中南米地域における農民参加による土地保全対策
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(6) 1 0 4. 八. 丁. 5.裏地保全への7ブ ローチ 有効な侵食対策 を莫施するためには,土壌の種類 ( 劣化 した栄巷分の低い土壌,機株の使用が困難な 土壌,圧密を受けやすい土壌),必要な技術水準 ( 顔 民が 自ら実施可能,ある程度の技術支援が必要,す べての段階 において技術支援 が必要 ),農場の規模. 信. 正. ログラムが有効 となるためには以下の 6つのポイン トを重視する必要がある。 ( ∋土壌保全の活動 を単独ではな く営農 システムの一 環 として位置づける。 ②土壌の流亡 自体 よりも,それによる生産性の低下 が問題である。. ( 3 0 h a,3 0 1 1 0 0 h a,1 0 0 h a>),必要な投資 ( 農民の. 6) 土壌保全対策 自体 よりも雨水の管理 に注 目する。. 労働プ J のみで可能,ある程度の資材 ・機械必要,袋. Q) 侵食防止のために工学的手段 と営農 ( 植物)によ. 約的な資材 ・機械使用),気候条件 ( 潅概等の 目的 の水の利用可能性,降雨の強度 とその危険性,霜雪 の可能性)な どの地域の 自然,社会 ・経済制約条件 を十分考慮する必要がある。近年のアプローチ とし て,中流域 を 1つの計画単位 として,流域の住民の. る手法を一体化する。 6) 流出をコン トロールするよりも,流出自体を減少 させる。 ⑥ トップダウンではな く農民や地域の参加を得た, ボ トムア ップのアプローチを用いる。. 参加を得なが ら,流域全体の保全対策 を行 う方式が. ブラジルのパ ラナ州では,中流域 に対する参加型. 用い られるようになっている。以下 に,その概要に. 9 8 0 年代の後半 よ り段階的 に実施 さ の保全対策 が 1. ついて示す。. れ,大 きな効果をあげている。保全対策導入前は, 閉場に多数のガ リ侵食が発生 し,地力の低下,降雨. 1) ′ ト流域 レベルでの保全. の道路への集中による道路への被害,土壌侵食によ. これまでの流域管理の概念では下流の施設 や利益. る土砂の堆群による河床の上昇 と,氾濫等の問題が. を守 るために上流域の保全を図るとい う下流中心の. 発生 していた。 このため,閉場においては等高線 テ. 考 え方であ ったが,現在では上流域の土地 ・資源の. ラスを導 入 し,囲場面を雨水が流下 しないようにす. 利用者に中心 を置 いて,資源の保全 と持続的な土地. るとともに,農道整備により雨水が道路に集中 しな. 利用を行 うというアプローチに変わっている。基本. いように改良 した。 また,土壌改良,硬盤破砕,輪. 的には上流域の土地の劣化が進行 している地域 にお. 作体系の軍人,不耕起栽培の導 入な どが段民の参加. いて地域の住民 ( 段民)が主体的に, 自分たちの利. を得なが ら段階的に進め られた。その結果,農家の. 益を守 るために必要な管理 を行 うとい う視点が必要. 意識 および営農技術は徐 々に改善 され,保全対策の. である。つま り,いかなる保全活動 も地域の住民 ( 良. 効果が明 らかになると一層段民の参加が促進 される. 氏)の参加に基づ き,彼 らの必要性 を十分反映 した. とい う良い循環 とな っていった。良民への直接的な. もの としなければ,持続的な保全を行 うことは困難. 利益 となる単収の増加は,保全対策採用の前後で,. である。 このため土地の劣化 を抑 えることが明 らか. 0 %,大豆が3 5 %も増加 している トウモ ロコシが約7. に収i i t の増大や, リスクの軽減,その他の利益につ. ( 図 - 4) 。道路の整備 に よ り,道路の維持管理資. ながるとい うことを示 してやるとともに,そ う した. が大幅に削減 され,道路整備用機械の年間の燃料の. 営農方法を開発す る串が必要であ る。中流域 (( 過. / 4以下 消費丑は,保全対策実施前 と比較すると l. . 0 0 0 1 1 0, O O O ha ) 単位で保全活動の導 入を図 る場 常2. となっている。 また,河川の汚濁が大幅に減少 し,. 合の利点 として,以下の ことがあげ られる。. 不 溶性 の物 質は事業 実施前 の 2 3. 4ppmか ら1 0. 7. 一比較的均質の地域 に援助や技術的支援の活動 を. 段用地整備公団 1 9 9 6 ) 0 p p mに減少 している (. 典申させることが可能である。 一段民の問に共通の r l 的意識 を持たせることがで きる。. 2)圃場 レベルでの対策 閉場 レベルの計画は,中流域 レベルの計画に基づ. -基本的に一つの村 を対 象 としてお り,問題意識. いて策定 されるが,その段階で技術の導入を行 う普. や改善策に関する意識の統一が図 りやす く,段. 及員 と段家の間に共通の認識を持たせることが重要. 民の参加が得やすい。. である。普及員は封入される技術が生産の増加を も. 一農民が明確に したニー ズと優先順位に基づいて 資源の効率的な活用が可能 となる。. た らし,農家の利益になるとい うことを十分説明す る必要がある。 このため,地 力改善のため畜産の萄. 保全対筒で難 しいのは,個 々の事業の実施ではな. 人,E 3民への蛋 白質供給のための水産頚殖の導 入,. くて,流域の良民が全員参加 した村 レベルでの組織. 燃料確保のための植林,地力改善及び土壌 カバーの. づ くりと,多岐に渡 る分野を総合的にまとめた市町. ための緑肥の導入,′ J 、 規模な潅概の導入,保全事業. 村 レベルの組織づ くりである。 ここで,土壌保全ソ. を考慮 した農道改修串等の可能性 について も検討 し.
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