第3回 枚方市教育委員会定例会 会議録 開会 平成30年3月13日午前10時01分 閉会 平成30年3月13日午前10時50分 日程番号 議 案 番 号 案 件 結果 1 報告第14号 臨時代理事項の報告について (1) 議会の議決事項(枚方市職員定数条例の一部改正につい て)の意思決定について (2) 職員の普通退職について 承認 2 議案第27号 平成30年度学校園の管理運営に関する指針について 可決 3 議案第28号 枚方市スクールソーシャルワーカー設置要綱の制定について 可決 構 成 員 教 育 長 奈良 渉 構 成 員 教 育 委 員 橋野 陽子 教 育 委 員 神田 裕史 教 育 委 員 谷元 紀之 教 育 委 員 吉村 雅昭 説 明 員 教 育 次 長 奥 誠二 説 明 員 管 理 部 長 森澤 可幸 学 校 給 食 課 長 (副参事級) 前村 卓志 学 校 教 育 部 長 花﨑 知行 教 職 員 課 長 千原 正敏 社 会 教 育 部 長 淨内 俊仁 児 童 生 徒 支 援 室 課長( 支援 教育担 当) 桟敷 勝 管 理 部 参 事 兼 次 長 兼 教 育 環 境 整 備 室 長 益田 正治 児 童 生 徒 支 援 室 課長( 生徒 指導担 当) 吉本 賢治 社 会 教 育 部 戦 略 監 (全児童対策担当) 人見 泰生 学 務 課 長 (副参事級) 早崎 由子 管 理 部 次 長 髙橋 孝之 教 育 推 進 室 教 育 指 導 課 長 黒田 剛司 学 校 教 育 部 次 長 荻野 晋三 教 育 推 進 室 教 育 研 修 課 長 兼 教 育 文 化 セ ン タ ー 館 長 木村 勝 学 校 教 育 部 次 長 兼 教 育 推 進 室 長 兼 管理部副参事(教育政策調整担当) 足立 一彦 社 会 教 育 課 長 奥野 美佳 社 会 教 育 部 次 長 片岡 政夫 放 課 後 子 ど も 課 長 棈木 孝充 社 会 教 育 部 次 長 山口 俊也 文 化 財 課 長 (副参事級) 鈴江 智 社 会 教 育 部 次 長 兼 中央図書館長 藤丸 知子 ス ポ ー ツ 振 興 課 長 五島 真紀子 児 童 生 徒 支 援 室 長 狩野 雅彦 中 央 図 書 館 副 館 長 (課長級)(サービス担当) 松井 一郎
管 理 部 副 参 事 寺西 光治 中 央 図 書 館 副 館 長 (課長級)(企画担当) 中道 直岐 教育環境整備室課長 (教育施設整備担当) 津熊 聖博 教育総務課課長代理 乾口 美香 教育環境整備室課長 (学校規模等調整担当) 畑中 徹 記 録 教 育 総 務 課 係 長 中 島 隆 傍聴の人数 0 人
○奈良教育長 開会に先立ち、委員の出席状況について報告を求めます。 森澤管理部長。 ◯森澤管理部長 委員の出席状況について報告いたします。 本日の会議は、全員出席です。 以上、報告を終わります。 ○奈良教育長 報告のとおり、定足数に達しておりますので、ただいまから平成30年第3回枚方市 教育委員会定例会を開会いたします。 次に、本定例会の会議録署名委員の指名を行います。 会議録署名委員は、会議規則第15条第2項の規定により、教育長において、谷元委員を指名い たします。 それでは、日程1、報告第14号「臨時代理事項の報告について」を議題とします。 説明を求めます。 森澤管理部長。 ○森澤管理部長 ただいま上程いただきました報告第14号、臨時代理事項の報告につきまして、ご 説明いたします。 議案書の1ページをご覧ください。 ご報告いたしますのは、ページ中ほどの2.臨時代理事項にございますとおり、臨時代理第17 号及び臨時代理第18号でございますが、これら2件につきましては、教育委員会の権限に属する 事務につきまして、特に緊急を要すると認められましたため、教育長が臨時に代理いたしました もので、教育長に委任する事務等に関する規則第3条第3項の規定により、教育委員会に報告し、 承認を求めるものでございます。 それでは、議案書の2ページをご覧ください。 初めに、臨時代理17号、議会の議決事項(枚方市職員定数条例の一部改正について)の意思決 定につきまして、ご説明いたします。 本件は、教育長に委任する事務等に関する規則第3条第2項の規定により、平成30年2月9日 付けで、教育長が臨時代理をいたしましたものでございます。 1.臨時代理の内容でございます。平成30年3月定例月議会において、枚方市職員定数条例の 一部改正についての議案が提出されるにあたり、この条例案における教育委員会の事務局の職員、 並びに学校及び学校以外の教育機関の職員の定数の改正につきまして、異議のないものとする意 思決定を行ったものでございます。 恐れ入りますが、議案書の4ページをご覧ください。 改正内容につきまして、新旧対照表によりご説明いたします。 枚方市職員定数条例第3条第7号において、404人以内を431人以内に改めるものでございます。 議案書の3ページにお戻りください。 附則でございます。本条例は、平成30年4月1日から施行する予定でございます。 以上、簡単ではございますが、臨時代理第17号の説明とさせていただきます。 続きまして、臨時代理18号、職員の普通退職につきまして、ご説明いたします。
議案書の5ページをご覧ください。 臨時代理第18号、職員の普通退職についてでございます。 本件につきましては、教育長に委任する事務等に関する規則第3条第2項の規定により、平成 30年2月20日付けで、教育長が臨時代理をいたしたものでございます。 臨時代理の内容でございます。ページ中ほどの平成30年3月5日付け普通退職の表のとおり、 管理部 教育環境整備室 主任 川田 聡から退職願が提出されましたので、これを承認したもので ございます。 簡単ではございますが、臨時代理第18号の説明とさせていただきます。 以上、臨時代理第17号及び第18号につきまして、よろしくご審議の上、ご承認くださいますよ うお願いいたします。 ○奈良教育長 これから質疑に入ります。 質疑はありませんか。 神田委員。 ○神田委員 質問ですけれども、臨時代理17号の教育委員会の事務職員、並びに学校関係以外の職 が431名ということで、改正前よりも増えていますが、第3条2号で、市長の補助機関の職員が 減になっています。教育委員会の職員の人数のみ増えた経過を教えていただきたいと思います。 ○奈良教育長 森澤管理部長。 ○森澤管理部長 今回見直しにおきましては、小学校における少人数学級の拡充や小中一貫教育、 英語教育の推進など、今後見込んでおります学校教育を充実していくための課題に対応するため の体制を確保する必要性から、増員の見直しを行っております。 ○奈良教育長 他に質疑はありませんか。 これをもって質疑を終結します。 これから報告第14号を採決します。 本件は、承認することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○奈良教育長 ご異議なしと認めます。 よって、本件は承認することに決しました。 続きまして、日程2、議案第27号「平成30年度学校園の管理運営に関する指針について」を議 題とします。 説明を求めます。 花﨑学校教育部長。 ○花﨑学校教育部長 ただいま上程いただきました議案第27号、平成30年度学校園の管理運営に関 する指針について、ご説明をいたします。 恐れ入ります、議案書の6ページをお開きください。 本件につきましては、教育長に委任する事務等に関する規則第2条第1項第1号の規定に基づ き、教育委員会の議決をお願いするものでございます。 学校園の管理運営に関する指針につきましては、文部科学省の学習指導要領や大阪府教育委員
会による市町村教育委員会に対する指導助言事項、併せて第5次枚方市総合計画、枚方市教育大 綱、並びに教育委員会が策定しました教育振興基本計画等を踏まえ、毎年度、本市教育委員会が、 市立学校園に対する指導・助言の基本方針として策定しているものでございます。 それでは、内容について、ご説明を申し上げます。 別紙、平成30年度学校園の管理運営に関する指針(案)をご覧ください。 来年度の大きな変更点としましては、新学習指導要領の先行実施、全面実施に向け、その理念 や内容等についての理解を深め、各学校園が取り組みを推進する観点、また、学力向上、体力向 上、人権尊重、生徒指導、学校における働き方改革等、本市の課題を解決する観点等から、内容 について追加・変更しております。 それでは、表紙をおめくりいただき、裏面の目次をご覧ください。 本指針の構成は、「はじめに」に続きまして、枚方市教育振興基本計画(抜粋)、教育目標、 そして具体事項として、七つの基本方策に沿って14項目を挙げております。 それでは、1ページの「はじめに」から順に説明をさせていただきます。 「はじめに」の第1、第2段落では、少子高齢化やグローバル化、そして人工知能の急速な進 展など、近年の教育を取り巻く状況について記載をしております。 第3、第4段落では、平成29年3月に公示されました新学習指導要領の趣旨を、第5段落で は大阪府の動向を、第6段落以降は国・府の動向を踏まえて、本市の教育について記載をしてお ります。その中で、第6段落、2ページの1行目、中ほどをご覧ください。 本指針では、教育委員会と学校園が一体となって、本市の教育を推進していくために、基本と なる方針や取り組みの重点について定めるとしております。 具体的には3行目、中ほどでございますが、新学習指導要領の先行実施・全面実施に向け、各 学校園に進めることを最優先の課題とするとともに、引き続き、各学校の校内研修、小学校にお ける学年会、中学校における教科会の内容のさらなる充実を図り、教職員の指導力を向上させ、 子どもたちの確かな学力と自立の力を育むこと。また、健やかな体を育むために、体力向上に向 けた取り組みを行うこと。学校における働き方改革について、計画的に進めていくこと。そして、 「また」から始まる7段落目において、昨年度に発生しましたいじめの事象を重く受け止め、子 どもの人権尊重の観点から、これまでの対応を真摯に検証し、いじめの未然防止、早期発見・早 期解消に向けた取り組みのさらなる強化について。また、体罰の根絶について、引き続き取り組 んでいくことを記載しております。8段落目、最後に、各学校園は校園長のマネジメントのもと、 家庭や地域と連携しながら、常に「すべては子どもたちが生き生きと学ぶことができる学校園づ くり」ということを考え、本指針に基づき、積極的、かつ特色ある取り組みを展開するものとす ると結んでおります。 3ページをご覧ください。 平成28年度教育委員会策定による枚方市教育振興基本計画(抜粋)を掲載しております。こ こでは、1.計画の位置づけ、2.計画期間。 4ページに移りまして、3.教育方針として、枚方のめざすべき教育を踏まえ、教育目標、そ して、10の基本方策という流れを示し、5ページに、その教育目標を記載しております。
それでは、6ページ以降の具体事項につきまして、主な変更箇所を中心にご説明をいたします。 まず、6ページ、基本方策1 確かな学びと自立を育む教育の充実。1.学校園運営体制につ いてをご覧ください。 最重要課題の二つ目として、喫緊の課題の一つ、教職員の長時間勤務の縮減、教職員一人一人 の働き方への意識改革の推進を新たに記載しております。 その下、取り組み事項では、7ページ、学校評価の(5)において、学校評価について、学校 運営協議会を設置した小学校においては、同協議会委員において学校関係者評価を行うことを追 記しております。 2.学習指導につきまして、7ページ下段をご覧ください。 ここでは、8ページの基本的な方向性の下から3行目になりますが、新学習指導要領改訂の核 の一つであるカリキュラムマネジメントの確立について記載をしております。最重要課題につき ましては、二つ目に、新学習指導要領において、大きな改革となりました小学校外国語科及び外 国語活動の適切な実施について記載をしております。 取り組み事項につきましては、教育課程の(2)において、移行期間中の教育課程について示 しております。 9ページ、校内研究、研究指定校の取り組みの(5)では、校内研究による指導力向上、授業 改善、また、研究指定校の取り組みの成果を積極的に取り入れることについて記載をしておりま す。 授業づくりの(6)では、学力向上トータルアドバイザーについて。 また、(8)では、本年度新たに取り組みました全教員による問題分析及び自校採点の取り組 みをさらに充実して進めていくことについて、追記をしております。 (9)では、課題が見られる言語能力の育成について追記をしております。 学習評価の(13)では、学期末テストの実施及びその活用について記載をしております。 10ページにお移りいただきまして、読書活動の(20)では、学校図書館のセンター機能の充実 について。 (21)では、来年度、市内19中学校区に配置する学校司書の専門性を活かした授業における学 校図書館の活用について、新たに記載をしております。 英語教育の(24)では、新学習指導要領を見据え、小学校の学級担任が主体的に授業を実施す ることを追記しております。 (26)では、中学校英語教育において、授業は英語で行うことを基本とすること。また、平成 30年度から、中学校第2学年における外部検定試験の実施及びその活用について、新たに記載を しております。 11ページにお移りいただき、(27)では、市内大学との連携を図っていくことを追記しており ます。 12ページをご覧ください。 情報・環境教育の(37)では、小学校におけるタブレット型パソコンの効果的活用を。 また、(38)では、小学校段階でのプログラミング教育について、新たに記載をしております。
指導方法の工夫改善の(44)では、市独自の少人数学級編制及び第5・第6学年における一部 教科担任制等の指導形態について記載をしております。 次に、14ページ、3.進路指導についてをご覧ください。 ここでは、15ページの最重要課題において、キャリア教育について、二つ目に新たに記載をし ております。 また、取り組み事項では、キャリア教育の在り方の(4)において、キャリア教育について、 幼児期の教育から中学校卒業後の教育への連続性も視野に入れて、義務教育9年間の教育活動全 体を通じて充実させることを示しております。 次に、16ページ、基本方策2 豊かな心と健やかな体を育む教育の充実について、ご説明をい たします。4.道徳教育についてをご覧ください。 基本的な方向性におきまして、「特別の教科 道徳」について、新学習指導要領の理念等につ いて追記をしております。 17ページの最重要課題では、三つ目に、平成29年度、平成30年度の研究指定校の実践研究をも とに、各校の研究を進めることを記載しております。 また、取り組み事項では、18ページの指導資料の活用(7)において、大阪府教育庁作成の 「『特別の教科 道徳』実践事例集」の活用について、新たに記載をしております。 次に、19ページ、5.人権教育についてをご覧ください。 基本的な方向性では、いじめについて、重大な人権侵害事象であることの記載を追記しており ます。 そして、取り組み事項の人権教育の推進の(1)では、経験年数の浅い教職員の人権感覚、意 識の向上を図ることについて、文言を加えております。 20ページ、男女平等教育の推進の(11)では、「DV予防教育プログラム」の活用について追記 をしております。 23ページにお移りください。6.健康教育についてでございます。 基本的な方向性において、3段落目の保健教育と保健管理に取り組むことを追記しております。 また、最重要課題の二つ目に、保健主事等が中心となること。そして、三つ目の食物アレルギー については、緊急時に備えた体制整備に係る事項等を追記しております。 24ページの取り組み事項では、体育活動の(1)において、体力向上に向けて、体育の授業の 充実が重要であるとともに、様々な機会を捉えて体力向上に取り組んでいくことを新たに記載し ております。 (2)では、全校、全学年で体力テストを実施し、体力向上に係る取り組みの充実を図ること を記載しております。 25ページの安全・安心の確保では、(12)において、平成29年度に発生した熱中症にかかる事 案を踏まえ、未然防止と発生時の対応についての記載を追記しております。 また、(13)では、心肺停止に対する応急手当において、見逃してはいけない兆候である死戦 期呼吸を新たに記載し、その下に語句説明をつけております。 次に、27ページ、7.特別活動・その他の教育活動についてをご覧ください。
基本的な方向性において、特別活動については、新学習指導要領が平成30年度から全面実施と なるため、その内容に基づき、記載内容を変更しております。 28ページのその他の教育活動の(10)では、運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライ ン骨子案に基づき、休養日練習時間について追記をしております。 次に、29ページ、基本方策3 教職員の資質と指導力の向上について、ご説明をいたします。 8.教職員の服務についてをご覧ください。 取り組み事項の服務規律の確立の(4)では、飲酒運転事案を受け、これまで以上に飲酒運転 の禁止について指導の徹底を図るため、文言を修正しております。 次に、31ページ、9.教職員研修についてをご覧ください。 最重要課題の三つ目におきまして、教科代表による授業研究研修の実施及びその内容の伝達・ 実践を記載しております。 取り組み事項につきましては、32ページ、授業改善の(7)において、具体的な内容を加え、 組織的に取り組むことを記載しております。 次に、34ページ、基本方策4 「ともに学び、ともに育つ」教育の充実について、ご説明をい たします。10.支援教育についてをご覧ください。 取り組み事項の校内体制の充実の(2)と(3)につきましては、通常の学級での支援教育の 充実、支援教育の視点を踏まえることについて追記をしております。 35ページの(10)と(11)については、個別の教育支援計画、個別の指導計画を作成・活用す ることについて記載をしております。 次に、37ページ、基本方策5 幼児教育の充実について、ご説明をいたします。 11.幼稚園教育につきましては、取り組み事項の文言を一部整理をしております。 次に、38ページ、基本方策6 地域とともにある学校づくりの推進について、ご説明をいたし ます。 12.学校園・家庭・地域の連携についてをご覧ください。 基本的な方向性につきましては、枚方市教育振興基本計画、基本方策6等を踏まえ、文言を修 正しております。 39ページの取り組み事項、家庭・地域との連携の(7)については、児童・生徒が地域行事に 主体的に参加する仕組みの構築に努めることを新たに記載しております。 また、(8)については、枚方市教育振興基本計画、基本方策6に基づき、来年度から順次、 小学校でコミュニティスクールを実施することを踏まえ、新たに記載をしております。 40ページ、放課後子ども教室モデル事業との連携の(13)につきましては、社会教育部におい て、新たに事業を実施されることから、その内容について記載をしております。 同じページの下にございます、基本方策7 学びのセーフティネットの構築について、ご説明 をいたします。 13.安全についてをご覧ください。 41ページの取り組み事項の安全教育の推進の(1)では、具体的な安全計画を作成するため、 文言を加えております。
また、(4)では、Jアラートによるミサイル発射情報の対応について、新たに記載をしてお ります。 43ページ、14.生徒指導についてをご覧ください。 これは、44ページの取り組み事項の校内生徒指導体制の確立の項目を、その重要性から新たに 記載をしております。 特に、(2)において、生徒指導主担者、小学校における生徒指導主担者、または中学校にお ける生徒指導主事の役割や立場を明確に位置づけております。 45ページの組織的な取り組みの推進では、(5)から(9)において、いじめ、暴力行為等の 問題行動に対して、組織的に取り組むことなどを明記しました。 また、いじめ防止では、45ページから46ページの(10)から(15)におきまして、「学校いじ め防止基本方針」に基づき、学校は積極的にいじめを認知し、組織的に対応することについて、 具体的に示しました。 また、46ページの(14)におきまして、重大事態に対しては、警察等と連携し、直ちに教育委 員会に報告することを明記しました。 不登校児童・生徒への支援では、(19)(20)において、不登校の兆しのある児童・生徒への 対応や不登校が長期化している児童・生徒への対応を明記しております。また、進路選択の支援 に努めることも追記をしております。 47ページの家庭関係機関との連携では、(25)において、家庭訪問を各学校の実態・実情に即 して、1学期に原則全学年で実施することを明記しました。 具体事項についてのご説明は以上となります。 以上、議案第27号、平成30年度学校園の管理運営に関する指針についてのご説明とさせていた だきます。よろしくご審議の上、ご可決いただきますよう、お願いをいたします。 ○奈良教育長 これから質疑に入ります。 質疑はありませんか。 神田委員。 ○神田委員 一つ質問といいますか、経過を教えていただきたいと思っています。 10ページ、基本方策1の2.学習指導についての、10ページの英語教育の(24)のJTE(英 語教育指導助手)学級担任とのティーム・ティーチングによる外国語活動を適正に実施すると。 また、新しい学習指導要領、大幅な増に伴う学級担任が主体的に授業を実施するということで、 基本的なことだと思っております。 市政運営方針で、4ページの上に、英語教育の充実ということで、小学校に英語専科教員を配 置するとともに、日本人の英語教育指導助手の配置を拡充するなど、小学校の指導体制の強化を 図りますと、こういう文言もあって、その辺も踏まえて、(24)は考えられたと思うんです。JT Eの拡充については小学校三、四年生から外国語活動に入るということで拡充されていると思う んですね。(24)の後半に、学級担任が主体的に授業をすると、これは基本的なことだと思うんで すけれども、小学校の指導体制の強化ということで、専科教員を配置するというような文言が入 っています。これを研究的に取り組んでいく中で、数字には入ってないんですけれども、この辺
はどう取り扱われたのか、教えていただきたいと思います。 ○奈良教育長 黒田教育指導課長。 ○黒田教育指導課長 今、ご質問いただきました英語教育の充実でございますけども、小学校の専 科教員を来年度は4名の先生方を指定しまして、各学校へ取り組みをしていただくということを 考えております。 担任の先生がお一人で授業をするというモデルをそこで示す。それをしっかり広げていくとい うことで考えております。研究授業や市内の研修等の場で実践を発表していただくということを 考えております。その4名の教員の授業研究に取り組んでいただくために、任期付の講師を配置 しまして、その任務に集中して当たっていくということで、取り組みも順調に進めていけたらと 考えております。 ○奈良教育長 花﨑学校教育部長。 ○花﨑学校教育部長 今、教育指導課長が申し上げましたけれども、神田委員ご指摘のとおり、小 学校の指導強化の充実を図ることを来年度は目的としております。その一つが、教育指導課長か らありました専科教員の配置、もう1点がJTEの拡充でございます。ただ、全面実施を見据え た場合に、全ての小学校の外国語科、外国語活動の時間をこのJTE、あるいは専科で対応でき るかというところがまだまだやはり厳しい状況がございますので、その小学校の教員がしっかり と英語力、指導力の向上を図ってもらわなければならないということで、来年度はこの専科教員 を中心に、小学校の担任の英語力・指導力の向上にまずは取り組んでいきたいと考えております。 ○奈良教育長 他に質疑はありませんか。 谷元委員。 ○谷元委員 9ページの授業づくりの(6)ですけれども、学力向上トータルアドバイザーという 方はどういう方ですか。 ○奈良教育長 黒田教育指導課長。 ○黒田教育指導課長 本年度、第四中学校のフォーラムでも指導助言いただきました国立教育政策 研究所の千々布先生に、1年間通じてご指導をいただければと考えております。 ○奈良教育長 他に質疑はありませんか。 谷元委員。 ○谷元委員 1点言わせていただきたいと思います。 昨年度は、枚方市教育振興基本計画の策定があったことから、指針が大幅に見直され、改訂さ れました。今回の指針については、先ほど部長から説明があったように、新学習指導要領の先行 実施、全面実施に向け、移行期間に理念や内容について、十分理解を深め、取り組みが進められ るよう、細部にわたって具体的に示されていると感じました。 また、昨年度の枚方市における様々な課題を解決するため、最重要課題と取り組み事項も具体 な内容が網羅されていると感じました。具体的な内容と言えば、先の2月27日の校長会で発表さ れた学力向上プロジェクトの報告は非常にわかりやすく、具体的な報告であったと思います。小 学校では、学年会の充実に向けて、学年会の内容や学年会の位置づけ、学年会の年間計画等、組 織的・計画的に活発に行われているということが報告されています。また、学びの場や、組織活
性化の場、共有の場など、特色ある学校の取り組みも報告されていました。 中学校では、教科会の充実について、教科会の内容の例を挙げ、定期テストの改善、研究授業 の協議、教科会に講師を招聘し、大学の教授が直接指導を行うなど、教科会の持ち方が変わって きている様子が報告され、具体化された教科会の持ち方が示されていました。先生たちが授業の 質を上げるため、工夫を凝らし、切磋琢磨しながら頑張っておられることが具体的によくわかり、 大変嬉しく思った次第です。 昨年は、第四中学校が研究の成果を発表されました。来年度は、4月からは、指針の中にもあ りますが、外部の知見を活用した研究指導指定校の取り組みの成果を、枚方の小学校で発表して いただきたいと思っています。各学校園は、校園長のリーダーシップとマネジメントのもと、教 育目標の実現に努めていただきたいと思います。 以上です。 ○奈良教育長 他に質疑はありませんか。 神田委員。 ○神田委員 意見として、お話ししたいと思います。 学校園の管理運営に関する指針については、先ほど谷元委員からありましたように、昨年度、 教育基本振興計画をもとに、改訂されて、その具現化に取り組んでおられたと思っています。今 年度はそれより充実していくということで、非常に嬉しく思っております。 この基本方策1から7の中で、それぞれ非常に重要な項目だと思うんですけれども、やはり基 本方策の1点目の1.学校運営体制、また学習指導に関わる2.学習指導、それから基本方策7. 生徒指導、この辺のところが大きな両輪となって、他の施策を活動にいい方向に持っていくと思 っています。 その中で、今年度、さらに学校、保護者、市民にわかっていただくような形で、3ページに、 枚方市の教育振興基本計画で、第5次枚方市総合計画から枚方市教育大綱、そして枚方市教育振 興基本計画、そしてこの学校園の管理運営に関する指針という流れになると思います。これをよ り具体的にしていくのがこの指針ですけれども、今、教育委員会でも主要事業というものが五十 数目進められていると思います。主要事業とこの指針との関連をわかるような形で、枚方市がど ういう重点施策をもとに指針を取り組んでいくのかということがわかるような形で、新年度に向 けて、その主要事業と関連図をもとに、その指針をより具体化していくということをすることに よって、学校園、また保護者にも市民にも教育委員会の取り組みがわかるのではないかと思って います。その辺りをまたご検討いただけたらと思っています。 ○奈良教育長 他に質疑はありませんか。 吉村委員。 ○吉村委員 これに関しては本当に時間をかけていただいて、しっかりと作成していただいたと思 っております。 意見として、かなり後ろですが、37ページの幼稚園教育の中に、今回に関してはどうというこ とはないですけれども、昨今、この幼稚園、幼児教育の中で、体育スポーツに関わる様々なこと が言われております。特に、体づくりの基礎であるこの時期にしっかりと遊びを通じて、色々な
ことを学ぶことによって、それが小学校、中学校、高校、あるいは自分が生涯スポーツに繋がる ようなことの基礎・基本の部分ということがかつてはあまり注目されていなかったんですけれど も、昨今では注目されている部分があると思いますので、幼稚園教育の中に体づくりの基礎であ ると。そこの中での遊びを通してのコミュニケーション力等も自然に体得できるということも非 常に注目されていることでありますので、以後、そういう観点を、体づくりの観点からの幼稚園 教育の教育委員会としての一つのスタンスが上手く反映できるような言葉が入っていて、それが 実践できるような方向にいけばいいということで、意見として述べさせていただきます。 ○奈良教育長 他に質疑ありませんか。 これをもって質疑を終結します。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第27号を採決します。 本件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○奈良教育長 異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。 続きまして、日程3、議案第28号「枚方市スクールソーシャルワーカー設置要綱の制定につい て」を議題とします。 説明を求めます。 花﨑学校教育部長。 ○花﨑学校教育部長 ただいま上程いただきました議案第28号、枚方市スクールソーシャルワーカ ー設置要綱の制定について、ご説明をいたします。 恐れ入ります、議案書7ページをお開きください。 本件は、教育長に委任する事務等に関する規則第2条第1項第12号の規定により、教育委員会 の議決をお願いするものでございます。 1.内容に入ります前に、枚方市スクールソーシャルワーカー設置要綱の制定に係る本市の状 況及び国の方針等について、説明をさせていただきます。 本市教育委員会では、これまでからいじめ、暴力行為、児童虐待等、生徒指導上の課題、とり わけ不登校の児童生徒が抱える課題の解決を図るため、社会福祉士の資格を有したスクールソー シャルワーカーとして、スーパーバイザーを1名、チーフ2名を配置、または派遣してまいりま した。加えて教員免許を有するスクールソーシャルワーカー6名を小学校に配置しているところ でございます。 平成29年4月、学校教育法施行規則第65条の3におきまして、スクールソーシャルワーカーの 職務等が新たに規定されました。また、文部科学省は平成31年度までに社会福祉士の資格を有し たスクールソーシャルワーカーを全中学校区に配置するという方針を示すとともに、各教育委員 会において、スクールソーシャルワーカーの配置促進に努め、教育相談のさらなる充実を図るよ
う、通知がございました。 このような状況を踏まえ、本市教育委員会におきましても、今後、順次、社会福祉士の資格を 有したスクールソーシャルワーカーを配置し、児童・生徒のより充実した学校生活に資するため、 枚方市スクールソーシャルワーカー設置要綱を新たに定めることといたしました。 それでは、本要綱の内容につきまして、ご説明をいたします。 恐れ入ります、議案書8ページをご覧いただきたいと思います。 第1条において、設置の趣旨等を。第2条において、所属及び職務を定めております。第3条 では、第1項において、スクールソーシャルワーカーは社会福祉士の資格を有している者で、そ の職務を遂行することができると認められるもののうちから、教育長が選考し、教育委員会が委 嘱すると定め、また、第2項において、スクールソーシャルワーカースーパーバイザーの定数は 1人、第3項において、チーフスクールソーシャルワーカーの定数は19人以内と定めております。 第4条において、委嘱期間を。第5条において、解嘱について定めております。 9ページにお移りいただきまして、第6条において、身分を。第7条では、服務について。第 8条においては、報酬。第9条においては、勤務日等。そして、第10条において、退職の申出。 第11条において、補則を規定しております。 最後に、附則としまして、この要綱は、平成30年4月1日から施行するとしております。 以上、簡単ではございますが、議案第28号の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、 ご可決をいただきますよう、お願いをいたします。 ○奈良教育長 これから質疑に入ります。 質疑はありませんか。 谷元委員。 ○谷元委員 設置の第1条の4行目に、「児童生徒、保護者及び家庭に対して必要な支援を行うた め」とありますけれども、必要な支援とは具体的にどのような支援を指しておられるのか、お伺 いします。 ○奈良教育長 吉本児童生徒支援室課長。 ○吉本児童生徒支援室課長 まず、アセスメントシートなどを活用して、児童生徒の状況について、 詳細に見立てを行います。見立てに基づきまして、教職員が役割分担して、対応する支援をした り、保護者や家庭につきましては、必要に応じて生活福祉室や障害福祉室、子ども総合相談セン ターなど、相応の関係機関につなぎ、課題解決のための支援を行っています。 ○奈良教育長 他に質疑はありませんか。 谷元委員。 ○谷元委員 スクールソーシャルワーカーが配置されていない学校にはどのような形で支援されて いくのでしょうか。 それから、スーパーバイザーやチーフスクールソーシャルワーカーの活動、昨年度の活動状況 について教えていただけたらと思います。 ○奈良教育長 吉本児童生徒支援室課長。 ○吉本児童生徒支援室課長 スクールソーシャルワーカーが配置されていない学校につきましては、
学校の要望に応じて、教育委員会からスクールソーシャルワーカースーパーバイザー、もしくは チーフスクールソーシャルワーカーを緊急派遣し、学校を支援しております。 活動状況につきましては、スクールソーシャルワーカースーパーバイザーは、より専門性の高 い福祉の専門家として、チーフスクールソーシャルワーカーやスクールソーシャルワーカーに対 して助言をしたり、2カ月に一度開催するスクールソーシャルワーカーの連絡会や、年に3回開 催する枚方市いじめ問題対策連絡協議会に参加して、情報共有するとともに、指導助言をしたり しております。 また、学校において困難な事案が発生した場合には、学校の要望に応じて、教育委員会から緊 急派遣をして、支援を行います。チーフスクールソーシャルワーカーは配置された中学校におい て、学校のケース会議に参加し、専門的な観点から助言をしたり、定期的な学校訪問において、 各学校長に対して助言を行っております。 さらに、スクールソーシャルワーカースーパーバイザー同様、学校の要望に応じて、チーフス クールソーシャルワーカーを教育委員会から派遣し、緊急支援を行っております。 ○奈良教育長 他に質疑はありませんか。 これをもって質疑を終了します。 これから討論に入ります。 討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第28号を採決します。 本件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○奈良教育長 異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。 以上、本定例会に付議された案件は全て議了しました。 これをもって、平成30年第3回枚方市教育委員会定例会を閉会します。
署 名
奈 良 渉