第1
福
第10次福
(平成
福岡県
10次福岡県
(平成29年
福岡県
次福岡県職業
29年度~平成
岡県職業能力
度~平成33年
業能力開発
年度)
第10次福岡県職業能力開発計画 目次
第1部 総説
1 計画策定の趣旨 ··· 1
2 計画の位置づけ ··· 1
3 計画の対象期間 ··· 1
第2部 本県の職業能力開発を取り巻く環境 1 人口の動向 (1)人口の現況 ··· 2
(2)人口の推移 ··· 2
(3)労働力人口の変化 ··· 3
2 経済・産業構造の現状 (1)県内総生産の状況 ··· 4
(2)事業所数及び従業者数の状況 ··· 6
(3)産業構造の特徴 ··· 7
(4)産業構造の変化 ··· 8
(5)情報化の進展 ··· 9
(6)グローバル化の進展の影響 ··· 10
3 労働力の需給状況 (1)雇用・失業の情勢 ··· 12
(2)職業別の求人・求職状況 ··· 13
(3)産業別の新規求人状況 ··· 13
(4)人手不足分野の雇用情勢 ··· 14
4 労働者を取り巻く状況 (1)若年者の全国的な雇用状況 ··· 15
(2)女性の雇用状況 ··· 17
(3)非正規雇用労働者の状況 ··· 18
(4)中高年者や高齢者の雇用状況 ··· 19
(5)障がい者の雇用状況 ··· 20
5 企業における人材育成 ··· 21
第3部 第9次福岡県職業能力開発計画の取組状況 1 将来の成長分野と労働力需要拡大分野における人材育成の推進 ··· 22
2 ものづくり分野における人材育成の推進 ··· 22
3 海外事業展開に対応する人づくりの推進 ··· 22
4 雇用のセーフティネットとしての職業訓練の推進 ··· 23
5 個々の特性に合った職業能力開発の推進 ··· 23
6 キャリア教育の推進 ··· 23
7 在職者に対する職業能力開発の推進 ··· 24
第4部 高等技術専門校及び福岡障害者職業能力開発校等の現状・課題
1 職業能力開発機関等の役割 ··· 25
2 本県が管理運営する職業能力開発施設の配置状況 ··· 27
3 高等技術専門校及び福岡障害者職業能力開発校の現状・課題 ··· 28
第5部 第10次職業能力開発計画の基本的施策
第1 基本的施策の方向性 ··· 35
第2 基本的施策
1 すべての人が能力を発揮できる社会の実現に向けた人材育成の推進
(1)働く意欲のあるすべての人の、個々の特性や希望に応じた職業能力開発の推進 ア 目指す姿 ··· 36
イ 現状・課題 ··· 36
ウ 施策の方向 ··· 36
(2)学校教育と連携したキャリア教育の推進
ア 目指す姿 ··· 43
イ 現状・課題 ··· 43
ウ 施策の方向 ··· 43
2 産業人材の育成の推進
(1)企業ニーズに沿った職業能力開発の推進
ア 目指す姿 ··· 45
イ 現状・課題 ··· 45
ウ 施策の方向 ··· 46
(2)本県の産業政策に対応した人材育成の推進
ア 目指す姿 ··· 52
イ 現状・課題 ··· 52
ウ 施策の方向 ··· 52
(3)人材不足分野等における人材育成の推進
ア 目指す姿 ··· 53
イ 現状・課題 ··· 53
ウ 施策の方向 ··· 54
3 高等技術専門校や障害者職業能力開発校等の体制強化
(1)目指す姿 ··· 56
(2)現状・課題 ··· 56
(3)施策の方向 ··· 56
4 技能が尊重される社会づくりの推進
(1)目指す姿 ··· 59
(2)現状・課題 ··· 59
- 1 -
1 計画策定の趣旨
我が国の経済は、平成 20 年 9 月のリーマンショックを契機とした世界同時不 況により急速な景気悪化に陥りました。その後、経済対策の効果もあり、緩やか に回復しており、雇用情勢も着実に改善が進んでいます。
本県経済においても、業種によるばらつきはあるものの、全体として回復基調 にあります。
また、本県の雇用情勢は着実に改善が進んでおり、新規求人数は、消費税率引 上げ後も増加傾向にあり、新規求職者数は減少傾向にあります。平成 28 年 12 月 の有効求人倍率は平成 21 年度の 0.41 倍の 3 倍以上となる 1.40 倍にまで回復し ました。
完全失業率は平成 28 年 7~9 月期に 3.7%となり、平成 21 年 7~9 月期の 6.1%と比較し、2.4 ポイント減少しました。
今後更に、我が国の経済社会を、持続的な成長軌道に乗せていくためには、少 子高齢化に伴う人口減少やグローバル化による産業構造の変化の中で、経済のサ
ービス化(GDP や就業者などに占めるサービス産業の割合が高いこと)、技術革新、
顧客ニーズの変化等に対応しうる職業能力を身につけることが労働者に求められ ており、多様な人材がその能力を高め、発揮できるようにすることが必要です。
この計画に基づき、経済・雇用情勢や少子高齢化に伴う人口減少による労働力 不足や将来の成長分野における人材育成に対処していくとともに、新規学卒者や 離職者等はもとより在職者に対する雇用のセーフティネットと職業能力開発の推 進を目指します。
2 計画の位置づけ
県内において行われる職業能力開発に関する基本となるべき計画として、職業 能力開発促進法第 7 条第 1 項の規定に基づき、国の第 10 次職業能力開発基本計画 との整合性を図りながら策定しました。
3 計画の対象期間
この計画の対象期間は、平成 29 年度から平成 33 年度までの 5 年間とします。
- 2 -
1 人口の動向
(1)人口の現況
本県の平成 27 年の総人口は約 510 万人です。年齢区分別にみると、年少人
口(0~14 歳)が約 68 万人、生産年齢人口(15~64 歳)が約 306 万人、老年人 口(65 歳以上)が約 130 万人となっています。
年齢区分別の割合を全国平均と比べると、年少人口は 0.8 ポイント高く、
生産年齢人口は同じで、老年人口は 0.7 ポイント低くなっています。
(2)人口の推移
国立社会保障・人口問題研究所の推計方法に準拠すると、本県の人口は平
成 32 年に 497 万人となり、平成 37 年には 486 万人に、さらに平成 72 年に
は 359 万人になると推計されています。
人口減少の加速化と同時に、生産年齢人口の割合は平成 32 年には 6 割に
満たなくなり、さらに減少することが予想されます(P3 「福岡県の総人口
の推移と見通し」参照)。
(単位:千人)
総人口 年少人口
(0~14歳)
生産年齢人口 (15~64歳)
老年人口 (65歳以上) 5,102 676 3,058 1,305
100.0% 13.4% 60.7% 25.9%
127,095 15,887 76,289 33,465
100.0% 12.6% 60.7% 26.6%
出所:総務省統計局「平成27年国勢調査」 ※単位未満は四捨五入してあるため、合計の数字と内訳の計が一致しない場合がある。 ※総人口数は「年齢不詳」を含む(福岡県は約6万人年齢不詳)。
年齢区分別人口及び構成比(全国比較)
福岡県
全 国
- 3 -
出所:平成 27 年まで 総務省統計局「国勢調査報告」 平成 32 年から 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局「社人研推計準拠」 注:平成 27 年までの総数は年齢不詳を含み、構成比は年齢不詳を含まない。
(3)労働力人口の変化
本県の労働力人口は、ここ数年、250 万人程度の横ばいで推移しています。
独立行政法人労働政策研究・研修機構の労働力人口の推計によれば、ゼロ成
長に近い経済成長で、性・年齢階級別の労働力率が平成 26 年と同じ水準で推移
すると仮定したシナリオの場合、平成 42 年には約 226 万人になりますが、経済
成長の実現や若年者、女性、高齢者などの労働市場への参加が進むシナリオの
場合は、約 249 万人になると見込んでいます。
71 7171
71 69696969 67676767 62626262 57575757 52525252 49494949 46464646 44444444 41414141 38383838 35353535 333
333 333
333 323323323323 306306306306 290 290 290 290 281281281281
271 271 271 271 257257257257
237 237 237 237 220220220220
206 206 206
206 195195195195 184 184 184 184 100 100 100
100 113113113113 131131131131 145 145 145 145 148148148148
149 149 149 149 150 150150 150 155 155 155 155 155 155155 155 152 152 152 152 147147147147
140 140 140 140 505 507 510 497
486 472 456 438 419 399 379 359 0 100 200 300 400 500 600
平成17年
(2005年) 平成22年(2010年) 平成27年(2015年) 平成32年(2020年) 平成37年(2025年) 平成42年(2030年) 平成47年(2035年) 平成52年(2040年) 平成57年(2045年) 平成62年(2050年) 平成67年(2055年) 平成72年(2060年)
福岡県の将来人口推計 万人
生産年齢 人口割合
福岡県の総人口の推移と見通し
(万人)
15~64歳
0~14歳 65歳以上
高齢化率 19.9% 22.3% 25.9% 29.1% 30.5% 31.6% 33.0% 35.3% 37.0% 38.2% 38.7% 39.0%
66.2% 64.1% 60.7% 58.4% 57.8% 57.4% 56.4% 54.1% 52.5% 51.6% 51.5% 51.3%
(単位:千人、%)
H23(2011)年 4,388 2,532 2,390 142 1,855 57.7% 5.6%
H24(2012)年 4,394 2,528 2,397 132 1,865 57.5% 5.2%
H25(2013)年 4,400 2,534 2,408 126 1,866 57.6% 5.0%
H26(2014)年 4,403 2,548 2,432 116 1,853 57.9% 4.6%
H27(2015)年 4,405 2,548 2,443 105 1,856 57.8% 4.1%
※労働力人口は、15歳以上の就業者と働く意思がある完全失業者で構成。非労働力人口は通学者、主婦、働く意思 がない者で構成。
出所:総務省「労働力調査」
※数値は、推計値や四捨五入が含まれるため、総数と内訳の合計が必ずしも一致しない。
15歳以上人 口(県内)
労働力人口
非労働力 人口
労働力人口 比率
完全失業 率
総数 就業者 完全
- 4 -
2 経済・産業構造の現状
(1)県内総生産の状況
平成 25 年度の県内総生産は、建設業及び電気・ガス・水道業の生産額が増
加し、名目で前年度比 1.8%増の 18 兆 1,899 億円、実質で同 1.8%増の 18 兆
9,727億円となりました。
経済活動別の県内総生産(名目)をみると、「サービス業」(23.3%)、「卸
売・小売業」(14.3%)、「不動産業」(13.9%)、「製造業」(13.1%)の比率が
高く、この 4 つの産業で全体の約 6 割を占めています(P5 「経済活動別県内
総生産」参照)。
出所:独立行政法人労働政策研究・研修機構「平成27年 労働力需給の推計」 新たな全国推計を踏まえた都道府県別試算
1.経済再生・労働参加進展:全国で経済成長、及び若者、女性、高齢者などの労働市場参加が進むシナリオ
2.ゼロ成長・労働参加現状:全国でゼロ成長に近い経済成長で、性・年齢階級別の労働力率がH26と同じ水準で推移すると仮定し たシナリオ
2,447
2,265
2,561 2,559 2,490
1,000 1,500 2,000 2,500 3,000
H26年 (2014年)
H32年 (2020年)
H42年 (2030年)
1.経済再生・労働参加進展
2.ゼロ成長・労働参加現状
(千人) 労働力人口の推計(福岡県)
H26年(2014 年)推計値)
H24年度 (2012年度)
H25年度 (2013年度)
県内総生産(名目) 178,705 181,899 1.8%
県内総生産(実質) 186,396 189,727 1.8% 県内総生産(名目・実質)
対前年度 増加率(%)
出所:福岡県調査統計課「平成25年度福岡県県民経済計算の概要」
注:名目値とは、実際に市場で取り引きされている価格に基づいて推計された値。 実質値とは、平成17年(参照年)からの物価の上昇・下落分を取り除いた値。
区 分
- 5 -
出所:福岡県調査統計課「平成 25 年度福岡県県民経済計算の概要」
出所:福岡県調査統計課「平成 25 年度福岡県県民経済計算の概要」 △ 0.2 1.0 0.4 1.1 0.0 1.4 △ 3.8 △ 0.2 1.5 0.3 △ 0.2 1.8 △ 5.0 △ 4.0 △ 3.0 △ 2.0 △ 1.0 0.0 1.0 2.0 3.0 0 50,000 100,000 150,000 200,000
14年度 (2002年度)
15年度 (2003年度)
16年度 (2004年度)
17年度 (2005年度)
18年度 (2006年度)
19年度 (2007年度)
20年度 (2008年度)
21年度 (2009年度)
22年度 (2010年度)
23年度 (2011年度)
24年度 (2012年度)
25年度 (2013年度)
名目県内総生産 金額 名目県内総生産 前年度増加率
福岡県の県内総生産と前年増加率の推移
(億円) (%)
名目県内
総生産額 176,066 177,773 178,500 180,491 180,548 183,159 176,107 175,774 178,449 178,997 178,705 181,899
(単位:億円、%) 全国(参考)
構成比
24年度 (2012年度)
25年度 (2013年度)
24年度 (2012年度)
25年度 (2013年度)
25年度 (2013年度)
1 157,390 160,759 88.1 88.4 2.1 87.9
(1) 1,431 1,383 0.8 0.8 △ 3.4 1.2
(2) 158 192 0.1 0.1 21.4 0.1
(3) 25,397 23,912 14.2 13.1 △ 5.8 18.4
(4) 8,818 10,261 4.9 5.6 16.4 5.8
(5) 2,386 3,687 1.3 2.0 54.5 1.7
(6) 26,450 25,968 14.8 14.3 △ 1.8 14.4
(7) 6,415 6,374 3.6 3.5 △ 0.6 4.5
(8) 24,090 25,293 13.5 13.9 5.0 11.7
(9) 10,449 10,684 5.8 5.9 2.2 4.8
(10) 10,120 10,673 5.7 5.9 5.5 5.5
(11) 41,675 42,332 23.3 23.3 1.6 19.8
2 14,950 14,677 8.4 8.1 △ 1.8 9.0
3 5,047 4,957 2.8 2.7 △ 1.8 2.3
4 小 計( 1 + 2 + 3 ) 177,386 180,393 99.3 99.2 1.7
5 輸入品に課される税・関税 2,143 2,400 1.2 1.3 12.0
6 (控除) 総資本形成に係る消費税 824 893 0.5 0.5 8.4
7 県内総生産( 4 + 5 - 6 ) 178,705 181,899 100.0 100.0 1.8
(参考)
第1次産業[1(1)] 1,431 1,383 0.8 0.8 △ 3.4
第2次産業[1(2)~(4)] 34,373 34,365 19.2 18.9 0.0
第3次産業[1(5)~(11)+2+3] 141,582 144,645 79.2 79.5 2.2
経済活動別県内総生産(名目)
項 目
実額(億円) 構成比
対前年度 増加率
産業
農林水産業 鉱業 製造業 建設業
電気・ガス・水道業 卸売・小売業 金融・保険業 不動産業 運輸業 情報通信業 サービス業 政府サービス生産者
- 6 -
(2)事業所数及び従業者数の状況
平成 26 年の県内の事業所数は、219,212事業所、従業者数は 2,237,808 人と
なり、事業所数では全国 8位、従業者数では全国 6位となっています。
産業大分類別事業所数の構成比をみると、「卸売業、小売業」が 28.1%と最
も多く、次いで「宿泊業、飲食サービス業」が 13.1%、「建設業」が 9.0%、
「生活関連サービス業、娯楽業」が 8.9%となっており、この 4 つの産業で全
産業の約 6 割を占めています。
一方、従業者数では、「卸売業、小売業」が 22.5%と最も多く、次いで「医
療、福祉」が 15.2%、「製造業」が 11.3%、「宿泊業、飲食サービス業」が
9.6%となっており、この 4 つの産業で全産業の約 6 割を占めています。
従業者規模別事業所数をみると、従業者規模 5 人未満の事業所が県全体の半
数以上を占め、20 人未満の事業所は全体の約 9 割を占めています。
出所:総務省統計局「平成 26 年経済センサス」
出所:総務省統計局「平成 26 年経済センサス」 卸売業、小売業
22.5%
医療、福祉 15.2%
製造業 11.3% 宿泊業、飲食
サービス業 9.6%
サービス業 (他に分類され
ないもの) 8.7%
建設業 6.8%
運輸業、郵便業 6.0% 生活関連サービス
業、娯楽業 4.5% 教育、学習支援業
3.2% 不動産業、物品
賃貸業 2.8% 学術研究、専門・技
術サービス業 2.7%
金融業、保険業 2.6%
情報通信業 2.4%
その他 1.6%
従業者数 2,237,808人 卸売業、小売業
28.1%
宿泊業、飲食 サービス業
13.1%
建設業 9.0%
生活関連サービス 業、娯楽業
8.9%
医療、福祉 8.4%
サービス業(他に 分類されないもの)
6.6% 不動産業、物品
賃貸業 6.4%
製造業 5.8%
学術研究、専門・技 術サービス業
4.3% 教育、学習支援業
2.9% 運輸業、郵便業
2.6%
金融業、保険業 1.7%
情報通信業 1.2% その他0.9%
事業所数 219,212事業所
1~4人 55.9%
5~9人 21.2% 10~19人
12.3% 20~29人
4.4% 30~49人
3.0% 50~99人
1.8%
100人以上・ 派遣事業者 1.4%
事業所数 219,212事業所
1~4人 12.0%
5~9人 13.5%
10~19人 16.2%
20~29人 10.2% 30~49人
11.1% 50~99人
12.2% 100~199人
8.7% 200~299人
4.7% 300人以上 11.4%
従業者数 2,237,808人 産業大分類別の事業所数・従業者数の構成比
- 7 -
(3)産業構造の特徴
全国と比較すると、事業所数は「卸売業、小売業」、「生活関連サービス業、
娯楽業」、「医療、福祉」、従業者数は「卸売業、小売業」、「医療、福祉」、「サ
ービス業(他に分類されないもの)」の比率が高くなっています。
本県の基幹産業である製造業の状況をみると、平成 26 年の製造品出荷額は 8
兆4,336 億円で全国 11 位(平成 26 年工業統計調査)となっています。その構
成比は自動車産業の集積もあり、輸送機械が最も大きく、次いで鉄鋼、食料品
となっています。
出所:総務省統計局「平成 26 年経済センサス」
出所:総務省統計局「平成 26 年経済センサス」
卸売業、小売業 28.1%
宿泊業、飲食 サービス業
13.1%
建設業 9.0%
生活関連サービス 業、娯楽業
8.9%
医療、福祉 8.4%
サービス業(他に 分類されないもの)
6.6% 不動産業、物品
賃貸業 6.4%
製造業 5.8% 学術研究、専門・技術
サービス業 4.3% 教育、学習支援業
2.9% 運輸業、郵便業
2.6%
金融業、保険業 1.7%
情報通信業 1.2% その他0.9%
福岡県
卸売業、小売業25.4%
宿泊業、飲食 サービス業
13.1%
建設業 9.3% 製造業
8.8%
生活関連サービス 業、娯楽業
8.8%
医療、福祉 7.6%
不動産業、物品 賃貸業
6.9% サービス業(他に
分類されない もの) 6.5%
学術研究、専門・技 術サービス業
4.1% 教育、学習
支援業 3.1%
運輸業、郵便業 2.4%
金融業、保険業 1.6%
情報通信業 1.2%
その他 1.3%
全国
産業大分類別事業所数の割合(全国と福岡県)(H26(2014))
卸売業、小売業 22.5%
医療、福祉 15.2%
製造業 11.3% 宿泊業、飲食
サービス業 9.6%
サービス業 (他に分類され
ないもの) 8.7%
建設業 6.8%
運輸業、郵便業 6.0% 生活関連サービス
業、娯楽業 4.5% 教育、学習支援業
3.2% 不動産業、物品
賃貸業 2.8% 学術研究、専門・技
術サービス業 2.7%
金融業、保険業 2.6%
情報通信業 2.4%
その他 1.6%
福岡県
卸売業、小売業21.0%
製造業 16.0%
医療、福祉 12.5% 宿泊業、飲食
サービス業 9.6%
サービス業 (他に分類され
ないもの) 8.1%
建設業 6.6%
運輸業、郵便業 5.7% 生活関連サービス
業、娯楽業 4.4% 学術研究、専門・技
術サービス業 3.1% 教育、学習支援業
3.1%
情報通信業 2.8%
金融業、保険業 2.6%
不動産業、物品 賃貸業
2.6%
その他 1.8%
全国
- 8 -
出所:経済産業省「平成 26 年工業統計調査」
(4)産業構造の変化
本県の産業における従業員数を総務省統計局の経済センサスの平成 26 年と
平成 21 年の調査と比較すると、増加は、「医療、福祉」が約 6 万 6千人増(+
24.1%)と最も大きく、次いで「複合サービス事業」※が約 7 千人増(+
51.9%)となっています。一方、減少は、「建設業」が約 3 万 8 千人減(△
19.7%)、「卸売業、小売業」が約 2 万 5 千人減(△4.7%)などとなっていま
す。
産業大分類別の従業員数の構成割合は、高齢化社会を反映して「医療、福祉」
の割合が上昇しています。
出所:総務省統計局「経済センサス」
※複合サービス事業・・信用事業、保険事業又は共済事業と併せて複数の大分類にわたる各種のサービスを提供する事業所で
あって、法的に事業の種類や範囲が決められている郵便局、農業協同組合等が分類される。
輸送機械 19.7%
化学 9.2% 食料品
8.5% 鉄鋼 6.3%
石油・石炭 6.1%
電気機械 5.6%
生産用機械 5.4% 金属
4.6%
電子・デバイス 4.5% プラスチック
3.8% はん用機械
3.3% 飲料・たばこ
3.1%
他の産業
19.8% 輸送機械
28.7%
鉄鋼 10.7% 食料品
10.7% 化学 6.3% 飲料・たばこ
5.8%
金属 5.8%
窯業・土石 4.9% 生産用機械
4.0% 電気・機械
3.3% ゴム 3.0% 電子・デバイス
2.9% プラスチック
2.6%
他の産業 11.2%
福岡県 8兆4,336億円 全国
305兆1,400億円
製造品出荷額の割合(全国と福岡県)(H26(2014))
従業者数 構成比
(%) 従業者数
構成比
(%) 人数 構成比(%)
対H21 増減率
農林漁業 8,271 0.4 8,110 0.4 △ 161 0.0 △ 1.9
鉱業、採石業、砂利採取業 942 0.0 565 0.0 △ 377 0.0 △ 40.0
建設業 190,731 8.4 153,115 6.8 △ 37,616 △ 1.6 △ 19.7
製造業 261,078 11.5 252,592 11.3 △ 8,486 △ 0.2 △ 3.3
電気・ガス・熱供給・水道業 8,968 0.4 9,432 0.4 464 0.0 5.2
情報通信業 57,536 2.5 53,923 2.4 △ 3,613 △ 0.1 △ 6.3
運輸業、郵便業 151,072 6.7 134,699 6.0 △ 16,373 △ 0.7 △ 10.8
卸売業、小売業 527,410 23.3 502,722 22.5 △ 24,688 △ 0.8 △ 4.7
金融業、保険業 57,975 2.6 58,769 2.6 794 0.0 1.4
不動産業、物品賃貸業 60,036 2.6 61,645 2.8 1,609 0.2 2.7
学術研究、専門・技術サービス業 60,163 2.7 60,808 2.7 645 0.0 1.1
宿泊業、飲食サービス業 220,828 9.7 214,228 9.6 △ 6,600 △ 0.1 △ 3.0
生活関連サービス業、娯楽業 108,485 4.8 99,780 4.5 △ 8,705 △ 0.3 △ 8.0
教育、学習支援業 73,552 3.2 71,651 3.2 △ 1,901 0.0 △ 2.6
医療、福祉 274,575 12.1 340,698 15.2 66,123 3.1 24.1
複合サービス事業 12,703 0.6 19,300 0.9 6,597 0.3 51.9
サービス業(他に分類されないもの) 193,160 8.5 195,771 8.7 2,611 0.2 1.4
全産業(公務を除く) 2,267,485 2,237,808 △ 29,677
産業大分類別の従業者数のH21(2009)-H26(2014)の比較(福岡県)
産業大分類
- 9 -
(5)情報化の進展
パソコンの導入や情報システムの構築などにより、仕事の効率化・OA 化が進
むとともに、近年では、情報通信技術(ICT)の発展が著しく、スマートフォ
ン、タブレット型端末の普及は急速に広がっており、ICT を利用した個人向け
電子商取引市場も拡大傾向にあります。
ICT は企業規模の大小や企業活動の時間、場所などの制約を解消するため、
生産性の向上やビジネスチャンスの拡大に有効です。また電子商取引市場の拡
大による消費者行動の変化に伴って、大量輸送から小口化、スピード・品質重
視へと物流構造が変化しつつあります。
さらに最近では IoT(モノにセンサーなどが付され、インターネットにつな
がること)といった新技術も出現してきています。ICT や IoT は、幅広い産業
に活用され、付加価値が高いビジネスモデルを生み出していくことが予想され
ます。
総務省 平成27年度通信利用動向調査 80.8
85.0 85.9 87.2 83.4
77.4 75.8 81.7 78.0 76.8 9.7 29.3 49.5
62.6 64.2 72.0 91.3
95.0 95.6 96.3
93.2 94.5 94.5 94.8 94.6 95.8
7.2 8.5 15.3 21.9 26.3 33.3 0 20 40 60 80 100 120
H18年 (2006年)
H19年 (2007年)
H20年 (2008年)
H21年 (2009年)
H22年 (2010年)
H23年 (2011年)
H24年 (2012年)
H25年 (2013年)
H26年 (2014年)
H27年 (2015年)
パソコン 携帯電話又はPHS
スマートフォン
タブレット端末 (単位:%)
情報通信機器の保有状況(世帯)
EC化率・・全体の商取引の中で電子商取引の割合 BtoC-EC・・企業と個人(消費者)との電子商取引
経済産業省 平成26年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)
7 7 ,880 7 7 ,880 7 7 ,880
7 7 ,880 8 4 ,590 8 4 ,590 8 4 ,590 8 4 ,590 9 5 ,130 9 5 ,130 9 5 ,130 9 5 ,130 1 1 1,660 1 1 1,660 1 1 1,660 1 1 1,660 1 2 7,970 1 2 7,970 1 2 7,970 1 2 7,970
2.84% 3.17% 3.40% 3.85% 4.37% 0.00% 0.50% 1.00% 1.50% 2.00% 2.50% 3.00% 3.50% 4.00% 4.50% 5.00% 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000
H22年 (2010年)
H23年 (2011年)
H24年 (2012年)
H25年 (2013年)
H26年 (2014年)
市場規模 EC化率
- 10 -
(6)グローバル化の進展の影響
グローバル化の進展により、海外への投資の増加や訪日外国人の増加、貿易
を通じた商品やサービスの取引の増大など、ヒト、モノ、カネの国境を越えた
移動が活発になっています。
また中国や、インド、ASEAN などのアジア諸国は日本を上回るペースで経済
成長を続けており、世界経済の中で生産拠点としてだけでなく、市場に対する
影響力も強めています。
県内の外国人労働者数は、約 2 万 6,300 人(全国は約 90 万 7,800 人)となっ
ており、そのうち、技能実習生は約 3,800 人(14.6%)となっています(P11
「外国人労働者数の推移」参照)。
出所:経済産業省「第 44 回海外事業活動基本調査(H25(2013)年度実績)」
注)海外生産比率=現地法人(製造業)売上高/(現地法人(製造業)売上高+国内法人(製造業)売上高)×100.0
16.2
19.1
18.1
22.9
0 5 10 15 20 25
H16年度 (2004年度)
H19年度 (2007年度)
H22年度 (2010年度)
H25年度 (2013年度) (%)
製造業の海外生産比率の推移(国内全法人ベース)
法務省「出入国管理統計」
81
60
84 94
121
209
0 50 100 150 200 250
H22年 (2010年)
H23年 (2011年)
H24年 (2012年)
H25年 (2013年)
H26年 (2014年)
- 11 -
資料:IMF「World Economic Outlook,October2013」
(注)NIEs:韓国・香港・台湾・シンガポール ASEAN5:インドネシア・タイ・マレーシア・ベトナム 日本 中国
インド、NIEs、ASEAN5 米国
中南米
EU
その他
0 2 4 6 8 10 12
H2(1990) H12(2000) H22(2010) H30(2018)
(%)
(年)
地域別実質GDPの推移(米ドル換算)
H23(2011)年 H27(2015)年
全国 686,246 907,896
福岡県 (うち技能実習生15,556 2,651人(17.0%))
26,323 (うち技能実習生 3,830人(14.6%))
外国人労働者数の推移
- 12 -
3 労働力の需給状況
(1)雇用・失業の情勢
本県の雇用情勢は、平成 20 年秋のリーマンショックに端を発する経済危機
以降急激に悪化し、平成 21 年度には有効求人倍率が 0.41 倍まで落ち込みまし
た。その後、緩やかな景気回復に伴い上昇基調となり、平成 28 年 12 月現在は
1.40 倍にまで回復していますが、全国平均より 0.03 ポイント下回っています。
また、完全失業率についても、平成 21 年 7~9 月期の 6.1%から平成 28 年 7
~9 月期には 3.7%まで減少し、雇用状況が回復しています。
このように本県の雇用情勢は地域間の差はあるものの、着実に改善が進んで
います。
出所:福岡労働局
0.77
0.45
0.56 0.68
0.82 0.97 1.11 1.23 1.43 0.58 0.41
0.50 0.60
0.72 0.83 1.00 1.16 1.40 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 1.20 1.40 1.60
平成20年度 (2008年度)
平成21年度 (2009年度)
平成22年度 (2010年度)
平成23年度 (2011年度)
平成24年度 (2012年度)
平成25年度 (2013年度)
平成26年度 (2014年度)
平成27年度 (2015年度)
平成28(2016).12月
有効求人倍率の推移
(%) 全
国
福 岡 県
出所:福岡労働局
3.9 4.6
5.2 5.4 5.0 5.1
5.3 5.1
4.8 4.8 4.8 4.5
4.3 4.5 4.6
4.3 4.0
4.3 4.2 4.0
3.7 3.7 3.7 3.6 3.3
3.5 3.4 3.4 3.1 3.2 3.3 3.1 4.9
5.3 5.6
6.1
5.9 6.0 6.0 6.1
5.8 5.9 5.6 5.7
5.3 5.3 5.4 5.4
4.8 5.0 5.1
5.2
4.6 4.8 4.6 4.6
4.2 4.2 4.2 4.3
3.7
3.4 3.6 3.7
3.0 4.0 5.0 6.0 7.0
完全失業率の推移
(%)
福 岡 県
- 13 -
(2)職業別の求人・求職状況
本県の職業別の求人・求職状況をみると、ものづくり分野に関連する「専門
的・技術的職業」、「生産工程の職業」、「建設・採掘の職業」や、「サービスの
職業」などは求人数が求職者数を大きく上回り、特に「建設・採掘の職業」は
有効求人倍率が 3.17 倍と非常に高くなっています。一方、「事務的職業」は、
求職者数 21,789 人と多いものの、有効求人倍率は 0.46 倍と低いなど、求人・
求職において職業によるミスマッチが生じています。
出所:福岡労働局
(3)産業別の新規求人状況
平成 27 年度の本県の産業別新規求人状況をみると、「医療、福祉」が新規求
人数 106,489 人と最も多く、全求人数の 23.7%を占めています。
次いで「卸売業、小売業」(92,454 人)、「サービス業(他に分類されないも
の)」(62,738 人)、「宿泊業、飲食サービス業」(29,932 人)、「建設業」(28,302
人)、「製造業」(27,919 人)などで多くなっています(P14 「平成 27 年度
新規求人の状況」参照)。
515 20,462 9,951 13,668 24,094 1,955 340 8,594 4,843 3,558 8,396 303 11,164 21,789 7,369 8,383
428 300 4,273
2,475 1,121 9,617 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 4.50 5.00 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000
管
理
的
職
業
専
門
的
・技
術
的
職
業
事
務
的
職
業
販
売
の
職
業
サ
ー
ビ
ス
の
職
業
保
安
の
職
業
農
林
漁
業
の
職
業
生
産
工
程
の
職
業
輸
送
・機
械
運
転
の
職
業
建
設
・採
掘
の
職
業
運
輸
・清
掃
等
の
職
業
求人数
求職者数
有効求人倍率
(人) (%)
職業別有効求人数・求職者数(H28(2016).12月)
有効
- 14 -
(4)人手不足分野の雇用情勢
全国的に雇用情勢が改善し労働需要が高まる中、県内の一部の分野において
は、人手不足が一層深刻となっています。
平成 26 年の県内の建設業就業者は約 15 万 3千人であり、平成 21 年の約 19
万1千人から約 3 万 8 千人、率にして約 20%減少(P8 「産業大分類別の従業
者数の H21(2009)-H26(2014)の比較」参照)しています。また、建設躯体工事
は、平成 24 年度の有効求人倍率は 5.98 倍でしたが、平成 27 年度は 7.23 倍と
なっています。今後、東日本大震災の復興需要や平成 32 年東京オリンピッ
ク・パラリンピック開催に向けた建設投資の増加等による人材不足が顕著にな
ると予想されます。
情報処理・通信技術者は、情報通信機器の保有数の増加や電子商取引の増加
等の影響もあり、平成 24 年度の有効求人倍率は 1.38 倍でしたが、平成 27 年度
は 3.03 倍となっており、急速に人手不足が進んでいます。
社会福祉の専門的職業(保育士等)は、平成 24 年度の有効求人倍率は 1.56
倍でしたが、平成 27 年度は 2.36 倍となっています。保育士の不足等もあり、
求人倍率が高くなっています。
高齢化が進み、その重要性が高まっている医療・福祉分野の介護サービスに
ついても、人手不足が問題となっており、平成 24 年度の有効求人倍率は 1.49
倍でしたが、平成 27 年度は 2.13 倍となっています。 平成27年度 新規求人の状況(新規学卒を除きパートタイムを含む)
新規求人数(人) 構成比(%)
農,林,漁業 1,348 0.3%
鉱業,採石業,砂利採取業 80 0.0%
建設業 28,302 6.3%
製造業 27,919 6.2%
電気・ガス・熱供給・水道業 263 0.1%
情報通信業 12,519 2.8%
運輸業,郵便業 25,574 5.7%
卸売業,小売業 92,454 20.5%
金融業,保険業 3,083 0.7%
不動産業,物品賃貸業 9,466 2.1%
学術研究,専門・技術サービス業 17,903 4.0%
宿泊業,飲食サービス業 29,932 6.6%
生活関連サービス業,娯楽業 19,542 4.3%
教育,学習支援業 6,427 1.4%
医療,福祉 106,489 23.7%
複合サービス事業 1,939 0.4%
サービス業(他に分類されないもの) 62,738 13.9% 公務(他に分類されるものを除く)・その他 4,282 1.0% 出所:福岡労働局 産業
- 15 -
近年、県内を訪問する観光客、特に外国人観光客が増え続けており、平成 27
年の外国人入国者数が過去最高(P10 「福岡県の外国人入国者数の推移」参照)
となるなど、本県にとって急増する外国人観光客の受入体制の整備は喫緊の課
題であり、こうした観光需要に対応できる専門人材の育成、体制整備が求めら
れています。
農業者の高齢化が進行し、農業の生産力の低下に歯止めをかけるには、産地
の将来を担う新規就農者や農業法人等を支える雇用就農者など、本県農業を担
う人材の確保・育成が大きな課題となっています。
4 労働者を取り巻く状況
(1)若年者の全国的な雇用状況
若年者の完全失業率は、全国ベースでみると全年齢に比べて高い水準で推移
しており、平成 27 年は全体の完全失業率が 3.4%であるのに対し、15~19 歳 は 5.1%、20~24 歳は 5.6%となっています。
15 歳から 34 歳の若年者が離職した理由は、「労働時間・休日・休暇の条件が
よくなかった」が 22.2%、「人間関係がよくなかった」が 19.6%、「仕事が自分
に合わない」が 18.8%となっています。
また、若年無業者※いわゆるニートについては、平成 27 年は全国で 56 万人
となり、年齢階級別にみると、25~29 歳及び30~34 歳が 17 万人と最も多く、
次いで 20~24 歳が 14 万人となっています。なお、25~29 歳における若年無業
者の人口に対する割合は 2.6%となり、前年に比べ 0.2 ポイント上昇していま
す。
なお、本県の新規学卒者の就職状況をみると、平成 28 年 3 月末の就職率は、
高卒者が 99.0%、大卒者が 91.4%と最高値を更新していますが、卒業後 3 年
以内の離職率は全国平均よりも高くなっています。(P17 「新規学卒者の就職
状況」「県内の新規学卒者の卒業後 3 年以内の離職率」参照)。
※若年無業者:15 歳~34 歳の非労働力人口のうち家事も通学もしていない者 H24年度
(2012年度)
H25年度 (2013年度)
H26年度 (2014年度)
H27年度 (2015年度)
建設躯体工事 5.98 7.59 8.33 7.23
建設(建設躯体工事を除く) 2.13 2.71 3.25 3.56
情報処理・通信技術者 1.38 1.93 2.52 3.03
社会福祉の専門的職業(保育士等) 1.56 1.62 2.04 2.36
介護サービス 1.49 1.58 1.9 2.13
保健師・助産師・看護師 1.92 1.87 1.92 1.95
人手不足分野における有効求人倍率の推移
(単位:倍)
出所:福岡労働局(職業安定業務年報(職業別常用求人・求職・就職状況))
H17年 (2005年)
H22年 (2010年)
H27年 (2015年) 54.4% 58.2% 60.2%
注:高齢化率とは総数に占める65歳以上の割合 出所:農林水産省統計局「世界農林業センサス)
県内農業者の高齢化率
H17年 (2005年)
H22年 (2010年)
H27年 (2015年)
54.4% 58.2% 60.2%
注:高齢化率とは総数に占める65歳以上の割合 出所:農林水産省統計部「農林業センサス)
- 16 -
総務省統計局「平成27年 労働力調査」 4.4
4.1 3.9 4.0
5.1 5.1 4.6 4.3 4.0 3.6 3.4 10.2 9.4 8.7 8.0
9.6 9.8 9.2
7.9 6.4 6.2 5.1 8.4 7.7 7.5 7.1 9.0 9.1 8.2 7.9 7.0 6.3 5.6 6.2 6.0 5.7 6.0 7.1 7.1 6.5 6.4 6.2 5.2 5.1 5.0 4.6 4.2 4.5 5.8 5.4 5.0 4.6 4.4 4.0 4.1 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0
H17年
(2005年) (2006年)H18年 (2007年)H19年 (2008年)H20年 (2009年)H21年 (2010年)H22年 (2011年)H23年 (2012年)H24年 (2013年)H25年 (2014年)H26年 (2015年)H27年
全年齢計 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳
(%) 15~19歳 全国の若年失業率の推移
25~29歳 20~24歳
30~34歳 全年齢計
出所:厚生労働省「平成25年若年者雇用実態調査」
0 5 10 15 20 25
介護、看護のため 独立して事業をはじめるため 家業をつぐまたは手伝うため 責任のある仕事を任せられたかった 1つの会社に長く勤務する気がなかったため 倒産、整理解雇または希望退職に応じたため 雇用期間の満了・雇止め 自分の技術・能力が活かせられなかった 健康上の理由 不安定な雇用状態が嫌だった 結婚、子育てのため ノルマや責任が重すぎた 会社に将来性がない 賃金の条件がよくなかった 仕事が自分に合わない 人間関係がよくなかった 労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった
はじめて勤務した会社を離職した理由(複数回答3つまで)
(%)
総数 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 総数 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳
H17(2005)年 64 9 16 20 19 2.0 1.4 2.1 2.3 1.9
H18(2006)年 62 10 17 18 18 1.9 1.6 2.3 2.2 1.9
H19(2007)年 62 9 16 18 18 2.0 1.4 2.2 2.3 1.9
H20(2008)年 64 9 16 18 19 2.1 1.4 2.3 2.4 2.1
H21(2009)年 63 10 16 18 18 2.2 1.6 2.3 2.4 2.0
H22(2010)年 60 9 15 17 17 2.1 1.5 2.3 2.3 2.0
H23(2011)年 61 9 15 18 19 2.2 1.5 2.3 2.5 2.3
H24(2012)年 63 9 17 18 18 2.3 1.5 2.7 2.5 2.3
H25(2013)年 60 9 15 17 18 2.2 1.5 2.4 2.5 2.3
H26(2014)年 56 8 14 16 18 2.1 1.3 2.3 2.4 2.4
H27(2015)年 56 8 14 17 17 2.1 1.3 2.3 2.6 2.3
総務省統計局「平成27年労働力調査」 注)総数は、「15歳~34歳」の表章単位の数値の合計とした。両年齢階級については、千人単位を四捨五入しているため、内訳の合計とは必ずしも一致しない。
年齢階級別若年無業者数の推移(全国)
- 17 -
ち
(2)女性の雇用状況
本県の女性の就業率は、ここ 10 年を比較すると、ほとんどの年代で増加し
ており、働く女性は増えています。
30 代女性の就業率が低くなるいわゆる「M字型カーブ」は依然として見られ、
結婚や出産を機に退職する女性も多い(全国の状況で約 60%:国立社会保障・
人口問題研究所「第 14 回出生動向基本調査(夫婦調査)」参照」)ものの、M字
の底は 10 年前に比べて浅くなっています。
福岡県における子育て期(25~44 歳)の女性の平成 24 年の就業率は、全国
とほぼ同率の 70.3%となっています。
働いていない子育て期の女性約 20.3 万人のうち、約 12.3 万人(60.6%)が
就業を希望し、そのうち求職活動をしていない人が約 7.1 万人(57.7%)とな
っており、その中の約 4 万人が「出産・育児」を理由として挙げています。
[女性の年齢階級別就業率]
総務省:就業構造基本調査 0
10 20 30 40 50 60 70 80
15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~ 福岡県・H14 福岡県・H24 全国・H14 全国・H24
平成 24 年(実線…福岡県、破線…全国)
平成 14 年(実線…福岡県、破線…全国) (%)
福岡労働局 新規学校卒業者の求人・求人・就職内定状況(H28.3月末)
96.0
94.4
92.1 94.6
95.4 96.4
98.4 98.7 99.0
87.4 86.7
82.5
84.5 85.4
88.5
90.2 91.1 91.4
80.0 85.0 90.0 95.0 100.0
H19年度 (2007年度)
H20年度 (2008年度)
H21年度 (2009年度)
H22年度 (2010年度)
H23年度 (2011年度)
H24年度 (2012年度)
H25年度 (2013年度)
H26年度 (2014年度)
H27年度 (2015年度)
新規大卒者等
(%) 新規学卒者の就職状況(福岡県)
- 18 -
(子育て期(25 歳から 44 歳)の女性の就業人口)
全 国 福岡県
総数 就業人口 就業率 総数 就業人口 就業率
平成 14(2002)年 17,315,000 11,051,700 63.8% 686,100 443,200 64.6%
平成 24(2012)年 16,639,800 11,654,200 70.0% 682,600 479,900 70.3%
総務省:就業構造基本調査
(3)非正規雇用労働者の状況
本県の雇用者を雇用形態別にみると、正規雇用労働者は平成 24 年で約 122
万 6千人(構成比 60.0%)となり、平成 19 年より約 5 万 2千人(4.1%)減
少しています。
一方、非正規雇用労働者は約 81 万 6 千人(構成比 40.0%)で、約 8 万人
(10.8%)増加しています。そのうち、パートは 5 万人増加して約 38 万 2千
人となっており、非正規雇用労働者全体に占める割合も上昇しています。また
契約・嘱託も 4 万人増加して約 17 万 2千人となっています。
このように本県の雇用形態は正規雇用労働者が減少する一方、パートなど
の非正規雇用労働者の占める割合が増加しており、完全失業率の改善は、こ
のような非正規雇用労働者の増加が反映された結果です。
[福岡県の女性(25 歳~44 歳)の就業希望状況・求職状況] 総務省:H24 年就業構造基本調査
25~44 歳の
仕事をしていない女性 20.3万人(100%)
就職を 希望しているか
非就業希望 7.9 万人(38.9%) 就職を希望
12.3万人(60.6%)
実際に求職活動を しているか
していない 7.1万人(57.7%)
不明
している 5.2 万人(42.3%)
求職活動を していない理由
パート アルバイト 派遣職員 契約・嘱託 その他
H19(2007)年 2,015,700 1,278,200 736,600 331,600 167,000 62,100 131,900 44,000
構成比 100.0 63.4 36.6 16.5 8.3 3.1 6.5 2.2
H24(2012)年 2,042,000 1,225,900 816,200 381,600 177,500 46,300 171,900 38,900
構成比 100.0 60.0 40.0 18.7 8.7 2.3 8.4 1.9
出所:総務省統計局「平成24年就業構造基本調査」
(注):雇用者総数に分類不能・不詳等の数値を含むため、また、100人未満の位で四捨五入しているため、総数と内訳の合計とは必ずしも一致しない。
雇用形態別雇用者数の推移(福岡県)
(単位:人、%)
区分 雇用者
(役員を除く)
正規雇用 労働者
- 19 -
(4)中高年者や高齢者の雇用状況
中高年者は、企業側の求人ニーズのハードルが高い上、求職者側の希望職種
と実際の求人職種とのミスマッチが存在し、一旦離職すると再就職が難しく、
失業期間が長期化する傾向にあります。
高齢者については、老年人口(65 歳以上)が年少人口を上回っており、その
開きは今後拡大していくとされています(P3 「福岡県の総人口の推移と見通
し」参照)。
「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」では、65 歳までの安定した雇用
を確保するため、企業に「定年制の廃止」、「定年の引き上げ」、「継続雇用制度
の導入」のいずれかの措置を求めており、平成 21 年の 60 歳以上の雇用者は約
8.7 万人だったのが、平成 27 年においては約 12.1 万人にまで増加しています。
また、本県では「70 歳現役社会づくり」を推進しており、65 歳以上の労働者
も増えてきています。平成 21 年の 65 歳以上の高齢者は約 2.3 万人だったのが、
平成 27 年においては約 4.3 万人にまで増加しており、働く高齢者が増えてきて
います。
年齢計 24歳以下 25~34歳 35~44歳 45~54歳 55~64歳 65歳以上
平成25年度 12.7% 7.0% 10.1% 11.7% 16.1% 19.1% 7.9%
平成26年度 11.8% 6.7% 9.7% 10.9% 14.4% 17.7% 8.0%
平成27年度 11.2% 6.5% 9.3% 10.2% 13.3% 16.8% 7.5%
出所:厚生労働省 求職者の求職期間の動向
(注)求職期間が181日以上である求職者を長期求職者とした。
長期求職者の割合は、求職期間計の求職者に対する長期求職者の割合である。
年齢階級別にみた長期求職者の割合
出所:福岡労働局
87
93
104 108
108 114 121
23 23 25 27
31
37 43
0 20 40 60 80 100 120 140
H21年
(2009年) H22年
(2010年) H23年
(2011年) H24年
(2012年) H25年
(2013年) H26年
(2014年) H27年
(2015年)
(千人)
年齢別労働者数の推移(31人以上規模企業)(福岡県)
60歳以上
- 20 -
(5) 障がい者の雇用状況
本県における障がい者の新規求職申込件数は増加傾向にあり、職業的自立を
目指す障がい者が増えています。就職件数も増加傾向にありますが、新規求職
申込件数とは大きな差があります。
平成 25 年度から民間企業(50 人以上規模の企業)の法定雇用率が 1.8%か
ら 2.0%になり、さらに平成 30 年度には精神障害者保健福祉手帳を持つ精神
障がい者が法定雇用率の算定基礎に加わるなど障がい者雇用を取り巻く状況が
変化しています。
障がい者における新規求職者の就職率は、平成 26 年には 50%を超えており、
また民間企業における障がい者の雇用率は年々増えているものの、法定雇用率
の達成には至っておらず、更に就職者数を増やしていく必要があります。
また、最近では精神障がい者や発達障がい者、難病患者の新規求職申込件数
が増加傾向にあり、その就職支援に要する環境整備も必要になっています。
計 身体
障がい者 障がい者知的 障がい者精神 障がい者発達 障がい者難病 障がい者その他 計 新規求職者の就職率 障がい者身体 障がい者知的 障がい者精神 障がい者発達 障がい者難病 障がい者その他
H19(2007)年度 4,836 3,203 766 801 - - 66 1,783 36.9% 1,175 339 253 - - 16
H20(2008)年度 4,963 3,164 791 938 - - 70 1,810 36.5% 1,122 386 290 - - 12
H21(2009)年度 5,536 3,362 923 1,130 - - 121 1,965 35.5% 1,120 393 419 - - 33
H22(2010)年度 5,726 3,290 937 1,373 - - 126 2,249 39.3% 1,237 456 515 - - 41
H23(2011)年度 6,612 3,587 1,033 1,830 34 46 82 2,451 37.1% 1,300 461 644 5 15 26
H24(2012)年度 7,022 3,428 1,217 2,187 58 83 49 3,055 43.5% 1,447 603 960 12 23 10
H25(2013)年度 7,268 3,203 1,214 2,638 63 103 47 3,439 47.3% 1,418 655 1,311 18 30 7
H26(2014)年度 7,783 3,130 1,296 3,078 86 143 50 4,081 52.4% 1,427 809 1,735 25 64 21
H27(2015)年度 8,463 3,268 1,433 3,403 94 187 78 4,267 50.4% 1,461 845 1,828 34 68 31 県内障がい者の職業紹介事業
区分
新規求職申込件数 就職件数
出所:福岡労働局
H24年 (2012年)
H25年 (2013年)
H26年 (2014年)
H27年 (2015年)
H28年 (2016年)
1.69% 1.76% 1.80% 1.88% 1.95% 障がい者雇用率(福岡県)の推移
- 21 -
5 企業における人材育成
本県内の事業所(調査に回答があったものづくり分野 100事業所、非ものづく
り分野 24事業所うち300 人以下の企業が約 9 割)における人材育成に関する課題
としては、「人材育成を行う時間がない」(50.8%)、「指導する人材が不足し
ている」(49.2%)が多く、「育成してもすぐ辞めてしまう」(24.2%)、「金
銭的余裕がない」(19.4%)、「適切な教育訓練機関がない」(14.5%)と続い
ています。このことから、従業員数の少ない中小企業にとっては人材育成を実施
するための時間、人材、費用の確保が難しい実情がうかがえます。
従業員数 事業所数 割合
1~29名以下 72社 58.1%
30~99名 26社 21.0%
100~299名 12社 9.7%
300~499名 7社 5.6%
500~999名 5社 4.0%
1000名以上 2社 1.6%
124社 100.0% 回答事業所の従業員規模
88.8%
(調査対象事業所数:124社(複数回答あり))
項目 社 割合
人材育成を行う時間がない 63 50.8%
指導する人材が不足している。 61 49.2%
育成してもすぐ辞めてしまう 30 24.2%
金銭的余裕がない 24 19.4%
適切な教育訓練機関がない 18 14.5%
訓練計画の立て方がわからない 9 7.3%
訓練効果の測り方がわからない 5 4.0%
従業員の強み・弱みの確認の仕方がわからない 12 9.7%
- 22 -
第 9 次福岡県職業能力開発計画を策定した平成 23 年当時の経済情勢をみると、
平成 20 年 9 月のリーマンショックを契機とした世界同時不況から緩やかな回復が
見られるものの、完全失業率が 6%前後の水準で推移するなど、雇用情勢は依然と
して厳しい状況にありました。
こうした経済・雇用情勢を踏まえ、第 9 次計画を策定し、各種施策を展開してき
たところです。
1 将来の成長分野と労働力需要拡大分野における人材育成の推進
システム LSI カレッジ事業や水素人材の育成、グリーンイノベーション人材育
成・雇用創造プロジェクトの推進により、成長分野の人材育成に取り組んできた
ところです。
また、人手不足が続く農業分野、福祉・介護分野や新たな雇用創出が見込める
新生活産業分野への人材移転を推進し、情報通信分野やサービス分野についても
積極的に職業訓練を進めてきました。
福祉・介護分野においては、介護分野における専門人材を養成するため、高等
技術専門校の介護サービス科に実務者研修を導入するなど、訓練カリキュラムの
充実を図り、公共訓練を実施してきましたが、介護職員の急速なニーズの増加に
加え、離職率も高いことから人手不足が常態化しています。
東日本大震災の復興需要や東京オリンピック・パラリンピックの開催により、
建設業の景況感が改善されてきており、それに伴い建設技能士の不足も顕在化し
てきました。
2 ものづくり分野における人材育成の推進
新しい技術動向等を踏まえ、高等技術専門校の施設内訓練では、自動車整備科
にハイブリッド車整備士養成訓練を、電気設備科に太陽光発電システム施工技術
者養成訓練を取り入れました。
3 海外事業展開に対応する人づくりの推進
民間教育訓練機関等を活用した委託訓練において、「英語ビジネス科」を実施し、
国際取引業務の知識や適切な英語を使ったコミュニケーション技術を習得するこ
とで、海外事業展開に必要な人材を育成してきました。
- 23 -
4 雇用のセーフティネットとしての職業訓練の推進
(1) 高等技術専門校の施設内訓練
県内 7 つの高等技術専門校において、36 科目、定員約 1,100 人規模で職業
訓練を実施しています。就職率は施設内訓練では 90%前後で推移しています が、入校者数は減少傾向にあります。(P28参照)
(2) 民間教育訓練機関等を活用した委託訓練
民間教育訓練機関等を活用した委託訓練については、リーマンショック後、
大幅に訓練定員を増やし、年間約 5,800 人規模を継続して実施しており、広
告デザイン科、作業機械免許習得科を新設するなど、産業ニーズや訓練ニー
ズに対応した科目の見直しを行ってきました。委託訓練については就職率は
70%程度で推移しています。
(3) 福岡障害者職業能力開発校における職業訓練
障害者職業能力開発校においては、就職率は施設内訓練では 60~70%程度
(P28参照)、委託訓練では 50%程度で推移しています。入校者数は減少傾向に
ありますが、近年は、精神障がい者の就労意欲の高まりにより、入校者に占め
る精神障がい者の割合が高くなっています。
5 個々の特性に合った職業能力開発の推進
年代別・対象別就職支援センター事業(P37,P38,P39,P40参照)等により、若
年者や中高年者、女性、障がい者など個々の特性にあった職業能力開発、就職支
援を進めてきました。
6 キャリア教育の推進
学校教育と連携した職業観の形成や、学校、産業界との連携による実践的な技
術、技能を習得する事業などを実施してきました。若年者の失業率は改善が見ら
れるものの、他の世代よりも失業率は依然として高くなっています(P16 「全国
の若年失業率の推移」参照)。
H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度 H28年度
全入校者数 126 124 140 140 134 133 111 104 80
精神障がい者数 12 19 27 29 33 36 36 49 32
- 24 -
7 在職者に対する職業能力開発の推進
民間の活力を活かした職業能力開発を推進するため、企業等が雇用する労働者
に対して行う職業訓練を県が認定職業訓練として認定しています。そのうち、中
小企業等に対して、福岡県認定訓練助成事業費補助金を活用し、運営費や施設設
備費の助成を行ってきました。
8 技能を尊重する社会づくりの推進
技能継承の推進については、各種啓発イベントを充実させるとともに、県独自
- 25 -
1 職業能力開発機関等の役割
生涯を通じたキャリア形成は、国や県の機関、大学、専修学校、高校、中学校、
小学校等の教育機関、職業能力開発協会等の団体、企業等の事業主などが密接に
連携を図りながら推進しています。
(1)行政の役割
県内の公共職業能力開発施設は、職業能力開発促進法(昭和 44 年法律第
64 号)に基づき、県が直接管理運営する高等技術専門校や障害者職業能力開
発校のほか、国(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)が設置す
る職業能力開発促進センター、職業能力開発大学校があります。
県は、専修学校等民間の教育訓練機関では初期投資も大きく、実施しにく
いものづくり分野を中心とした、企業や地域のニーズに沿った職業訓練を中
心に実施しており、地域の実情に応じた産業人材を育成する役割を担うとと
もに、県の産業政策と一体となって、雇用の創出や安定に向けた取組及び専
門人材の育成を行います。
職業能力開発促進センターでは、離職者の早期就職を図るため、主にもの
づくり分野の職業訓練を行うとともに、在職者に対しては、事業主等のニー
ズに基づき、産業の基盤を支える高度な職業能力を有する人材を育成するた
めの訓練を実施しています。
九州職業能力開発大学校では、技術革新に対応できる高度な知識と技能・
技術を兼ね備えた実践技能者の養成を行うとともに、将来の技術・生産管理
部門のリーダーとなる人材を養成しています。
管理者 訓練機関 訓練名 内容(H27年度)
県立高等技術専門校
福岡、戸畑、小竹、久留米、大牟田、 田川、小倉 (7校)
普通職業訓練
・定員:1,125名
・期間:1年~2年(介護のみ6か月) ・対象者:新規中卒、新規高卒、離転職者
・科目:自動車整備、溶接、機械、電気、建築、介護など
国立県営福岡障害者職業能力開発校 普通職業訓練
・定員:170名 ・期間:1年~2年
・対象者:障がい者の方(新規中卒、新規高卒、離転職者) ・科目:コンピュータ製図科、プログラム設計科など
福岡職業能力開発促進センター (ポリテクセンター)
(北九州市八幡西区、飯塚市)
普通職業訓練
・定員:1,245名 ・期間:6か月
・対象者:離転職者(雇用保険対象者) ・科目:機械加工、溶接、電気、CAD/CAMなど
九州職業能力開発大学校 (九州ポリテクカレッジ)
(北九州市小倉南区)
高度職業訓練
・定員:専門課程2年制210名、応用課程2年制170名 ・期間:専門課程2年、応用課程2年
・対象者:新規高卒(応用課程は専門課程修了者) ・科目:生産技術・機械、電気エネルギー制御、建築など 県
国
(独)高齢・障 害・求職者雇 用支援機構
- 26 -
(2)教育機関の役割
大学や専修学校は、社会に出る前の最後の学校教育課程として、より高度で
幅広い知識や技術・技能を付与することが期待されています。
小・中・高校などでは成長に応じたキャリア教育を推進しており、地域や産
業界とも連携しながら、児童生徒の望ましい職業観、勤労観を形成しています。
(3)企業等の役割
職業能力開発協会等においては、国と県との連携の下、職業能力に関する
様々な取組を行っています。
企業では、中長期的な視点に立ち、自社の労働者の能力向上を目指し、教育
訓練を計画的に取り組むことが重要となっています。また、インターンシップ やデュアルシステム※による訓練の受入れなど、地域経済における人材育成の
主要な担い手となることが求められています。
- 27 -
2 本県が管理運営する職業能力開発施設の配置状況
本県が直接管理運営を行う職業能力開発施設は県立高等技術専門校 7 校、国立
県営の福岡障害者職業能力開発校1校の計 8校があります。
この 8 校体制の下で、雇用情勢の変化に的確に対応するため、新規学卒者や雇
用のセーフティネット※としての離職者に対する職業訓練を迅速に実施するとと
もに、産業構造の変化や技術革新の進展等に対応した質の高い職業訓練を実施し
ています。
※雇用のセーフティネット・・・安心で安定した労働市場を形成し、失業者の生活を保障するた
めの雇用に関する社会的制度。公共職業安定所、雇用保険、公共職業訓練など。
■
福岡障害者職業能力開発校 福岡障害者職業能力開発校 福岡障害者職業能力開発校 福岡障害者職業能力開発校
((((北九州市若松区大字蜑住北九州市若松区大字蜑住北九州市若松区大字蜑住1728北九州市若松区大字蜑住172817281728----1)1)1)1) 機械製図、建築設計、商業デザイン、 OA事務、プログラム設計、 流通ビジネス、総合実務 計150人
● ● ● ● ● ●
戸畑高等技術専門校 戸畑高等技術専門校戸畑高等技術専門校 戸畑高等技術専門校
((((北九州市戸畑区東大谷北九州市戸畑区東大谷北九州市戸畑区東大谷北九州市戸畑区東大谷2222----1111----1)1)1)1) 機械製図、溶接、機械、 介護サービス 計130人
小倉高等技術専門校 小倉高等技術専門校 小倉高等技術専門校 小倉高等技術専門校 (北九州市小倉南区横代東町 (北九州市小倉南区横代東町 (北九州市小倉南区横代東町 (北九州市小倉南区横代東町1111----4444----1111))))
OA事務、住宅施工、左官、 アパレル工芸 計100人
田川高等技術専門校 田川高等技術専門校田川高等技術専門校 田川高等技術専門校 (田川市大字糒 (田川市大字糒 (田川市大字糒 (田川市大字糒2059205920592059))))
OA事務、電気工事、自動車 整備、木工家具、左官 計130人 福岡高等技術専門校
福岡高等技術専門校 福岡高等技術専門校 福岡高等技術専門校 (福岡市東区千早 (福岡市東区千早(福岡市東区千早 (福岡市東区千早4444----242424----1111)24)))
電気工事、自動車整備、冷凍空調 設備、製版、ソフトウェア管理、 建築、ものづくり溶接、アパレル サービス 計215人
久留米高等技術専門校 久留米高等技術専門校 久留米高等技術専門校 久留米高等技術専門校 (久留米市合川町 (久留米市合川町 (久留米市合川町 (久留米市合川町1786178617861786----2222))))
自動車整備、メカトロニクス、 介護サービス、建築 計130人
大牟田高等技術専門校 大牟田高等技術専門校 大牟田高等技術専門校 大牟田高等技術専門校 (大牟田市大字歴木 (大牟田市大字歴木 (大牟田市大字歴木 (大牟田市大字歴木475475475475))))
電気工事、OA事務、 溶接、機械 計110人
● 福岡広域生活圏
福岡広域生活圏 福岡広域生活圏 福岡広域生活圏 (人口 (人口 (人口 (人口 2,5922,5922,5922,592千人)千人)千人)千人)
筑後広域生活圏 筑後広域生活圏筑後広域生活圏 筑後広域生活圏 (人口 (人口(人口 (人口 813813813813千人)千人)千人)千人)
筑豊広域生活圏 筑豊広域生活圏筑豊広域生活圏 筑豊広域生活圏 (人口 (人口 (人口 (人口 417417417417千人)千人)千人)千人) 北九州広域生活圏
北九州広域生活圏 北九州広域生活圏 北九州広域生活圏 (人口 (人口(人口 (人口 1,2821,2821,2821,282千人)千人)千人)千人)
人口は平成27年国勢調査 定員は平成28年度入校定員 小竹高等技術専門校
小竹高等技術専門校 小竹高等技術専門校 小竹高等技術専門校 ((((鞍手郡小竹町大字新多鞍手郡小竹町大字新多鞍手郡小竹町大字新多鞍手郡小竹町大字新多514514514----2)5142)2)2)