予 算 と 取 り 組 み
未来への懸け橋
将
来
の
都
市
像
を
「
個
性
輝
く
世
界
都
市
」「
希
望
あ
ふ
れ
る
人
間
都
市
」
と
し
、
こ
れ
を
実
現
す
る
た
め
の
ま
ち
づ
く
り
の
基
本
姿
勢
を
「
つ
な
が
り
と
創
造
で
新
し
い
長
崎
へ
」
と
し
て
い
ま
す
。
こ
れ
は
、世
界
が
そ
の
価
値
や
魅
力
を
認
め
る
「
長
崎
ら
し
さ
」
と
、住
む
人
を
起
点
に
考
え
る
「
暮
ら
し
や
す
さ
」
に
重
き
を
置
き
な
が
ら
、新
し
い
長
崎
を
み
ん
な
で
創
っ
て
い
こ
う
と
い
う
も
の
で
す
。
第
四
次
総
合
計
画
は
未
来
へ
の
道
し
る
べ
で
す
平 成
30年度
特
集
長崎市では、まちづくりの指針となる
「長崎市第四次総合計画」
を
もとにまちづくりを進めています。
私たちのまちを次世代へしっかりと引き継いでいくためには、人
口減少の克服や、長崎創生の実現、地域に合った暮らしやすさをつ
くりだすことなど、いろいろな面で「次の時代の基盤づくり」に、市民
の皆さんと力を合わせて取り組んでいく必要があります。
今回は、
「子ども・地域・未来」に重点を置いた平成30年度の予算
と取り組みについて紹介します。
財政課
☎
829 -1126
都市経営室
☎
829 -1111
まちづくりの基本姿勢
つながりと創造で新しい長崎へ
将来の都市像
個性輝く
世界都市
希望あふれる
人間都市
第四次総合計画
平成
30
年度
当初
予算
一般会計
総額
2,043
億
9,800
万円
歳入は、市が自ら確保できる市税などの自主財源が 35.7%で、残り 64.3%は国や県からの補助金や地方交 付税、市債(市の借金)などで賄われます。
歳出は、扶助費(福祉関係の経費)や人件費、公債費 (借金返済)などが全体の 64.6%を占めています。
今後も高齢化が進むことなどから、福祉関係の経費 が増加することが見込まれ
ます。
そのため、今後も自主財 源の確保に努めながら事務 の効率化を図り、持続可能 な財政運営に取り組んでい きます。
歳出を目的別に見ると
費 目 予算額
民生費 子ども、高齢者、障害者福祉、被爆者援護など 1,022 億 5,900 万円
土木費 道路、公園、住宅などの整備や管理 231 億 7,200 万円
総務費 選挙や戸籍、徴税、財産の管理、文化振興など 175 億 900 万円
教育費 学校教育、スポーツ振興など 135 億 1,700 万円
衛生費 環境保全、健康増進、疾病予防など 121 億 600 万円
公債費 市債返済など 220 億 3,000 万円
消防費
その他 消防、農林水産業や商工業の振興など 138 億 500 万円 合 計 2,043 億 9,800 万円 市の基本的な仕事をする会計で、税金などが主な収入です。
※金額は 10 万円単位で端数調整をしているため、 合計が一致しない場合があります。
自主財源の確保に努めます
子
ど
も
地
域
未
来
の
た
め
に
次
世
代
へ
の
基
盤
づ
く
り
を
進
め
ま
す
国庫支出金 558億7,500万円 (27.3%)
地方交付税 340億4,600万円 (16.7%) 市債
194億8,800万円 (9.5%) 県支出金
121億2,500万円 (5.9%) その他の依存財源
98億3,400万円 (4.8%) 市税 540億6,700万円 (26.5%) 諸収入 51億7,400万円 (2.5%)
使用料・手数料 44億9,600万円 (2.2%)
その他の自主財源 92億9,300万円 (4.6%)
自主財源(35.7%) 依存財源(64.3%)
歳入
扶助費 822億8,700万円 (40.2%)
人件費 277億1,500万円 (13.6%) 公債費
220億3,000万円 (10.8%) 投資的経費 217億6,600万円 (10.6%) 物件費 201億9,900万円 (9.9%) 繰出金 126億3,900万円 (6.2%) 貸付金及び出資金
52億7,600万円 (2.6%)
その他 124億8,600万円 (6.1%)
義務的経費(64.6%) 投資的経費(10.6%) その他経費(24.8%)
収 入
金額
支 出
金額
①現金収入
178万円
①生活費
323万円
給料
(市税)132万円
食費
(人件費)68万円
パート収入
(使用料・手数料など)38万円
医療費
(医療費の助成、生活保護など)201万円
貯金の取り崩し
(基金繰入金)8万円
借入金(ローン)の返済
(市債の元金や利子など)54万円
②もらったり借りたりするお金
322万円
②家の増改築費など
(道路や学校の新築改修など)53万円
親からの仕送り
(国や県からのお金)274万円
③その他の経費
124万円
借入金(ローン)
(国や銀行からの借入金)48万円
光熱水費
(光熱水費など)49万円
家具などの修繕費
(施設の維持補修など)4万円
※貯金(基金) 残高106万円
子どもへの仕送り
(他の会計への繰出金)31万円
※借入金(市債) 残高608万円
貯金
(基金への積み立て)2万円
その他
(補助金負担金など)38万円
合計(①+②)
500万円
合計(①+②+③)
500万円
一
般
会
計
を
家
計
簿
に
置
き
換
え
る
と
収
入
に
つ
い
て
は
、
現
金
収
入(
給
料
+
パ
ー
ト
収
入
な
ど
)
が
全
体
の
3
分
の
1
と
低
く
、
親
か
ら
の
仕
送
り
(
地
方
交
付
税
、
国
庫
支
出
金
な
ど
)
に
大
き
く
頼
っ
た
状
況
に
な
っ
て
い
ま
す
。
一
方
、
支
出
に
つ
い
て
は
、
医
療
費
(
医
療
費
の
助
成
、
子
育
て
支
援
、
生
活
保
護
な
ど
)
な
ど
の
生
活
費
を
多
く
支
出
す
る
な
か
で
、
そ
の
他
の
経
費
の
削
減
に
努
め
て
い
ま
す
。
今
後
も
、
市
民
の
皆
さ
ん
に
必
要
な
こ
と
の
把
握
に
努
め
、
将
来
の
こ
と
を
見
据
え
な
が
ら
、
こ
れ
ま
で
の
取
り
組
み
を
見
直
し
て
い
き
ま
す
。
そ
し
て
、
収
入
を
確
保
し
な
が
ら
、
支
出
を
減
ら
す
工
夫
を
し
て
い
き
ま
す
。
一般会計のほかに、特定の収入(保険料や使用料など)
により賄われる特別会計( 12 会計)と、その仕事自体
に収益があり、支出を収益で賄う企業会計( 2 会計)
があります。全体の予算額は、次のとおりです。
市民 1 人あたりの貯金は約 10 万円
貯金(基金)の残高見込みは 432 億 6,480 万円
市民 1 人あたりの借金は約 58 万円
借金(市債)の残高見込みは 2,486 億 2,468 万円
全体 3,578億9,900万円
予算 と 取り組み
未来の懸け橋へ
平 成 30年度
特
集
※見込みは平成 30 年度末、一般会計分です。
人口は 426,631 人で算出しています。
(平成 29 年 12 月 31 日現在)
市の貯金と借金を
1人あたりに置き換えると
特別会計と企業会計
一般会計
2,043 億 9,800 万円 特別会計
1,140 億 1,400 万円 (32%)
企業会計
「子ども
・
地域
・
未来」予算
平成 30 年度
の
主
な
取り組み
総合計画に掲げる「世界都市」「人間都市」
の実現に向けて、
8つの重点テーマに沿った
取り組みを行います。
ここでは、特に重要なものを紹介します。
多様な主体による地域経営
地域経済の活力の創造
地域コミュニティ
の
推進
(2,260 万円) 地域コミュニティを支えるしくみのモデル事 業として 6 地区で検証を行い、下半期から市 内全地区での本格実施を目指します。
若者
の
地元就職・定着
を
促進
(1,656 万円) 地元企業の魅力発信などを支援するとともに、 福岡都市圏を主なターゲットに UIJ ターン就 職促進事業を展開します。
市内業者
の
魅力
を
高
める
地域商社
の
育成・支援
(1,929 万円)市内業者の魅力ある商品や、サービスの販路 拡大に取り組み、そこで得られたノウハウや 収益を事業者に還元する企業を支援します。
新市庁舎
の
建設
(4 億 4,712 万円)2022 年度中の新庁舎完成に向けて、実施設計 の策定や埋蔵文化財調査などを実施します。
防災行政無線
の
デジタル化
(2 億 8,770 万円) 2020 年度までにアナログ方式からデジタル方 式に更新するための整備を進めます。
生活道路
の
環境
を
改善
(6 億 1,824 万円) 市道および公共性の高い里道などの補修につ いて、予算を拡充して地域の課題解決に取り 組みます。
安全・安心で快適な暮らしの実現
通院
に係る
子ども医療費
の助成
を
中学校卒業
までに拡大
(4,691 万円) 10 月から子どもの医療費助成の対象を、通院 について中学校卒業までに拡大し、子育て世 帯の経済的負担の軽減を図ります。
発達障害
への支援
を
強化
(3,675 万円) 発達障害のある子どもや発達が気になる子ど もを育てる保護者が気軽に集い、交流・相談な どができる子育て支援センターを開設します。
ともに支え合い、いきいきと
暮らせる地域社会の実現
通学費
の
補助
を
拡大
(5,958 万円) 公共交通機関を利用して、通学している小中 学生の交通費の支援を拡大し、児童( 2km 以 上 4km 未満の通学)・生徒( 3km 以上 6km 未 満の通学)の交通費を 1/2 まで補助します。高校
への入学
を
支援
(2,591 万円)経済的理由で修学困難な世帯を対象に、高校 入学準備の負担軽減のために、給付金制度を 創設します。
恐竜博物館
の
建設
(1 億 3,280 万円)野母崎・田の子地区に恐竜 博物館を建設するための基 本計画などに着手します。
V・ ファーレン長崎
のホームゲーム
に
招待
(800 万円) スポーツの楽しさを知っても らうために、小中学生と保護者 1,200 組をホームゲームに無料 で招待します。
予 算 と 取 り 組 み
未来の懸け橋へ 平 成 30年度
特
集
創造的で豊かな心の育成
個性を活かした交流の拡大
環境との調和
「長崎と天草地方の
潜伏キリシタン関連遺産」
を
世界遺産
に(
4,404 万円)構成資産などの調査・整備を進め、登録決定時 には記念イベントなどを開催します。
「交流の産業化」
を
促進
(1,019 万円)新たな消費の拡大など、民間事業者の取り組 みを支援し、交流の産業化を加速させます。
九州新幹線西九州ルート
の
建設
(5 億 4,430 万円) 2022 年度の九州新幹線西九州ルート開業に向 けた工事費用の一部を負担します。
三京クリーンランド埋立処分場
の
維持管理
( 1 億 5,215 万円)雨水調整池の水質改善を図るため、長崎大学 と連携し、夏季のアオコ繁殖の効果的な抑制 策について、調査・研究などを行います。
平和祈念像
を
補修
(1,500 万円)前回の補修から 20 年近く経過していること から、塗装などの補修を行います。
平和マラソン
の
開催
に
向けて
(886 万円) 被爆 75 周年( 2020 年)に平和をテーマとし たフルマラソン大会 「(仮称)長崎平和マラソ ン」を開催するための準備を進めます。