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地域審議会と市長との懇談要旨 長野市鬼無里地域審議会からのお知らせ 長野市ホームページ

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Academic year: 2018

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平成26 年度 長野市鬼無里地域審議会と市長との懇談要旨

      平 成 26 年 8 月 27 日

(水)

      午前 10 時 50 分~11 時 30 分

進行:企画政策部長

1.委員自己紹介  

鬼無里地域審議会  会長ほか3 名        

2.市長あいさつ

地域審議会委員の皆さまをはじめ、これまで委員を務められた皆さまに新 長野市の一体化に向けご尽力いただき感謝申し上げる。合併協議に基づき設 置した地域審議会は、今年で10 年目を迎え、今年度末で終了する。

今日は、直接お話できる機会であり、担当部局長も同席しているので、皆さ まの忌憚のないご意見をいただきたい。

皆さまには、この場をお借りして2点お話したいことがある。

1点目は、「合併建設計画の進捗管理」は、今後、地区課題と捉え住民自治協 議会に引き継ぐなど、それぞれ地区ごとご検討いただければと思う。

また、様々な「地域課題」は地区活動支援担当である支所長が窓口として支 援していく。

2点目に、市の木、市の花の「現行の『シナノキ』、『リンゴの花』の存続

(案)」に対する意見について、各地域審議会において貴重なお時間を割い ていただき感謝申し上げる。

先日、ご意見をいただく際に、結論有りきのような進め方をしてご迷惑を おかけしたので、本日は改めてご意見をお聞きしてこの件を進めてまいる。 3.市の木、市の花について審議会からの意見

この件については審議会でも検討をしたが、市の花についてはリンゴ生産 は市農産物の中でも重要なウエイトを占めているのでリンゴの花は適当では ないかという意見があった。市の木についてはネーミングからして長野市と いうよりは長野県をイメージするところがあるが、昔鬼無里においては蓑と いう雨具の上にシナノキの皮を剥いで貼り、雨が浸透するのを防ぐのに使っ たものであり古来から馴染みの深い木であり特に異論はなかった。

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      (審議会長)

ただ、一点これを提案した市の職員が不勉強であったことは問題である。審 議会当日の説明のなかで、シナノキの自然木が市内のどこにあるのかを尋ね ると答えられなかったこと。リンゴの花については全国でどのくらいの自治 体が県花や市花にしているのかを尋ねたところ答えられなかったこと。また、 花をイメージするときにどの花にするのか考えていないと思われる点が例で ある。

シナノキについては単に親しみのある木なので市の木にしますと言ってい るが、具体的に「親しみ」とはどこにどうあるのか。実際自然分布として標高 1000 メートル以上のところでないと存在しない。単に親しみといっても無理 がある。だったら昔蓑等に使っていたという意味での親しみをPRし、更にネ ーミングも良いからシナノキを市の木にするといったほうが説得力がある。 個人としては良いと思うが、知らない人が多い。       (委員)

       

今いただいたご意見も踏まえて勉強し、きちんと説明できるようにし庁内 で検討してまいる。       (秘書課長補 佐)

4.懇談事項

(1)懇談事項の説明(会長)

① 国道 406 号線の改良促進及び奥裾花自然園へ通じる林道大川線の 復旧対応について

・ 通勤環境の向上に繋がる国道406 号線の改良促進について、引き 続き市から国・県へ働きかけていただきたい。

・ 奥裾花自然園に通じる林道大川線が通行止めになり、観光面では 大きな打撃を受けた。

・ 林道問題は観光だけでなく、対外的には鬼無里地区のイメージダ ウンに影響すると共に、対内的に地区住民の士気低下に繋がるため、 早急な開通をお願いしたい。

・ 道路問題は、鬼無里地区の様々な問題と密接に関わってくること から、今後の道路管理環境整備方針についてご説明いただきたい。

・ 昨今の全国各地の土砂災害を受けて、地区内の砂防堰堤の堆砂状 況の調査を県・市へ要望する。鬼無里地区においては昭和46 年に小 川村寄りの斜面で大規模な土砂崩落があり畑・山林56 ヘクタール

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が滑り一時裾花川が堰き止められるという危険性もあったが、それ ぞれの沢沿いには谷止工といわれるものが入っており、それがこの 地区の災害を少なくしている要因となっている。堆積している土砂 がそれを超えてしまうと災害が起きるということになってしまうの でぜひ調査をお願いしたい。

② 公営住宅の有効活用について

・ 鬼無里地区では定住対策や高齢者対策が重要課題であり、入居条件 の緩和等により移住者や高齢者が入居しやすい住宅の有効活用につ いて検討いただきたい。

・ 市においては、市営住宅の有効活用を図るため、中山間地域の状況 を考慮した取組を検討していただきたい。

・ また、教職員住宅には、小中学校の教員に積極的に入居いただくほ か、移住者や高齢者に解放していただきたい。

③ 中山間地域の住民自治について

・ 鬼無里地区は年々高齢化が進み、地区の役員の負担が増えている 。 これでは役員の選出も今までどおりできるか心配である。

・ また、本年度で地域審議会が終了するなか、住民自治協議会のみ で、地区住民の意向が市政に反映されるのか心配する声が聞かれて いる。

・ 「地域のことは地域で」ということだが、このような不安を抱える 中山間地域の住民自治について、市はどのように考えているのかお 聞きしたい。

(2)担当部局長からの回答

① 国道 406 号線の改良促進及び奥裾花自然園へ通じる林道大川線の 復旧対応について

・ 国道406 号線は、主要地方道信濃信州新線と一体的に機能するこ とで、中心市街地や地域間交通にとって、また飯綱、戸隠や白馬方面 を含めた観光ネットワークとして重要な路線であるため、今後も着 実に整備を進めていくことが必要である。

・ 鬼無里地区では、町地区、新倉地区の道路改良が着手となり、戸隠 地区の通称長尾坂区間については、西組バイパスとして平成22 年度 から事業が進められている。

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・ また、西長野地区の改良については、事業化に向けた地元協議に着 手したところであり、今後とも関係同盟会と連携して、引き続き整備 促進について県に要望してまいりたい。

・ 砂防堰堤の堆砂状況については今後長野県と相談をさせていただ きたい。        (建設部 長)

・ 災害復旧については、県が災害関連緊急地すべり防止事業として 行うこととしている。

・ 第1期工事として土砂の撤去と水抜き工事を先行して実施する計 画で、一昨日契約が締結できたと聞いている。

・ 第2期工事としては水の状況を勘案して、吹き付け工でやるのか アンカー工でやるのかについて計画をしていくとお聞きしている。 いずれにせよ非常に流動的であり、工期や工法が決まってきた段階 で見通しが立ってくるといった状況である。

・ 市では、こうした県工事の進捗状況を見極めながら、通行の安全が 確保される状態となった段階で、片側交互通行であっても一般車両 の通行を再開していきたいと考えているが、天候の状況を睨みなが らであり、工程は流動的であるので、秋の観光シーズンには間に合わ せたいのであるがお約束はできないというのが現状である。

・ 林道大川線は、計画的に整備を進めており、今年度は裾花大橋の左 岸上流で245 メートルの舗装工事を行う予定である。

また、道路橋の耐震性等安全点検をアズメ橋の他7橋で実施する。 奥裾花へ続く市道鬼無里裾花線と林道大川線は、観光面において 国道406 号線と共に重要な道路であり、今後も通行機能が維持でき るよう取り組んでまいる。        (農林部 長)

    

② 公営住宅の有効活用について

・ 鬼無里地区の公営住宅は、本年6月末現在で42 戸あり、このうち 11 戸が空き家となっている。

・ 本市では、公営住宅の空き家を減らすために、空き家情報を広く周 知すると共に、年間を通じ常時募集とするなどの対応をしている。

・ 市営住宅における入居基準の緩和については、市営住宅に支障の ない範囲で、社会福祉法人等が行うグループホームなどへの使用を 認めているほか、同居親族要件を一部見直し、60 歳以上の単身者が 親族以外の高齢者同士で見守り合う共同生活を可能とする、ルーム

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シェアなども可能としている。

・ 現在、公営住宅の空き住戸を減らすことを目的に、特定公共賃貸住 宅や若者向け住宅の家賃の見直し、若者向け住宅の年齢要件の見直 しについて検討中であり、来年度から実施して行く予定である。

(建設部長)

・ 入居条件の緩和見直しについては、なるべく希望に沿うかたちで 進めていきたい。

・ 市営住宅を除く公営住宅の空き家住戸のあっせんを、民間の不動 産会社を活用することの検討もしてまいりたい。  (加藤市長)

      

・ 鬼無里地区の現在入居可能な教職員住宅は8戸あり、このうち5 戸が入居中となっている。

・ 残り3戸についても、教職員がいつでも入居可能な住宅として今 後も管理して、学校を通じて教職員に対して積極的に入居を呼びか けていく。

・ なお、移住者や高齢者に関して、空いている住宅の利用については 各担当課と協議しながら有効的な活用方法を検討していく。

( 教 育 次 長)

③ 中山間地域の住民自治について

・ 人口減少や高齢化により、役員のなり手不足など住民のコミュニ ティ活動の維持が年々難しくなってきている中では、組織の効率化 や活動内容の見直しを行い、役員の負担を軽減するなど持続可能な 住民活動として定着させていくことが必要と考えている。

・ 住民の意向の市政への反映については、地域審議会が今年度で終 了するが、地区活動支援担当の支所長が引き続き支援をし協力して いきたい。

・ 市では、中山間地域の活性化を重要施策に位置付け、市長直轄プロ ジェクトにおいて活性化策の検討を行っており、中山間地域特有の 課題を解決するために住民自治協議会が行う事業やそのために地域 活性化推進員を雇用する経費に対し、「やまざと支援交付金」を交付 し、地域活動を支援している。

・ 鬼無里地区においては現在地域おこし協力隊3名が活動をしてい るが、その中で地域の活性化に向けて支援をしている。

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(地域振興部長)

・ 中心市街地では、地域外に住む子供が役員を受けている例がある ので、今後、そうしたことも検討してもらいたい。

・ 地区住民意向の市政への反映は、支所を窓口に、住民自治協議会や

「みんなでトーク」でのご要望等を参考にしながら取り組む。引き続 きご協力をお願いしたい。

・ 先日も森林組合のペレットストーブの話しもあったが、環境にや さしい鬼無里というように地域の特徴を自信を持って売り出すよう にしていってもらいたい。        (市 長)

・ 当地区ではミズアザミが庭先でも自生しているが、これを採りた くても、高齢化が進みなかなか収穫ができない。森林組合でも今年は 20 トン集めたいといっていたが、10 トンしか集まらなかったと聞 いている。自生する場所は適した場所が決まっているので集約化す ることもできない。       (委 員)

・ 荒廃地を利用して適した場所を探して、集約栽培する努力をする ことを考えたらどうか。       (市 長)

・ 今回市長の発案でフキの栽培を行なうということであるが、こう いった発想を地元が持たなくてはいけない。いろは堂のおやきにし ても、材料はほとんどが地元外のものを利用しておりもったいない。 若者を連れてきて畑で野菜を栽培し、鬼無里産の材料を使って鬼無 里のおやきとして売れば需要が増えると思う。

そこで、若者を連れてきて野菜を作るためには機械が必要であっ たり、土地を借りる契約が必要なので、そのための公社を運用する方 法を行政側で考えて欲しい。       (委員)

・ できる部分は農業公社が支援することは可能であるが、若者を集 めて市がやるということは難しい。採算が合えば誰でもやるが、まず 集約して栽培をすることを考えてもらいたい。     (市長)

・ 今回の奥裾花の災害に関しては、鬼無里クーポンの発行など支援 していただいているが、夏の間も通行できないことを知らないでお

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いでいただいている全国の方々がたくさんいる。秋の観光シーズン に向けて、期間や時間帯を区切ってでも通行が可能になるようにご 配慮いただきたい。       (副会 長)

・ 県とも協議はしているが、工程が流動的であり通行する観光客の 安全との兼ね合いを考えれば難しい。         (農林部 長)

(3)その他懇談事項

① 心身に障害を有する児童の特別支援教育支援員の柔軟な運用につ

 て

    ・ 現在長野市では、心身に障害を有する児童の小学校での修学を支 える支援員が配置されている。昨年までは、鬼無里小学校においても 1名配置されていたが、本年度より配置が打ち切られた。昨年まで支 援を受けていた生徒が支援員の打ち切りにより、今年から朝6時50 分発のバスに乗り地区外の小学校へ通学しており、冬になれば通学 環境はさらに厳しくなる。

      保護者としては、子どもを地域の学校で卒業させてあげたい思い がある。

そこで、本制度の柔軟な運用を要望する。       (委員)

    ・ 特別支援教育支援員を、現在59 校に 97 人配置している。配置の 選定については、前年度末に、各学校からの要望を受け、各学校の児 童生徒の実態と指導・支援の状況をもとに配置の必要性を調査し、 精査して決定をしている。限られた予算であるため、要望全てへの対 応は非常に困難であり、順位付けを行い配置をしている。その結果、 それ以外は、学校体制の中で対応を求めざるを得ない現状である。

・ 鬼無里小学校は、県基準では、複式学級となるところだが、市費に おいて2人の担任と1人の専科教員を配置している。そこで学校教 育計画の中で、指導体制の工夫により児童一人一人の実態や課題に 即した指導が可能であると考え、特別支援教育支援員の配置は行わ なかったものであり、ご理解いただきたい。    (教育次長)

参照

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