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カザフスタン・アルマトィとロシア・サンクト・ペテルブルグの本屋 -- 歴史研究のなかでの本屋の位置づけ (特集 アジアの古本屋)

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Academic year: 2021

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(1)

カザフスタン・アルマトィとロシア・サンクト・ペ

テルブルグの本屋 -- 歴史研究のなかでの本屋の位

置づけ (特集 アジアの古本屋)

著者

長沼 秀幸

権利

Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア

経済研究所 / Institute of Developing

Economies, Japan External Trade Organization

(IDE-JETRO) http://www.ide.go.jp

雑誌名

アジ研ワールド・トレンド

247

ページ

32-35

発行年

2016-04

出版者

日本貿易振興機構アジア経済研究所

URL

http://hdl.handle.net/2344/00002975

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特 集

アジアの古本屋

  本稿では、カザフスタンとロシ アの二都市、それぞれアルマトィ とサンクト・ペテルブルグにある 本屋について紹介したい。筆者は 歴史学を専門としており、アルマ トィには二〇一五年に三度、研究 に必要な資料調査を行い、サンク ト・ペテルブルグには同様の目的 で二〇一五年一〇月から二〇一六 年 三 月 ま で の 約 半 年 間 滞 在 し た。 現地での生活は、基本的に文書館 や図書館などでの行政文書や研究 文献の調査が主であり、書店巡り はその合間をぬって行うのみであ った。したがって、以下に述べる 情報は質・量ともに相当限定的な ものであることを最初にお断りし ておきたい。加えて、本特集のテ ーマである古本屋と本稿の内容と のかかわりについても最初に断っ ておかなければならない。本稿で 扱う二つの国には、たしかに少な か ら ず 古 本 屋 は 存 在 す る。 た だ、 近年では古本屋の数は減少傾向に あり、加えて、そうした書店で扱 う書籍の大半がソ連期の文学作品 であるため筆者自身の研究とあま り深いかかわりはない。そのため、 以下では、主に筆者の研究生活の なかで利用する一般の書店につい て述べることにしたい。   書店の話にうつる前に、まずは 簡単に両都市について紹介してお きたい。アルマトィはカザフスタ ン共和国の最南東部に位置してお り、キルギスや中国との国境に近 い。一九九七年にアスタナへ遷都 する以前は、アルマ・アタという 名称でカザフスタンの首都であっ た。遷都後も、経済や文化の中心 地であり続け、街は活気であふれ ている。地理的に、街は全体とし て傾斜しており、南へ向かうにつ れ て 標 高 は 高 く な る。 基 本 的 に、 都心部は南北の碁盤目状に区画さ れており、街中をタクシー、バス、 ト ラ ム、 マ ル シ ュ ル ー ト( 定 員 一〇名程度の小型バス)が走って いて交通の便は悪くなく、旅行者 には優しい都市といえる。カザフ スタンは現在、日本を含めた二〇 カ国を対象に、カザフスタンの国 境通過後一五日までのビザ免除制 度を実施しているが、筆者が訪れ た二〇一五年の段階でもこの制度 は存在していた。この制度は主に ヨーロッパ諸国が対象となってお り、そのためか筆者が滞在した折 には相当多くのヨーロッパからの 旅行者と出会った。カザフスタン ではカザフ語(国家語)とロシア 語が公用語として定められている が、英語や中国語への関心が高い ように思われる。特に若い世代を 中心に、就職のためにこれらの言

本屋

︱歴史研究

本屋

位置

語を習得しようとする熱意がすさ まじく、 彼らの親の世代からは 「最 近の若者は昔の世代よりロシア語 が下手になってきている」と小言 をいわれるくらいである。こうし た状況を反映してか、アルマトィ では比較的安価なホテルなどでも 英語を話せるスタッフがおり、言 語の面でも旅行者にやさしい都市 である。なお、宇山智彦・藤本透 子編『カザフスタンを知るための 六〇章』 (明石書店、二〇一五年) では、歴史、政治、経済、文化な ど幅広いジャンルにわたってカザ フスタンを紹介しており、カザフ スタンに興味を持った人には一読 を勧めたい一冊である。   一方のサンクト・ペテルブルグ も、かつてはロシアの首都であり、 現在でもロシア第二の都市である。 フィンランド湾に面するこの都市 は、 一七〇三年に時のツァーリ (帝 政時代の君主の称号)ピョートル 大帝が「西欧への窓」として建設 した。そのため、地理的にはロシ ア の ほ ぼ 最 西 部 に 位 置 し て い る。 カザフスタン同様ロシアも旧ソ連 邦の構成国のひとつであり、共通 点が多い。前述の交通機関もほぼ 同様の状況である。ただ、アルマ トィと比較すると、地下鉄網が相

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当 発 達 し て い る の で、 サ ン ク ト・ ペテルブルグの方がより旅行者に は便利であろう。言語面では、ア ルマトィより不便である。筆者が 滞在したのはサンクト・ペテルブ ル グ 国 立 大 学 の 寮 で あ っ た の で、 英語や中国語などいろいろな言語 が飛び交う空間に身を置いていた が、街なかでは基本的にロシア語 しか通じない。ただ、個人的な感 触として、概して親切な人が多い ので(そんなことはないという人 も 多 い が )、 ロ シ ア 語 を 解 す れ ば 居心地の良い都市ではある。なお、 こちらについても次の参考図書を あげておきたい。 下 しも 斗 と 米 まい 伸夫・島 田博編『現代ロシアを知るための 六 〇 章 第 二 版 』( 明 石 書 店、 二 〇 一二年) 。   このように、かつてはともにソ 連邦の構成国であった二つの国家 の主要都市であるアルマトィとサ ン ク ト・ ペ テ ル ブ ル ク で あ る が、 以下では、主に筆者の体験に照ら して両都市の書店について述べて みたい。

  まず全体的な印象として、筆者 が訪れたアルマトィには比較的本 屋が多いように思われる。アルマ トィはカザフスタン最大の出版都 市であり、発行部数ではカザフス タン全体の九割近くをアルマトィ およびアルマトィ州が占めている。 言語別では、カザフ語とロシア語 が上位の言語であり、この二つだ けで全体の八割以上を占めている。 カザフスタンの国立図書院の統計 によれば、ウイグル語、英語、ウ ズベク語、ドイツ語などでも出版 されているようであるが、これら はほとんどみかけないといっても いいくらい希少である。人気の分 野は、教育・語学系統、および小 説・エッセイなどの文学の分野で ある。教育に関するものは、いわ ゆる初等・中等教育レベルの教科 書(筆者がみた限りではほぼすべ てカザフ語であった)が中心であ り、カザフスタンの教育水準をみ るにはいい材料となる。語学につ いては日本におけるそれと似通っ ており、英語やフランス語などの 欧 米 言 語 お よ び 中 国 語 学 習 の 辞 書・教材が多い。文学の分野では、 英雄叙事詩など主にカザフ文学に かかわるものが多く、自身の研究 とは直接関係はないが、筆者が日 常的によく目にする歴史的人物に 関する小説もあり、読み物として 非常に興味深いものが多い。   では、筆者にとって最大の関心 ごとである歴史書についてはどう か。残念ながら、街なかにある一 般書店には歴史関係の学術書はあ まり多いとはいえないのが現状で ある。明確な理由はわからないが、 前述の出版状況を反映しているの であろうか。基本的に、学術書は 大型書店にて買い求めることにな る。いわゆる大型書店に分類でき る の は、 ア タ ム ラ( A tamÄra )、 エ コ ノ ミ ク ス( ?konomik<s )、 ア カ デ ム ・ ク ニ ー ガ ( A ka de m kn ig a )、 ク ニ ー ジ ュ ヌ ィ・ ゴ ー ロ ド ( Kni'nyj Gorod ) な ど が あ る。 このうち筆者が訪れたことがある のは、アカデム・クニーガとクニ ージュヌィ・ゴーロドである。お おむねどちらの書店も状況は同じ であるので、以下では、主に筆者 の体験談に基づいてアカデム・ク ニーガについて紹介したい。

  アカデム・クニーガは、フルマ ノフ通りを北へ進み、ゴーゴリ通 りと交差する地点に存在する。朝 の一〇時から夜の八時まで営業し ている。ちなみに、フルマノフ通 りには同名の別の書店があり、筆 者は一度間違って入店したことが あるが、この店はあまり品揃えが よいとはいえない。配架スペース は一階の一フロアのみであり、店 舗自体は比較的小規模である。入 店すると所狭しといろいろな分野 の本が各本棚に敷き詰められてい るのがわかる。店内には数人のス タッフが常時おり、彼らは基本的 に本棚の整理をしているか客と話 している。筆者はかつて、アジア 諸 国 の 本 屋 で は 店 員( 特 に 店 主 ) とこまめにコミュニケーションを とり、彼らとの信頼関係を築くと、 自らの研究にとってプラスに作用 することがあると聞いたことがあ った。本屋の店主といっても彼ら の知識は並みの研究者を凌駕して いることがしばしばであり、それ まで知らなかった貴重な文献を紹 介してくれたり、仮に探し求めて いる文献がその書店にない場合で も、それを取り扱っている他店に 取り次いでくれたりしてくれるか らだ。筆者もそのような体験を期 待して、店員に話しかけ自らの研 究内容を説明し、その内容にあう ような本を紹介してもらおうとし た。しかし、入り口から左奥にあ る小さなスペース(歴史学関係の 学術書のスペース)に連れていか

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れだけであった。同書店には滞在 中に何度か足を運んだが、ついぞ 期待していたような出来事は起き なかった。当店以外に筆者が訪れ たクニージュヌィ・ゴーロドの場 合もそうであるが、このような比 較的大きい書店では若い店員が多 く、前述したような研究者顔負け の店主にはまずお目にかかれない といってもよいかもしれない。   さて、その歴史関連の学術書ス ペースについても少し述べておき たい。そこには合計で本棚が四つ 程度あるのみであり、想像してい たよりも小規模であった。大まか な分類としては、祖国史、つまり カザフスタン史のコーナーと外国 史コーナーの二つに分かれている。 言語的に、前者の本はおおむねカ ザフ語かロシア語であるが、印象 としてはカザフ語文献の方が多か った。一方、外国史の大半は歴史 的にカザフスタンとのつながりが 深かったロシアの歴史が占めてお り(したがって、言語はほぼすべ て ロ シ ア 語 )、 近 年 の 経 済 や 国 際 政治を反映してか中国に関連する ものもちらほらみられた。本の出 版年についてもまちまちで、基本 的には過去二〇年以内に出版され たものが大半であるが、なかには 二〇世紀前半の書籍もまじってい たりする。   つまり、一般的な書店と古本屋 を融合させたような品揃えである といえる。   われわれ研究者にとっては、祖 国史コーナーにある本が最も貴重 である。祖国史に関する本の多く が、科学アカデミーなどの研究機 関のプロジェクトに基づいて出版 さ れ た も の で あ る。 内 容 的 に は、 歴史資料集の多さが目を引く。近 年、歴史資料集はものすごい勢い で出版されていて、日本にいると なかなかそれらを入手するのは難 しい。加えて、これはロシアにも 当てはまることだが、学術書に関 しては発行部数が五〇〇部以下で あることもしばしばであり(その ような本は装丁の強度で見分けら れ る こ と が 多 い )、 発 行 の 段 階 で すでに貴重書である。価格は、日 本に比べると非常に良心的で、ど んな本でも五〇〇〇テンゲ(カザ フスタンの通貨。日本円に直すと 一〇〇〇テンゲで三〇〇円程度で あ る ) を 出 せ ば 購 入 可 能 で あ る。 筆者がカザフスタンに調査に行く 際には必ず大きなリュックとスー ツケースを持っていき、現地で必 要となる荷物はほぼすべてリュッ クに詰め込み、スーツケースは基 本的にからの状態にする。そして、 帰りにはこのスーツケースいっぱ いに本を詰め込んで帰るのである。

  本節では、筆者の経験に基づき サンクト・ペテルブルグの本屋に ついて紹介したい。カザフスタン とともに旧ソ連邦の構成国のひと つであったロシアの書店をみるこ とで、かつては似たような文化圏 にあった両者の、現代における類 似点や相違点などが鮮明になるか らである。ここでは特に、おそら く同都市においてもっとも有名な ドーム・クニーギという書店をみ て み た い。 こ の 本 屋 は サ ン ク ト・ ペテルブルグの中心部にあり、ネ フスキー大通りとグリボエドフ運 河海岸通りの交差点に位置してい る。 近 く に は ロ シ ア 国 民 図 書 館 ( R o s s i j s k a q n a c i o n a l ; n a q biblioteka ) が あ り、 ま た 筆 者 が 当 時 籍 を 置 い て い た サ ン ク ト・ ペテルブルグ国立大学からも徒歩 一 五 分 程 度 の 距 離 に あ っ た た め、 勉強の息抜きとして足しげく通っ ていた。営業時間は朝の九時から 夜中の一二時まで、建物はゼロ階 (地下) 、一階、二階の計三階建て である。ドーム・クニーギはもち ろん本屋として有名であるが、店 内に入るとすぐに気がつくが、お もちゃ、文房具、おみやげなども 同時に販売されており、扱う商品 は幅広い。出入り口のある一階に は主に新刊書やサンクト・ペテル ブルグの歴史にかかわる本などが、 二階には児童用書籍などが置いて あり、筆者が探し求めているよう な学術書は主に地下のゼロ階にあ る。   ゼロ階にある書籍は、大きく分 け て 社 会 科 学、 自 然 科 学、 古 本・ 貴重書の三つである。歴史学に関 する書籍は社会科学のコーナーの ドーム・クニーギの歴史学コーナー

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特集:カザフスタン・アルマトィとロシア・サンクト・ペテルブルグの本屋―歴史研究のなかでの本屋の位置づけ― 一区画を占めている。日本の書店 とよく似ており、このような大型 書店では基本的に「流行」にあわ せて書籍を販売している。 この 「流 行」とは、その時々の政治・経済 情勢と関連した社会的な関心ごと であったり、歴史的に記念となる 年 に 関 連 す る 内 容 の こ と で あ る。 筆者が滞在していた二〇一五年か ら二〇一六年は、現代におけるウ ク ラ イ ナ 問 題、 第 一 次 世 界 大 戦 (二〇一四年が一〇〇周年) 、ロシ ア革命 (二〇一七年が一〇〇周年) が現代的・歴史的に大きな関心ご と で あ っ た。 そ の た め、 ロ シ ア・ ウ ク ラ イ ナ 関 係 史、 ク リ ミ ア 史、 戦争および革命を含む軍事史にか かわる書籍が歴史学コーナーのか なりの部分を占めていた。その他 には、これらのテーマと深く関連 しているドイツなどの外国の歴史 書が目についた。   このような状況のため、外国の 歴史に関する本は多くないように 思われる。筆者が研究しているカ ザ フ・ ロ シ ア 関 係 史 に 関 し て も、 過去の本の再販も含め、近年では このテーマにかかわる著作が少な からず出版されているのだが、ほ と ん ど 目 に す る こ と は な か っ た。 それらの多くがカザフスタンで出 版されていることを考えると、や はり海外の出版社の書籍はあまり 扱わない傾向にあるのであろうか。   以上が、筆者が訪れたカザフス タンとロシアの本屋に関する情報 である。全体として、どちらの国 の書店も、日本にある一般的な書 店 と ほ と ん ど 変 わ ら な い。 た だ、 筆者の専門分野にかかわる書籍と いう観点からみると、これらの国 では日本と比べて外国の歴史に関 する書籍は少ないといえる。ある にしても、政治的・経済的に利害 関係にある国を扱ったものが主で あ る。 そ れ 以 外 の 国 々 に 関 し て、 そもそも関心が低いのか、関心は 高いが研究者が少ないのか、はた ま た 出 版 の 許 可 が 下 り な い の か、 どのような要因が作用しているの かは知り得ないが、日本で暮らす 者としてはやや物足りないと感じ てしまった。余談であるが、以前 イギリスのロンドンやオクスフォ ードでも資料調査をしたことがあ るが、その時も書店に関しては同 様の印象を受けたので、むしろ以 上のような状況が世界のスタンダ ードなのかもしれない。

  最後に、筆者自身の研究と、ロ シア、カザフスタンで出版された 書籍との関わりについても簡単に 触れておきたい。前述のように筆 者の専攻は歴史学である。研究に おいて必要となるのは、歴史資料 と研究文献である。筆者の場合前 者は主にロシア、カザフスタンそ れぞれの国の文書館で入手するた め、 本 稿 の 趣 旨 と は 関 係 が な い。 関係があるのは後者の研究文献で あるが、実は、研究生活全体にお いて本屋の役割はあまり大きくな い。 「 そ の 書 店 で し か 手 に 入 ら な い」という書籍がほとんどないか らである。理由はいくつかあるが、 最も大きいのはインターネットの 普及である。日本とは異なり、ロ シアやカザフスタンでは著作権の 概念がそれほど社会的に普及して いるとは考えられず、古本である か新刊であるかを問わず、インタ ーネットで無料で手に入ることが 多い。加えて、ロシアでは一九世 紀初頭に納本制度が作られたため、 かなりの古本であっても現地の図 書館で閲覧が可能であり、ものに よっては電子化されてウェブ上で 容易にみられることもしばしばで ある。こうした点は、日本を含め たその他の国々と大きく異なるの ではないだろうか。どちらが良い か は 容 易 に は 判 断 が つ か な い が、 今後、ロシアやカザフスタンでは 著作権制度をより厳格に遵守しよ うとする方向に向かうであろうし、 また一方で電子化の動きもより活 発になっていくであろう。そうし た流れのなかで、本屋・古本屋は どのような位置づけになっていく のであろうか。今後の展開が楽し みである。 《付記》   本稿の執筆にあたって、グルミ ラ・スルタンガリエヴァ氏(カザ フ 国 立 大 学 歴 史 学 部 教 授 )、 ア レ クサンドル・ソコロフ氏(サンク ト・ペテルブルグ国立大学歴史学 部 教 授 )、 お よ び ア セ リ・ ビ タ バ ロヴァ氏(北海道大学大学院文学 研究科博士課程)から貴重な情報 をいただいた。ここに記して感謝 申し上げる。 ( な が ぬ ま   ひ で ゆ き / 東 京 大 学 大 学 院 人 文 社 会 系 研 究 科 博 士 課 程)

参照

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出版者 日本貿易振興機構アジア経済研究所/Institute of Developing Economies (IDE‑JETRO) .

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