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科学としての一般国法学 利用統計を見る

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(1)

科学としての一般国法学

著者

中村 武

著者別名

T. Nakamura

雑誌名

東洋法学

16

1

ページ

1-33

発行年

1972-11

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00006098/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

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科学としての一般国法学

中 村

 犀 次 一、はじめに 二、国法学とは 三、一般国法学の使命 四、一般国法学の歴史と文献 五、大学における教課 六、現代国家学のありかた 七、むすび       一、はじめに 歴史はめぐる。世界の耳目をあつめたテルアビブ空港乱射事件、   科学としての一般国法学   そ   し   て   日   本   人   犯   人   岡   本   公   の   公   判 一 処   罰   も   お   わ   つ

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   東洋法学       二

て.一応世評も平静をとりもどしたかにみえたが.閥もなく突発したミュンヘン五輪テロは.再び強烈な衝撃を世界 にあたえた。  われわれはこれらの事件を通して.国をもたないパレスチナ民族や.アラブ諸国とイスラエル国間の根強い憎しみ と抗争の核心にふれた思い。それとともにバングラデッシ.一の独立.南北ベトナム政権の闘争の政治上の理由.ひい ては第二次世界大戦以後分立.独立した諸国の政治上の事情.その国の機構.制度の錯雑さをいまさらに知らされ. 政治上.法律上深い興味を覚える.  蔦れらの新興国︵例えば東南アジヤにおける北鮮.韓国.マレーシア連邦.インドネシア.カンボジア.ラォス. ベトナム.印度.パキスタン等.申近東に於けるサウジアラビア.クエート.アラブ連合.イスラエル等、きらにア フリヵに於けるコンゴー.ガーナ.アルジェリア.リビア.ケニア.スーダン等︶や東欧の社会主義国家.並びに既 成の西欧諸国.米英の資本主義国家の機構.目的.国家機関、制度とのあいだには.少からぬ差異のあることがみら れる。各国のもつ特殊な政治の情勢はきわめて複雑であり.したがって各国の国法︵ひいてはその国法学︶は.各々 特殊の発達を示しているわけである。  近世において発達した一般国法学は.各国家のもつ特殊性を一応止揚して.各国家に共通し.また一般に共通する 事象と各国の特殊事情とを比較老量しこれを総合して一般国法学の概念を論述するものと解されよう。  ここでは以下現代の一般国法学にまで発展した、古代から現代までの国家学.神学、哲学.そしてまた政治学の諸 学説︵各国の代表的学者の︶を探求し、かねて.一般国法学に関する各国の主要な文献を瞥見しようと思う。わが国

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の法学、殊に一般国法学研究者のく幾①露9門毒の一端ともなれば倖であるα

二、国法学とは

 国法学︵ω鐙鉾巴魯お︶の対象は、国家の法律上の関係であり、国家は、法律学の中核観念として位地づけられ、あ 法らゆる法学の原点である。  国家は民族の統治権力の組織であり、権力の組織は、人問の共同生活に必要欠くことのできない共同体の規整であ る。そして人間の共同体における最高の権力は、近世においては全体としての国民に属するものと観念される。  法的に組織された国家権力は、単純粗暴な暴力でないことは勿論であるが、国王、皇帝または独裁者による全体主 義の組織権力でもなく、個人の利益、自由を尊重する制度にまで高められた組織権力である。国家の権力は法規によ って整調拘束され、民族全体の福祉の高揚、共同目的の達成に向けられる。この目的達成のためには、ときに個人の 行動の範囲が制限きれ、またときには奨励推進される。  国家が共同体としての使命を確実に実行し、法の規定するところを正しく実現し、不正を強力に排除し、正義を防 衛することは、国家の負担する最高の義務であり、国家生成の目的でもある。国家はその強力な実現によ軌、国民大 衆からの信頼を獲得しこれをたかめる。  国家がその義務を怠り、また権力が弛緩し治安がみだれるに至れば、国家はその本来の国家性︵国家らしさωけ㌣ 鉾ぎ霞おご を喪失し、国民の要望する私権保護の期待を裏切ることとなる。国民の信頼性は当然に消失し、国民の    科学としての一般国法学       三

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   東洋法学      四 国家意識︵ω鐙無ωぴΦ≦毯緩a露︶は薄れ、国の国家性は墓穴に葬り去られる結果となる。国民の大多数が国家意識を 失うときは.そこに国家のはいたい崩壊.危機が到来する。それはやがて社会制度の危機を意昧する。  国法学自身は.こうした危機を救済することはできない。だが国法学は直接.間接に国家の運命、盛衰の原因.経 過および終末の数多い経験をわれわれに教え.説明してくれる。われわれは国家により創成きれた国家機関.独裁 制.全体主義制度の失敗と.権力の崩壊.無国家︵な 際欝節欝圃総瞬脳撫εの原因を謙譲に学び.両極端の申間に正道をも とめ.中正な国家発展の方策をつねに講ぜねばならない、  国家が全体の奉仕者とし.個人ならびに全体に平和と幸福.利益.自由をあたえ、福祉をはかり.損害を防止する 手段としてはなによりも.法の支配にたよらねばならぬ、国家が国民にたいし.そうしたすいこうの義務を確実に履 行するときは.国民は国家の要求に応じ.必要のときは個々の自由や快楽をも捨て、緊急の場合には.少からぬ犠牲 を負担することも辞せないであろう。  一般に国家学︵Q o賦暮の乏獄6 っ窪零錺津︶とは.国家の現象.発展.および広義における国家の行動に関する学問であ り.これらに属する学問を細分すれば、政治史学.政治地理学、民族学.政治社会学.国法学.国家哲学.憲法学. 行政学.国際法学.経済学.社会学等が数えあげられる。だが狭義には.しばしば社会学の意味にも用いられること もある。  かくて政治とは、国家目的︵国家の独立、国家権力の維持、発展、国の安全、平和.国民の福祉︶達成のためにす る国家の行動であり、政治学とはこれに関する学問をいう。そして行政とは国家またはその公共団体︵公権の把持

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者︶の公法上の行為︵裁判および立法行為を除去︶をいうα行政法はこれに関する法律である。だから行政法は国家 法と密接な関係にたち、国家法の一部であるともわれる。だが欧州大陸における社会科学理論研究の一つである一般 国法学は、今βでは政治学と対立するものと言われる︵ω○嘗ゲ虫羅のさぎ洋δ畠①名δω窪鶉冨津¢pαω蜜鉾霞9一ゴ 宏一のび﹃ρ一8ω●︶。  国法学︵ω蜜鉾巽8窪巴魯冨︶さらにまた一般国法学︵︾一蒔Φ簿①ぎ①ω鐙簿巴魯誘︶は国家学の一分科であり、国家 の生成、国家の法律上の形態組織、国家の機能に関する一般的、基礎的研究をこころみる学問である。言葉をかえれ ば、国家の要因、国家の形態、組織、国籍、さらに国家における人民の法的地位︵憲法、国家の基礎的秩序︶、なら びに国家の機関、その種類・機能等に関する学問が、国法学︵一般国法学︶といわれる。  わたくしは青年の頃大学において、故美濃部達吉博士から、国法学についての深遠な学理を学び、また独乙ライプ チヒ大学に留学の際には、同大学教授力iル・シュミット博士の国法学の講義をうけた。そしてブルンチュリーとか ゲオルクエリネークなどの高名の学者の名前とともに、一般国法学という名の学問の概要を教えられ、殊に審一臣魯 ︾一一αQ①日のぽのω賦簿巴魯おにふかい関心をもつに至った。それから五十年、世界は第一、第二の世界戦争を経験し、 多くの国の興廃、出現、生成、独立、または政権の交替等国際社会の変遷をみた。そして国法学の対象、内容も、学 説教義もまた薯しく異るものに発展した。  人聞のために、いかにしてよき国家を作るべきかの問題は、政治の重要な目標であり、政党の綱領が第一に掲げる ところである。がそれはいまだかつて、何れの国の政党でもよく実現し得なかった人間の願望にすぎなかった。    科学としての一般国法学      五

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   東洋法学       六

 政治目的の背後には、道義的の問題がひそむ。が政治目的、殊に国家の形成、目的には.基本的に各国により差異 がみられる。そもそも国家は個人の幸福の追求のために存在するのか、あるいは個人は全体国家のために存在するの かは基本的の問題である。  その最終的道義上の決定は.各国の宗教的.文化的の理念.または国民の信念.その勢力およびその強弱大小によ ウて.薯しく異なって規整される。そして国家鐵的の如何により.     社会主義.民族主義または宗教主義的 色彩をもった政治上の志向.およびこれに適応する国家形態が形成される。  国家は如何なる麟的に奉仕すべきか.また.国家の正常性をいかに説明すべ蓉かは.一国の政治上の所与.殊に国 家の現実的な実情の問題である.鎧家学の理論の歴史のなかでも.この間題については.明確な解答は与えられない ことは.われわれの説明をまたずして明かであろう。 ﹁国家という偉大な組織体における一定の問題は.常に多くの 疑問をわれわれになげかける。かかる疑問の本来の意味は.実は人間の思想にたいする試金石たることを意味する。 だが人間はこれらの疑問にたいしては.いまだかって決して正確な答を与えていない。けれども.その言葉の端によ って.その本音を暴露しがちである。﹂騨妻⇒ひQ段の言う通りである。        三,一般国法学の使命  − 国家の本質をいかに把握するかは.今日国家法のすべての部門の学問を理解するについての前提要件である。 そして一般国法学は多様の意味をもつものとして理解され.ときには政治学の一部門としてとらえられ.一般国法学

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は、法律的に把握された政治だとも謂われる。  一般国法学は、国家における秩序機能を法学問的に探求し、同時にこれを実際に作用させる学問である。言葉をか えれば、一般国法学は国家の法的認識の手段としての教理であると同時に、社会の実際現象を法的に秩序づけ、人間 の社会的存在を正しく方向づける、奉仕者の役目をつとめる学問である。一般国法学は現在大学の法学または国家学 学部でのカリキュラムの中で、社会科学の一申心を為すべき筈である。という訳は、現在国民の私的ならびに公的生 活は国家のふかい関心事であり、また関心事でなければならぬ所であるからである。他面、国民の公的生活のすべて は、国家の行為から反射作用をうけるばかりでなく、個人の私的生活もその知、不知にかかわらず、国家の行為から 薯しい影響をうける。かくて二十世紀の社会において、一般国法学は政治学の半面として国家学の中核を形作るもの と謂われよう。  豆 一般国法学という表現は、比較的新しい言葉である。その言葉は一八五五年出版のモールの著作﹁国法学の歴 史と文献﹂のなかではじめて使われていた︵UδO窃o露魯富q監ピ一けR簿畦αR碧鎚鍍惹のの窪ω9織聾8︿8罰 <●竃〇三”一〇 〇①9ωしOo o︶という。  しかしながら一般国法学の観念は、本質的にはアリストテレス以降認められたところであり、彼にすれば、人間は 社会的の動物︵N8P勺○洋詩8︶であると定義された。  だが一般国法学の観念は、十九世紀におよんでようやく正確に観念する努力がはじめられた。しかし理論上その概 念構成は、学者によって多様に構成された。その理由は、その概念構成の範囲がはじめから不安定なためであった。    科学としての一般国法学      七

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   東洋法学       八

人がもしその概念を正確に定義づけようとするなら.先づはじめに学問的にその範囲または規矩を正確に限定してお かねばならぬ。自然界において確定された観念︵例えば正方形とか、桜とか秋田犬とかの定まった観念︶を土台にす れば.形体.植物.動物の定義は容易に定められる訳だが.一般国法学という概念は.人間によってまず作られた法 的概念に過ぎないので.一般国法学の定義は必しも一致しない訳である。  撮 一般国法学という書葉は一般に二個の概念から構成される。すなわち一つは国法学の概念から.他は一般的と いう.一般国法学の形容詞の概念である。叢の場合.国法学恥島は経験的国家の理論であ勢.詳しく書えば入類の経験 した東西諸国家の比較論あるいは諸国の実際を基礎とした理論である。晶・して現在の通説にしたがえば.園法学はそ の主たる対象を国家自身におくものであり.国家の社会的関係または経済関係でもなければ.憲法や行政を対象とす る理論でもない。  一般的という形容詞は.国法学という主語にたいし.特別の意味をあたえる。詳しく言えば.  ω 一般国法学は、人間の理性によって導かれた国法学であり.その説明は合目的であるが.理想に流れ純然たる   法原理にしたがう秩序づけに止まる。  ㈲ 一般国法学は各国のもつ特別の国家学とか.政治とは異り.これに対立する各国共通の国法学や政治を基礎と   して.発達した学問である。  の 一般国法学は.各国の国家学の概観とも言うべきものである︵塑く.竃○算南欝旨8℃鰍島①αR勾①9錺且叩   6 G魚窃o厨無8欝麺︾露砕一〇 〇鳶”ω。緕︶。

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 ◎ 一般国法学は、各国の実際を比較し観察したものである。したがって国家法の一般的、ならびに哲学的観察で   ある。  ㈱ 一般国法学は国家の一般的概念、本質ならびに国家の関係を確定するものである。  @ 一般国法学とは、国家のさだめた法支配の下における国家法論を意味する。  現在の人間の公的生活に、重要な役目をしめ、第一位の基盤をなすものは国家である。そして一般国法学の成立 は、国家現象の本質の研究から出発すべきものと老えられる。一般国法学は、国際法でも政治学でも、また経済学で も社会学でもない。この一般国法学の本質を顧みるとき、国法学と他の学問との範囲が分明する。  一般国法学と政治学とは、たがいに国家社会上の事実、ならびに理念に関するかぎり、多くの共通な点をもってい る。だが一般国法学が政治学とちがう点は、前者が規範的な要素をもつことである。一般国法学においては、規範的 要素が尊重され、決定的意味をもつ。  政治学は経験的観察をもって満足する。言うなれば政治学は国民の生活に重要な統計的確立調査、民衆の組織的法 則性の探求、地理的特性ならびに国勢調査の結果を観察し、国民の生活関係を処理するに止まる。政治学によって取 得されたそれらの認識は無視することはできないが、一般国法学は、政治学上の認識を規範と対決させ、政治的認識 を規範に誘導組入れる所に差異がある。言い換えれば、一般国法学は政治的事実をありのままに進行させるのではな く、これを規範のなかに組入れ誘導するところに、その性格が現れる。一般国法学の研究目的は、国家というものの 認識であり、広大な伝統を荷う一般国法学の対象は、各国の歴吏、事情を総合して、世界的に描かれねばならぬ。そ    科学としての一般国法学      九

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   東洋法学

してそれは.多数の原理に支配︵例えば哲学. 成果を一般国法学でみのらせるのだ。 経済学.社会政策学、人類学等に︶きれ.     一〇 それらの学問は. 互にその        四、一般国法学の歴史と文献  正 国家学は国家に関する学間である。そして学閥である以上.諸学の場合と同様に.人間の思想の反映.因果の 遠鎖として成立つ。言葉をかえれば.人が考えまた考えられうる思想.および国家の実際の現象から生れる学間であ る。その意味において.この学問の前提は国家であると需える。そして国家は.個々の民族およびこれと結合する民 族の創作物である。個々の民族は東西諸瞬あるいは南北の諸国にわかれ.また独裁国を為し.あるいは民主国を形作 る。その差異がやがて国家学の構成に反映する。国家学の歴史は国家の歴史に左右される。さらに国法学自身は弁証 法的運動により特徴づけられる。弁証法運動からたえず.特殊の理念をいだく者が秀偉者として讃美され、あるいは その説がつよく反駁される。国法学は時代と国により.その価値を異にする多くの間題が集積する。したがって.多 くの国法学の組織構造は.異質的なものが互いに結合し.あるいは互に反擾に合って成立っているので.現代に正し い国法学の位置づけをすることは.至難のわぎに属する。だから国法学の組織は歴史に左右され.時代ならびにその 国の現象として評価されねばならぬ。国法学の歴史的発展を知ることは.何時の時代でも必要な問題とならざるを得 ない。国家の歴史的流れを理解することにより.現在の国家の関係の理解が正しいものとなる。最後に国法学はいつ の時代でも、またいづれの国においても.その時代を支配する世界観によってつよく影響される。

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 H そこで国法学の時代的、ならびに国別的老察が必要になってくるし、これらに関する薯作は十九世紀の中葉か ら現代にいたるまで、著しく発展したそ。の主なものをあげれば、モール︵塑<。竃○巳︶、レーム︵知Φ︸ρ露︶、シュミ

ツド︵即G

QOび欝一鼻︶、ポロック︵搾勺○鳳8犀︶から、ラスキー︵い霧鼠︶、ジャネ選︵富P簿︶、ヒッベル︵印<。       ” 臣題色︶およびプレロオ︵竃●ギ訟9︶、ユンガー︵中冒⇒αq段︶らの著作である。  註ω 戸∼竃○年9Φ○霧象8び3毒α膝汁醇簿弩伽g望器挙&ω8霧o富騰$夢筋錺     男●噂o出8F︾pぎ窪oα蓉け陣o膨8讐①ω9Φ蓉①9噂o一一江8”一〇 〇ミ6     男・︸き霧“宙ω8嘗o畠H餌ωo一窪8℃o洋5器儀壁ωω①ω欝薯o答ω麩Φo衝導o惹一9bo<○一。富&●おる‘     労9欝の①ω。鉱。簿。山①目ω汁器3三のω①霧9鎌∬ドo 。。9     ︸8鍔の罫勺o一三8=げo轟浮ぎ国⇒αq一餌注坤o旨90一a8︸W①旨び餌β一80。     汐蝕○酔︾い帥ω9窪8℃o簿置信ρ一霧一.     伽角ω。ぎρ震ω8冨脅ω一念①ω唱&餓繋①費母o誇①け留一、票舞お鶏     戸ω9き箆ぴ︾一茜①窮①汐oω欝簿巴①9ρ 賛ω斜お○一.     騨賓畠8U器ぎぴ山段<○ざ亙乞Φ器壁ω繋げρお㎝斜’     銅く●屠℃℃9︾嵩ひq①濤①ぎΦω欝典ω一〇ξρお①G 。。oo。︾錠ゆ●     留お巴げρのoωoぼo年Φ伽窪ω欝簿8窪一〇ωo℃置ρ H。じ ご山●H霧9 劉膨釧搭8●      国法学の史的発展を知るには、なお次記の著作が顧みられるが、国家に於てはある種の問題がつねに生起する。そして     かかる問題生起の本来の意味は、その時代の国家意識についての試金石とされる。     ωξ8鑓拙のΦωo露魯$留騰”窪窪ωけ舞諺&ωω窪ω魯餌津博9 。一蒔①影oぎoω欝暮巽①o響q鐸伍娼o毎葺ω鉱巳①糞一9 ︾ぼ−     げqβαΦ答獣ωN弩の畠Φ添類鋤村“Go●︾無轡闘G oOoピ     ρ蜜臣露F︾囮蒔Φ箏ΦぎΦ望駕冨一〇ぼ①︸o o。︾瓜沖く8名。蜜霞蓉一︷”這田.     科学としての一般国法学       二

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東洋法学       一二

頴●麟2一①び9①℃獣δω8鐵ωo箒⇒囲留窪葬①富①α震の①σQ①雛≦餌旨いおN9 ︾。鼠の嵩器ポωの騨鑓αQΦ瞭鎌穫の霧o窯o算①α禽ω欝母巴①び門ρ這8争 P鱗も り餌び貯ρ︾麟諺8吋矯○騰頃oご鋤o鉱↓げ8憎ざ︸88 ごご 3墾欝O鷺簿oドの昌慧翻囲拶無餌雛勺○鵠瓜o鉱8び黛蔭算︸お器。 錦じ o緩醐①ぴ男慧聯o帯一霧鼠ωo息巴簿雛鳥勺○潔賦o巴↓げ8醜ざお総“ Pや湛駄騨欝の議欝辞簿既藁αq⑱訪脅附噂Q諏箪︷綴瓢鳥蜘霧o o欝鱒審萄 陰噂欝噺ご冨≦驚即瓢霧¢ o§闘盤︵麟鍵留㎏凶Q欝霧讐欝脅蕊︶ ︵駆 轟y憲③野 もo 雛隷臨櫛謎搾鯉噂戴舞醐瓢感騨黛岬難瞬臨欝農畿講働灘麟爾鴨欝搭総邸 鋭切臨箏タ磨譲讐鯨躊欝O欝鋸融脚欝鍍籔㌶噂瓢ご零畷隷驚階瓢8沖糞欝囲、麟窪絆密OS 燈も 磯靴禽爵灘穿ゆ甑舞Φ麟斜セ鵬瓢講欝鈴も の欝麟欝猪拶繕錨罎瀦略  懸 古代における民族がとりあつかった.国法学上の問題の範囲は.きわめて狭少であった、翼ーマにおいてはキ ケ難︵Ω8腫9一8本ら Φ繍ダO箒億︶︵Oの誘蜜露搾鱒︶をのぞいては.国家に関する理論を展開したものはみあたらな い。ギリシャにおいては.プラトン︵鴫冨8蟄麟醤山奨∼Oご騰︶およびアリストテレス︵︾融溶8$δρo o鷲山鱒鱒く“ O穿9︶︵噂○簿蒼勾○濁○肉○︶の両哲学者が.国家形態の長所.短所を述べ.あるいは国家における人間の当為につい て説くにとどまり、その所説は西欧の哲学に影響をあたえたとはいえ、これを一般国法学に取入れ取扱うことはなお 不十分である。  古代ギリシヤの歴吏家として有名なトキーデイデス︵↓ダを琶嵐の9︾9窪餐簿&○ざOぼ。︶によつて開発され た社会の観念についてのイデアを除いては、ただクセノホン︵図窪○讐○夢㌫㌣額少<◎09。︶︵君王論凶旨愚鑑δ︶

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は、当時における古代国家の君王の倫理を論じたにとどまる。  中世紀における国家の研究、またみるべきものは稀であるが、その例外とみとめられる学者に、アウグスチーヌス ︵︾¢αq霧δぎqgo o竃轟ωρ劉O導。︶︵神の国︵UΦ鼠≦$$α色︶トマス・アクイナス︵↓ぎ箏霧∼︾ρ乱添9一器望 旨鳶︸PO嘗●︶︵神学大全望簿露働8冨9β一8︶およびフランシスコ・スアレス︵冴き息の8ω轟お9一90 。山①§ 轡○ぼ●︶︵その恩寵論はモリニズムに従うものであるが、自然法、国際法に大なる影響を与えたUの冨阻9ψOB舜 09三僧鵠く9評ユの一〇 。誘ふ﹃力薦・一〇 。お︶ の三人がある。いずれもスコラ学派に属する学者である。スアレス       の の国家論については閃○菖響o登9Φω蜜彗巴魯おα窃ωq畦震9おミ。が詳しい。  当時における国家論は神学の一部門と考えられ研究されていたが、その例外として、宗教家以外の思想家によっ て、手をつけられた場合もある。例えばイギリス人のトマス・モーラス︵↓ぎ睡霧罵○毎9竃お山器0︶は理想の国 ︵08営拶︶を説き、フ臓レンスの政治家であり歴史家であるニコロ・マキヤベリ︵蜜8δ竃8獣麩の強”犀8山認“︶ は、政治学を神学的形而上学から解放し、近代科学としての基礎を定めた。その著﹁君主論﹂︵津bユ糞骨ρ 窃嵩︶ は、国家目的のためには手段をえらばず、一切の道伝的拘束を排除する所謂マキヤベリズムを主唱した。  註ω  アウグスチーヌスの﹁神の国﹂の独訳書は一九五一年発行ρ竃箪一段くR一品︶簿欝ど樋参照。 一般国法学で取扱わ     れる問題も、若干記述されている。      トマス・フオン・アキイナスはドミニコ会員であり、有名な神学者哲学者であるがその著作であるωqヨ臣簿↓冨90曳8      ︵神学大全︶ ︵濤①?誌旧そのラテン独訳三十六巻は一九三四年以来出版されている。︶はスコラ派法思想を展開、現世的     国家と法の相対的存在価値を明確化した。     科学としての一般国法学       一三

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東洋法学       一四  フランシス・スアレースはスペインはグラナダ生れの神学及び哲学者で、スコラ学派にぞくする。その主著の一である 形而上学研究︵夏憩暮騨鉱8霧鵠霧眉菖ω8器︶は、形而上学をはじめて総合した著作であり、後世の旧教ならびにプ翼 テスタントの教義にあたえた影響は、すこぶる大である。彼の道徳および哲学に関する著作は.後期スコラ学派の自然法 についての説の最高峰をなすものといわれ、その著OΦ一のα登ぎ誘はスコラ学派と啓蒙派との間の切目での偉作ときれる。  W 新世紀から現代まで.国家学に関する薯作が多数発表きれた。その所説を分説することは困難であるが.フラ ンス系の諸国においては啓蒙時代の.そして.ドイッ系諸国における絶対専制の崩壊の年代.および独裁運動の勢力 樹立時代におよぶまでの時代の諸学説の傾向をみれば.次の通りである.  搾質窯臨誌によれば.英瞬人の国法学上の薯作の組織は.哲学的深みをもたないが.時代に添う購々の出来事に は強列な反応を示していた。イギリス人の薯作、例えばトマス・ホッブス︵吋ε羅認譲魯ぎ伊一認Q Φ幽讐燈︶.ジ羅ン ・ミルトンQ魯謬譲簿○蔚属誌−謡︶およびジ..、ノ・獄ック︵ごぼ一ピ8騨β 浅ω㌣慧露︶の薯作は.自由主義の時       鋤 代に拾頭した民主主義法治国の観念を鼓吹した。  アメリカ人であるハミルトン︵類鎌鉱一ε爲︶.マジソン︵寓蝕駿○ε.ジエイ︵ず蜜︶等は.現代的国家形態をそなえ        鋤 る合衆国理論を創造した人々である。  註③  トマス・ホッブスは英国の哲学者で王党派.パリに忘命多年フランスに滞在。彼の哲学は機械的数学的な自然論のうえ     に樹立された。彼はその自然論を国家論および社会論に適用を主張したが、強い反論をうけた。著書には﹁市民について﹂      ︵一六四六年︶ ﹁動体論﹂ ︵一六五五年︶ ﹁人間にっいて﹂ ︵一六五九年︶びo<欝夢器︵一六五一年︶教会および入民国     家の形態と権力︵一六五一年︶がある。

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(3)  くαq一●ρ︿。犀8一aO亀”山○露①ω鉱ω噂籔一〇ωo℃ダ評鼠αqoαqΦ琶傷ωo駄o一〇αQρ 囲﹂80。  ジョン・ロックは啓蒙期の英国の哲学者である。イギリス経験主義の提唱者であり、経験によりてのみ概念構成をなす べきだと主張した。彼によれば社会契約の理論を国家の法基礎とすべきだと言う。ロックは彼の理論および実証的な教義 によって、啓蒙期を開いたわけである。人間悟性論︵一六九〇年︶、キリスト教徒の悟性適合性︵一六九五年︶全集八巻 ︵一八五三年︶、政府に関する二つの研究︵8項o窪窪蓼霧9︵呂︶の・毒旨導o濤︵ぷ8︶等の著作がある。  ジョン・ミルトンはイギリスの有名な詩人であるが、清教徒的信仰をもち、民衆の政治上の権利のために闘った。一六 六〇年政治家としての仕事に破れてから、この失明の詩人はもっぱら詩作に没頭し、詩人として高名をあげるにいたっ た。失楽園︵評篤島器ざ曾︶復楽園︵評萄象器幻畠9 。嘗&︶盲人サムソンの悲劇である闘士サムソン︵留欝ω畠︾αQ呂竿 馨窃︶、その遺作キリスト教徒の教義︵U①9。鼠欝9ユωけ㌶蒙︶︵その死後一八二五年発行の神学上の著作︶等がある。  アレクサンダー・ハミルトン︵︾一①惹注段頃鱒導洋oP一刈零山o 。9︶はアメリカの政治家、政治思想家、 一七八七年の アメリカ合衆国の憲法制定に努力、竃&騎呂ならびにぢぎ冒鴫と協力して8富屑aR箔馨℃巷段︵連邦主義者︶を 著作、建国当初の国家財政を確立し財務長宮となり、中央集権的権威の確立に努力、保護関税の制度を設けた。  一方フランス人のジュアン・ボーダン蜜きじ ご&ぎ︵嶺G 。?嶺8︶モンテスキー︵○び巴①のω貰婁8竃○暮oωρ鼠のF 温o 。㌣昌誤︶およびルソウ︵密き智2窃菊○霧器餌F昌鵠為o 。︶等は、現代の欧大陸およびアメリカの憲法生活の理 想形成に著しい影響をあたえた。その主張する理論、殊に統治権論、三権分立および民主主義の起原についての理論 は、諸国の憲法思想、一般投票による民主主義の発達、ならびにその他の憲法上の機構にたいし、開眼の役目をもっ た。  それらの理論はヨーロッパを動かし、アメリカの独立を強化し、さらにまた現代のアフリカ、東南アジヤ諸国に豊     科学としての一般国法学      一五

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   東洋法憾       一六

富な政治上のモデルをもたらした。これらの理論に次いでフランスの歴史家≧の滋ωΩ孚亀留↓oお竃く益○︵一〇 。○甲       引 $︶もまた.同様の貢献をなしたことを忘れてはならない。  イタリヤに於ては.イタウヤ統一運動︵空8お営魯8︶に従事する思想家が.大衆および国民意識の高揚をうなが した。  註鱒  ボ⋮ダン︵審欝欝&欝囲㌶障慧 麟螢無馨鐸遍総?霧︶は十六世紀におけるフランス最高の麟法学者.僑仰の欝由の要求を彼     は主著轡講も 鞭欝膿叢繋階欝構薯鍛鑓欝蔀︵雛蕊︶ー宗教的および輿然法の拘東に服する麟家主権ーのなかで瞬かにした.      ルーソウはスイス生れのフランス人であり.十八世紀の啓蒙思懇家といわれる、その懸賞論文ゆ嘗8鑓講欝讐困鍵鍵欝     態欝翼竃蓉騨︵陣謡⇔︶ において、文化の進農は.人聞を幸福にし鴬かの課題に答丸て.これを否認し.人聞性の幸福な     自然の原始状態を建設すべきことを論じた。彼によれば入闘は轡然において善.社会によって堕落腐敗する。だから自然     に帰れと。圏家を社会契約と説き、フランス革命および全滋−罵ッパ諸國にふかい影響をあたえた。︵⇔麟蓉獣醜舞も ・8芭︶     頴露蔚︵自然に即した教育︶甘欝S欝蓉郎蔀葎麟鰹9器︵激しい感惜からの悲劇を述べた小説︶彼は自歯な宗教観の     故に刑に処された。一七八一年に告鐵書︵OO溝の。9な 陰欝頴︶を著した。      ︸審膚○澱器く議には殊に﹁アメヲカに於ける民主主義﹂︵ゆΦ賦ご伽露8箒籔窪︾露勘欝器︸罷し 。頓︶ならびに﹁ア     ンシエンレジームと革命﹂ ︵一八五八年︶がある。  V 学者のつねにいうように.独乙人は本質的に深遠な哲学的研究において、優れているが.一般にその思想を容 易に理解させる技能にかけている。だが国家の特質を正しく考究する基礎を樹立した功績にたいしては、これを賞讃 せねばならぬ。その連邦組織の理論はアメリヵの政治家や学者の説とは別個に、欧大陸で発展したこと、および法治 国の理念を正しく把握し、それを自由主義的国家学理論に発展させ.更にこれを実際の運営に持ち込んだ功績には.

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敬意がはらわれる。  既述のモールをはじめ、スタール︵ω鐙巳”U欝勺毎δω8駐Φαのω勾9窪9ド︾鼠一。笏ざ︶、べーア︵ω警ぴU冨 菊①o窪器鑓簿︸お総.︶ グナイスト︵9おδゴUR菊Φ9諺馨知婁ド︾鼠ピ一〇 。お︶の名前は、 この法治国思想の発 展に忘れてはならない。この法治国思想と並行して、ドイッ風の国法学が、ヘーゲル理論の専制国家論の反動理念と して権利主体としての国家の理論が発達した。その学派は多くの分岐を生じたが、国家を法的に把握しようとする目        の 的には変るところがない。  ヘーゲル理論にたいする他の反動は、カール・マルクス︵凶貰一竃巽〆おミ山o 。o 。①︶の主唱した民主主義の国家論 である。  最後に、ナチス時代は以上の各国宗論を否認し、国民社会主義的国家理論︵U霧器鉱馨巴ω○銭巴齢江の魯①ω$跨叩 α窪畠窪︶が拾頭し、自由主義的に考えられた社会および国家観に反対し、特異の組織および制度をもつ国家理論が 押しすすめた。  註ω  ドイッ風の国家論の樹立に努力し、その国家の問題の方法論に基礎をあたえた学者の名前は、ビンディング︵ω置象品︸     U一〇Z黛鷺窪償欝α警諾Oぴ段嘗Φ9βαq℃P︾q沖お8︶スタンムラ茎︵の鼠糞導8び巧罵冨9織紳qpα菊9年葛9α9     糞典Φ講巴謎簾8げ①pの窃o窯09鋸¢鎗器q添堕9︾瓜臨“嵩鱒908びΦプ話くo導はoぴ酔蒔①β丙9簿ρ曽︾鶴律お鱒①.︶ゲ     オルク・エリネック︵のo貫αq︸o=ぼΦF︾一薗ω鼠暮巴oげ3−Go’︾’這器︶ハンス・ケルゼン︵譲o一器ダ幻①ぎの幻9び冨一曾     ξρお①ρU震ω鑓舞巴ωぎ8讐暮ごP H8ρ︶サンダー︵ωき留び ω鼠彗qp餌犀9ゲ計 牢08碧奪Φ轟塁Φ汐段     崔8密婁罐受馨貯團盛畠謹εカール・シュミット︵o毘ω。ぎ葺黛①<&器ωq畠鴇ぼρ謹曽孚段畠     科学としての一般国法学      一七

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東洋法学      一八 伽附巴︾答Φ欝α①ω吋①Oび錺≦一ωω①添o りOげ餌断瓜8び①欝 U①⇔悶①質望︸㊤GQ野︶、 スメンド ︵の導①聯斜 ご富℃鼠騨箭O騨①の①零巴瞥陣導 くφ篤霧雲賛αq器欝繋糞p儀α器勺き三①霧衛段望鋤縁玖9欝。︶およびヘツラー︵餌o一竃ぴω欝簿巴のぼ9H8腿︶等である。  W 以上のようなドイツ国法学者の代表者のほかに.マルクス的思想政治家の一群が輩出した。レー二、くスター リンおよび毛沢東がそれである。マルクス・エンゲルス理論である国家の枯死理論は.今や人問および世界を感動さ せる理念となり.同時にマルクス主義の中共国では.孔孟的国家思想が.広くはたらいているものと老えられる、  要するに.国家学の歴史の示すように.現代の国家制度は.政治学者が当時の支配的状態とたたかい.あるいはこ れを肯定しながら.それぞれの認識のうえに樹立きれたものである。啓蒙時代の思想は.今騰展望し難いほどの広い 国家認識および国家制度に発展し.国家にたいする認識は.政治的観念を超えた上部構造的性格をもつにいたった。 国家器具主義にょる各制度は.しばしば完全に国家機関に根をおろし.学問上独立の取扱を要求するように発達し. ややもすればその政治上の基礎を蔑ろにするようになった。  一般国法学は.現在の国家政治状態を認識するとともに、国家についての理念論の歴史をも顧み究めねばならぬ。  雁 だがここでは現代における薯名な国法学上の著作を掲げて.一般国法学の学習のパーデメークム ︵く包⑦簿?       の 霊暮︶としよう。尤もその際、国法学と政治学との文献は厳格に差別していない。 註oの 国家法の理論を歩いた歴史についての文献を.若干次にあげて置く。 陣︶瀬く.家o竃博鷺①の①ω9答げ仲①鑑箆ぽ$獲欝騰審憎も o欝鯨ω且ωω窪ω魯9津①P︸O Q脇卿 鱒︶ω蜜馨ω畠一㌍の霧o簿魯$鳥霞嵩oに窪望欝窪を冨ω①霧oび織騨︾嵩αQ①欝鉱雛霧G o㌶舞零g簿瓢昌鳥唱o難蹄ωの答審露一9

(20)

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   東洋法学      

二〇 蜀o ゆ鱒︶であるが、これに次くものは沁o簿霧ぎ竃導ゴ息一α霧く段窯筑零9窪ゆo っ鐸毬α葭も o鑓簿ω惹ω器器o匿坤窪 ︵群劇α¢罷鐸山Q oもQ鎌y および麟巴ぎび 簿鵠鑓門糧母δ⇒甑霧G り欝簿ω≦δω緯おOび働津Φ誉①じ ごα9曽︾象紺お8粘賊σ 鴬雲身酎8瞬G O鼠①旨一簿しO①ドであるが.これについてはなお算竃蝕①び諺#R①鳥窪諾oぼoω欝簿巴魯器躍嵐毒①の竿 誉常零犀謎魯⇔縮欝象瓜○欝 一霧聾 ならびにへーゲル法哲学提要︵篤£魯 の蕪圃益凱巳窪α鶏霞蕪80讐冨階ω 鱒態騨総繍欝繋︶があるが.いずれも国法学の開発書といわれる。  古いところの百科全書や教科書︵これについてはく箪搾も の鼻羅箆継と蒔魯審圃馨も 心鑓鶏む っ欝騨倉 ヅ漿 箒舞μ8岡︶ のほかに醜瓢リネックの一般悶法学︵購撒趣論密羅蓉﹃ 鷹薦欝審繭零も の欝欝欝遍鰹器博叢 瀞㊥勘一誇陣緯癒 論靱舗窯戴義羅魯 嶺黛︶は.現代国法学の基礎を築いた名著として知られている、  国法学の組織をはじめて整調し.エリネックにおとらぬ功績をのこしたものは.ハンス・ケルゼンおよびナビアス キーである︵隣簿欝o な灘①罐魚ど︾一蒔㊦蓉ΦぼΦも り欝欝繊Φ箒9一露92婁鉱霧饗ざ︾一蒔Φ露包一器G の鐙鶏毒 っ姦肖ρ湛じ ごαρおお 駿◎︶。メスナー薯自然法論︵属霧霞①び2簿瑛80洋G。’貯酬爵這総︶ もまた、欠くことを得ない。一九六三年以降 出版されたクリウガー鐸欝、降磯霧の大薯は独自な主張精神にみちた百科全書といわれる。  フランス語の文献としては.デュギーの優れた憲法論第一巻の2が一般国法学を取扱っている︵い望お鉱詳縛拳一叡 儀の象○陣8βω焦9鑓○鵠嵩①ピ㎝<○︸●搭謡︶カレー⑪ドウ・マルベール︵塑O畦冨鳥Φ竃巴ぴ段雛 OO嵩欝3離鉱OPω餅 壁浮9ユ①ひqひ昌専巴①鳥①︸.切母酔ω冨oσ一①欝①濤q.9鷲①.ωδωα9鋸傷霧︷9藁鉱のω℃畦一〇象○詳8昌馨誹簿δ欝添①一 騨騨麟留ぴト089①9 お器︶およびデュベルジュ︵U綴<Rαq①び ご鐸03一9δ謬競鼠娼○灘瓜ρqρお黛し ぎ馨暮δごω

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9浮5琴9象○詳8霧簿簿δ昌旨9お①9︶はいずれも優れた百科全書である、  バルドウの政治学論八巻は最も詳細なフランスの百科全書である︵じ O霞8雲9 ↓獲詳の.8ω鼠窪8零嵩鉱290 0 8箏Φのお8︶。  イギリスの文献としては、ファイナー、現代の国家︵震蓉び8ぎ竃○号彗ω蜜貫お竃\紹︶、フリードリッヒの立 憲国政府と民主主義︵ρ9司は8甑oFOO霧江露江畠巴○○<①舅導①旨きαU①謹OR霧ざお毒︶をはじめ、レーウ       の エンスタイン、政治的勢力と政府の手続、メンバーの現代国家論があげられる。  イタリヤ現代の百科全書としてはや匹鶉霞簿江島刃段膝僧U旺簿OOO霧江9臥畠巴ρS①島§お臼●があげ られるが、最近出版されたベルナンド統治権論は一読に値する︵U①ざ餌く窪9望簿還9 ピ鋤留く蚕鉱聾 ︾o霞餌 鎌国βNOωO鑓8辞一〇譲竃障働昌○︶  ソ連の文献としては、スターリン時代のものとしてはく唄9ぼの罫目おピ働≦9浮①ω○≦Φけ誓鯨ρおお︵英訳︶ 現代のものとしては︾・匂 U①鉱8マ竃●P盛鼠o冨巳β男窪部母江窪9跨①ω9 。≦9ω鼠帯9 。昌αピ軸ヨお8聯︵英 訳︶の百科全書が権威あるものとされる。  註図  界い8器審一p℃o簿狩鉱勺o類巽きα爵①9︿Φ簿霧①簿巴汐08鋒お㎝SUo縁ω9Φαぴ禽器言欝ひq”く醇雷ω雲畠−     ω一〇財暦o︸お紹”霞巴く①び↓ぱの竃Oα段謬ω9砕9鴛る辞お曾。 ㈲ 概論書 一般国法論の展開以降、多数の概説書が出版され、   科学としての一般国法学 多少にかかわらず、   そ   の   オ   リ   ジ   ナ   ノレ   な   思   想   を

二盛

一   つ   て   、 一般国法

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   東洋法学      

二二 学にたいする概念をあたえようと、努力している。最近のものをあげれば次の通りである。 ︵その前に国法学に関す る日本の主要文献を概観する。尤もいずれも戦前のものである。戦後には目星しい著作は幽・五、のほか見当らない︶   一.段本国法学.美濃部達吉.上巻総論   二.国法及国法史の研究.中野登美雄 昭4   三、国法学.有賀長雄.二冊.明%   四.法治国家論.原田 鋼.昭慧     柵  ノ 醗慕 〆 楓

四三二一〇九八七六五

、  、  幅  幅  葱  嘱  隔  嘱  醸  塊 ウル奪ザ国法学の主要閥題.臓山.武井訳.昭鴛 ケルゼン・国家学の主要問題. ︵上︶臓山訳昭憩 ケルゼン。国家原理提要.申野登美雄 昭2 ブルンチュリー.国法汎論.加藤弘之.明9 イエリネック.一般国家学.第一巻.大西・水垣 国家・憲法.議会.政党.尾高朝雄他.昭聡 デューギー.国家変遷論.木村亀二.昭23 シュミッド.国家.議会.法律、堀.青山昭鍛 現代国家学、大串兎代夫、昭π デルヴエッキ欝.法と国家、野田.小菅、昭認 昭7

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一五、プラトーン薯作集、国家、長沢信寿、昭28 一六、プラトーンの国家、ジンガー、清水武、昭B 一七、ヘルフリッッ、一般国法学等、松原正晃、昭3

5

一八、メルクッェル、一般国法学概要、有倉遼吉他、昭3

0

一九、近代国家論、臓山政道外、昭27 二〇、フアシスト国家論、貝島兼三郎、昭8 一二、ラスキー国家論、植田清次、昭7 一二、レンツ、国家と社会、小田垣光之輔、昭8 二二、メンガi、新国家論、河村又介、昭10 二三、社会主義国家の法、山之内一郎・昭25 二四、国家と法の理論、カルヴア、藤田勇、昭29 二五、オッペンハイマー、国家論︵改造文庫︶広島定吉・昭4 二六、ラレンツ、国家哲学、赤松元通・昭4 二七、国家と法と正義、和田小次郎、昭B 二八、法と国家、和田英夫、昭47 二九、ケルゼン、国家法、清宮、昭4︵岩波︶   科学としての一般国法学 二三

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東 洋法学

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   東洋法学       二六

独乙の国法学であり.ツイペリウス薯国法学等と異った内容をもっている。その緒論、新ドイッ国家性の沿革的前 提、第一編、独乙連邦︵国法上の基礎.連邦共和国における基本法と秩序、連邦国と地方国.連邦の職能と使命.連 邦最高機関︶.第二編、ド,4ッ民主主義共和国︵東独の憲法、基本権と基本義務.経済上および社会的秩序.最高機 関︶.第三編、伯林、附説︵伯林の現在の法律上ならびに憲法上の地位.西伯林と連邦との関係等︶を述べているに 過ぎない。一般国法学がわれわれに教えるところとは縁遠い。  なお試露圃慧教授は一九七一年九月一鷺満七十歳をむかえ.一九五二年以来教壇に立ウていたミ講ヘン大学教授 の職を退いた。彼のドイッ国法学者ならびにバイエル国法学者としての名声は.ドイッの国境を越えて有名であり. 嘗て国務大臣としての行政実務の経験をもち、全公法の広い領域にわたる︵訴訟法.社会法.憲法︶知識の持主でも あるゆ  一般国法学に関する多数の有力な単行論文は.一般国法学の基礎をなすものであるが.これを例示することは不可 能である。 ⑥一般国法学に関する事典類をあげる。  一︶濁○け審息歴≦①8欝R︶も o欝幾巴①活欝○静︸O o窃山o o麟鋳  黙o︶じ oぎ回8露納ご窪鍍魯霧o り蜜纂ω墾α溝禽ぼ87嵩ご ご留畢  G 。︶Oの$議①搾霞ω畠のωo o欝簿ω乏黛璋ど魯︵墨の9一。マ9導搾﹃︶⑩●身P恥ご ご3搭8山8。‘  轟︶勺〇一籏ω98餌餌欝9言算の38ンお器◎

(28)

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(29)

  東洋法学       二八

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五、大学における教程

 戦後における日本の新制大学の法学部の譲義は.極めて簡短化きれるとともに、教授科目の種類も複雑となり、そ の数も増加された。にもかかわらず.法学の研究の基礎となるべき国法学の講座は.いつのまにか法学部のカリキュ ラム︵O畦鉱皇ご密︶からその姿を消し、イギリスやフランス等の学問のように憲法、行政法.政治学にその地位を 譲ったかのように.みうけられる。

(30)

 わが国の公私の各大学法学部においても.殊更に国法学の講座を設けている大学の数は、必しも多くはないように 思う。この現象はなにに起因するのか、私しの容易に理解し難いところだ。  法体系における憲法や行政法の基盤となる国家の生成、組織、形態等に関する学問としての国法学の、科学として の独立性は憲法学や行政法学の独立性とあいまって、専門的研究の対象となるべき筈である。憲法学や政治学を学ん だことだけで、国法学を学んだことになる訳はない。そうした観点からわが東洋大学法学部では、数年前から国法学 の講座をカリキュラムの中に組入れ、学生の興昧をひきつけていることは、賢明である。

六、現代国家学のありかた

 国家が如何なる目的にむかって歩むべきかの、国家存立の正当性、および社会倫理の問題をさらに追求すれば、そ れはかつてボータンがいったように、その国の気候・土地の状況、各地理的事情、ならびに経済的事情や食糧事情、 および民族性の如何によって解答を異にする。  さらにまたその自然的、文化的事情、および歴史によっても異ることは明かである。だからかのイタリャのファシ ストや、ドイッのナチス時代には、その独特な国家観が強調され、また戦前の日本のように、富国強兵、皇道主義、 軍国主義が明治の時代から引続いて、国の政治を支配し、特異の国家観がつよく行われた。戦後民主主義の下に平和 国家、福祉国家の建設がめぎされる日本の国家法は、戦前のコンサバチブな﹁日本学としての日本国家法﹂とは薯し く異る、一般国法学としての志向をもつべき筈である。    科学としての一般国法学      二九

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    東洋法学      

三〇  国家を如何に形成すべきかは、政党の目標設定、ならびにその実現方法とふかい関連にたつ。政党は党の綱領によ ってこれを一般国民に公開する。そしてこの国家目的およびその達成手段の法的確立が、国法学の出発点となる。  次で閥題にされるところは、国家の基本的態様︵生ける組織としての国家.法秩序をもつ共同体としての国家.理 性ある行動体としての国家︶。国家の領域、人民.国家権力殊に諸国家間の関係における国家権力。国家の組織形態 ︵国家形態論の歴史.単元制.寡頭制代議民主主義︶.社会的勢力︵階級支配.種族支配.多元国家.政治的要因と しての世論︶.国家権力の制限︵全体主義国と露由鴎家.権力の分立.法治国家.綴家と社会︶.国家基本法︵憲法 制定、憲法規定の問題点、霞由平等.社会主義国家︶に論及する。  さらに現代における主な国家形態︵議会民主主義.アメリカ等の大統領民主主義.ソ連の評議会式共産制.君主国 制度︶。国家連合︵共同機関制.人的連合.国際連盟.連邦州連邦国︶.国家機関︵機関.権限秩序.機関の行為. 公務員の任命と選定.官僚制︶.国家の正当性︵単純なる発生の姿、正当性の観方.世俗的正当性、宗教的正当性・        ガ 無政対主義の問題︶の問題が取り上げられるのが.現代一般国法学の傾向である。  註ω  以上に示したところは西独エルランゲン大学教授ラインホールド・ツエペリウス博士の近著﹁一般国法学論﹂の取りあ     げ説くところである。同書は出版後数年に、修正第三版が繊版され好評の著作である。一九七〇年代に出版された類書︵例     剛ぐ凝聲 夢 噴㎏溝勉8欝v溝驚8鵬 等の著書︶もまた.概ね同様の内容癒もっている。現代においては.申共ソ連、南北.     東欧諸国と、米英を主柱とする資本主義騒である諸国家が対立し、その政治意識を異にしているが、近来日中、米ソの接     近、南北。東西の緩和の気風がたかまった。一面ヨーロッパ共同体の実体は、いよいよ強められつつある。これらの傾向     はやがてマルクス、レ⋮ニン理論の教える通り、個別国家の枯死、そして世界国家の理想国︵望欝3環8慧Φ︶の出現生成に

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むかいつつあるものとも考えられる。だとすれば、現代の政治理論、ひいては一般国法学の理論も、 くされるであろうが、それは、未来学の醗究範囲に属するところである。 やがて変貌を余儀な

七、む す び

 古代ギリシャ以来、そして近くは啓蒙時代における多数の国国の哲学者、思想家、神学者または政治家によって、 各種論議された国家論、政治学上の思索は、十九世紀の後半にいたって、さらに一般国法学として開花した。それは 言うまでもなく、ブルンチュリーやゲオルク・エリネックをはじめ、数多いドイッ法学者達の精緻な研究がが実った 成果に外ならない。  国際法上みとめられる、人類の社会団体である国家の現象、目的、性格を歴史的に考え、ならびに現在の複雑な諸 相にてらし、各国のもつ世界観を分析しながら、国家の現象を法的関係として取扱う一般国法学は、イギリスやフラ ンス等の諸国の学問が、これを政治学または憲法論として取扱う方法から離れ、独立し、その独自の領域をもつ学問 として発達した学問である。  国法学殊に一般国法学は、国家学の一部を為し、政治学と対立しこれを法的面から裏づけ、これに法律的説明を加 え、法的現象として把えようとするにある。そして一般国法学は、各国のもつそれぞれの国法学を見較べながら、そ の差異を止揚し、一般的に通用する国法学がもち、またもつべき原理を究める学問であると言われよう。  法的に組織された国家権力が、全体としての国民に依存し、国家の目的は、個人の福祉、利害および自由の伸長す    科学としての一般国法学       三一

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   東洋法学       三二

るにある。この国家の権力は.法によって調整拘束されるが、その調整拘束のための制度、態様は、各国の歴史、民 度または民族性.宗教または経済的事情.地理、文化の発達、政治上の勢力の強弱如何によって、いろいろと異らぎ るを得ない。そこに各国特自の国法学が成立つ。一般国法学はこの差異を止揚し.比較し総合し.国家のもつまたも つべき制度を法的に観察するところに.その独自の存在理由がある。哲学.神学.政治学.憲法学または社会学等と 関連をもちながらも.独立の領域をもつ.特殊の研究でなければならぬ。  工婆ネック以来高度に発達したドイッ一般国法学の理論は.戦前.一応賦本にも取入れられたが.遮憾ながら必し もすなおにその研究が行われたとは.言われない。今や旧時代の憲法から近代的の憲法にうつり、天皇主権、官僚専 制.あるいは強大な軍閥政権にかわり. ︵磨辱眼 肇o諾器蒔凱馨象慧お勘&欝囲饗欝蔀瞬憩穫魯麟彗&び矯齢箒毒 撫黛・Φ器− 薦鉱蔓驚慧審萄8竃︶主権在民の民主主義がおおらかにおこなわれる.戦後のわが国の国法学の進歩研究に.少か らぬ手掛をあたえるものは一般国法学であると思う。だとすれば.一般国法学研究を.単に政治学者や憲法学者等の 手に委ねておいてすむ筈はない。  なお最近におよんで.西独の学界では.国法学の研究はいよいよ盛となり、ドイッ学者のたくましい研究心は.少 からぬ大薯作の出版をみせた。その一例は.前記のように↓あo箒鍍鰻ジω鑓簿ωお魯“暦ω創評二餌膨①馨鶏診9Φ UΦ欝○犀審鉱9⑦q質鳥①の馨器竿G っ○銭巴段幻①○簿ω馨墨び お凝矯 自”ω︵嗣。9①の議添響Φ9審一篇益簿器くの猟霧の∈薦ω 器魯島畠①︾び繊9霧葺茜︸這§●βじ ご傘も o欝鯨繊Φ巳く鎌お二区望鎧冨○茜簿鉱鋸けす8お謡◎ であるが、いまだ実 物が手許に到着していないため、遺憾ながら、いまその内容を紹介批評することはできない。後日の研究にまつ。

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 われわれは、第三の大国といわれる日本における一般国法学が、かつてのエリネークの名著に劣らず、また更生し たわが国の日本国法学のグラーデが、かの地のラバンドまたは、ゲオルク・マイヤーの大著︵型ピ筈農9U器望㌣ 90 房おo窪血ののU①暮ω魯窪園色畠の9 9︾鼠ピ魁ゆ8。↓曽げぎ鴨9 お一H山野”○の○お竃Φ岩ぴ ピΦぼび瓜98ω Uの暮ω魯の嵩ω蜜緯霞8算98︾鼠一・竃身魯窪9冨甘N西お鼠。︶を凌ぐ高度にまで達する日が必ずあることを 信じ、かつそのちかからんことを、切に待望してやまないものである。       ⋮一九七一丁八・一五・終戦記念の日稿ー 科学としての一般国法学 三三

参照

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