各位
第3期(2012年度) Dream Passportプロジェクト実施のご報告
平成25年4月
財団法人 児童健全育成推進財団
「音楽を届けて子どもたちを育む」プロジェクト運営委員会
第3期(2012年度)「音楽を届けて子どもたちを育む」Dream Passportプロジェクトに ご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
今期の活動につき、以下にご報告申し上げます。
<活動のご報告>
1.「Dream Passport」ベンダーの設置台数
全国、北は北海道から南は福岡県まで、9都道府県に計21台(前年度比4台増)となり ました。
2.寄付総額
今年度は、34万3,730円(総売上数:6万8,746本)となりました。
寄付総額の推移
2012年度 34万3,730円 6万8,746本 前年比113%
2011年度 30万1,695円 6万0,339本 前年比139%
2010年度 21万5,880円 4万3,176本
期を追うごとに寄付額が増加しています。3年間で16万人以上の方々からの善意が寄せ られました。
3.寄贈への応募総数と傾向
今回は、北海道から沖縄県まで、54 の児童館から応募がありました。前年は 26 件の 応募でしたので、このプロジェクトが周知され、なおかつ期待の高まりを感じます。
応募いただいた児童館の活動は、幼児・小学生を対象にした「音楽遊び」や「音楽ク ラブ」、伝統芸能を伝える「太鼓クラブ」、中・高生を中心に本格的な編成で取り組んで いる「バンド活動」など、内容も多岐にわたっています。
また、応募に際して寄せられたコメントや活動風景を収めたアピール写真から、各施 設では様々なかたちで、音楽活動が盛んに実施されていることも分かりました。施設独 自のフェスティバルを開催したり、地域のイベントで演奏を披露するなど、幅広い取り 組みも見受けられます。
4.寄贈先および寄贈楽器について
・子どもたちが主体的にかかわるもの
・音楽の取り組みによって児童館活動そのものを活性化させそうなもの
・他の福祉施設や教育機関と異なった観点から取り組まれ、児童館の独自性が感じ られるもの
・習い事のような取り組みではなく、「遊び」の観点から取り組まれているもの ・楽器の使用頻度が高いもの
・楽器購入のために予算に乏しい施設(現在保有している楽器が少ない)
その他、地域バランスを配慮して選考いたしました。児童館名および寄贈楽器は、以 下の通りです。
・ドラムセット
フレンドリープラザ東向島児童館(東京都)、吉田児童館(長野県)
・キーボード
鵜住居児童館(岩手県)、岡山市児童館 ゆう遊プラザ(岡山県)
・ミュージックベル
日田市中央児童館(大分県)、狭山台児童館(埼玉県)、館児童センター(仙台市)、 うらそえぐすく児童センター(沖縄県)
・パーカッション楽器のセット※
桂徳児童館(京都市)、二江児童館(長崎県)、こばと児童館(宮崎県)
※マラカス、タンバリン、鈴(2個)、アゴゴ、ドレミパイプの5点セット。
5.今後の展開について
おかげさまで当プロジェクトは、2012年度で第3期を迎えるとともに、これまでで最 も多い計11カ所(第1期:6カ所、第2期:8カ所)の児童館に楽器を贈呈することが できました。
寄贈先からも続々と、喜びの声が届いております。これもひとえに皆さまのご協力の 賜物であり、重ねて感謝申し上げます。
6.寄贈先から寄せられた喜びの声をご紹介
紙幅の都合で掲載できなかった写真は、http://goo.gl/bQTvT(当財団facebookページ)に掲載しています
◇「吉田児童館」(長野県塩尻市)
「先生 ドラムいつ届くの?」
子どもたちは新しいドラムを心待ちにしていました。事務局の方から「26日の大安に 届くように手配をしました」という連絡をいただき、子どもたちに伝えると「早くみた いなぁ」と。
26 日、走って下校してきた子どもたちは「届いた-?」届いた段ボールを見て、 「やったー、大きい箱~。」大事に大事に箱を開けました。
「わぁ、これなんだろう?」「ぴかぴかのバチも入ってるー」一つ取り出しては、 「わぁ」「ぴかぴか」と完成をあげて大騒ぎ。
楽器屋さんに組み立てていただき完成しました。初めて叩いた子が一言。「ドラムっ て本当はこんな音だったんだ。」今までのドラムは錆びていて、力いっぱい踏み込まな いと、音が出ないドラムだったので、あまりの良い音と大きな音にびっくりしたようで す。
3 月 9 日に、YJ キッズの発表会がありま した。たくさんの方が見に来ていただく中 で、目をキラキラさせながら、ドラムを叩 いていました。みんなからたくさんの拍手
をもらって、満点の笑顔でした。プログラムのなかで、Dream Passportプロジェクトに ついてお話させていただきました。
◇「岡山市児童館 ゆう遊プラザ」(岡山県岡山市)
キーボードありがとうございました。さっそく使わせて頂いております。職員はじめ 小学生、高校生たちがとても喜んで使っています。これから中学生にも口コミで知らせ て、近いうちに楽しんでもらえると思っています。
このキーボードはいろいろな音が出るのでとても楽しいです。 ゆう遊プラザに遊びに来たときは、いつも
キーボードをひいて遊んでいたけど、こわれ てしまって遊べないのでがっかりしていまし た。
でもこれからは新しいキーボードがひけるの で、とてもうれしいです。ありがとう。 (小学生)
このキーボードをいただいたおかげで、季節の歌を歌うことはもちろん、リズム遊び の時の効果音(うさぎの歩く音、象の歩く音など)を使って、親子で楽しむことができ ました。本当にありがとうございました。
◇「二江児童館」(長崎県天草市)
この度は、楽器をご寄贈頂きありがとうございました。児童館内の遊具、遊べる備品 も限りがあり、今回ご寄贈頂いた楽器を開けてびっくり、珍しい楽器や使い慣れた楽器 YAMAHAの新しい機種。機能性がとても高く、歌を歌う時にも使える。 バンドやオーケストラでも対応できたり、ひとりでオーケストラもできるの で「いいな」と思います。
一つひとつの細かい音づくりもでき るので、曲を作るときにこだわるこ とができます。
プ ロ が 使 用 し て も お か し く な い シ リーズ。かなり良いものだと思いま す 。 こ の キ ー ボ ー ド を 使 う こ と に よって、バンド演奏の曲に広がりが できました。ここで高校を卒業して
に職員も感激した次第です。児童たちに「これなんだと思う」とドレミパイプのパイプ を見せて持たせたところ、首をかしげていました。横一列になり叩いてドレミ♪と聞こ えるとビックリしていました。
二江小学校でも器楽部が頑張って活躍して います。児童館でも楽器を大切にしながら、 簡単に親しめる楽譜などを用意し、月に1、 2回位は楽器に触れられる機会を設けていき たいと考えています。
◇「日田市中央児童館」(大分県日田市)
今回はミュージックベルをいただき、大変ありがとうございました。
日田市中央児童館は、平成 14年に開館して10 年を迎えています。様々な事業を展開 している中で、毎週火曜日は「リズムの日」ということで、季節の歌を歌い、手遊び、 体操をしています。今回、リズムの日に歌にあわせて、こどもたちが、ベルを持ち曲に あわせて鳴らしました。
こどもたちは、とても嬉しそうに触っていました。こどもたちにとって、音楽は情操 教育として大切なものです。こども達の笑顔がふえることが嬉しいです。
また、月一回の「音あそび」として、障害者とのふれあいでも活用したいと思います。 これから、季節に応じて様々な行事(七夕、クリスマス会)に取り入れて、有効活用 していきたいと思っています。大変ありがとうございました。
◇「館児童センター」(仙台市)
と気づいたのでしょうか。ベルはデリケートな楽器です。子どもたちが喜びのあまり取 り合ったり、落としたり、玉を触ったりしては大変です。職員も到着を待ち望んでいま したが、落ち着いた環境でお披露目ができる方法を話し合いました。
そこで、児童クラブの登録説明会で、上級生が新一年生にミュージックベルを披露し たら・・・という案が浮かびました。現 2 年生に声をかけたら「やる!やる!」「やり たい!」と即答です。
すぐに練習に取りかかりましたが、はじ めは8音だけのベルで練習しました。あま り に も 上 手 だ っ た の で 「 こ れ は 、 い け る!」と職員は感動しました。
前日まで体調不良などで全員が揃うこと がありませんでしたが、本番は見事に成功 し、ぱ~っと子どもたちの表情が明るくな
りました。終了後は「もっと難しい曲にチャレンジしたい」と言っていました。「私も やりたい」と、他の子どもたちからも嬉しい言葉がでました。
これをきっかけに、児童クラブの子どもたちと練習を積み重ね、秋の「カリヨンコン サート」に出演することが、大きな目標となりました。子どもたちと大切に使わせてい ただきます。ありがとうございました。
◇「鵜住居児童館」(岩手県釜石市)
2 月 18 日にキーボードが届きました。子どもたちは学校から帰ってくると、早速、 キーボードに気づき、友達と音を出してみたり、学校の音楽の時間に習った曲や歌など を弾いて、とても大喜びでした。「このキーボード、どこから来たの?」「買ったの?」 と質問攻めとなり、寄贈していただいたことをお話ししました。「すごいね!」「うれし いね!」という声が多く、「お礼の手紙を書いていい?」という声も出て、子どもたち も笑顔いっぱいでした。ふと見ると、男の子た
ちもキーボードにふれ、楽しんでいる姿を見て、 音楽が心に与える影響の大切さを改めて感じさ せられました。すでに児童館の一員になってい るアイドルキーボード君です。
子どもたちからのメッセージをおくります。
キーボードありがとうございます。学校が終わって、じどうかんに行くのが 楽しくなりました。いろんなきょくや、いろんながっきの音があってびっく
キーボードをひいて、みんな心があったまりました。学校から帰ったらキー ボードがあってびっくりしました。キーボードのたん生日は、二月十八日で す。みんなできめました。キーボードをさいしょ見た時、何をひこうかまよ
いました。でも、学校でならった「こぐまの二月」にしました。(2年生)
◇「こばと児童館」(宮崎県延岡市)
「さぁ今日は、みんなで楽器あそびを楽しみましょう!」指導員の声に幼児コースの 子どもたちが「わぁっ!」と歓声をあげました。「これ初めて見る!」「楽器で遊べる なんて嬉しい!」保護者も興味津々で子どもたちを見守ります。
今回、ウッドブロック、長さによって音程が異なる不思議なメロディスティックや大 きめのマラカス、新品の鈴やモンキーと、たくさんのすてきな楽器をいただきました。 当児童館を訪れるたくさんの人々と楽しい活動がますます拡がることを、職員一同大変 喜んでおります。大切に使わせていただきます。
楽器を寄贈していただきました皆さまに、心より 感謝申し上げます。ありがとうございました。
◇「うらそえぐすく児童センター」(沖縄県浦添市)
今回はミュージックベルを寄贈いただきありがとうございます。
3月15日は当うらそえぐすく児童センターで「春の音楽会」が開かれました。 音楽会には今まで自分が普段遊びの中で練習した曲や朗読を発表します。
12 月からスタートした「どれみクラブ」も参加しました。1・2 年生がほとんどでこ れまでピアノや笛の演奏がほとんどでしたが、ミュージックベルが寄贈されると聞いて 音楽会にはミュージックベルを練習して参加しようとみな楽しみに待っていました。
ベルが届いた日は先生がすぐセンターのシールを貼り、テーブルに厚めの布を敷いて ドレミファソラシドの練習から始めました。
先生のピアノのスピードに合わせながら鳴らしますが、音があまり出なかったり、合 わなかったりしました。でも音がいい音なので楽しかったです。
なハンドベル演奏と使い方を見学にも出かけました。大きさや重さ、音が全然違いまし た。一緒に手を添えてもらいながら練習しました。
音楽会には、S 部のお姉さん達もボラン ティア参加してくれ「大きな古時計」と 「未来へ」を聴かせてくれました。
どれみクラブは「きらきら星」を演奏し ました。子ども達は高校生の後に発表した からか真似るように落ち着いて丁寧に優し い音色で演奏できました。
聴いていた先生やお友達から、「一人ひ とりが一生懸命音を良く聞いて鳴らしてま した。お客さんもとても気持ちよく聞いて
いましたよ。」「私もミュージックベルやりたい。」という感想がありました。
これからもミュージックベルでいろんな曲にチャレンジして、仲間を増やし、チーム ワークを大切に人に喜んでもらえるよう発表していきます。このような機会を与えても らいありがとうございました。
◇「桂徳児童館」(京都市)
この度は楽器(パーカッションセット)を寄贈していただきありがとうございました。 赤ちゃんは五感を働かせる遊びが発達にとても重
要で、触ったり、手を動かしたり、耳で聞いたりす ることでイメージする力や創造力が育つと言われて います。早速児童館の乳幼児広場に使用させていた だきました。
子どもたちは鈴の音にとても興味を示し、音が鳴 る方向に顔を向けたり、笑ったりと音を体でめいっ ぱい感じていました。
また、学童クラブに登録をしております児童の中
に障害を持つ児童がおります。自分で起きることができなくて、寝たままで他の子ども たちといつも交流をしているのですが、音が鳴るものが大好きで「音の鳴る絵本」など で日々遊んでいます。
今回いただいた鈴をとても気にいって使っています。握ることはできるので鈴を自分 で握り、音を鳴らして・・・笑顔いっぱい楽しんでいます。
◇「狭山台児童館」(埼玉県狭山市)
狭山台児童館には30年以上の歴史を持つ合唱団があり、現在73名の団員がいます。 音楽好きの子どもが多く来館している事もあり日頃から楽器の演奏がしてみたい!!と の要望が多数ありました。
狭山台児童館には、子どもが 使える楽器は、古いピアノとエ レクトーンが各1台あるだけで した。また住宅地の中にあり大 きな音がでる楽器の演奏は、近 隣への配慮から難しいこともあ り今回の「ミュージックベル」 のプレゼントに子どもたちは大 喜びしています!!
さっそく、小学生を対象とし たハンドベルクラブをつくりた
いと考えています。近隣の中学校か高校に呼び掛けて、一緒にクラブを盛り上げてくだ さるお兄さんお姉さんがお手伝いに来てくださるクラブになれば…と考えています。
大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
◇「フレンドリープラザ東向島児童館」(東京都墨田区)
この度は、ドラムセットを寄贈して頂きありがとうございました。
届いたドラムセットを開封したのは高校生ですが、ダンボールを開封している子ども たちの表情はとてもわくわくしていて、宝物を見るようにキラキラと輝いていました。
チューニングをして、練習を始め た子どもたちは「今までのドラムと 全然違う!」「すっごく良い音!!」と 大 興 奮 で し た 。 ド ラ ム セ ッ ト が 変 わっただけで、バンドの活気も一気 に変わり、練習にもとても熱が入っ ています。
3月22日にバンドの発表会があ り ま し た 。 ド ラ ム セ ッ ト が 新 し く な っ た こ と に よ り 、 子 ど も た ち の
テンションもあがりより一層盛り上がりました!