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CANapeバージョン履歴

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バージョン履歴

CANape

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目 次 1 はじめに ... 4 2 CANape バージョン 15.0 ... 5 2.1 CANape バージョン 15.0 SP1 ... 5 2.2 CANape バージョン 15.0 SP2 ... 6 2.3 CANape バージョン 15.0 SP3 ... 8 3 CANape バージョン 14.0 ... 10 3.1 CANape バージョン 14.0 SP1 ... 10 3.2 CANape バージョン 14.0 SP2 ... 11 3.3 CANape バージョン 14.0 SP3 ... 14 3.4 CANape バージョン 14.0 SP4 ... 16 4 CANape バージョン 13.0 ... 19 4.1 CANape バージョン 13.0 SP1 ... 19 4.2 CANape バージョン 13.0 SP2 ... 20 4.3 CANape バージョン 13.0 SP3 ... 21 4.4 CANape バージョン 13.0 SP4 ... 22 4.5 CANape バージョン 13.0 SP5 ... 23 5 CANape バージョン 12.0 ... 25 5.1 CANape バージョン 12.0 SP1 ... 25 5.2 CANape バージョン 12.0 SP2 ... 26 5.3 CANape バージョン 12.0 SP3 ... 28 5.4 CANape バージョン 12.0 SP4 ... 29 5.5 CANape バージョン 12.0 SP5 ... 30 5.6 CANape バージョン 12.0 SP6 ... 31 5.7 CANape バージョン 12.0 SP7 ... 32 6 CANape バージョン 11.0 ... 33 6.1 CANape バージョン 11.0 SP1 ... 33 6.2 CANape バージョン 11.0 SP2 ... 34 6.3 CANape バージョン 11.0 SP3 ... 36 6.4 CANape バージョン 11.0 SP4 ... 37 6.5 CANape バージョン 11.0 SP5 ... 38 6.6 CANape バージョン 11.0 SP6 ... 40 6.7 CANape バージョン 11.0 SP7 ... 41 7 CANape バージョン 10.0 ... 42 7.1 CANape バージョン 10.0 SP1 ... 42 7.2 CANape バージョン 10.0 SP2 ... 44 7.3 CANape バージョン 10.0 SP3 ... 47 7.4 CANape バージョン 10.0 SP4 ... 49 7.5 CANape バージョン 10.0 SP5 ... 49 7.6 CANape バージョン 10.0 SP6 ... 50 7.7 CANape バージョン 10.0 SP7 ... 51

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V1.0 07/2017

この資料のいかなる部分も、方法や電子的または機械的手段にかかわらず、発行者からの書面による許可なく、いかなるかたちでも複 製することはできません。技術的情報、図面など、すべて著作権保護法の対象です。

発行元:ベクター・ジャパン株式会社 www.vector-japan.co.jp

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1 はじめに

1987 年の CAN バスの導入は、自動車でのエレクトロニクスの活用に新しい可能性をもたらしました。そして数年の内に、エレクトロニク スは駆動装置の効率、性能、耐久性を左右し、車両のアクティブ/パッシブセーフティーを支え、利便性のある機能を提供するようになった のです。 ベクターは、1991 年にはすでにロバート・ボッシュ社の測定データ用バイナリーファイル形式、MDF 形式(Measurement Data Format)を開発していました。MDF は瞬く間に自動車業界のデファクトスタンダードとなり、2009 年にはついに改訂版の 4.0 が正式な ASAM 標準規格として公開されました。

ベクターは、ECU 内部値を記述する A2AP2 記述ファイル(A2L ファイル)の仕様に幅広いノウハウを盛り込みました。CCP (CAN Calibration Protocol)の仕様が策定された 1990 年代半ばには、最初の測定/キャリブレーションツールを開発しました。これにより、 ECU キャリブレーションエンジニアは 1996 年 11 月を境に、CANape (CAN application environment)を使用してコントローラーの 挙動を多彩な車両モデルに適合できるようになり、CANape でパラメーターの設定のみ変更すれば、プログラムのコードの変更は不要に なりました。

CANape には、20 年以上にわたり何千もの新機能やユーザーの要望が組み込まれてきました。CANape は、全世界のあらゆる自動車 メーカーと ECU サプライヤーによって使用され、極めて大容量のデータ測定、数千のパラメーターのキャリブレーション、モデルベース開 発への統合、ADAS ECU やバイパス実行用のトータルなソリューションなど、ECU キャリブレーションのあらゆる応用分野をカバーして います。 また、ベクターは ECU キャリブレーションの大幅なスピードアップとその作業の複雑さを軽減するため、数多くの拡張機能、測定/キャリ ブレーションシステムの VX1000 をはじめとする製品、クライアント/サーバーソリューション、クラウド・サービスの統合などを併用し、高 機能でかつ実績あるソリューションを提供しています。 本資料は、CANape のバージョンおよびサービスパックをまとめたものです。 下記Web サイトでは、1996 年にリリースされて以来の CANape の歴史を詳しくご紹介しています。 www.vector-japan.co.jp/vj_canape_20y_jp.html

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2 CANape バージョン 15.0

操作性と表示 > ツールの機能セット別に編成された、直観的なメニューリボンを持つ現代的なインターフェイスにより、CANape のスピーディーな操 作が可能 測定データ収集 > ADAS 開発においてデータレートの高い(1GB/秒以上)レーダー生データに対応するためのスケーラブルかつ分散型のレコーダー ソリューション > 代数式によるオンラインの測定シグナルの演算処理 キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio) > パラメーターセットと値に関する共同作業をチーム内で簡単に実施 > インテルHEX およびモトローラ S の後処理 関数およびスクリプト > 関数およびSimulink DLL をグラフィカル UI で管理しリンク ドライバーアシスタンス > 魚眼レンズ/広角レンズのサポートを含む、カメラの自動キャリブレーション

> 新しい「Occupancy Grid」オブジェクトのオーバーレイにより、ビデオおよび GPS Window でセンサーデータを視覚化 測定ファイルの操作 > HDF5 に基づく MATLAB 測定データ形式である MAT 7.3 の読込みとエクスポート

2.1 CANape バージョン 15.0 SP1

バージョン15.0.11 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > CNA ファイルパスが絶対パスでプロジェクトファイルに保存される問題を修正 > コンフィギュレーションの部分的な削除または挿入に関わる安定性の問題を修正 > ソフトウェアベースのライセンスに関する仕様を修正 > ページを誤って閉じるのを避けるため、表示ページのタブからクローズアイコンを削除 > 日本語への対応 測定データ収集 > CCP/XCP:通信障害時に測定が自動的にリスタートされる問題を修正 バージョン15.0.10 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > キーボードショートカットの<+>でシンボルエクスプローラーをオープン/クローズできる機能を再実装 > 複数の修正により、プログラム全体の安定性が向上 > CANape をアンインストールしてもネットワーク記述ファイルを読み込むためのベクターコンポーネントは 削除されず、他のベクター製ツールで引き続いて使用可能 > A2L の構文解析時に、特定の基準に一致するファイルパスを適切に処理 > CANape プロジェクトディレクトリー外のマップファイルの更新を正しく認識するよう修正

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測定データ収集 > 新しいプロジェクト/コンフィギュレーションのレコーダーの初期ファイル名にマクロを組み込むことにより、固有の測定ファイル名の生 成を実現 > 測定バッファーのバスロギングデータをMDF ファイルに保存することが可能 > 部分的なコンフィギュレーションに属する測定オブジェクトが別のコンフィギュレーションに属するレコーダーに割り当てられている場合、 プロジェクトを保存して再読込みした後もそのレコーダーのリンクを維持 > Ethernet/CAN インターフェイス VN5610 をハードウェア時間同期として利用することが可能 キャリブレーション > PAR 形式のパラメーターファイルからの曲線およびマップ軸値の読込みを修正 > vFlash 3.1 から生成されたコンフィギュレーションをパラメーターセットのフラッシュでサポート > [キャリブレーション]、[パラメーター]、[保存]の順に選択することにより、測定ファイルからパラメーターセットを作成するコマンドにアク セスが可能に バイパス > シンボルエクスプローラーにアルゴリズムを表示 関数およびスクリプト > スクリプト言語が代数式に対する修飾子「invalid」をサポート > CASL 関数「GetDatabaseName()」の戻り値により、完全修飾されたパスではなく、データベースのファイル名のみを取得可能 > アルゴリズムデザイナー:関数の複数のインスタンスをサポート データ解析 > 「environment」修飾子の有無を問わず、データ解析関数でグローバル変数を使用可能

測定データの視覚化と手動解析

> サンプリングレートの変動が大きいシグナルのグラフィカル表示を改良

> 変換規則を用いた整数シグナルを、[Always optimal display]オプションを使用して表示する場合の有効桁数を拡大

2.2 CANape バージョン 15.0 SP2

バージョン15.0.20 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > デバイスのオンライン時に異なるデータベース名がデバイスから報告されると、書込Window 内の情報に加えて、ステータスバーに メッセージを表示 > CANape オフラインライセンスを再び正しく検出 > モニターの可視領域外に開いていたWindow やダイアログを可視領域に移動し、よりわかりやすく表示 > 同梱のvFlash コンポーネントをバージョン 3.1 SP2 に更新 > グラフィックWindow で共通 Y 軸の説明をその軸に表示 > シグナルカーブの選択と測定カーソルの設定を、左マウスボタンを使用して実行可能 通信プロトコル

> DAQ ごとに別々の CAN ID を持つ CCP ECU に対応

> 新しいデバイスVN5640 をサポート

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測定データ収集 > ハイパフォーマンスモード時のトリガーによる測定とMDF 分割機能をサポート > 生データデバイスを常にインストール > XCP デバイスがハイパフォーマンスモードの場合のブロック測定モードを改良 > 同じデータベースを使用して複数のFlexRay バスシステムのバスモニターを行うことが可能 データベース > XCP 1.3 の ASAP2 データベース記述(AML)のサポートを改良 キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio) > パラメーターの単位比較が向上しました。パラメーターセットに含まれておらず、単位が存在しないパラメーターも正しく処理されます > パラメーター値が変更されると、CDM Studio での比較結果の再計算が正しくトリガーされます。また、パラメーター値を数値詳細 Window で変更した場合も正しく処理されます > データセット管理内でのメモリー使用を最適化 > HTML レポートの[Options]ダイアログでのマウスのインタラクションの処理が向上 > ASCII 型のパラメーターを変更する際のサポートが改良されました。A2L が読み込まれていない場合でも、長さの変更が可能です

> HEX および A2L ファイルからのデータセットの作成が改良されました。新しいデータセットは CANape プロジェクトの正しいデバイ スに割り当てられます > パラメーターセットの保存が改良されました。値が元の値にリセットされた場合でも、パラメーターセットは正しく保存されます 自動化 > MC3 MATLAB インターフェイス:関数 CANapeWriteCalibrationObject による非スカラーオブジェクトのキャリブレーションを修 正 キャリブレーション > キャリブレーションメモリー同期のためのアドレス拡張をサポート > ポインターベースのキャリブレーション手法に対応するデータセット管理が可能 診断 > スクリプト関数DiagSetCommParameter によるパラメーターへのアクセスを修正 マルチメディア > ビデオとMDF ファイルのセクション単位の保存を時間同期 バイパス > VN8900 が負の I/O 値をサポート > プロジェクトのクローズ時に、VN8900 のプロジェクト一時ファイルを削除 関数およびスクリプト > 測定コンフィギュレーション内のアルゴリズムの処理が向上 > 関数とモデルの間の循環依存関係をチェック データ解析 > ファイルのシグナルに対する関数だけでなく、割り当てられている測定シグナルに対する関数もデータ解析に使用可能 ドライバーアシスタンス > 三角形のオブジェクトを水平線と共に表示可能 測定データの視覚化と手動解析 > ファイルのシグナルが収集された測定グリッドをシグナルの[Acquisition]カラムに表示

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測定ファイルの操作 > 同じシグナルで変換規則の名前やコメントが異なっていても、MDF ファイルのマージが可能 > 測定データをMATLAB にエクスポートする際の進捗インジケーターに、エクスポート全体の進捗状況を表示 > Excel ファイル(* .xls および* .xlsx)の測定シグナルを、インポートせずに直接表示し、評価することが可能 > ベクターシェル拡張を用いたWindows エクスプローラーでの MDF および BLF ファイルの属性の表示と プレビューを改良 > シンボルエクスプローラーで、MDF4 ファイルへの添付ファイルの追加と削除が可能

2.3 CANape バージョン 15.0 SP3

バージョン15.0.30 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > カスタマイズ用ダイアログによりカスタムリボンメニューの作成が可能 > 表示Window が複数のページに表示されている場合、1 つのページで表示 Window を削除しても、他のページ上のシグナルは引 き続いて表示されるよう修正 > デバイス作成中のデバイスネームのチェック性能が向上 > コンフィギュレーションの一部を読込み時のWindow 構成の読込みに対応 > ECU からのデータベースの自動読込みが向上 > グローバル変数の実際の値がパネルに常に表示されるように改善 > 仮想MDF シグナルと関数引数の自動リンク > 読取り専用モードのデバイスのデータベースを、メモリーを最適化して読込み > ページの表示タブの色が再び彩度100%で表示されるように改善 > 日本語版の<ALT> キーによるキーボードショートカットへの対応 > リンカーマップファイルを使用したアドレス自動更新後のメモリー消費量を削減 通信プロトコル > CAN FD ネットワーク上でのメッセージ送信が向上 > 診断デバイス用のSeed&Key 機能が向上

> ARXML v4.1.1 形式のファイルにも FlexRay Spy モードを使用可能

> CAN での AUTOSAR PDU をサポート

> CAN モニターが FIBEX 記述フィルをサポート

> VX1135 FlexRay に完全対応

> FlexRay での AUTOSAR PDU をサポート

> CCP デバイス:WRITE_DAQ コマンドはパラメーターとして 1、2、4 バイトのみを送信するよう修正

> XCPonFLX プロトコル v1.2 のサポートを改良

> VN7640 に対応

> CCP/XCP:SortByAddress の場合、DAQ_SIGNAL_SORT_MODE を調整

> 1 つの ARXML ファイルを、CAN デバイスと FlexRay デバイスのデータベースファイルとして同時に使用可能 測定データ収集

> 構造に応じてアドレス拡張を考慮

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> ロガー設定:符号付きシグナルの負のキーの項目が、正しい形式でテキストテーブルに記載されるように改善 > XCPonRamscope:非スカラーオブジェクトの測定のサポートを改良 > MDF 3.x を使用している場合、Motorola シグナルが測定ファイルに再び保存されるようになりました。ブロックモードは使用されなく なります > トリガーイベントがステータスバーに再び表示されるように改善 > ETH ネットワークインターフェイス VN5640 をサポート データベース > リンカーマップリーダーが64 ビット ELF ファイルの読取りをサポート キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio) > シンボルエクスプローラーで新しいデータセット(HEX ファイル)を作成すると、その新しいデータセットは常に正しい A2L ノードの下 に追加されるよう改善 > リボンバーで新しいデータセットを作成する際、そのデータセットの新しい名前を入力できるように改善 > CVX/CSV 形式のパラメーターファイルのサポートが改良されました。Excel を使用して編集したファイルもインポートできます

> CANape から CDM Studio を起動した場合に表示されるデータベース選択ダイアログで、A2L の選択が改良されました。選択した デバイスのA2L があらかじめ選択されています 自動化 > COM インターフェイスの改善:測定開始時にシグナルが表示 Window から削除される事象を改善 > COM インターフェイスの改善:曲線の軸点が誤検出される事象を改善 > COM インターフェイスの改善:バスシグナルの値を最初の出現時に決定 > バイナリーファイルへのパラメーターセットのマージが向上 > COM インターフェイスを 64 ビットアプリケーションで使用可能 > COM/API インターフェイスの修正:エラー発生後の測定再開が機能するように改善 > COM インターフェイスからの CAN FD チャンネルの割当てと使用が可能に > COM インターフェイスが 10 を超えるデバイスをサポート キャリブレーション > レコードレイアウトのステップサイズパラメーターが再び正しく使用されるように改善 > グローバル変数の軸点の値を変更する際に、そのデータ型の上限を適用するよう改善 バイパス

> Vector Tool Platform (VTP) に基づく、バイパスでの Extended Real Time (ERT) のサポート 関数およびスクリプト > チェーン内のアルゴリズムごとに実行プラットフォームの切り替えが可能 > スクリプトと関数を使用して可変長のMDF シグナルの生データバイトにアクセス可能 > アルゴリズムがチェーンとして連結されている場合、変換規則が考慮されるよう改善 > 仮想MDF シグナルのシグナル値を CASL の変数参照を使用してウォークスルー可能 > スクリプトを使用して測定ファイルの仮想シグナルを新しい測定ファイルに格納する際、シグナルの演算を開始できるように改善 データ解析 > テータ解析テンプレートファイルからメソッドをインポートすると、そのメソッドの設定もインポート > 読み込んだMDF ファイルを入れ替えると、ロガーイメージの時間同期を調整

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ドライバーアシスタンス > カメラキャリブレーションツール:ライブデータではなく、事前に取り込んだイメージに基づいてビデオをキャリブレーション可能 測定データの視覚化と手動解析 > 仮想MDF シグナルしか表示されていない場合でも、グラフィック Window のイベント比較モードを使用可能 > PDF エクスポートの改良:PDF で使用されるフォントが、CANape で使用されるフォントと常に同期 > J1939 BLF ロギングデータのメッセージ ID がトレース Window に再び正しく表示されるように改善 > グラフィックWindow とマルチメディア Window の間の同期性向上 > [シグナルを保存] 機能が、測定モードが含まれた Lab ファイルにも対応するように改善 測定ファイルの操作 > 複数の測定ファイルからのシグナルを1 つの測定ファイルに保存する際、それらのシグナルの開始時間が同じ場合は、その開始時 間保持 > MATLAB HDF5 形式への測定シグナルのエクスポートでは、線形変換規則とステータステキストテーブルが組み込まれたシグナル をサポート > データ長が0 バイトのサンプルが含まれていても、シグナルデータが可変長の MDF4 形式の測定ファイルをインポート可能 > 測定ファイルから新しいファイルにシグナルを保存する場合、測定ファイルのコメントを保持

3 CANape バージョン 14.0

操作性と表示 > GPS Window を導入 通信プロトコル > 時間同期(XCP 1.3 のサブセット) データベース > ASAP2 V1.7 形式のサポート 測定ファイルのオフライン解析 > オフライントレース解析 > ETH-SOME/IP:シグナル指向のオフライン解析 > XCPonETH:シグナル指向のオフライン解析 ハードウェアサポート > サードパーティーの測定ハードウェア統合をサポート > ETH モニタリング:VN5610 の 10BASE-T をサポート > VX0312/VX0344 をサポート MATLAB/Simulink のサポートを拡張 > アルゴリズムデザイナーの追加

3.1 CANape バージョン 14.0 SP1

バージョン14.0.10 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > グラフィックWindow に表示される時間範囲の長さを、ツールボックスの入力ボックスから設定可能に

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通信プロトコル > Ethernet 経由の XCP on FlexRay がチャンネル B に対応 > CSM モジュールの統合の簡素化 測定データ収集 > 測定した配列データをMDF4 ファイルに保存する際、1 つの未ソートファイルに含まれるチャンネルグループが 256 を超えると発生 する問題を修正 > CAN シグナルのすべてのデータ型に対しバイト順を考慮 測定ファイルのオフライン解析 > スクリプトを使用して複数の表示ページを1 つの PDF ドキュメントに出力する際、環境(グローバルカーソル、グローバル変数など) をページごとにオプションで変更可能 > MATLAB エクスポートコンバーターが 1 つのチャンネルグループに数値シグナルと文字シグナルが含まれる測定ファイルをサポート > PDF をエクスポートする際、十分なスペースが確保されていれば、表示 Window の凡例に含まれるシグナル名が完全な形で表示 されるよう改善 データベース

> リンカーマップファイルELF/DWARF 4(GNU コンパイラー):packed struct 型の宣言の改善 キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio) > データセット管理ダイアログ:データセットを構造化するためのグループ編集機能が向上 自動化 > COM API の利用によってデバイス名の競合により生じるデバイス設定の破損を防止 キャリブレーション > パラメーターセットファイルを読み込む際、ファイル内のパラメーター型の記述が、選択されているデバイスの現在のデータベース記述 に一致するかをチェックします。一致しない場合はそれがレポートされ、そのパラメーター値は読み込まれません > ポインターを使用するコンセプトのキャリブレーションでは、書込み可能な測定シグナルを、書込み可能なパラメーターに設定すること はできません マルチメディア > 測定ファイルが4GB を超える場合も、ビデオ用のマルチメディア同期シグナルを保存できるようになりました バイパス > VN89:XCP シグナル用のビットマスクのサポート データ解析 > データ解析実行時のメモリー管理が向上したため、より多くの計算値に対応できます > 一部またはすべての入力シグナルが存在しなくても、仮想測定ファイルチャンネルを計算できるようになりました

3.2 CANape バージョン 14.0 SP2

バージョン14.0.20 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > ステータステキストテーブルを持つシグナルの場合、対応するY 軸上の値にそのステータステキストのラベルを表示 > ECU の EPK および ID をマクロ経由で使用可能 > レポートページの自動スケーリングが、表示エレメントも考慮 > 表示Window 内でのシグナルインデックスの出力を印刷時に無効化可能

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> Keyman ライセンスドングル使用時の安定性が向上 > デュアルモニター使用時のWindow の位置を適切に保持 > 測定設定時のシグナル選択で、65,535 を超えるシグナルを組み合わせて選択可能 > システムのコンテキストでのソフトウェア展開をサポート 通信プロトコル > CAN FD ISO バリアントの使用に対応し、使用時にはそれを表示 > ETAS ES593-D デバイスに対応 > シリアルインターフェイスを介したXCP のボーレート設定を拡張 > 診断サービス(CDD デバイス)を使用した PAR ファイルの書込みを最適化 > データベースのIF データに基づく、独立したページ切替え(XCP)の判定が向上 > ログファイルの解析中、トレースWindow にバスエラーメッセージも表示 > 診断インターフェイスVN8810 をサポート > XCP on Ethernet での VLAN をサポート > CANape での CSM ハードウェアの設定が可能 > 複数のXCP on SxI デバイスに対応 測定データ収集 > 測定シグナルの上限が200,000 個に倍増 > XCPplus 形式の ASAP2 データベースで XCP イベントに関する設定をサポート > CAN ゲートウェイ機能を持つ CSM HSS モジュールに対応 > sync パルスが検出されない場合のハードウェア時間同期を改良 > 改良点:ビデオストリームと測定シグナルを一緒に保存する際に、システムの高負荷によりサイクルまたは ビデオフレームが脱落する現象を解消 > 高いデータレートを使用するGPS レシーバーに対応 > トリガーによる測定中にレコーダーで保存したパラメーターセットを、測定ファイル内の現在のタイムスタンプで参照 > 測定コンフィギュレーションで、既存のシグナルの測定モードをそれらのデフォルトの測定モードに設定可能 > VN8900 デバイスの I/O インターフェイスを使用した測定データ収集が向上 測定ファイルのオフライン解析 > 測定ファイルシグナルから仮想シグナルを計算する際に、入力シグナルの絶対時間を使用 > 測定ファイルをMATLAB にエクスポートするコンバーターは、設定される時間ラスターに文字列シグナルも追加

> システム変数、CAN FD および Ethernet メッセージが含まれた ASC 形式のバスロギングファイルを、トレース Window に表示可 能 > プロジェクトを変更する際、ロギングインポートコンバーターは新しいデータベースに割り当てられたバスデータベースのみを使用 > ロギングインポートコンバーターがPCAP 形式の Ethernet ログファイルに対応 > MDF ファイルのバスロギングファイルから表示されているシグナルを MDF ファイルに保存可能 > 浮動小数点数が含まれるロガーコンフィギュレーションを作成時に修正 > 変換規則の代数式をMDF4 測定ファイルに ASAM GES 構文で保存 > ベクターロギングインポートコンバーターは、FlexRay メッセージの PDU シグナルをオプションで追加して生成可能 > インポートしたイベントのタイムスタンプが単調増加していない場合、ベクターロギングコンバーターが警告を生成 > ロガーコンフィギュレーションの作成が、代数による変換規則に対応

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> 新しいGPS インポートコンバーターにより、NMEA または GPSLOG 形式の GPS データをテキストファイルから読込み可能

> 拡張子が*.dat の MDF ファイルを Diadem DAT 形式にエクスポート可能

> XCP on Ethernet データを評価する際のシグナルのスタートビットの計算を修正

> ロガーコンフィギュレーションを作成するためのビットシグナルのサポートを改良 データベース

> ELF リーダーで、アドレス更新中の変換テーブルの割り当てを修正

> A2L 情報の INDEX_DECR を AXIS_PTS でどう評価するかを定義する現行のオプションを、[Options]ダイアログで指定可能 キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio)

> CDM Studio の属性ベースのフィルターの拡張:テキストに基づいて値を探す機能

> 値の変更がクローズ時に破棄された場合でも、その値をデータセット管理で正しく管理

> CDM Studio のリストビューで、ドラッグ&ドロップ操作が正しくリセットされるようにマウスの動作を改善

> CDM Studio:数値詳細ビューの値を色分けする新しい設定では、定義した色をセル全体ではなくテキストのみに使用可能

> CDM Studio:数値詳細 Window の内挿機能が、[Ignore read-only]オプションも考慮

> CDM Studio の[Change dimenson]の機能の拡張:A2L ファイルなしで読み込まれたパラメーターセットファイルでも、次元の変 更が可能 自動化 > COM インターフェイスからの測定シグナルリストのチャンネルの設定を改良 キャリブレーション > フラッシュカーネルのコンフィギュレーションからのメモリーマッピングを考慮 > CCP/XCP を介したフラッシュ後の切断コマンドの実行が設定可能に > キャリブレーションWindow およびマップ/曲線 Window のパラメーター保存機能の拡張:選択したパラメーターのみをパラメータ ーセットファイルに保存することも可能 > 軸表示に関する設定をマップ/曲線Window に正しく保存 > マップ/曲線Window のグラフィック表示から 3D ビューを削除可能 > キャッシュ設定時のデータセット管理が向上 VX プラグイン > 実行可能なソフトウェアのないECU に対するフラッシュシーケンスのサポートを改良 > ECU パラメーター構造の自動更新が向上 マルチメディア > 1 つの MDF ファイルで複数のトリガーポイントをサポート > 仮想ファイルチャンネルの入力に、マルチメディアシグナルを使用可能 関数およびスクリプト > コンパイル時に名前を使用せずに測定ファイルまたはデバイスのすべてのシグナルにアクセスできる、新しいスクリプト関数を追加 データ解析 > データ解析がグローバル変数を正しく評価

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3.3 CANape バージョン 14.0 SP3

バージョン14.0.30 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > コンフィギュレーション内にスティミュレーションオブジェクトを保存 > [Project Selection]ダイアログ内の最近開いたプロジェクトファイルのリストが、ディレクトリーの大文字/小文字の変更を考慮 > テキストフィールドおよび画像の表示が向上 > グラフィックWindow で測定されているキャリブレーションオブジェクトを、共通軸に関連付けられているシグナルとして維持 通信プロトコル > FlexRay スロットに競合がある場合、CANape が警告を通知 > CAN および CAN FD ネットワークの同時使用が向上 > バス負荷が高い場合のFlexRay Ethernet ルーターの安定性が向上 > デバイスVN1630log のサポートを追加 > IDAIO デバイスに対する時間同期が向上 > XCP on Ethernet:VN5610 のローカルポートを設定可能 > XCP on user DLL:デバイス作成時の設定を改良 > データベース情報をECU から判断する際のキャッシュ同期が向上 > GPS 値の時間ベースの割り当てが向上しました。これにはイベントモードを周期的なモードに切り替える必要があります > XCP on FlexRay:帯域幅の計算が向上 > XCP on SXI:ECU からコードセグメントをアップロードする際の安定性が向上

> CANopen ドライバーを[Setup]の選択可能な機能[Extras/CANopen]として統合バージョン 3.36 は複数の CAN チャンネルの 割り当てをサポート 測定データ収集 > システムモニタリング用のデバイスの測定シグナルを測定リストに挿入することにより、そのシグナルを適切な測定モードで自動的に 収集 > 測定リスト内の代数式でパラメーター値を計算し、同時にキャリブレーションすることも可能 > 測定ファイル名に含まれるトリガーイベントマクロ、およびメニューからの手動トリガーには、ファイル名として有効な文字のみを使用 > ポーリングシグナルおよび複数ビットのビットフィールドが含まれるロガーコンフィギュレーションの作成を修正 > 非常に大きい配列の測定の上限を1,000,000 エレメントにまで拡大 データベース > 固定軸の軸パラメーターの記述にDouble 型の値を使用可能 > アドレス更新時に自動生成されるEnum 値の記号変換テーブルに、正しいフォーマット仕様を使用 > XCP 1.3 AML バージョンのチェックを修正 キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio) > データセット管理の修正:アクティブなデータセットに加えたCDM Studio での値の変更を正しく適用 > CDM Studio オートメーションインターフェイスの設定機能の拡張:「マージ」アクションに複数のソースパラメーターセットを指定する ことも可能 > CDM Studio オートメーションインターフェイスの戻り値の拡張:ターゲットとなるパラメーターセットが書込み保護されている場合、あ るいはパラメーターセットが無効な場合はそれをレポート

> CDM Studio のオプション[Display of measurement values]の標準化:このオプションは CANape でも設定できるようになりま した。現在のデバイスの選択についてこれが再照合され、必要に応じて変更されます

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> データセット管理の向上:ディレクトリーを新しい空のディレクトリーに変更し、インベントリーデータをコピーするかどうかを決定可能 > CDM Studio のオートメーションインターフェイスの改良:ソースファイルが破損または欠落している場合のアプリケーションの堅牢性 を強化 > CSV 形式のパラメーターセットを読み込む/書き込むためのコンポーネントの拡張:記号変換テーブルから得られた値の処理と、 Excel で保存されたファイルを読み込むための読込みルーチンを改良 > CDF20 形式:軸点の値の数が変更された場合でも、それらの値をパラメーターファイルに正しく書込み

> 有効桁数が10 桁ちょうどで、値が 10e9 よりも大きい FLOAT データ型のパラメーターを、PAR ファイルに正しく書込み 自動化

> MATLAB で COM API メソッド IApplication2.Open2()を使用する際に発生していた問題を修正

> パラメーターが見つからない場合、ASAP3 コマンド SET_PARAMETER は正しいエラーコードを返します キャリブレーション > FIBEX ファイルを使用したデバイスでのデータセットの切替えが向上 > XCP on Ethernet を介したスティミュレーションの安定性が向上 > ポインターベースのキャリブレーション手法で、書込み保護されたメモリーセグメントを常に同期 > AUTOSAR のポインターベースのキャリブレーション手法では、キャリブレーショングループを RAM からフラッシュに切り替えた場合 も、データの整合性を保証 VX プラグイン > Vxtools V3.0 のリリースを統合 マルチメディア > 画像ファイルシーケンスでのUNC パスの使用が可能 > ビデオキャプチャーの一時停止/リスタートをサポート バイパス > エラー処理が向上 > CAN ビットシグナルをサポート 関数およびスクリプト > CASL 関数 GetMeasurementString:関数引数と記号変換テーブルまたはステータステキストテーブルを使用して、現在の値に 対応するテキストを決定可能 > データベースを置き換えるための新しいスクリプト関数を追加 データ解析 > データ解析結果のデータ形式が、言語設定を考慮 ドライバーアシスタンス > オブジェクトオーバーレイのためのカメラの自動キャリブレーション機能が追加されました。魚眼レンズおよび広角レンズに対応します 測定データの視覚化と手動解析 > 仮想測定ファイルチャンネルを、入力シグナルと一緒に絶対時間のタイムラインで表示可能 > 代数式を使用する仮想シグナルが、ドットを含むシグナル名もサポート 測定ファイルの操作 > システムの問題が原因で完全には保存されなかったMDF3 ファイルを、チャンネル数が 255 を超える場合も含めて完全な形で自動 保存 > 測定ファイル用のMATLAB エクスポートコンバーターは、シグナル名に含まれるドットに基づいた階層構造をオプションで作成可能

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> 測定ファイル変換用のスタンドアローンのコマンドラインツール、CallConverter.exe には、64bit オペレーティングシステムで最大 4GB のメインメモリーが必要 > 測定データ用のASCII インポートコンバーターで、時間ラスターに対する浮動小数点数を再び設定可能 > 測定ファイルの部分保存(MdfSplit)が、可変長のシグナルが含まれた、サイクル数の多いファイルにも対応

3.4 CANape バージョン 14.0 SP4

バージョン14.0.40 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > PDF エクスポートの改良:PDF で使用されるフォントが、CANape で使用されるフォントと常に対応 > シグナル選択ダイアログでシグナルを選択する際、<Ctrl>+<A> によりすべてのシグナルを再び選択可能 > 測定関数が多数含まれる測定コンフィギュレーションの読込みが大幅に高速化 > パネルWindow の印刷時に、入力/出力コントロールの説明テキストも一緒に印刷 > 既存の表示ページをコピー/ペーストする際、Window のページ配置を正しく適用 > 同梱のvFlash コンポーネントをバージョン 3.1 SP2 に更新 通信プロトコル > 「Alternating FlowControl」使用時の診断デバイスと VN16xx ハードウェアの挙動が向上 > トランスポートレイヤー固有の設定を持つASAP2 データベースからの IF データの読込みが向上 > 1 つのフラッシュグループ全体を削除する際、そのグループに属さないフラッシュセクターは削除されません > CAN ネットワーク:2MBaud を再び選択可能

> デバイス設定[Independent XCP and ECU page access possible]は、キャリブレーションセグメントの IF_DATA XCP 設定にの み依存 > XCPonETH:測定中の ECU の再接続が向上 > ECU からのデータベースの自動読込みが向上 > sync パルスが失われた場合のハードウェア時間同期を改良 測定データ収集 > ブロック測定モードとバスロギングを同時に使用可能

> FlexRay:モニターが spy モードの場合、Null フレームを無視

> アドレスの差が31bit を超える測定コンフィギュレーションのトラブルシューティング > 部分的なコンフィギュレーションからの測定オプションを、メインコンフィギュレーションに正しく転送 > XCP 1.3:CSM ゲートウェイに対する PTP サポートを改良 > 部分的なコンフィギュレーションに属する測定オブジェクトが別のコンフィギュレーションに属するレコーダーに割り当てられている場合、 プロジェクトを保存して再読込みした後もそのレコーダーのリンクを維持 > 大きいオブジェクトが含まれた、サポートされないDAQ コンフィギュレーションを検出 > 動的なXCP イベントに対する固定 CAN ID をサポート > MC3 MATLAB インターフェイス:関数 CANapeWriteCalibrationObject による非スカラーオブジェクトのキャリブレーションを修 正 > Ethernet/CAN インターフェイス VN5610 をハードウェア時間同期として利用することが可能 > 同じデータベースを使用して複数のFlexRay バスシステムのバスモニターを行うことが可能 > Ethernet/CAN インターフェイス VN5610A をサポート > ETH ネットワークインターフェイス VN5640 をサポート

(17)

> XCPonFLX:周期的でない測定モードをサポート > ODT 数が限られている静的 DAQ リストの設定を改良 データベース > CANdbc:シグナルのオフセットの物理的な最小値および最大値の読込みが向上 > ASAP2 キーワード CALIBRATION_ACCESS の解釈により、キャリブレーションパラメーターへの書込みアクセスを制御 > 深いネストの配列を持つ、大容量のELF ファイルのサポートを改良 > ASAP2 ファイルをスタンドアローンエディターで保存する際、XCPplus のインターフェイスデータを復元 > ASAP2 ファイルに含まれる文字列内のエスケープシーケンスを、ASAP2 規格に従ってサポート > CASL 関数 ReplaceDatabase を改良 キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio) > PAR 形式のパラメーターセットファイルの読込み:フォーマット記述行が不完全なファイルも、エラーなく読込み可能 > パラメーターセット読込み時のファイル拡張子の処理が改良されました。大文字のファイル拡張子が検出され、正しく評価される場合 もあります > DCM 形式のパラメーターセットファイルの読込みの改良:多次元値ブロックを正しくサポート

> A2L ファイルからの情報の処理が向上し、CDM Studio 詳細 Window での表示が高速化

> CSV 形式のパラメーターセットファイルの読込みの改良:デリミターのみで構成されている行を、仕様に従って空の行として解釈 自動化 > COM/API:ETH SOME/IP モニター用の測定オブジェクトの挿入が向上 > ASAP3:クライアントアプリケーションへの接続エラーの転送を修正 > CANapeAPI:マップの読込みが向上 > MC3 MATLAB インターフェイス:関数 CANapeWriteCalibrationObject による非スカラーオブジェクトのキャリブレーションを修 正 > MATLAB API を介したマップ軸値の読込みが向上

> CANape API のパラメーターRecorderID が、64bit のデータ形式にも対応

> TCP 経由の COM インターフェイスが改良されました。スクリプトの実行が可能になっています > COM インターフェイスが改良されました。バスシグナルの値を最初の出現時に判定できます MATLAB/Simulink のサポートを拡張 > DLL ポート名の自動リンクが向上 キャリブレーション > コンフィギュレーションの保存時にパラメーターが削除されないよう、マップ/曲線Window を改善 > 他のA2L ファイルを参照しているデータセットをアクティブ化する際の挙動が向上 > グローバル変数の軸情報の処理を修正値の範囲の記述の保存と読込みを正しく実行 > InCircuit2:キャッシュ同期ダイアログのデフォルトのオプションを「Download」に設定 > キャリブレーションメモリー同期のためのアドレス拡張を完全にサポート > パラメーターセットの読込み機能の改良:デバイスのA2L と次元が一致しないパラメーターを無視 > バイナリーファイルへのパラメーターセットのマージが向上 診断 > スクリプト関数DiagSetCommParameter によるパラメーターへのアクセスを修正

(18)

マルチメディア > フレーム番号を持つマルチメディアシグナルをカットし、新しいシグナルとして保存可能 > ビデオの形式ごとに異なるカラーコンバーターを使用 バイパス > CAN 経由でビットシグナルを送信するための処理が向上 > 複数のVN89 デバイスを、それらの USB 接続の位置に依存せずにサポート 関数およびスクリプト > スクリプトに基づいた評価のためのSignalValueIterator の挙動の改良:連続する測定で開始時および終了時の値が読み込まれ るのは1 回のみ > スクリプトおよび関数の「invalid」修飾子により、代数式を使用して計算されたシグナルのステータスを判定可能 > スクリプトコマンドCall ()では、パスが指定されていない場合、プロジェクトのサブディレクトリーからスクリプトを呼び出すことが可能 データ解析 > ロガーなどからの画像が含まれるデータ解析結果を、マルチメディアWindow に同期して表示可能 ドライバーアシスタンス > 開始/終了点が同じGFX ラインをピクセルとして描画 > カメラキャリブレーションツール:複数の改良を実施 測定データの視覚化と手動解析 > 包絡曲線がアクティブ化されている場合も、計算されたシグナルを適切に表示

> 「Display from measurement file」モードでは、測定の絶対時間も表示可能

> 値が1 つしかない測定ファイルのシグナルについても、マルチメディア Window および GPS Window で GFX オブジェクトを表示 可能 > 現在の測定カーソルと差異カーソル位置の間で、複数の仮想ファイルシグナルの計算が可能 > 仮想ファイルシグナルは、グローバルカーソルの現在の位置に限定して計算することも可能 > テキストWindow は、測定ファイルのグローバル時間のオフセットの変更を考慮 > 法的な問題により、Google マップを削除 > 仮想測定ファイルチャンネル:代数式の計算が改良されました。引用符に囲まれているデバイス名も正しく評価されます > シグナルのデータビットが少ない場合に自動的に決定される小数点以下の桁数が拡張 > MDF ファイルのシグナル計算後の最小値/最大値は、非同期計算が完了した場合にのみファイルに保存 > 測定カーソルと差異カーソルの間の計算は、差異カーソルがアクティブな場合にのみ実行 測定ファイルの操作 > Excel ファイルに測定データをエクスポートすると、その時点で値がないシグナルには空のセルが作成されます。そのため、値が欠落 していても、シグナルをExcel のグラフで表示できます > インポートコンバーターは、ASC 形式のバスロギングファイルから取得した FlexRay メッセージのシグナルをサポート

(19)

4 CANape バージョン 13.0

操作性と表示 > 印刷およびレポートを刷新 > 接続されている電子制御ユニットのないロガーコンフィギュレーション > メニュー階層の簡素化と最適化 通信プロトコル

> ベクターのVN5610 により SOME/IP および車載 Ethernet (BroadR-Reach®)をサポート データ解析 > グラフィックWindow に統計カラムを表示 > ベクターのGL ロガーデータからの画像シーケンスを時間同期して表示 > グラフィックWindow にデータ解析の結果を表示 > ASCII 形式の測定データをインポートする際の柔軟性が向上 ハードウェアサポート

> CAN および FlexRay での ETAS ES595 のサポート

> サードパーティーの測定機器の統合を簡素化

4.1 CANape バージョン 13.0 SP1

バージョン13.0.11 では、次の変更が有効になりました。 測定ファイルのオフライン解析 > 印刷ダイアログを開く際の問題を修正 キャリブレーション > フラッシュ:フラッシュ戦略をプロジェクト設定に保存 バージョン13.0.10 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > 新しい部分的なコンフィギュレーションを、コンフィギュレーションファイル用に設定されたディレクトリーに作成 > CANape は一時停止モードを認識し、その場合は測定を停止

> Data Mining、Printing & Reporting などの新しいデモを追加 通信プロトコル > SEED_AND_KEY_ON_DEMAND のデフォルトに加えた変更を取り消し、再び NO に設定 > CAN:PDU のビットオフセットを考慮 測定ファイルのオフライン解析 > CANalyzer/CANoe の MDF3 ファイルで、シグナル名に含まれるソース情報をサポート > 測定ファイルを入れ替えると、テキストボックス[display elements]の内容が自動更新 > プロジェクトまたはコンフィギュレーションでは、複数のテキストベースの測定ファイルを、異なる形式で、すなわちASCII インポートコ ンバーターの設定を変えて開くことが可能 データベース > マップまたは曲線への値ブロックの変換時に、適切な軸を生成

(20)

キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio)

> ユーザー定義のフィルターの設定時に、A2L 記述に整合性がない場合のサポートが改良されました。同じ名前の関数が複数ある A2L 記述の処理が可能です

> CDM Studio でリスト内の値を直接変更する場合の挙動が、詳細ビューの[Numeric display]と同じになりました。変更するごとに 値の範囲が考慮されます 自動化 > バスメッセージとECU 変数で同一のシグナル名の使用が可能 > デバイス作成時の実行時間が向上 キャリブレーション > AUTOSAR のキャリブレーション手法が、キャリブレーションデータグループのバイト配列を考慮 > AUTOSAR のキャリブレーション手法:パラメーターを調整できるよう、通信シーケンスを改善 > スクリプトベースのリプログラミングの際、フラッシュグループをスクリプト内で定義可能 > 記号変換の式を参照するパラメーターの表示に対するサポートが改良されました。データ型がUnsigned Integer のパラメーターも 正しくサポートされます > 記号変換の式を参照するパラメーターを測定中に変更する際のサポートが改良されました。キャリブレーションWindow の選択リス トを離れた後も、CANape で定義されているホットキーが適切に管理されます > フラッシュデータ作成のための新しいモード 診断 > PDX データベースで定義されている測定シグナルのバイト順を考慮 > FlexRay:B チャンネル経由の通信をサポート マルチメディア > ユーザーインターフェイスまたはマルチメディアWindow にビデオファイルをドラッグ&ドロップすることにより、マルチメディア Window での表示が可能

4.2 CANape バージョン 13.0 SP2

バージョン13.0.20 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > 測定関数の編集時に、部分的なコンフィギュレーションに対するその関数の割り当てを保持 > ライセンスがないためアプリケーションがオフラインモードで動作する旨のメッセージを抑制可能 > 期限付きのトライアル版の要求を、デモモードのアプリケーションから直接ベクターに送信可能 > マクロDISPLAYED_FILEID は、マクロ DISPLAYED_FILENAME と同じインデックスを使用 > コマンドラインオプション-G によって解析モードが有効になり、オンラインのアクティビティーをすべてブロック > 安定性に関する複数の改良 測定ファイルのオフライン解析 > G.I.N.データロガーの GLX 形式の測定ファイルをインポート可能 キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio) > データセット管理のトラブルシューティングを拡張し、破損したファイルや存在しないファイルへの参照を処理 > キャリブレーションデータの評価の事前定義済みの項目を、XML 固有の文字が含まれている場合も含めて、プロジェクトファイルに 正しく書込み可能

(21)

> CDM Studio:HTML レポートの VRML 詳細ビューで、軸に単位が表示されるようになりました。これは 2D/3D Window での表 示に対応します > プロジェクト開始時のデータセット情報の処理が向上 > CDM Studio:EXCEL レポートの表示オプションを拡張し、パラメーターセットのカラムを一貫した書式で表示 > CDM Studio メインビュー:比較ステータスの再計算が常に行われるようにするなど、フォーカスのあるセルの処理を改善 自動化

> iLinkRT の場合のオプション ILINKRTEXTENTION に関する ASAP3 インターフェイスの設定を改良 MATLAB/Simulink のサポートを拡張 > モデルエクスプローラー内で検索を絞り込むためのフィルター > モデルエクスプローラー内での「From/Goto ブロックナビゲーション」のサポート。MIP 12.0.9 によるモデルファイルの生成が必要 です キャリブレーション > [Device Configuration]でメモリーセグメントを編集する際の挙動が向上 > フラッシュグループの設定で、書き込まれていないフラッシュセクターの削除が可能 > 配列Window で、作業点の表示をユーザーが操作できるようになりました。また、断面図のすべての切断線の表示も可能です。この 場合、現在の切断線がハイライトされます 関数およびスクリプト > map/curve 型のグローバル変数のインポートおよびエクスポートは、それらの軸の属性もサポート

4.3 CANape バージョン 13.0 SP3

バージョン13.0.30 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > Windows7 64 ビットでの「昭文社スーパーマップル X/G」マップのサポート 通信プロトコル > CAN FD パケットの送信時に、正しいパケットサイズが保証されます 測定ファイルのオフライン解析 > バスデータを記録した測定ファイルをインポートする際、最大で256 個までのデータベースと論理バスチャンネルがサポートされます > グラフィックWindow のサブ Window をエクスポートおよび印刷できます > 新しいデフォルトのページ用テンプレートの利用により、それぞれのWindow を測定ファイルへのコメント付きで印刷できます > XCP ログファイルの測定データを評価する際、XCP の測定開始が複数存在するファイルがサポートされます > 測定データのインポート用コンバーターでテンプレートの操作性が向上しました > 表示ページ上に表示されている測定ファイルの情報を、{DISPLAYED_FILEID}および{DISPLAYED_FILENAME}マクロを使用し て出力できます > 表示Window 内で無効化されているシグナルを、画面表示または印刷物の凡例から消すことができます キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio) > CDM Studio の数値詳細ビューで、アクティブなパラメーターセットの値表示が向上しました。また、異なるパラメーターバリアントを 比較するフィルターでは、正確な値が表示されます > [LAB ファイルからフィルターを作成]機能のファイル選択ダイアログで、ファイルを複数選択しやすくなりました。選択するファイル名と ディレクトリー名の文字数の合計は、最長で約66,000 文字が許容されます

(22)

自動化 > オートメーションインターフェイスの最大測定データレートが向上しました MATLAB/Simulink のサポートを拡張 > モデルエクスプローラー内で検索を絞り込むためのフィルター > モデルエクスプローラー内での「From/Goto ブロックナビゲーション」のサポート。MIP 12.0.9 によるモデルファイルの生成が必要 です

4.4 CANape バージョン 13.0 SP4

バージョン13.0.40 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > 非常に大きいパネルを操作する際の安定性が向上 > 無効化された表示エレメントを印刷ビューおよび印刷物から消去 > 測定後、トレースWindow がアクティブであっても、グローバルカーソルの位置を正しく再アクティブ化 > 統計カラム[MinValue]および[MaxValue]は、0 よりも大きいまたは小さい値範囲も許容 > MSI ベースのサイレントインストールが向上 > マップ/曲線Window の数値ビューで、軸の単位の表示をメニュー項目から有効化/無効化可能 通信プロトコル > XCP UNLOCK コマンドの長さを修正 > FlexRay ネットワークに対する spy モードを改良 > データロガーのコンフィギュレーションに、バイト順に関する情報も包含 > FlexRay 通信による Ethernet 設定の保存が向上

> FlexRay ネットワークに対する「Init access」機能を無効化可能

> デバイスVN75xx および VN89xx の IO チャンネルをサポート > オフラインのロガーコンフィギュレーションの作成のため、プロトコルパラメーターXCP_RESOURCE_PROTECTION_STATUS をサ ポート > Ethernet 経由の XCP on FlexRay がチャンネル B にも対応 測定データ収集 > 長期間に及ぶ完全なバスメッセージのトリガー測定を、より安定してサポート 測定ファイルのオフライン解析 > テキストファイルでは、ASCII エクスポートコンバーターは測定値が少なくとも 1 つ含まれる列のみを生成 > シグナル値にアクセスするためのマクロが、文字列シグナルにも対応 > ワードラップコマンドのCR または CR/LF を使用することにより、MDF ファイルのコメントフィールドを、そのワードラップに関わらず 検出可能 > 測定ファイルのエクスポートコンバーターは、最大16KB のバイト配列のシグナルをサポート > J1939 メッセージが含まれる BLF バスロギングファイルのインポートは、追加の CAN メッセージが含まれるファイルでも可能 > 測定ファイルにタイムスタンプの減少などのフォーマットエラーが含まれていても、その測定ファイルのコメントを編集可能 > MATLAB エクスポートコンバーターは、1 つのチャンネルグループに数値シグナルと文字シグナルが含まれる測定ファイルをサポー ト > Excel への測定データのエクスポートでは、新しい値が出現するまでセルの値を反復してエクスポート > レポートをPDF ファイルで出力する際、シグナル名を省略せずに表示

(23)

データベース

> データベースエディター:バスシグナルに使用されるフィルターを改良

> UTF8 文字が含まれており、対応する BOM マーカーでマーキングされている A2L ファイルが正しく読み込まれます。適切な文字 セットがサポートされているシステム上では、その情報がCANape で正しく表示されます

> ELF 形式用のリンカーマップリーダーでは、オプションでスコープ区切り文字の「::」を指定された文字に置換え可能 キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio)

> パラメーター値を、CANape の対応するパラメーターセットファイルに、CDM Studio のオプションで設定された精度で書込み

> CDM Studio:CDM Studio が CANape 内で使用されているときも、ユーザー定義されたフィルターへの変更を正しく保存

> データセット管理ダイアログ:データセットを構造化するためのグループ編集機能が向上しました

> データセット管理での無効なファイル名の処理が改良されました。たとえば、ファイル名が長すぎるとそれが検出され、レポートされま す

自動化

> TCP 経由の COM の接続性が向上

> COM API を介して UPLOAD コマンドを発行し、エラーが発生した場合の挙動を改良 キャリブレーション

> XCP 1.2:XCP on UDP トランスポートレイヤーによる IF データのオーバーライドが向上

> キャリブレーション手法に応じたMAP ファイルからのパラメーターグループの作成が向上

> ドライバー型がHexEdit のデバイスを作成する際、[Expand memory range automatically]の設定が正しく処理されます。アド レス範囲に関しては、それに対応するHEX ファイルは修正されなくなりました > CANape はパラメーターセットファイルを読み込む際、ファイル内のパラメーター型の記述が、選択されているデバイスの現在のデー タベース記述に一致するかをチェックします。一致しない場合はそれがレポートされ、そのパラメーター値は読み込まれません 関数およびスクリプト > 関数「CopyArray」は配列へのベクトルのコピーに対応 データ解析 > 複数のMDF ファイルが使用されている場合に、データ解析結果とビデオ画像を時間同期して表示 > データ解析実行時のメモリー管理が向上したため、より多くの計算値に対応できます

4.5 CANape バージョン 13.0 SP5

バージョン13.0.50 では、次の変更が有効になりました。 操作性と表示 > 測定中にコメントを追加するためのダイアログが開くのは、スクリプトでダイアログを開く場合も含めて1 回のみ > 出力形式にPDF を使用する場合の印刷機能が向上 > ライセンス用ハードウェアにKeyman を使用する際の起動時の挙動が向上 通信プロトコル > XCPonSXI:複数のインターフェイスの並行使用をサポート > XCPonSXI:データ送信の高速化。ボーレートのユーザー定義が可能です > XCP 経由でのフラッシング時に必要なオプションのコマンドがチェックされ、不足しているコマンドをレポート

(24)

測定データ収集 > 測定中のキャリブレーション操作を記録するためのキャリブレーションシグナルを、トリガー付きの測定ファイルに保存 > ECU シグナルとビデオの同時測定時にシステムの CPU 負荷が上昇し、データが失われる問題を解決 > 256 を超えるチャンネルグループが含まれている場合でも、システムのクラッシュ後に MDF3 測定ファイルが自動的に復元されます。 手動での復元は不要になりました > CAN シグナルデータ型に対する 48bit のモトローラシグナルの解釈を修正 > ロガーコンフィギュレーションの作成において、モトローラシグナルをポーリングする際のスタートビットの計算を修正 > 浮動小数点数が含まれるロガーコンフィギュレーションを作成時に修正 > ロガーコンフィギュレーションを作成するためのビットシグナルのサポートを改良 > ロガーコンフィギュレーションの作成において、モトローラのバイト順を使用する、ビットマスクが設定されたシグナルのシグナル評価を 修正 データベース > オブジェクトが修正によってフィルター基準に一致しなくなった場合の、データベースフィルターの問題を修正 キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio) > 値の変更がクローズ時に破棄された場合でも、その値をデータセット管理で正しく処理 > CDM Studio のリストビューで、ドラッグ&ドロップ操作が正しくリセットされるようにマウスの動作を改善 マルチメディア > ファイルサイズが4GB を超える場合でも、マルチメディアシグナルを MDF4 測定ファイルに保存可能 バイパス > VN89 ターゲット:XCP シグナルに対するビットマスクのサポート > VN89 ターゲット:バイパスごとに独立した STIM バッファー 関数およびスクリプト > 測定関数の入力にバスメッセージ構造のコンポーネントを使用可能 > 他のプロジェクトからグローバル変数をインポート可能 > 代数式のシグナルを測定シグナルにデフォルトで接続 データ解析 > グローバル変数をデータ解析で正しく考慮 測定データの視覚化と手動解析 > シグナルの状態テキストをグラフィックWindow の軸のラベルとして表示 > 仮想ファイルチャンネルに使用する代数式で、FILE1 以外の識別子の参照も可能 測定ファイルの操作 > 測定ファイルエクスポートコンバーターは、オプションでラベルリストのシグナルソース情報を使用し、シグナルをフィルタリングすること が可能 > 新しいプロジェクトを読み込むと、プロジェクトで選択されているバスデータベースの読込みを解除

(25)

5 CANape バージョン 12.0

操作性と表示 > CANoe のトレース Window を使用してバス通信を解析するための機能を大幅に拡張 > ドライバーアシスタンスシステムの開発時に、追加のオブジェクト(他の車両、警告標識、霧など)をGPS Window に書き込むことが 可能 > OpenStreetMap を GPS Window に表示 > テンプレートを使用してWindow を容易に再利用 通信プロトコル > CAN FD モニタリングと XCP on CAN FD のサポート 測定データ収集 > 専用のレコーダーにバスデータをBLF または MDF 形式で簡単に保存可能 > ミラーメモリーを調整する必要なく、CCP/XCP 接続を設定可能 > VX1131 測定およびキャリブレーション用ハードウェアを使用した CAN および FlexRay のモニタリング > ファイルサイズなどの原因で、測定中に測定データを分割する場合、関連するビデオファイルもこの分割に同期して分割 > 測定データを新しいASAM MDF 4.1 形式で圧縮 キャリブレーションデータ管理(パラメーターセットおよびCDM Studio) > キャリブレーションWindow から成熟レベル情報へアクセス可能 MATLAB/Simulink のサポートを拡張 > PC を使用する代わりに、モデル生成プロセスの DLL 用のランタイム環境のプラットフォームとして VN8900 も使用可能 キャリブレーション > パラメーターセットをリプログラミングするvFlash プロジェクトを直接使用

5.1 CANape バージョン 12.0 SP1

Service Pack 1(バージョン 12.0.10 にアップデート)では、次の変更が有効になりました 操作性と表示 > パネルでの数値の表示を設定ダイアログからプリセット可能 > データベースやデバイス設定を編集したり、部分的なコンフィギュレーションを有効化/無効化しても、最後の測定の測定データを表 示バッファーにそのまま保持 > パネルのタブコントロールを変数とリンクすることにより、可視化されているページを選択するなどの操作が可能 > ASAP2 ファイルに含まれるデータベース変数の注釈を、独立したデータカラムに表示できます。ツールチップには注釈の全文が表示 されます 通信プロトコル > ローカルのTCP/UDP ポートの設定が可能 測定データ収集 > 測定ファイルにコメントを保存する前に、コメントテンプレートを編集することも可能 > XCP 1.2:予想される ECU リソースの消費量を、測定設定により生成して表示 > XCP on TCP/IP:XCP 測定再開モードをサポート

参照

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