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(1)

平成20年度 実施報告書

(様式4) 1. 基本データ 【事業名称】 事業名(和文は40字以内。) (和文)アジア・アフリカ諸地域に関する研究者養成の国際連携体制構築

(英文)International Collaborative Training Program in Asian and African Studies

【申請大学】

大学名(和文) 東京外国語大学

(英文)

Tokyo University of Foreign Studies 大学長氏名 亀 山 郁 夫 【申請専攻等】(申請大学内の研究科、附置研、研究センター、国際交流担当課等) 大 学 名(和文) 東京外国語大学 (英文)

Tokyo University of Foreign Studies 専攻等名(和文)

国際学術戦略本部

(英文)

Office for International Academic Strategy (OFIAS)

【申請大学内のその他の専攻等】(該当がある場合のみ記述してください。専攻等が複数ある場合は、すべて記述してください。) 専攻等名(和文)

大学院地域文化研究科

(英文)

Graduate School of Area and Culture Studies 専攻等名(和文)

アジア・アフリカ言語文化研究所

(英文)

Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA)

【申請大学以外の協力機関】(該当がある場合のみ記述してください。機関が複数ある場合は、すべて記述してください。)

専攻等名(和文)

機関名 (和文)

(2)

平成20年度 実施報告書

(英文)

【海外パートナー機関】(機関が複数ある場合は、すべて記述してください。)

専攻等名(和文) 東洋・アフリカ研究学院

(英文) The School of Oriental and African Studies

専攻等名(和文) 文学部 (英文) Faculty of Arts 専攻等名(和文) (英文) 専攻等名(和文) 文学部 (英文) Faculty of Humanities 専攻等名(和文) 欧州連合研究所 (英文) European Institute 専攻等名(和文) 人文社会学部

(英文) The Faculty of Arts and Social Sciences 機関名 (和文) ロンドン大学

(英文) University of London

機関名 (和文) ライデン大学

(英文) Leiden University

機関名 (和文) フランス国立東洋言語文化学院

(英文) Institut National des Langues et Civilisations Orientales

機関名 (和文) インドネシア大学

(英文) University of Indonesia

機関名 (和文) イスタンブル・ビルギ大学

(英文) Istanbul Bilgi University

機関名 (和文) シンガポール国立大学

(英文) National University of Singapore

機関名 (和文) ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学

(3)

平成20年度 実施報告書

専攻等名(和文) 人文社会科学大学

(英文) University of Social Sciences and Humanities

専攻等名(和文) 教育・社会科学部

(英文) Faculty of Education and Social Sciences and Law

専攻等名(和文) 文学部

(英文) Faculty of Letters

専攻等名(和文) 宗教学部

(英文) Department of Religious Studies

専攻等名(和文) 文学部 (英文) Faculty of Arts 機関名 (和文) リーズ大学 (英文) University of Leeds 機関名 (和文) インドネシア国立ウダヤナ大学 (英文) Udayana University 機関名 (和文) マールブルグ大学 (英文) University of Marburg 機関名 (和文) 香港中文大学

(4)

平成20年度 実施報告書

2.事業実施期間を通じた事業の目標と、そのうちの平成20年度の事業目標達成状況 ○事業実施期間を通じた事業の目標 本事業は、アジア・アフリカ研究において高いレベルと長い歴史を誇る世界の研究機関とのコンソー シアムを活用した国際的な連携体制を構築し、アジア・アフリカの諸事情に通じつつ、欧州等における 学界で活躍しうる若手研究者の養成を図り、日本から発信されるアジア・アフリカ研究の世界的な認知 度を高めることを目的とする。本事業が設定する目標は、以下のとおりである。 1) アジア・アフリカ研究における世界的な連携研究指導体制の確立 文化的・社会的多様性を有するアジア・アフリカの研究にあっては、単一の機関において、すべての 地域、テーマをカバーすることは不可能であり、質の高い研究を生み出すためには、若手研究者が適 切な指導者の下で研鑽を積むことが不可欠である。このため、本事業では、研究分野・領域を共有す る海外の主導的な大学とともに締結したアジア・アフリカ研究教育コンソーシアム(Consortium for Asian and African Studies, CAAS)の加盟機関との連携教育体制を確立する。

2) アジア・アフリカ諸地域への若手研究者の派遣 アジア・アフリカの現実を踏まえた地域研究者を養成すべく、これら諸地域に若手研究者 4-5 名を派 遣し、現地での調査研究、資料収集並びに現地研究者との協力関係を構築する。 3) CAAS 加盟機関等、欧米における主導的な研究機関への若手研究者の派遣 より高度な分析能力を磨くため、アジア・アフリカ諸地域における十分な調査研究の経験を有し、研 究資料を蓄積した若手研究者を、CAAS を主体とする欧米等の研究機関に派遣し、理論面での訓練を施 す。 4) CAAS 機関等における研究成果の発信 研究成果の国際的な認知度の向上と、国際的な研究者コミュニティでのネットワーク形成のため、CAAS 機関等と共同で、若手研究者を主体とするワークショップ、シンポジウム等を企画・開催し、研究成 果の英語等での発表を通じて、研究成果を世界的に発信するとともに、アジア・アフリカ研究の中心 である CAAS 加盟機関等の若手研究者との切磋琢磨の機会を与える。 上記の 4 つの目標を達成することにより、自らの文化を意識したうえで、アジア・アフリカの諸文化 に通暁し、かつ欧州等における研究の視点をも相対化しうる研究者、謂わば「文化の三角測量」(川田順 造による表現)を行いうる、スケールの大きな研究者を育てるとともに、これらの研究者を世界的な研 究者コミュニティの中に位置付ける。 ○平成 20 年度の事業目標達成状況 1) アジア・アフリカ研究における世界的な連携研究指導体制の確立 ⅰ) 平成 20 年度においては、アジア・アフリカ研究教育コンソーシアム(CAAS)の加盟機関との連携 教育体制の確立に向けた相互の協議を前年度に引き続き行い、また、若手研究者を主体としたワークシ ョップ、シンポジウム等を企画のため、CAAS 機関等との協議を行うことを達成目標とした。このため、 次のとおり担当教職員を派遣し、連携機関担当者との連携指導体制について協議を行い、当初目標を達 成した。 ① フランス国立東洋言語文化学院(フランス)への派遣:担当教員 1 名を派遣 ② マールブルク大学(ドイツ)への派遣:担当教員 1 名、担当職員 2 名を派遣 ③ ライデン大学(オランダ)への派遣:担当教員 1 名、担当職員 2 名 ④ ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院への派遣:担当教員 1 名 ⑤ インドネシア大学への派遣:担当教員 1 名 ⅱ)CAAS 加盟機関との協議の結果、平成 21 年 8 月 28 日(金)に、CAAS 加盟機関であるライデン大学 (オランダ)において、本事業の成果を国際社会に発信するため、「大学院生・ポストドクターによるワ ークショップ」を開催することについて合意し、今後開催に向け準備を進めることとした。 2) アジア・アフリカ諸地域への若手研究者の派遣及び CAAS 加盟機関等、欧米における主導的な研究機 関への若手研究者の派遣 平成 20 年度においては、前年度からの継続派遣者 3 名を派遣するとともに、新規派遣者 4 名を、 TUFS-ITP 委員会において選考し、次のとおり派遣することにより年度目標を達成した。括弧内の期間は、 (全派遣期間/平成 20 年度派遣期間)を示す。

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平成20年度 実施報告書

ⅰ)前年度からの継続派遣者 ① ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学:1 名(233 日/228 日) ② ロンドン大学東洋アフリカ研究学院:1 名(244 日/37 日) ③ マールブルク大学及びライデン大学:1 名(244 日/210 日) ⅱ)今年度新規派遣者 ① インドネシア大学:1 名(365 日/343 日) ② イスタンブル・ビルギ大学欧州連合研究所:1 名(239 日/239 日) ③ ロンドン大学東洋アフリカ研究学院:1 名(177 日/177 日) ④ 香港中文大学:1 名(263 日/175 日) 3)CAAS 機関等における研究成果の発信/本事業の実施を広く国内外へ周知 研究成果の発信とともに、本事業を広く国内外へ周知するための活動を以下のとおり実施することに より年度目標を達成した。 ① 派遣若手研究者全員に、毎月定例報告書を派遣先より提出させ、本学ホームページで公表した。 ② 本学国際学術戦略本部が年 3 回発行する“OFIAS NEWSLETTER“(日・英表記)において、本事業に ついて広報した。(OFIAS NEWSLETTER No9, August/2008 発行)。同 NEWSLETTER は、海外パートナ ー機関のほか、本学の海外協定校等へ配布している。 ③ 平成 20 年 6 月 26 日(木)、前年度に派遣し、平成 20 年度に帰国した本事業による派遣若手研究 者の研究成果報告及び平成 20 年度に派遣が決定している若手研究者の研究計画報告会を開催し、 広く学生、教職員に広報した。同報告会の実施状況は、本学ホームページ及び「文教ニュース」 (平成 20 年 7 月 14 日発行第 1992 号)に掲載した。 ③ インドネシア大学へ派遣した若手研究者は、研究成果(パサール・ミングーにおけるジャワ若年 層の言語使用研究)をインドネシア語による論文として同大学 BIPA プログラムに提出し、最優秀 賞を受賞し、本事業の実施を関係者に周知した。 4)本事業実施についての評価を実施 本事業について外部有識者からの評価を得るため、本学国際学術戦略本部アドバイザリー委員会を平 成 20 年 5 月 15 日(木)(於・KKR ホテル東京)に開催し、実施体制等について詳細に報告し、意見を聴 取した。委員より、研究者と学生の研究テーマのマッチングの難しさ等についての指摘があり、その対 応策についてコメントがあった。同委員会の議事録を、同本部が発行する“OFIAS NEWSLETTER”No.9 に 掲載し、海外の協定校等へ広く広報し、年度目標を達成した。なお、同 NEWSLETTER は、同本部のホーム ページでも閲覧可能である。 (http://ofias.jp/j/about/No.9%20%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%20%26%20English.pdf)

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平成20年度 実施報告書

3.平成20年度年度事業実施概要 1)学内実施体制の整備 ①派遣若手研究者の審査体制: 学内の公募により応募した若手研究者の審査については、書類審査とともに、本学国際学術戦略本部 の設置する TUFS-ITP 委員会委員が面接審査を行う体制を整備した。書類審査は、TUFS-ITP 委員会が行 い、書類審査を合格した候補者について、TUFS-ITP 委員会委員長及び委員の 2 人体制で、各候補者あた り各 20 分間面接審査を行うこととした。 ②月例報告の提出: 派遣若手研究者の派遣後の研究生活の進捗状況を担当教職員のみならず、本事業を運営する本学国際 学術戦略本部及び同本部のもとに置かれているTUFS-ITP委員会として確認し、必要な助言を行うため、 派遣若手研究者全員に月例報告を提出させる体制を整備した。月例報告書は、TUFS-ITP委員会委員長及 び担当教員が確認のうえ、本学国際学術戦略本部のホームページに随時掲載し、広く広報することとし た。(http://ofias.jp/j/itp/events/) ③TUFS-ITP 研究成果報告会・研究計画報告会の定期的開催: 派遣の終了した若手研究者の研究成果を担当教職員、国際学術戦略本部及び TUFS-ITP 委員会として確 認するともに、派遣の決定した若手研究者の研究計画を確認し、必要な助言を予め与えるため、「TUFS-ITP 研究成果報告会・研究計画報告会」を開催する体制を整備した。平成 20 年度においては、6 月 26 日(木) に開催した。

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平成20年度 実施報告書

④広報体制: 本事業を運営する本学国際学術戦略本部が年 3 回発行する”OFIAS NEWSLETTER”に、TUFS-ITP 事業の 実施状況を日・英表記により公表し、海外パートナー機関のみならず、本学の海外協定校等に送付する 体制を整備した。なお、同 NEWSLETTER は、同本部ホームページでも PDF 版により閲覧できる。 2)アジア・アフリカ研究における世界的な連携研究指導体制の確立 本事業実施のための国際的連携体制であるアジア・アフリカ研究教育コンソーシアム(CAAS)の連携 研究指導体制の確立を図るため、「6.担当教職員の出張実績」のとおり、担当教職員 6 名の派遣を行い、 協議を行った。 また、国際学術戦略本部では、平成 20 年 12 月 15 日(月)、CAAS 各加盟機関のコーディネータを本学 に招聘し、コーディネータ会議を開催し、同会議のアジェンダとして本事業を取り上げ、加盟機関間の マッチングファンド等について意見交換を行った。同会議では、平成 21 年 8 月 28 日(金)に、CAAS 加 盟機関であるライデン大学(オランダ)を会場にして、「大学院生・ポストドクターによるワークショッ プ」を開催することで合意した。なお、同ワークショップには、本 TUFS-ITP 事業による派遣若手研究者 4 名を派遣し、本事業による成果を国際的な研究環境において発表させ評価を得るものである。 3)アジア・アフリカ諸地域への若手研究者の派遣及び CAAS 加盟機関等欧米における主導的な研究機関 への若手研究者の派遣 ①海外パートナー機関:ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学へ、大学院地域文化研究科博 士後期課程学生 1 名を、今年度 228 日間派遣した。 派遣若手研究者氏名:田中浩典(専攻:人類学) 海外パートナー機関における共同研究者:グエン・ヴァン・フエ教授(ベトナム語ベトナム学部長) 研究テーマ:ベトナムにおける大乗仏教と上座仏教の接触・交流 ②海外パートナー機関:インドネシア大学へ、大学院地域文化研究科博士前期課程学生 1 名を今年度 343 日派遣した。 派遣若手研究者氏名:細淵倫子(専攻:社会学) 海外パートナー機関における共同研究者:ウントゥン・ユウォノ教授(文学部) 研究テーマ:パサール・ミングーにおける下層社会とネットワーク ③海外パートナー機関:ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院へ、大学院地域文化研究科博士後期課程 学生 2 名を今年度それぞれ 37 日間(足立享祐)、177 日間(中島久朱)以下のとおり派遣した。 派遣若手研究者氏名:足立享祐(専攻:東南アジア近代史) 海外パートナー機関における共同研究者:ラヴィ・アフジャ教授(史学科) 研究テーマ:植民地支配のイデオロギーと在地語コミュニケーション 派遣若手研究者氏名:中島久朱(専攻:広域アジア地域研究) 海外パートナー機関における共同研究者:アンドリュー・ガースル教授(日本学研究科) 研究テーマ:英国に在住するアジア系移民コミュニティにおける教育背景と課題 ④海外パートナー機関:イスタンブル・ビルギ大学欧州連合研究所へ、大学院地域文化研究科博士後期 課程学生 1 名を今年度 239 日間派遣した。 派遣若手研究者氏名:幸加木文(専攻:トルコ政治思想) 海外パートナー機関における共同研究者:アイハン・カヤ准教授(欧州連合研究所) 研究テーマ:現代トルコにおける国家の正統性とイスラーム ⑤海外パートナー機関:マールブルク大学及びライデン大学へ、大学院地域文化研究科博士後期課程学 生 1 名を今年度 210 日間派遣した。 派遣若手研究者氏名:藁科智恵(専攻:宗教学) 海外パートナー機関における共同研究者:エディット・フランケ教授(マールブルク大学宗教学部)、 及びアップ・デ・ヨング教授(ライデン大学宗教学部) 研究テーマ:20 世紀前半ドイツの知的状況におけるアジア的モメント ⑥海外パートナー機関:香港中文大学へ、大学院地域文化研究科博士後期課程学生 1 名を 175 日派遣し た。 派遣若手研究者氏名:澤井志保(専攻:人類学) 海外パートナー機関での共同研究者:リンネ・ナカノ教授(文学部) 研究テーマ:在香港インドネシア人女性移民労働者の文学活動についての研究

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平成20年度 実施報告書

4.平成20年度の具体的成果 4-1.若手研究者育成に対する組織的取り組み状況 ①本学は、2007 年 3 月 7 日、アジア・アフリカ地域を対象とする研究で世界のトップレベルにある 5 つ の高等教育機関が幅広く厚みのあるアジア・アフリカ地域を対象とした研究・教育活動について双方向 的な交流・連携を強めるために、本学主導のもと、アジア・アフリカ研究教育コンソーシアム(CAAS) を締結した。CAAS は、その活動の一つとして、「若手研究者の共同養成」を掲げており、本 ITP 事業は、 CAAS 加盟機関の協力のもとに進めるものである。平成 20 年度は、5 年間の ITP 事業の第 2 年度目とし て、初年度の実績をもとに、若手研究者の公募・審査方法の制度的定着を図った。即ち、本事業の実施 主体である国際学術戦略本部が設置した TUFS-ITP 委員会が公募要領等を作成し、大学院教授会におい て広報するとともに、同本部のホームページを活用した公募を行ったこと、また、審査方法として、同 委員会が書類審査を行うとともに、書類審査を合格した者について、同委員会委員長と委員の 2 名体制 で面接審査を行うこととしたこと、面接審査においては、派遣計画と派遣期間との合理性についての調 整も派遣候補者との協議の中で行う等、個々の研究計画の実情を把握するように努めたこと、派遣前に は、TUFS-ITP 委員会が研究計画報告会を開催し、各若手研究者に派遣計画を発表させる機会を設け必 要な助言と改善指導を行う等、本事業を組織的に推進する体制を整備することができた。 ②派遣後には、派遣先から派遣若手研究者は月例報告書を TUFS-ITP 委員会に提出することを義務付け、 若手研究者の担当教員及び TUFS-ITP 委員会委員長が全ての報告に目をとおし、必要なアドバイスを行 うとともに、同報告書は、国際学術戦略本部のホームページで公開し、今後派遣を希望する若手研究者 にも情報提供する取り組みを行った。 ③派遣終了後には、TUFS-ITP 委員会が、若手研究者研究成果報告会を開催し、学内に広く情報を提供す るとともに、研究成果を今後の研究に生かすための助言等を行った。 4-2.海外パートナー機関との協力体制構築状況 ①今年度派遣した若手研究者の海外パートナー機関のうち、マールブルク大学、ライデン大学、ロンドン 大学東洋・アフリカ研究学院(SOAS)、インドネシア大学に担当教職員を派遣し、各海外パートナー機 関の共同研究者と若手研究者の指導方法、共同研究の円滑な実施等について協議を行った。また、CAAS 加盟機関であるフランス国立東洋言語文化学院には、平成 20 年度は若手研究者の派遣を行わなかった が、平成 21 年度での実施に向け、担当教員を派遣して協力体制構築のための協議を行った。 ②CAAS 加盟機関の一つであるロンドン大学東洋・アフリカ研究学院は、アジア・アフリカの言語・文化 研究に関する卓越した研究蓄積を有し、また、カリキュラム等教育体制が整備されており、更に、本学 の学部・大学院及び附置研究所であるアジア・アフリカ言語文化研究所との長年に亙る研究者交流の蓄 積があることから、初年度より協力体制の構築については円滑に進んだ。こうした協力体制において、 平成 20 年度は 2 名の若手研究者を派遣することができた。特に CAAS のコーディネータであるアンドリ ュー・ガースル教授が本事業の SOAS での対応を引き受けていること、また、SOAS 内には、本学の海外 拠点としてロンドン・オフィスが設置されており、本学卒業生であり、SOAS 大学院博士課程在籍の学 生を本学国際学術戦略本部プログラム・コーディネータに任命することにより、本学が派遣する若手研 究者の研究・生活面での支援体制を順調に進んでいる。同コーディネータは、派遣する若手研究者の受 入れにあたり、SOAS との必要な初期段階での協議を円滑に行っている。 ③CAAS の事業として、平成 21 年 8 月 28 日に、CAAS 加盟機関の一つであるライデン大学(オランダ)に おいて、「大学院生・ポストドクターによるワークショップ」を開催することに加盟機関が合意した。 同ワークショップでは、本 ITP 事業で派遣した若手研究者 4 名が研究成果を発表する予定であり、CAAS というアジア・アフリカ地域を対象とする研究教育活動で世界的水準にある研究環境の中での成果発表 は、若手研究者に貴重な体験を提供するものとなる。 4-3.学術面の成果及び成果の発表状況

・”Pemakaian Bahasa Gauldalam Kaum Remaja Jawa di Pasar Minggu”、細淵倫子著、インドネシ ア大学文学部BIPA プログラム最優秀賞受賞、平成 20 年 12 月 20 日提出論文。(インドネシア大学人 文学部研究誌掲載予定)

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平成20年度 実施報告書

4-4.今後の課題・問題点 1)本事業では、受託機関と海外パートナー機関との間の双方向的な交流が期待されている。TUFS-ITP 事 業は、アジア・アフリカ研究教育コンソーシアムの加盟機関との連携体制の構築を目的とするもので あり、加盟機関間の双方向的な交流を更に充実させるため、マッチングファンドを他機関にも求めて いく必要がある。 2)本事業による若手研究者の派遣期間は 2 か月以上とされているが、本事業とともに、2 か月に満たな い派遣に対する若手研究者の要望もあり、それに応えられる制度が必要である。

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平成20年度 実施報告書

5.若手研究者の派遣実績 派遣先機関 派遣期間 派遣者所属・職名等 ベトナム国家大学ホーチ ミン市人文社会科学大 学 平成 20 年 3 月 27 日~ 7 月 31 日 (127 日) 平成 20 年 9 月 25 日~ 平成 21 年 1 月 8 日 (106 日) 大学院地域文化研究科 博士後期課程 インドネシア大学 平成 20 年 4 月 23 日~ 平成 21 年 4 月 22 日 (365 日) 大学院地域文化研究科 博士前期課程 ロンドン大学 東洋・アフリカ研究学 院 平成 20 年 2 月 28 日~ 4 月 27 日 (60 日) 平成 21 年 3 月 22 日~ 9 月 21 日 (184 日) 大学院地域文化研究科 博士後期課程 イスタンブル・ビルギ 大学欧州連合研究所 平成 20 年 8 月 5 日~ 平成 21 年 3 月 31 日 (239 日) 大学院地域文化研究科 博士後期課程 マールブルグ大学 ライデン大学 平成 20 年 2 月 27 日~ 4 月 26 日 (60 日) 平成 20 年 8 月 25 日~ 平成 21 年 2 月 24 日 (184 日) 大学院地域文化研究科 博士後期課程 ロンドン大学 東洋・アフリカ研究学 院 平成 20 年 9 月 1 日~ 11 月 21 日 (82 日) 平成 20 年 11 月 26 日 ~平成 21 年 2 月 28 日 (95 日) 大学院地域文化研究科 博士後期課程 香港中文大学 平成 20 年 10 月 2 日~ 11 月 27 日 (57 日) 平成 20 年 12 月 4 日~ 平成 21 年 6 月 30 日 (209 日) ※平成 21 年 4 月 1 日 ~6 月 30 日はシンガ ポール国立大学 大学院地域文化研究科 博士後期課程

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平成20年度 実施報告書

6.担当教職員研究者の出張実績 出張先機関 出張期間 出張者所属・職名等 フランス国立東洋言語文 化学院 平成 20 年 3 月 25 日~ 4 月 2 日 (9 日間) 外国語学部・教授 マールブルグ大学 ライデン大学 平成 20 年 9 月 20 日~ 9 月 27 日 (8 日間) 外国語学部・教授 マールブルグ大学 ライデン大学 平成 20 年 9 月 21 日~ 9 月 27 日 (7 日間) 研究協力課・係員 マールブルグ大学 ライデン大学 平成 20 年 9 月 21 日~ 9 月 27 日 (7 日間) 留学生課・係員 ロンドン大学東洋・アフ リカ研究学院 平成 20 年 11 月 24 日 ~11 月 30 日 (7 日間) 外国語学部・准教授 インドネシア大学 平成 21 年 2 月 19 日~ 2 月 21 日 (3 日間) 外国語学部・教授

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平成20年度 実施報告書

7.共同企画実施状況 企 画 名 開 催 期 間 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日( 日間) 開 催 地 日 本 側 責 任 者 氏 名 所属機関・職名 (※日本 以外 で 開催の場合) 開 催 責 任 者 氏 名 ( 英 文 ) 所属機関・職名 ( 英 文 ) 概要及び成果 【概要】 平成 20 年度は実施の該当なし。 【成果】 *その他、参加者リスト(様式は任意。本会経費負担者には印を付けること)、日程等、セミナー関連資料 があれば添付すること

参照

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