• 検索結果がありません。

発表資料2 長崎市│市長記者会見(定例)【2018年3月28日】

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "発表資料2 長崎市│市長記者会見(定例)【2018年3月28日】"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

(仮称)長崎恐竜博物館

基本構想-概略版-

長崎市教育委員会

平成 30 年3月

《想定される諸室》

 ・調査研究機能 ⇒研究室や化石クリーニング室、X 線機器室など  ・資料保管機能 ⇒収蔵庫や特別収蔵庫、標本管理室など

 ・展示機能 ⇒常設展示室(650㎡)や企画展示室(500㎡)など  ・教育普及、学習支援機能 ⇒講堂や研修室など

 ・情報提供機能 ⇒情報処理室や図書閲覧室など

 ・利用サービス機能 ⇒授乳室やミュージアムショップなど  ・管理運営機能 ⇒事務室や警備室など

《常設展示のテーマ》

 1 長崎の大地(プロローグ):地球の成り立ちや長崎の岩石などを紹介  2 生命の記録:生命史の大きな流れを紹介

 3 恐竜の時代(はるかな過去の長崎1):長崎市の恐竜を中心に紹介  4 燃える石の時代(はるかな過去の長崎2):長崎市の石炭を中心に紹介  5 現代の恐竜(エピローグ):恐竜の子孫である鳥類を中心に紹介

 ※ 研究・保管設備はオープンラボとして、来館者が見学できるように整備する。   また、野外調査地を整備し、体験イベントなどを実施する。

第5章 恐竜博物館の開館までの準備

開館

平成30年度 基本計画策定

建築設計

建築工事

資料収集

展示設計

展示工事 地質調査

平成31年度

平成32年度

平成33年度

研究機器購入

第4章 恐竜博物館の管理運営

《管理運営》

(2)

《背景》

 ・長崎市の大地は石炭採掘の歴史とともに調査されてきた。

 ・白亜紀後期 (8100 万年前)の三ツ瀬層から、ティラノサウルス科の   大型種が国内で初めて発見されるなど、学術的な価値の高い多種多様な   恐竜化石が発見されており、今後も発見される可能性が高い。

《現状と課題》

 ・長崎市には化石などの自然史資料を適切に管理し、調査を主導できる   博物館が無い。

 ・長崎市の恐竜や化石について、市民が深く学べる博物館が無い。

第1章 背景と現状、課題

第2章 恐竜博物館整備の基本的な考え方

《「はるかな過去の長崎」を探求する》

 ・あらゆるテーマを対象とした総合自然史博物館ではなく、国内で初めて発見   されたティラノサウルス科大型種の化石など、他では見られない長崎市産の   「恐竜」を中核テーマとし、石炭ができた時代を経て、現代に至るまでの   長崎市特有のストーリーを活かした特色のある博物館を目指す。

《基本理念》

 ・長崎の資料を収集、保管し、国際的に通用する調査研究を実践する施設  ・恐竜を核とした長崎の魅力について、子どもから大人まで楽しめる施設  ・研究成果の情報を広く、分かりやすく提供し、さらなる魅力を高める施設  ・知的関心や学校教育のニーズ、および地域を育む学習を支援する施設

~長崎と恐竜のつながり~

日本の古生物学の父とされる横山又次郎東京帝国大学教授は、   長崎出身であり、“恐竜”という訳語も横山先生による教科書が日 本最古の記録とされている。

第3章 恐竜博物館の機能と活動

《機能および活動の体系図》 

資料保管管理 資料収集

・研究調査、発掘による収集 ・展示資料収集

・学術情報の収集 ・寄贈資料等の受入

資料マネジメント ・分類整理 ・登録管理

・データベース構築 ・貸し出し管理

調査研究

・使命的調査研究事業推進 ・九州の研究拠点化

 ※外部の研究者が、CTスキャナなどの   設備を使用できる体制を整える。

・教育活用支援研究 ・展示研究

展示機能 ・常設展の充実 ・効果的な展示手法 ・展示解説員解説 ・企画展

・教育、学習への活用

教育普及・学習支援 ・教育と学習の提供

(講座、実習、見学会など) ・教育プログラム開発 ・学術的活動の普及と支援 ・生涯学習支援

情報提供・広報活動 ・図書、データベース閲覧 ・印刷物による広報 ・インターネット広報 資料セキュリティ

・盗難防止 ・保存作業 ・収蔵保管

利用サービス機能 ・団体客向け施設開放 ・ユニバーサルデザイン採用 ・バリヤフリー化

・観光情報発信

民間経営

・ミュージアムショップ ・飲食施設

・学術ネットワークの構築

地域振興への寄与 ・地域の活性化

・地域ボランティアとの連携 ・地域事業者との連携 ・地域住民と来館者の交流

《目指すべき博物館の姿》

 ・長崎の自然史研究と資料収集の拠点

 ・恐竜を通して長崎の歴史を展開し、魅力を知る展示  ・利用者の知的関心を高める場や学校教育の学習の場

  ※発掘現場に近く、軍艦島を望む野母崎田の子地区に建設されることから、    フィールドミュージアムとして、野外資源を有効活用する。

参照

関連したドキュメント

青塚古墳の事例を 2015 年 12 月の TAG に参加 した時にも、研究発表の中で紹介している TAG (Theoretical Archaeology Group) 2015

碇石等の写真及び情報は 2011 年 7 月、萩市大井 1404、萩市大井公民館長の吉屋安隆さん、大井ふる

現在、当院では妊娠 38 週 0 日以降に COVID-19 に感染した妊婦は、計画的に帝王切開術を 行っている。 2021 年 8 月から 2022 年 8 月までに当院での

委員長 山崎真人 委員 田中貞雄 委員 伊藤 健..

所 属 八王子市 都市計画部長 立川市 まちづくり部長 武蔵野市 都市整備部長 三鷹市 都市再生部長 青梅市 都市整備部長 府中市 都市整備部長 昭島市 都市計画部長

愛媛県 越智郡上島町   NPO 法人 サン・スマ 八幡浜市 NPO 法人 にこにこ日土 長崎県 西海市 NPO 法人

1級地 東京都の特別区 2級地 京都市 宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、

午前中は,図書館・資料館等と 第Ⅱ期計画事業の造成現場を見学 した。午後からの会議では,林勇 二郎学長があいさつした後,運営