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インターネットの現状と学校教育への利用 : 歌志内市立歌志内中学校での実践

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Academic year: 2021

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(1)Title. インターネットの現状と学校教育への利用 : 歌志内市立歌志内中学校で の実践. Author(s). 村端, 五郎; 櫨山, 雅春. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 47(1): 171-187. Issue Date. 1996-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/2144. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 北海道教育大学紀要 (第1部C) 第47巻. 平成8年8月. 第1号. lofHokka i do Un i i i Sec i l Journa t t t ve r s on( onIC)Vo y ofEduca .I .47 , No. Augus t , 1996. イ ンター ネ ッ トの現状と学校教育への利用 --歌志内市立歌志内中学校での実践-- 村. 端. 五. 郎・櫨. 山. 雅. 春*. ICE (岩見沢サイバー教育研究グループ、 北海道教育大学岩見沢校). ‐歌志内市立歌志内中学校. The lnternet at Present and lts Use for SchooI Education --- An lnterim RePort 丘om Utashinai Junior High School---. MURAHATA, Goro・ HAZEYAMA Masaharu , ICE ( lwami i i t do zawa Re sea r ch Group f or Cyber Educa on) lwami zawa Campus , Hokka fEduca i Un i i i do t t ver on zawa s yo ,lwami , Hokka ,JAPAN *Ut h iJun i l i i i do a si na a sh or Hi na gh Schoo , Ut , Hokka ,JAPAN. I. は じめ に 最 近イ ンター ネ ッ トと いう こ と ばをよ く 耳 にす る. イ ンタ ー ネ ッ トと は, 約150の 国 や 地 域 の コ ン ピ ュ ー タ を電 子通信 ケ ー ブル で結 ぶ, 世界 的規模 の情 報通信 ネ ッ ト ワ ー ク で ある. 情 報ス ー パー ハイ ウ ェ イ の原 型 と も 言 わ れて いる. 現在, 推 定約6000万 人 の世 界 の 人々 が利 用 して いる とさ れて いる パ ソ コ ン通 信 と異 な . る 点 は, パ ソコ ン通信 がホス トコ ン ピュ ー タ を核 と する 「中 央 集 中型 ネ ッ トワー ク」 であ る の に対 し イ ン , 「 ター ネ ッ トは無 数 の ホス トが分 散 して接 続 さ れて いる 水 平 分散 型 ネ ッ トワ ーク」 であ る と ころ で ある. 地 球 全体 を 覆 い尽く す ほ どの 巨大 な ネ ッ ト ワ ーク へ と成 長 し続 けている 所 以 である.. このようなインターネッ トを, 学校教育という新たな分野で積極的に利用しようとする動きが世界的に高 まっている. 本稿の目的は, 昨年度から通産省と文部省が推進している 「全国の小・中・高校 特殊教育諸 , 学校等100校を対象として, 国際的なネッ トワークに接続する環境を提供する事業」 いわゆる100プロジェク トの参加校である歌志内市立歌志内中学校でのインターネッ トを利用 した教育実践を紹介することである.. 2. インターネッ トの現状 イ ンタ ー ネ ッ トの 概 念 を簡 単 にい え ば, 世界 中 に散在 する 多 数 の ネ ッ トワーク が 同一 の通信 プロ ト コ ー ,. ル (TCPなP, Transmission. Control pro lnt l/ ) toca l t ernet pr o oco. と いう, い わ ば通 信 上 の 約 束 事 によ っ て ,. お 互 い に繋 が っ て いる 「ネ ッ トワー ク の ネ ッ ト ワ ー ク」 と いう こ と が できる. した が っ て イ ンタ ー ネ ッ ト , を利用 す れ ば, イ ンタ ー ネ ッ ト上 の 無 数の サー ビス を受 け 世界 中の 人々 と の 情 報の相 互 交 換 が可 能 と なる , .. 国境や利用者の社会的地位など全く意識する必要はない. しかもインターネッ ト上の情報のほとんどが無償 で提 供 さ れて いる. イ ンタ ー ネ ッ トは1969年 米 国 国 防総 省 (ARPA) が 実 験 を 開 始 し, ARPANET と して 発展 して き た そ れ .. が次第に大学や研究期間に広がり, 非営業の形態で発展してきた. しかしその後, 企業がインターネッ トの 171.

(3) . 村 端 五 郎・櫨 山 雅 春. 有用性に着目し, 商用ベースでの利用が始まり, 接続サービスを目的とする商用プロバイ ダーが出現し比較 的 手軽 にイ ンター ネ ッ トに接 続 で きる よう にな っ た‐ この 傾 向 が顕 著 にな っ たの は, ほ んの 1, 2年 前 から の こ と であ る. 現 在イ ンター ネ ッ トで繋 がらな いの は, ア フリ カ と ア ジ ア の一 部 だ けである. そ れらの 地域 には電 話 がな い か らである. した が っ て, パ ソ コ ン があ り, 電 話 さ え繋 が れ ば誰 でも がイ ンター ネ ッ トを利 用 できる 環 境 にな っ て いる. イ ンタ ー ネ ッ トで利 用 できる 主な サ ー ビス は次 のよう なも の がある が, そ の 可. 「 能性は無限である. 「何ができるか」 , ということよりも どのように活用するか」 という可能性の追求がこ れからの中心課題になるであろう. ) ① 電 子メ ー ル (E-ma i l 電 子メ ー ルはイ ンター ネ ッ トを介 したコミ ュ ニ ケー シ ョ ンの 基 本機 能 である. 従 来の パ ソ コ ン通 信 で は, 同 じネ ッ トワー ク 内の相 手 (最 近 は他 の ネ ッ トやイ ンター ネ ッ トにも 送 れる よう にな っ て きて いる) に しか メ ー ルを 送る こ と はで き な か っ た. しか し, イ ンタ ー ネ ッ トの 場 合 は, そこ に繋 が っ て いる ネ ッ ト ワ ーク で. あれ ば世界中 どこへでも送信することができる. その特徴を整理すると次のようになる‐ ・イ ンター ネ ッ トにつ な が っ て いる 限り, 地 球 上 の どこへ でも 瞬時 に連 絡する こ と ができる. ・相 手のメ ー ル ア ドレス を入力 さ え す れ ば, 郵 便物 の 発送 のよう な煩 雑 な作 業 は必 要な い. ・一度 に 同 じメ ッ セ ー ジを多 数の 人へ 簡単 に送る こ と がで きる. ・メ ーリ ン グリ ス ト (メ ンバー を 設定 フ ァ イ ル に登 録 しておく 場 合) を利 用 する こ と によ っ て, ネ ッ ト利 用 者 が特 定 グルー プを作 っ てお 互 い にメ ー ル で情報 のや り とり ができる‐ こ れを利 用 する とイ ンター ネ ッ ト上 での グルー プ討議 が可 能 になる. ・ オ ン ラ イ ン ・ シ ョ ッ ピ ン グ が で き る.. ・郵便, 電話に比べ費用が安い‐ ・電 子化 さ れて いる の でワー プロ 上 に ダウ ンロー ドして 再利 用 で きる.. ②電子ニュース (掲示板) インターネッ ト上には様々な分野の情報 (掲示板的なもの) が流れている. それらは, その性格や内容に よ っ て いく つ かの グルー プに分 か れて いる. パ ソコ ン通 信 で は, こ れを 「フ ォ ー ラム」 と呼 ん でいる が, イ ンター ネ ッ トでは 「ニ ュ ース グルー プ」 という. そ の グルー プの 数 は1 万 近く ある とい わ れている. 誰 でも. 00万を越える人が見てい 自由に読むことができる‐ 逆に言うと, 自分が掲示板に書き込んだことが全世界60 る 可 能 性もある と いう こと である. こ れは企 業 に と っ て 計り知 れな い 大き なメ リ ッ トをも た らす‐ 極 端 にい え ば, 何 万 通 と いう ダイ レク トメ ー ル を出さ なく ても, パ ソ コ ン・周 辺機 器 ・ ソフ ト, そ して電 話代 だけで. すむのである. また, 技術者や研究者にとっても自宅にいながら最先端の技術情報を収集することができる の である. ③Te l t (遠 隔ロ グイ ン) ne 理 論 的 に は, 自 分の パ ソコ ンか らイ ンター ネ ッ トに繋 が っ て いる す べ ての パ ソコ ン に接 続 が可 能 である‐ した が っ て, NASA の デー タ が ほ しい場 合 に は, NASA の コ ン ピ ュ ー タ に遠 隔 か らロ グイ ン して, そ の デー. タを引き出すことができる‐ しかし, 実際には許可を得た者 (工Dを取得した者) しかログインできないよ う に相 手側 で 入り 口 を ガー ドして いる.. ④FTP (ファイル転送) 世 界 中 で 立ち 上 が っ ている フ ァ イ ルサー バー か ら フリ ー ソフ トウ ェ アや ドキ ュ メ ン ト, 画 像や 音 声 デー タ な どを フ ァ イ ル転 送 で入 手する こ と がで きる‐ パ ソ コ ン通信 の ダウ ンロー ドと異 な り, 画面 を見 な が らマ ウ ス でクリ ッ ク して い け ば, ディ レク トリ 名, フ ァ イ ル名 な どはい っ さ い入力 しなく て も 簡単 に素 早く 転 送 で きる. 172.

(4) . . インターネッ トと学校教育. ⑤WW W (Wor l d wide Web), Gopher イ ン タ ー ネ ッ ト上 の 情 報 を効 率 よ く 検 索 す る シス テム が Ww w や Gopher と 呼 ばれ て いる も の であ る. Gophe r はメ ニ ュ ー 形 式 の 情 報 検 索 シス テム であ る が, WWW は マ ル チメ ディ ア に対 応 した情 報 検索 シス テ ム であ る. その ため, 英 語 がわ か らなく ても, 画像 な どを見る こ と によ っ ておお よ その 内容 を見当つ ける こ と ができる の で最 近 で は爆発 的 な広 がり を見 せ て いる. 学 校 でのイ ンタ ーネ ッ ト活用 に は是非必 要な シス テ ム である と 考 え て いる. WWW に対 応 した ソ フ ト (ブラ ウ ザー) と してよく 知 ら れて いる の が Mosa ic であ る.. Mosaic は画面上の画像や文字な どある決められた場所をマウスでクリ ックする とそこに設定されてい. る 情 報 に従 っ てリ ンク する よう にな っ て いる. 操作 性 にも優 れている の で使 い方 は極め て 簡単 である. 誰 で も す ぐ操作 を 理 解 で きる. 最 近 は Ne t s cape (ネ ッ トス ケ ー プ) と いう 新 しい ブラ ウ ザー の ユ ー ザ ー が 急増 し て い る.. ⑥ マルチキャスト (電子会議) イ ンター ネ ッ ト上 では ビ デオカメ ラ で 映さ れる 画面 とマイ ク ロ フォ ンから集音 さ れる 音声 を リ ア ルタイ ム で特 定 の コ ン ピュ ー タ へ送 り 合 い, 共 同作 業 の打 ち 合 わせ や電 子 会議 ができる‐ デス ク ト ッ プテ レ ビ会議 シ ス テ ム とも 呼 ばれ て いる. コ ー ネ ル 大 学 の 学 生 が 開 発 した CU-SeeMe と 呼 ばれる 会 議用 ソフ トを利 用 する. ことが多い. 一対一で会議をする場合と, リフレクターと呼ばれる中継所を介して複数の端末 (現在では8 端 末ま で) が 同時 に会議 をする 場 合と がある. パ ソコ ン通信 では ホス トコ ン ピ ュ ー タ と の 間 で通信 が行 わ ,. れるため, 原則 と して会員間しか情報のやりとりができない‐ したがって, それは中央集権的・閉鎖的なネ ッ トワーク である. そ れに対 してイ ンター ネ ッ トは, どこ かの プロ バイ ダー を通 して接 続す れ ば, 世 界 中の コ ン ピ ュ ー ター と接 続 した の と 同 じこ と になり, 複 数の コ ン ピュ ー タ 間で の情 報 の交 換 が可 能 になる しか .. も, その情報は文字情報に限らず, 静止画, 動画, 音声など, あらゆるデータが短時間に送受信できる さ . ら に, ダイ ア ル ア ッ プ接 続 の 場 合 は, 近 隣の アク セス ポイ ン トに接 続 する だけ で 世界 中の コ ン ピ ュ ー タ に接 続 で きる の で, パ ソ コ ン通 信 に 比 べ 経 費 が さ ほ どか か ら な い (村 端 1996a b , ). しか し, 日 本 は 距 離 や 通. 信時間による従量制 になっているため, 近くにアクセスポイントがない場合はかなり高額な通信費がかかる 場合がある.. 3. インターネッ トの教育利用 イ ンタ ー ネ ッ トが教育メ ディ ア と して 注 目さ れ始 め たの はこ こ 数年 のこ と である 元 来 イ ンター ネ ッ ト . ,. は米国において学術研究の目的で利用されたので その利用対象は大学や研究機関の関係者が中心であった , .. -- - - E も 1 キー 三 ぎ 圭. -「. そ の 後, 1991年 に新 法 律 が制 定 さ れ, い わ ゆる k -12. (幼稚園から高校まで) の児童・生徒の使用が可能に な っ た こ と を契機 に, イ ンター ネ ッ トは地 球規模 の 教. 育プロジェクトなどの形で学校教育現場へ急速に浸透 して いく よう にな っ た. グロ ー バ ルス ク ー ル・ プロ ジ ェ ク トはそ の 一 つ である. 日本 国内の にお い ても, 様. 々なプロジェクトに参加する学校が急速 に増えてい る. WWW ペ ー ジ を 公 開 して い る 小 学 校 中 学 校 , ,. キ ャ プショ ン:イ ンターネッ トに取り組む中学生. 高校, 養護学校な どは, すでに30 0校を超えている. インターネッ トでできる機能はすべて教育でも活用す る こと ができる が, 教育メ ディ アと してのイ ンター ネ 173.

(5) . 村 端 五 郎・櫨 山 雅 春. ッ トの特 色 と して は次の項 目 が挙 げら れる‐ ( 1 ) イ ンター ネ ッ トは地 球規模 に広 がっ て いる こ と 2 ( ) 高 速 である こ とから 「即 時性」 がある. ( 3 ) そこに参加する人の多様性 ( 4 ) 表現の多様性 ( 5 ) メディアの多様性 ( 6 ) 意外性が生まれ. 刺激もある ( 7 ) 情報交流では. 多方向性・対話性がある 8 ( ) 社会性が大きく. 既に社会活動に使われている. 4.. 教育現場での利用. インターネッ ト上の情報は世界規模であるために情報量は豊富で, 最新の情報もあれば蓄積された情報も あり, それらはいつでも自由に活用することができる. また, 常に情報の発信・交流の場としても活用する こ と がで きる‐ こ の よう な特 色 か ら 教 育 現 場 で の利 用 と して 次 の よう な こ と が考 え ら れる (『NEW. 教育と. マイ コ ン』 1995 . 7月 号).. ( 1 ) 交流授業 i lによる チ ャ ッ トが利 用 でき る. 到 達 の 時 リ ア ルタイ ム の 交 流 方 式 で は, マ ル チ キ ャ ス トや E‐Ma i l 間差 があ っ て も よ い 交流 方式 に は, Ft p , Gopher な どが使 わ れる. ,E‐Ma. ( 2 ) 個人間・クラス間・学校間の情報交流 ) な ど が 使 わ れ る. i E‐ Ma i l c , Ftp の 他 に W W W (Mosa , Gopher. ( 3 ) 教材の収集や利用 ), Te i lne E ‐ Ma t な ど が 使 わ れ る. i l NetNews c , Ftp, W W W (Mosa , Gopher ,. ( 4 ) 対外的な情報発信 i lがあ り, 学 級 や 学 校 の 情 報 発 信 と して, 展覧会. 発 個 人 レベ ル の 手 紙 の や り と り と して は E‐Ma ど が 使 わ れ る. i l 表 会, 文 化 祭 な ど で は, W W W (Mosaic) NetNews , Ftp , Gopher な , E‐ Ma. ( ) 校内外の教師間・教師と父母・学校と地域間の連絡手段 5. 5. 教育プ□ジエク ト 1 ( ) NEC 世 界子 供 マ ルチメ ディ ア会議 この 教育 プロ ジ ェ ク トは, NE C がP C- VA N と米 国の TY MNE T という ネ ッ ト ワ ーク を連携 させ, 日 . 米. 英. 豪 の 4 校 による 共 同 学習 を支 援 して いる も の である‐ 1994年11月 よ り 開始 さ れ, 4 校 約150名 の 子 ども たち がネ ッ トワー ク を通 して 「地 球 環境」 な ど, 特定の テ ー マ にそ っ て 活動 した結 果を ネ ッ トワー. ク上に発表しあい, お互いの内容を比較することによって, 各国間の習慣や考え方, 文化の違いなどを肌で 感 じ取り, より 深 い相 互 理解 に役 立 っ て いる. 海 外 と の 交流 に障害 とな っ て いる 英 語 につ い て, この プロ ジ ェ ク トでは, 子 ども たち の作 品やメ ッ セ ー ジ は, い っ た んPC -V A Nの 自動 翻 訳 シス テム に入り, 英語ま た は日 本語 に訳さ れた後 に他校 のメ ー ル ボ ッ. クス へ届けられるという仕組みが採用され, かなり実用的であることが実証されたというである‐ 残念なが ら規模を拡大する予定はないと聞いている. 174.

(6) . インターネットと学校教育. ( 2 ) ア ッ プル・メ ディ ア キ ッ ズ ア ッ プル コ ン ピ ュ ー タ が支 援 する プロ ジ ェ ク トで, 子 ども たち が中心 のユ ニ ーク な プロ グラム であ り, こ. れまで数々の成果を上げてきた‐ 全国1 3校の小中学校が参加しているが, 北海道からは釧路管内標茶町の亜 歴内小中学校が参加し, ネッ トワーク活用の道内における先進校として全国的に知られている‐ ア ッ プル では平 成 8年 よ り小 ・ 中学 校 の ネ ッ トワーク 化 を支 援 する ため に, メ ディ アキ ッ ズ ・コ ンソー シ ア ム を 国 際大 学 グロー バル ・ コミ ュ ニケ ー シ ョ ン・セ ンタ ー と協 力 して設 立する 予 定である. 新 聞 報道 によ. 1月30日) ると(日本工業新聞1 , ダイヤルIP接続費用が無料になるようなシステムを構築し,当初参加校は, 初年度20 0校程度になる予定である. 3 ( ) 100校 プロ ジ ェ ク ト 100校 プロ ジ ェ ク トは, 通 産省 と 文 部 省 が協 力 して, 初等 中等 教育 にコ ン ピ ュ ー タ ネ ッ トワ ーク (イ ンタ. ーネッ トを採用を利用する試みとして実施されたもので, 我が国最大の規模を誇るプロジェクトである. こ のプロジェクトでは, ネッ トワークの先進的機能を先導的に導入することにより, 学習活動が一層高度で能 動 的 なも の になる ほ か, 国 内外の 学 校・ 生徒 と の情 報受 発信 や データ ベー ス な どの知 的資源へ のアク セス ・. 活用が可能となり, 想像力・思考力・表現力などの能力を抜本的に高めることが可能になるといった, 従来 の枠を越えた教育・学習の可能性を実証することを 「ねらい」 と している‐ 実際の企画・運営は, 情報処理. 振興事業教会 O PA) と財団法人コンピュータ教育利用開発センター (CEC) の共同事業として進めら れて いる.. 全国から1, 543校が応募し, 1 11の学校や施設がが選定され対象となっている. 北海道は札幌市立幌南小学 校・歌志内市立歌志内中学校・北海道旭川凌雲高等学校の3校が参加校になっている. 参加校には必要な機 材が貸与され, 専用回線が無料で利用できるよう になっている. また, 機器管理や操作に関する技術指導, 共同利用企画を中心としたプロジェクトの推進, 活用研究会の開催な ど, 恵まれた環境が整えられている. ( 4 ) 大学における教育研究プロジェクト 北海道教育大学岩見沢校では, 工 C E (岩見 沢サイ バー 教育 研 究 グルー プ) が主 体 とな っ てイ ンター ネ ッ トを利用 した様々 な 教育 研 究 プロ ジ ェ ク トを推 進 して いる. その 工CE研究の一環として 小学校 (岩見沢 ,. 市立上志文小学校) , 中学校 (栗沢町立美流渡中学校) , 高等学校 (北海道岩見沢緑陵高等学校) から各1校 の合計3校を実馬鈷協力校として指定して遠隔教育プロジェクトを推進している. 各協力校は, 岩見沢校の学 内 LA N とP P P 接 続 によ っ て接 続 さ れ, イ ンタ ー ネ ッ トを利 用 して いる. 大 学 が中継 基地 とな っ て 地 域の. 学校と1P接続して教育研究を推進しているのは極めて希であり, 研究の成果が待たれるところである (村 端( ) と村端他 ( 1996 199 ) を参照) 6 c .. 6. 共同利用企画の概要 100校 プロ ジ ェ ク ト支援 の 1 つ と して, ネ ッ トワーク 利用 に よる 外 部 の 学 校 や 機 関 と の 交 流 学 校 間 での ,. 共同学習活動, 特定の話題について子どもたちが意見交換を行うなどの共同利用企画が計画されている. 対 象 校 からの ア ンケ ー トを基 にCEC‐ 工 PAが具体的な計画案を作成 し 参加校の募集をし企画と支援を し , て いく も の であ る. 現在 次 のよう な企 画 が実 施 さ れ た り, 準 備 が進 ん でいる‐ 100校 以タ の参加も認めると. いうオープン型の企画である. ((参加) は歌志内中学校が参加, または参加を予定している企画を示す.). 1 ( ) 情報交換型利用企画 情報交換の場を作り, 参加者各々が情報を提供する. 情報を選択して取り込み, どのように活用するかは , それぞれの参加者の計画による. 175.

(7) . 村 端 五 郎・櫨 山 雅 春. ① 教育素材・教材の交換 学習に利用可能な各種素材や教材を交換する‐ 主に教員の活動になる.. ② 地域情報交換 (参加) 地域の 特色 ある 文 化 の紹 介や, 部 活動 の 様子な どの 新 聞や TV では得 ら れな いロー カ ルな ニ ュ ース を画. 像や音声などの情報として交換する. 2 ( ) 共同学習型利用企画 共通の目的を持って参加者が共同・協調行動を行う.. ① 全国市場調査 (参加) 各地で品物の種類や価格調査を行い, 物価や季節・地域による商品の違いをまとめる‐ ② 酸性雨の調査 (参加) 降雨のPH測定を行う. また, 降り始めから単位量ごとの降雨のサンプルを採取し専門機関で詳しい分 析 をする. 得 ら れた デー タ, 分 析結 果 を共有する.. -本の樹. ③. 参加校が身近にある1本の樹木を継続的に観察し, 地域による変化の様子を比較する. ④ 木材をみなおそう (参加予定) デー タ ベー ス (DB) 作成. ⑤. 名 所の DB (デー タ ー ベー ス), 算 法解 析D B, 県 の鳥・花 な ど特 定テー マ を決め D B を共 同製作 する. 現在 「ごみの 収集」 に関する DB づ く り が具体化 して いる. ( 3 ) ネ ッ トワーク カ ンフ ァ レンス 型利 用 企 画. 電子会議を実施する‐ リアルタイムに情報伝達や意見交換をする形態, 数週間にわたって会議空間を設定 し意見交換する形態な どを試みる‐ 身の 回りで 起 きて いる 問 題 につ い て. ①. 学 校内 で生 じて いる 問題, 生徒 会な どに関わる 問題 につ いて ネ ッ トワーク 上 で意 見 交換 をする. テー マ は参加 者の 意見 を基 に選 定 していく.. ②. 有識者との意見交換. 普段はなかなか接触できない人たちと ビデオリアルタイム会議などを実施する. ③. ネ ッ トワー ク 講演 会 ネ ッ トワーク 上 で バー チ ャ ルな講演 を行 い, 問題 提 起, 話 題提供 を行う. ま た 質疑意見 交換 も ネ ッ トワ. ーク 上 で行う‐. ) 特殊教育共同利用企画 ( 4 特殊教育諸学校の児童・生徒も可能であれば一般のテーマに積極的に参加してもらうが, この類型では障 害に着目した企画を計画している‐ ① 特殊教育における利用 「障 害 による 格 差 解 消 を目 的 に 「特 殊 教育 分 野 にお いてイ ンタ ー ネ ッ トの有 効 利 用 を 図る 内 容 の 」 」 ,. テーマを実施する. 特定の障害分野に限定することなく全体的視点に立っ て行う予定である. ②. アク セ シ ビリ ティ 視覚 障 害・肢 体不 自 由 にお いてイ ンター ネ ッ ト利用 にお ける アク セ シ ビリ ティ の調 査研 究 が行 える テ ー. マ を実 施 する. ( 5 ) ネ ッ トワーク コ ンテス ト (参加). デジタル化が可能な児童・生徒の創作を対象に‐ ネッ トワーク上に構築する仮想展示空間を使ってコンテ 176.

(8) . . インターネッ トと学校教育. ス トを行う. いく つ かの 部 門を想 定する. 特 定 ツ ー. ルを指定する部門として 「幾何公園」 部門を予定し. L. 二 言. 「幾何公 園 は平 成 6 年度 工P A 開発 の3 て いる. ( 」. ラ 国 電 キ. - 総- 司町 繋. 次元図形をデザインするソフト) ①. C G 「私 達の 町の 未 来」 自 分たち の 「ま ち」 の将 来 につ いてコ ン ピ ュ ー. タ グラ フィ ッ クス を用 い て 自由 な発 想 で描く. ま ち に関する もの, ま ち に含ま れる も の であ れ ば内. 」 !. 容 は 問 わ な い‐ (例) ま ち の 風 景, 鉄 道, 公 園,. お店など キャ プショ ン. グルー プワークで作品づくり. ②. 3 D 「幾何 公 園」 を使 っ た コ ンテス ト 3 次 元 グラ フィ ッ クス モ デル作 成 ツ ー ル 「幾何. 公園」 を使用し, 3次元造形 (内容は自由) を行う 力が期待される.. これによって立体を3次元的にとらえる能力や想像. 7. 歌志内中学校での実践 1 ( ) 100校 プロ ジ ェ ク ト取り 組み の 経過 イ ンター ネ ッ トを学 校 に導 入 する にあ た り, ま ず 第一 に行 っ たこ と は校 内 での 教員 研 修である. い わ ゆる. パソコン通信の有用性や有効性を全職員に理解してもらうためである. その後, 地教委と連絡を取りながら 100校 プロ ジ ェ ク ト参 入 へ の 応 募 の 準 備 に 入 っ た. 平 成 6 年 9月 の こ と であ る‐ 10月 中旬 に 地 教 委 を通 して. 申請書類を提出した. 道内の中学校は22校が応募してきた. そして同年12月に本校への導入が決定した. 決 定を受けて, 担当者は校内外の研修に参加し情報収集と具体的な取り組みの準備に着手した. そして翌平成 7年4月に機器が搬入され. 実質的に本校がインターネッ トへ接続さた. ( 2 ) 取り組みの体制 ①. 校 内 にイ ンタ ー ネ ッ ト プロ ジ ェ ク トチーム Q PT) の編成. 本委員 会 は, 教 頭, イ ンタ ー ネ ッ ト プロ ジ ェ ク ト正 ・ 副 担当 者, お よ び若 干名 で構成 する. その任 務 は ,. 活用計画の立案, 推進 (研修) , 関係機関との連絡, 調整, 機器保守管理, 啓蒙・研修活動の推進 (情報提供) , そ の他イ ンター ネ ッ ト運 営 に関 わ る こ と がらである.. ②. 取り組みの計画について. 平 成 7年 度 は, 機 器 取り 扱 い につ い ての 講習, イ ンタ ー ネ ッ トにつ いての 学習 活用 場 面 の構想 教 師の , , 活用 (W W W, Ma i lな ど), パ ソコ ン部 に よる 活用 (W WW), 1 年 生 に よ る 活用 (イ ンター ネ ッ トの 導 入). である. また, 平成8年度は, 教科における活用, 全校による活用, 地域・他校との連携による活用, 成果 のま とめ である‐. ③. 啓蒙・研修活動について. イ ンタ ー ネ ッ トの 情 報 や 取 り 組 み・ 活用 の 経 過 な どを 中心 と した A 4 版 の 「 l t t News n e rne 」 を 配 布 して い る‐ 2学期 末 でNo 55ま で 発行 している. ま た, 校 内研 修 会 は, 4月 7 日 (パ ソ コ ン室 の使 い方 を 中心 と し. た研修) C V工EW)), 10月23日 (HTML , 6月27日 (他校の実践の紹介, クライアント機の使い方 (MOSA工 を使っ た部活紹介) の都合3回開催した. 工 P Tメ ンバー へ の100校 プロ ジ ェ ク ト関係 のメ ーリ ン グリ ス ト を A 4 版 の 「Ma i l ing L i t s 」 と して配布 し, 2 学期 末 でNo548号ま で発行 して いる‐ 177.

(9) . . 村 端 五 郎・櫨 山 雅 春. ( 3 ) 活用実践事例 ①. 電子メールの交換 a 仙台第一中学校の生徒との交換:希望者女子 5名 が交換 してる.. 1一樹イー(卿 - ′. ′ .. .. /. . . ′ ・ r- メ ー d. ノ. ー. キ ャ プショ ン. ,. . . 、・ -・ ‐ \. -. 村田先生との交流を楽しみにしているようであ る. ま た, ホーム ペ ー ジを見 ての感 想 交換も し て い る.. c 大阪府淡路中学校との交換:1年技術の情報 基礎の 時 間 に 全員 が書 いた. イ ンタ ー ネ ッ トに. 熟 離 も 鞠 地. 接 続 して い な い 学 校 な の で, 近 く の100校 プロ. 、. ジェクトに参加している高校を経由して交換す. メ. - r声. 小中学校の学校訪問を機会に交流が始まっ た.. ー. 電子メールで交流. ー. る はず であ っ た が, こち ら から送信 したメ ー ル が届 かな か っ た の か, そのま ま 断ち切 れ状態 に. な っ て いた. とこ ろ が, 冬 休み に入る 寸 前 に淡 路中 学校の 2年 生 からメ ー ル が2 通届 いた‐ 3学期に入 っ た ら 交換 を は じめる 予 定 にな っ て いる. 海外 との 交換 につ いて: 夏 休 み 中 に, A ET が帰省 してイ ギリス のノ ッ テ ン ガム でイ ンタ ー ネ ッ トに. d. 接 続 して いる 学 校を探 してメ ー ル の交換 をする こ と にな っ ていた が, こ ち らの マ シ ンの トラ ブルで実 現 しな か っ た. 問題 点 や 疑 問点 な ど:ク ライ ア ン ト1 台 な の で, D OS マ シ ンの 一太 郎 で書 いたも のを フ ロ ッ ピー に. e. 保存 して, ク ライ ア ン ト機 から送信 して いる. その ため 時 間がか かり 十 分な 活動 ができな い の が悩みの 種である. 個 人 的な 内 容で 発展 性 がな い, どのよう に広 げて い っ た らよ いの か課題と な っ ている‐. ②. 共同利用企画への参加 酸性雨の共同観測を皮切りにたくさんの企画が始まっ た. 現在, 本校が参加している企画は次の通りで. ある‐. a. 酸性雨の観測 学級の生徒に希望を取ったところ4名が参加を希望した. その4名で降雨や降雪のあった日に観測し て いる‐ 今ま で は, 練習 の 意 味も 含め 各学 校 ごと に観測 した データ を不 定期 に酸 性雨 のメ ーリ ン グリ ス トに書 き 込 んでい た が, 昨年 末 に酸性雨専用 の ホーム ペー ジが立 ち上 がり, 記入 の フ ォ ーム も 統 一さ れ,. 3学期から本格的な活動が始まるものと思われる. 単なる観測 だけにとどまらず酸性雨の知識を広げる よう にV TR の 視聴 や 酸性雨 に 関する ホーム ペー ジを見 た り しな が ら学習も して いる‐ b. ネ ッ トワーク コ ンテス トへの 参加 パ ソ コ ン部 の 生徒 7名 が 参加 して いる‐ 2 学期 末 にな っ て から, 3 D用 ソフ ト 「幾何 公 園」 が送付 さ れて きた. しか し, 動 作 環境 が厳 しく (メイ ンメ モリ12MB以 上, 256色 以上, ハ ー ドディ ス ク の 空き容 量 が20MB 以 上), 生 徒 用 の マ シ ンで は作 業 が不 可 能 で あ る. ま た, C G (コ ン ピ ュ ー タ ・ グラ フィ ッ ク ス) 「私達 のまち の 未来」 はコ ンテス トへ の 参加 は, どんな ソ フ トを使 っ ても よく 取り 組みやす い が, 締 め切 り が1月20日 という こ と で, 今 回 は見 送 っ て 次の機 会 に取り 組み たい と思 っ て いる‐. c 地域の情報の交換 パ ソコ ン部 の 生徒 2名 が希 望 して参加 して いる. 具 体的な 内容 は, ま だ決ま っ て いな い ため現 在 の と 178.

(10) . . インターネットと学校教育. 屡矛i ニ 恭 ト E …当 結滞日盤鐸鰹四望 ー三 . . . . . . . . 一. .. . . 三 ≧ 三上. 昆. パー. . . キ ャ プショ ン. ,. . 共同企画に参加. ころ ま だ取り 組ん でい ない.. d. 全国市場調査 パ ソコ ン部の 生徒 5名 が 参加 して いる. 調 べ. る品名が決まったが, 冬休み直前になってから 要項が届いたため, 具体的な活動は3学期に入 っ て から 開始する. e. その他. まだ具体的な計画は明らか にされていない が, 共同学習型利用企画として計画が進められ ている 「木材 を みなお そう」 と 「ごみ 収 集」 の. 企画に参加をする予定である.. 179.

(11) . 村 端 五 郎・櫨 山 雅 春. ③ 授業での実践. 平和教育指導実践記録 学. 年. 3. 年 B. 組. 形. 態. 一. 斉 指. 導. 月. 日. 導 の. 櫨 山 雅 春. 生徒数. 3 5名. フランス・中国の核実験について考えよう. 要 点. ・歌志内市からの広島派遣生徒の作文を紹介する。 ・イ ンターネッ ト 「TV朝日のホームページ」 の補足説明をする。 ・話し合いや教師の説明を開きながらまとめのプリントに記入する。 学. 習. 内. 容. 1. 指. 導. 上 の 留. 意 点. 入. ・学級通信 「“鱈eeBr avo 」 の前書き部分を読み、 学 ・1年に1度だけでも戦争について考える意義を強 習のねらいをつかむ。 調する。. 展. 開. ・生徒作品 「広島に行っ て」 の朗読を静かに開く。 ・戦争は過去のものとしとらえがちだが、 現在も世 ・資料1、 2で、 インターネッ トを使って世界中で 界各国で核開発の競争が行われている実態を知る 核実験についての討論署名活動が行われているこ とともに、 それに対して一般の人たちが様々な形 とを知る。 で抗議していることを知り、 何か自分たちででき ・実験に対するアンケー ト結果につ いて考えてみる。 ることはないかを主眼にする。 ・フランスの核実験の経緯や実験場所を知る。. 整. 理. ・ プリントにアンケート結果、 作文、 教師の説明を 開いた感想などを書く ・今後の報道に関心を持つ. 導. 学習過程. 者. 平成7年8月 2 5 日 金曜日 1校時 (通常の学活より35分間). 題 材 名. 指. 指 導. ・短い言葉でもよいのから前向きに書くように留意 する。. ・指導後のアンケート調査より (1) 8月17日中国で核実験を実施したことを知っていましたか。 知っ ていた……18名 知らなかっ た……17名 (2) 9月中旬にフランスで核実験をすることを知っていますか。 知っ ている六点…15名 知らなしト‐…20名 (3) 8月15日は終戦記念日ですが、 戦争のことについて家の人から話を開いたり、 話題になっ たことがありますか。 ある…… 13名 な い … … 2 2名 生徒の反応 (4) 身内の人で戦争で亡くなっ た人はいますか。 いる……3名 い な い‐ ‐… 2 4名 知らない‐ ‐…4名 (5) ニュースステーショ ンのアンケート結果を見てどう思いますか <資料1> (6) 自分もアンケートを送信してみたいと思いますか。 思う……7名 思わない……23名 どちらでもよい……5名 (7) 今野さんの感想文や資料や先生の話などを聞いて思ったことや想などを書いてください。 <資料2>. 反. 省. 成. 果. ・資料を基に各自の考え方を発表させ、 意見の交換をさせたかったが、 時間が短く教師の説明が中心になっ てしまい、 深まりが足りなかった。 ・アンケート結果からわかるように、 家庭内で戦争について話し合っ たり、 身内の犠牲者がほとんどいない実態。 核実 験についての世界の動向についての無関心な どの中で、 短時間ではあったが戦争について考える機会を持ったことは 大変意義があっ たと思う。 引き続きインターネッ トを活用して世論の動向について関心を持たせたいと思う。 教. 材 名 (タイ トル名). 教 材 に つ い て の 感 想 (長所・短所). 使用した教 ・同じ学級の生徒の作文ということで関心をもって開いて 材について ・学級通信に掲載した生徒作文 い た。 「広島に行って」 ・実際にイ ンターネッ トに接続して自分たちで情報を検索 ・インターネッ ト 「TV朝日のホーム ページ」 よりプリント することができたらもっ と関心が高まったと思う。. 180.

(12) . インターネットと学校教育. <資 料1〉 ニ ュ ースス テー シ ョ ンのア ンケ ー ト結 果 を見 て どう 思 いま す か. ・特 にな い, 別 に何 も 感 じなし」 ….8 ・ まあ, 反対 の 人 が多 い の でよ い. ・ 賛 成の 人 がいる な ん て 驚い た. … …3 ・ どう して核 実 験 に賛成する 人 がいる の かと思 っ た.. ・人として当たり前の結果だと思う. ・ 賛成 の 人 が298人も いる と いう こ と は, ち ょ っ と残 念 に思う‐ ・ 賛成 の 人 は どのよう な 考 え で賛成 したの か知 り た い‐. .賛成の人が多いと 思 っ た. ・ 賛成 して いる 人 がいる と は思 わな か っ た. ・ 人 の 命 を奪う 「核」 はあ っ て は い けないも のな の に, 賛成 の 人や その他 の 人 がいる の はお か しいと思う. ・核 実 験 は 絶対 にやめる べ き だと思 いま す‐ .反 対 が多 か っ た. ・ 賛成 が298名 い たの は ビッ クリ した. 賛成 がいる とい う こ と は, 戦争 に対 する 考 え が足 り ない と思う. ・賛成 する 人 がいる な ん て思 わ な か っ た. . 賛成 がこ んな に多 い と は思 わ な か っ た. ・核 実 験 に賛成 の 人 は どう して 賛成 なの かと思 っ た. ・ 賛 成 して いる 人298人の 人 た ち は何 考 え て る の か なあ と思 っ た.. ・世界の人たちの意見を聞くということはとてもよ いこ と だと思う. ・ 世界 人 口 に対 して ア ンケー ト総 数 が少 なす ぎる.. ・人それぞれの考えがある. ・ 賛 成 が298人も いる の は お か しい. 一 人 でも い て はい けな いと思う. ・世界 の 人口 からい え ば, ア ンケ ー トに 参加 してい. る人がまだまだ少ないと感じた. キ ャ プショ ン. 公 開 授 業. ・す ごい. <資 料 2> 今 野さ んの 感想 文や 資 料 や 先 生 の 話 な どを聞 いて思 っ たこ と や想 な どを 書 いてく だ さい . 戦争 ・ の 時代 に生ま れて なく てよ か っ た. ・ 大 変 だな と思 っ た.. ・何のために核実験をするのか. 核実験をして何が得られるのか不思議 に思った. ・ んー. そう です ね. 核 実験は何 の必 要 があ っ て 実 験 を しな け れ ばな らない の で しょ う か ね 実 験 が生み .. 出す 中 で, 得る も の は何 も なく, 核 と いう も の が 恐ろ しいも の だと気 づ く だ け だと思う の です が… … , . うん ・核 実 験 や戦 争 な ど恐ろ しいこ と はや め て 欲 しい. 平和 な 世 界 が一番 いい と思う .. ・核実験については, 今まで関係がないと思っ て無関心だっ たけ ど, 私たちにも何か関係があると思った. 今のままではいけないと思う. 私の祖父は戦争を体験しているらしい. 若い頃東京にいて北海道にわた っ た ら し い. 181.

(13) . 村 端 五 郎・櫨 山 雅 春. ・戦 争の 恐ろ しさ を改めて わ か っ た. もう こ んな 悲惨 な こと は二 度 と繰り 返 して欲 しく な い. ・世 界の 人たち は, 半端 な気 持ち で戦 争の こ とを思 っ て い なく, そ れ がす ごく 感心 した‐ そう いう ところ で, 人 間は どこ か でつ な が っ ている ん だなあ と思 いま した‐ ・そ んな こ と があ っ たな ん でぜ ん ぜ ん知 らな かっ た. .よく わ から ない け ど, 戦争 な んて 二度 とあ っ て は な らない と思 っ た. ・核 実 験 は しない 方 がよ い. ・戦 争 な んてや めて 欲 しい と思 っ た. ・広 島へ 行 っ て み たい と思 っ た. 行 っ て 自 分の 目 でみて きた い と思 っ た‐ ・毎 年改 め て 実感 して いる こ と だ け ど, や はり 核 実 験も 戦争 も 絶対 して はい けな いこ と だと思 っ た‐ ・ 人や環 境, そ してす べ て の 生 き物 の害 になる よう な こ とはや っ て はい け ない と思う‐ ・ 人 は進 化 して い かな け れ ばな ら な い生 き物, 時代 が過 ぎて いく ごと に退 化 して行 っ て いる. 私 は 人間を. 恥ずかしく思う. ・戦争はもう絶対になくなればいいと思う. ・ 今野 さ んの感 想 文 はよ か っ た です‐. 8. 歌志内中学校のWWWホームページ 新年度早々にホームページを構築する という計画を立てたが, 機器設置の遅れや設置後のトラブルによる 調 整 な どが重 な り, 研 修 も 進 ま な い 状 態 であ っ た‐ そ の 上, HTML を使 っ た ホ ー ム ペ ー ジ作 成 そ の も の は HTML ツー ル作 成 ソ フ トな どを使 っ て比 較 的簡単 にできる が, サ ー バー へ の 登 録 は UNIX の 基本 的な知 識 が. な けれ ば でき な い な ど, 当 初予 想 して いた ほ どW W Wホー ム ペ ー ジの 構築 は簡 単 で はな か っ た‐ その結 果,. 予定より大幅に遅れ, ようやく9月に構築を完了しホームページの公開を開始した. ペ ー ジの 構成 は, で きる だけ生 徒 の 活動 の 様子 を中心 に したホ ーム ペー ジ づ く り を心 掛 けて いる. た んな. る行事の紹介にとどまらず, 自分たちで情報を収集し, 取捨選択し, 再構築して情報を発信する. そのため にはアイディアや制作を教師中心から生徒中心へ移行していかなければならないと考えている‐ 現在は, 教 師中心でパソコン部の生徒や一部関心のある生徒がそれを補助するという実態になっているので, 来年度は より生徒が全面に出て活動できる環境を作りたいと考えている. ( 1 ) 歌志内市 歌志内市の紹介の内容は, 市勢要覧/イ ベント/主な施設/地域の活動/文化/空知炭鉱などである. 単 なるまちの紹介ではなく, 地域に埋もれている様々な文化などを自分たちの手で調べて作成できれ ばと考え ている‐. また, 学校だけではなく市民も参加するホームページ作りができればとも 思っ ている. 具 体 的 には, 公 民 館 主催 の パ ソ コ ン講 座 で 「イ ンタ ー ネ ッ ト入 門」 を計 画 して いる. その 中で 受講 生 のペー ジを作 っ た り, そ の 輪 を広 げて, 「ま ち お こ し」 の グルー プも 参 加 した 形 で歌 志 内市 の ペ ー ジが でき な い か とそ の 具 体 的 な 取. り組み方を模索している. 昨年, 空知炭磯が閉山した‐ 本市から炭磯がなくなったというだけではなく, 日本の重要な産業であった 炭磯が我が国から消滅する 寸前になっている‐ いま, 炭磯に関わる貴重な資料を整理して残しておかなけれ ばならない. これは, 生徒の手にだけに負えるものではない. 地域や自治体との連携が必要である‐ そうい う意味で, 赤平青年会議所が5年計画で進めようとしているプロジェクトは注目に値する. 本市でも来年度 小 学校 に パ ソコ ンを 導入する 計 画 を進め て いる が, た だコ ン ピ ュ ー タ を導 入する という の で はなく, 将 来 を 182.

(14) . インターネットと学校教育. Net sCa e :home. oo. oo. 俗. t おn / L t t i i i - i t h h t h i h k k i d o c a :h : km ・ o u a ~ n a j s u a ~ n a o a o j p p . . , . lwh山~c wh l H d b k l 鵬t網r jN hIN tD i t a出N e w? o o a n o o c e r e c o r e ws r o叩~I 9 M. W【eZCO mLe 徴D our 庵 -. N t e S c a e : P : r 1 1 メ ホ l d ・ R ・ o ・ t / / L t l t k l t h l i -h t h f l h / /I k k l d k 覇 k f h t o o q 国 1 :h : l m o u も s n a s u 1 ; i n o l o る u 争 u s l p m P o . . , . , IY桓服卿ー 1 袖M ? ? b kl 版 t臥 Y b 4如胎Y ‘軸Y” hl船 t〆 t ” , r r c ” o r r w y p一. 掛. ~. . 金. 策14目 耽 内中判群判隙 の取り組み. 北海道歌志内市立歌志内中学校. 「 繍擬瑳≦ 、鰹蜘醐郷園闘 湖----. . 歌義薗中華 綾*狭義 r 覇 r . ・ t. ・t ・一. ou. . ‐ パソコン部の秦野祐一君が Z TA F FK I D9 8 を使って描いたもので ・ SS す。 1 0 OK ts l … … … … … … 〒〒 t 0 ur oe c e e c e ds h l c o o smo i. B嘘 F醐曾 d Hm R .紬 L ” b h ” d d O O Q w :y :h w c ユ p ・ . . lw w h 1 ? h -出伽 キ ー ? ,加N , y 正門から見た校舎前長. . . . . . れます。今各学級とも ・ 、 朝1-」を目指して、連日. N “s幅微1胴胸帆叩1軸 . y t 榔1 即叫. ・ 、?破級当日の様子、取. 100校 プロジ ェ ク ト参加校の地 図. 、超ミニ市、 「歌志内市立歌志内中学刊 全国一人□の少なし ・ ・試行富 ツトやUNIXは初めての経験なので 、 手探り状態で 、と思し 、ますので 生徒の活動を中心に頑張りたし ・ 、 よろしく才. . . ・ ・・ご .ず ・ . ・ . 3月18日現在の更新情. ′↓! . .. 1歌志 内市1 納紳琳,. . . . . . . . B 1 o k F dH 1 0 ◆ dl o r w J r o i m . R . t F m d m ・ ・ “ ○ や ● n P r n 0. ー h , 冨隈誓光 三富豪デ 篭 篇 糊寄審畿守鷺憲三奇. 0市勢要覧/楽しいイベント. ー歌志内中学校1 ,樹。. ハイパーキューブ2を使った作品. 0学校要覧/学校行事/学校生活の様子/生徒の 次の作品は、パソコン部の生徒がHS ‐ D O S版「ハイパーキューブ2」を候って適し 、た作品を 「で ÷ l A F FK ー D 9 8 1 n形式に交換し ss i d …飯「 S I D n ow u rK 2 」でZ e p 」でBH円陰式に変換 、次にW 「 最後に p i ts h . o n o r o G I F形式に処理をしました。すべて16色で麺 」で iかれています。 pp. 1先生方の広場1 ,締 鈍旅 ○草の根ネットForRAH/空知教育工学実践研究会 ,. インターも卜の『 1. 淋. . 噺糊『キ. ■ 臼由に描いた直です。. 瞳覇 囲n靭 堕謬 ㈱ ㈱ 翌~ 。. ね 商品喜信三 。 ) K 園- ご ; 雷電 ≧璽,鰯雲 - ; o.多. -豪 準備中 三i 誼-声 一 C 1 o o, . , . ・ 。中空知市町の /温泉マップ/イベントラリー/など ギ. .トピックス 」 吋J馴獅撒 叩. 一. . . - ” N t U t m e f ‐ l t - s c o e o s : n o c p . 眺 膚v d 伽 熊間 . r ” 図 斗 粕 ’ ” / / t t k t t l 1 h ‐h :h : . m o u t MM p 1 ; n ◆ ; u 1 1 . .. . . m. . . 紬t FM. . s t o. . 豊かな緑と爽やかな風につつまれるまち。. 0参加校/loo校関係のニュ ス/など 生徒‘ ご感想・ご意見を下記アドレスまでお願いします。 “中町‐逆鞘′おS妨げ態“酬細jdリロ 鑑山鱈涼, “β { ′おs 2e@ ・ ヂゾ“s r館が〃β節欲★所ロロメロ ご熊川“β 圧家昭彦 ′ ‘ ′ ‘ ‘ グ”e@ . .. ホー・ ■ 歌志内市の現況 ・ 歌志内市のおし 、たち. 歌志内中学校のホームページ. ■ イベントカレンダ」. 183.

(15) . 村 端 五 郎・櫨 山 雅 春. 見据えた計画を策定してほしいと願うものである. 2 ( ) 歌志内中学校 歌志内中学校の学校生活の様子や生徒の活動の様子を発信するもので, 本校のホームページのメインにな る ところ である. 今の ところ は次の よう な 内容 で構 成さ れて いる.. 学校要覧/学校行事/学校生活の様子/生徒の作品/生徒のページ ・学校生活の様子では, 学校祭の準備から当日の動きまでをデジタルカメラで撮影した静止画像を中心に紹 介 して いる‐ 動 画も 実験 的 に張り つ けて いる が, デー タサイ ズ が大きく なりす ぎて, 学 校外 からの アク セ ス は困難 な状態 である. 生徒 の作 品で は, パ ソ コ ン部 の 生徒 がパ ソコ ンで. 描いた絵を何点かのせている‐ 美術の作品なども 紹介したいと計画しているが, 時間的に取り組め ない 状態 である‐ 生 徒 の ペ ー ジ で は, パ ソ コ ン 部 の 生 徒 が HTML を使 っ て 自 己紹 介を作 っ た も の をの せ て いる. 互 い にリ ンク させて いる. ネ ッ トサ ー フィ ンができ る よう にな れ ば, 各 自の 気 に入 っ たホー ム ペー ジ にリ ンク を張 っ て紹 介 したり, 自 分のホーム ペー ジを作 っ たり できる よう に した い と考 えて いる‐ キャ プショ ン. パソコ ン部の活動. 共同利用企画への取り 組みの様子などもここにの せていく, 現在は酸性雨の観測 だけである.. ( ) 先生方の広場 3 本校の先生方 ばかりでなく, 近隣の先生方も利用できるようなページの作成を計画中である. 現在予定し て いる 内容 に は, 草の 根 ネ ッ ト For RAM/ 空知教育工学実践研究会/教育関係のURL情報/空知学校データベースな ど. がある. 空知学校データベースの構想は. 北海道教育大学岩見沢校の工CE (岩見沢サーバー教育研究具ル ープ) と空知教育工学実践研究会の協力の下で具体的な推進計画を準備している ところである‐ この構想が 実現すれ ば, 空知地区の各学校の様子を知りたければここにアクセスし, 必要なデータを引き出して活用す るということが簡単にできるようになる‐ 4 ) イ ンター ネ ッ トの情 報 ( 膨 大 な情 報量 を持つイ ンタ ー ネ ッ トか らい か に必 要な 情 報を引 き 出す かと いう こと は, イ ンター ネ ッ トを 活用 する 上 に欠か せ な い条 件 である. そこ で, ここ で は 日 本語 を使 っ て情 報を検索 で きる サー チ ェ ン ジンや. インターネッ トに関する有用な情報を集めよう とするものである. 最近, 北海道内でもサー ビスプロバイダ ー が進 出 してきて いる. そ の ため, 個 人や 自 治 体, 企 業 な どでホーム ペ ー ジを持 つ ところ が急増 して きた‐. 北海道の身近な情報は日常生活でも授業でも一番利用しやすい‐ できる だけアンテナを張って北海道のホー ム ペ ー ジを集め て, リ ンク を 張り た い と思 っ て いる‐ イ ンター ネ ッ トF A Q/ 北 海道 の ホーム ペー ジ集/ お も しろ UR L 情 報. ( 5 ) 中空知の観光 まだ未完成のページである. 当初は空知全域を対象と考えていたが, 作業量のことを考え, 対象地域の範 囲を少し狭めた. 次のような内容を考えている. 中空知市町の紹 介/温泉マッ プ/イベントラリー ( 7 ) ト ピ ッ クス 184.

(16) . インターネットと学校教育. こ の ペー ジは, 100校 プロ ジ ェ ク トでの 実 践 の 様 子 がわ かる よう な ペー ジ に と考 え て いる. 100校 の ホ ーム ペー ジに は豊 富 な 情 報 がの せ ら れて いる‐ そ こ から いろ いろ な と ころ へリ ンク が張 ら れて いる の で共 同利 用 企 画は100校 以 外 にも 開放 して いる.. 100校参加校/参加校のマッ プ/共同企画. 9. おわ り に 100校 プロ ジ ェ ク トが実 質 的 にス タ ー ト して か ら ほ ぼ1 年 が過 ぎよう と して いる. 歌 志 内 中学 校 で のイ ン. ターネッ トを利用 した教育実践は端緒を開いたところである. この間, 空知教育工学実践研究会や工CE(岩 見沢サイバー教育研究グループ, 北海道教育大学岩見沢校) などの外部機関との連携を取りながら空知管内 の学 校 間の 交流 を は かる と と も にイ ンタ ー ネ ッ トが多く の 学 校へ 普 及 する よう に努め て き た. また イ ンタ ,. ーネッ トを中心とした市民講座を開設して, インターネッ トに対する市民の関心高揚も図ってきた. 最後に, これまでの成果と課題や今後の予定・構想, そしてインターネッ トが抱える問題をそれぞれ簡単に述べてま とめ と した い.. (1) 成果と課題 他校の生徒とのメール交換によって様々な意見交流を幅広くできたのが最も大きな成果であっ た. その体 験を通して自己を表現する喜びや情報を発信する喜びを体得することができた. 共同利用企画へ参加するこ とによって, 継続して観測することの意義や困難さなどを体験することができ, その過程で自分たちが観測 した デー タ が外部 か ら注 目 さ れて いる こ と の喜 びや 誇 り を持 てる よう にな っ た. ホーム ペ ー ジを作成 したり. 自分たちの作品を登録することによって情報を作成したり発信することに興味を持っ たり意欲を持つことが で き た. 教 師側 と して は,イ ンタ ー ネ ッ トや U N 工 ×などについての知識が皆無に近い状態からの出発であっ たが. ,. C E C, 工P A, メ ー カ ー な どの 技術 援 助 によ っ て, 簡 単 な サー バー の 操作 法 ホ ーム ペ ー ジの作 成 やメ ー ,. ル交換の基本などについての理解が深まった. 環境を整備するためには, 校内外の協力が必要である. その た め, 「市 民 講座」 「近 隣学 校 の 教職 員 の研 修」 な どでイ ンタ ー ネ ッ トを取 り 上 げ 関 心 を高 める こ と がで き ,. た. クライアント機が1台という環境で多数の生徒が利用することは非常 に困難である このような環境の . 中で有効かつ効率的な活用法をさらに試行錯誤を繰り返しながら模索 していかなかればならない. (2) 今後の予定・構想 平成 7年 度 は 国 内 だ けのメ ー ル交 換 であ っ た が, 平 成 8 年 度 は 国 外 にも そ の 対 象 を広 げて コミ ュ ニケ - ,. ソョン能力の向上を図りたい. また, 情報教育では極めて重要な位置をしめるネチケッ ト意識も今後のイン ターネッ ト教育を進めながらさらに育てていきたい. 学校独自での活用を図るとともに 様々な学校との共 , 同学習 を進 める た め, さ ら に 「共 同利 用 企 画」 へ 積 極 的 に参加 して いき た い イ ンター ネ ッ トの 特 徴 の 一 つ . である 情 報 の豊 富 さ を生 か した授 業 作 り を模 索 して いき た い. ま た ホ ー ム ペー ジの 内容 を一 層 充実 さ せ て ,. いきたい. ホームページの作成 には, 膨大な量の情報収集や情報交換あるいは作成のための時間が必要であ る. したがって, 本校の教職員や 生徒ばかりでなく様々な組織や多くの人達との連携 情報交換がなければ , できない. その過程で情報収集能力 や情報加工や発信技術などの, いわゆる情報活用能力が培われるものと 思 わ れる. (3) イ ンター ネ ッ トの 課題. ( a ) 規模の拡大 先 に見 た よう に, イ ンター ネ ッ トは 今後 も 爆発 的な 勢 い で拡 大 して いく こ と は 間違 いな い そ れ に伴 いユ . 185.

(17) . 村 端 五 郎・櫨 山 雅 春. ーザ一層も今までの技術者・研究者から企業, 一般市民というように裾野を広げていくことになる‐ それに 伴 っ て, イ ンター ネ ッ トの 可 能性 を探る 様々 な試 み がな さ れ, 商用 利用 が拡 大 する こ と であ ろう. その ため,. 今までの常識やルールが適用されなくなったり, 人との関わり方に変化が生じる可能性がある‐ b ( ) 情 報化 社 会で のモ ラ ル ユ ー ザー層 の拡 大 に よ り社 会 が変 化 する とする な ら ば.情 報 化社 会 に暮 らす ため の常 識 や ルー ルやマ ナー,. 倫理などのネチケッ トを学校教育の中でも取り上げる必要があるのではないか. これが, 今後の学校教育の 中における情報教育の大きな柱になると思われる‐ ( c ) セ キ ユ リ テイ. 規模の拡大により様々な価値観を持っ た人々が参加することになる. そのため, 予期せぬトラブルも起き てく る. ハ ッ カ ー と か コ ン ピ ュ ー タ ウイ ルス か らネ ッ トワ ーク を 防御 する セ キ ュ リ ティ の 問題 につ い ても 真 剣 に考 えな けれ ばな ら ない. ( d ) ネ ッ トワ 」 ク の 管 理 ネ ッ トワーク を管 理する ため には, ネ ッ トワーク につ いての専 門的 な知 識や 技 能 が必 要 である‐ 学 校内 で. 管理が十分行えないのであれば, 納入業者との間で保守契約をきちんと結び定期的に保守・点検ができるよ うな体制を整えるべきである‐ e ( ) 技術革新・社会変革への対応 技術革新・社会変革がますます加速する中で, 教育が遅れをとらないためにも, 常に技術動向や社会動向 に目を向け注意を払う必要がある. 従って狭い範囲の研修ではなく, もっ と広い範囲での研修が必要になる. ( f ) 施設・設備の充実 現実 的な 問題 と して, 今ま でコ ン ピ ュ ー タ が導入 さ れた 学 校 は ほ と ん どがイ ンタ ー ネ ッ トに接 続する の が 難 しい 状態 である. 仮 に可 能 であ っ た と しても, 解 決 しな け れ ばな らな い 問 題 は たく さ んある. た と え ば,. 1) 回線や周辺機器などの施設・設備の問題, 2) 情報作成の技術の問題, 3) 高い課金の問題, などであ る.. -付 記- 本論は, 櫨山 (歌志内中学校) が平成7年1月11日, 空知教育工学実践研究会 (会長大栗-孝, 新十津川中 学校校長) .冬季研究会 (於歌志内市歌志内中学校) において発表した原稿を, 村端 O CE北海道教育大 学岩見沢校) が一部加筆したものである‐ 空知教育工学実践研究会と1CE (北海道教育大学岩見沢校) の メ ン バー に は貴 重 な ご助 言 と ご指 導 を賜 っ た. 記 して 感 謝の 意 を 表する も の であ る.. -参考文献- 『インターネットマガジン臨時増刊号』 (株式会社インプレス) 995 . .1 「100校 プロ ジ ェ ク ト 』 1995 『 ー レ ト ピ EC ) リ フ 財団法人コン ュータ教育開発センター ッ 」‐ . 「マルチメディア」 で学校はどう変わるか』 1 95 多田元樹 『 ‐ . 9 『NEW教育とコンピュータ』 7月号 (学習研究社) 1 9 9 5 ‐ . 9 5 ハイパーネッ トワーク研究会 『よくわかるインターネット』 (エーアイ出版) . . 19 5 松島秀行 『インターネットのことがわかる本』 (日本実業出版社) . 199 . 『 995 松田徹 初めてのインターネッ ト』 (西東社) ‐1 . 「 バンク) 9 5 加彰粥t user ‐ 19 . , 特 集 ダイ ア ル ア ッ プ工 P接続の快挙-パーソナル・インターネッ ト時代の幕開け-」 4月号 (ソフト 村端五郎 「情報通信ネッ トワークを活用した 「遠隔教育」 システムの構築とその実践研究 0) -ダイヤルアップIP接続によるインタ. 186.

(18) . インターネッ トと学校教育. 一ネッ トへの接続システムの構築-」 『教育実践研究指導センター紀要』 第15号 (北海道教育大学付属教育実践研究指導センター) . 1996a (印刷中) . 村端五郎 「情報通信ネッ トワークを活用 した 「遠隔教育」 システムの構築とその実践研究 (ロ) -実験協力校でのWWWデータベースの 構築と運用-」 『教育実践研究指導センター紀要』 第1 5号 (北海道教育大学付属教育実践研究指導センター) 96b (印刷中) . 19 . 村端五郎 「インターネッ ト時代で学校教育はどう変わるか」 『授業研究21 明治図書 ( 1 9 9 準備中 ) 6 ( ) c 』 . . 村端五郎・宮下英明・菅原健・古村孝志 『インターネットが開く新しい学校教育』 (明治図書) 99 6(準備中) .1 . NTTメディアスコープ (編著) 『手にとるようにインターネッ トがわかる本』 (かんき出版) 1 9 9 5 . .. 〈電子メールアドレス〉 櫨 山 :ha i i‐jhs i i i t do ze@ut ash na a sh na .u ,hokka .ip 工 C E :i i c ce@iwa .hokkyoda .a .Jp 村 端 :muraha i t t a@a son .iwa .hokkyoda .ca .JP. 〈WWWホームページア ドレス〉 歌志内中学校:ht i i i‐jhs i i i t do a sh na a sh na p://kamo .ut .ut .hokka .ip/ 北海道教育大学岩見沢校:h i t t oda c p://www.iwa p/ .hokky ,a .j 工 C E :ht i i t ce p二// .iwa .hokkyoda .ac .jp/. 187.

(19)

参照

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