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1. 手助けを必要とする人へ 困ったときはお互いさま の精神でたすけあい活動に取り組みます ( 対人援助活動 ) 2. 支え合い助け合いのある地域社会づくり活動に取り組みます ( 社会活動 ) その後すぐに 30 名ほどの会員が集まり チームをつくって被災地への支援活動を始めた 毎月車で現地へ向かい

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Academic year: 2021

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認定特定非営利活動法人たすけあいの会 ふれあいネットまつど

(千葉県松戸市)

被災者の気持ちに寄り添い、被災者の考えを大切にした被災地との交流事業や広域避難

者の受け入れ活動から、次第に被災者の主体性を引き出す活動へと発展

ふくまつ(福島・松戸)交流・サポートプロジェクト(平成 24 年度新しい公共支援事業) 千葉県東葛地域における広域避難者支援ネットワーク構築事業 (平成 25 年度 NPO 等の運営力強化を通じた復興支援事業) 交流サポートサロン黄色いハンカチを拠点にした千葉県東葛地域の支援団体ネットワーク構築事業 (平成 26 年度 NPO 等の運営力強化を通じた復興支援事業) 1 団体の概要 公的支援では十分な支援を受けることができない高齢者や障害者の支援を少しでも充実させよ うと、平成 10 年に7名の主婦が集まり活動を開始した。「困ったときはお互いさま!」の助けあい の精神で、移動困難な高齢者や障害者の外出を福祉有償運送で支援する移動サービス、話し相手に なったり家事のお手伝いをしたりする生活援助サービス、常設型のコミュニティカフェ「みんなん ち」の運営、高齢者の居宅介護支援(予防)や訪問介護サービス(予防)、障害者の居宅介護・重 度訪問介護・移動支援など、様々な支援活動を展開している。 活動開始年度 平成 10 年度 NPO法人設立年度 平成 13 年度 主な活動分野 保健・医療・福祉/社会教育/まちづくり 所在地 千葉県松戸市東平賀7番地の2 電話 047-346-0866 FAX 047-346-0088 E-mail [email protected] URL(ブログ) http://fnm2011.okoshi-yasu.com/index.html 代表者 島田 喜七 会員数 正会員:119 名 ふれあい会員:178 名 賛助会員:13 名、5 法人 スタッフ数 27 名(内有給常勤 12 名、有給非常勤 15 名) 事業規模 60,420 千円(平成 25 年度) 2 活動内容 避難者支援の活動については、平成 23 年の東日本大震災の発災直後、つながりのあった宮城県 東松島市の団体からの要請を受け、スタッフ数名ですぐに現地へ向かったことがきっかけとなって 始まった。そこで悲惨な被災の現状を目の当たりにし、復興支援の重要性を痛感した。また、東日 本大震災が発生する直前、団体としてのビジョンの見直しを行っていたこともあって(下記参照)、 震災後の会員同士の話し合いの中で、当時行っていた地域の福祉活動のみに専念していてよいのだ ろうかという議論になったことが避難者支援につながった。

No.12

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1.手助けを必要とする人へ「困ったときはお互いさま」の精神でたすけあい活動に取 り組みます(対人援助活動) 2.支え合い助け合いのある地域社会づくり活動に取り組みます(社会活動) その後すぐに 30 名ほどの会員が集まり、チームをつくって被災地への支援活動を始めた。毎月 車で現地へ向かい、様々な支援活動に取り組む中で、松戸市民からも支援活動に参加したいという 声が大きくなり、平成 23 年 10 月から平成 25 年度末にかけてはバスを借り上げて支援活動を実施 した。 一方、松戸市は JR 常磐線沿線ということもあり、福島からの避難者が多数避難してきていた。 避難者は着の身着のままで避難してきた人が多く、避難当初は生活物資の不足に困っていた。そこ で、食料や生活用品等の救援物資を避難者に届ける支援を開始した。その後、次第に活動が広がり、 活動の拠点が必要になったことから、平成 24 年度には、新しい公共支援事業を活用して、平成 25 年1月に松戸・東北交流サロン「黄色いハンカチ」を松戸市内に開設した。当サロンでは、カフェ の運営や様々な講座、イベント、相談会等を開催しており、避難者同士、あるいは避難者と市民の 交流の場となっている。 平成 25・26 年度も「NPO 等の運営力強化を通じた復興支援事業」を活用して活動を継続・発展さ せており、現在は、宮城県東松島市と松戸市の子どもたちが、夏は松戸市でキャンプを、また、冬 は東松島市でクリスマス会をそれぞれ開催する形の交流事業も手掛けている。このようなイベント 等に参加した避難者からは、「サマーキャンプははじめてで松戸の小学生と楽しく遊べた」、「狭い 仮設で子どもをのびのびと遊ばせてやれなかっただけに、嬉しい取組です」等の声をいただいてい る。 また、避難者の中には運営側に参画するような人材も育ってきており、現在ではサロン「黄色い ハンカチ」の運営はほぼ避難者が行うなど、主体性が育ってきている。 3 活動の特徴 (1)活動の中で見られた工夫や活動が上手く進んだポイント ●避難者の思いやニーズに対応した柔軟な支援を展開 震災直後は、食料や生活用品等の救援物資の提供に重点を置いて支援を行っていたが、避難生 活が長期化してくると、避難者のニーズが徐々に変化し、避難者の就労意識が高まったことから、 就労に関する相談会を行うようになった。また、松戸市への移住を検討する人も次第に出てきて いることから、不動産会社に専門家として協力していただき、移住(家の購入等)に関する相談 会も行っている。 その他、避難生活が長引く中で、精神的に不安定な避難者がいた場合には、社会福祉士に対応 してもらうなど、心のケアに関する相談にも対応している。 このように、東日本大震災から4年近くが経過する中で、避難者の思いや幅広いニーズの変化 に対応したきめ細かな支援を行うことによって、避難者の大きな支えになるとともに、避難者と の信頼関係も年々強いものになってきている。 ●ネットワークによる松戸・東北交流サロン「黄色いハンカチ」の運営 様々な避難者支援の拠点となっているサロン「黄色いハンカチ」は、当団体が単独で運営して いる施設ではない。当団体のほかに、任意団体である「男女共同参画推進グループ・ファミリー

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サポート勇気づけ」、NPO 法人「子どもっとまつど」、市民や避難者の有志が、同サロンの運営や 交流事業を実施する松戸・東北交流プロジェクトの運営委員として参画し、同サロンを拠点とし て活動を展開している。 このように、多様な主体が随時情報の共有を図り、避難者の考えも取り入れつつ、それぞれの 強みを生かしながら運営することが、サロン「黄色いハンカチ」活動の継続・発展につながって いる。 ●松戸市の積極的な協力により当活動の発信力が向上 一般に、避難者への情報発信は、個人情報保護法等により、容易でないのが現状である。しか し、松戸市は市長が避難者の受け入れを宣言するなど、積極的な避難者支援を行っており、当団 体が発行している毎月のニュースレター「えがお」や単発のイベント情報等を、市内の避難者(約 100 世帯)に対して市が発送を行う等、市の協力を得ることで、当団体の発信力が大きく向上し ている。 また、当団体が発行するニュースレター等は、避難者に情報発信できる貴重なツールとなって おり、市内の避難者約 100 世帯のうち約6~7割は当団体の会員もしくは、サロンの利用者とい った、何らかのつながりがある世帯となっている。 ニュースレター「えがお」

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●マスコミへの積極的な情報提供 当団体は、松戸市の記者クラブとの交流にも努めており、幹事となっている新聞社の記者に活 動内容をその都度伝えている。また、月に2回ほど記者発表を行い、積極的に団体の活動を発信 している。 このような活動を通じて、毎日新聞と東京新聞の記者は当団体のファンになってくれており、 積極的に活動に参加してくれるとともに、記事として取り上げてくれるため、団体の活動周知に 大きく寄与している。 東京新聞 千葉中央版(朝刊)平成 25 年 6 月 23 日 毎日新聞 千葉西北版(朝刊)平成 25 年 6 月 26 日 2) 成長プロセスにおける特徴 事業実施前 事業実施中 平成 23 年 3 月~ 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 東日本大震災直後か ら宮城県東松島市へ の支援を開始 バスを借り上げ、ボラ ンティアを東松島市 へ派遣 松戸市への避難者へ の支援を開始 ボランティア派遣を継続 東松島市の子ども達を松 戸市へ招待し交流開始 サロン「黄色いハンカチ」 開設 ボランティア派遣を継続 東松島市と松戸市の交流 拡大(キャンプ、クリスマ ス会) 同 サ ロ ン を 拠 点 と し た 様々な支援活動を展開 東松島市と松戸市 の交流継続(キャ ンプ、クリスマス 会) 避難者のニーズに 対応しながらきめ 細かな支援を展開

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(3) 事業実施の各段階における関係主体との関連 関係主体との関連 実 施 前 ( 平 成

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) 実 施 中 ( 平 成

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4 活動の成果 ◎避難者を対象とした相談会を 35 件実施 避難者の就労支援に関わる相談、松戸市への移住(家の購入等)に関する相談、心のケアに関す る相談等、避難者の置かれた状況によって変化するニーズや要望に柔軟に対応し、全 35 件の相談 会を実施した。 ◎サロン「黄色いハンカチ」の運営スタッフとして避難者3名を雇用、サポーター会員も 60 名に サロン「黄色いハンカチ」の活動が活発になるにつれて、運営のための人材が新たに必要になっ た。そこで、もともと同サロンの利用者であり、就労意識の高かった避難者の女性に声をかけ、運 営スタッフとして参画してもらうこととなった。結果として、避難者3名の新たな雇用創出につな がった。 避難者 会員・参画 請 物資提供、 情報提供等 東松島市 ボランティア 派遣 認定 NPO 法人 たすけあいの会ふれあい ネットまつど NPO 法人子どもっ とまつど 男女共同参画グル ープ・ファミリー サポート勇気づけ 市民、避難者の 有志 社会福祉協議会 市民 企業 弁護士会 不動産会社 相談会の専 門家として 協力 松戸・東北交流プロジェクト運営委員会 避難者 サロン「黄色いハ ンカチを拠点と した各種支援 東松島市 ボランティア派遣、 子ども交流事業等 運営に参画 認定 NPO 法人 たすけあいの会ふれあい ネットまつど NPO 法人子どもっ とまつど 男女共同参画グル ープ・ファミリー サポート勇気づけ 市民 企業 協力 連携 会員・参画 請

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また、サロン「黄色いハンカチ」の運営には、ボランティアと資金面で支える「サポーター会員」 が存在するが、現時点で 60 名がサポーター会員となっている(会員は一口 1,000 円、団体・法人 は一口 5,000 円)。 ◎利用者は年間で延べ約 2,000 名 サロン「黄色いハンカチ」では、気軽に立ち寄れるカフェのほかに、避難者同士や避難者と市民 との交流会の開催、弁護士、不動産事業者等の専門家への相談会、活動周知のためのイベントの開 催等、様々な活動を行っており、年間延べ約 2,000 名の避難者や市民等に利用されるようになった。 <事業を通じて得た定量的な成果> 事業を通じた成果 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 (2 月 17 日時点) 累計 雇用創出(サロンで の運営スタッフ) - - - 3名 3名 サロンのサポータ ー会員 - - - 60 名 60 名 サロンでの相談会 の開催件数 - - - 35 件 35 件 サロンの利用者数 - - - 約 2,000 名/年 約 2,000 名/年 ※事業ごと、年度ごとの定量的な数値は把握していないため最新の数値のみを記載 5.活動の継続に向けた課題と今後の展望 ◎企業や市民のさらなる参画の促進 当団体の関係者が家を購入した際に仲介をした不動産会社が社会貢献活動に積極的な企業であ ったことが縁で、当団体とその不動産会社の共催で定期的にコンサートを開催するようになり、そ の収益の全額を当団体へ寄附していただいている。そのような企業との縁や結びつきは非常に重要 であることから、今後も会員や支援団体となっていただける企業を増やしていくことに重点を置い て取り組むこととしている。NPO 法人としては珍しく、商工会議所の会員でもあり、青年会議所と のつながりも大切にしている。これらを材料として、今後も企業への営業活動の強化を図っていく。 また、会員の拡充に向けて、市民に向けたイベント(松戸駅西口で行っている野外型の講演やコ ンサート等を行う啓発イベント、活動報告会等)を継続し、当団体の活動の周知を図っていく。 ◎ネットワークの強化

3~4年前、当団体ともうひとつの NPO 団体が発起人となり、40 の NPO 法人で構成される NPO 協 議会を立ち上げた。この NPO 協議会は市の協働事業の窓口になっており、平成 27 年度は市民ボラ ンティア活動サポートセンターの指定管理者になる予定となっている。この NPO 協議会のネットワ ークを十分生かしながら、さらなる活動の拡充を図っていく。

参照

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