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琉球政府文書の利用状況調査報告: 沖縄地域学リポジトリ

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Title

琉球政府文書の利用状況調査報告

Author(s)

大湾, ゆかり

Citation

沖縄県公文書館研究紀要 = OKINAWA PREFECTURAL

ARCHIVES BULLETIN OF STUDY(3): 67-84

Issue Date

2001-03-30

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/8163

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琉 球 政 府 文 書 の利 用 状 況 調 査 報 告

大 湾 ゆ か り † は じめに 1 なぜ利用状況 を調香す るのか ? 保存 と利用 の問題 -2 利用状況調査 2-1 調査 日的 2-2 調査対象 と方法 2-3 調査結果 3 分析 3-1 各局の総簿冊数 と閲覧冊数 との関係 3-2 各局の閲覧回数 と閲覧冊数 との関係 3-3 閲覧回数別の簿冊数か らみた利用頻度 4 分析結果の まとめ 5 保存処置の可能件 と課題 おわ りに は じめに 琉球政府 文書 (以下 「琉政文書」 とい う。) は、戟後沖縄 の歴 史 を解 明す るため にはな くてはな らな い貴重 な資料群 である。琉政文書 の保存 を顧 み る とき、 まず1972年 に沖縄 県 に引 き継が れてか ら1995 年 に沖縄県公文書館 に託 されるまでの23年 間、関係者の並 々な らぬ努力 に よって整理 、保存 されて き た経緯 を忘れてはならない。当時の状況 については、当館紀要第2号 中に金城功が詳 しく報告 している】。 それによる と、琉政文書のおかれていた劣悪 な環境 もさることなが ら、保管場所 の確保 自体 に奔走 しな ければならなかった事実 に驚か される。 そ うした時代 を-て1995年、琉政文書 は沖縄県公文書館への移動 を最後 にようや く安住 の地 についた。 以降今 日まで、環境管理のゆ きとどいた書庫 に保存 され、閲覧等 の利用 に供 されている。 しか しなが ら、 琉政文書の保存 については、酸性紙や青焼 きコ ピー紙 の劣化 、金具やセ ロハ ンテープ類 による損傷 、不 揃いの合縁 な ど、今 なお多 くの課題がある。それ らを解決 し、 16万余簿冊 にのぼる膨大な資料群 を現在 も将来において も利用 で きる状態 に保 ってお くことが公文書館 に課 された責務 だ といえよう。 開館以来、琉政文書の保存 においては、緊急の処置 を要す る文書 とは別 に長期的保存計画 に もとづい た対応の必要性 に鑑み、その前提 として3つの事前調査 をすすめて きた。その うち本稿 で報告す る利用 状況調査 は、過去5年間における同文書群の閲覧利用 の実績 か ら、文書全体 の中で利用頻度 の高い資料 あるいは資料群 を統計学的 に抽 出す るために実施 した ものである。その結果 は、他 の調査結果 とあわせ て保存計画 をよ り具体化する材料 と して活用 したい。 †財 団法 人沖縄 県文化振 興 会公文書 管理 部修復 士 】 金城功 「琉球政府 文書 の整理 ・保存 ・利用 について

『沖縄 県公 文書館研 究紀 要』 第2号,2000,沖縄 県公文書館 -

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67-1 なぜ利用状況 を調査 す るの か? 一保存 と利用 の問題 一 調査 について具体 的 に述べ る前 に、 まず 、なぜ保存計 画 をたてる 上で利用状況 を知 る必 要があるのか 整理 してお きたい。 モ ノは使 われ るほ どに傷 むのは 自明であ って、記録 に用 い られた紙 も例外 ではない。モ ノが劣化す る

卜馴 まさまざまであ るが 、物理的 には人の活動 に よる影響 を無視す ることはで きない。仮 に

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じような 保存状態 にあ るA ・B、2つの資料 が あ った とす る。 そ して、Aが 10回利用 され る間 にBが 1回 しか利用 されなか った と した ら、 どちらが先 に弱 って しまうだろ うか。 こ う して考 える と、資料保存 を完遂 す るには利用 しない こ とが一一番 とい うこ とになって しまう。 しか し、それでは公文書館等の資料保存機 関が資料 を収集 し、整理 、保存す る意義があ るであろ うか。 この保存 と利用 とい う矛盾す る問い に対 して、原 島陽一 は、「史料 の保存 を考 える場合 には、史料 を 利用 に供 しなが ら保存 してい くとい う二律背反の宿命が重要 な条件 となっているこ とに留意 しなければ な らない。 もちろん、 これは原則 であ って、保存 を目的 に掲 げる以上 、無制 限 な利用 を許容 す るわけで はないが、制約 をで きるだけ少 な く抑 える とともに、利用 に耐 えて共存で きる ような保存 方法の開発が 求め られ るのであ るヱo」 と述べ 、保存 の 前提 に利用 とい う条件 が あ り、両者 は共存 して行 われるべ きこ とを指摘 してい る。 また、金 l山上二子は 「史料保存 を行 う組織 に共通す る史料管理が、史料 の本 来の [二川勺 であ る 「利 用 され る」 とい う機能 を回復 させ てや り、それ を永 く持 続 させ てや るこ と-」 だ といい、木 部徹 は、l実情 館 や文書館 における資料保存が、(∋資料 をいつ まで も利用 で きる状態 に してお くこと、② 利用 を促 進 させ る ものであ るべ きこ と4、 を説 いて保 存が利用 の ため に行 われ るべ きこ とを

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してい る。 この ように、現在 の資料保存 の基本的考 え方 では、利用 を切 り離 して保存 の問題 は語れない。す なわ ち、利用 を保障す るこ とこそが資料保存 の 目指 す 日的 なのであ る。 しか しなが ら、一 方で利用頻度が高 い資料 ほ ど劣化状態 に陥 りやすい ことも確 かであ る。そ こで、最 近で は保存容器 の使 用 やマ イクロ化 ・デ ジタル化等 に よる複製物 の作成 な ど、劣化 した部分 を 「治す

こ とよ り劣化 を 「防 ぐ」ための技術 を適用 して原資料 を保護 しようとす る考 え方が一般的 になって きた。 また、公 文書館 の ように膨大 な資料群 を扱 う機 関で は、時 間や コス トがかか らない保存処 置か ら段 階的 にすすめ るこ とも不可 欠 となっている。 いずれ に して も、 さまざまな技術 の選択肢 か らどれ を選んで実 行 に移すか、あ るい は どの資料 か ら先 に着手す るかは、資料 の もつ性 質や保存状態 、利用状況等 の諸条 件 を検 討 した上 で決め るべ きであ る。 それ らを総合的 に診断 して綿密 な保存計 画 をたてるこ とで よ り適 切 かつ現実 的 なアプローチ につ なが り、その意味 において利用状況 を調べ るこ とも人切 な要素 として捉 えるこ とがで きよう。 ちなみ に、金 山や木部がそれぞれ提 唱す る保存計 画の プロセス において も、利用 のニーズ を含 む数項 目の条件5があげ られている。 そ こで、琉政 文書 にHを向けてみ よう。琉政文書 は初め にふ れた とお り、決 して良い保存状態 にある 原島腸 -「史料保存の基本的課題

F凶書館 と資料保刷 安江明夫 ・木部徹 ・原 出淳夫編,1995,雄松堂皿乱 p179 1 金LLJIE7-「文書館 における史料保存の現状 と刈策

F記録史料 の保存 と修複 -文書 .書籍 を未来 に遺す一』「記録 史料の保 育.修復 に関す る研究集会」楓 I995,7グネ技術 セ ンター,p113 1 木部徹 r表紙 は外れた ままでいい-貴重書の修復 と資料保存-

F図書館 と資料保存』 前掲 p26H 、 金山は前掲書のLトで保存計 幽立案のチ ェ ック項 目と して、史料 の現状 、劣化の予防、利用のニーズ、技術 の確認、 コス ト の常山 をあげてい る。 また、木部 は 「紙資料の保存修復技術 一何 を選 び、 どう適用す るか

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」 (後記)のrllで、保存修復技術 を選択 して適用す るにあた り、保存のニーズをつかむことの重要性 を説 き、そのための3つの婁素 として、現物

存の必 要性、 モ ノと しての状態

利用頻度の各 レベルを重ね合わせ ることを提起 している。 (傍線筆者) -

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68-とはいえない文吉群 であ る。現時点で は J一寧 な取 り扱 い を心 が ければ大 半の資料 が閲覧で きる状態 では あ るが、文 吉の多 くに酸性紙特有の劣 化がすす んでい るため、将来 どの程度利用 で きる状態で残せ るか が懸念 される。 ま してやそれ らの文書が頻繁 に利用 された場合、元 々傷 みかけてい るだけに加速的 に劣 化す ることは 十分予測 され る。 したが って、利用頻度 の高い資料 または資料群 を細 山 し、そ こか ら優 先 的 に処 置 を施す ための保存計 画 をたて るこ とが 、文書全体 の持続 的保存 と利用 につ なが る策 だ と考 えて いる。以上 の考 え方に もとづ き、琉政 文書の利用状況調査 を実施 したのであ る。 2 利用状況調査 2-1 調査 卜川(J 沖縄県公文書館が所蔵す る琉政文書群 には、琉球政府 が作成 または収受 した文書 のほか に

Ⅰ二地所有 申請書や一筆限調書、マ イクロフ ィルム化 された資料等 が含 まれてい る. この うち、本調査 で は後者 を 除 き、当館 の硯検索 システムにおいて局課分類 に よ り検索 で きる文書154,020-肘 について、過去5年 間 の閲覧 による利用状況の履歴 を明 らかに し、利用頻度 の高 い資料 あ るいは資料 群 を抽 山す るこ とを目的 と している。先に述べ た とお り、調査結果 は琉政文書 の長期 的保存計画 をたてる上で必 要 な情報 と して、 お もに保存や修復 計画を講 じる優先順位 の判 断材料 になる ものであ る。 本調査の実施 にいた った理 由には、前章 で述べ た保存 と利用 の問題の ほか に当館 の運用両 におけ る事 情 もあった。その理由 とは、1995年 よ り稼動 してい る当館独 白の蔵書管理 システム に簿冊単位 の閲覧履 歴 を記録す る機能が な く、その他 に も統計 的 な記録が残 ってい なか った こ とに よる。 ところが、開館後 数午 を- て、保存の側 か ら簿冊単位 の利用状況 を示す情報が必 要 とな り、つい にコンピュー ターに も記 録 されていない情報 を求めて閲覧 申請書 と対峠す るこ とに したわけであ る。 ところが 、実際 に作 業 を してみ る と、正確 な閲覧 デー タの集計 は手作 業で しか表せ ない こ とに気がつ いた。 申請時 に何 らかの理 由で利用 を制限 した資料 について、閲覧 申請書 に記 された一つ一つの理 由 を 吟味 しない と実際 に利用 されたか ど うか判 断 し難 か ったか らであ る。 したが って、本調 査で は、過 去5 年 間の閲覧 申請 奮すべ てに目を通 し、徹底 して 「実際 に閲覧 された簿冊」 を求めてデー タベ ース を作成 した。その条件 においてほほほ正確 に記録化で きた と思 う。 2-2 調査対象 と方法 調査 は、1998年9月 と2000年10月-12月 まで、2度 に分 けて行 った。1回 Rの調査 で は、開館 当初の 1995年8月か ら1998年7月 までの3年 間 に閲覧 された資料 の うち、土地所有 申請書 と映像音声資料 を除 くすべ ての資料丁を対 象 に し、 また2回 日にあた る今 回の調査 では、1998年8月か ら2000年7月 までの2 年 間に閲覧 された資料 の うち、琉政文書 だげ を対 象 に して実施 した。 調査の具体 的 な方法 は以 下の とお りであ る。 l)過年度の閲覧 申請書 よ り実際 に閲覧 された資料 を抜 き出 し、それ らの資料 コー ドと閲覧年 月 日をコ ン h 20

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jJH n現在の琉政文書の登録簿冊数。沖縄県公文書館の検索 システム より筆者が導いた数値である. 7 土地所有申請書は、沖縄県公 文書館 に搬 入 される以前 よ りマ イクロ撮影事業が適JTlされてお り、同時点 で新規保存計l叫の 対象 とす る必要が なかったため除外 した。 また、映像 音声資料 は閲覧の際 に申請書の提 出 を義務づ けていない ことか ら基本 デー タが欠如 してお り、 よって調査対象か ら除外 した。 " 第1回調査で、当初3年間の閲覧利用 では琉政文書が7割 を占めたことが判明 しているO (詳細 は後記) -

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69-ピュー ターに入力す る。 沖縄県公文書館 が閲覧業務 を開始 した1995年8月 を基準 に、1年 ご とのデー タベース を作成す る。 使用 した ソフ ト Exce15.0(1回 日)、Excel2000 (2回 目) デー タベ ース項 目 (∋局 コー ド、② 課 コー ド、(参簿冊 の資料 コー ド、 (彰閲覧 回数 (⑤ を自動 カウン ト)、(9閲覧年 月 日 (1回 目・2回 目・3回 目--) 作業人員 比嘉里佳9 (1回 目)、新城邦朝■o(2回 目)、お よび筆者 2)資料 コー ドの若 い順 か ら並 び替 え、縦軸 に並 んだ同 じコー ドを探 してその簿冊 の閲覧年 月 日を 「2回 目」 以降の欄 に移す。 これに よ り、「回数」欄 に閲覧 回数が 自動 的 にカウ ン トされる (下図参照)。 3)1年 ご とのデー タベ ース を 1つ にまとめ、5年 間のデー タベ ース を作成す る。

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局課 コー ドを入力す る。 5)局課 ご とにデー タを集計 し、分析 す る。 実際の作業 で は、デー タ入力 か らフ ァイルの接合 までか な り苦心 した。 た とえば、同 じ簿冊がつ ぎに いつ閲覧 されたか を探 す ため に、初 めの うちは資料 コー ド1つずつ に検索 をかけるな ど して試行錯誤 を 繰 り返 した り、 日付順 にな らんだデー タを局課順 に並 び替 える方法 に も手 を焼 いた。 また、 1回 目の調 査 で は どこ までの情報 を拾 うべ きか判 断 しきれず、当初3年分 は行 政利用 と一般利用 を分 けたテーブル も用 意 したが、後 で本調査 の 目的 に当該 デー タは と くに必 要 ない こ とを悟 り、2回 目の調査 では行政利 用 、一般利用 の別 な く集計す る方針 に切 り替 えた。 こう して、で きあが ったデー タベ ース に もとづ き、使用 した ソフ トの カウ ン ト機能 によ り自動 的 に閲 覧 回数が表せ た とき、正直 な ところ同 じ簿冊が結構頻繁 に利用 されてい る事実 に驚 いた と同時 に、 この 調査 の意義 を改 めて感 じるこ とがで きた。ついで、局課単位 に閲覧 された簿冊数やのべ 閲覧回数 を合計 し、利用率 や 1冊 あた りの利用頻度 を計算 して基礎 デー タか ら集計 をすすめてい くうちに、閲覧利用 の 傾 向が徐 々 に鮮 明 になって きた。 そ こで、分析面 で は まだ まだ考察 の余地 はあろ うが、 まず は調査結果 よ り過去5年 間の閲覧 に よる利用状況 を明記 し、現時点で まとめた考察結果 を述べ ることにす る。 2-3 調査結果 1995年8月2日∼2000年7月31日まで5年 間 に閲覧利用 に供 された琉政文書 の総簿冊数 は、5,848冊 であ る。 この数値 は、琉政文書籍数154,020冊 の約3.8%に相 当す る。 また、同 じく5年 間におけるのべ 閲覧 回数 は7,951回であ り、利用 された簿冊 1冊 あた りの平均利用 回数 は、1.36回であ った。 この結果 の基礎 となるデー タベ ースの全 容 については紙 幅の関係上すべ て を掲載 で きないので、 ここ 9 元財団法人沖縄県文化振興会公文書管理部嘱託員 10 財団法人沖縄県文化振興会公文書管理部嘱託員 -

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70-では総務局総務課 を事例 として載せ てお こう (図1)。 なお、今 回の調査結果で もっ とも閲覧 回数が多 かったのは、図 1中にみえる資料 コー ドROOOOO474Bllとい う簿冊であ り、過去 5年 間で実 に 19回閲覧 さ れていたことが判明 した。その他 に も総務局総務課 には閲覧 回数の多い資料 がた くさん含 まれているの で、後 に取 りあげて考察 してみたい。 つ ぎに、先述のデー タベース に もとづ き各局課 ごとに集計 した結果 を表 1に記 した。 この表 には、局 課 コー ドと名称 、各局課の総簿冊数、閲覧利用 に供 された簿冊数、各局課の総数 に占め る利用 された簿 冊数 の割合 (利用率)、のべ 閲覧 回数 、お よび閲覧 された簿冊 1冊 あた りの平均利用 回数 を載せ た。表 中で用 いた局課分類 は、1972年 5月 14日の琉球政府 閉庁時 における組織名 に もとづ くもので、琉政文 書の出所分類 として整理段 階か ら採用 されている ものである。 ここでは、実際 には沖縄県公文書館 に引 き継がれた簿冊が 1冊 もない課 も、分類上必要 と思 われたので記載す ることに した。 紙面の都合 によ り、図 1お よび表1は次頁 よ り掲載す るので参照 してほ しい。 3 分析 本章では、前述の結果 を受 けて具体 的 に利用状況の分析 を試みた。分析 はお もに琉政文書の局課分類 にもとづ く資料群 を単位 として行 った。 3-1 各局の総簿冊数 と閲覧冊数 との関係 は じめに、閲覧 された簿冊数 に着 目 し、局別 に利用 の多少 を探 ってみたい。つ ぎに示すのは各局 の閲 覧冊数の合計値 を数値が高い順 にな らべ、上位 にランクされた5局である。 農林局 (1,136冊)、法務局 (1,003冊)、宮古支庁 (879冊)、総務局 (430冊)、建設局 (429冊) これ らが琉政文書全体 の閲覧冊数 5,848冊 に占める割合 を求める と、農林局 19.4%、法務局 17.2%、宮 古支庁 15.0% とな り、上位 3局 だけで全体 の過半数 をこえている。 このことか ら、琉政文書群 の中で も特定局 の文書群 に利用が多 い傾 向 をよみ とれる。

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・一.-.3 15il17 一 2 I .3.._三コ !i ."8 2 図2 琉政文書局別総簿冊数 と閲覧冊数 しか し、 こ こで考慮 しな けれ ば な らない のが 、各 局 の保 有 す る簿冊 数 で あ る。 た とえば、農 林 局 には 12,666冊 の簿 冊 が あ る の に対 し、宮古支庁 は 1,361冊 し か存 在 しない。最大 の文 書群 で あ る会計検査 院 (48,987冊)と最 小群 の復帰対策室 (217冊) とで は、実 に48,770冊 もの 開 きが あ る。 そ こで 、各局 の総 簿冊 数 と 閲覧冊数の関係 を図 2に示 してみ た 。 この 図 にみ られ る よ うに、 )1 ROOOOO474B「政党演説 に関する書類」 :この資料 は 1995年 8月∼ 1998年 7月 までの3年間の統計で も14回 ともっとも多 く閲覧 されていた簿冊で、その後 2年間で さらに5匝【利用 されている。 -

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71-図

1 吐政文暮制用状況調査基礎データベース(捻務烏総務課:A1) Ji甘 *科コード 回& 1Ji)自 2回日 3回日 4回日 5回目 8回目 7匝】日 8回目 9回日 A 1 ROOOW B 1 1999/07′14 A I ROOOX)253B 1 21XX)/01/26 A 1 ROOOOO257B 1 1999′10′27 A 1 FW 258B -ー 1999/10/27 A ー FW 3518 1 1999/03/03 -A 1 ROOOOO3528 1 1999/05/13 A 1 ROOM 353B 1-2000/05/14 A 1 ROOOOO355B 1 2000/05/14 A 1 ROOOOO367B 1 2000/02/04 A 1 R∝)000370B 4 1996/06/04 1997/04/22 1■998/10/02 1999′07′11 A 1 棚 03918 1 1999/06/ll A 1 和泊∝氾402B 1 2000/0S′10 A 1 榔 ●14B 1 1999′ー2′lO A 1 ROOOOO431E) 1 1999/12/10 A 1 ROOW 33B 2 1997/08/19 2000/06/10 A 1 RW 35B 2 1999/06/26 1999′12/05 / A 1 榔 436B 1 20α)/06/10 A 1 FW 7B 6 1995/ll/16 1997′01/18 1997/08/19 1999/03/03 ー999′08′18 2000/eI7/19 A 1 榔 4388 1 1999/06/16 A 1 R(仙 拍b 8 1996/08/ll 1軸7/08/14 1997/08′15 1997/11′25 1998/04/23 1998/07/29 1999/05/07 2000/06/10 Al1 R∞ 0004408 3 1999/03/03 199-9/06/27 2000/66′10 A 1 R∝氾00441B 8-1996′07/26 1996/12/25 1991/01/29 1998/10/27- 1999/03/03 1999/06/19 2000/06/lO 2000′07/19 A 1 ROOOOO442B ll 1896/08/ll 1997′08/14 1997/08/15 1997/ll/25 1998/04/23 1998/07/29 1998/10/27 1999′07′16 20m/03/04 A 1 Ro°(氾04458 10 1996′08′01 1996/OB/ll 1996/10/15 1997/b1ノ29 1991/OB/14 1997/08/15 柑98/10/27 1999/03′18 2000/06/10 A 1 ROW 46B 5 1996′06′30 1998′10/27 ー999′10′27 1999/10/28 2000/06/30 A 1 用X沿α)一47B 1 1996/07/26 A ー-ROOW B 4 1996/09/25 1-997′03/29 1997′08/24 1999/06/13 A 1 ROOM 9B 3 1996/06/30 1996/09/25 1997′03/29 A 1 RW 50B I 2000/05/28 A 1_ FW 54B 3 1996/12/17 T由8′09/16 2(刀0/06/07 A 1 R∝棚 4558 8 1996/08/29 1996/09/25 1997/03/29 1997/ll/14 1999/05/07 ー999′06/29 1999/12/b5 2000/06/30 A 1 ROOOOO4568 7 1995/08/03 1995/12/01 1996/06/30 1996/08′15 1996/10/15 ー997′08′15 1999′03/ll A 1 ROOm 578 10 1996/07/26_1996/08/ll 1997′02′13 1997/08/24 1997/08/24 1998/03ノ03 1998/03/12 1998/03/13 1998/08/05 A 1 ROOOOO458B 2 1997/08/24 1997/08/24 A 1 ROWOO459B 4 1997/08/24 1997′08′24 1998′03/12 1998/03/13 A 1''FW 60B 10 1998/07/26 1996/09/25 1997/02/04 1997/08/24 1997/09/07 1998/03/03 1998/03/ll 1998/08/05 1998/08′07 A 1 ROW 462B 10 1996/07/ll:1996/07/26 1997′0-1/09 1907′02′04 1997′08/24 1997/09/07 1998/03/03 1998/03′10 1998′08/04 A 1 RIX)仙 63B 7 1997/02/04 1997/08/24 1997/09/07 1990/03/03 1998′03/10・1998/08/04. 2000/01/05 A 1 ROOOOO485B 日 1996/02/14 1996/09/25 ー99J7′02′04 1997/08/24 1997/09/07 1998/03/03 1998′03′10 1998/08/05 1998/OB/29 A 1 R(伽00486B 10 1996/02/14 1996/08/ll 1997/02′04 1997/08/20 1997/08/24 1997/09/07 1998′03/03 1998/08′05 1999/10′26 A 1 榔 468t】 3 1996′03/08 1-996/10′01 1999/06/24 A 1 R(㈹ 小鳩9B _7_ 1998/06/30 1997′02/13 1997′d8/30 1997/ll/14 1998/08/04 /1998/OB/14 1999′06′24 A ー ROOW 708 3 199や/07/02 1998′88′05 1999/06′24 A 1 仙 一71B- 5 1996/07/02 _1997′08/20 1997/09/07 1998′08/05 1999/06/24 A!1 仙 472B 8 1996/06/30 1997/02/13 1998/03ノ11 1998/03/12 1998/03/13 1999/01/16 1999/06/24 1999/ll/25 A 1 RO∝巾0473B 8 1996/07′11 _1996′10′01 1997/03/29 1997/03/30 1997/08/05 1998/08/08 1999/01/16 l999/06/24 A 1 ROOOOO474B 19.1996/02/14 1996/03/08 1996/09/25 1997/01/09 1997/02/04 1997/02/13 1997/02/15 1997/03/29 1997/08/20 A 1 ROOOOO475B 15 1988/08′04 1998/08/05 1.998/08/07 1998/68/14 1998/lO/16 1999/06/24 1999/10/26 1996/02′14 1996/06/30 A 1 ROOOOO477B 1-3_1996/02′14 1996/03′08 1'997/01/09 1997/01/29 1997′02/04 1997/02/13 1997/02/15 1997/08/31 1997/ll/14 A 1 RtX脚 一78B _8 11996/02/14 1996/10/01 1997/01/09 ー997/01/29 1997/02′13 1998/03′13 1998′10/16 1999′01/16 A ー ROW 79B チ 1988′08′05 1998/08/07 1996/02/14 1997/02/04 1997′OB/24 1997/08/24 1998/03/03 A 1 RIO∝氾480B 3 1996/06/30 1997′08/20 1997′09′07 A 1 ROW IB 12 1996/06/30 1996/08/04 1996/08/13 1997/01/29 1997/08/14 1997′08/15 1997/11′14 1997′11′25 1990/04/23 A 1 ㈱ 828 1 1997/01/29 A 1 ROOOOO4838 1 1995/ー0′20 A 1 FW 4848 1 2000/06/lO A 1 FW 5B i 1999/02/24 1999/03/02 A 1 棚 ∝氾4868 3 1997/12/05 1999/08/10 1999′10/27 A 1 ROOOOO487B 1 1999/07/ll A 1 ROOOdO488B 2 lp997/01/29 1997/02/07 A 1 ROOOOO49OB 15 1998′06/27 1996/06/29 T996/06/30 1996/10/01 1997/01/29 1997/08/12 1997/09/26 1997′10/01 1999/04/06 A 1 FtOOm 94B 2 1996/02/05 1997/08/24 A 1 ROOOOO498B 1 2000/06/10 A I ROOOOO499B I 2000′03/29 A 1 FW 5008 I 1996/05/17 Aー1 RO∝伽 5038 1 1996/02/29 A 1 RW B 1-1996/02/29 A 1 R00㈱ 5058 1 1996/02ノ29 A 1 R∝)∝0511B 1 1997/08/19 A!1 ROCOW 128 3 1997/01/17 1997′08/19 2000/06/10 A 1 ROOOOO513B 1 1999/03/03 A 1 ROOl60112E3 4 1998/08/29 1999/03/ll 1999/04/06 1999/04/30 A 1 ROO160113B 6 1998/07/05 l998/08/29 1999/03/ll 1999/04/30 1999/04/30 1999/12/10 A 1 ROO1601148 6 1998′08/29 1999/03/ll 1999/04/30 1999/O4/30 1999/10/14 2000/06/30 A 1 Rbo160115B 5 1999/03/ll 1999′04/30 .1999/10/ll 1999/12/05 2(氾0/06/30 A 1 R(氾1601ー6BL 3 1999/03/ll 1999/04/30 1999/10/14 A ー FW 160117B 3 1999′03′ー1 1999′04/30 1999/10/14 A 1 FW 160118B 2 1999/03/ll 1999/04/30 A 1 ROO16011gB 1 1999′04/30 A 1 R(氾160ー20E3 2 1999′04/30 2(XX)/01/19

(8)

10匡l8 11回 目 ー2回目 13回目 14回目 -15回日 16匡lEl 17回目 18回呂 19回E] 20回目 l i ) 2000/06/07 2000/06/lO 20(氾/06/30 1998/08/OB ■1999′10′26 2tX氾/01/05 1999/10ノ26 2000′01′05 2㈱ ′01/05 1997/08/31 1997/08/07 1997/ll/14 1998′03′03 1998/07/26 1998/08′05 1998/08/07 1998/10/16 1999/01/16 1999/10/26 1997/01′09 1997/01/29 1997/02/13 199.7/02′15 1997/08/30 1997/ll/14 1998/03/03 1998/08′05 1998/08/08 1998/ー0/16 1999/03/18 1999/11′25 1999/ll/26 i 1999′06′18 1999′09/24 1999/10/27 1999′12′09 1999/12/10 2∝氾/07/07

(9)

1

局 課 別 利 用 状 況 集 計 表 局 課 総驚 敢 闘常 数 簿で莞戸串 冨蒜雷

1

;急忘憲 冨戸 A 絵務烏

1

捻務妹

2

渉外株

3

文霊拝

4

広報評

5

行政管理株

6

行政監察辞

7

人事辞

8

地方坪

9

職 員厚生拝

1

0

管財抹

1

1

出納辞

1

2

用度評

1

3

総合対策室

1

4

公務員研修所

1

5

中央選挙 管理委員会

1

6

毒ガス事務局

1

7

格間委員会

1

8

徒柿 間懸研究会

1

9

琉球政府東京事務所 ‡十 B 企画局

1

総務抹

2

企画部

3

予算株

4

司計株

5

統計庁稔務殊

6

統計庁統計基半裸

7

統計庁統計調査課

8

統計 庁分析普及課

9

統計庁製表課

1

0

統計庁統計調査事務所 計

5

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8

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1

5

C 主税局

1

総務拝

2

税制室

3

徴収株

4

直税課

5

間税課

6

柄査査察操

7

業務課

8

鑑査課

9

外人税務署

1

0

都覇税 開署

1

1

北那覇税 関馨

1

2

コザ税務署

1

3

名護税務署

1

4

宮古税務署

1

5

八重 山税務署

1

6

那覇税関

1

7泊税関

1

6

9

1

4

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17

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00

15

oo

00

- 7

(10)

4-総簿冊数 閲覧冊数 簿冊利用率 のべ閲覧 1冊あたりの平均 (冊) (棉) (% ) 回数 (回) 利用回数 (回) 局 課 ∴ C 主税局

1

8

那覇空港税関

1

9

税制春雄会

2

0

桝 税務相放所 1

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1

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4

1

0

8

計 _∴ ∴∴∴∴∴ D 法務局

1

総務拝

2

法制室

3

民事課

4

土地業務課

5

人穐擁護課

6

矯正保護課

7

出入管理庁総務拝

8

出入管理庁渡航拝

9

出入管理庁審査課

1

0

出入管理庁警備課

1

1

土地璃査庁総務辞

1

2

土地璃査庁対義抹

1

3

土地桝査庁加重喋

1

4

土地調査庁土地辞

1

5

出入管理庁出入管理事務所

4

9

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0

4

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1

1

1

1

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1

2

1

1

1

1

1

6

出入曹理庁出張所

1

7

放球保護観察所

1

8

琉球少年鑑別所

1

9

沖縄戸籍事務所

2

0

沖縄土地事務所

2

1

軍用地関係事務所庶務課

2

2

軍用地関係事務所出納課

2

3

軍用地関係事務所業務課

2

4

刑務所

I

l

l

l

l

lllll■■■llllllll■■lll■■ll -RESEiZE3

2

農政辞

3

移住課

4

特産抹

5

農業協同組合辞

6

耕地珠

7

農産拝

8

畜産課

9

林務課

1

0

農業改良評

1

1

漁政課

1

2

生産辞

1

3

南部営林署

1

4

北部営林署

1

5

八ェ山賞林署

1

6

北部農業改良普及所

1

7中部農業改良普及所

1

8

両部農業改 良讐及所

1

9

宮古農業改良普及所

2

0

八重山農業改良普及所

21

北部畜産指導所 計 一二:二二二二二二__.一二 E 農林局

3

0

3

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- 7

5一

(11)

捻簿冊数 閲覧冊数 簿冊利用率 のべ閲覧

1

冊あたりの平均 (冊) (冊) (鶴 ) 回数 (回) 利用国敷 く回) 局 課

:=ー【ー丁二二二二二

E

農林局

2

2

中部畜産指導所

2

3

南部畜産指導所

2

4

宮古畜産指導所

2

5

八重山畜産指導所

2

6

名護農林土木事務所

2

7

コザ農林土木事務所

2

8

那覇農林土木事務所

2

9

宮古農林土木事務所

3

0

八重山農林土木事務所

31

肉用牛繁殖センター

3

2

琉球縫物検疫所

3

3

琉球動物検疫所

3

4

琉球畜産拭牧場

3

5

琉球青書衛生紬 場

3

6

琉球林婁拭験場

3

7

琉球農兼踊 場

3

8

模範農場

3

9

琉球水産試験場 計

=:二二二二二二二二二二二二二二二二二二二

二 _

_

:

=

F

通商産業局

1

総務課

2

通商課

3

工業株

4

中小企業課

5

公益事業拝

6

陸運抹

7

海運評

8

観光課

9

金敷検壬庁総務評

1

0

金融検査庁鎖行課

1

1

金k検査庁理財課

1

2

気象庁

1

3

海難審判庁

1

4

郵政庁

1

5

琉球物産検査所

1

6

琉球計量検定所

1

7

琉球工業研究指専所

1

8

沖縄海員学校

1

9

琉球政府車両登録事務所

2

0

那覇商港事務所 計

1

5

0

0

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0

0

0

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11

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6

G 建設局

1

総務課

2

土木課

3

建築課

4

林市計画課

5

建設管理課

6

土木設計課

7

建築設計課

8

工事課

9

北部連投事務所

1

0

中部建設事務所

1

0

9

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1

2

1

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(12)

給簿冊数 閲覧冊 数 簿冊利用率 (冊 )___ -(-冊) (鶴) -645 7 1.09 438 54 12.33 456 1 0.22 153 0 0.00 7346 429 5.84 のべ脚覧 l冊あたりの平均 回(回 )1- 利用回数 (回) 8 1.14 55 1.02 1 1.00 0 640 1.49 局 課 === = G 建設局 11南部連投事務所 12宮古建設事務所 13八霊 山建設事務所 14材料拭族 所 ____

H

生局 1総務株 2衛生辞 3予防操 4医書診療課

5

病院 管理課 6兼務株 7民生辞 8児童福祉殊 9擁建株 10社会保険庁 11社会保険審査委 員会 12那覇保健所 13コザ保健 所 14石川保健所 15名妓保健 所 16宮古保健 所 17八重山保健 所 18公害衛生研究所 19琉球検疫所 20那覇病院 21中部病院 22名練病院 23宮古病鏡 24八重山病院 25沖縄愛兼㈱ 26宮古両群薗 27金武保養院 28琉球縮核研究所 29琉球精神病院 30那覇看練学校 31コザ看護学校 32睦時准看護婦養成所 33医学圃暮せ 34群覇福祉事務所 35コザ福祉事務所 36名様福祉事務所 37宮古福祉事務所 38八重 山福祉事務所 39沖縄厚生遡 40名護坪生菌 41宮古厚生園 42八霊山厚生園 43中央児童相鉄所 44石嶺児童園 45沖縄 身体経書者更正指導所 1235 48 3.89 101 2 1.98 191 2 1.05 267 9 3.37 505 18 3.56 571 7 1.23 313 27 8.63 163 10 6.13 1016 25 2.46 342 4 1.17 80 0 0.00 16 0 0.00 21 2 9.52 82 3 3.66 21 0 0.00 319 3 0.94 893 21 2.35 82 1 1.22 5 0 0.00 3 0 0.00 74 0 0.00 45 0 0.00 136 39 28.68 119 5 4.20 3 0 0.00

0

2 1 3 167 11

0

0 1215 533 1568 95 77 2 39 107 92 193 125 12 一 〇 O 0 0 0 l 一 5 0 1 2 0 1 0 0 1 1 0 2 . 00

. 00 . 00 ∞ 二 . 41 伽 . 06 . 11 伽 加 伽 . 00 . 09 . 52 00 . 6 0 0 0 人U 0 0 0 O 2 0 0 0 0 1 0 0 6 5 1 51 1.06 2 1.00 2 1.00 日 1.22 19 1.06 7 1.00 39 1.44 2 4 2.40 3 2 1.28 7 1.75 0 0 2 3 0 4 35 1 0 0 0 0 39 5 0 1 0 0 0 0 0 一 l 7 0 3 2 0 1 0 0

1

1 0 2 I o o 1 3 7 0 J T 1 0 0 3 6 0 1 1 1 1 1 1 3 1 1 1 ▲l 1 l 00 00 二 二 二 二 ■ 4 1 00 00 -00 l

l

00

oo ■ 00 - 7

(13)

7-稔簿冊数 閲覧冊数 簿冊利用率 のべ閲覧 1冊あたりの平均 (冊) (冊) (%) 回数 (回) 利用回数 (回) 局 課 ■■lllll1 -H 厚生局

4

6

沖縄身体陣害者更正相旅所

4

7

沖縄実務学園 計-___ 二___

__

_

_

_ _ _ _

_

Ⅰ 労働局

1

総務課

2

労政課

3

労軸調査辞

4

職業安定課

5

渉外労働辞

6

失業保険株

7

労働基準株

8

婦人少年珠

9

労災補償課 1

0

中央労働委員会稔務課

中央労働委員会審査辞

1

2

中央労働委員会璃隼課

1

8

.

7

5

4

1

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3

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5

2

1

2

0

2

1

3

公共企業体等労働委員会稔務課

1

7

0

1

4

公共企業体等労働委員会審査評

9

0

1

5

公共企業休等労働委員会璃整課

3

0

1

4

0

3

0

4

0

0

0

1

0

0

0

0

0

1

0

2

5

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1

1

5

0

0

1

■迎

2

6

8

9

二 T

4

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6

6

0

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0

2

1

0

8

1

91

3

8

2

8

7

1

6

船 員労働垂貴会輸務繰

1

7船員労働委員会審査評

1

8

船員労働委員会璃菱課

1

9

都覇公共職業安定所

2

0

コザ公共職業安定所

21

名護公共職業安定所

2

2

宮古公共職業安定所

2

3

八霊山公共徴集安定所

2

4

那覇労働基準監督署

2

5

コザ労働基準監督署

2

6

名護労働基準監督署

2

7

宮古労働基準監督署

2

8

八重山労働基準監督署

2

9

那覇一般林業訓練所

3

0

コザ一般職業訓練所

31

沖縄総合耽美訓練所

3

2

労働衛生センター

3

3

沖縄内職公共職業補導所

3

4

雇用手練事務所

1

総務課

2

経理課

3

明査計画課

4

福利課

5

徒特対策室

6

義務教育喋

7

高校教育課

8

施設課

9

指導課

1

0

保健体育株

1

1

社会教育辞

1

2

文化財保護委員会

o

l

o

l

7

1

0

0

8

0

0

0

一〇

〇 一

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9

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48

10

39

0

3

47

33

157

32

14

134

3

計 J 文教局

- 7

(14)

8-軽薄冊数 閲覧冊数 簿冊利用率 のべ閲覧 1冊あたりの平均 (冊 ) (冊) (%) 回数 (回) 利用回数 (回) 局 諌 ■■■■■■■■l■lll■■■■■■■■■■■■■■■■l■■■■■l■■■■■■l■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■lllllllllllllll■ J 文教局 13沖縄史料欄 集所 14沖縄教育研修センター 15博物館 16中央園暮鋸 17名護雷 年の寺 18糸満雷年の家 19体育施設管理所 20政府立松 島中学校 計 _______ ____________- _ K 律柿対策室 1総括部 門 2行政部門 3法務 司法部門 4通商産業部門 5農林建投部門 6文教労働部門

7

厚生部門 8復帰拳儀委 員会88円 計 ■■■■ -L 宮古支庁 1挺務課 2圭書十課 3農林課 4商工運輸課 計 M 八重山支庁 1捻務課

2

主計辞 3農林殊 4商工運輸課 計 N 会計検査院 1総務課 2検査許 計 91 5 5.49 6 0 0.00

0

20 0 0.00 0 0

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朋 . 00 亘 . 75 且 . 19 l ︻ 2 1

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11 8 72.73 217 91 41,94 ■lllllll■■l■llll■- 1■lll■■■■l■l■■■■■■■■■■■llllll 201 200 99.50 448 65 14.51 615 517 84.07 97 97 100.00 1361 879 64.58 二= 309 5 1.62 1003 3 0.30 791 105 13.27 350 5 1.43 2453 118 4.81 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■1 -498 4 0.80 48489 424 0.87 48987 428 0.87 3 ︼2 ■ l 1 1 l ︻l l

l

1

l ・ー lt ■ l ー lt 214 諾 謂 5 3 120 5 t133 「 S I5 p 人

事委

員 会 1総務課 991

0

0.00

2

給 与評 718

0

0.00 3審査課 32

0

0

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計 1741

0

0.00 R 立法院 1稔務課 2推理評 3管理課 4隷書課 5紀緑葉一課 6記録第二課 7法制圭 8立法考査課 9行政法務調査室 10内政調査室 11文教社会調査室 12経済工務柄査室 13予算決算柄査室 14図暮せ 77

0

0.00 36

0

0.00

0

146 0 0.00 602 0 0.00 922 0 0.00

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0

135 56 76 94 165 一 〇 〇 〇 〇 〇 00 伽

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1 0 0 〇 一 1 0 0 0 0 0 ) ー

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2309 0 0.00 0 注 :表中の局課コードおよび鳥殊名は 、琉球政肝が1972年閉庁時の雑織にもとづき沖縄県公文書館が採用している分類にそって記載した。 - 79

(15)

-琉政文書の各局の簿冊数 は千差万別であ り、そこに占める閲覧冊数 だけでは一概 に利用の多い少ない を 論 じることはで きない。 では、 どうすれば局単位 で利用 の傾 向 を導 けるだろ うか。そ こで、 この違 いに目を向けて、各局の有 す る仝簿冊 の うち どの くらいの割合の簿冊が利用 されたか を調べ たのが簿冊利用率である。その結果 を 比率の高い順か ら示す と、次の とお りとなる。 宮古支庁 (64.58%)、復帰対策室 (41.94%)、農林局 (8.97%)、総務局 (8.17%)、文教局 (6.08%) す なわち、宮古支庁の文書群では6割以上の簿冊が5年 間の うちに少 な くとも 1回以上 は閲覧 されたこ とにな り、逆 に閲覧冊数では最多 を記録 した農林局では、全体 の簿冊数 も多いだけに8.97%の簿冊 しか 利用 されていない ことがわか る。 この ように、閲覧冊数が全体 に占める割合か らす る と、宮古支庁 と復 帰対策室の文書群が圧倒 的に広 く利用 されてお り、それ以外 の局 は各 々の有す る総簿冊数の 10%未満の 利用率 に留 まっていることが明 らかになった。 3-2 各局の閲覧回数 と閲覧冊数 との関係 つ ぎに、閲覧回数 について結果 を考察 してみる。図3は、各局ののべ閲覧回数 を棒 グラフで示 し、1冊 あた りの平均利用 回数 を折 れ線 グラフで示 した ものであ る。 まず、各局 ののべ閲覧回数 よ り数値の高い 順位 をみ ると、 ここで も上位3局 は、農林局、法務局、宮古支庁の文書群 であった。 農林局 (1,598回)、法務局 (1,276回)、宮古支庁 (1,015回)、総務局 (862回)、建設局 (640回) しか し、 この値 を先 の閲覧 回敷 く回) 良/冊 18001600 11204000 180

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l',,'' lLJ-l 図3 局別閲覧回数 と l冊あた りの平均利用 回数 冊 数 で割 り、1冊 あ た りの平 均利用 回数 をみ てみ る と、復 帰対策室 (2.34回) と総務局 (2.00回)の数値が飛 び抜 けて 高い ことがわかる。すなわち、 両局 の文書群 には同 じ簿冊が 何 回 も繰 り返 し利用 された こ とを物語 る利用頻度 の高 さを 示 している。 そ こで、 もう一度前章 の表 1に もどって各課 の平均 利用 回数 を眺めてほ しい。各局 の 中で も課 に よって極端 に利用 回数が違 うのが よみ とれるだろ う。 と くに、総務局の場合 、19の課の うちで総務課の平均利用 回数 だけ が4.46回 と極 めて高 くなっている。 これはすべ ての課の中で最大値 で もある。 また、復帰対策室 におい て も、復帰準備委員会部 門が 3.88回 と突 出 している。 この ように、利用頻度 の点では、復帰対策室お よ び総務局の文書が他 の局 よ り高 い頻度で利用 され、 また、復帰対策室 と総務局 の中で も特定の課の簿冊 が、集 中的に利用 されているとい うことがで きる。 3-3 閲覧 回数別 の簿冊数か らみた利用頻度 では、具体 的 に どの くらいの頻度 で利用 に供 された簿冊があ るのか、みてい きたい。表 2は、基礎 と -

(16)

80-表2局別 ・閲覧回数別、簿冊集計表 (単位 :冊) 症 :表 中で、0の数偶は介,汁の欄以外省略 した。 なるデー タベ ースか ら局別 、閲覧回数別 に集計 した簿冊数 を記載 した ものであ る。 この表では、た とえば宮古支庁 の閲覧 に供 され た総簿冊数879冊 の うち、1回だけ閲覧 された簿冊が747 冊、2回が128冊、封叶が4冊 あ るこ とを示 してい る。す なわ ち、 回数が増す部分 に冊数が記 されてい る 局 ほ ど、利用頻度 の高 い資料 を含 んでい る こ とになる。 これ よ り明 らか な ように、最高19回閲覧 され た簿冊 を含む総務局が もっ とも利用頻度 が高 い局 とい える。 と くに同局 では、閲覧 された簿冊数430冊 の うち、約32%にあた る137冊が過去 に2回以上 閲覧 されてお り、5回以上が40冊 (9.3%)、10回以上 が12冊 (2.8%)含 まれている。 これ に対 して、のべ 閲覧 回数 が もっ と も多 か った農林 局 で は閲覧 され た簿冊 数1,136冊 の うち、約 260/Oが2r自1以 「.閲覧 されている ものの、5回以上が19冊 (1.67%)、10回以上 はわずかl冊 となってい る。 同様 に して、法務 局 と宮古支庁 の文書 が2回以上利用 された割合 をみ てみ る と、法務局 がけ 65%、宮 古 支庁が15.02% とな り、5回以上利用 された冊数 は前者が9冊 (0.9%)、後者が oとなってい る。 一万、1冊あた りの平均利用 回数で高 い数値 を示 していた復帰対策室 は、約590/.にあたる54冊が2回 以上利用 され、5回以 上の簿冊 も 10冊 (約11%) とか な り高 い数値 を示 したが 、10回以上利用 された 簿冊 はみ えなか った。 そこで、撮後 に総務局 に焦点 をあて、同局19の下部組織 の中で過去 に 1回で も利用 された簿冊 があ っ た16の課 について、課別 、閲覧 回数別 の簿冊数 を出 してみた (表3)。す る と、総務局 で利用 された430 冊の うち、90%余 の388冊が総務課 の資料 であ り、局全体 で5回以上 閲覧 された40冊 の簿冊 の うち同課 に35冊が含 まれてい た。 さらに、10回以上利用 された12冊 もすべ て総務課 の文書 で あ る。 そ こで、前 章 で例 と して あ げ た総 務 局 総 務 課 の デ ー タベ ー ス を振 り返 って ほ しい。 先 述 した19回利 用 され た ROOOOO474Bの簿冊 をは じめ、 この デー タベ ースか らも同課 には利用頻度 の高い資料 が まとまってあ る ことが わかるであろ う。 -

(17)

81-表3総務局 課別 .閲覧凶数別 、簿冊集計表 (単位 :冊) 課 名 合計 1回

2

3 4

5 8

7 8 9閲覧1回0数l

l

12 13 14 15 18 17 18 19 汁 :夫IIJで、0の散仲 は省略 した. 4 分析結果の まとめ 前章で、琉政文書の利用状況 について基礎 デー タを参考 に していろいろな角度か ら考察 を加 えた。そ の結果、154,020冊ある琉政文書の簿冊 において局課 ごとにつ ぎの ような傾向が伺 える。 (∋総務局 の文書群 は全局の中で もっとも利用頻度が高い。 また、その中で も総務課の文書群 にとくに 高い利用頻度 をみ ることがで き、集 中的 に利用 されている簿冊群の まとまりを確認で きる。 (む復帰対策室の文書群 は、同室の総簿 冊数 に占め る閲覧 冊数の割合 も高 く、かつ利用頻度 も平均 して 向 い。 ③ 農林局、法務局、宮古支庁の文書群 は閲覧 された簿冊数 は多いが、簿冊単位では利川頻度が高い資 料 は比較的少ないことがみ とめ られる。 以上、3点の考察結果 をあげてみ た。 さらに正確 な傾 向 をよみ とるには、資料が利用 された 日付 の間 隔等 に も留意す る必要があろ うが、当面保存計画 をたて処 置 を講 じる順序 と して、つ ぎの ような優先順 位 をつけてみて もよいか と思 われる。 総務局総務課

5

0

8

>

復帰対策室 217冊 (以 卜は、 さらに詳細 デー タを検討)

5

保存処置の可能性 と課題 本調査 によって明 らか になった利用頻度の高い資料 または資料群 について、現在 の保存状態 を調べ る ことが次 の課題である。今 回の結果 に もとづ き、総務局総務 課や復帰対策室の文書群等か ら順番に保存 状態 を診断 し、具体 的 にいつ、だれが、 どの ような処置 を講 じるかな どの計画 を立ててい く。それには 利用 による物理的劣化 を見極 め、将来の利用か らも資料 を保護す るための処置 を選択 しなければならな いであろ う。その方策 として、保存容器 の改 良やマ イクロ化、修復等 を段階的 にすすめることが考 え ら 1 8

(18)

2-れる。そこで、今後の検討項 目としてあげ られるであろ う保存技術 について、実施 に向けての可能性 と 課題 について述べ ることにす る。 まず、保存容器 は 1度 で大量 にで きる保護処置 として非常 に有効 な方法であ るが、資料 に適 した容器 を選択 しなければかえって資料 に影響 を与 える恐れがある。その原 因は使用す る材料 であ った り、箱の 形態であった りす る。その点では、現在琉政文書 を収納 している箱 に も問題があるのであげてみ よう。 沖縄県公文書館では琉政文書の保存容器 と して2種類 の箱 を使 ってい る。その うち、大半の資料が収 め られている箱 は、公文書館 に搬入 される前 に用 い られた酸性紙の ダ ンボ-ル箱であ る。一方、開館後 に当館で整理 した文書 には、酸性紙の影響や利便性 を考慮 して当館独 自の仕様 に よる中性紙 の ダンボ-ル箱 を導入 した。 この 2つの箱 は書架のサ イズに合 わせ て製作 されたため、1つの箱 に 10数冊ずつ簿冊 が収納 で きる大 きさとなっている。 また、文書 は箱 中に縦置 きで収納 されているので、簿冊 1点ずつ に 弱 アルカリボー ドでで きたフォルダーを適用 して保護 を図っている。 この箱 の もっ とも大 きな問題 は、「重 い」 ことであ る。 と くに、書架 の上段 に配架 されている箱 か ら 資料 を出納す る作業 にはかな り難儀 を要す る。また、箱 を持 ち上げる度 に中の資料が動いて しまうため、 た とえ箱の中の 1冊 だけを取 り出す場合で も同 じ箱 の他 の簿冊 まで移動 の衝撃 を受 ける。 さらに、縦置 きで収納 されているために底 にあたる部分 に負担がかか りやすい。 この ような問題点 を解決す るには、現状 の箱管理か ら簿冊単位 の箱管理へ移行 した方が よいのではな いか と考 えている。 とくに利用頻度の高 い資料群 については、出納 によるダメージを深刻 に受 け止めて 保存容器 を改良すべ きであろ う。資料 の保護 を目的 とす るので、で きる限 り簿冊 1点 1点 をそれぞれの 大 きさに合 った容器 に収納す ることが理想であ る。そのため には、 コス トの問題等 もさることなが ら、 整理作業 に も関連す る管理方法の改革 をともな うので計画的 に行 う必要がある。 しか し、可能性 と して は もっとも実現 しやす くかつ有効 な保存方法であるといえる。 つ ぎに、マ イクロ化等 による代替資料の作成 について検討 したい。マ イクロ撮影 は資料保存 の面では、 原資料の利用 を制限 して保 護す る目的で、すで に多 くの 自治体が実践 してい る。当館 で も、開館以来、 保存状態の悪い資料や貴重資料 に対 してマイクロ撮影 を行 い、原資料 の保護 に努めて きた。 しか し、マ イクロ撮影では簿冊の綴 りを外 さなければ完全 な内容 を写 しだせ ない とい う問題がある。琉政文書 は と くに編綴方法が一様 でな く、の どの部分 にまで文字がかか ってみ えない資料 も非常 に多い。そ うした も のは解体 して一枚ずつば らした状態で撮影す るよう求め られるわけだが、それによって原形 を壊 して し まう弊害 については案外忘 れが ちではないだろ うか。琉政文書の多 くは背の部分 まで表紙 を くるみ込 ん だ形でボ ン ド糊の ような非可逆性 の接着剤 を使 って製本 されているため、一度解体 した ら元 の状態 に戻 すのは非常 に難 しい。 したが って、マ イクロ化 を行 う場合 には、原資料への ダメージをもた らす とい う 危険 を侵 して も、撮影す る必要がある とい う方針 を事前 に もたなければな らない。 修復 も同様 に して、原資料の もつ オ リジナ リテ ィーを破壊す ることがいわれている。すでに利用で き ない状態 にある簿冊 な らば修復す ることは必然であ り、当館で も閲覧で きないほ ど劣化 した ものは適宜 修復 している。一方、琉政文書の場合 は酸性紙 とい う素材上の問題か らと くに脱酸処理の必要性がいわ れて きた。 しか し、膨大 な資料群すべ てに対 して修復 や脱酸処理 を適用す るには、時間や コス ト、ある いは技術的問題か らも無理がある。それ よ り、金具類 の除去等で きる限 り早い時期 に劣化す る要因 を除 去することが、短期 間に実現可能 な方法 だ といえよう。そ して、利用状況等 を加味 して優先順位 を決め、 少数の資料群単位で手当てすることが適切 だ と思 われる。 以上、琉政文書 に対す る保存処置の可能性 について私見 を述べ た。 どの保存技術 を選択す るかは、今 -

8

図 1 吐政文暮制用状況調査基礎データベース( 捻務烏総務課 : A 1) Ji 甘 *科コード 回& 1 J i ) 自 2 回日 3 回日 4 回日 5 回目 8回目 7 匝】 日 8 回目 9 回日 A 1 RO OO W B 1 1 99 9/ 07 ′1 4 A I ROO OX) 2 53B 1 2 1 XX) / 01 /26 A 1 R O O O O O2 57 B 1 1 99 9 ′1 0′27 A 1 F W 25 8B ‑ ー 1 999 /1 0/27 A ー F W 3
表 1 局 課 別 利 用 状 況 集 計 表 局 課 総驚 敢 闘常 数 簿で莞戸串 冨蒜雷 1 ;急忘憲 冨戸 A 絵務烏 1 捻務妹 2 渉外株 3 文霊拝 4 広報評 5 行政管理株 6 行政監察辞 7 人事辞 8 地方坪 9 職 員厚生拝 1 0 管財抹 1 1 出納辞 1 2 用度評 1 3 総合対策室 1 4 公務員研修所 1 5 中央選挙 管理委員会 1 6 毒ガス事務局 1 7 格間委員会 1 8 徒柿 間懸研究会 1 9 琉球政府東京事務所 ‡ 十 B 企画局 1 総務抹 2 企画部 3
表 2 局別 ・閲覧回数別、簿冊集計表 ( 単位 :冊) 症 : 表 中で 、0 の数偶は介, 汁の欄以外省略 した。 なるデー タベ ースか ら局別 、閲覧回数別 に集計 した簿冊数 を記載 した ものであ る。 この表では、た とえば宮古支庁 の閲覧 に供 され た総簿冊数 8 7 9 冊 の うち 、1 回だけ閲覧 された簿冊が 7 4 7 冊 、2 回が 1 2 8 冊 、 封 叶が 4 冊 あ るこ とを示 してい る。す なわ ち、 回数が増す部分 に冊数が記 されてい る 局 ほ ど、利用頻度

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