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RoHS物質の分析

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Academic year: 2021

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タツタ電線

グループ 品質・コスト・納期・サービスでNo.1をめざします 株式会社

タツタ環境分析センター

☎(06)6725‐6688

RoHS追加規制物質フタル酸エステル類の分析

の受託業務を開始しました。

規制対象物質(含有禁止物質)と規制値(閾値) フタル酸エステル類は樹脂、ゴム中に可塑剤として多く含まれます。 弊社ではIEC62321 Part8に準拠してフタル酸エステル類の分析を行います。 RoHS指令に関わる国際分析規格(IEC62321)の改訂作業が進められています。新 規に追加されたIEC62321Part8(樹脂/電子部品中のフタル酸エステル類分析)に準 拠して分析を行います。 併せて、従来の6物質についてもIEC62321に準拠して分析を行います。 RoHS指令において規制物質の追加(フタル酸エステル類:4物質)が決定(2014/12)。 2019年7月22日より適用。電機メーカ各社では前倒しで自主規制が進められています。 用途 汎用可塑剤 建築資材(フローリング・舗装、屋根 蓋、壁紙、ポリマー塗料、管・コンテ ナ、針金・導線の絶縁体)、自動車 用品(ビニール製装飾材、カーシー ト、フロア部分の塗料、トリム)、衣 類(履き物、レインコート)、食品容 器包装、子ども用品(おもちゃ※、ベ ビーベッドのバンパー※)、医療機 器(保存容器、バッグ、チューブ) 加工性向上添加剤 ラテックス系接着剤の結合助剤、化 粧品・ケア用品、セルロースプラス チック、染料溶媒 加工性向上添加剤 ビニールタイル、食品コンベアベルト、カー ペットタイル、合成革、防水布、自動車用ト リム、ウェザーストリップ、トラフィックコー ン、ビニール手袋、接着剤、シーリング剤 セルロイド、ネールポリシュ、塗料、 爆発物 略称 DEHP DBP BBP DIBP 物質名 フタル酸ビス(2-エチルヘキシル) フタル酸ジブチル フタル酸ブチルベンジル フタル酸ジイソブチル 化学式 C24H38O4 C16H22O4 C19H20O4 C16H22O4

当社は30年以上の電線材料の分析実績があります。

フタル酸エステル類の分析はお任せ下さい。

禁止物質 規制値(閾値) 鉛(Pb) 0.1wt%(1000ppm) カドミウム(Cd) 0.01wt%(100ppm) 水銀(Hg) 0.1wt%(1000ppm) 六価クロム(Cr(Ⅵ)) 0.1wt%(1000ppm) ポリブロモビフェニル(PBB) 0.1wt%(1000ppm) ポリブロモジフェニルエーテル(PBDE) 0.1wt%(1000ppm) フタル酸ジ‐2‐エチルへキシル(DEHP) 0.1wt%(1000ppm) 新規規制物質 フタル酸ジブチル(DBP) 0.1wt%(1000ppm) 新規規制物質 フタル酸ブチルベンジル(BBP) 0.1wt%(1000ppm) 新規規制物質 フタル酸ジイソブチル(DIBP) 0.1wt%(1000ppm) 新規規制物質

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RoHS物質の分析方法とフタル酸エステル類の規制

注)クロメート皮膜中の六価クロムの分析において、0.1μg/㎠は膜厚、密度を0.2μm、5g/㎤に仮定 した代表的なクロメート被膜中の六価クロム量に換算すると1000μg/g(1000ppm)に相当する。 以下の場合は別途料金が加算されます。 1)蛍光X線スクリーニング分析においてRoHS物質以外の定性分析も可能です。 (固体、液体試料の分析が可能です。) 2)燃焼-イオンクロマトグラフ分析においてBr以外のハロゲン元素の分析も可能です。 3)熱分解ガスクロマト質量分析において他のフタル酸エステル類(DIDP:フタル酸イソデシル, DINP:フタル酸ジイソノニルDNOP:フタル酸ジノルマルオクチル)の分析も可能です。 日本 米国US 欧州EU 平成14年厚生労働省 告示第267号(2202年) 油脂、脂肪性食品を含有 する食品に接触する器具 及び包装容器 平成22年度構成労働省 告示第336号(2010年) 指定おもちゃの規格(食品 添加物等の規格) CPSC Improvement Act(2011) おもちゃ・育児用品 Directive 2005/84/EC(2005) おもちゃ・育児用品 (玩具指令) Directive 2011/65/EU(2011) AnnexⅡ(2015/863) 電気電子機器 (改正RoHS指令) DEHP ● ● ● ● ● BBP ● ● ● ● DBP ● ● ● ● DIBP ● DINP ● ● ● DIDP ● ● ● DNOP ● ● ● 各国のフタル酸エステル類の規制 RoHS物質の分析方法 IEC62321分析規格 分析元素 検出限界 分析方法 スクリーニング分析 Part3-1 Pb,Cd,Hg, Cr,Br 50ppm XRF スクリーニング分析 Part3-2 T‐Br 50ppm 燃焼 イオンクロマトグラフ法 詳細分析(定量分析) Part4 Hg 10ppm ICP‐OES、ICP‐MS 詳細分析(定量分析) Part5 Pb,Cd,T‐Cr 10ppm ICP‐OES、ICP‐MS 詳細分析(定量分析) Part6 PBB、PBDE 100ppm GC‐MS クロメート皮膜中の六価クロム Part7-1 Cr 6+ 0.01μg/㎠ 沸騰水抽出‐吸光光度法 樹脂、電子部品中の六価クロム Part7-2 Cr 6+ 50ppm アルカリ融解‐吸光光度法 フタル酸エステル類の分析 Part8 DEHP,DBP, DIBP,BBP 10ppm Py‐GC‐MS、GC‐MS

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IEC62321-Part8

フタル酸エステルの分析

IEC62321‐Part8はスクリーニング分析ステップと定量分析ステップの2段階でフタル 酸エステルを判定する試験規格です。 弊社ではご要望に応じて熱分解GC‐MS法によるスクリーニング分析、溶媒抽出GC‐M S法による4規制物質(DEHP:フタル酸ビス2エチルへキシル、DBP:フタル酸ジブチル、 BBP:フタル酸ブチルベンジル、DIBP:フタル酸ジイソブチル)の分析を行います。

溶媒抽出GC‐MS法

熱分解(Py)GC‐MS法

試料量:0.5mg 試料量:100~500mg

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RoHS物質の分析方法とフタル酸エステル類の規制

注)クロメート皮膜中の六価クロムの分析において、0.1μg/㎠は膜厚、密度を0.2μm、5g/㎤に仮定 した代表的なクロメート被膜中の六価クロム量に換算すると1000μg/g(1000ppm)に相当する。 以下の場合は別途料金が加算されます。 1)蛍光X線スクリーニング分析においてRoHS物質以外の定性分析も可能です。 (固体、液体試料の分析が可能です。) 2)燃焼-イオンクロマトグラフ分析においてBr以外のハロゲン元素の分析も可能です。 3)熱分解ガスクロマトグラフ質量分析において他のフタル酸エステル類 (DIDP:フタル酸イソデシル,DINP:フタル酸ジイソノニルDNOP:フタル酸ジノルマルオクチル) の分析も可能です。 日本 米国US 欧州EU 平成14年厚生労働省 告示第267号(2202年) 油脂、脂肪性食品を含有 する食品に接触する器具 及び包装容器 平成22年度構成労働省 告示第336号(2010年) 指定おもちゃの規格(食品 添加物等の規格) CPSC Improvement Act(2011) おもちゃ・育児用品 Directive 2005/84/EC(2005) おもちゃ・育児用品 (玩具指令) Directive 2011/65/EU(2011) AnnexⅡ(2015/863) 電気電子機器 (改正RoHS指令) DEHP ● ● ● ● ● BBP ● ● ● ● DBP ● ● ● ● DIBP ● DINP ● ● ● DIDP ● ● ● DNOP ● ● ● 各国のフタル酸エステル類の規制 RoHS物質の分析方法 IEC62321分析規格 分析元素 検出限界 分析方法 スクリーニング分析 Part3-1 Pb,Cd,Hg, Cr,Br 50ppm XRF スクリーニング分析 Part3-2 T-Br 50ppm 燃焼 イオンクロマトグラフ法 詳細分析(定量分析) Part4 Hg 10ppm ICP-OES、ICP-MS 詳細分析(定量分析) Part5 Pb,Cd,T-C r 10ppm ICP-OES、ICP-MS 詳細分析(定量分析) Part6 PBB、PBDE 100ppm GC-MS クロメート皮膜中の六価クロム Part7-1 Cr 6+ 0.01μg/㎠ 沸騰水抽出-吸光光度法 樹脂、電子部品中の六価クロム Part7-2 Cr 6+ 50ppm アルカリ融解-吸光光度法 フタル酸エステル類の分析 Part8 DEHP,DBP, DIBP,BBP 10ppm Py-GC-MS、GC-MS

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RoHS物質の分析

【RoHSとは】

電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限(Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment)に関するEU(ヨーロッパ連合指令(Directive 2002/95/EC of the European Parliament and of the Council of 27 January 2003)のことであり、 2006年7月1日から施行されています。

■RoHSとは

■特定有害物質の使用制限とは

鉛(Pb)、カドミウム(Cd)、水銀(Hg)、六価クロム(Cr6+)、特定臭素系難燃剤(PBB:ポリ臭素化ビ フェニル、PBDE:ポリ臭素化ジフェニルエーテル)の6物質が特定有害物質に規定され、含有量 の規制がなされています。

■電機メーカーのRoHS規制、自主取組は

P社の取組例を以下に示します。対象部材を限定して、以下のような管理値を定めています。対 象部材以外の部材の管理値は上表のRoHS指令の含有基準値と同値です。

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物質 対象部材 管理値 特定臭素系難燃剤 (PBB,PBDE) 樹脂、ゴム等 0.01wt%(100ppm) カドミウム(Cd) 樹脂、ゴム、塗料等 鉛フリーはんだ以外の金属 0.002wt%(20ppm) 0.0075wt%(75ppm) 鉛(Pb) 樹脂、ゴム、塗料等 鉛フリーはんだ以外の金属 0.01wt%(100ppm) 0.05wt%(500ppm) 六価クロム(Cr6+) クロメート処理部材 100ppm *表面処理被膜中の六価クロム管理値(μg/g:ppm)はCrⅥ量/CrⅥ量+Zn量で換算します。

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スクリーニング分析

単にPb,Hg,Cd,Cr,Brの含有(100ppm以上)の有無を調べる場合は蛍光X 線分析をお勧めします(IEC62321に準拠)。ただし、この分析結果報告書は不 含有保証の証明にはなりません。あくまでも予備分析、スクリーニングとしての利 用をお勧めします。 このスクリーニング分析の蛍光X線分析ではご要望に応じて他の元素の含有の 有無も確認できます。例えば各メーカーで自主的に規制しているハロゲン元素(Cl、 I等)やSnなどと共に、樹脂などに添加されている無機物Ti、Ca、Zn等の含有量を 半定量分析することができます。品質管理を目的とした分析にもおすすめすること ができます。 また、この方法ではCrやBrの含有の有無を分析することはできますが、Cr6+ 含有の有無やPBB,PBDE化合物としての含有の有無を分析することはできま せん。あくまでも元素分析方法です。

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RoHS物質の分析

【スクリーニング分析とは】

分析例

標準試料 :日本分析化学会プラスチック認証標準物質(チップ状) ①有害金属成分化学分析用JSAC0601-3(低濃度用) ②有害金属成分化学分析用JSAC0601-3(高濃度用) JSAC0601-3 JSAC0602-3 認証値 分析値 認証値 分析値 Pb

12.1

14

112

120

Cd

5

4

50.4

45

Cr

11.3

14

112.6

130

Hg

1.3

12.1

18

蛍光X線分析による標準物質の半定量分析(スクリーニング分析)

単位

:μg/g

-:5μg/g以下

(7)

1. 対象製品の範囲(カテゴリ)が追加されました 改訂前RoHS指令の10カテゴリー(家庭用電気製品等)に加え、2014年7月から「医 療用機器」、「監視及び制御機器」が既に適用が開始されています。2016年7月から 「体外診断機器」が、2017年7月より「産業用監視、制御機器」の適用が開始されます。 2. 規制対象物質(含有禁止物質) 今回の改訂では、新規で追加された物質はありませんが、優先的に禁止を検討す べき物質として4物質(フタル酸エステル類3種:•DEHP•BBP•DBP) ・臭素系化学 物質(HBCDD)が挙げられています。2017年~2019年頃から規制の対象に加わ るのではないかと言われています。 3.CEマーク(製品安全マーク)の貼付が義務化 EU市場に上市する背品にはCEマーク(製品安全マーク)の貼付が義務化されま す。CEマークを貼り付けるには商品がすべてのEU加盟国の基準(機械指令、EMC 指令、RoHS指令など)を満たさねばなりません。改訂RoHSでは従来、対象者が製 造者だけでしたが、改訂RoHSでは事業者、製造者、代理人、輸入者、販売代理人 まで広がっています。RoHS物質の適合は製造者の責任で自己宣言を行いますが、 証明するための技術文書(RoHS物質の不含有を証明する文書)を上市後、10年間 保存しなければなりません。

フタル酸エステル類の規制が強化されます

フタル酸エステル類は可塑剤として塩化ビニル化合物に多く含まれ、一般に広く用 いられています。近年、人体への内分泌攪乱作用が認められ、世界的に使用が厳 しく制限されています。従来、EU玩具指令等で一定製品用途に限って使用規制が なされていましたが、最近の動きとして2013年12月から米国カリフォルニア州法 令プロポジション65にDINP(フタル酸ジイソノニル)が従来の規制物質のDEHxP (フタル酸ジ‐2‐エチルㇸキシル)、DBP(フタル酸ジ‐n‐ブチル)、BBP(フタル酸ブチ ルベンジル)、DIDP(フタル酸ジイソデシル)に加え新たに規制の対象になりました。 REACH規制においても高懸念物質(SVHC)の中にDEHxP、DBP、BBP、DIN P、DIDPに加えDNOP(フタル酸ジ‐n‐オクチル)が制限物質として対象になってい ます。自社製品中のフタル酸エステル類の含有の有無確認、代替材料の検討が必 要になってくるのではないでしょうか。

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RoHS物質の分析

【改訂RoHS/フタル酸エステル類の規制】

RoHS指令が改訂されます。

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■RoHS物質以外でメーカー各社が自主規制している環境負荷物質は

1.特定有機スズ化合物 ジブチルススズ及びオクチルスズ化合物(塩ビ樹脂中の安定剤等)などを使用禁止 (1000ppm以下)に規制しているメーカーがあります。

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2.ハロゲン成分 部材中のハロゲン成分(Cl+Br)の含有が1500ppm以下であることを規制している メーカーもあります。

RoHS物質の分析

【製品中の環境負荷物質とは】

部材及び製品中のRoHS物質の分析方法は

IEC62321(Electrotechnical

products-Determination of levels of six regulated substances

(lead,mercury,cadmium,hexavalent chromiumu,polybrominated

biphenyls,polybrominated diphenyl ethers):

電気・電子機器-6種類の規制物質(鉛、カドミウム、6価クロム、ポリ臭化ビフェニル、 ポリ臭化ジフェニルエーテル)の濃度定量)に規定されています。一般的には Pb,Cd,Cr,Hg,Brのスクリーニング分析として、蛍光X線分析が広く用いられていますが、 不含有保証のための分析にはIEC623321に規定の分析方法を用いることが半ば義務 付けられています。

■RoHS物質の分析法は

3.その他の物質 日本の化審法(1特)、安衛法(製造禁止物質)、毒劇法(特定毒物)、EUの玩具指 令などに定める物質のポリ塩化ビフェニル(PCB)、アスベスト類、短鎖型塩化パラ フィン(C10-13)、特定アミンを形成するアゾ染料、顔料、ポリ塩化ナフタレン(塩素数 が3以上の物質)、オゾン破壊物質(HCFCを除く)、ホルムアルデヒド、パーフルオロ オクタンスルホン酸およびその塩、特定ベンゾトリアゾール、ジメチルフマレートなどを 意図的使用禁止物質として規制しているメーカーもあります。

■不含有証明のための分析報告書の発行は

RoHS物質のサンプリング方法、分析方法についてはIEC62321の規格に沿って分 析を行うことを要求されます。また、ISO17025認証機関やグローバル対応の理由で、 一部のメーカーでは分析機関(分析会社)を指定することがあります。しかし、IEC62 321を準拠した方法で分析を行える機関であれば、基本的に分析を受託することが できます。

参照

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