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加子母・上石津を訪ねて

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Academic year: 2021

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(1)❖特 集❖. 加子母・上石津を訪ねて. と ず っ と 腰 の 据 わ っ た、 地 域 に 根 を. 下 ろ し た 「交 流」 で あ る こ と が よ く. 分 か っ た。 大 学 の 多 く は 理 科 系 特 に. 建築系のゼミ・学生が多いという特. 徴 が あ る が、 文 科 系 の ゼ ミ ・ 学 生 も. 最 近 増 え て い る と い う。 ま ち づ く り. の ア イ デ ア を 出 し 合 っ て、 そ れ が 実. れ て き て い る。 そ の 事 業 の 連 携 大 学. 会 の も と、 域 学 連 携 に 力 を 長 ら く 入. こ の 「村」 は 加 子 母 む ら づ く り 協 議. 木 所 長 と 田 口 さ ん の お 話 を 聞 い た。. 村 の 役 場 で あ る と の こ と で あ る。 内. 訪れた加子母総合事務所は旧加子母. と の 打 ち 合 わ せ の た め に 訪 問 し た。. ESD研究会が共催するシンポジ ウムの登壇者としての田口幸子さん. 環 境 も 異 な る。. い え 名 古 屋 か ら は か な り 遠 隔 の 地、. い う 実 感 が あ り、 同 じ 中 部 地 域 と は. 川インターからだいぶ距離があると. た 雰 囲 気 を 持 っ て い る。 し か し 中 津. 媚 な 地 域 な ど が あ り、 自 然 に 囲 ま れ. せ 到 着。 途 中、 付 知 狭 な ど の 風 光 明. 川インターを降り約二〇分車を走ら. 所 を 訪 ね た。 加 子 母 は 中 央 高 速 中 津. 落 と、 三 重 県 い な べ 市 上 石 津 の 二 か. 名) で、 岐 阜 県 中 津 川 市 の 加 子 母 集. 八 月 二 〇 日 早 朝、 E S D 研 究 会 メ ン バ ー (別 所、 飯 島、 三 浦、 林 の 四. ここで行われている「交流」は、もっ. と い う 性 格 の も の が 多 い の に 対 し て、. まえばその後のつながりがなくなる. 期 的 な も の で、 そ の 期 間 が 過 ぎ て し. く の イ ン タ ー ン シ ッ プ は、 概 し て 短. 生 ま れ て い る と い う。 今 は や り の 多. す る、 と い う よ う な 長 期 的 な 循 環 も. のゼミの学生たちを引き連れて参加. 究 者 と な り ほ か の 大 学 に 就 職 し、 そ. る よ う だ。 ま た、 参 加 し た 学 生 が 研. 毎年訪れるなどということも多々あ. 参 加 し た 学 生 が、 卒 業 後 も 引 き 続 き. 生 時 代 に こ の 土 地 を 訪 れ、 木 匠 塾 に. も 年 季 が 入 っ て い る よ う だ っ た。 学. で 訪 れ、 住 人 た ち の 受 け 入 れ の 態 勢. の 八 月 の 時 期 に は、 学 生 た ち が 集 団. 落 で あ る が、 一 九 年 目 に な る 木 匠 塾. げ て き た。 人 口 三 〇 〇 〇 人 程 度 の 集. りのプロジェクトを実施し成果を上. 古民家再生をはじめとしたまちづく. 学 生 主 体 の 木 匠 塾 を 実 施 し て お り、. が 名 を 連 ね、 毎 年 の よ う に 夏 八 月 に. 名古屋工業大学などの中部圏の大学. 関 東 圏 の 大 学、 そ し て 名 古 屋 大 学、. 現 地 な ど も 案 内 を し て い た だ い た が、. 加 子 母」 お よ び 古 民 家 の 再 生 な ど の. て い る 加 子 母 の 「ふ れ あ い の や か た . 所 を 離 れ、 大 学 生 の 交 流 の 場 と な っ. の が 率 直 な 感 想 で あ っ た。 総 合 事 務. かかわらないともったいないという. そ長期的な視野・展望をもちながら. 掲 げ る 限 り、 ま さ に こ う い う 場 に こ. 掲 げ、 ま た ま ち づ く り ・ 地 域 形 成 を. 学 連 携 に 関 わ っ て い な い。 E S D を. 部のような学部は今のところこの域. も の の、 名 古 屋 市 立 大 学 人 文 社 会 学. どのゼミ・学生などが参加している. う。 名 古 屋 大 学、 名 古 屋 工 業 大 学 な. 域と大学との関係形成の場なのだろ. をかけての信頼関係・人間関係・地. 長 期 的 な プ ロ ジ ェ ク ト で あ り、 時 間. は 短 期 的 な プ ロ ジ ェ ク ト で は な く、. る こ と が う か が わ れ た。 域 学 連 携 と. をもたらすプロジェクトになってい. の 間 の 交 流 の 場 を 形 成 し つ つ、 活 気. で も あ る し、 加 子 母 に と っ て は 大 学. ちにとっては、ある種の「実験の場」. い く つ か あ る と い う。 大 学 ・ 学 生 た. 際に取り入れられているという例も. と し て は、 京 都 大 学 を は じ め と す る. 名古屋市立大学大学院人間文化研究科 飯島 伸彦 . 関 西 圏 の 大 学 か ら、 東 洋 大 学 な ど の. 30.

(2) ❖特 集❖ 加子母・上石津を訪ねて. れ て い る が 「文 化 の 香 り が 高 い」 端. 全体の印象としてとても自然に囲ま 本 主 義」 の 可 能 性 を 実 感 で き る モ デ. 石 津 も と も に 中 部 に お け る 「里 山 資. そ れ ぞ れ 違 い は あ る が、 加 子 母 も 上. 「旅」 で あ っ た。. ルであると強く感じることができた. 正 な 集 落 と い う 印 象 を も っ た。 昼 食 を 付 近 の 道 の 駅 で と り、 中 央 高 速 中 津 川 イ ン タ ー に 戻 り、 今 度 は 一 転 し て 三 重 県 へ 向 か っ た。 車 を 走 らせること一時間半ほどで東名高速 関 ヶ 原 イ ン タ ー を 降 り、 さ ら に 一 五 分ほどでいなべ市の上石津へ向かっ た。 地 域 再 生 機 構 理 事 森 大 顕 さ ん の お 話 を 聞 き に 行 っ た。 薪 ボ イ ラ ー の 普 及 の た め の 会 社 を 設 立 し、 こ の 地 域における地域の循環のシステムを 構 築 し つ つ あ る 人 で あ る。 そ の た め に 「木 の 駅」 な ど を 設 置、 さ ら に 地 域 通 貨 な ど を 活 用 し な が ら、 い か に 薪 ボ イ ラ ー の 使 用 が 簡 単 で あ り、 安 価 で あ り、 ま た 日 本 で の 普 及 が 徐 々 にではあるが進みつつあるかなどの 現 状 に つ い て 語 っ て い た だ い た。 お 話を聞いた場では日帰りの温泉を実 施 し て お り、 そ れ が 地 域 の 交 流 の 場 と も な っ て い る こ と、 ま た ほ ん わ か と あ っ た か い 気 分 の も と、 D I C )などとい Do It Community-self う考え方などをうかがっているうち. (. に、 ま さ に E S D 研 究 会 で 模 索 し て い る 持 続 可 能 な 「内 発 的 な 発 展」 の モデルとなるような事例が名古屋に 身近なこの地域にも根付きつつあ. 31. る、 と い う こ と を 実 感 す る こ と が で き た。 加 子 母 の 事 例 と 上 石 津 の 事 例、. 加子母集落の風景.

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参照

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