■調査概要 調査期間 2005年8月 調査対象 自動車を所有している25歳以上のインターネットユーザー 調査実数 1000サンプル(有効回答数) 調査方法 インターネット調査 調査企画 ガリバー自動車研究所 調査協力 C-NEWS ■主な設問 ・日頃の防災対策としてパッケージを常備していますか? ・クルマに常備しておくとよいと思われる災害用グッズを3つ挙げてください(MA) ・車載用防災グッズ」のパッケージを購入したいと思いますか? ・クルマでの避難生活、自分の身に起きると考えたことがありますか? ・次回のクルマ購入、災害対策は考慮しますか?災害を考慮して買うクルマはどれですか? ・地震、火災、水害などの自然災害も補償する自動車の保険があるとしたら、 月々の掛け金がいくらなら加入を検討しますか? ・あなたは愛車に盗難防止装置をつけていますか? ・ガソリン価格の上昇が続いていることをあなたは意識していますか? ・ガソリン価格上昇は、あなたのカーライフにどんな影響がありますか? ■レポートに関するお問い合わせ 株式会社ガリバーインターナショナル 広報部 〒100-6425 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング25F TEL 03-5208-5501 FAX 03-5208-5511
今日ではユーザーの生活に欠かせない存在と
なって
いる車。そ
の車への災害対策は果たして十分だろうか?消費者のユーザーの
カーライフにおける災害への意識について調査した。
ガリバー自動車研究所レポート
あなたのクルマ、災害への備えは大丈夫?
日頃の防災対策としてパッケージを常備していますか?(SA=1000)
車載用防災グッズ、パッケージがあれば買いたい=71.6%
~ 自宅には常備しても、クルマには対策おろそかな防災グッズの現実 ~
Q
クルマに常備しておくとよいと思われる災害用グッズを3つ挙げてください(MA)
「車載用防災グッズ」のパッケージを購入したいと思いますか?(N=1000)
Q
「自宅に常備」は全体の31%。「クルマに常備」は 2%。「自宅とクルマの両方に常備」と答えた人は3% に過ぎない。なんと64%もの人が、「自宅にもクルマ にも常備していない」と答えている。 もちろん、人間、いつ何時どういう形で災害に巻き 込まれるかは予想がつかないものであるが、こうも災 害が頻発している現在、必要最低限の「備え」は各自 で行う、といった意識の啓蒙が望まれる結果となった。 自宅にも自動 車にも常備し ていない 64% 自宅に常備し ている 31% 自宅と自動車 に常備してい る 3% 自動車に常備 している 2% 67.9 51.3 41.4 38.2 21.8 20.8 13.7 12.1 8.3 5.9 5.1 2.5 1.9 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 懐中電灯 水・浄水器 毛布・寝袋 簡易食物 包帯、ガーゼなど救急グッズ 携帯トイレ 脱出用グッズ 消火器 燃料 衣類 コンロ類 その他 メガホン・拡声器 「車載用防災グッズ」のパッケージが商品化 されているようだがまだ一般的ではない。実 際、そんな商品を知っているか聞いてみたと ころ、「知っている」と答えた人は7.4%に過ぎ なかった。が、購入意向を尋ねると71%もの 人が「購入したい」と答えている。 また、クルマに常備しておくとよいと思われ る災害用グッズは、「1位 懐中電灯」「2位 水や浄水器」「3位 毛布や寝袋」となった。 実際にこれらのものが災害の現場でどの程 度役立つのか、本当に必要なものは何か、と いった経験値の共有も今後徹底されるべきで あろう。 購入したく ない 28% 購入したい 71% 既に購入し た 1% 「9月1日は防災の日」の認知率は意外に高く、約7割(69.2%)の人が知っていると答えたが、「防災グッズを自宅とクルマ の両方に常備している」と答えた人は全体の2.6%に過ぎなかった。また「車載用防災グッズ」 のパッケージが売られてい ることはほとんど知られていないが、「購入したい」と思う人は71.6%にも上った。 ■日頃の災害対策。「防災グッズ」を家にもクルマにも備えていない人=64%、家にもクルマにも常備=3%。 ■ 車載用防災グッズ。存在は認知率低いが、「そんな商品があるなら買いたい」と思う人は7割も!たとえば、もし自宅が倒壊したら。もし、クルマでの外出途中で災害に巻き込まれたら・・・。新潟地震で目にした、クルマの 中で避難生活を強いられた人々の記憶も新しい。そこで、人々は「クルマで生活する」ことをどの程度考えたことがあるかを 探ってみた。結果は、「次回のクルマ購入には災害対策も考慮すると思う」人が約半数を占めていながらも、「自分がクルマ での避難生活を強いられるとは思ってもいない」人が約8割と、アンビバレントな心理を表すこととなった。災害は不安だが、 対策としてアクションするには至らない、という自発性の欠如も明らかになった。
ニュースで目にした車内での避難生活・・・自分の身には起きないこと?
~ いつ起きるかわからない災害への不安感。どう対策すればよいかわからない現状~
次回のクルマ購入、災害対策は考慮しますか?災害を考慮して買うクルマはどれですか?
(MA=1000)
Q
クルマでの避難生活、自分の身に起きると考えたことがありますか?(N=1000)
先の新潟地震では、プライバシー確保などの理由から、 避難所での集団生活ではなく、愛車の中での「生活」を選 んだ人の様子がニュースでも取り上げられた。 そこで、そんなことが自分の身にも起き得ると考えたこと があるかを聞いたところ、「ある」と答えた人は全体の2割 強であった。78%の人は想像もしたことがない。まさに文 字通り「対岸の火事」なのかも知れない。 では、「ある」と答えた2割強の人に、「愛車の中での生活 を想定して、実際に準備したものは何か」を聞いたところ (複数回答)、懐中電灯(33.3%)、毛布・寝袋(29.6%)、水・ 浄水器(21.8%)、簡易食物(21.3%)の順となったが、最も 多かったのは特に準備はしていない(48.1%)だった。ない
78%
ある
22%
28.8 21.7 18.9 18.6 18.3 17.2 15.8 11.9 11.2 6.9 6.8 4.9 3.9 2.8 2.3 1.7 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% トヨタ・エスティマ ホンダ・ステップワゴン 日産・エルグランド トヨタ・ノア(ヴォクシー) トヨタ・アルファード その他 ホンダ・オデッセイ トヨタ・イプサム 日産・セレナ ホンダ・エリシオン 日産・キューブ(キュービック) トヨタ・アイシス ホンダ・ストリーム ホンダ・エアウェイブ 日産・プレサージュ 日産・ラフェスタ また、次回クルマ購入の際には、「災 害対策」について考慮するかと聞いた ところ、「すると思う」人は意外にも、 48.8%にも上った。 そこで、災害時に「生活」ができそう な「ミニバン」の代表的車種を挙げ、 「災害対策に考慮してクルマを選ぶと すれば、どの車種か」聞いてみたのが 左の棒グラフである。「エスティマ」が2 位の「ステップワゴン」を若干離して1 位となった。 51.2% 48.8%Q
■被災して、クルマの中での避難生活、考えたことがある人は22%。だが、特に準備はしていない。 ■ 災害対策を考えて、欲しいクルマは「トヨタ エスティマ」。次回の購入時は災害対策も考慮する=約半数。自然災害に備え、仮に完全な避難対策をクルマに施したとしても、そのクルマ自体が使えなくなってしまっては元も子も ない。そうなれば、地震や火災、水害などの自然災害を補償する自動車保険の商品開発が望まれるところ。人々は、月々 の負担額次第では、保険に加入したいと考えている。 また、今や珍しくはないクルマ自体の窃盗や車上荒らし等に対する盗難対策を聞いたところ、積極策をとっている人は 17%と、欧米に比べはるかに少数であり、危機感は未だ希薄であることが浮き彫りに。今後は自衛意識の啓蒙を強化すべ きだろう。
自分の身もクルマも自分で守る!自衛手段も考慮の時期では?
~ まだまだ意識は低い愛車への盗難防止策~
Q
地震、火災、水害などの自然災害も補償する自動車の保険があるとしたら、
月々の掛け金がいくらなら加入を検討しますか?(SA=1000)
ここで気になったのが、自動車用の「災害保険」。既存の 自動車保険では地震、火災、水害等の自然災害に対する 「特約」があるが、さまざまな条件による「例外」が多く、事 実上満足行く補償を得られる商品は見当たらない。 そこで、もし、この3つの自然災害を補償する自動車保険 があるとすれば、掛け金がいくらなら加入検討となるかを 聞いてみた。 結果は1000円以下が65%、1001~3000円以下が29.1% でボリュームゾーン。しかし、5000円までなら出してもよい と考える人も4.6%ながら存在している。高額車や入手の 難しいレア車のオーナーなら、若干掛け金が高くてもしっ かり対策しておきたいところかも知れない。 1万1円以上 0.3% 8001円~1万円 以下 0.2% 5001円~8000円 以下 0.8% 3001円~5000円 以下 4.6% 1001円~3000円 以下 29.1% 1000円以下 65.0% 付けていない 83% 付けている 17% 災害だけでなく、恐いのは車上荒らしや盗難被害。欧米に 比べればはるかに少ない被害件数だが、最近は、特定高級 車だけではなく、いわゆる「庶民のクルマ」までもが窃盗団に 狙われている。そんな治安の悪化が進む中、積極的に対策 をしている人は全体の17%にとどまった。 ではどんな装置を装着しているかだが、一番多かったのは 「アラーム」で72.3%。次に「イモビライザー」の39.9%、欧米 では「必須」である「ハンドル固定用具」に関しては6.4%。 「盗難追跡装置」の搭載は5.8%だった。 今回の調査を通して、災害や盗難といった「不測の事態」 に対して、積極的な対策を行っている人はまだ僅かであると いうことが浮き彫りになった。確かに、一切の被害に遭わな いで済む可能性もあるのだが、残念ながら、自分の身や所 持品への自衛策も考える時代ではあると思う。Q
あなたは愛車に盗難防止装置をつけていますか? (N=1000)
■既存の保険ではカバーできない自然災害専用の保険商品、金額次第では加入を検討したい ■盗難にあう実感はまだ遠い?! 盗難防止装置をつけている人は17%。中でも主装置は「アラーム」で72.3%。全体で94.4%もの人が、ガソリン価格の上昇を気にしている。しかしながら、ガソリン価格が直接的にカーライフに及ぼす 影響は少ないと考える人が多く、クルマでの外出を控える程度で、小型車や軽自動車への乗り換えを検討する人は少数 派であるようだ。