児童,生徒の自然意識に及ぼす野外活動の影響
Effects of Outdoor Activity on the NatureAwareness of School Children
川村協平 山田英美 鳴海正也
KyoheiKAWAMURA HidemiYAMADA MasayaNARUMI
本研究では野外活動が児童,生徒の自然意識に及ぼす影響を知るために調査を実施した.調査用紙 の作成にあたっては,長島ら11)(1967),鈴木22)(1974)の研究を参考にして,1)連想実験による自 然に対する記述語の選出,2)反意語調査による反意語対の選定,3)暫定尺度を用いた反応分布の 検討 の3STEPからなる方法によって,自然意識に関する37項目の質問用紙を作成した.この質問 用紙を用いて440名(統制群)の児童生徒に夏休み前後の2カ月間をはさんで調査を実施し児童生徒 の自然意識に関する因子分析を行い7つの因子を抽出した.また,3∼5日間の教育キャンプに参加 した197名(実験群)の児童生徒に対してキャンプ前後に同調査を実施して統制群とその変化につい て比較を行った.その結果,児童生徒の自然に対する意識は野外活動を経験することにより肯定的に 変化し,その変化の大きさは男子より女子に顕著であった. キーワード:自然意識,野外活動,児童 生徒,因子分析
〈緒 言〉
人間は自然との密接な関わりの中でさまざまな自然観 を形成してきた.そして,人間の生存環境が極度に人工 化,文明化するにつれ,人間と自然との関わり方もかな り本質的な違いを生じている5) 14).佐藤20)21)の報告に よれば,自然とか自然破壊に対する人々の考え方は全て の人に共通した固定的なものではなく,各個人の体験や ものの考え方,育ってきた環境の違いなどに応じてかな りの分散があるが,社会的なレベルでみたときに,ある 種の[世論」のようなかたちで人々のかなり共通した意 識と言えるものが存在することが明らかにされている. このように考えると,小さい頃からの体験は自然に対す るその人なりの意識を形成していき,とくに自然環境の 豊富な場所での体験はその影響を大きく受けていくこと が想像される.野外活動を定義した文献はいくつかみら れる15) 17) 18) 19)が,それらはいずれも野外での体験を通し て自然意識を高める内容が含まれている. そこで本研究は,児童,生徒が「自然」に対してもっ 意識を明らかにし,それが,野外活動体験でどのような 影響を受けるのか知ることを目的とする. *体育学教室 **幼児教育教室 ***京都府細野小学校〈研究方法〉
1調査用紙の作成 質問用紙の作成に当たっては,長島貞夫ほか11),およ び鈴木真理子22)の研究に準拠し,3STEPからなる方 法によって,質問用紙の作成を行った. 〈STEP 1:連想実験一自然にたいする記述語の抽出〉 「自然」という刺激語に対して,自由連想を用いて,計 481名にたいして次の教示のもとに修飾語を収集した. 「あなたは自然をどのようなものだと思いますか.思い つく修飾語をできるだけたくさん下に書いてください.」 この調査の目的は,自然に関する多くの概念から広く自 然を記述する修飾語を抽出することであった. このようにして,471語の修飾語(形容詞,形容動詞 など)が得られた.のべ総頻数は3225語であった.これ ら,471語の修飾語から以後の尺度構成の手続きの基礎 となる142語を次のような基準で算出した. 1)出現頻度が高いこと. 2)用語が適切であること.(流行語,俗語,外国語は 除く) 3)自然の測定にとって適切であること. 4)否定的な形容は極力さける. 5)部分的な形容は極力さける. 〈STEP 2:反意語調査一反意語対の選定> STEP 1で選出された142の修飾語を均等にしかもランダムに3群に分けた.各群については高校以上の高等 教育を受ける18歳∼21歳までの男女の被験者325名にそ の修飾語を示し,その反意語と思われる語を記述させた。 また,その反意語のどちらがより自然について肯定的で あるかをたずねた.その際に,自然についての記述であ ることを強調した. 被験者の反応は,各群ごとにまとめ,各項目に対する 最多数の反意語と瀕数と対の数を整理した.適切な尺度 を構成するために次のような基準を設けた. 1)ある修飾語に対して,被験者の50%以上が反意語と してあげているものを対語とする. 2)可逆的に反意語となるものを対語とする. 3)類似の対語ができた場合は,用語上より適切なほう を対語として選ぶ. このようにして,45の自然に対する記述的反意語対が 得られた.次にこれを逆転項目を含めて,ランダムに並 び変えて,自然に対する意識の暫定尺度を構成した. 〈STEP 3:暫定尺度による調査一反応の分布の検討〉 この調査は各尺度に関する反応分布から弁別能力の低 い尺度を除外するために行った.45項目からなる暫定尺 度を用い,計442名の被験者に5段階評定尺度法で行なった. このときの5段階は鈴木22)の児童用SDの研究にな らい「非常によくあてはまる」「あてはまる」「どちらか わからない」にした.反応を各尺度ごとに集計した結果 を表1に示した. 反応の中間点「わからない,どちらでもない」に30% 以上集中した6尺度については弁別能力の低い(意味的 に判断しにくい)尺度として除いた.その他に,自然の 記述として不適切な「人工の一自然の」とより適切なと いう規定より「よごれた一きれいな」を除き最終的に37 項目がこの段階で残った. 2調査方法 (1)対象 本研究の対象は大きく分けて2つのグループからなる. 一っは,因子分析を目的として調査を行った山梨大学附 属小,附属中の児童,生徒440名(表2)である.もう 一つは4種類キャンプに参加した1都5県にわたる小, 中学生197名(表3)であった. (2)キャンプ 4種類のキャンプの目的は,たとえば「素晴しい自然 の中でのびのび活動しよう」「自然界の仕組みを知って 自然を大切にしよう」などであり,これらの4つのキャ ンプの共通の目的の1つは人間と自然とのかかわりを考 えるということであった.(Aキャンプのプログラムは 表4参照) キャンプの形式はテントの中で寝袋を用いて宿泊する 原始的キャンプであった.キャンプでは7∼10名を1グ ループとして,A∼Cキャンプでは出来るだけ男女の比 が等しくなるように,Dキャンプでは男女別のグループ を作った.各グループには,大学で教育を専攻する学生 が1名ないし2名指導にあたった. また,班の指導者のほかにキャンプディレクター,本 部スタッフ,ヘッドカウンセラー,看護婦などがキャン プに参加した. (3)調査手順 37項目からなる自然意識に関する調査用紙を用いて, 小学4年生から中学3年生の児童生徒に次のような教示 を与えた後記入させた.「この調査は皆さんが自然をど のように思っているかを知るために行うものです.ここ には反対の意味をもつ言葉が線の両側に書いてあります. あなたの気持ちはこの線のどの点にあてはまりますか. 思うところに丸をつけてください.決して点数をつけた りするものではありません.あまりゆっくり考えずに書 いてください.」 調査用紙をその場で回収し,記入もれを確認した. 3調査結果の処理 5段階の回答に対して,ステップ2の調査で被験者が 肯定的であると答えた項目に5点から1点の重みづけを おこない得点化した.この方法によって算出される点を もとに,各項目ごとに平均値や標準偏差を算出した.そ の後,キャンプに参加しなかったグループ(統制群)と キャンプを経験したグループ(実験群)の2回の結果か らその変化を検討した.また,自然に対する意識の構造 を明らかにするために,山梨大学ACOS−6電子計算機 を使用し,STATPAC4.5をプvグラムとしてTSSジョ ブで因子抽出を行った.因子抽出に関しては主因子解析
法(PRINCIPAL FACTOR SOLOUTION)のうち
ヤコブ法とギブンス,ハウスホルダー法を用い,因子解 析をするのに適切な方を採用した.その後,Varimax 法によって直行回転させた.これらの処理から,相関行 列,固有値,累積寄与率,因子負荷量,因子行列の分散, 基通性の検討,回転後の因子負荷量,因子得点を算出した.〈結果ならびに考察〉
1因子分析の結果 まず,37の項目相互間にっいてピァスンの相関係数を 求めた(表は省略).求められた37x37の相関行列に関 して,主成分法のうち,ギブンス.ハウスホルダー・一一法お よびヤコブ法を用いて因子の抽出をはかり,Varimax 法により直交回転した.これらの計算はACOS−6電子表1 暫定尺度による調査結果(反応の分布) 反意悟対 非常によく どちらでもない 非常によくあてはまるあてはまるわからないあてはまるあてはまる 無記入 おいしい まずい きたない きれいな 広い せまい
小さい 大きい
力強い 弱々しい 既知の 未知の 良い 悪い かなしい うれしい 森林の多い 森林の少ない つめたい あたたかい 多い 少ない よごれた きれいな 永遠の 一瞬iの 個人の みんなの 理想的な 現実的な 鳥の多い 鳥の少ない こころぼそい こころつよい 自然の 人工の 気持ちよい 気持ち悪い 強い 弱い 静かな うるさい はてしない かぎりある すみきった にごった あかるい くらい 空気のまずい 空気のうまい ここちよい 不快な 動物の多い 動物の少ない 深い 浅い 大きらいな 大すきな たのもしい たよりない 生きている 死んでいる やわらかい かたい やさしい きびしい おもしろい つまらない そくばくされた自由な 簡単な むずかしい おだやかな あらあらしい くさい いいにおいの 健康的な 病弱な かわいらしい にくらしい たくましい よわよわしい 虫の多い 虫の少ない 不純な 純粋な わかわかしい おいた たのしい さみしい 11.7 6.1 48.5 5.3 39.8 7.3 48.1 5.1 49.8 7.8 24.1 8.7 27.7 3.2 26.6 35.7 4.9 40.8 56.8 46.6 55.1 37.1 41.8 47.6 3.2 50.2 44.2 35.9 5.3 41.5 55.3 32.8 35.9 24 4.9 13.6 34.2 4.9 45.6 22.8 40.8 46.8 5.1 42.2 43.2 19.2 5。9 25.2 6.6 27.2 10.4 24.6 6.8 27.2 6.1 23.3 13.6 24 2.7 24.3 30.6 7 21.4 27.2 25.5 26、9 22.6 35.2 30.6 3.6 26.9 25.7 35.4 3.6 22.6 25.5 31.1 26.2 20.6 5.6 11.7 25.7 55。6 30.6 23.7 29.4 27.2 5.8 23.5 27.4 37.1 14.1 8.5 14.3 21.8 40 20 25.7 12.1 29.4 27 20.1 20.l l5 30.5 16 28.2 20.4 10.7 21.8 10.2 17.7 14.3 13.1 14.3 14.8 15.8 20.9 19.7 24.3 7.3 28.2 18.2 38.6 18.7 40.5 24 39.1 18.7 49 23.3 20.9 27.9 21.4 19.4 18.2 28.6 9 24 7.9 14.6 4.1 35.2 6.1 24.3 12.6 24 13.6 24.8 8 8 26.5 3.9 3.2 2.2 3.4 5.5 6.6 4.4 22.1 4.9 9.7 3.4 23.8 4.9 4.9 3.4 6.8 4.6 22.3 12.9 8 21.4 2.2 1.9 2.7 2.2 25.5 5.6 4.9 14.3 43.9 8.1 48.8 3.2 26.9 1.9 28.6 4.1 31.8 14、3 27.7 8.7 42.7 10.9 7 31.6 2、9 1.9 3 3.2 15.8 1.7 3 56.3 2.4 3.9 3.4 46.3 4.6 4.9 3.2 11.4 4.6 47.8 15.5 6.6 28.2 2.2 3.2 3.2 2.4 32.5 5.8 4.9 0 1 1.2 0 0 1 1.2 1 0.7 0.5 1 1.7 1.7 1.2 0.5 0.5 0.5 2.4 0.5 0.7 1.2 0.5 0.5 1.5 0.2 0.7 1 1 1.2 1 1.5 1.5 1.5 2.2 0.5 2.2 1.2 1.9 0.5 1.9 0.7 0.7 0.7 1.5 0.2 計算機を使用した. 因子分析に関しては,統制群である山梨大学附属小, 中学校の小学4年生から中学3年生まで(n=440)を 対象とした1回目の調査結果を使用した. 因子の抽出にあたっては固有値が1.000以上の因子を 採用した.因子は7因子抽出され,各因子の固有値,全 分散寄与率および共通分散寄与率は表5に,また抽出さ れた各因子とその負荷量および命名した因子名は表6に 示すとおりである. 7因子は全分散の65%を説明していた.Varimax回 転後の因子行列について,負荷量が0.45以上を有意味に 大きいと考えてみると,37項目中26項目がsimpleであっ たので,単純構造に近いものが得られたと考えられた. 抽出された7因子26項目を含んだ37項目(表7)を用い てキャンプが自然意識に及ぼす影響を調査した. 2キャンプの影響に関する結果 実験群に対しては,キャンプ体験が自然意識に及ぼす. 影響を知るためにキャンプ初日の集合時およびキャンプ 終了後の解散前の2度測定を行った.また統制群には夏 休み前,および夏休みをはさんだ2カ月後の2回調査を 実施した.そして,各項目ごとに平均点,S. Dを算出 しその平均値の差をt検定した. 1)男女別の比較 表7の結果のように,キャンプに参加しない統制群に おいて,2カ月間をおいた前後で有意な差が認められた 項目の数は,男子で3項目,女子で4項目であった.そ れに対して,キャンプに参加した実験群では男子で8項目,女子で15項目に有意な差が認められた.全体的にみ ると男女ともにキャンプ体験前後での自然に対する意識 の変化が大きいと考えられる. 男子についてみると第1因子である環境因子において は,統制群(n=212)2項目(にごった→すみきった, 気持ち悪い→気持ちよい,p〈0.05),実験群(n=109) 2項目(よごれた→きれいな,つめたい→あたたかい, p〈0.01)に統計的に有意な差が見られた. 第2因子である感情性因子には統制群,実験群両者と もに有意な差のみられた項目はなかった. 第3因子の広狭性因子についてみると,実験群におい てのみ(小さい→大きい,p<0.001)(少ない→多い, p <0.Ol)に有意な差がみられ,第4因子限界性因子にお いては実験群においてのみ(かぎりある→はてしない, p<0.05)有意差がみられた.しかし,第5,6,7因子 である自由度因子,理想性因子,強靱性因子においては 統制群,実験群両者ともに有意な差がみられなかった. 一方,女子においては,統制群(n=217)と実験群 (n=90)の差が顕著に現われている.女子で平均値に有 意な差が認められたのは統制群で4項目,実験群15項目 である.そのうち,因子分析で得られた因子にふくまれ たものは統制群3項目,実験群10項目であった. 統制群では感情性因子で(わかわかしい→おいた), (たのしい→さみしい)の2項目に,また広狭性因子で (広い→せまい,p<0.05)の1項目に有意な差がみられ たがいつれも自然に対して否定的な方向への変化であっ た.実験群では環境因子で(つめたい→あたたかい,p <0.001),(気持ち悪い→気持ちよい,p<0.05)の2項 表2 統制群の1回目・2回目の対象者数 小学校4年生 小勃∼5年生小報6年生 中学生 合計 男 女 男 女 男 女 男 女 1回目(Pre) 38 38 20 19 36 33 128 128 440 2回目(Post) 38 38 20 19 36 33 128 128 440 目であった. 第3因子の広狭性因子についてみると,(せまい→広 い,p<0.05),(小さい→大きい,少ない→多い, p<0.Ol) の3項目に有意な差がみられた.統制群では自然に対し て否定的な方向に変化したのにたいして,キャンプ体験 をした実験群はすべて自然に対して肯定的な方向に変化 を示した. 限界性因子をみると,実験群で(かぎりある→はてし ない)に,有意差(p<0.01)が見られ,第5因子の自 由度因子においては(そくばくされた→自由な)に0.1 %水準で有意差が見られた.現実性因子では,実験群に おいてのみ(現実的な→理想的な)に5%水準で有意差 がみられ,強靱性因子では(よわよわしい→たくましい, p<0.Ol)に有意差がみられた. 男女別に比較してみると,野外活動体験による自然意 識の変化は女子のほうが顕著であるといえる.また,女 子では統制群において有意差のみられた4項目中3項目 表4 キャンプ・プログラム(Aキャンプ) 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6:00 起床 起床 起床 起床 朝礼・体操 朝礼・体操 朝礼・体操 朝礼・体操 9:00 ↑ ↑ ↑ 集合・出発 鋤・イキン 山登り 班別自由 片付け 12:00 (10:00)
J村式
↓ プログラム 閉村式 〈入所式〉 ↑ 〈退所式〉 設営 キャンプ工作 出発 付近探検 ↓ 水浴び 解散 16:00 (15:00) 野外炊飯 野外炊飯 野外炊飯 野外炊飯 18:00 夕礼 夕礼 夕礼 夕礼 歓迎ファイヤ 星見会 ナイトハイ宅 キャンプファイヤー 21:00 就寝 就寝 就寝 就寝 表5 固有値,共通分散寄与率,全分散寄与率 表3実験群の対象者数 小報4年生 小勃∼5年生 小勃∼6年生 中学生 合計 男 女 男 女 男 女 男 女ACamp
18 10 0 0 0 0 0 0 28BCamp
2 4 4 8 6 3 8 5 45CCamp
0 0 8 4 1 2 3 6 28DCamp
14 6 ll 13 14 13 0 0 96合計
34 20 23 23 18 17 11 11 197 固有値 全分散寄与率 共通分散寄与率第1因子
16.3 43.9 71.3第2因子
1.7 4.6 7.5第3因子
1.5 3.9 6.3第4因子
1.2 3.3 5.4第5因子
1.2 3.1 5第6因子
1.1 2.9 4.5第7因子
1.1 2.8 4.3はいずれも自然に対して否定的な方向への変化であった ことなどから,キャンプなどような野外活動体験によっ て自然に対する反応が肯定的に変化したことがうかがえる. 2)小学校4年生∼中学生 小学4年生を対象とした結果をみると,表7のように, pre, postで有意差のみられたのは統制群では4項目, 実験群では6項目であったが,因子に含まれた項目では 統制群3項目,実験群4項目であった. 小学5年生において,統制群でpre, postで有意差の みられた項目はなく,実験群で因子に含まれた9項目の うち8項目は自然に対して肯定的な変化であったが,環 境因子のこころつよい→こころばそい(p〈0.05)が否 定的な方向への変化を示した. 表6 抽出された7つの因子名及び因子負荷量 因子負荷量 第1因子 気持悪い 環境因子 悪い 空気のまずい うるさい にごった よごれた つめたい こころばそい 一気持ち良い 一良い 一空気のうまい 一静かな 一すみきった 一きれいな 一あたたかい 一こころつよい O.73 0.67 0.649 0.568 0.555 0.548 0.54 0.497 第2因子 さみしい 一たのしい 0.85 感情性因子 おいた かなしい あらあらしい 一わかわかしい 0.664 一うれしい 0.559 一おだやかな 0.516 第3因子 少ない 広狭性因子 せまい 小さい 一多い 一広い 一大きい 0.65 0.612 0.49 第4因子 かぎりある 限界性因子 一はてしない 0.763
第5因子
・ 自由度因子 やさしい 一きびしい 0.862 かたい 一やわらかい 0.491 そくばくされた一自由な 0.467 第6因子 現実的な 理想性因子 一理想的な 0.848 第7因子 深い 強靱性因子 弱々しい 弱い よわよわしい 病弱な 死んでいる 一浅い 一力強い 一強い 一たくましい 一健康的な 一生きている 0.684 0.619 0.614 0.558 0.569 0.457 小学6年生において,pre, postで因子に含まれた項 目で,有意差のみられたのは,統制群では自然に対して 否定的,実験群では肯定的な変化であった. 中学生においては,因子に含まれた項目で有意差のみ られたのは実験群のみで,そのうち生きている→死んで いる(p<0.05)のみが否定的な方向への変化を示した. また,小学5年生において否定的な方向への変化を示 した,こころつよい→こころばそいは中学生では逆に肯 定的な変化であった. 小学校4年生から中学校3年生までを学年別にみると 全体的には野外活動を体験したグループが自然に対する 意識が肯定的に変化した.小学校5年生で,「こころつ よい→こころばそい」と変化を示したのに対して中学生 ではその逆であったことから年齢や体験の内容の違いが 意識の変化に現われたものといえよう.また中学生がキャ ンプ前後で,生きている→死んでいるの,変化を示した のはキャンプでの体験を通して,身の回りの自然環境が 破壊されている現状を認識した結果といえるかもしれな い. 全体的に見ると,キャンプを経験した実験群と夏休み 前後に調査した統制群とではpre, postで明らかな差 がみられた.それがキャンププログラムを体験すること によって変化したものなのか,あるいは自然というゲレ ンデに行ったことによって変化したものなのか明確にで きない.また,キャンプ体験をした子どもたちがかなら ずしも自然にたいして肯定的な変化を示すわけではない. 小学生の(良い→悪い)(こころつよい→こころぼそい), 中学生の(生きている→死んでいる)の変化はむしろ否 定的である. しかし統制群をみると,夏休みをふくめて,2ヶ月間 を過ごしたにもかかわらず自然に対する意識の向上はほ とんどみられないといえる.夏休みの過ごし方を調査し ていないので何とも言えないが,その期間中に,自然を 直接,からだで感じ,意識して過ごすことがきわめて少 なかった可能性がある. キャンプを考えると,プUグラムにもあるように,山 や川での体験,昼や夜の体験,自然現象の変化の体験な ど普段の暮らしでは意識しない身の回りの現象やその変 化を直接体験したことが自然への意識変化につながった ことといえよう. 佐野6)が述べているように,「キャンプ場という自然 のゲレンデにでかけるだけでもさまざまな価値がある時 代一」といえるかもしれない.しかし,星野7)が言う ように「野外活動を考えた場合,少なくとも各個人が自 然観というものを形成して行くために役立つプnグラム を何らかの形で提供していくことは可能であり,それは表7 キャンプ前後における自然意識の変化 第1因子 環境因子
第2因子
感情性因子たのしい菊3因子
広狭性因子第4因子
限界性因子第5因子
自由度因子 第6因子 理想性因子第7因子
強靭性因子 年 小 項 目 統制群 実験群 統制群 実験群 統制群 n=212 n=104 n=2η n=90 n=79X SD
X SD
X SD
X SD
Xユ__
よ一 こ いな Pre 3.80±1.3034土133*
4.07±1.19 .0±1.09 4.32±1.04 Po8t 3.96±1.30 363土1 51 3.81±1.21 4.16±1.41 415±1.24 悪い 良い Prg 3.91±1.19 4.33±1.01 4.19:ヒ0.85 4.36±0.77 4.40±1.07 Po6t 4.05±1.13 4.39±0.94 4.20±0.87 4.51±0.腿 4.13±1.22 つめたい あたたかい Pre 3.47±1.25 3紘±135*傘 3.71±1.08 396±132特* 4.18±1.21 Post 3.72±1.22 375圭1 35 3.88±0.96 424…田23 4.05±1.31 にごった すみきったPr63加ま102
*3.98±1.07 4.18±1.00 4.22土1.00 4.17±1.η Po6t 410±垂08 4.14±1.11 4.24±0.85 4.32±0.89 4.07±1.20 こころぼそい こころつよい Pr6 3.65土1.27 4.20:ヒ1.03 4.19±0.90 4.18±輻06 4.37±1.04 Po8t 3.88±1.15 4.08土1. 17 3.94±1.10 4.05±1.13 4.44±1.33 気持ち悪い 気持ちよいPr8400±書20
*4,34±1.09 4.38±0.79441土096
* 4.32土1.16 Post 426土095 4.45±0.92 4.31±0.93461士071
4.17±1.17 うるさい 静かな Pre 4.04±1.12 4.05±1.16 4.34±0.85 4.44±0.89 4.14±1.19 Post 4.06±1.10 4.20±0.96 4.25±0.92 4.58±O.74 3.92±1.43 空気のまずい 空気のうまい Pr84.11±1.23 4.51±0.88 4.30±0.99 4.33±0.95 4.18±1.22 Po8t 4.21±1.14 4.33土1. 14 4.13土1.08 4.61±0.83 422±1.22 ら らしい おだやかひ r8 3.76圭1.15 3.95圭1.23 3.80±0.93 4.13±1.04 4.27圭0.98 Po8t 3.95±1.14 3.91±1.16 3.86±0.93 3.89±0.95 4.01±1.20 おいた わかわかしい Pre 3.63±1.28 3.97±1.13 434土0 7?轄 4.45±0.73 4.19±1.10 Post 3.86±1.12 4.09±1.16400±096
4.40±0.87 3.99±0.88 たのしい さみしい Pre 2.20±1.25 2.42±1.66 f竺iヨヨ運烈鶴C茸2.22±1.43 1.52±0.88 Post 1.98圭1.04 2.50±1.68204±1拍
2.34±1.25 1.65±0.88 かなしい うれしい Pr6 3.40:ヒ1.41 4.15±1.04 4.08±0.97 4.23±0.91 3.97±1.32 Post 3.62+1.12 3.97±1 9 388+1.07 4.17±0.95 4.09±1.04 せ い い Pr6 3.92±1.29 4.29±1.1440±095枠
26±117 象 444土1 1 * Post 4.01±1.32 4.38±1.03400土1釦
451土0.96409土142
小さい 大きい Pre 4.08±1.25402土134牢
4.31圭0.89緬…100樽
4.19±1.23 Post 4.17±1.18 428士1 07 4.19±1.034臼士096
4.15±1.19 少ない 多い Pre 3.21±1.41奮一糠
3.58±1.23諮芝ぷヨ5岸 414士韮17特
Post 3.41±1.46 397±1.25 3.31±1.35 4.12土112 3.70圭142 か し る はてし邉い Pre . ±1. ±144 拳 4.10±1.1 339圭11#
3.1±1.6 Post 3.66±1.41 3、73±1.39 3.93土1.32 3.73±1.39 2.95±1.55 かたい や らかい Pr8 3. ±1.12 3.70±1.17 4.03±0.87 4.01到.12 3.92±1.16 Post 3.92±1.15 3.81土1.11 3.99±0.87 4.20±1.07 4.12±1.08 やさしい きびしい Pre 2.49±1.24 2.65±1.44 2.44±1.29 2.39±1.43 2.21±1.45 Post 2.40±1.38 2.57±1.42 2.56土1.28 2.40±1.55 2.30±1.45 そくばくされた自由な Pre 4.01±1.17 3.93土1. 18 4.25±0.91 3:33士0.98幽峠 4.22:と1、09 Post 4.19±1.08 4.02±1.00 4.08±0.95435圭107
4.18±1.14 冶 的巳 Pre 3.1±1.4 3.35±1.32 3.95±1.04 3. ± * 3、62±1.36 Post 3.49±1.42 3.18±1.42 3.81±1.07 3.81士100 3.40±1.13 _弱々しい 力 い r8 4.17:ヒ1.10 4.13±1.02 4.23士0.88 4.23±0.92 4.04土1.17 Po8t 4.12土1.15 4.23±0.95 4.07±0.93 4.42±0.88 3.97±1.20 弱い 強い Pre 3.97±1.15 4.09±1、05 4.18±0.88411土102声
4.11±1.34 Post 4.05±1.09 430土0.96 4.14±0.86 4、43士087 4.16±1.26 死んでいる 生きている Pr6 4.03±1.19 4.42±0.89 4.51土0.66 4.59士0.63 456士084 率 病弱な 健康的な Post 4.22±1.13 orθ 3.93±1、16 4.46±0.88 S.18±0.93 4.46士0.67 S26±0.釧 4.66±0.73 S.33±0.8842康培03
」31±1.00 Post 4.11±0.96 4.31±0.92 4。33±0.78 4.48圭0.87 4.22±0.91 よわよわしい たくましい Pre 3.83±1.20 4.29±0.90 414±0.80432±0831梓
4.33±0.73 Post 4.05±1.09 4.31±0.80 4.04±0.81 互50土080 4.22±0.86 浅い 深い Pre 3.66±1.17 3.84圭1. 19 3.81±1.07 3.92±1.11 4.04±1.18 Post .74±1.23 3.93±1.30 3.62±0.85 4.05±1.20 3.86±1.28 の少客い の い Pr8 3.84±1、211±113
* .02±1.10 4.9±0.8 4.26±1.09 Post 4.01±1.18 4.41±f 13 4.18±1.04 4.64±0.76 4.09±1.35 一瞬の 永遠の Prθ3.69±1.24 緬蓬疋苅7’“ぎ 3.99±1.04 397土099…妹 4.17±1.09 Po8t 3.92圭1.15 413ま1 0? 3.94圭0.98 444土⑥75 4.1tヒ1.19 個人の みんなの Prg 4.02±1.19 4.04±1.36 4.37±0.88 4.46±0.98 4.41±1.05 Post 4.29±0.97 4.28±1.21 4.45±0.77 4.26ニヒ0.96 451±0.95 烏の少ない 烏の多い Pre 3.82±1.27 3.93±1.27 4.06±4.16393±128
* 4.10±1.18 Post 3.89±1.26 4.11±1.25 4.16±0.99412士124
3.88±1.42 くらい あかるい Pre 3.88±1.12 4.20土1.19 4.18±0.95 4.21±0.99 3.33±1.56 Post 4.03±1.01 4.32土0.98 4.21土0.85 4.26土1.07 3.27±1.58 不快な ここちよい Pre 3.94±1.22 4.30±0.83 4.33±0.80 4.13±1.20 4.08±0.98 Post 4.02±1.01 4.20±0.96 4.14土0.97 4.32±0.95 3.98±1.22 動物の少ない 動物の多い Pre 3.84圭1.23 3.55土1.38 3.95±1.09381±132糠
4.12±1.13 PO8ta89±1.28 3.84±1.42 3.98±0.97 409…が.19 3.92±1.40 大きらいな 大すきなPre 385±116構
4.03±1.17433±085
*4.35±1.03 4.08±1.36 Post 426土0、9? 4.28±1.064岱ま090
4.39±0.95 4.20±1.07 たよりない たのもしい Pre 3.90±1.07401±105
事 3.92±0.93 4.14±1.02 4.33±0.98 Post 3.94±1.04 428i圭104 3.90±0.93 4.32±0.86 4.19±1.00 虫の少ない 虫の多い Pr8 4.03±1.17 4.23±0.95 4.00±0.87444土089綿
4.26±1.16 不緯な 純粋な Po6t 4.17±1.06 ore・3.83±1.16 4.50±1.03 R.66±1.16 3.78±1.02 R.86±1.03 467±0.64−一一一一一R91±105
* 4.05±1.17R6』136 率
Post 3.80±1.11 3.87±1.12 3.86±1.03442土093
39τ±1.064 小 生 ’、 6 実験群 制群 実験群 統制群 実験群 統 群 実験群
唖
n=40 n=39 n=65 n=33 n=240 n=20X SD
X SD
X SD
X SD
X D
X SD
X D
3. 劇.33事傘 4.00±1.29 3.36±1.48 3.96±1.64 3.46±0.99 3.91±1.24 .8土1.1 事 4.13±1.26 4.05±1.06 3.56±1.41 4.03±1.81 3.40±1.40 3.80±1.28 450士9.62 ■■丙亀●∼σ●垣真●右一・“..■“●⇔芦 S.弱土0.74 * 3.89±1.17 4.42±1.08 4.16±0.91 4.48±0.96 4.28±0.97 4.10±0.85 41鵠土0.81 3.82±1.07 4.06±1.11 4.25土1.10 4.23±1.19 4.19±0.98 4.56±0.62び疏欝9
R、63圭1、36 * 3.73±1.17 R.79±1.17 3、.33到.51 o8t土1.21 * 3.80土1.20 R.66±1.45 3.15±1.32 R、97士1.30 轄 3.57±1.13 R.64±1.26 3.28土1.07縛 S.07士0、809’ 4.09±1.09 4.14±1.12 4.17±0.97 嬉5?±1.14 * 4.34士0.90 4.13±1.03 4.21±1.03 4.33±1.03 3.95±0.97 4.03土1.10 4.14圭k“ 4.06±1.03 4.15±1.04 4.07±1.16 4.02土1.13 3.94±1.09 蟻44士α89 * 3.84±1.22 4.03±1.15 3.46土1.07 ↓00土0.?5 * 3.91±1.24 3.94±1.09 霊82±1.48−〔…一. 3.95±1.21 4.29±1.06 3.81±0.97 4.45i印.76 437±1.18 3.75±1.32 畿97±1.19 * ↓44±0.90 直26±毛03斡 4.22±0.95 4.65±0.61 4.46±0.98 3.68±1.33 4.42士1、19 4.45士0.81 4.50土0.82 「 4.01±0.89 4.63土0.50 4.30±0.87 3.70±1.29 ’鏑土鰯6 事 4.27士1.00 4.03±1.33 4.26土0.95 4.12±0.99 4.39±0.98 3.78土1.13 ▲37土主08 4.40土0.88 4.43±0.97 4.28士0.93 4.42±0.η 4.59±0.69 4.17±1.16 4.14±1.26 4.39±1.09 4.63±0.57 4.21±1.06 4.83±0.38 4.52±0.96 3.64±3.65 4.49±1.07 4.10±1.26 4.48±1.15 410±1.07 4.59±0.71 4.00:ヒ.92 3.74±1.14 .畿73±1,3譲 梼 4.09±1.11 4.6±1.19 3.65士1.23 3.94±0.94 3.85±0.99 3.57±1.08 楡00i却.2? 4.14±1.02 3.90±1.25 3.83±1.06 4.17±0.86 4.13±1.07 3.70±1.12 4.03±1.13 4.02土1.16 4.08±1.16 3.83±1.03 4.39±0.70 4.39±0.95 3.51±1.08 3.89±1.30 4.29±0.87 4.21±1.27 3.84±1、01 4.24±0.75 2.21±1.34 1.90±0.88 2.24±1.59 1.97±1.22 2.58±1.46 2.53±1.08 1.71±0.95 2.13±1.49 2.05圭1.14 2.66±1.12 1.77±0.98 2.22±1.36 2.41±1.22 1.77±1.09 ▲η±0.97 3.45±1.25 4.06±0.96 3.94±1.21 4.14±1.08 3.96±1.02 4.00±0.84 4.02+1.16 3.59±1.19 3.92±1.42 4.04±1.21 4.6+118 3.59±1.01 3.94±1.01 4.22±1.1 4.38±1.05 3.94±1.24 4.02±1.22 4.32±0.5 4.18圭1.16 4.33±1.03 428±1.11 4.25±0.98 4.31±1.06 4.12±1.24 4.61±1.25 4.19±1.14 4.53±0.64 4.09±1.19 4.22±1.13 3漫7土1.25 ・奉 4.27±1.05 4.48±0.89 4.16±1.12 4.17±1.15 4.24土1.12 R.80±1.20 3.95土1.10 R.66±1.24 433士1.08.蜥ト稼苗締*
脚一 4.12±1.24 R.13±1.61 4.74±0.68 R.55±1.39 4.06土1.13 R.11±1.25 4.56土0.71 R.22士1.22# 4.00±1.08 3.90±1.33 翫82iii日、21 3.16±1.51 3.77±1.23 3.37±1.08 4.2董圭0、80 3.24:ヒ1.32 3.5±1.41 3.6土1. 0 3.56±1.51 3.58±1.58 3.80±1.33 3.47±1.59 3.59圭1.28 3.34±1.26 3.83±1.47 3.77圭1.27 3.97±1.48 3.86土1.27 3.78土1.44 3.97±1.11 3.43±1.07 4.06土1.17 4.18±1.02 3,26±1.34 .* 3.73土0.90 3.44土1. 4.22±0.92 3.51±1.08 4.08±1.16 4.25±0.91 4.20圭1.21 3.76±0.82 3.82±1.13 2.37士1、47 *『 2.42±1.14 2.90±1.63 2.30±1.48 2.73±1.55 2.68±1.37 2.59±1.23 3,00士主51 2.14±0.84 2.64±1.64 2.21土1.50 3.00±1.68 2.49±1.21 3.00±1.38 4.00±1.19 3.97±0.96 4.40±0.95 4.18±1.18 4.09±1.17 4.22±1.00 3.83±1.10 3.96土1.28 3.92±1.06 4.22±1.η 4.31土0.92 4、35土0.97 4.07±0.99 4.00土1.18 3.28±1.39 3.44±0.89 3.23±1. 6 3.54±1.41 3.64±1.37 3.48±1.2 *3一 士1.33 * 3.35±1.32 3.50±1、27 3.28±1.45 3.33士1.44 3.60±1.55 3、80土1.23 鋭82土1、29 3.89圭1.18 3.2±1.16 4.36±0.93 4.34±0.78 4.33圭0.7 4.42圭0.87 400土0.77 4.22±0.89 3.95±1.05 4.44±1.45 4.23±1.14 4.43±0.88 4.24±0.90 4.41±0.66 4.00±1.16 3.92±1.24 4.14±1.13 3.95±1.08 4.06士1.05編 4.17±0.92 4.24±0.90 4.28:ヒ1.03 S.37±0.90 3.92±1.24 R.52±1.05 4.40±0.88 ク餌士o,83 * 3.98±1、02 S.63±0.71 4、87土α55 S.45±0.68 4.06±0.93 S、33±0.90 4.53±0.72 S三44土立51* 4.52±0.75 3.60圭1.08 4.・49±o.80. 4.59±0.81 4.61圭0.67 4.30±0.89 4.30玄o.85 4.09±1.01 3.91±1.11 査08土0.98 * 4.32±0.96 4.00±0.77 4.07±0.98 4.27±0.75 4.20士1.03 3.71±1.03 査39±1.49 4.41±0.82 4.39±0.80 4.16±0、87 4.41±0.62 4.37±0.71 3.97±1.15 4.11±1.09 4.25±1.07 4.17±1.13 4.16±1.02 4.39±0.70 4.44±0.81 4.03±1.10 4.35±0.88 4.15±1.02 4.55±0.66 4.11±0。91 4.18±0.73 3.89±0.99 3.61圭1.04 4.14±1.15 4.22±1.15 3.96±1.37 3.97±0.95 4.00±0.88 4.02±1.18 3.38±1.22 3.86±1.35 4.28:』1.08 4.16±1.16 3.99±0.95 3.87土1.26 3.9±1.0 4.47±0.91 4.49土0.88 4、32土0. 字 .23±1.2 4.6±1.14 4.50±0.81 4.03±1。09 4.38±1.28 4.23±1.22 4.59±0。84 4.21±1.16 4.39±1.04 3コ0土t.07 * 3.68±1.08 3.78±1.20 3.79士1.27 4.22±0.88 3.87±1.04 3,53±0.87綱味 4.O?ま0.98 S.19土0.98 3.90±0.96 R.87±1.13 3.94±1.12 R.90土1.37 4.05圭1.31 S.77±0.58 4.37±1.17 S.34土屯枯 * 4.06圭1.00 S.28±0.99 聖16工1..02 S.67土0.59 4.26±1.12 4.03±1.10 4.03±1.50 4.57±0.96 4.69:と0.85 4.26±1.28 4.33±0.84 ▲00±1.21 4.41±0.93 3.44±1.46 3.78±1.31 4.00士1.35 4.08±1.04 4.11±1.18 4.11±1.25 4.41±0.93 3.83±1、54 4.05±1.25 4.07±1.22 4.06±1.00 4.26±0.99 4.07±1.20 3.78±1.33 4.39±0.99 4.13土1.18 3.94土1.35 4.12±0.96 4.45土0.71 3.96二と1.23 3.95土1.13 4.31土0.99 4.26土0.93 4.13士1.26 4.22土0.86 4.47土0.72 4.22±0.92 S.44土0.96 3.23±1.10 R.65士1.15 3.72±f.4? S2韮±1.10 持 4.14±1.18 S.21±0.96 4.43±0.82 S.47±0.80 4.25±0.94 S.17±0.92 4.22±0.73 R.95±1.23 3.67圭1.27 3.57圭1.22 3.50±1.52 3.99士1.33 3.30土1.31 梼・4.05圭1.04 鋭刀土董.20㈱ 407±1.24 3.73土1.05 3.86±1.48 4.08±1.05 421±0、94 3.98±1.10 4.33士⑥.62 4.26±0.80 3.67±1.03 3.80±1.49 4.14±1.00 4.43±0.82 4.17±0.98 4.00±0.87 4.35±0.95 3.46±1.06 4.η±1.38 4.16±1.04 4.63±O.49 4.11±0.95 4.11±0.94 3.96圭o.89 * 4.00±1.05 4.14±1。13 3.92±1.16 4.50±0.78 4.04±0.94 4.11±0.90 ▲26圭飯86 3.2圭1.07 4.28±1.11 4.00圭1.01 4.36±1.11 3.89±0.96 4.37±0.86 4.37±0.88 3.66±1.15 4.39±1.02 ▲07±1.08 4.39±1.03 ▲09±0.99 4.45±0.62 4.61±0.86 3.45±1.07 4.46±1.12 4.14±0.98 4.50士0.91 4.01±0.98 4.56±0.51 3.59±1.15 R.80±1.07 2.97±1.20 R.19±1.11 3.71±1.23 R.92±1.27 4.12圭1.17 S.12±1.11 4.06±1.21 S.09±1.20 4.12±1.02 S.01±1.05 406±0.90 S.28±0.80また,野外活動に与えられた特権でもある.」と言うこ とも的を得ていると考えられる.さらに,川村4)が言う ように,「キャンプにおけるカウンセラーなどの指導者 の考え方や人間的魅力も子どもたちに大きな影響を及ぼ すことが期待できる」ことからそれらが総合的に働いて 自然への意識が肯定的に変化していくものと考えられる. さらに,黒崎6)の指摘のように「人々の考え方やもの の見方は社会情勢の変化や環境条件の変化に応じて時代 とともに変化していくこと」を考えると,自然意識の変 化も個人差が大きく,これまで過ごしてきた生活や体験 の違いが影響しているものと考えられる. 今回の調査結果を見ると,ほとんどの項目が平均点で 4点前後であり統制群も実験群も自然に対して肯定的な 意識をもっているように見受けられる.佐野18)が「野 外活動における自然への感情の基本的土台は,この経済 関係における自然意識に由来するもので,生活の糧を得 る対象としての自然への肯定的感情は,生物としての人 間の基本的感情である」といえるかもしれない.