
となど、
自分
の良
いとこ
ろを見
つけてください
。
( 少し
、間を
置
く。
)
発表するのは
、
少
し恥ずかしいかもしれませんが、
皆
さんは、そ
れ
ぞれ、自分の
大好きなと
こ
ろや頑張
っ
て
きたことなど、いっ
ぱ
い
、
見
つ
かっ
たと思います。
では、紙芝居のみ
んなは、どんな良いと
こ
ろ
を発
表するのでしょうか。話の続き
を見て
み
ましょう。
(13)【
場面
】
演出ノー
ト
ヒ
ガ
ミちゃんが
言
い
ま
した。
ヒガ
ミ
「私
の
良
い
と
ころは、リーダー
シップが
とれるところです
。」
・堂々と
した感じで
クラスのみんなは、うなづき
ま
した。
ヤリスギ
く
ん
が
言
い
ま
した。
ヤリスギ
「僕
は、いつも元気
一
杯なこと
が
良
い
と
こ
ろ
です
。」
・元気に
ピアノちゃんが
言
い
ま
した
。
ピアノ
「私は
、頑張
ってきた
こと
で
、
ピア
ノが
上手に弾け
るよ
うになり
ました
。」
・恥
ずか
し
が
り
な
が
ら
ヤリスギ
く
ん
が、
ヤリスギ
「
一
日、二
時
間も練習して
い
る
ん
だ
よな
。」
・ひ
や
か
す
よ
う
に
と
、
ひ
や
かすように
言
う
と
、
先
生は言い
ました。
先生
「これ
ま
で、
一生懸命
に頑張
っ
てき
た
成
果
で
、素晴らしいこ
と
ですね。
・褒めるように
みな
さんも、友
だちの頑張りを
真
似
ることで、自分の素敵なと
ころ、頑
・説明す
る
よ
う
に
張っ
て
き
たことを増
や
してい
く
ことが
で
き
ま
す。
たと
えば
、
『
自分
は、
本が
好きだから、二
時
間、
続け
て読んでみよう
。』
とか・・・」
先生
の話
を聞
く
と
、ヤリスギ
く
んが、
ヤリスギ
「そ
う
い
う自
慢
す
る
よ
う
な
話は
、
悪
い
こ
とだ
と
思
っ
て
い
ま
した
。」
・質問
す
る感じ
で
と、
言い
ました
。
先
生
は、
先生
「先生
は
、
み
ん
な
の良
いところ
、大
切に
思
っ
て
い
ること、頑
張
っ
て
きた
こ
・説明す
る
よ
う
に
と
を
、他
の友
だちに
も
知って欲
しいんで
す。
そし
て
、
友
だちの素
敵
なとこ
ろ
を
一
緒に喜んだり、
認
めたり
で
き
る
、
優
しい心、広い
心
を
持って欲しいと思
っています
。」
(14)【
場面
】
演出ノー
ト
先生
の話
を聞く
と
、次々に
手が
挙がり
、
剣道が得
意なこと
、野球の
ボールを遠
く
ま
で
投
げ
られる
こ
と、
絵が
上手
なこ
と、電車
の駅名
を
沢
山
言え
るこ
となど
を
発
表
し
ました
。
エガ
オ
ち
ゃ
ん
が
、
エガ
オ
「私
は、自分
の大
好
き
な
と
こ
ろ
ですが
、
そ
れ
は
笑
顔
で
す
。」
・照
れ
た
様子で
と、
言う
と、
先
生
は、
うれ
し
そ
う
に
、
先生
「
先
生も
、
エ
ガオ
ちゃんのにこ
やかな
顔
は
、
い
つ
も
素
敵だ
と思
っていま
す
。
」
・褒
める
よ
う
に
と、言いまし
た
。
もう、
誰
も
、
ひやか
し
た
り
、からかった
り
は
し
ま
せん。
アザガく
んも発
表
し
ま
し
た
。
アザ
ガ
「僕
は
、
星が大好き
な
ので、
星
座のこ
と
に詳しい
です
。」
・うれ
し
そ
う
に
カバ
ウ
ち
ゃん
も、
手
を
挙
げ
、
カバ
ウ
「私
は、
誰
に
でも
優しく
で
き
る
自分
が
、
大
好
き
で
す
。」
・明るく
と、
発
表
し
ま
した
。ラレル
ちゃんも、
ラレル
「
私
は、素直なと
ころ
が良
いと
ころだと思
い
ます
。」
・恥ずかしそう
に
と、
発
表
し
ま
した
。
先生は、
どの
答えにも
、
『
素敵ですね
。
』
、
『良
いこ
とですね
。
』
、
『
頑張って
き
ま
し
たね
。』
などと褒めて
くれま
し
た。
そして
、
先生
「ここに
いる、
全
員
が
、
そ
れ
ぞ
れ、違
う
素晴らし
さ
を
持って
い
ることが分
・説明す
る
よ
う
に
かり
ました
。
みなさん。
み
なさんは、他
の人とは
違う自分自身を大好きになって
く
だ
さい。
そ
して
、自分に
自信と誇
りを持
ち
、生活
し
て
い
き
ま
しょ
う
。
それから、自分
と
は違う
、
友
だちの素晴ら
し
さを素直に認
め
る
こと
が
で
きる
心も、
と
ても
大切
です
。」
(15)【
場面
】
演出ノー
ト
先生
の話
を聞
く
と
、ピアノちゃんが、困っ
た
顔
を
して
質問
しま
した。
ピアノ
「
私
は
、
い
つ
も
お母さ
んか
ら
、『
何
でも
、
一
番になれるように頑張るのよ
。
』
・困った様子で
って言われて
い
ま
す。
だから、
テストの点数とか
で負けると悔しいので、
一
緒に喜んだり
、「
偉
いね
。」
なんて
、
認
め
る気
持ちに
は
なれま
せ
ん
。
それ
は
、
間
違
えて
いるので
す
か
。」
◎
それでは、ここで皆さんに質問します。
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
友だちよりテ
ストの点数が低
か
っ
た
と
き
や、運動で負
けたとき、悔
しいと思
うこ
と
は
、
良
い
こ
と
で
しょ
うか。悪い
こ
とで
しょう
か
。
で
は
、
どちらかに手
を
上
げてく
ださい。
・
悔しいと思う
ことは
、
良い
ことだと思う人。
○挙手を求め
る。
・
悔しいと思う
ことは
、
悪い
ことだと思う人。
○挙手を求め
る。
ありが
と
う
ご
ざ
い
ます
。
先生は、どのように説明するのでしょうか。
話の続き
を見
ていき
ま
しょう
。
(16)【
場面
】
演出ノー
ト
先生
は、優
し
い目でピ
アノち
ゃ
ん
を
見な
がら
、話
しま
し
た
。
先生
「負けたこ
と
を悔し
く
思う
気持ちや、
次
は負け
な
い
よ
うに頑張
る、そうい
・説明す
る
よ
う
に
うことは、とても大切で良
いことです。
ただ
し、悔しい
と
思った気持
ち
が
、
そ
の
人の悪口や
無
視
、
暴力を
振
る
う
ことなどになって
しま
えば
、
そ
れ
は
悪いことで
す
ね。
誰でも、自分が、悪口を言われ
たり、無
視
を
され
た
り
、
暴
力
を
振るわれ
たら
嫌で
す
よ
ね。
自分がされたら嫌なことは、他の人
に
し
な
い
、『
思
い
や
り
の
心
』
を
持
つ
こ
とは、
と
ても大
切
な
こ
と
で
す
。」
ピア
ノ
ち
ゃ
ん
は
、
ま
だ
、
よ
く
分
か
ら
ず、
先
生
に質
問し
まし
た
。
ピアノ
「
で
は
、
や
っ
ぱ
り
『
す
ご
い
ね。
』
と
か
『
偉
い
ね。
』
っ
て
、
褒
め
る
べ
き
な
の
で
・納得
で
きな
い様子
で
すか
。」
先生は言
いま
した
。
先生
「悔し
く
て、
褒める気持ちになれないこともあ
り
ます。
・説明す
る
よ
う
に
そ
う
い
う
とき
でも
、『
頑張
った
んだ
な
。』
と
、
友
だ
ち
を
認
め
ま
しょう
。
頑張
った
人の気持
ちなど
、『
ま
わり
の人の気持
ち
を
考
え
て
行
動
する、
思
い
○文字を示す。
やり
の心
』
を
持
て
ば
、
友だ
ちを
認
め
る
こ
とは
、
難
しく
あり
ま
せ
ん
。
「
ま
わ
り
の
人
の
気
持
ち
を
考
そして
、
次
は
、
自
分も負けな
い
ように
頑
張
り
ま
し
ょう
。」
えて
行
動
す
る
、
思
い
や
り
の
ピアノちゃんも、みんなも、うなづき
ま
した。
心を持つ
。
」
(17)【
場面
】
演出ノー
ト
先生
が言
いま
した。
先生
「ただ、
皆さ
んは、
友
だちの
行
動
や言葉か
ら
、
『
嫌
だな
。
』
と
か
、
『
や
め
て
・説明す
る
よ
う
に
欲
し
い
。』という気持ちになることもあると思
い
ます。
た
とえば・・・」
そ
こ
まで言うと、ヤリスギ
く
ん
が、
ニヤニヤしなが
ら
、ヒガ
ミ
ちゃんを見
て
、
ヤリスギ
「たとえば、
友
だ
ち
の
悪口を言うとか
・
・
・
」
・からかう
よ
うに
と、
言い
まし
た
。
ヒガ
ミち
ゃん
は
、
ヤ
リ
スギく
ん
を
睨
み
な
が
ら
、
言
い
ま
した
。
ヒガ
ミ
「
プ
ロ
レ
スご
っ
こ
の相手を
さ
せ
ら
れ
る
こ
と
も、
嫌な
人
は
いる
と思い
ま
す
。」
・怒
った
口調
で
先生
は、みんなに質問
しま
した。
先生
「今
、言
っ
て
くれ
た
よ
うに、
『
嫌
だ
な。
』と
か、
『や
め
て
欲
し
い。
』
と
い
う
気
・質
問
す
る口
調
で
持ちになったとき、
皆
さ
ん
は
、
どうします
か
。」
◎
それ
では
、こ
こで
、皆さ
ん
に
質
問
し
ま
す
。
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
友
だ
ち
に
、
や
め
て
欲しいこ
とをされ
たとき、
皆さんだ
ったらど
うしますか。
①
「や
めて。
」
と言
う
。
②
我慢
する。
③
先生やおうちの人など、大人に相談する。
④
その
他の方法をとる。
何回、手を
挙
げても良いです。
一回以上、手を
挙
げてください。
①
「や
めて。
」
と言
う人
。
○挙手を求め
る。
②
「我慢
す
る
。
」
と
いう人
。
○挙手を求め
る。
③
「
先
生や
おう
ちの
人な
ど、
大人
に相
談する
。
」
と
いう
人。
○挙
手
を
求
め
る
。
④
「
そ
の
他
の
方
法
を
とる
。
」
とい
う人
。
○挙
手を
求め
る
。
◎
( 「④
その他の
方法を
と
る
。
」
に
挙手
した
人
が
いた場
合
。
)
では
、ど
んな方
法
を
と
る
か
発
表
し
て
く
だ
さ
い
。
○二
~三人
に
考
え
を聞
く
。
◎
あり
が
と
うご
ざ
い
ます。
紙芝
居
の
みんな
は
、ど
んな意
見
を出す
の
で
し
ょ
う
か。
話の続き
を見
ていき
ま
しょう
。
(18)【
場面
】
演出ノー
ト
ヤリスギ
く
ん
が
言
い
ま
した。
ヤリスギ
「
悪
口
を
言っ
た
り
しな
いで
、
嫌
なと
ころ
を本
人
に
教えて
あ
げ
る
。」
・真面目な口調
で
ヒガ
ミちゃんは、
ラレル
ち
ゃんが、
ストラップの自慢をしたことを思
い
出しなが
ら言い
ま
した。
ヒガ
ミ
「自分が『悪い
こ
と
を
して
いる
.』
って
、思っ
て
い
な
いかもしれないか
ら
、
・考えを言
う
よ
う
に
教えるだけじゃな
く
て
、話し合うことも必要だと思
い
ます
。」
(19)【
場面
】
演出ノー
ト
アザガく
んは、
肩
パ
ン
が嫌
だ
と
思ってい
ることを考えなが
ら言い
ま
した。
アザガ
「
直
し
て
欲し
い
と
か、
やめ
て欲しい
と
思っても
、
人
の
悪い
とこ
ろを
言う
の
・困ったよう
に
は、勇気がいるので、なかなか言えない
と思い
ま
す
。」
ラレルちゃんは、自分が無
視
さ
れていることを考えなが
ら
言い
ました。
ラレル
「で
も
、
言
葉
で
伝
えな
いと、ど
うして
、
嫌われて
いるのか
、どう
し
たら
、
・訴えるよ
う
に
仲良
く
で
きるのか分からないから、話をすることは大切だと
思
い
ま
す
。」
カバウ
ち
ゃんが、無
視
や、
肩
パ
ン
を
し
て
いる
人た
ちの
顔を見
な
が
ら
言いました
。
カバウ
「や
め
て
欲し
いこ
とや
、
嫌
なこ
とを
言
わ
れ
た
と
き
で
も
、
怒
った
り
し
ない
で
、
・真
剣
な
口調
で
素直に聞い
て
、
反
省
す
る
こ
とが大切
だと
思
い
ま
す
。」
(20)【
場面
】
演出ノー
ト
ピアノちゃんは
、
先生
が
、『
ま
わ
り
の人の気持ちを考えて
行
動
する
、
思
い
や
りの心
』
と説明した
話
を
思
い出しなが
ら
言い
ました
。
ピアノ
「誰
に
で
も
、
欠
点
は
あ
る
か
ら
、
許
し
て
あ
げ
る
『思
い
や
り
の
心
』
が
大
切
で
す
。
」
・模範生のように
カバウちゃんは、ラレルちゃんや
自
分を無
視
した
ピアノちゃんが
、『思い
や
り
の
心
が大切』と言うので
、
納得で
き
ずに発言しました。
カバウ
「
許
す
と
言っ
ても、
わ
ざと悪い
ことを
し
ていれば、
許
すことは
で
き
ないと
・怒った口調で
思い
ます
。」
する
と、
ヤリスギく
ん
が
言
い
ま
した
。
ヤリスギ
「ま
ず
は
、
悪
いこ
とは
しな
い
、
そ
れ
か
ら
、
友
だ
ち
が
悪
い
こ
とを
し
て
い
て
も
、
・大
人ぶ
った
口調
で
一緒
に
な
っ
て
や
ら
な
い
こ
と
が
大
事
っ
てい
うこ
とだ
ね
。」
○文字
を
示
す
。
ア
ザ
ガ
く
んは、ヤリス
ギくんに『自分
に
肩パ
ンをして
いることは、悪いこ
と
だっ
「悪いことはしない…」
た
。』と気
づ
いて欲
し
く、言
い
ました。
アザ
ガ
「そ
れ
よ
り
前
に
、
や
っ
て
良
い
こ
と
か
悪
い
こ
と
か
、
ち
ゃ
ん
と
判
断
で
き
な
い
と
、
・は
っき
り
強
い口調で
だめだと思
い
ます
。」
○文字を示す。
先生
が言
いま
した。
「やって良いことか…」
先生
「
今
の意見は
、
み
んなが楽し
く
学校生活を送るために
、
大
切なことですね
。
・説明す
る
よ
う
に
・
やって良
いことか、悪いことか、判断する力を持つこと。
・
悪いことはしない、悪いことに流されない、
強
い
意思を持つこと。
・
まわ
り
の
人の気持ちを考えて
行
動す
る、
思い
や
り
の心を持つこと。
素晴ら
し
い意
見をあ
り
がとうございます
。」
ヤリスギ
「え
っ
へ
ん
。」
ヤリスギ
く
ん
が、自慢げな顔
を
して
、咳払
い
を
し
ま
し
た。
◎
皆さん、
今、
先生が話
した
よう
に、
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
・
アザ
ガく
んが
発
表
し
た
「や
って良
い
こ
と
か、
悪いこ
と
か、
判断
す
る
力
を
持
つ
こ
○三
枚の
文字
を
指
し
な
が
と。
」
ら説
明する。
・
ヤ
リ
スギくんが発表し
た「悪
い
こ
と
はし
ない、悪い
こ
とに流され
な
い、
強い
意
思を持
つ
こ
と
。
」
・
ピアノちゃんが発表し
た「
まわりの
人の
気持ち
を
考えて行動する、思い
やりの
心を持
つ
こと
。
」
この
三つのことは、皆さん
が、楽しく
、
安全に学
校生活を送る
ため
、とて
も
大切
な
ことです。是
非、身につ
け
てください。
(21)【
場面
】
演出ノー
ト
先生
が、
先生
「
そ
れ
で
は
、
『
嫌
だ
な
。
』
と
か
、
『
や
め
て
欲
し
い
。
』
と
い
う
気
持
ち
に
な
っ
た
と
・質問
す
る口調
で
きは、どうすれば良
い
かをまとめま
しょう
。」
と、
言う
と、
ラレル
ち
ゃんが
言
い
ま
した
。
ラレル
「
話
を
し
て気
持ち
を伝
えたり
、
相
手
の
気持
ちを
聞い
て話し
合
う
こ
と
で
す
。」
・真面目な口調
で
ラレルちゃんの言葉に付け加えるよう、カバウちゃんが、
カバウ
「そ
し
て
、自
分た
ちだけ
で
解決
で
き
ないときは、
先
生
やおうちの人
に相談
・真
面目
な口
調
で
するこ
と
も
大
切
で
す
。」
と、言いまし
た
。
(22)【
場面
】
演出ノー
ト
先生
は、二人の発言
を
聞き、真剣な顔
を
して言
い
ま
し
た。
先生
「そ
の
と
おり
で
す
。こ
こ
で
、
大
事
な
こ
と
を
皆
さ
ん
に
話
し
ま
す
。
・説明す
る
よ
う
に
自分は
、『ふざけただけ
』
、『
正直な気
持ちを言っただけ』のつもり
で
も、
友
だ
ちのか
ら
だ
や
心を
傷つ
ける暴力や
悪
口などは、警
察に捕ま
る犯罪に
なることが
あ
り
ま
す。お金や物を要
求する行為も同じです。
犯罪に
な
ると
か、なら
な
い
というだけでな
く
、暴
力や悪口
、
そ
れから無
視などをさ
れ
た
人
の心
は、
とても深く
傷
つ
い
てし
まうこ
と
が
あ
り
ま
す
。
自分がされたら嫌なことは、他の人
に
し
て
は
いけ
ま
せ
ん
。」
◎
皆さん、
今、
先生は、暴
力
や悪口など
は
、警
察
に
捕
ま
る犯罪になることが
あ
ると
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
説明していました
ね。
刑法
では
、他人に暴力を
振
るえ
ば暴行罪、暴力を
振るっ
た
結果
、怪我をさ
せ
たら
傷害
罪に、
ま
た、
物を盗
め
ば
窃
盗罪、
人
を怖が
ら
せて物を取り上げ
れば
恐喝罪など
になると
定められています
。
ま
た
、
悪
口
は
、
名誉毀損罪や侮辱罪になること
があり
、
暴力
を
振
るわな
く
て
も
、い
じめ
が原因で
心の
病
気
に
さ
せ
た
ら、傷
害
罪になる
こと
が
あり
ます
。
◎
それでは
、ここで、皆さんに
質
問します。
犯罪にならなけれ
ば
、
悪
口
や無
視
、
暴力は
、
や
っ
ても良いでしょうか
。
それと
も
、
やっ
て
は
い
け
な
い
で
し
ょう
か。
・
やっ
て
も
良い
と
思
う人
。
○挙
手
を
求
め
る
。
・
やって
は
い
け
ない
と思
う人。
○挙
手を
求め
る
。
◎
ありが
と
うござ
い
ます
。
犯罪になる
、
ならな
い
に
関
係なく
、
人
の
心を
傷
つ
けてしまうような行為は
、
絶対
にしてはいけません
。
また、
友
だちはふ
ざけているつ
もりで
も
、
『
自分の心は、傷
つ
いている
。
』
という
こと
も
、
あ
る
と
思
い
ま
す。
◎
友だちの中から
、
犯罪者を出さないためにも
、『
嫌だな。
』
と
か
、『やめて欲しい。
』
と
い
う
気
持ち
になっ
た
と
き
は
、
話し合っ
たり
、先
生やおう
ちの
人な
ど、大
人に相
談
をして、問題が大きくならないうちに解
決をしていきましょう。
(23)【
場面
】
演出ノー
ト
授業が終ると、ヒガミちゃん、エ
ガ
オ
ち
ゃん、ピアノち
ゃ
ん
が
、
ラ
レルちゃんと
カバウちゃんのところに
行
き
ま
した。
そ
して、
ま
ず、ヒ
ガ
ミちゃんが
言
い
ま
した。
ヒガ
ミ
「ラレルちゃん、無視
をしたり、
ひ
どいことをして
、
ごめんね
。
・反省
し
た様子で
お土産のストラップを見せ
び
ら
かしているみたい
で
、
嫌だったの。
きち
んと話
を
して
、気
持ち
を伝
え
る
べ
き
だっ
た。
カバウ
ち
ゃんのこ
とも、無
視し
て、
本当にごめん
ね。
カバ
ウ
ち
ゃんは
、
良い
こ
と
を
し
てい
たの
に・
・
・
」
ピアノちゃんも
言
い
ま
した
。
ピアノ
「私も、頑張
っても、なかなか
テスト
で
百
点
を取れない
の
に、ラレルちゃ
・申
し訳
なさ
そ
う
に
んは、い
つも
良
い
点数で、そ
の
答案
用紙が見
える
と、ラ
レ
ル
ち
ゃんが
自
慢
し
て
い
るように思えて、
悪
口
を
言
ってしまったの。ごめんね
。」
エガ
オ
ち
ゃ
ん
も
、
二
人
の
話
に
頷
き
な
が
ら
、
エガ
オ
「辛い思いをさ
せ
て
、
ごめんね
。」
・素直
な
口調
で
と、謝り
ました
。
ラレル
ち
ゃんは、三
人
を見
なが
ら、
ラレル
「そ
う
だ
った
ん
だ
。私
、
み
ん
な
の
気
持
ち
に、
全
然
気づ
い
て
い
な
か
っ
た
。
・驚き反省
し
た口調
で
私こそ、嫌
な
気持ちにさ
せ
てごめんね。これからは、気を
つけるね
。」
と、言い
ました。カバウちゃんも、ニコニコしなが
ら
、みんなに、
カバウ
「これか
らは、
仲
良
く
しよう
ね
。」
・明るくうれしそ
うに
と、
言い
ました
。
(24)【
場面
】
演出ノー
ト
アザガく
んは、ヤリスギ
く
んのところに行き、
真
剣な顔をし
て
言い
ました
。
アザガ
「僕は、これからは、肩パ
ン
遊
びはしないよ。痛いから、嫌なんだ
。」
・は
っき
り
し
た口調で
ヤリスギ君は、アザガ君を見なが
ら
、反
省した様子で
、
ヤリスギ
「遊
びだと思ってやって
いたけど、アザ
ガ
くんは嫌だった
ん
だ
よ
ね
。
・反省
し
た様子で
なんとな
く
、
分かってはいたんだ
。
は
っ
きり
言って
く
れて
、
あ
りが
とう
。
今ま
で
、
調子に乗
っ
て
、思い
っ
き
り
叩い
て
い
たから、
犯
罪
者にな
っ
ちゃ
うと
ころ
だっ
たよ。怪
我
、
して
いない
。」
と
、
聞
き
ました
。
ア
ザ
ガく
んは
、
ヤ
リス
ギ
く
んが分
か
っ
て
く
れ
た
の
で、
ホッ
とし
て
、
アザガ
「肩
にあ
ざがで
き
た
け
ど
、
そ
れ
は
、
も
う
良
い
よ
。」
・優
しく
明る
く
と、言
い
ま
し
た
。
ヤ
リ
スギ君は、
申
し訳
な
さ
そ
う
に、
ヤリ
スギ
「ごめ
ん
ね
。
これ
からは、ジャンケン
で
負
け
ても、ラン
ド
セルを沢
山
持
た
・反省
し
た様子で
せた
り
は
し
な
い
よ
。」
と、謝り
ました
。
(25)【
場面
】
演出ノー
ト
そのと
き
、ア
ザ
ガ
君のと
こ
ろ
に
、ホ
シ
ズ
キ
君
が来
て
、
言
い
ま
し
た。
ホシズキ
「アザガく
ん
、
星
座のこと、詳しいんだね。僕も、
星
、大好
き
なんだ。
・う
れ
し
そう
に
今日
、一緒に帰ろうよ
。」
アザガ
君
は、うれしそ
うに
アザガ
「うん。一緒
に帰
ろ
う
。今度、
僕の家
で
一緒に
遊
ば
な
い
。」
・楽しそ
うに
と、
ホシズ
キ
君を誘い
ま
し
た。ヤリスギ君は、
そ
の
会
話
を
聞
き
、
ヤリスギ
「ア
ザガ
くん、一緒に帰った
り
遊
ん
だりしな
く
て
も、ずっと
、
友
だ
ち
だ
か
・確
認するよ
うに
らな。僕の
こ
と、無
視
するなよ
。」
と、言うと、アザ
ガ
君
は、
アザ
ガ
「あ
たりまえじゃないか。
・明る
く
元
気
に
ヤリ
スギく
ん
こそ、
挨
拶
し
た
ら
、
ち
ゃん
と返
し
て
く
れ
よ
。」
と、
言い、二
人は
笑
顔
をか
わし
ました
。
(26)【
まとめ
】
演出ノー
ト
◎
ここまで
、紙芝
居
を見な
が
ら、悪
口
や無
視、暴力につ
いて
、考え
て
きました。
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
◎
生活を送る中
で、嫌
な
ことや、やめて
欲
しい
こ
と
が
あ
っ
た
ときは、話をし
て
、相
手に気持ちを伝
え
たり
、
相
手の気持ちを聞いて話し合うこ
と
が大切
だ
というこ
とが
、
分か
りましたか。
頭にきたときなども、
悪口や無視、暴
力
は使わ
ず
、
ま
た
、
黙
っ
て我
慢
を
す
る
ので
はな
く、
相
手
に気
持
ち
を
伝
え
て
い
き
ま
し
ょ
う
そして
、
皆さんだけ
で
問
題
を解
決できないと
き
は
、
必
ず、
先生や
お
う
ち
の
人
など
、
まわ
りの
大人
に相
談し
て、
犯
罪
に
な
る
前
に
解
決
し
て
い
き
ま
し
ょ
う。
◎
話の
中に
もあ
っ
た
と
お
り
、
皆
さ
ん
は
、
他
の
人
と
は
違
う
良い
と
こ
ろ
を
持っ
て
い
ま
す
。
自分に、自信と
誇
りを持ちましょう。
こ
こにいる
全員が
、「かけ
が
えのない、大切な
存在
であ
る
。
」と
いう
こと
を忘
れない
で
くださ
い
。
そして、
自
分
と
同
じよ
うに、友
だちの素晴らしさを認めていきましょう
。
◎
皆さんが、楽しく学校生活を送るために大切な三
つのこ
と
・
や
っ
て良いこ
とか、
悪
いこ
とか、判断する力を持
つ
こ
と。
・
悪
い
こと
は
し
ない
、悪
い
こ
と
に
流さ
れない
、
強い
意思を
持
つ
こ
と。
・
まわりの人の
気持ちを考えて行動する、思いや
り
の心を持
つ
こ
と
。
これは、大人にな
っ
て
も
大
切
なことです。し
っ
かり
、
身
に
つ
けてい
き
ま
し
ょ
う
。
では
、みんなで、この三つ
の
ことを声を合わ
せ
て
読
んでみましょ
う
。
・
やっ
て
良
い
こ
と
か
、悪
いこ
とか
、判
断す
る
力
を
持
つ
。
○指
導者
が
読
み
上
げ
た
後
、
・
悪
い
こと
は
し
ない、
悪
いこ
とに流
さ
れ
な
い、強い意思を持
つ。
子ど
も
た
ち
が
読む
。
・
まわりの人の気
持
ちを考えて行動する、思いやりの心を持
つ。
あり
が
と
うご
ざ
い
ます。
「
考
え
る
力
」
、
「
意
思
の
強
さ
」
、
「
思
い
や
り
の
心
」
、
こ
の
三
つ
を
身
に
つ
け
、
い
つ
も
正
しい行動が
と
れ、
他の人
に
優しく
で
き
る
、素敵
な
お兄
さん、
お
姉さん
に
な
っ
てくだ
さい。
(27)【
おし
まい
】
演出ノー
ト
◎
それでは
、これで「考え
よ
う。やって
良
いこと
悪いこ
と
」
の
勉強を
お
わ
り
にし
○子
ど
も
た
ち
に
語
り
か
け
る
。
ます。
おし
まい