18 2019 年 5 月 29 日(水)・30(木)に玉川大学大学研 究室棟 B104 教室にて「世界と社会における色と質感」 を開催した。ヒトの視覚は進化の過程で自然環境のみな らず社会環境へも適応するように形作られてきた。例え ば、他者の顔色や肌の質感などを正確に捉え理解するこ とは、集団生活を営むヒトにおいて重要な適応問題で あったと考えられる。従って、ヒトが持つ色や質感への 知覚を理解することはヒトの社会性を理解する上で非常 に重要であることから、本シンポジウムでは色や質感を テーマにした様々な研究分野の研究者に話題提供を行っ ていただくことで、ヒトの視覚が持つ社会的な機能への 理解を深めた。 (脳科学研究所 高岸治人) 日時:2019 年 5 月 29 日(水)13:00 〜 18:10 場所:玉川大学大学研究室棟 B104 話題提供者、およびタイトル: 澤山正貴(NTTコミュニケーション科学基礎研究所) 「物体の質感特性を推定する視覚情報処理過程の検討」 溝上陽子(千葉大学大学院工学研究院) 「顔の肌における色と質感知覚は特別?」 渡辺英治(自然科学研究機構基礎生物学研究所) 「予測符号化説を組み込んだ深層学習ネットワークによ る錯視の知覚再現」 横澤一彦(東京大学大学院人文社会系研究科) 「新奇文字の学習における色字共感覚の転移」 西野 恒(京都大学大学院情報学研究科) 「水と光」 栗木一郎(東北大学電気通信研究所) 「色情報の脳内表現について:低次と高次からのアプロー チ」 降旗千賀子(フリーランスキューレター(元目黒区美術 館学芸員)) 「色の質感を視る・読むための美術展覧会「色の博物誌」」 日時:2019 年 5 月 29 日(水)13:00 〜 18:10 場所:玉川大学大学研究室棟 B104 平松千尋(九州大学芸術工学研究院) 「色覚多様性の諸相」 佐藤いまり(国立情報学研究所) 「反射・散乱・吸収・発光から物体の特性を読み解くイメー ジング技術」 中内茂樹(豊橋技術科学大学) 「絵画配色に対する選好:普遍性と多様性」 本吉 勇(東京大学大学院総合文化研究科) 「視覚世界の質感とテクスチャ情報処理」 研究会報告
文部科学省共同利用・共同研究拠点「社会神経科学研究拠点」主催シンポジウム「世界と社会における色と質感」
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