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常住の春

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Academic year: 2021

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(1)

油 上 , 義 国 坤軸一縛、去年の人は控仁今年の人となった。 身も心も年毎仁古︿二そなれ、新らし︿はご思 ひながらも、百八の鐘の聾を聞いては人の心地何 ご争︿清

ι

γ

しく梁し。深草の政会曾て﹃春たつ心 を﹄ご題して、 乙ほりゐし野中の清水うもごけて もごのこ、ろにかへる春かま ご詠守られた。これ新春の有慌を詠十るご共に 人の心の、びやかかる朕態をも‘最ご巧妙に優雅 に言ぴ査されてあるかさ思ム。張詰めた氷がミジ

J

\ご朝日に融ける如︵、心の結ぼれも解げて何 さ浄︿喜ばしい、唯喜ばしい計りであく何慮にか 紳聖な蕗がある、乙れ新春に戚ずる吾等が心の味 切 で あ る o 併し此味が人の世に留ってゐるのは僅少 の時間で、七草がすみ十五日がすむご何時やら消 失して仕舞ふが、若しも斯様奇心で一生を透るこ さが出来たなら、人世は如何に幸繭であらう。世 の中じは之を引期間る妙法は無いのぜあらうかさ思 ふ時﹁設等の願を満足せしむるは唯我れ一人の力 なり常に我党明に接して迷妄の氷を融け春は長へ に放の心にあるべし﹂ごの悌の党一昔が朗々ごして 吾が耳に響︿のである。さらば五同等は疾く悌陀の 大慈悲によりて、寂党常住の衰を求めねばなるま い、水が寒気にさじられて氷ごなる、本質の悌も 迷ふが故に凡夫ごなる、水ご氷ご異る如く凡夫ご 悌ご建った援に見へる、之を天台大師は﹃寒来て 水な結び鐙じて堅氷ごなすが如し﹄さ説いた。之 迷の水を融かす慈悲ある春の日は、経に所謂﹁慧 日大事傘﹄の備陀である。五十年の説教第四十三 年の新春に霊山’宵上鷲の初音高︿法冷華経の春に 逢ひ、迷の氷は悟の水どけて﹁我身は本質の如来 なり﹄ごもとの心に還ったので之を回融の妙法ご 名づ付た、此妙訟を信ずるによりて得たる﹁我が ニの土は安穏じして天人常に充満せり﹄ごの信謹 こそ賓に不断の春の心三宮ムベ

3

である、常住不 (io)

(2)

襲の春なれば、現在未来の隔て奇︿遍一切慮の表 争れば、遠︿西方天岡仁求むるに及ばず、貴賎貧 富の別も無︿、常位即妙商は算盤をごち、長は鋤 鍬をさりて常に悲の光 h リ ド 飽 f 事が出来るのであ る、法華経仁は之を説いて﹃及び余の諸の性蕗じ あり﹄ご云ふ。 久遠本時の別風光殿然さして側々の限前仁作り 人間の悲夏秋冬は悉︿み争寂光の春一を飾る一色彩 山町阿海成く満目の花守らぎるはなし、大型人夏 仁之を抗しへて、 ﹁きれば我等が居住して一繋を修行せん慮は何れ の廃に

τ

も候へ常寂光の都たもぺし我等が弟子慎 那ごならん人は一歩を行かずし℃天栓一の霊山を見 本有の寂光土へ書夜じ往復し給ム乙ごうれしぜも 申す計りな乙﹂等ご仰せられた。 宇宙をすべて霊化し、一切を皐げて活動ぜしむ る本時寂光の春人は乙、仁入りて深大なる意義を 費り、閣は此慮に到りて赴稜の利繭を盆し、世は 乙れに逢ふて鼻、正の平和を得るのである。世の人 今よ疾く長夜の眠よ k リ魔めて麗らかなるこの寂売 の春色に遣準せよけ

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五 日 コ コ H H

? 柔 木 生 山 降るは

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\、ざんよりした天気は、いつか細か 争臼塵さあて落もで来た。深い霧がか、沿ったよう じ向ふは煙。て居る。鹿の子班の椋仁貼 A T ごして 新年第一日比降った雪の名残を止めて居た c 遠 山 も見えず争ってしまった。此の雪仁驚いてか、名 も知れね小鳥は、ピ I l a 、 ご 噛 h J 廻って居る。い つも喋々しい朝も、今 H はれつごちごして静かで ある。私は、今自分の部屋の窓を開けて、机に寄 与ながら、此の珍らしい零の朝ぞ眺め℃射る。何 慮からか朝勤の木鐙の一音が、いざ静かな空気を破 つ

τ

、何かしら自分の心の奥に潜んで居る何物か をそ冶り立てる様じ響いて来る。 古い致協で、大工が、 (71)

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