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7ページ~15ページ 府中市景観ガイドライン(緑化編) 東京都府中市ホームページ

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Academic year: 2018

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(1)

PLANTING DESIGN GUIDELINE

7

針 指 化 緑

緑化指針

対象とする緑化空間と緑化の種類

対象とする緑化空間 4−1 対象空間別緑化指針

緑化空間

①道路空間

③大規模空間

 (公園、社寺、霊園等)

④建築物に付帯する空間

 (ビル、マンション、戸建て住宅等)

・ 街 路 樹 ・ 道 路 植 栽

・ 生 物 多 様 性 保 全 緑 化

・ 修 景 緑 化 ・ 生 け 垣 ・ 境 裁

・ 法 面 緑 化

・ 外 構 植 栽 ・ 庭 園 ・ 壁 面 緑 化

・ 屋 上 緑 化 ・ ベ ラ ン ダ 緑 化

②接道空間

 (道路に面した空間)

緑化の種類

 緑化を行う場合は、それぞれの空間や地域ごとに緑化の指針や維持管理の留意点が異なります。緑化を行う

際はそれぞれの指針に沿って行うものとします。

 緑は、設置する空間によって果たす機能や効果が異なるので、緑化を行う場合はその空間の特性を把握

し、計画することが重要です。

(2)

4−1−1 道路空間の緑化

【全体指針】

【個別指針】

 道路は、誰もが利用する空間であり、まちの骨格となっていることから、街路樹をはじめとする道路空

間の緑は、市内の緑の景観の大きな構成要素となっています。

 道路空間は、都市生態系の保全や都市環境の改善に役立つように、緑の多様な機能に配慮した緑化を行

うものとします。

馬場大門のけやき並木や多摩川、府中崖線、国分寺崖線、浅間山をはじめとする緑のネットワー

クを強化し、緑の相乗効果を高める。

歩行者や自動車等の利用主体による見え方の違いに配慮する。

歩車道の分離や、道路の方向を案内する等、道路空間の安全性を高める。

花や実、紅葉等季節の変化を感じさせる樹種を取り入れる。

良好な樹形を維持するため、病虫害や排気ガス等の生育阻害要因に対して適応性の高い樹種を選

定する。

野鳥や昆虫等の通り道や採餌空間としての機能に配慮した緑化空間を形成する。

①街路樹

  樹木ごとの自然樹形を生かすとともに、通行の妨げとなりにくい形態の樹種を選定する。

②道路植栽

  環境施設帯 やバス停留所等の周辺では、快適性の高い緑化空間を形成する。また、市民の憩 

  いの場となる緑化空間を創出する。

  法面は原則として緑化し、緑の連続性を高める。 4

針 指 化 緑

(3)

PLANTING DESIGN GUIDELINE

9

針 指 化 緑 既存の樹木、樹林等を

取り入れた街路樹

災害時の延焼防止効果や、避難路として

の防災機能を高める緑化

排気ガス、騒音等の緩和を図る緑化 限られた植栽面積における

多様性のある緑化

騒音の防止に配慮した緑化 ( 東八道路 )  環境を保全し緑をネットワークする法面緑化

( 府3・3・8)

アイストップ になっているケヤキ ( 美術館通り ) 市の木を使用したケヤキ並木 ( 競馬場通り )

(4)

4−1−2 接道空間の緑化

【全体指針】

【個別指針】

 接道空間の緑は、多くの人の目に触れることから、道路空間の緑と同様に、まちの景観を形成する重要

な要素です。そのため、緑の連続性の向上に配慮した緑化を行うものとします。

既存の緑を生かした緑化を行う。

既存の塀やフェンスは、原則として後退させ、道路側に緑を配置する。

塀やフェンス、建築物や構造物がある場合は、ツル植物やプランターを配置する等、緑の連続性

に配慮する。

緑化空間の規模に応じた多様な樹種を用いる。

接道部が駐車場等となる場合、植裁帯の設置や地盤面を地被植物で覆う等、緑の連続性を維持する。

病虫害や排気ガス等、生育阻害要因に対して適応性の高い樹種を選定する。

沿道のセットバックにより緑化空間を確保し、緑豊かな空間を形成する。

①生け垣

  萌芽力が強く、刈り込みに耐える樹種を選定する。

  日照、風通し、土壌水分等、植裁場所の環境条件に適応可能な樹種を選定する。

②境栽

  道路に面した建築物の設備等は、緑により修景する。

  敷地内の緑が外側から見えるよう、高さを抑え開放的なデザインとし、内側の植栽を見せる工夫

  をする。

③法面緑化

  法面は原則として緑化し、緑の連続性を高める。 

(5)

PLANTING DESIGN GUIDELINE

11

針 指 化 緑 既存の樹木や植生を

残す緑

限られた植栽面積における

多様性のある緑化

奥行きや広がりが感じられるよう、道路側を

低くし、敷地内側を高くした植栽 連続性の維持に配慮した緑化

まち並みに彩りを与えるプランター

( 馬場大門のけやき並木 )

壁面後退空間の緑化 ( 府中町 )

後退させたフェンスと組合わせた境栽

( 府中町 )

フェンスの改善例

( フェンスを後退させる )

(6)

針 指 化 緑

4−1−3 大規模空間の緑化

【全体指針】

【個別指針】

 大規模空間の緑は、府中市の緑の核として、まちに個性を与えるとともに、地域に潤いと安らぎをもた

らしています。また、生き物の生息拠点としての役割も重要です。大規模空間では、まとまった緑の機能

や役割を生かすような緑化を行うものとします。

緑の核を形成する貴重な空間であることを踏まえ、大径木などの樹木を配置する。

地域に適した緑を中心に構成し、緑の核として良好な景観形成を先導する。

開発事業等を行う場合は、既存の大径木や良好な樹木は可能な限り、保全または移植を行い、や

むを得ない場合は、それにかわる大径木や樹木による緑化を行う。。

敷地の利用内容や利用動線に合わせ、機能を明確にしながら、緑を効果的に配置する。

防風、大気浄化、ヒートアイランド現象の緩和等、都市気候の安定に効果のある緑化を行う。

災害時等にも活用できる周囲の緑と連続したオープンスペースを確保する。

生き物の生息空間に配慮し、周辺の緑地等と連携したビオトープネットワーク を形成するため

の拠点とする。

①生物多様性保全緑化

  立ち入りを制限する区域を設ける等、自然的な空間を確保する。

  生き物が採餌やすみかとして利用できる樹種を植栽し、多様な生物が生息できる空間を創出する。

②修景緑化

  季節の移り変わりを楽しめるような草花や、多様な樹種を取り入れる。

  シンボルツリー、府中の名木百選、保存樹木等を生かし、地域の個性を高める。

(7)

PLANTING DESIGN GUIDELINE

13

針 指 化 緑 既存の樹木や植生を

残す緑

周囲の緑との連続性を確保する緑化

機能や利用動線に配慮した緑化

地域の個性を高めるシンボル的な緑 ( 東京農工大学 ) 武蔵野の雑木林が残る公園 ( 武蔵台公園)

豊かな緑とオープンスペースのある公園

(郷土の森公園)

生き物の生息空間になるまとまった緑

( 郷土の森公園 )

(8)

4−1−4 建築物に付帯する空間の緑化

【全体指針】

【個別指針】

 建築物に付帯する空間の緑は、人工的な空間に潤いや安らぎ、季節感を与えるほか、建築物の圧迫感を

軽減し、イメージを高めることができます。これらに加え、地域の環境改善にも配慮した積極的な緑化を

行うこととします。

消火活動や避難時に支障が生じないよう緑を配置する。

周辺の緑との連続性や調和に配慮し、周辺も含めた景観や環境を向上させる。

地上部における緑化を基本とし、屋根や壁面、ベランダも緑化空間として活用する。

地上だけでなく、様々な位置から見られることを踏まえ、屋上や壁面においても景観に配慮する。

通路や駐車場等の地盤面は透水性とし、地被類と組み合わせる。

花木や実木、草花等、まち並みに彩りを与える緑を用いる。

②庭園

  環境条件を十分考慮し、緑の特性や将来の樹形に配慮した計画を行う。

  まち全体の緑の個性と豊かさを育てる共有の財産として、敷地外からの見え方にも配慮する。

⑤ベランダ緑化

  季節感を高めるとともに、まち並みに彩りや変化を与える草花を配置する。 ①外構植栽

  樹種や樹形・配植密度に配慮して計画する。

  長期安定的に緑を保全するために、できるだけ地域の植生から選択する。さらに、高木、中木、

とする。 ④屋上緑化

  道路などの公共空間から見ることのできる場所に緑を配置する。

  緑化計画にあたっては、植物の成長により、荷重の増加や根の侵入、土壌水分の停滞による建

  築物への影響が起きる場合があることを考慮する。

  高木、中木、低木を組み合わせた多層構造の形成等に配慮し、多様な生き物が生息可能な空間 低木を組み合わせた多層構造の形成等にも配慮し、多様な生き物が生息可能な空間とする。

③壁面緑化

  建築物の直線的な景観を和らげ、意匠性を向上させる工夫を施す。

  登はん型や下垂型等 、建築物の形態に十分配慮した手法を選択する。

  長期的に維持・保全できるよう、樹種の選定に配慮し、植裁土量を確保する。

※11

(9)

針 指 化 緑

緑のまち並みを広げる壁面緑化

PLANTING DESIGN GUIDELINE

15 道路から見える屋上緑化(六本木) 樹種に変化をつけた壁面緑化(麻布十番)

壁面に彩りを与えるベランダ緑化 ( 六本木 ) 周囲から眺められる庭園(晴見町) まち並みのアクセントとなるベランダ緑化

建築物の高さに配慮し、適正な維持管理ができる

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