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(2) 富士北麓都市計画都市計画区域の整備 開発及び保全の方針 ( 平成 23 年 3 月 ) 山梨県では 既に人口減少 超高齢社会が到来しており 都市経営コストの最適化 自動車を自由に使えない高齢者等の移動手段の確保 公共公益施設や大規模集客施設の適正立地 地球環境問題への対応など様々な課題が都市

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2. 都市づくりにかかる上位・関連計画

(1) 第二期チャレンジ山梨行動計画(山梨県、平成 23 年 10 月) ① 計画策定の趣旨 今後、少子高齢化や地球環境問題の深刻化、社会・経済のグローバル化等の時代の潮 流に的確に対応する中で、これまでの取り組みによる「やまなし発展の芽」を育み、さ らに大きな成果へと結実させて、明るく元気な未来づくりに引き続き挑戦していく必要 があります。 そこで、山梨県を未来に向かって大きく飛躍させていく施策・事業をスピーディーに 実行するため、「第二期チャレンジ山梨行動計画」を策定しました。 ② 計画の性格と役割 この計画は、時代の潮流を踏まえた上で、これからの県づくりに向けた基本的な考え 方や将来の姿を示す、県政運営の基本指針です。 また、これから着実に推進しなければならない取り組みを、選択と集中の視点から総 合的・体系的に整理する、未来づくりの計画でもあります。 さらに、県民、国、市町村、ボランティア、NPOなど、多様な主体との協働・連携 を進めるための共通目標を示す役割を併せ持っています。 ③ 計画の基本理念 ④ 7つの基本目標:7つのチャレンジ 「暮らしやすさ日本一の県づくり」 「暮らしやすさ」の再認識 ・震災に伴う価値観の変化 ・「暮らしやすさ」の追求 本県の強みを活かし、弱みを克服する ・本県の強みを活かし・高める ・本県の弱みを克服・打開する 誰もが健康に安心して暮らせるやまなしを実現 1.「元気産業創出」チャレンジ 2. 「環境先進地域」チャレンジ 3 「ウェルカム、おもてなし」チャレンジ 4. 「交いの国」チャレンジ 5 「生涯あんしん地域」チャレンジ 6. 「未来を拓く人づくり」チャレンジ 7. 「改革続行」チャレンジ 世界へやまなしブランドを積極セールス。 元気なやまなしを実現 自然力を活かし、日本一環境にやさしい県 やまなしを実現 観光で世界に開かれた「日本のスイス」 やまなしを実現 リニアと交通網の整備で、どこからも便利な やまなしを実現 一人ひとりが充実した教育を受けられる やまなしを実現 健全財政と県民主体行政のやまなしを実現

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15 (2) 富士北麓都市計画 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(平成 23 年 3 月) 山梨県では、既に人口減少・超高齢社会が到来しており、都市経営コストの最適化、自 動車を自由に使えない高齢者等の移動手段の確保、公共公益施設や大規模集客施設の適正 立地、地球環境問題への対応など様々な課題が都市づくりに求められている。このため、 山梨県の都市づくりの基本理念を『都市機能集約型都市構造の実現』とし、拡散型の都市 構造からの転換を図る。 ① 都市づくりの基本理念 富士山・富士五湖等の観光資源、自然、歴史、文化などの地域特性を守り、 活かした一大観光・リゾート都市 ② 将来の都市構造、主要な都市機能の配置 本都市計画区域の将来都市構造、主要な都市機能の配置は以下のとおり。 拠点等 拠点とは、県民生活の核となる場所であり、都市機能集約型都市構造を実現するため には、持続性のある拠点の形成が求められる。そのため、一定の条件を満たす場所を拠 点と位置づけ、都市づくりを推進することとした。 〔広域拠点(富士吉田市中心市街地)〕 中枢業務機能、高次の医療、多様なニーズに対応した教育、文化、商業等の都市機能 の集約を図り、既存都市機能の更新時には引き続き富士吉田市中心市街地での立地を促 す。また、国際化、情報化の進展、ニーズの多様化といった近年の社会情勢の変化にも 積極的に対応しながら、世界文化遺産登録を目指す富士山とそれに関連した資産との調 和に配慮し、富士・東部広域圏域を牽引する広域拠点にふさわしい都市空間の質的向上 を図る。 〔既存都市機能立地地区(河口湖駅周辺)〕 当該地区は観光産業を中心に発展してきた市街地で一定の交通アクセスを有している ものの、近年都市機能が郊外に拡散的に拡がりつつある。これらの都市機能の拡散を抑 制しながら、今後もその都市機能の維持更新を図る。また、現在は拠点以外に立地して いる都市機能を適切な機会に拠点へ集約していくことも検討するものとする。 〔地区拠点〕 身近な生活に密着した活動を支える場として地区拠点を位置づける。なお、具体的な 位置づけについては市町村が行うこととする。 テーマパークゾーン 本都市計画区域には、長い間地域の産業を支えてきた特殊な大規模集客施設が存在し

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16 ていますが、現状では既存不適格となっています。しかし、当該施設が県内唯一のテー マパークであること、良好な交通利便性が確保されていることに鑑みると、土地利用制 度を見直し、その特殊な用途に限定して引き続きその立地を維持していくことも考えら れます。 以上から、河口湖インターチェンジ及び富士急ハイランド駅周辺を「テーマパークゾ ーン」と位置づけ、必要に応じて関係市町がその土地利用制度を検討するものとします。 軸 〔本都市計画区域外の拠点及び県外への軸〕 中央自動車道富士吉田線、東富士五湖道路、甲府富士北麓連絡道路及び国道(137 号、 138 号、139 号)並びに富士急行線を、本都市計画区域外の拠点及び県外への軸として 位置づけ、交流、連携、支援の強化を図る。 〔本都市計画区域内の拠点を結ぶ軸〕 国道(137 号、139 号)並びに富士急行線を、本都市計画区域内の拠点を結ぶ軸とし て位置づけ、交流、連携、支援の強化を図る。 土地利用 〔市街地〕 市街地は都市的土地利用を図るべき地域であり、拠点等及び拠点等以外の市街地、住 宅系市街地、工業系市街地などに応じて土地利用の規制誘導や都市基盤の整備等により、 都市機能、居住機能、産業業務機能等の適切な配置と密度構成を実現する。 〔農業・共生地域〕 市街地周辺の開発圧力の高い地域を含んでいることに留意し、農業振興地域整備計画 等と協調しながら良好な農地や営農環境等の保全に配慮しつつ、都市的土地利用との調 和のとれた適切な土地利用を図る。 〔森林・共生地域〕 比較的市街地から離れており、法規制や土地所有者の状況により適切な環境保全が図 られている地域は、地域森林計画、自然公園の公園計画等に沿って保全していく。 一部に開発に対する規制が緩い地域を含んでいることに留意し、地域森林計画等と協 調しながら環境や景観の保全に配慮しつつ、都市的土地利用との調和のとれた適切な土 地利用を図る。

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17 将来都市構造

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18 (3) 第 5 次富士吉田市総合計画(平成 20 年 3 月) ① 将来の都市像 富士の自然と文化を活かしともに築く 自立と創造のまち 富士吉田 ② 計画の視点 ③ 土地利用方針 都市地域 〔用途地域内の土地利用〕 ・安全性、快適性、利便性等に十分配慮した市街地の開発、交通体系の整備、上下水 道その他の都市施設の整備を計画的に推進する。 ・当該地域内における自然環境の保全など、空間的なゆとりを持たせる中で魅力ある 都市環境の形成を図る。 〔中心市街地〕 ・市郊外への人口流出を抑制し、人口の定着や増加を図るため、土地の高度利用を目 指した整備を推進する。 〔用途地域以外の地域〕 ・自然環境及び農林地の保全に留意し、調和のとれた土地利用を推進する。 農業地域 〔農業振興地域内の農用地〕 ・農業生産の基盤として確保されるべき土地であることから、基盤整備をさらに推進する。 ・地産地消を担う中心地として位置づけ、農業構造基盤重点地区として他用途への転 用を原則行わないなど、農地の維持・保全に努める。 〔農業振興地域以外の農地等〕 ・計画的で調和のとれた土地利用を推進し、できるだけ多くの資源・資産として保全 するよう努める。 森林地域 ・林業の振興策と併せ、必要な森林の確保を図る中で、森林の有する諸機能が最高度 に発揮されるよう、その整備を推進する。 ・森林を他用途に転用する場合には、その諸機能の安定に留意しつつ災害の発生や環 境の悪化等の支障をきたさないように十分配慮する。 自然公園地域 ・美しい景観を保全するとともに、自然との共生を推進する。 ここに暮らす人が満足できるまち ここを訪れる人が満足できるまち 市民とともに創りあげるまち ・地域の誇りを認識し、地域に対する愛情を育み、 活かすまちづくりの推進 ・富士山や吉田口登山道等の資産の活用 ・本市の魅力を広く情報発信し、来訪者を招き入れる まちづくりの推進 ・魅力的で個性豊かなまちづくりの推進 ・市民の市政への積極的な参画による、協働のまちづ くりの推進

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19 土地利用構想(ゾーン区分)とその利用の方針 土地利用構想図(エリア区分) 自然共存ゾーン ・産業の創出と自然環境との融合 ・市街地との緩衝地帯として環境負荷が少なく 空間的なゆとりや景観的なうるおいを備えた 質の高い住環境の保全・創出 ・自然環境と調和した土地利用の推進 自然保全ゾーン ・自然環境の保全や復元のため の整備の推進 ・市民、山林所有者、恩賜林組 合、行政などの協働 市街地整備ゾーン ・商工業・良好な住環境・周辺の自然 との調和 ・市街地内における自然の確保 ・魅力ある都市環境の形成 ・住宅地や商業・業務空間などがバラ ンスよく配置された土地利用の推進 ・国際的な商業・観光・文化・交流・ 情報機能をあわせもつ複合的な都市 機能の形成 ・防災機能の充実 N

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20 ④ 施策の体系 安心で健やかな暮らし環境の確保 ・思いやりのある福祉と安心して任せられる保健医療の実現に努め、市民生活の基本で ある健康で安心ある暮らし環境を確保する。 恵み豊かな自然の享受と継承 ・環境と資源の有限性を認識し循環型社会の形成を推進するとともに、恵み豊かな自然 を持続可能な形で享受しつつ、将来にわたって継承していく。 安全で快適な暮らし環境の構築 ・自然との共存や災害対応力の向上を図り、また、まちの構造自体を見直し、市民の誰 もが安全で快適に暮らしていける都市環境を確保する。 活力ある地域経済社会の構築 ・豊かな生活と雇用の安定を確保できるよう、経済振興施策を進め、活力ある地域経済 社会を構築する。 市民文化の形成 ・ゆとりや英気を養い、健康の増進をも図るため、生涯学習活動、文化活動、スポーツ・ レクリエーション活動等の活動環境を充実するとともに、本市固有の歴史、伝統、文 化を後世に継承していく。 豊かな人間性の育成 ・美しいものや自然に感動する心、時代を超えて変わらない価値のあるものを尊重する 心など、豊かな心の醸成や基礎学力の定着、情報化社会への適用など、学校教育の中 で確かな人格形成を創出する。 世界に開かれたまちの形成 ・地域の特性を活かし、世界が訪れ、世界と交流し、世界に開かれた都市を目指す。 市民と行政の役割分担 ・行政情報の発信による透明性の確保や市民の積極的な参画協働による魅力的な都市を 目指す。

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